JPS5957938A - コンクリ−トのスランプロス防止方法 - Google Patents
コンクリ−トのスランプロス防止方法Info
- Publication number
- JPS5957938A JPS5957938A JP17003182A JP17003182A JPS5957938A JP S5957938 A JPS5957938 A JP S5957938A JP 17003182 A JP17003182 A JP 17003182A JP 17003182 A JP17003182 A JP 17003182A JP S5957938 A JPS5957938 A JP S5957938A
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- Japan
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- concrete
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- added
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- loss prevention
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- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、高性能減水剤を添加したコンクリートのスラ
ンプロス防止方法に関する。
ンプロス防止方法に関する。
本発明において、コンクリートのスランプとはセメント
ペーストミルク、モルタルのフローや流下性状、コンク
リートの軟らかさの総称であって、作業性のバロメータ
ーを表わすものである。
ペーストミルク、モルタルのフローや流下性状、コンク
リートの軟らかさの総称であって、作業性のバロメータ
ーを表わすものである。
従来から、高性能減水剤は、強力な分数性能を有するた
めに低水−セメント比とすることができ、場所打ち用の
高強tWコンクリートの製造やパイル、ポール、推進管
、PC杭木などの高強度を必要とするコンクリート二次
製品などに賞月されている。
めに低水−セメント比とすることができ、場所打ち用の
高強tWコンクリートの製造やパイル、ポール、推進管
、PC杭木などの高強度を必要とするコンクリート二次
製品などに賞月されている。
しかし、その反面において、スランプロスが著しく大き
いため、作業時間か充分保持できなく、その改善が強く
要望されている。
いため、作業時間か充分保持できなく、その改善が強く
要望されている。
本発明者は、前述の欠点を解決するため種々検討した結
果、セメントペーストミルクやモルタル。
果、セメントペーストミルクやモルタル。
コンクリートを混練するときに、単に添加するのみで優
れたスランプロス防止効果が得られる方法を見い出した
ものである。
れたスランプロス防止効果が得られる方法を見い出した
ものである。
すなわち、本発明は、高性能減水剤を使用したコンクリ
ートのセメント分に対し、下ga (al及び(b+酸
成分添加することを特徴とするコンクリートのスランプ
ロス防止方法である。
ートのセメント分に対し、下ga (al及び(b+酸
成分添加することを特徴とするコンクリートのスランプ
ロス防止方法である。
(a) オキシカルボン酸又はその塩0.01〜0.
5M量チ (1)1 元素周期表II族乃至■族に属する金属及
び非金属の化合物または焼成して前記金属及び非金属の
化合物となるものの一種以上を、石膏類または燈成して
無水万有となるものを主要成分とした天然物または化学
合成物に添加して4 L) U ’C〜1、L100℃
に焼成して得られる特殊硬石膏(以下、単に特殊硬石膏
という)12重量−以下(Oは宮t″T) 更に本発明の詳細な説明する。本発明のスランプロス防
止方法は、高性能減水剤を添加されていないコンクリー
トで(゛ま、逆にコンクリートのスランプロスを促進す
るという興味ある特性を有するものである。
5M量チ (1)1 元素周期表II族乃至■族に属する金属及
び非金属の化合物または焼成して前記金属及び非金属の
化合物となるものの一種以上を、石膏類または燈成して
無水万有となるものを主要成分とした天然物または化学
合成物に添加して4 L) U ’C〜1、L100℃
に焼成して得られる特殊硬石膏(以下、単に特殊硬石膏
という)12重量−以下(Oは宮t″T) 更に本発明の詳細な説明する。本発明のスランプロス防
止方法は、高性能減水剤を添加されていないコンクリー
トで(゛ま、逆にコンクリートのスランプロスを促進す
るという興味ある特性を有するものである。
高性能減水剤とは、比較的多量に添加しても、凝結の過
遅延や空気連行などの副作用が小さく、コンク+J −
トの物性に悪影響を与えないで高分散性を発揮すること
のできる分散剤で、その主成分の化学構造式からポリア
ルキルアリルスルホン酸塩系と、トリアジン誘導体の高
縮合物系に大別される。
遅延や空気連行などの副作用が小さく、コンク+J −
トの物性に悪影響を与えないで高分散性を発揮すること
のできる分散剤で、その主成分の化学構造式からポリア
ルキルアリルスルホン酸塩系と、トリアジン誘導体の高
縮合物系に大別される。
それらの市販品としては、例えは、化工石鹸(株)商品
名「マイティ150J、rマイティ10U」、[マイテ
ィH8J、竹本油脂(株)商品名[ポールファイン51
ONJ、山陽国策パルプ(株)商品名[サンフローPS
J、ホゾリス物産(株)商品名[N L−145D J
、[NT、−4LILIOJ、昭和電工(株)商品名「
メルメント」などがある。これらの高性能減水剤は、通
常、有効成分でセメントに対し、0.6〜2重i%程度
添加されている。
名「マイティ150J、rマイティ10U」、[マイテ
ィH8J、竹本油脂(株)商品名[ポールファイン51
ONJ、山陽国策パルプ(株)商品名[サンフローPS
J、ホゾリス物産(株)商品名[N L−145D J
、[NT、−4LILIOJ、昭和電工(株)商品名「
メルメント」などがある。これらの高性能減水剤は、通
常、有効成分でセメントに対し、0.6〜2重i%程度
添加されている。
本発明で使用するオキシカルボン酸又はその塩としては
、クエン酸、酒石酸などの酸及びこれらの酸のナトリウ
ム、カリウム、リチウム、ストロンチウム、マグネシウ
ム、亜鉛、銅、カルシウム、鉄、鉛などの塩類と、リン
ゴ酸及びそのナトリウム塩などをあげることができる。
、クエン酸、酒石酸などの酸及びこれらの酸のナトリウ
ム、カリウム、リチウム、ストロンチウム、マグネシウ
ム、亜鉛、銅、カルシウム、鉄、鉛などの塩類と、リン
ゴ酸及びそのナトリウム塩などをあげることができる。
これらの中、スランプロス防止性能、経済性、無毒性な
どを総合的に考慮し、クエン酸、酒石酸とそれらのナト
リウム塩、カリウム塩が好ましく、とくにクエン酸とそ
のナトリウム酸、カリウム塩が最も好ましい。
どを総合的に考慮し、クエン酸、酒石酸とそれらのナト
リウム塩、カリウム塩が好ましく、とくにクエン酸とそ
のナトリウム酸、カリウム塩が最も好ましい。
これらのオキシカルボン酸又はその塩は、添加量を増加
さぜることによって、スランプロス防止時間を順次長く
することができる。しかし、本発明では、コンクリート
の強度発現に悪影響を与えないでそのような効果を発揮
する範囲として、セメントに対し、0.01〜0.5重
量%好ましくは0.05〜U、5M量チと限定した。こ
れらの添加範囲にあっても、コンクリートの処理時間が
短かいコンクリート製品、例えば、パイルやポールを製
造する際のポンプ杓設では、長くても6o分程度を練り
上り直後のスランプと同じようにしておけばよいので、
添加量を少くすることができる。一方、アジテータ−車
で1〜6時間ががって運搬、現場打設するような場合で
は、添加量を多くして使用する。
さぜることによって、スランプロス防止時間を順次長く
することができる。しかし、本発明では、コンクリート
の強度発現に悪影響を与えないでそのような効果を発揮
する範囲として、セメントに対し、0.01〜0.5重
量%好ましくは0.05〜U、5M量チと限定した。こ
れらの添加範囲にあっても、コンクリートの処理時間が
短かいコンクリート製品、例えば、パイルやポールを製
造する際のポンプ杓設では、長くても6o分程度を練り
上り直後のスランプと同じようにしておけばよいので、
添加量を少くすることができる。一方、アジテータ−車
で1〜6時間ががって運搬、現場打設するような場合で
は、添加量を多くして使用する。
特殊硬石・I:は、オキシカルボン酸又はその塩のスラ
ンプロス防止効果を助長する作用を有する。
ンプロス防止効果を助長する作用を有する。
特殊硬石膏それ自体は公知であり、急硬セメントの凝結
遅延剤として使用することが特開昭5LI−12559
6号公報に開示されている。しかし、凝結遅延とスラン
プロス防止は異なる作用効果であり、高性能減水剤を添
加したコンクリートに特殊硬石骨を添加した場合、コン
クリートの凝結を遅延させることができてもスランプロ
スを防止することができない。オキシカルボン酸又はそ
の塩と併用することによって初めて、オキシカルボン酸
又はその塩のスランプロス防止効果を高めることができ
るものである。また、前述のように、高性能減水剤を添
加しないコンクリートにオキシカルボン酸又はその塩と
特殊硬石膏とを併用してもコンク、リートの凝結時間を
遅らせることがスランプロス防止の改善効果は全く示さ
ない。
遅延剤として使用することが特開昭5LI−12559
6号公報に開示されている。しかし、凝結遅延とスラン
プロス防止は異なる作用効果であり、高性能減水剤を添
加したコンクリートに特殊硬石骨を添加した場合、コン
クリートの凝結を遅延させることができてもスランプロ
スを防止することができない。オキシカルボン酸又はそ
の塩と併用することによって初めて、オキシカルボン酸
又はその塩のスランプロス防止効果を高めることができ
るものである。また、前述のように、高性能減水剤を添
加しないコンクリートにオキシカルボン酸又はその塩と
特殊硬石膏とを併用してもコンク、リートの凝結時間を
遅らせることがスランプロス防止の改善効果は全く示さ
ない。
特殊硬石膏は、コンクリート中のセメント分に対し、多
くとも12重量%添加され、添加量の増加にしたがって
スランプロス防止効果が助長するが12重量%をこえる
と強度の発現が悪くなる。
くとも12重量%添加され、添加量の増加にしたがって
スランプロス防止効果が助長するが12重量%をこえる
と強度の発現が悪くなる。
以上のように、本発明は、高性能減水剤を使用シタコン
クリートに、特定量のオキシカルボン酸又はその塩と特
殊硬石膏とを併用添加して、コンクリートのスランプロ
スを防止するものである。
クリートに、特定量のオキシカルボン酸又はその塩と特
殊硬石膏とを併用添加して、コンクリートのスランプロ
スを防止するものである。
しかし、コンクリート温度、練り混ぜ状態、外気温、ア
ジテータ−で運搬するとその回転状態などの微妙な条件
の変化によって、スランプロス防止効果が異なる場合が
ある。これは、オキシカルがン酸又はその塩の種類によ
っても若干異なる。いずれにしても、このような現象が
問題となる場合には、アルカリ金属炭酸塩の微少量を添
加するとよい。アルカリ金属炭酸塩の添加によって、安
定したスランプロス防止効果が得られるし、また、その
効果が助長される利点もある。アルカリ金属炭酸塩とし
ては、リチウム、ナトリウム、カリウム、の炭酸塩、重
炭酸塩が一般的である。添加量は、コンクリートのセメ
ント分に対し多くてもa、s重量qbであり、それをこ
えると強度低下したりエフロレッセンスが発生したりす
るようになる。
ジテータ−で運搬するとその回転状態などの微妙な条件
の変化によって、スランプロス防止効果が異なる場合が
ある。これは、オキシカルがン酸又はその塩の種類によ
っても若干異なる。いずれにしても、このような現象が
問題となる場合には、アルカリ金属炭酸塩の微少量を添
加するとよい。アルカリ金属炭酸塩の添加によって、安
定したスランプロス防止効果が得られるし、また、その
効果が助長される利点もある。アルカリ金属炭酸塩とし
ては、リチウム、ナトリウム、カリウム、の炭酸塩、重
炭酸塩が一般的である。添加量は、コンクリートのセメ
ント分に対し多くてもa、s重量qbであり、それをこ
えると強度低下したりエフロレッセンスが発生したりす
るようになる。
以下、実施例をあげてさらに詳しく本発明を説明する。
実施例1
2水石膏にOa F2を1.6重量%加えて65U0C
で2時間焼成し、これをボールミルで粉砕し粉末度6
U OOcm2/9の特殊硬石膏を製造した。この特殊
硬石膏の添加量を第1表のコンクIJ −トのセメント
分に対し5重tチの一律配合とし、オキシカルボン酸又
はその塩の種類とセメントに対する添加量を変えてコン
クリートを混練した。
で2時間焼成し、これをボールミルで粉砕し粉末度6
U OOcm2/9の特殊硬石膏を製造した。この特殊
硬石膏の添加量を第1表のコンクIJ −トのセメント
分に対し5重tチの一律配合とし、オキシカルボン酸又
はその塩の種類とセメントに対する添加量を変えてコン
クリートを混練した。
このコンクリートの経時スランプと28日強度を測定し
た。その結果を第2表に示す。実験/r61は、特殊硬
石膏もオキシカルボン酸又はその塩のいずれも添加しな
いプレーンコンクリート、実験屑2及びii 9は比較
例、その他は本発明例である。
た。その結果を第2表に示す。実験/r61は、特殊硬
石膏もオキシカルボン酸又はその塩のいずれも添加しな
いプレーンコンクリート、実験屑2及びii 9は比較
例、その他は本発明例である。
コンクリートのスランプ測定は、測定時に一度コンクリ
ートを練り返して行ないその間は静置状態とした。圧縮
強度の測定は、スランプロス終了後のコンクリートを1
Uφ×20cIILの供試体型枠に成形し室内養生を行
なって測定した。これら一連の試験は12℃、RH65
%の室内で行なった。
ートを練り返して行ないその間は静置状態とした。圧縮
強度の測定は、スランプロス終了後のコンクリートを1
Uφ×20cIILの供試体型枠に成形し室内養生を行
なって測定した。これら一連の試験は12℃、RH65
%の室内で行なった。
実施例2
クエン酸カリウムのセメントに対する添加量を0.15
重最多と一律配合とし、特殊硬石膏の添加量を変化させ
た以外は、実施例1と同様な条件で試験した。その結果
を第6表に示す。実験A626及び62は比較例、実験
!27〜61は本発明例である。
重最多と一律配合とし、特殊硬石膏の添加量を変化させ
た以外は、実施例1と同様な条件で試験した。その結果
を第6表に示す。実験A626及び62は比較例、実験
!27〜61は本発明例である。
第 6 表
実施例6
クエン酸カリウムと特殊硬石膏のセメントに対する添加
量をそれぞれ0.15重量%、5重量%と一律配合とし
、特殊硬石膏のs類とアルカリ金属の種類及び添加量を
変化させて実施例1と同様な試験を行なった。その結果
を第4表に示す。
量をそれぞれ0.15重量%、5重量%と一律配合とし
、特殊硬石膏のs類とアルカリ金属の種類及び添加量を
変化させて実施例1と同様な試験を行なった。その結果
を第4表に示す。
ただし、高性能減水剤は、「マイティ150」にかえて
トリアジン誘導体の高縮合物系である昭和電工(社)製
布品名[メルメントF−1DJをセメントに対し1.2
重量%とした。なお、スランプは、10±26nLに入
るよう若干の混練水の調節を行なった。
トリアジン誘導体の高縮合物系である昭和電工(社)製
布品名[メルメントF−1DJをセメントに対し1.2
重量%とした。なお、スランプは、10±26nLに入
るよう若干の混練水の調節を行なった。
以[゛余白
第4表に示した通り、アルカリ金属炭酸塩は、スランプ
ロス防止効果を助長することがわかる。
ロス防止効果を助長することがわかる。
一方、その添加景を多くすると(実験/164Ll)、
凝結遅延作用が現われて強度発現が悪くなるので、多く
ても0.5重Ji%の添加範囲が適切である。
凝結遅延作用が現われて強度発現が悪くなるので、多く
ても0.5重Ji%の添加範囲が適切である。
特許出願人 電気化学工業株式会社
195−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 高性能減水剤を使用したコンクリートのセメント分に対
し、下記(a)及び(b)成分を添加することを特徴と
するコンクリートのスランプロス防止方法。 (al オキシカルボン酸又はその塩0.01〜0.
5N蓋チ (b) 元素周期表■族乃至Vll族に属する金属及
び非金属の化合物または焼成して前記金属及び非金属の
化合物となるものの一種以上を、石膏類または焼成して
無水石・鼾となるものを主要成分とした天然物才たは化
学合成物に添加して4tJLl’O〜1、LILILl
’Cに焼成して得られる特殊硬石餉12重斌チ以下(O
は含まず)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17003182A JPS5957938A (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | コンクリ−トのスランプロス防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17003182A JPS5957938A (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | コンクリ−トのスランプロス防止方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5957938A true JPS5957938A (ja) | 1984-04-03 |
JPH0159985B2 JPH0159985B2 (ja) | 1989-12-20 |
Family
ID=15897316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17003182A Granted JPS5957938A (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | コンクリ−トのスランプロス防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5957938A (ja) |
-
1982
- 1982-09-29 JP JP17003182A patent/JPS5957938A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0159985B2 (ja) | 1989-12-20 |
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