JPS5839807Y2 - 転写用シ−トの塗料塗布装置 - Google Patents

転写用シ−トの塗料塗布装置

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JPS5839807Y2
JPS5839807Y2 JP7072579U JP7072579U JPS5839807Y2 JP S5839807 Y2 JPS5839807 Y2 JP S5839807Y2 JP 7072579 U JP7072579 U JP 7072579U JP 7072579 U JP7072579 U JP 7072579U JP S5839807 Y2 JPS5839807 Y2 JP S5839807Y2
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JP
Japan
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paint
feed roller
transfer sheet
roller
adhesion prevention
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JP7072579U
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JPS55171367U (ja
Inventor
望 岡
健三 広瀬
実 槌田
Original Assignee
株式会社神戸製鋼所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、転写用シートを用いて鋼板の表面に記号を刷
り込む前段階として、転写用シートに塗料を塗布するた
めに用いられる塗料塗布装置に関する。
この種の塗料塗布装置を使用する鋼板のマーキング方法
は、第1図I−Vに示す如くである。
すなわち、先ず始めに、第1図■に示すように、紙また
はアルミ箔1等の表面に、プラスチック剤2、吸湿乳剤
等の吸湿材3を順次−面に付着させて形成したオフセラ
1〜マスター等の転写用シー1−4の表面4aすなわち
転写面に、パラフィン系カーボン紙5を重ね合わせ、該
カーボン紙5に所望の記号6を描いて、転写シート4の
表面4aにカーボンを付着させ、その後、第1図IIに
示すように該カーボン紙5をシート4から取り外し、次
いで、第1図IIIに示す塗料塗布装置10により、上
記転写用シート4の表面4aに、油性インク等の付着性
塗料8を塗布する。
この従来の塗料塗布装置10は、水、エッチ液等の塗料
付着防止液7を収容した槽11と、塗料8を収容した槽
15と、連続したローラ12 a 、12 bよりなり
該下方のローラ12 aの周面下部が゛上記塗料付着防
止液7に常時浸漬するようにした塗料付着防止液の塗布
手段と、連続したローラ16 a 、16b、16Cよ
りなり該下方のローラ16 aの周面下部が上記塗料8
に常時浸漬するようにした塗料の塗布手段と、上記塗料
付着防止液の塗布手段の上方のローラ12bと対向する
送りローラ13と、上記塗料の塗布手段の上方のローラ
16 Cと対向する送りローラ17とを備えている。
先ず、この装置の上記送りローラ13とローラ12 b
との間に、上記転写用シート4を供給し、該ローラ12
bにより、該転写用シート4の表面4aに塗料付着防
止液7を塗布して、該塗料付着防止液7がカーボンによ
りはじかれる所すなわち記号部6以外の表面4aに塗料
付着防止液7を吸収せしめ、次いで、上記転写シート4
を上記送りローラ17とローラ16 Cの間に供給して
、該ローラ16 Cにより、上記転写シーI・4の表面
4aに塗料8を塗布して、塗料付着防止液7を吸収して
いないカーボンの付着した記号部6のみに塗料8を付着
せしめる。
次いで、第1図IVに示すように、記号部6にのみ塗料
8が付着した転写用シート4の表面4aを、鋼板9に密
着させ、その後、該転写用シート4を、第1図Vに示す
ように上記鋼板9から取り外し、塗料8を鋼板9に付着
させて記号6を鋼板9に転写する。
ところが、この装置10に供給される転写用シート4の
巾、長さは一般にまちまちであり、たとえば、第2図に
示すように、転写用シート4の長さが送りローラ17の
周囲長さより短かいときは、該転写用シー1〜4で被う
ことのできない送りローラ17の周面17aの一部に、
塗料塗布ローラ16 Cにより、塗料8が付着し、また
、たとえば、第3図に示すように、転写用シート4の巾
が、送りローラ17の巾より狭いときは、該送りローラ
17と一般に同じ巾をもっている塗料塗布ローラ16
Cにより、該転写用シート4で被うことができない送り
ローラ17の周面17aの一部に塗料8が付着すること
になる。
また、上記送りローラ17は、ゴムや金属等の材質から
出来ているため、たとえ、該送りローラ17に塗料付着
防止液7を塗布したとしても、該送りローラ17に塗料
付着防止液7を吸収させることができないので、どうし
ても、該送りローラ17に塗料塗布ローラ16 Cの塗
料8が付着することになる。
このように、従来の転写用シート4の塗料塗布装置では
、送りローラ17の周面17aに塗料8が付着するので
、複数枚の転写用シート4を送りローラ17と塗料塗布
ローラ16 Cとの間に順次供給した場合、本来、塗料
8の付着を必要としない転写用シート4の裏面4bに塗
料8が付着し、その結果、該転写用シート4の取り扱い
が不便になると共に、該送りローラ17の周面17 a
に付着した塗料8が、該周面17aに段差を形成するの
で、該ローラ17の周面17a上の転写用シート4に凹
凸を生じさせ、該転写用シート4に均一な塗料8の塗布
を行うことができないという欠点があった。
本考案は、上記欠点を除去しようとするもので、塗料塗
布ローラに対向する送りローラの周面に吸湿処理を行な
うと共に、該送りローラの周面に塗料付着防止液を常時
吸収せしめる構造とすることにより、該送りローラの周
面に対する塗料の付着を防止し、転写用シートが取り扱
い易く、また転写用シートに均一に塗料の塗布を行なう
ことのできる転写用シー1〜の塗料塗布装置を提供する
ものである。
以下、図示の実施例について、本考案を詳細に説明する
第4図に示すように、槽21に、塗料付着防止液7たと
えば水を収容し、送りローラ22を、その下部周面が塗
料付着防止液7中に常時浸漬すべく水平方向に配置して
いる。
該送りローラ22の周面22 aには、紙、金属、布、
化成品23 a等の表面に吸湿乳剤等の吸湿材23 b
を塗布したシート23を、該吸湿材23 bが外に向く
ようにして、該送りローラ22の略全周に巻き付けて、
図示しないたとえばビスやグリップで着脱自在に固定し
て、吸湿処理を行なっている。
もつともこのシート23の代りに送りローラ22の周面
に直接吸湿材を焼き付けて吸湿処理を行なってもよい。
一方、上記槽21の上方には、一対の塗料塗布ローラ2
5,25を上記送りローラ22に対向して設けている。
また、該塗料塗布ローラ25.25の近傍には、容器2
6を設けると共に、該容器26に塗料8を収容し、該塗
料8を一連(7)O−ラ27 a 、27 b 、27
bにより、上記塗料塗布ローラ25.25に供給してい
る。
また、上記塗料塗布ローラ25,25と槽21との間に
は、水切りローラ28を送りローラ22に対向して設け
ている。
上記構成よりなる転写用シートの塗料塗布装置は、次の
ようにして、転写シーI・に塗料を塗布する。
まず、吸湿材3を塗布した表面4aの所望の記号部にカ
ーボン等を付着させた転写用シート4を、その表面を外
にして、上記シート23の回りに巻き付けると共に、そ
の先端部4Cを、送りローラ22の周面22 aに設け
た溝22 Cに差し込んで固定する。
そして送りローラ22が矢印の向きに回転され、該送り
ローラ22の周面22 aが槽21内の塗料付着防止液
7を通過するとき、該送りローラ22に巻回して運ばれ
る転写シート4の吸湿材3並びに送りローラ22に固定
したシート23の吸湿材23 bは塗料付着防止液7に
浸たり、該吸湿材3,23bは塗料付着防止液7を吸水
して湿潤する。
なお、転写シー1−4の表面4aの記号部6は、カーボ
ンが付着しているので、塗料付着防止液7をはじき、こ
の部分は湿潤しない。
次いで上記転写用シート4は、水切りローラ28により
、余分の塗料付着防止液7が取り除かれる。
次いで、上記転写用シー1−4が、上記送りローラ22
と塗料塗布ローラ25,25との間に供給されると、塗
料塗布ローラ25 、25が転写用シート4の表面4a
に塗料8を塗布しようとするが、カーボンが付着した記
号部6以外は塗料付着防止液7により湿潤しているので
、塗料8をはじき、記号部6のみに塗料が付着する。
このとき、上記転写用シート4が被っていない送りロー
ラ22の周面22 aにも塗料8が付着しようとするが
、該ローラ22の周面22 aに、表面に吸湿材23
bを塗布したシート23を巻き付けているため、上記塗
料付着防止液7を吸水して湿潤した吸湿材23 bが塗
料8をはじき、該シート23ひいては送りローラ22に
塗料が付着することはない。
次いで、上記転写シート4を送りローラ22から取りタ
トして、転写用シート4に対する塗料8の塗布作業を終
了する。
上記実施例においては、送りローラ22の一部が槽21
内の塗料付着防止液7に浸るようにしたので、該送りロ
ーラ22の周面22 aに固定したシート23を湿潤さ
せると同時に、該送りローラ22の周面により運ばれる
転写用シー1−4を湿潤させることができ、この転写用
シートの塗料塗布装置の構造は非常に簡単である。
また、上記実施例においては、送りローラ22の吸湿処
理は、吸湿材23 bを塗布したシート23を、該吸湿
材23 bが朴側になるようにして送りローラ22の周
面22 aに巻き付けてビスやクリップ等で着脱自在に
固定して行ったので、上記シート23の吸湿材23 b
が劣化したときには、該シート23のみを取り替えれば
よく、送りローラ22全体を取り替えるものと比べて、
この装置は経済的である。
第6図に示す他の実施例に係る転写用シートの塗料塗布
装置は、第1図IIIに示す従来の装置に次の構成を加
えたものである。
すなわち、この装置は、塗料塗布ローラ16 Cに対向
する送りローラ31の周面31 aに第4図に示した実
施例と同様の吸湿シートを巻き付けるか、あるいは直接
吸湿材を焼き付けて、吸湿処理を行うと共に、塗料8を
収容した槽15の上方に設けた槽32内に収容した塗料
付着防止液7に下端のローラ33 Hの一部を浸漬する
一方上端のローラ33bを上記送りローラ31の周面3
1 aに接触させるようにした連続する一連のローラ3
3 a 、33 bにより、上記送りローラ31の周面
31 aに塗料付着防止液7を塗布して該送りローラ3
1の周面31 aに塗料8が付着しないようにしたもの
である。
上記説明で明らかな如く、本考案に係る鋼板の転写用シ
ートの塗料塗布装置は、送りローラの周面に吸湿処理を
行うと共に、該送りローラの周面に塗料付着防止液を常
時塗布するようにしたので、送りローラの周面が塗料で
汚れることがなく、所期の目的を十分に達成できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図IIIは、従来の転写用シートの塗料塗布装置を
示す断面図、第1図I、II、IV、Vはこの従来装置
を使用してマーキングを行う行程図、第2,3図は送り
ローラが塗料で汚れた状態を示す斜視図、第4図は本考
案の一実施例に係る装置の断面図、第5図は第4図に示
す送りローラの斜視図、第6図は本考案の他の実施例に
係る装置の断面図である。 4・・・・・・転写用シート、7・・・・・・塗料付着
防止液、8・・・・・・塗料、22 、31・・・・・
・送りローラ、22a・・・・・・周面、21・・・・
・・槽、25・・・・・・塗料塗布ローラ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)転写用の所望記号部以外の部分を吸湿処理した転
    写用シートに塗料付着防止液を塗布して、所望記号部以
    外の部分に塗料付着防止液を吸収せしめ、該転写用シー
    トを塗料塗布ローラと送りローラとの間に供給して、上
    記転写用シートの所望記号部のみに塗料を付着させるよ
    うにした装置において、 上記送りローラの周面を吸湿処理し、上記塗料付着防止
    液を上記送りローラの周面に常時吸収せしめるようにし
    てなる転写用シートの塗料塗布装置。
  2. (2)上記実用新案登録請求の範囲第1項記載の転写用
    シートの塗料塗布装置において、 上記塗料付着防止液を1つの槽内に収容すると共に、上
    記送りローラを、その周面下部が上記塗料付着防止液に
    常時浸漬すべく水平方向に配置し、さらに、上記塗料塗
    布ローラを上記送りローラの周面に対向して設け、転写
    シートを送りローラの周面に固定するようにしたことを
    特徴とするもの。
JP7072579U 1979-05-25 1979-05-25 転写用シ−トの塗料塗布装置 Expired JPS5839807Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS55171367U JPS55171367U (ja) 1980-12-09
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