JPS5959142A - シ−ト状食品とその製造方法 - Google Patents

シ−ト状食品とその製造方法

Info

Publication number
JPS5959142A
JPS5959142A JP57141294A JP14129482A JPS5959142A JP S5959142 A JPS5959142 A JP S5959142A JP 57141294 A JP57141294 A JP 57141294A JP 14129482 A JP14129482 A JP 14129482A JP S5959142 A JPS5959142 A JP S5959142A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
flakes
added
bonito flakes
shaped food
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP57141294A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Ito
伊藤 常男
Takashi Kurihashi
隆 栗橋
Toyoichi Shinkai
新海 豊一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP57141294A priority Critical patent/JPS5959142A/ja
Publication of JPS5959142A publication Critical patent/JPS5959142A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は食用油が含浸されている削り節のシート状食品
とその製造方法に関する。
従来、この種の食品の製造方法には、削り節に結着剤(
でんぷん類、粉末水飴、蛋白質類、ガム質類、セルロー
ス、アルギン酸等)又は湿潤剤(多価アルコール類、乳
酸ナトリウム等)を添加した後、加熱加圧しあるいは加
熱せずに単に加圧して削り節同志を結着させるようにし
たり、削り節に結着剤を添加せずに加圧し或は加熱加圧
して削り節同志を結着させるようにしていた。これらの
方法で製造されたシート状食品は、時間が経つと水分が
失なわれて柔軟性に乏しくなり、折れたり割れたりし易
くなるとか、不泡和脂肪酸を含んだ魚油が酸化して味、
色、香りが劣化し易くなる。
又これらの方法では削り節を板材間に挾んで加圧した場
合剥離性が良くないとか、削り節を切削してから早目に
加圧しないと結着性が劣化して加圧したときの結着が弱
く、シート状食品が形崩れしたりばらばらになり易いと
いった難点もある。
本発明はこれらの難点を解消したシート状食品とその製
造方法に関し、シート状食品としてはそれに食用油を含
浸させたものであり、このシート状食品を製造する方法
としては次のようにしたものである。切削した削り節に
食用油を添加し、この削り節1を挟着体2に適当な面積
(例えば乾海苔と同じ大きさ)に薄く分散し、その上に
他の挟着体2を被せて両挟着体間に削り節を挟着し、そ
の挟着体2を加圧することにより削り節1同志を結着さ
せてシート状に成形するようにしたものである。
本発明で使用する削り節としては次のようなものが考え
られる。
A 鰹節、鯖節などの魚節或は煮干等を常法により前処
理し、これを厚さ20μ〜80μ、幅1.5〜2wn程
度の細刻状に削ったもの、又はこれを破砕して長さ20
〜40諭程度の細片状にすると共にそれの表面、外周等
をさ\くれ立たせたもの。
B 鰹節、鯖節等の魚節或は煮干等を厚さ20〜80μ
程度に削ったものを幅1.5〜2胴程度に細3− 刻したもの、又はこれを破砕して2〜5メツシュ程度の
大きさの、細片状にすると共にその表面、外周をさ\く
れ立たせたもの。
C鰹節、鯖節等の魚節或は煮干等を直接厚さ10μ〜7
0μ、メッシュ2〜5程度の大きさに削ってクラックを
入れたもの。
なお、これらの削り節は製品の品質保持上その水分含有
率を15〜20%にするのが望ましい。
食用油としては例えばごま油、綿実油、ショートニング
等の歳化しにくいものを使用するのが望ましく、それを
噴霧とかその他適宜の手段により添加する。添加する油
の量は成形されるシート状食品に対して0.1〜2%程
度がよい。
削り節には結着剤を添加してもしなくともよい。
結着剤(例えば、デキストリン粉末、アラビアガム粉末
等)を使用する場合はそれを食塩、化学調味料等と混合
して粉状のま\削り節に混ぜたり、澱粉、鰹エキス等と
共に水に溶いて結着剤液とじ  5て使用してもよい。
結着剤を添加しない場合は削り節にもともと含有されて
いる組織内水分を削り4− 節の表面に浸出させ、この水分に溶解またはその他の成
分と共にエマルジョン状態で安定して存在する水溶性蛋
白質を外気に接触させ変性固化させるようにする。
そのためには削り節の組織内水分がその表面に浸出する
程度の加圧力を加えることが必要で、その加圧力は削り
節の種類、分散量、含水率、厚さ、形状、品質、切削し
てから加圧するまでの経過時間等によって異なるが、少
くとも5Kg/ctn2以上とするのが望ましい。なお
、加圧は加熱せずに行ってもよく、加熱しながら行って
もよい。
削り節を加圧するに当っては第1図(イ)のように削り
節1をテフロン板、シリコンゴム板、硬質ポリエチレン
板といった離型性の良い合成樹脂製の挟着体2に薄く分
散し、その上に第1図(0)のように挟着体2を被せ、
この挟着体2の上からプレス機とかその他適宜の機械に
より加圧するのがよい。
この場合生産性を向上させるには第2図のように挟着体
2と削り節1とを数層に積層し、これを積層方向に加圧
すればよい。
挟着体2の厚さとしてはO05冒 以上のものが適し、
しかも多少弾性を有するものが望ましい。
挟着体2が弾性を有する場合には分散した削り節1の厚
さが不均一で凹凸していても加圧時に挟着体2がその凹
凸に対応して凸凹に変形するため削り節全体に略均−な
圧力が加わる。
なお、削り節は魚節だけでなく煮干から切削したもので
あってもよく、また、削り節には結着剤以外の食品、例
えば、乾海苔、トロロ昆布やオボロ昆布、梅干果肉等の
材料及び各種調味料、香辛料等を添加しておいてもよい
。この場合その添加量はシート状に結着するための結着
力が損なわれない程度にする。乾海苔を使用する場合は
例えばそれを刻んだりもんだりして削り節と同じ程度の
大きさにし、それを削り節と混合して使用する。
昆布を使用する場合は例えば5メツシュ程度の大きさに
破砕したトロロ昆布を削り節に混合したり、幅1.5〜
2調×長さ20〜30+nmに細切りしたオボロ昆布を
削り節に混合したりすればよい。
梅干果肉を使用する場合はそれを凍結乾燥させて破砕し
て削り節に混合するようにし、胡麻を使用する場合はそ
れをそのま\或は相捕して削り節に混合すればよい。
加圧成形されるシート状食品の厚さ、大きさ等は適宜選
定すればよく、例えば厚さを1間以下にすると柔軟性に
優れたものになり、大きさは乾海苔の大きさと同じ程度
にすると製造し易く、また、シート状に成形してから乾
海苔と重合接着して新たな商品を作り出すのに便利であ
る。
又、シート状に成形された食品は適宜の大きさに裁断し
たり或はそのま\の大きさで、酸素透過性が低くしかも
防湿性の高い包装材によりガス置換包装して製品とする
ことが望ましい。
本発明は斜上のように、削り節に食用油を添加してなる
ため以下のような各種効果がある。
■ 削り節が食用油に包まれて削り節の水分が飛散しに
く\なるためシート状食品の柔軟性が保持される。
■ 削り節が食用油に包まれるため不泡和脂肪酸を含ん
だ魚油の酸化速度が遅延し、従ってシー7− ト状食品の色、味、香シの劣化が少なくなる。
■ 加圧成形後挟着体2から剥すときの剥離性が良く、
従って剥すときにせっかく成形したシート状食品が割れ
たり、欠けたシすることが少なく、不良製品の発生が少
くなる。
【図面の簡単な説明】 第1図(イ)(ロ)、第2図は本発明の実施例を示す説
明図である。 (1)は削り節、(2)は挟着体。 −28ミ 8− 箆 1 区 (イ) 手続補正書 昭和57年9月16日 特許庁長官  若杉 和夫  殿 1、事件の表示 昭和57年  特  願第141294  号2、発明
の名称  シート状食品とその製造方法3、 補正をす
る者 事件との関係   !許出願人 4、代 理 人〒101 T8.03 (866) 3
3276、 補正により増加する発明の数 7、補正の対象 eR蜘jltq 発明の詳細な説明の欄8 補正の内容 別紙の通り 補正の内容 明細書3頁lヰ行目及び8頁19行目に「不泡和脂肪酸
」とあるを1不飽和脂肪酸」と訂正します0 手続補正書 昭和58年賃B:)77日 特許庁長官  若杉 和夫 殿 1、事件の表示 昭和57 年 特  願第141294号2、発明の名
称  シート状食品とその製造方法3、 補正をする者 事件との関係   特許出願人 4、代理人〒101 置O3(866) 33276、
 補正により増加する発明の数 7、補正の対象 明細書全文 明  細  書 1発明の名称 シート状食品とその製造方法 2、特許請求の範囲 (1〕  削り節を適宜の広さに分散して加圧すること
によりその削9節同志を結着させてシート状に成形した
シート状食品に食用油脂が含浸されているシート状食品
。 (2)削v節に他の食品を添加したものを使用するよう
にした特許請求の範囲第1項記載のシート状食品。 (3)削り節に結着剤を添加したものを使用するように
した特許請求の範囲第1項に記載のシート状食品。 (4)削り節に結着剤を添加しないものを使用するよう
にした特許請求の範囲第1項に記載のシート状食品。 (5)削り節に食用油脂を添加しこの削9節を加圧体の
加圧面間に適宜の広さに分散し、この削υ節を加圧体を
介して加圧することに、cv削り節同志を結着させてシ
ート状に成形するようにしたシート状食品の製造方法。 (6)加圧体としてその二つの加圧面が平面と平面、平
面と曲面または曲面と曲面のいづれかの組合せであるも
のを使用するようにした特許請求の範囲第5項に記載の
シート状食品の製造方法。 (7)削り節をその表裏が加圧面である複数枚の板状加
圧体間に交互に挾んで数層に積層し、その積層方向に加
圧するようにした特許請求の範囲第5項に記載のシート
状食品の製造方法。 (8)削り節に他の食品を添加したものを用いるように
した特許請求の範囲第5項に記載のシート状食品の製造
方法。 (9)削り節に結着剤を添加しないものを使用するよう
にした特許請求の範囲第5項に記載のシート状食品の製
造方法。 (lリ 削9節に結涜剤を添加したものを使用するよう
にした特許請求の範囲第5項に記載のシート状食品の製
造方法。 3、発明の詳細な説明 シート状食品とその製造方法に関する。 従来、この種の食品の製造方法には、削9節に結着剤(
でんぷん類、粉末水飴、蛋白質類、ガム質類、セルロー
ス、アルギン酸等)又は湿潤剤(多価アルコール類、乳
酸ナトリウム等)を添加した後、加熱加圧しあるいは加
熱せずに単に加圧して削り節同志を結着させるようにし
たv1削9節に結着剤を添加せずに加圧し或は加熱加圧
して削り節同志を結着させるようにしていた。これらの
方法で製造されたシート状食品は、時間が経つと水分が
失なわれて柔軟性に乏しくなり、折れたり破れたりし易
くなるとか、不飽和度の高い脂肪酸を含んだ削り節の魚
油が酸化して味、色、香りが劣化し易くなる。又これら
の方法では削り節を単に加圧体の加圧面間に挾んで加圧
したのでは剥離性が良くないとか、削り節を切削してか
ら早目に加圧しないと結着性が低下して加圧したときの
結着が弱く、シート状食品が形削れしたりばらばらにな
り易いといった難点もある。 本発明はこれらの難点を解消したシート状食品とその製
造方法に関(7、このシート状食品はそれに食用油脂を
含浸させたものであり、このシート状食品を製造する方
法は次のようにしたものである。例えば板状の加圧体を
用いるような場合には切削した削り節に食用油脂を添加
し、この削り節(りを加圧体(2)に適当な面積(例え
ば乾海苔と同じ大きさ)に薄くしかもできるだけ隙間の
ないように分散し、その上に他の加圧体(2)を被せて
両加圧体間に削り節を挾んで、その加圧体+2)′ff
加圧することに.J:り削り節(り同志を結着させてシ
ート状に成形するようにしたものである。 本発明で用いる加圧体としては、その二つの加圧体面が
、板材やベルトのような平面のもの、ロールのような曲
面のものを組合せて用いることができ、その組合せは平
面と平面、平面と曲面のいずれでも工い0従って上記し
た板状の加圧体を用いた例は平面と平面の組合せになる
0平面と曲面の組合せとしては例えば、ベルトとロール
の加圧体を用い、平面であるベルト上に食用油脂を添加
した削り節を分散し、その上方の一端エリ、加圧ロール
を該ベルトと等距離速度となるように共に回転加圧させ
て、削り節のシート状食品を得るようにする。曲面と曲
面の組合せでは、例えば、相対する一対のロールを加圧
体として用い、両者を等距離速度となるように左右ある
いは垂直下方へ加圧接触回転させ、その加圧面間へ食用
油脂を添加した削り節を分散投入して削り節のシート状
食品を得るようにする。 本発明で使用する削り節としては厚さが02am以下の
簿削り節であれはどのようなものでもよいが次のような
ものが望ましい。 A 鰹節、鯖節などの魚節或は照千等を常法により前処
理し、これを厚さ20p〜80μ、幅 1.5〜3朋程
度の細刻状に削ったもの、又はこれを破砕して長さ20
〜40mm程度の細片状にしたもの。 B 鰹節、鯖節等の魚節或は煮干等を常法に、J:p厚
さ20〜80μ程度に削ったものを幅15〜3mm程度
に細刻したもの、又はこれを破砕して20〜40mm程
度の細片状にしたもの。 C鰹節、鯖節等の魚節或は煮干等を直接厚さ1011〜
70μ、メッシュ2〜5程度の大きさに削ったもの。 D 鰹節、鯖節等の魚節或は煮干等を常法により、厚さ
20〜80μ程度に削ったものを破砕して、2〜5メツ
シー程朋の大きさの細片にしまたもの。 これらの削り節は製品の品質保持上その水分含有率を1
5〜20チにするのが望ましい。 食用油脂としては例えばごま油、綿実油、なたね油、と
うもろこし油、オリーブ油、落下牛油等の植物油、肝脂
、牛脂等の動物脂等の油脂をはじめ魚油等に適宜に水素
添加したショートニング等の硬化油脂、その他の油脂等
の酸化しにくいもの全1更用するのが重重しぐ、これら
は単独であるいは適宜に糾合せて用いる。また、これら
の油脂は液状油はその捷\、固形脂は加熱して液状化シ
フ、それを噴霧とかその他適宜の手段により添加する。 添加する油脂の量はその種類や成形される削り節のシー
ト状食品の味付けの有無、混用材料の種類や量によって
も異るが削り節に対して01〜5%で好丑しくは1〜3
%程度がよい。食用油脂の添加が5%以上になると、削
り節の結着性が低下し、得られるシート状食品は崩れ易
く、シかも、べたついたり、油脂の香味が強まりかえっ
て品質の低下したものになる。 削り節には結着剤を添加してもしなくともよい。結着剤
(例えば、デキストリン粉末、アラビアガム粉末等)を
使用する場合はそれを食塩、化学調味料等と混合して粉
状のま\削り節に混ぜタリ、澱粉、(樫エキス等と共に
水に溶いて結着剤液として使用してもよい。結着剤を添
加しない場合は削り節にもともと含有されている組織内
水分を削り節の表面に浸出させ、この水分の に溶解またはその仙遅分と共にエマルジョン状態で安定
して存在する水溶性蛋白質を外気に接触させ変性固化さ
せるようにする。 そのためには削り節の組織内水分がその表面に浸出する
程度の加圧力を加えることが必要で、その加圧力は削り
節の種類、分散量、含水率、厚さ、形状、品質、切削し
てから加圧するまでの経過時間等によって異なるが、少
くとも50に9 /crl以」二とするのが望ましい。 なお、加圧は加熱せずに行ってもよく、加熱しながら行
ってもよい。 削り節を加圧するに当っては用いる加圧体の組合せが、
平面と平面の場合には例えば第1図(イ)のように削り
節(りをテフロン板、シリコンゴム板、硬質ポリエチレ
ン板といった離型性の良い合成樹脂製の板状の加圧体(
2)VC薄くしかもできるだけ隙間のないように分散し
、その上に第1図(ロ)のように別の板状の加圧体(2
)ヲ被せ、この加圧体(2)の上からプレス機とかその
他適宜の機械に、J:り加圧するのがよい。この智1合
生産性を向上させるには第2図のように加圧体(2)と
削り節(りとを数層に積層し、これを積層方向に加圧す
ればよい。 加圧体(2)の厚さとしては0.5朋以上のものが適し
、しかも多少弾性を有するものが望ましい。 加圧体(2)が弾性を有する場合には分散した削り節(
りの厚さが不均一で凹凸していても加圧時に加圧体(2
)がその凹凸に対応して凸凹に変形するため削り節全体
に略均−な力が加わる。 !、た、加圧体の組合せが、平面と曲面、または曲面と
曲面の場合には二つの加圧体の接触面積は非常に少くな
るので、その加圧体の材質は板状の加圧体の場合よりも
広範囲の各種材料から選定することができる。 なお、削り節は魚節だけでなく煮干から切削したもので
あってもより、捷た、削υ節には結着剤以外の食品、例
えば、乾海苔、トロロ昆布やオボロ昆布、梅干果肉等の
材料及び各種調味料、香辛料等を添加しておいてもよい
。この場合その添加量はシート状に結着するための結着
力が損なわれない程度にする。乾海苔を使用する場合は
例えばそれを刻んだりもんだりして削9節と同じ程度の
大きさにし、それを削り節と混合して使用する。 昆布を使用する場合は例えば5メツシュ程度の大きさに
破砕したトロロ昆布を削り節に混合したり、幅15〜2
朋×長さ20〜30mmに細切りしたオボロ昆布を削り
節に混合したりすればよい。 梅干果肉を使用する場合はそれを凍結乾燥σせて破砕し
て削り節に混合するようにし、胡麻を使用する場合はそ
れをそのま\或は相捕して削り節に混合すれはよい。 加圧成形されるシート状食品の厚さ、大きさ等は適宜選
定すればよく、例えば厚さを1mm以下にすると柔軟性
に優れたものになり、大きさは乾海苔の大きさと同じ程
度にすると製造し易く、また、シート状に成形してから
乾海苔と重合接着して新たな商品を作り出すのに便利で
ある0 又、シート状に成形された食品は適宜の大きさに裁断し
たりして、酸素透過性が低くしかも防湿性の高い包装材
によりガス置換包装したり、脱酸素剤封入包装して製品
とすることが望ましい。 本発明は斜上のように、削り節に食用油脂を添加してな
るため以下のような各種効果がある。 ■ 削v節が食用油脂を含浸しているので削υ節の水分
が飛散しにく\なるためシート状食品の柔軟性が保持さ
れる。 ■ 削り節が食用油脂を含浸しているので不飽和度の高
い脂肪酸を含んだ削り節の魚油の酸化速度が遅延し、従
ってシート状食品の色、味、香りの劣化が少なくなる。 ■ 加圧成形後加圧体(2)から剥すときの剥離性が良
く、従って剥すときにせっかく成形したシート状食品が
破れたり、欠けたりすることが少なく、不良製品の発生
が少なくなる。 4、図面の簡単な説明 第1図(イ)(ロ)、第2図は本発明の実施例を示す説
明図である。 (りは削り節、    (2)は加圧体。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)削り節を適宜の広さに分散して加圧することによ
    りその削り節同志を結着させてシート状に、成形したシ
    ート状食品に食用油が含浸されているシート状食品。
  2. (2)削り節として他の食品を添加したものを使用する
    ようにした特許請求の範囲第1項記載のシート状食品。
  3. (3)削り節として結着剤を添加したものを使用するよ
    うにした特許請求の範囲第1項に記載のシート状食品。
  4. (4)削り節として結着剤を添加しないものを使用する
    ようにした特許請求の範囲第1項に記載のシート状食品
  5. (5)削り節に食用油脂を添加しこの削り節な挟着体の
    挟着面間に適宜の広さに分散して挟着し、この削り節を
    挟着体を介して加圧することによりその削り節同志を結
    着させてシート状に成形するようにしたシート状食品の
    製造方法。
  6. (6)挟着体として剥離性の良い板材を使用するように
    した特許請求の範囲第5項に記載のシート状食品の製造
    方法。
  7. (7)  削り節を複数枚の挟着体間に交互に挾んで数
    層に積層し、その積層方向に加圧するようにした特許請
    求の範囲第5項に記載のシート状食品の製造方法。
  8. (8)削り節として他の食品を添加したものを用いるよ
    うにした特許請求の範囲第5項に記載のシート状食品の
    製造方法。
  9. (9)削り節として結着剤を添加しないものを使用する
    ようにした特許請求の範囲第5項に記載のシート状食品
    の製造方法。 (lO)削り節として結着剤を添加したものを使用する
    ようにした特許請求の範囲第5項に記載のシート状食品
    の製造方法。
JP57141294A 1982-08-14 1982-08-14 シ−ト状食品とその製造方法 Pending JPS5959142A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57141294A JPS5959142A (ja) 1982-08-14 1982-08-14 シ−ト状食品とその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57141294A JPS5959142A (ja) 1982-08-14 1982-08-14 シ−ト状食品とその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5959142A true JPS5959142A (ja) 1984-04-04

Family

ID=15288534

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57141294A Pending JPS5959142A (ja) 1982-08-14 1982-08-14 シ−ト状食品とその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5959142A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59151833A (ja) * 1983-02-17 1984-08-30 Toyoichi Shinkai シ−ト状食品の製造方法
JP6457060B1 (ja) * 2017-12-28 2019-01-23 田中食品株式会社 シート状食品

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59151833A (ja) * 1983-02-17 1984-08-30 Toyoichi Shinkai シ−ト状食品の製造方法
JPS6154375B2 (ja) * 1983-02-17 1986-11-21 Toyoichi Shinkai
JP6457060B1 (ja) * 2017-12-28 2019-01-23 田中食品株式会社 シート状食品
JP2019118298A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 田中食品株式会社 シート状食品
US10765138B2 (en) 2017-12-28 2020-09-08 Tanaka Foods Co., Ltd. Sheet-shaped food product

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61500481A (ja) 再固結木材製造のための改良方法
JPS6234369B2 (ja)
JPS5959142A (ja) シ−ト状食品とその製造方法
JPS63222648A (ja) 板のりにチ−ズを挾んだチ−ズのりサンド
JPS5959141A (ja) シ−ト状食品の製造方法
JPS6143955A (ja) シ−ト状食品とその製造方法
GB2335133A (en) A sandwich containing cheese paste and some other filling
US4853239A (en) Method for producing a fish slurry into edible products
JP3806691B2 (ja) とろろ昆布シートの製造方法及びとろろ昆布シート片の製造方法
JPS59169447A (ja) シ−ト状削り節及びその製造方法
KR101172716B1 (ko) 문양이 표현된 다중 만두피 및 그 제조방법
JPS5913170B2 (ja) シ−ト状食品の製造方法
JP3883225B2 (ja) パン製品
JPH0125595Y2 (ja)
JPS60133830A (ja) シート状食品の製造方法
JPS62186766A (ja) 味付昆布とその製造方法
JPS5894343A (ja) シ−ト状食品の製造方法
JPH0367666B2 (ja)
JPH01128758A (ja) 膜状食品の製造法
JPS59169449A (ja) シ−ト状削り節及びその製造方法
JPS6054633A (ja) シート状食品の製造方法
FR2753689A1 (fr) Contenant et procede de fabrication de ce dernier
JPS635042B2 (ja)
JPS5946571B2 (ja) シ−ト状食品の製造方法
JP3065602B1 (ja) 白板昆布の製法