JPH032878Y2 - - Google Patents

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JPH032878Y2
JPH032878Y2 JP1981039990U JP3999081U JPH032878Y2 JP H032878 Y2 JPH032878 Y2 JP H032878Y2 JP 1981039990 U JP1981039990 U JP 1981039990U JP 3999081 U JP3999081 U JP 3999081U JP H032878 Y2 JPH032878 Y2 JP H032878Y2
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chassis
guide cylinder
operating knob
cabinet
electric quantity
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JP1981039990U
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JPS57153291U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、回転式スイツチやボリユーム、バリ
コン等の回転式電気量可変素子を操作するための
回転操作装置に関するものである。
携帯用のラジオ受信機や携帯用のカセツト式テ
ープレコーダ等の電子機器において、ボリユーム
やチユーニング用のバリコン等を操作するために
回転操作装置を用いることが多い。ところが、従
来のこの種回転操作装置においては、その操作摘
子がボリユーム等の被操作子すなわち回転軸に直
接結合されており、この操作摘子とキヤビネツト
との間には何ら位置規制がなされていなかつた。
一方ボリユーム等の取付けられたプリント基板は
通常キヤビネツト内のシヤーシに取付けられる
が、そのプリント基板の取付け時にシヤーシに対
して位置ずれを発生し易い。そしてこの結果操作
摘子とキヤビネツトとが位置ずれを起し、例えば
キヤビネツトに設けられた表示や操作摘子が嵌合
された凹部に対して操作摘子がずれてしまつたり
して、外観体裁が悪くなり、商品価値を著しく低
下させてしまうという欠点があつた。特に、小型
でかつ薄型の携帯用機器において、操作摘子をキ
ヤビネツトの外面に設けた凹部内に配したような
場合には、この凹部の内壁面と操作摘子の外周と
の間の隙間が不均一になる為、この凹部内での操
作摘子の位置ずれが目立ちやすく、従つて特に外
観体栽が悪くなつてしまう。また、上述のような
従来の構成では、プリント基板の弾性等によつて
操作摘子がその回転方向以外の方向にも動くの
で、操作装置の操作感がよくないという欠点もあ
つた。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたも
のであつて、できるだけ簡単な構造でもつて操作
摘子とキヤビネツトとの間の位置ずれをなくそう
とするものである。
以下、携帯用ラジオ受信機におけるボリユーム
用の回転操作装置に本考案を適用した一実施例に
つき図面を参照して説明する。
第1図〜第5図に示すように、本実施例による
ラジオ受信機は極めて小型かつ薄型のものであつ
て、ABS樹脂等の合成樹脂からなるキヤビネツ
ト1の上端部外面に設けられた凹部2内にボリユ
ーム用の操作摘子3が配されている。この凹部2
は、例えばラジオ受信機を衣服等のポケツトに収
納するときに、操作摘子3が邪魔にならないよう
にするためのものである。第1図〜第3図に示す
ように、この凹部2の正面開口4の形状は、
ABS樹脂等の合成樹脂からほゞ円板状に構成さ
れた操作摘子3の外周形状に対応する円の一部と
して形成されており、操作摘子3はその一部が凹
部2の上面開口5を通じてキヤビネツト1の上方
へ突出して配されている。操作摘子3は、このキ
ヤビネツト1からの突出部を指等で操作すること
により回転操作される。この目的のために、操作
摘子3の外周部には、ローレツトと呼ばれる滑り
止めの凹凸部6が設けられている。なお、キヤビ
ネツト1の上面には、第3図に明示するように、
操作摘子3の突出高さとほゞ同じ高さのチユーニ
ング用表示板7が設けられており、操作摘子3の
キヤビネツト1からの突出部が例えば衣服等に接
触して不用意に操作されることがチユーニング用
表示板7によつてある程度防止される。
第2図、第4図および第5図に示すように、操
作摘子3はガイド本体8を介してボリユーム9の
回転軸10に結合されでる。すなわち、操作摘子
3は、その裏面側に一体的に設けられた筒状の軸
部すなわち軸支部11の内部にガイド筒体8の筒
体本体部が相対的に圧入されることにより、凹部
2の底面に設けられた開口12を通じてガイド筒
体8に結合されている。その際、第7図に示すよ
うに、軸支部11の内面とガイド筒体8の外面と
の間に設けられたセレーシヨン13によつてこれ
らの間の相対的な回り止めがなされている。ビス
16によつてボリユーム9の回転軸10に結合さ
れたガイド筒体8は、ポリアセタール樹脂等のよ
うな加工精度がよくかつ表面が低摩擦性の合成樹
脂で構成されており、その底面14に筒状突出部
15が一体的に設けられている。この筒状突出部
15の内面はその横断面が、第2図および第6図
に示すように、回転軸10の断面ほゞ長円形の端
部形状に対応した形状となされており、これらが
互いに嵌合することによつてガイド筒体8と回転
軸10との間の相対的な回り止めが施されてい
る。
筒状突出部15の外周面19は円形断面に構成
されており、第4図および第5図に示すように、
この外周面19が、ABS樹脂の合成樹脂からな
るシヤーシ17に設けられた丸孔21の内周面2
0に密接することによりガイド筒体8がシヤーシ
17に回転可能に位置規制されている。また、図
示のように、ガイド筒体8の底面14もシヤーシ
17の上面18に当接しており、これによつてガ
イド筒体8はその軸方向においてもシヤーシ17
に対して位置決めされている。すなわち、ガイド
筒体8はシヤーシ17に対してその回転方向以外
のあらゆる方向に関して位置決めされている。
第4図〜第6図に示すように、シヤーシ17の
裏面側には筒状部22が一体的に設けられてお
り、プリント基板23に取付けられたボリユーム
9はこの筒状部22内に保持されて位置規制され
ている。すなわち、筒状部22の内壁面24に
は、その周方向に互いにほゞ120゜の間隔をおい
て、筒状部22の軸方向に沿つて延びる3本の突
条部25が一体的に設けられており、ボリユーム
9はこれらの突条部25に当接することによつて
筒状部22に対して精確に位置合せされている。
従つて、シヤーシ17に設けられた丸孔21とボ
リユーム9の回転軸10に取付けられたガイド本
体8とが互いに精確に心合せされた状態となつて
いる。なお、図示省略したが、本実施例において
は、プリント基板23はシヤーシ17に設けられ
た係止爪に係止されて保持されており、その際、
プリント基板23はその面方向においてシヤーシ
17に対してわずかに移動可能となされている。
このため、上述したように、このプリント基板2
3に取付けられたボリユーム9をシヤーシ17の
筒状部22によつて無理なく位置規制することが
できる。
第2図および第4図に示すように、シヤーシ1
7の側面にはほゞ矩形状の凹部26が設けられて
おり、表裏のキヤビネツト1,1′に一体的に設
けられた係止爪27がこれらの凹部26の側縁部
に係止されてキヤビネツト1,1′がシヤーシ1
7に対して位置決めされるようになつている。キ
ヤビネツト1と1′とは、これら一体的に設けら
れたボス部28を介してビス29により互いに結
合されている。
このように、本実施例においては、ラジオ受信
機のキヤビネツト1の上部外面に設けた凹部2内
に操作摘子3を配することによつて機器の小型化
かつ薄型化を図ると同時に、外周部にローレツト
6の設けられた操作摘子3をキヤビネツト1の外
面に露出させることによつてデザインの向上を図
つている。このような構成においては、操作摘子
3が凹部2内で位置ずれを起して操作摘子3の中
心と凹部2の中心とが相対的にずれたような場合
には特に目立ちやすい。そこで本実施例において
は、ボリユーム9をシヤーシ17に設けた筒状部
22内で精確に位置規制された状態に保持すると
ともに、操作摘子3をガイド本体8を介してボリ
ユーム9の回転軸10に結合し、このガイド筒体
8をシヤーシ17に設けた丸孔21に回転可能に
軸支させることによつてガイド筒体8従つて操作
摘子3をシヤーシ17に対して精確に位置規制し
ている。一方、キヤビネツト1もその係止爪27
を介してシヤーシ17に連結されており、これに
よつて、このキヤビネツト1もシヤーシ17に対
して精確に位置規制されている。要するに、本実
施例においては、操作摘子3とキヤビネツト1と
がずれてもシヤーシ17に対して精確に位置決め
されるように構成しており、これによつて操作摘
子3とキヤビネツト1との間の相対的な位置ずれ
を防止している。
また、本実施例においては、ガイド筒体8の底
面14がシヤーシ17の上面18に当接して位置
規制されるようにしているので、例えば指等によ
つて操作摘子3を押圧して回転操作したときに、
操作摘子3がその回転方向以外の方向には移動せ
ず、従つてその操作感が極めて良好となる。
以上、本考案をラジオ受信機におけるボリユー
ム用の回転操作装置に適用した一実施例につき説
明したが、本考案は、回転式スイツチやチユーニ
ング用のバリコン等、各種回転式電気量可変素子
を操作するための回転操作装置に適用可能であ
る。また本考案は、ラジオ受信機以外の各種電子
機器、例えばカセツト式テープレコーダやトラン
シーバ等にも適用可能である。
以上説明したように、本考案においては、プリ
ント基板に取り付けられた回転式電気量可変素子
を、シヤーシに一体に成形した収納部に嵌合させ
て位置決め保持すると共に、シヤーシに直接位置
決めされた状態で取り付けられるガイド筒体を介
して、この回転式電気量可変素子の回転軸を操作
摘子の軸部に連結している。従つて、やはりシヤ
ーシに位置規制された状態で取り付けられるキヤ
ビネツト等の外筐に対して操作摘子が位置ずれす
ることを効果的に防止することができる。
また、操作摘子は、シヤーシに直接取り付けら
れたガイド筒体に結合されており、かつそのガイ
ド筒体がシヤーシにより回転方向以外には移動で
きないように位置規制されているので、操作摘子
ががたつかず、その操作感がよくなる。
さらに、本考案は、その構造が簡単で、かつ部
品点数が少なくてすみ、コンパクトに構成するこ
とができるので、例えば小形かつ薄型の機器に対
しても無理なく適用することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図はラジオ受信機の外観斜視図、第2図はボ
リユーム用操作装置の分解斜視図、第3図は同上
の部分拡大正面図、第4図は第3図の−線断
面図、第5図は第3図の−線断面図、第6図
は第4図の−線断面図、第7図は第4図の
−線断面図である。 なお図面に用いた符号において、1……キヤビ
ネツト、3……操作摘子、8……ガイド筒体、9
……ボリユーム、17……シヤーシ、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 プリント基板に取り付けられた回転式電気量可
    変素子を、シヤーシに一体に成形した収納部に嵌
    合させて位置決め保持し、 操作摘子の軸部に結合される筒状本体部と、こ
    の筒状本体部の底面に設けられた小径の筒状突出
    部とが低摩擦材料により一体成形されたガイド筒
    体を設け、 このガイド筒体の前記筒状突出部を、前記シヤ
    ーシの前記収納部の底面に設けた丸孔に嵌合させ
    ると共に、前記ガイド筒体の底面を前記シヤーシ
    の表面に当接させて位置決めし、 前記回転式電気量可変素子の回転軸を前記ガイ
    ド筒体の前記筒状突出部に結合すると共に、 前記シヤーシに位置規制されて結合された外筐
    に挿通孔を設け、この外筐の外部に配された前記
    操作摘子の前記軸部をその挿通孔を通じて前記ガ
    イド筒体の前記筒状本体部に結合したことを特徴
    とする回転操作装置。
JP1981039990U 1981-03-20 1981-03-20 Expired JPH032878Y2 (ja)

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JP1981039990U JPH032878Y2 (ja) 1981-03-20 1981-03-20

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JPS57153291U JPS57153291U (ja) 1982-09-25
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JPS5352356U (ja) * 1976-10-07 1978-05-04

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JPS57153291U (ja) 1982-09-25

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