JPS595735Y2 - エツチング処理装置 - Google Patents
エツチング処理装置Info
- Publication number
- JPS595735Y2 JPS595735Y2 JP16845179U JP16845179U JPS595735Y2 JP S595735 Y2 JPS595735 Y2 JP S595735Y2 JP 16845179 U JP16845179 U JP 16845179U JP 16845179 U JP16845179 U JP 16845179U JP S595735 Y2 JPS595735 Y2 JP S595735Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- rollers
- etching
- plate material
- etching processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Rotary Presses (AREA)
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
- ing And Chemical Polishing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はエッチングとくにオフセット印刷版材のエッ
チング処理装置に関する。
チング処理装置に関する。
従来この種のエッチング処理装置としては、たとえば第
１図に示したように、液皿Ｄ、その上に設けられた上下
１対のローラからなる送込用の後部ローラ対Ｒと同じく
絞り用の前部ローラ対Ｒ′、および上下のガイドＧ，Ｇ
’より構威されており、版材ＰはローラＲ、ガイドＧ，
Ｇ’、ローラＲ′を通る間にエッチング液Ｌで処理され
るようになっている。
１図に示したように、液皿Ｄ、その上に設けられた上下
１対のローラからなる送込用の後部ローラ対Ｒと同じく
絞り用の前部ローラ対Ｒ′、および上下のガイドＧ，Ｇ
’より構威されており、版材ＰはローラＲ、ガイドＧ，
Ｇ’、ローラＲ′を通る間にエッチング液Ｌで処理され
るようになっている。
これからも分るように、この装置では版材Ｐは絞り用の
前部ローラＲ′で多少の加圧は受けるが、その殆どは浸
漬処理を受けるだけである。
前部ローラＲ′で多少の加圧は受けるが、その殆どは浸
漬処理を受けるだけである。
そして、エッチング処理前の版材は疎水性であるため水
溶性エッチング液との接触時には液で濡れにくく、とく
に電子写真方式の版材はエッチング反応する酸化亜鉛と
結着剤樹脂との分散物質で表面が形或されているので一
層濡れにくい。
溶性エッチング液との接触時には液で濡れにくく、とく
に電子写真方式の版材はエッチング反応する酸化亜鉛と
結着剤樹脂との分散物質で表面が形或されているので一
層濡れにくい。
したがって絞りローラで圧着し濡れを助けて事実上のエ
チツングを施している。
チツングを施している。
しかし、この浸漬方式のエッチング処理装置ではエッチ
ング液の濡れの悪い版材を使用したとき、あるいはごみ
や修正滓などの異物が付いた版材は処理されに＜＜、汚
れの原因になったり、また絞りローラで濡れの悪い部分
の反応を補助する機構になっているため、装置に入って
すぐに濡れる部分との反応時間の差あるいは反応量の差
が生じてむらができやすく、良好な画像品質を得るのが
困難であった。
ング液の濡れの悪い版材を使用したとき、あるいはごみ
や修正滓などの異物が付いた版材は処理されに＜＜、汚
れの原因になったり、また絞りローラで濡れの悪い部分
の反応を補助する機構になっているため、装置に入って
すぐに濡れる部分との反応時間の差あるいは反応量の差
が生じてむらができやすく、良好な画像品質を得るのが
困難であった。
また、従来知られている装置は搬送速度すなわち反応時
間の固定されたものが多く、種々な版材の処理は版材の
反応性に応じてくり返し、あるいはエッチング液の濃度
を調整して合せても余りよくなかった。
間の固定されたものが多く、種々な版材の処理は版材の
反応性に応じてくり返し、あるいはエッチング液の濃度
を調整して合せても余りよくなかった。
この考案はエッチング処理装置の改良に係るもので、以
下これを添付の図面について詳しく説明する。
下これを添付の図面について詳しく説明する。
第２図は本案装置の１例を示したもので、１，１′は上
下１対のローラからなる後部ローラ（以下Ａローラと称
す）、２，２′は同じく中間ローラ（以下Ｂローラと称
す）、３，３′は同じく前部ローラ（以下Ｃローラと称
す）であり、これらが液皿４の上に直列に配置されてロ
ーラ群を形威しており、各下部ローラ１’，２’，３’
がそれらの一部をエッチング液５に没するようにして設
けられている。
下１対のローラからなる後部ローラ（以下Ａローラと称
す）、２，２′は同じく中間ローラ（以下Ｂローラと称
す）、３，３′は同じく前部ローラ（以下Ｃローラと称
す）であり、これらが液皿４の上に直列に配置されてロ
ーラ群を形威しており、各下部ローラ１’，２’，３’
がそれらの一部をエッチング液５に没するようにして設
けられている。
ＡとＣはローラはゴム製で、図示されてない駆動装置に
よって等速で回転するようになっており、いずれもロー
ラの押圧力により版材Ｐを扶持して版材の搬送を司るよ
うになっている。
よって等速で回転するようになっており、いずれもロー
ラの押圧力により版材Ｐを扶持して版材の搬送を司るよ
うになっている。
Ｂローラは上部ローラ２がスポンジまたは布を被覆した
吸水および弾力性のあるものからなっており、図示され
てない駆動装置によりＡ，Ｃローラの周速よりも早い周
速で回転するようになっている。
吸水および弾力性のあるものからなっており、図示され
てない駆動装置によりＡ，Ｃローラの周速よりも早い周
速で回転するようになっている。
Ｂローラの周速の度合は、Ａ，Ｃローラの周速の１倍以
上２０倍の範囲で、好ましくは５〜１０倍である。
上２０倍の範囲で、好ましくは５〜１０倍である。
第３図はこのような構或の本案装置の作用を説明するた
めのもので、版材Ｐが通過していないときは下部ローラ
から回転によってエッチング液が持ち上げられてローラ
間に溜りＳができ、中間の上部ローラにはエッチング液
が十分に浸み込む。
めのもので、版材Ｐが通過していないときは下部ローラ
から回転によってエッチング液が持ち上げられてローラ
間に溜りＳができ、中間の上部ローラにはエッチング液
が十分に浸み込む。
版材ＰがＡローラからＢローラに入ってきた段階ではＡ
ローラの液溜りが塗られ、Ａローラで圧着されている版
材Ｐの先端がＢローラまできたときＢローラの上部ロー
ラに含まれている液が高速回転で塗られる。
ローラの液溜りが塗られ、Ａローラで圧着されている版
材Ｐの先端がＢローラまできたときＢローラの上部ロー
ラに含まれている液が高速回転で塗られる。
このとき版材は、Ａローラの押圧力が強いためにＢロー
ラの回転が早くてもＢローラによって搬送されることな
く、版材表面でスリップ状態となるのでエッチング液を
介してこする。
ラの回転が早くてもＢローラによって搬送されることな
く、版材表面でスリップ状態となるのでエッチング液を
介してこする。
版材がすべてのローラ対に互っているときにはＢローラ
はこすり付け状態をつづけ、Ｃローラは溜りによる塗布
と絞り作用を持って搬送をつづける。
はこすり付け状態をつづけ、Ｃローラは溜りによる塗布
と絞り作用を持って搬送をつづける。
版材の後端がＡローラを離れたときはＢローラの速度が
早いためにＣ−Ｂローラ間に送り込もうとするが、Ｂと
Ｃローラの間隔が３Ｑｍｍ以内なら版材の腰でＣ−Ｂロ
ーラ間のたわみを防げる，本案装置によれば、版材にエ
ッチング液を均二に塗布し、かつごみや修正滓などの異
物付着による異常汚れを回避でき、しかも版材の反応性
の変化が出ても常に最適なエッチング条件を任意に選ぶ
ことができ、操作性や作業効率のよいエッチング処理を
施すことができる。
早いためにＣ−Ｂローラ間に送り込もうとするが、Ｂと
Ｃローラの間隔が３Ｑｍｍ以内なら版材の腰でＣ−Ｂロ
ーラ間のたわみを防げる，本案装置によれば、版材にエ
ッチング液を均二に塗布し、かつごみや修正滓などの異
物付着による異常汚れを回避でき、しかも版材の反応性
の変化が出ても常に最適なエッチング条件を任意に選ぶ
ことができ、操作性や作業効率のよいエッチング処理を
施すことができる。
また、本装置を印刷機と連動すれば、従来は種々な版材
を使用する場合には不適な機構であったエッチング印刷
の自動機としてどのような版材もストレートに使えるな
どの副次的な利点がある。
を使用する場合には不適な機構であったエッチング印刷
の自動機としてどのような版材もストレートに使えるな
どの副次的な利点がある。
第１図は従来のエッチング処理装置の側面図、第２図は
本案装置の側面図、第３図はその使用状態を示す説明図
である。 １．１′・・・・・・後部ローラ、２，２′・・・・・
・中間ローラ、３，３′・・・・・・前部ローラ、４・
・・・・・液皿、５・・・・・・エッチング液。
本案装置の側面図、第３図はその使用状態を示す説明図
である。 １．１′・・・・・・後部ローラ、２，２′・・・・・
・中間ローラ、３，３′・・・・・・前部ローラ、４・
・・・・・液皿、５・・・・・・エッチング液。
Claims (1)
- エッチング液の液皿と、その上に設けられた上下１対の
ローラを後部、中間、前部と直列に配置して組合せたロ
ーラ群とからなり、前記中間のローラ対は他のローラ対
よりも表面速度が早く、かつ中間ローラ対の上部ローラ
が吸水および弾力性のあるローラからなるエッチング処
理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16845179U JPS595735Y2 (ja) | 1979-12-04 | 1979-12-04 | エツチング処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16845179U JPS595735Y2 (ja) | 1979-12-04 | 1979-12-04 | エツチング処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5687460U JPS5687460U (ja) | 1981-07-13 |
| JPS595735Y2 true JPS595735Y2 (ja) | 1984-02-21 |
Family
ID=29679280
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16845179U Expired JPS595735Y2 (ja) | 1979-12-04 | 1979-12-04 | エツチング処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS595735Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-04 JP JP16845179U patent/JPS595735Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5687460U (ja) | 1981-07-13 |
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