JPS595714B2 - 吸着性のゆるやかなまたは通常のまたは急速なポリアクリロニトリル材料の均染法 - Google Patents

吸着性のゆるやかなまたは通常のまたは急速なポリアクリロニトリル材料の均染法

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JPS595714B2
JPS595714B2 JP50129382A JP12938275A JPS595714B2 JP S595714 B2 JPS595714 B2 JP S595714B2 JP 50129382 A JP50129382 A JP 50129382A JP 12938275 A JP12938275 A JP 12938275A JP S595714 B2 JPS595714 B2 JP S595714B2
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    • D06P1/00General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed
    • D06P1/44General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed using insoluble pigments or auxiliary substances, e.g. binders
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    • DTEXTILES; PAPER
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はさまざまの直接性をもつポリアクリロニトリル
からなる材料の均染法、その方法を遂行するための染液
ならびにその方法によって染められたポリアクリロニト
リル材料に関する。
ポリアクリロニトリルせんいを染色するため特に開発さ
れたカチオン染料は一般に非常に良い直接性とビルドア
ンプ性、高水準の堅ろう度ならびに鮮明な色合いを示す
ことを特徴とするが、他方ポリアクリロニトリルせんい
材料たとえばオーロン42から作られた大ていの基質上
における、煮沸温度(98ないし100℃)でのそれら
の移染性はごくわずかなものに過ぎない。
その結果、吸着過程におけるこれらの染料の高い吸着速
度のために生じる染色の不均一性(染色むら)を除くに
は、どうしても染工場の生産性またはせんい製品の品質
維持を損なうような条件の採用、たとえば沸とう処理の
時間延長または染色温度の相当な上昇が必要となる。
これらの困難を回避する目的でさまざまの染色方法が開
発されたが、それらの方法はいずれもポリアクリロニト
リルせんいのタイプ、材料の構造、装置に関する諸条件
、使用染料の吸着速度ならびに色の濃さに適合するよう
にされなくてはならないという不利な立場にある。
それらの方法の目的は吸着過程を長びかすことであって
、それはゆっくりとした加熱あるいは相当な量のカチオ
ンまたはアニオン緩染剤の添加によって達成されるが、
実地には通常これら2つの方法を組合せることが好まれ
る。
今や、さまざまな吸着速度をもつポリアクリロニトリル
材料すなわち急速なまたはゆっくりしたまたは普通の吸
着性をもつポリアクリロニトリル材料を単純な仕方で一
様に染めることが可能な染色方法が発見された。
この新規な方法は(a) カチオン重量が310より
も小さく、パラコールが750よりも小さくそしてlo
gPが3.6よりも小さい赤、青および黄色の移行性カ
チオン染料それぞれ少くとも1種と (b) ポリアクリロニトリル材料に対して1〜10
重量%の無機電解質と 場合により移行性カチオン緩染剤とを使用することを特
徴とする。
本発明の移行性カチオン染料を使用すればかなり大きな
吸着の不均一性も一般に許容し得るものとなる。
なぜならばこの不均一性は通常の染色時間(98ないし
100℃において約60分間)中に除去されるからであ
る。
その結果として得られる利点の中で最も著しいのは、本
発明以外の非移行性染料の場合と比べて必要とされる温
度上昇段階時間がおおいに短縮されることである(浴温
度を80℃から100℃まで上昇させるために必要とさ
れる時間は15ないし20分であってもはや45ないし
90分ではない)。
その上、移行性カチオン緩染剤の添加はほとんど不必要
であって、ただ淡い色合いを得るためには非常に少量の
添加を必要とするだけである。
たとえば、淡色に染めない場合は本発明によればある与
えられた活性物質濃度をもつカチオン緩染剤を約0.1
−0.5重量多使用すればよいが、非移行性カチオン染
料を使用するならば同じ緩染剤を2−3重今年使用する
ことが必要である。
その結果、生態学的利点を別としても、コストが節減さ
れしかもブロンキング現象や過度染色の問題が生じない
さらに、本発明の方法はあらゆるせんいタイプのポリア
クリロニトリル材料を全く同一の染色法ニヨッテ染める
ことを可能にする。
今までのように染色法を染色されるべきせんいのタイプ
に合わせることはもう必要でない。
その利点は明白である。
すなわち、未知のせんいについて長たらしい予備的テス
トを行なうことが不必要となり、また時間と温度との調
整が標準化される。
その上、それにもかかわらず生じた染色むらは煮沸時間
の延長によって容易に取除くことができる。
このようにして前述の不利な点はすべて本発明の方法に
よって克服される。
もつと詳しく言えば、本発明はポリアクリロニトリル材
料の均染法に関するもので、さまざまの直接性をもつア
クリロニトリル材料を染色するためにカチオン重量が3
10よりも小さく、パラコールが750よりも小さくそ
してlog Pが3.6よりも小さい赤、青および黄色
の移行性カチオン染料それぞれ少くとも1種とポリアク
リロニトリル材料に対して1〜10重量%の無機電解質
と場合により少なくとも1つの移行性カチオン緩染剤と
他の添加剤とを含有する水性染液を使用すること、約8
0〜100℃の温度範囲で染浴中に被染色材料を導入し
、98〜105℃の温度範囲で15〜60分間染色する
こと、および被染色材料な染浴に導入したときに染浴の
温度が必要な染色温度に満たない場合には、15〜30
分間にかげてその染色温度に染浴を加熱することによっ
てすべてのポリアクリロニトリル材料をあらゆる色の濃
さに均染することを可能にする。
先に限定したように、本発明に従って使用されるカチオ
ン染料とカチオン緩染剤とはいずれも移行性をもってい
なくてはならない。
本発明において、移行性カチオン染料とは多かれ少なか
れ非局在化した陽電荷と310より小さいカチオン重量
と750より小さいパラコールと3.6より小さいlo
gPとを有するものである。
本明細書においてカチオン重量とはカチオン部分の分子
量を意味し、例えばカチオン染料についてはその染料塩
基部分の分子量、すなわち染料全体の分子量と有機また
は無機の無色アニオン部分の分子量との差を意味する。
パラコールは0.RoQuayleの論文〔ケミカル・
レビュ53,439(1953)、]に従って計算する
logpは相対的親油性を表わし、その計算法はC、H
ansch 等〔ジャーナル・オブ・メディカル・ケミ
スト1J−16,1207(1973)〕に記載されて
い娠1ogPは分配係数Pの対数であり、溶質が溶解し
ている2相間での溶質の分配に関する尺度である。
この値は実験的に決定することができるか、または本発
明の場合には式1ogP=ΣHを使うインクリメント法
によって決定できる。
染料が分配する各両分に対するH値はC、Hansch
等の前記論文中に記載の表から読み取る。
染料カチオンの電荷の効果を勘定に入れなかったので、
61og単位だケ高いlog P値が得られる。
とりわけ適当な移行性カチオン染料はカチオン重量が2
75よりも小さく、パラコールが680よりも小さくそ
してlog Pが2.8よりも小さいものである。
これらの染料はさまざまのクラスの染料に属する。
その代表的なものとしては、アゾ染料たとえばモノアソ
゛染料またはヒドラゾン染料、ジフェニルメタン、メチ
ンまたはアゾメチン染料、ケトンイミン、シアニン、ア
ジン、オキサジンまたはチアジン染料の塩類たとえば塩
化物、硫酸塩、オニウム塩化物あるいは金属ハロゲン化
物、たとえば塩化亜鉛塩を挙げることができる。
とりわけ良好な3色効果が式 で表わされる、カチオン重量226、パラコール
558かつlog P 2.49の黄色染料と、式で表
わされる、カチオン重量244、パラコール 61
0かっlog P 2.68の赤色染料と、式で表わさ
れる、カチオン重量270、パラコール577かつlo
g P 1.97の青色染料とを使用することによって
得られる。
これら3つの染料を組合せることによって非常に良好な
移行性をもつカチオン染料の釣合いのとれた3色効果を
得ることがはじめて可能となり、そのため単純で信頼性
のある染色法が可能とされ、適当な場合には緩染剤の添
加は不必要となる。
しかし、淡い色合いが望まれる場合は移行性カチオン緩
染剤を少量用いるのが好ましい。
用いられる緩染剤は染料と同様良好な移行性をもたなけ
ればならない。
さもないと、不均一に吸収されしつかり固定した緩染剤
は修復不可能の染色むらを結果する。
とりわけ適当な緩染剤は310より小さいカチオン重量
と800より小さいパラコールドア、0ヨり小さいlo
gPとをもつものである。
その中でも、275より小さいカチオン重量と650な
いし750のパラコールとをもつものを使用するのが好
ましい。
本発明に従って使用されるそのような緩染剤はたとえば
高級アルキル基をもち一般式 (式中R1は8−14好ましくは8−12個の炭素原子
をもつ置換されないアルキル基であり、R2とR3とは
たがいに独立に水素原子、場合により水酸基、低級アル
コキシ基またはシアン基により置換されていることのあ
る低級アルキル基、シクロアルキル基あるいは2−4個
のアルキレンオキシ基をもつポリグリコールエーテル鎖
であるか、または R2とR3とはそれらを連結する窒素原子と共にピペリ
ジン環またはモルホリン環を表わし、R4は水素原子、
場合により水酸基または低級アルコキシ基により置換さ
れていることのある低級アルキル基あるいはアラルキル
基であり、そして 叉9は有機または無機の酸のアニオンである)で表わさ
れる有機アンモニウム化合物である。
同様に一般式 (式中R4は水素原子、場合により水酸基または低級ア
ルコキシ基場合により置換されていることのアルキル基
あるいはアラルキル基であり、R5は7−17個の炭素
原子をもつ置換されないアルキル基であり、 R6とR7とはいずれも置換されない低級アルキル基で
あり、 nは2または3であり、そして マ9は有機または無機の酸のアニオンである)で表わさ
れる化合物も使用し得る。
同様に適当なのは少なくとも1つの高級アルキル基を含
み、式 (式中R8は8−18好ましくは8−12個の炭素原子
をもち、場合により酸素原子が間に入ることもあるがそ
れ以上置換されていないアルキル鎖であり、 R9は水素原子、メチル基またはエチル基であり、そし
て マ9は有機または無機の酸である) に対応するカチオン性アンモニウム化合物、または一般
式 (式中R1oとル□1とR12の中1つのRは7−18
個の炭素原子をもつ置換されないアルキル基であり、そ
の他2つのRはいずれも水素原子または場合により水酸
基により置換されていることのある低級アルキル基であ
り、 nは2または3であり、そして マ9は有機または無機の酸のアニオンである)で表わさ
れる化合物、または一般式 (R13は8−18個の炭素原子をもつ置換されないア
ルキル基であり、 R14は水素原子、18個までの炭素原子をもつ置換さ
れないアルキル基、または置換されないフェニル基であ
り、 R15は置換されない低級アルキル基あるいはベンジル
基であり、 ママは塩化水素酸、塩化臭素酸またはメチル硫酸のアニ
オンであり、そして R′とR″とはいずれも水素原子または12個までの炭
素原子をもつ置換されないアルキル基であるか、あるい
はそれらを連結する炭素原子と−しよに場合により置換
されていることのあるベンゼン環を形成する) によって表わされる化合物である。
同じくまた適当なのは一般式 (式中R5は7−17個の炭素原子をもつ置換されない
アルキル基であり、 QはS、NR2oまたはOであり、 R16とR17とR18とR19とR20とはたがいに
独立に水素原子、場合により水酸基または低級ア/lz
コキシ基により置換されていることのある低級アルキル
基、シクロアルキル基あるいはアラルキル基であり、 爺は有機または無機の酸のアニオンであり、そして nは1または2である) で表わされる化合物である。
とりわけ適当な緩染剤は式 で表わされ、カチオン重量228 、パラコール665
かつlog P 6.68の化合物と、式で表わされ、
カチオン重量258 、パラコール744かつlog
P 5.65の化合物と、式で表わされ、カチオン重量
248、パラコール693かつlog P 6.32の
化合物とである(Xθは有機または無機の酸のアニオン
である。
緩染剤の添加はカチオン染料の染着速度を減少させる効
果をもつ。
移行性のカチオン性染料および緩染剤を使用すれば従来
の慣用方式の場合に比べて緩染剤の使用量を約50ない
し100%節減することができる。
本発明の染料および緩染剤の染浴中使用量は所望の色の
濃さにより広い範囲内において変動し得る。
一般に、上記の染料および緩染剤の1つまたは2つ以上
をポリアクリロニトリル材料の重量に対して0.01−
5好ましくは0.01−2重量%の染料と(101−1
好ましくは0.1−0.5重量%の緩染剤とを使用する
のが有利であることが判明している。
その上、染液は無機電解質たとえばす) IJウム塩た
とえば塩化ナトリウム、硫酸ナトリウムおよび硝酸ナト
リウム、アンモニウム塩たとえば塩化アンモニウムおよ
び硫酸アンモニウム、カリウム塩たとえば塩化カリウム
および硫酸カリウムを含有しなげればならない。
これらの電解質は被染材料に対して1−10好ましくは
5−100重量%量だけ使用される。
染液はさらに染色に慣用されるそれ以外の添加剤たとえ
ばぎ酸、酢酸および硫酸、ならびに特定・OpH値を安
定させるために必要な化合物たとえば酢酸ナトリウム、
酢酸カリウムまたは酢酸アンモニウム、くえん酸ナトリ
ウム、くえん酸カリウムまたはくえん酸アンモニウム、
りん酸ナトリウム、りん酸カリウムまたはりん酸アンモ
ニウムを含有してもよい。
本発明の方法は特定のタイプのポリアクリロニトリルせ
んいに合わせる必要がないという利点をもち、すべての
タイプのものに適用できるから、吸じん法によって行な
うのが好ましい。
染料が非常に良好な移行性をもっているために、たとえ
ば大いに短縮された加熱処理段階に帰因せしめ得る所の
、染料の吸着のある程度の不均一性は充分許容し得るも
のである。
ただし、染色過程に生じる染色むらは、通常の染色温度
(98−100℃)ならびに通常の煮沸期間(45−6
0分)において均染化される程度のものである。
本発明の方法を遂行するには、まず染めるべきポリアク
リロニトリル材料を約80℃の温度において必要な添加
剤を含有する染浴中に導入し、ついで浴を15−30分
かけて98−100℃まで加熱し、その温度を45−6
0分間維持し、それから冷却する。
ただし、染浴な15−30分かけて105℃まで加熱(
高温染色)してからその温度を15−45分間維持して
もよく、あるいは材料を染液の沸点において導入し、そ
の温度で30−60分間染色してから染浴を冷却しても
よい。
一般に、染色過程に関して考え得る任意の変更を加える
ことが可能である。
上述の如く、本発明の方法はすべてのタイプのポリアク
リロニトリルせんいすなわち急速または通常のまたはゆ
っくりした吸着性を示すポリアクリロニトリルせんいに
適用し得る。
急速吸着性ポリアクリロニトリルせんいの例はEURO
ACRIL。
BESLON、CASHMILON、EXLAN D
KおよびTORAYLON FHであり、通常の吸着
性をもつポリアクリロニトリルせんいの例はC0UR置
LE、ACRILAN 16.LEACRYL16およ
びMALONであり、そしてゆるやかな吸着性を示すポ
リアクリロニトリルせんいの例はCRYLOR20,C
RYLOR50,0RLON42およびDRALONで
ある(以上いずれも登録商標名)。
ポリアクリロニトリルせんいは主としてアクリル構成分
約85係と共重合体構成分約15係とからなる。
異なるタイプのポリアクリロニトリルせんいのさまざま
な吸着速度はそれぞれのガラス転移点(GTP)と極め
て密接な関係をもつ。
ガラス転移点が低ければ低い程せんいの吸着速度は高く
なり、その逆も真である。
移行性も同じ規則に従うが、それはさらに温度の上昇に
伴って大いに増大する。
一定の染色温度においては、染料はゆるやかな吸着性を
もりせんいに対する約4倍の速度で急速吸着性せんい上
に移行する。
これらのポリアクリロニトリルせんい材料の構造は非常
にさまざまのものであってよい。
適当な構造の例として目のあらい材料、コームスライバ
ー、ケーブル、かせ糸、チーズ、たて糸ビーム、マラ(
muffs) 、ロケット、ボビン、巻いたパンケージ
、織物、メリヤス衣類およびじゅうたんが挙げられる。
液比(材料の匂数と染液のリットル数との比)は設備条
件、基質、材料の構造ならびにバンキング密度とに依存
して広範囲に変動するが、大ていの場合1:5ないしl
:40とされる。
このように、本発明の方法は選ばれた移行性カチオン染
料を使用することによって通常の染色温度で三色組合せ
た色合いの均染を作り出すことができる。
それは染めるべきポリアクリロニトリルせんいのタイプ
に独立な、単純な染色法を提供し、それによれば温度上
昇に必要な加熱時間は非移行性カチオン染料を使用した
場合に比べて短縮され、しかもそれにもかかわらず完全
に均一な染色物が得られる。
本発明の方法においては全くカチオン緩染剤が必要とさ
れないか、あるいは吸着性および移行性に関して使用さ
れる染料に適合したカチオン緩染剤のごくわずかな量が
必要とされるに過ぎない。
それはあらゆる努力にもかかわらず不均一となった染色
を簡単に修理することを可能にし、そしてとりわけ煮沸
温度において色直しくshading−off) を
行なうことを可能にする。
この方法は淡色および極淡色を得るのに特に適しており
、適当な移行性カチオン緩染剤を少量添加することによ
って初期における過度の不均一効果を回避することがで
きる。
得られる染色は良好な堅ろう度特性とりわけ光、湿潤処
理たとえば洗たく、水分および汗、およびデカタイジン
グに対する堅ろう性を特色とする。
本発明の方法に従って移行性カチオン染料で染められだ
せんいの断面は完全な染料の浸透を示し、この状態は染
色の全く一様な外観を説明する。
以下の実施例は本発明を具体的に説明するものであって
その領域に制限を加えるものではない。
温度は摂氏度数で与えられ、百分率はせんい材料重量に
対する重量百分率を示す。
染料と緩染剤とに関しては、記号は次の意味をもつ。
K:カチオン重量、Pa:パラコールそしてlogP:
相対的親油性。
染料の量は希釈されない材料の量を示し、緩染剤の量は
市販の材料すなわち希釈された材料の量を示す。
例1 起源不明のポリアクリロニi−IJル糸(かぜ糸)25
に9を、塩化ドデシルトIJメチルアンモニウム水溶液
C)、3 %、80係酢酸2係、酢酸ナトリウム結晶1
%、はう硝10%、および式 で表わされる黄色染料(K=226 、Pa=558゜
log P=2.49 ) 0.013 %と式で表わ
される赤色染料(K=244.Pa=610゜1ogP
=2.68 ) 0.0028%と式で表わされる青色
染料(、に=270.Pa=577゜1ogP= 1.
97 ) 0.0025%とからなる染料混合物から作
られた水性染液(約875リツトル)をもつショル式円
型染色機中に80°において導入しくこの場合被染物の
染液に対する比は約1=35である)、ついでこの温度
で5分間材料を収縮処理する。
それから約25分かげて浴を98−99゜まで加熱し、
ついでこの温度で60分間材料を染色する。
それから浴を冷却し、材料を遠心分離にかげて乾燥させ
る。
かくして薄いベージュ調の混合色(3色効果)に完全に
均一に染められたポリアクリロニトリル糸が得られる。
もしも上記の染料混合物の代りに非移行性カチオン染料
の混合物を使用するならば、上記のように薄いベージュ
調の染色を同様の均染度で得るためには染浴の温度上昇
段階の時間を少なくとも2倍とし、そして緩染剤の添加
量を0.3%から2−3係にすなわち7−10倍に増加
しなげればならないだろう。
もしも式■で表わされる黄色染料の代りに次の表Aにリ
ストされる黄色染料の1つを使用し、その他の点では同
様な手順に従うならば、同様に均一な混合色が得られる
もしも例1において式■で表わされる赤色染料の代りに
次表Bにリストされる赤色カチオン染料を用い、それを
式■で表わされる黄色染料または表Aの黄色染料ならび
に式■で表わされる青色染料と組合せ、その他の点では
同一の手順に従うならば、同様に良好な混合色が得られ
る。
もしも式■の青色染料の代りに次表Cにリストされる青
色カチオン染料を用い、それを式■の黄色染料または表
Aの黄色染料ならびに式■の赤色染料または表Bの赤色
染料と組合せ、その他の点では例1の手順を採用するな
らば、同様に均一な混合色が得られる。
もしも黄色染料と赤色染料とのそれぞれの代りに次表り
にリストされるオレンジ色カチオン染料と鮮紅色力tオ
ン染料とをそれぞれ用い、その他の点では例1の手順に
従うならば、同様に非常に均一な混合色が得られる。
もしも青色または赤色染料の代りに次表Eにリストされ
るすみれ色カチオン染料を用い、その他の点では例10
手順に従うならば、前記の染料との組合せによって同様
に非常に均一な混合色が得られる。
例2 かぜ系状態のDralonバルキーヤーン(ゆるやかな
吸着性をもつポリアクリロニトリル)121に9を、塩
化ドデシルトリメチルアンモニウム水溶液0.5係、8
0係酢酸2チ、酢酸ナトリウム結晶1%、か焼ぼう硝1
0%、および例1の式■で表わされる染料0.015
%と式■で表わされる染料0.04%と式■で表わされ
る染料0.01%との染料混合物から作られた水性染液
(約42001Jソトル)をもつショル式円型染色機中
に80°において導入しくこの場合被染物の染液に対す
る比は約1=35である)、ついで材料をこの温度にお
いて5分間収縮処理する。
ひき続いて、約25分かげて温度を98−99°まで上
昇させ、ついでこの温度で60分間染色する。
それから浴を冷却し、材料を遠心分離によって乾燥させ
る。
かくして完全に一様に染まった淡灰色のDralon糸
が得られる。
例3 起源不明のポリアクリロニトリル糸(かぜ糸)25〜を
、80%酢酸2チ、酢酸ナトリウム結晶1チ、か焼ぼり
硝10%、および例1の式■で表わされる染料0.5
%と式■で表わされる0、23%との染料混合物から作
られた水性染液(約875リツトル)をもつショル弐円
型染色機中に800において導入しくこの場合被染材料
の染液に対する比は約1:35である)、ついでこの温
度におい・て5分間材料を収縮処理する。
ひき続いて約25分かけて温度を98−99°まで上昇
させ、ついでこの温度で60分間染色する。
それから浴を冷却し、材料を遠心分離によって乾燥させ
る。
このようにして、完全に一様に染まった、中程度の緑色
を呈するポリアクリロニトリル糸が得られる。
例4 かぜ系状態のDralonバルキー・ヤーン40/1(
ゆるやかな吸着性をもつポリアクリロニトリル)243
に9を、80係酢酸2%、酢酸ナトリウム結晶1係、か
焼ぼう硝10%、および例19式■の染料0.08%と
式■の染料0.9%と式■の染料1.0係との染料混合
物から作られた水性染液(約85001Jントル)をも
つショル式円型染色機中に80°において導入しくこの
場合被染材料の染液に対する比は約に35である)、つ
いでこの温度で5分間材料を収縮処理する。
ひき続いて、約25分かげて温度を98−99°まで上
昇させ、ついでこの温度で60分間染色を行なう。
それから浴を冷却し、材料を遠心分離によって乾燥させ
る。
完全に一様に染まったネービイ・ブルーのD ra l
on糸が得られる。
例5 かせ系状態のBe51onバルキー・ヤーン40/2(
急速吸収性ポリアクリロニトリル)100〜を、80%
酢酸2饅、酢酸ナトリウム結晶1′l)、か焼ぼう硝1
0チ、および例19式■の染料1.1%と式Hの染料0
.07%と式■の染料0.36%とからなる染料の混合
物から作られた水性染液(約4000リツトル)をもつ
0chsner式染色機中に78°において導入しくこ
の場合被染材料の染液に対する比は1:40である)。
30分かけて温度1−99゜まで上昇させ、ついでこの
温度で60分間染色を行なう。
それから浴を冷却し、材料を遠心分離によって乾燥する
このようにして、完全に一様に染まった緑色のベスロン
糸が得られる。
もしも非移行性染料を使用するならば、均染を得るのに
約2−3倍の加熱時間とカチオン緩染剤0.5−1%の
添加とが必要となる。
例6 0rlon TDバルキー・ヤーン44/2 (ゆるや
かな吸着性を示すポリアクリロニトリル、おのおのが9
ooyの重量をもつ巻いたパンケージ)24に9を、塩
化ドデシルオキシエチルジメチルアンモニウム水溶液0
.25%、60%酢酸2%、酢酸ナトリウム結晶1%、
か焼ぼり硝10%、および例12式■の染料0.05係
と式Hの染料0.15係と式■の染料0.03%との染
料混合物から作られた80°の水性染浴(約410リツ
トル)をもつ染色機(Vald、 Hendrikse
n GRU 15 HT)中に装入する(この場合被
染材料の染液に対する比は1:17である)。
20分かげて浴を90−99°まで加熱し、ついでこの
煮沸温度で60分間染色を行なう。
それから浴を自然に冷却させ、材料を遠心分離によって
乾燥させる。
こうすることにして、一様に染まった淡灰色の糸が得ら
れる。
引き続いて、淡灰色に染まった糸5に9を次のように色
直しする。
まず、材料を、60係酢酸2係と酢酸ナトリウム結晶1
%とか焼ぼう硝10饅とを含有する水性浴中で100°
において15分間処理し、ついで前記の染浴に補助容器
を使用し1−2分かけて塩化ドデシルトリメテルアンモ
ニウム水溶液0.5’%と式■で表わされる染料0.0
15%とを含有する水性色直し用添加剤を加えてから、
100°で30分間染色を遂行する。
このようにして、すぐれた均一性を示す、色直しされた
糸が得られる。
例7 かぜ系状態の0rlonTDバルキー・ヤーン44/2
(ゆるやかな吸着性を示すポリアクリロニトリル)12
Kfを、塩化ドデシルトリメチルアンモニウム溶液0.
25%、60%酢酸2係、酢酸ナトリウム結晶1係、か
焼ぼう硝10チ、および例1゜式■の染料0.05%と
式■の染料0.15%と式■の染料0.03%との染料
混合物から作られた80゜の水性染浴(約420リツト
ル)をもつ染色機(Vald、 Hendriksen
GRU 15 HT )中に供給する(この場合被染
材料の染液に対する比はl:35である)。
ひき続いて、20分かげて浴を98−99°まで加熱し
、ついで煮沸温度において60分間染色を行なう。
それから浴を自然に冷却させ、材料を遠心分離によって
乾燥させる。
完全に一様に染まった淡灰色の糸が得られる。
例8 かぜ系状態のCashmilonバルキー・ヤーン(急
速吸着性のポリアクリロニトリル)12像を、塩化ドデ
シオオキシエチルジメチルアンモニウム溶液0.2 %
、60チ酢酸2チ、酢酸ナトリウム結晶1%、か焼ぼう
硝10%、および例11式■の染料0.05%と式■の
染料0.15 %と式■の染料0.03%との染料混合
物から作られた80°の水性染浴をもつ染色機(Val
d 、 Hendriksen G RU 15HT)
中に供給する(この場合被染材料の染液に対する比は約
1=35である)。
ひき続いて、20分かけて温度を98−99°まで上昇
させ、ついで煮沸温度において60分間材料を染色する
それから浴を自然に冷却させ、材料を遠心分離によって
乾燥させる。
完全に一様に染まった淡灰色の糸が得られる。
例9 Vonnel 17ステープル・ファイバー布(急速吸
着性ポリアクリロニトリル)4vを、80係酢酸2係と
か焼ぼり硝5%と式Iの染料0.245%と式■の染料
0.1191+とから作られた、95°の水性染液を含
有するステンレス鋼製ビーカーをもつAHIBA実験室
用染色装置中に加える。
ひき続いテ、染浴を5分間かげて沸とうさせ、ついで9
8−1000で60分間染色を行なう(この場合の被染
材料の染液に対する比は1:40である)゛。
浴を自然に冷却させ、材料を水洗する。
このようにして、絶対的に一様に染まったオレンジ色の
布が得られる。
この染められた布を同一量の未染の同じ布トいっしょに
、80係酢酸2係とか焼ぼう硝10係とを含有する新し
い浴中において煮沸温度で60分間処理すると、その結
果として染めた布と未染の布との間に非移行性カチオン
染料の使用によっては得られない良好な均等化が見られ
る。
例10 Acrilaf 16ステーブルフアイバー布(通常の
吸着性をもつポリアクリロニトリル)4tを、80チ酢
酸2チとか焼ぼう硝10%と例19式Iの染料0.25
%から作られた、800の水性染液をもつAHIBA
研究室用染色装置中に加え、ひき続いて30分かげて9
8−100°の温度まで染浴を加熱し、それからこの温
度で60分間染色を行なう(被染材料の染液に対する比
は約1:40である)。
染浴を自然に冷却させてから、完全に染まった、黄単−
色の布を水洗する。
もしも例19式Iの染料0.25 %の代りに式■の染
料0.33%または式■の染料0.25%を浴に加える
こと以外は上記の手順をくり返すならば、前者の場合は
赤単−色の布が得られ、後者の場合は青単−色の布が得
られる。
上記3つの黄色、赤色および青色に染まった布は顕微鏡
下において染料がせんいの断面に極めて良く浸透してい
ることを示す。
これらの布を−しよにして、80チ醋酸2%とか焼ぼり
硝10%とを含む処理浴中において105°で60分間
均染処理すると(被染材料の染液に対する比は約1=4
0である)、最初単色に染められた3つの布は一様な褐
色混合色を示す。
もしも非移行性染料を使用する以外は上記の手順をくり
返すならば、非常にわずかな色素の移動が認められるに
止まる。
例11 チーズ状のLeacril 16正則ヤーン(通常の吸
着性をもつポリアクリロニトリル)511を、塩化ドデ
シルトリメチルアンモニウム水溶液0.5%、30剣酢
酸2係、酢酸ナトリウム結晶1剣、か焼ぼう硝10%、
および例19式■の染料0.035係と式■の染料0.
057係と式■の染料0.063係との染料混合物から
作られた、80°の水性染浴(約1000リツトル)を
もつチーズ染色機(Vald、 Hendriksen
GRU 35 HT )中に供給する(被染材料の染
液に対する比は1:20である)。
機械を閉じ、30分かけて染液を105゜まで加熱して
から、この温度で30分間染色を行なう。
それから浴を放置して冷却させ、材料を遠心分離によっ
て乾燥させる。
完全に均一な淡ベージュの染色物が得られる。
例12 Cryler 50ステープルフアイバー布(ゆるやか
な吸着性を示すポリアクリロニトリル)4グを、80%
酢酸2係とか焼ぼう硝10%と式■の黄色染料0.15
%と式■の赤色染料0.35qbとから作られた、約8
0°の水性染液をもつAHIBA研究室用染色装置に供
給し、ひき続いて30分かけて染浴を加熱沸とうさせて
から、98−100°において60分間染色を行なう(
被染材料の染液に対する比は1:40)である)。
浴を放置冷却してから、材料を水洗する。
完全に一様に染まった鮮紅色布が得られる。
例13 Acrilan 16バルキー・ヤーン(通常の吸着性
を示すポリアクリロニトリルせんい)4グを、塩化ドデ
シルオキシエチルジメチルアンモニウム水溶液0.25
%、80チ酢酸2転塩化すi IJウム10チ、式Xの
黄色染料0.17%および式■の青色染料0.08%か
ら作られた、約80°の水性染液を含有するステンレス
鋼製ビーカーを備えたAHIBA研究室用染色装置に供
給し、20分かけて染浴を加熱沸とうさせてから、98
−1000において60分間染色を行なう(被染材料の
染液に対する比は1:40である)。
染浴を放置冷却してから材料を水洗する。
一様に染まった淡緑色糸が得られる。
例14 Euroacryl ステーブルファイバー布(急速
な吸着性を示すポリアクリロニトリルせんい)41を、
80%酢酸2%、酢酸ナトリウム結晶1チ、ぼり硝(か
焼)10係、弐X■の赤色染料0.35係および式■の
青色染料0.15%から作られた、約80°の水性染液
を含有するステンレス鋼製ビーカーをもつAHIBA研
究室用染色装置に供給してから、30分かげて染浴を加
熱沸とうさせる。
それから98−1000において60分間染色を行なう
(被染材料の染液に対する比は1:40である)。
浴を放置冷却してから材料を水洗する。完全に一様に染
まった、赤味がかったすみれ色の布が得られる。
例15 Leacril 16正則ヤーン26/2 (通常の吸
着性を示すポリアクリロニトリル)4tを、塩化ドデシ
ルトリメチルアンモニウム水溶液α3%、80チ酢酸2
チ、か焼ぼう硝5%、および式XX■のオレンジ色染料
0.01%と弐X[Xの鮮紅色染料0.03係と式XX
IXの青色染料0.0025係との染料混合物から作ら
れた、約80°の水性染液を含有するステンレス鋼製ビ
ーカーをもつAHIBA研究室用染色装置に供給してか
ら、30分かげて染浴を加熱沸とうさせ、る。
それから98−100゜において60分間染色を行なう
(被染材料の染液に対する比は1:40である)。
浴を放置冷却してから材料を水洗する。
一様に淡褐色に染まった糸が得られる。
例16 0rlon42ステープルフアイバー布(ゆるやかな吸
着性をもつポリアクリロニトリル材料)4tを、塩化ド
デシルオキシエチルジメチルアンモニウム水溶液0.4
5係、80係酢酸2係、酢酸ナトリウム結晶1%、か焼
ぼう硝10チおよび式■の青色染料(Co 25 %か
ら作られた、約80°の水性染液を含有するステンレス
鋼製ビーカーをもつAHIBA研究室用染色装置に供給
してから、30分かけて染浴を加熱沸とうさせる。
ついで98−100°において60分間染色を行なう(
被染材料の染液に対する比は1:40である)。
浴を放置冷却してから材料を水洗する。
一様に染まった、緑がかった青色の布が得られる。
同じ材料を同一の染色諸条件下で式 で表わされる非移行性青色染料0.025%によつて染
色すると、淡青色の染色物が得られるが、これは均染塵
に関しては全く慣行の要求条件を満足しないものである
この非移行性染料によって満足し得る結果を得るために
は同一条件下において5−10倍量の緩染剤を使用する
ことが必要となるだろう。
例17 Courtelleステープルファイバー布(通常の吸
着性をもつポリアクリロニトリルせんい)l’を、酢酸
2チ、硫酸アンモニウム10チ、弐M」/のすみれ色染
料0.45%および弐XXXIの青色染料0−05 %
から作られた、約80°の水性染液をもつHT式研究室
用染色装置に供給する。
装置を閉じ、30分かけて染浴を105°まで加熱して
から、この温度で45分間染色を行なう(被染材料の染
液に対する比は1:30である)。
浴を放置冷却してから材料を水洗する。
一様に染まった青味がかったすみれ色の布が得られる。
例18 Exlan DKバルキー・ヤーン(急速な吸着性をも
つポリアクリロニトリルせんい)4fを、80チ酢酸2
チ、酢酸ナトリウム結晶1%、か焼ぼう硝10転および
式■の黄金色染料0.35%と式X■の赤色染料0.1
2 %と式■の青色染料0.05チとの染料混合物から
作られた、約80°の水性染液な含有するステンレス鋼
製ビーカーをもつAHIBA式研究室用染色装置に供給
し、ひき続いて30分かけて染浴を加熱節とうさせる。
それか≦98−100°において45分間染色を行なう
(被染材料の染液に対する比は1:40である)。
浴を放置冷却してから材料を水洗する。
完全に一様に染まった淡褐色の糸が得られる。
例19 Acrilan 16バルキー・ヤーン(通常の吸着性
を示すポリアクリロニトリルせんい)4tを、80%酢
酸2%、か焼ぼう硝lO%および式1の黄色染料0°4
75%と弐■の鮮紅色染料0.025チとの染料混合物
から作られた、約80°の水性染液な含むステンレス鋼
製ビーカーをもつAHIBA式研究室用染色装置に供給
してから30分かけて染浴を加熱節とうさせ、ついで9
8−100’で60分間染色を行なう(被染材料の染液
に対する比は1:40である)。
浴を放置冷却してから材料を水洗する。
完全に一様にそして充分に染まつた黄金色糸が得られる
例20 0rlon42ステープルフアイバー布(ゆるやかな吸
着性を示すポリアクリロニトリル材料)4fIを、塩化
ドデシルピリジニウム水溶液0.459b、80係酢酸
2%、酢酸す) IJウム結晶1係、か焼ぼう硝101
%、および例19式Iの染料0.035チと式■の染料
0.057%と式■の染料0.063チとの染料混合物
から作られた、80°の水性染液な含むステンレス鋼製
ビーカーをもつAHIBA式研究室用染色装置に供給し
くこの場合被染材料の染液に対する比は1:40である
)、ひき続いて30分かげて染浴を加熱節とうさせ、そ
れから98−1000で60分間染色を行なう。
浴を放置冷却してから材料を水洗する。
完全に一様に染まった淡ベージュ色の布が得られる。
次に本発明の好ましい実施態様の条件を整理して示す。
〔(1)は欠番〕 (2)カチオン重量が275よりも小さく、パラコール
が680よりも小さくそしてlogPが2.8よりも小
さい移行性カチオン染料を使用する、前記特許請求の範
囲および前項(1)のいずれかに記載の方法。
〔(3)および(4)は欠番〕 で表わされる黄色移行性カチオン染料を含有する水性染
液を使用する、前記特許請求の範囲および前項(1)−
(4)のいずれかに記載の方法。
で表わされる青色移行性カチオン染料を含有する水性染
液を使用する、前記特許請求の範囲および前項(1)−
(4)のいずれかに記載の方法。
で表わされる赤色移行性カチオン染料を含有する水性染
液を使用する、前記特許請求の範囲および前項(1)−
(4)のいずれかに記載の方法。
(8)前項(5) 、 (6)および(力に挙げられた
染料の混合物を含有する水性染液な使用する、前記特許
請求の範囲および前項(1)−(4)項のいずれかに記
載の方法。
(9)赤、青および黄色の移行性カチオン染料それぞれ
少くとも1種と少なくとも1つの移行性カチオン緩染剤
とを含有する水性染液な使用する、前記特許請求の範囲
および前項(,1)−(8)のいずれかに記載の方法。
(10)カチオン重量が310よりも小さく、パラコー
ルが800よりも小さくそして1ogPが7.0よりも
小さい移行性カチオン緩俸剤を使用する、前記特許請求
の範囲および前項(1)−(9)のいずれかに記載の方
法。
αυ カチオン重量が275よりも小さくそしてパラコ
ールが650と750との間にある移行性カチオン緩染
剤を使用する、前記特許請求の範囲および前項(1)→
O)のいずれかに記載の方法。
(12)式 (式中マツは有機または有機の酸のアニオンである) で表わされる移行性カチオン緩染剤を含有する染液を使
用する、前記特許請求の範囲および前項(1)−αυの
いずれかに記載の方法。
(13)式 (式中マツは有機または無機の酸のアニオンである) で表わされる移行性カチオン緩染剤を含有する染液な使
用する、前記特許請求の範囲および前項(1)−Qυの
いずれかに記載の方法。
04)式 (式中父りは有機または無機の酸のアニオンである) で表わされる移行性カチオン緩染剤を含有する染液を使
用する、前記特許請求の範囲および前項(1)−〇〇の
いずれかに記載の方法。
α9 少なくとも1つの移行性カチオン染料を、ポリア
クリロニトリル材料の重量に対して0.01ないし5重
量%好ましくは0.01ないし2重量%含有する染液を
使用する、前記特許請求の範囲および前項(1)−αa
のいずれかに記載の方法。
σ6)移行性カチオン緩染剤をポリアクリロニトリル材
料の重量に対して0.01ないし1重量%好ましくは0
.1ないし0.5重量%含有する染液を使用する、前記
特許請求の範囲および前項(1)−(15)のいずれか
に記載の方法。
αη 電解質を、ポリアクリロニトリル材料の重量に対
して1ないし10重量%好ましくは5ないし10重量%
含有する染液を使用する、前記特許請求の範囲および前
項(1)→6)のいずれかに記載の方法。
(18染色を吸じん法によって遂行する、前記特許請求
の範囲および前項(1)−(lηのいずれかに記載の方
法。
(19)被染材料を約80℃の温度をもつ染浴中に導入
し、15ないし30分かげて染浴を98ないし100℃
まで加熱し、それからこの温度において45ないし60
分間材料を染色する、前記特許請求の範囲および前項(
1)−(18)のいずれかに記載の方法。
(20)被染材料を約80℃の温度をもつ染浴中に導入
し、15ないし30分かけて染浴を105℃まで加熱し
、それからこの温度で15ないし45分間材料を染色す
る、前記特許請求の範囲および前項(1)−(1sのい
ずれかに記載の方法。
Cυ 被染材料を約95ないし100℃の温度をもつ染
浴中に導入し、それからこの温度において30ないし6
0分間染色する、前記特許請求の範囲および前項(1)
−(181)のいずれかに記載の方法。
(2邊スべてのタイプのポリアクリロニトリル材料に対
して前記特許請求の範囲および前項(1)−(21)の
いずれかに記載の方法を適用すること。
(23)前記特許請求の範囲および前項(1)−(22
)のいずれかに記載の方法によって染められた、さまざ
まの直接性をもつポリアクリロニトリル材料。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 吸着性のゆるやかなまたは通常のまたは急速なポリ
    アクリロニトリル材料から選んだポリアクリロニトリル
    材料を染色するにあたり、 (a) カチオン重量が310よりも小さく、パラコ
    ールが750よりも小さくそしてlog Pが3.6よ
    りも小さい赤、青および黄色の移行性カチオン染料それ
    ぞれ少くとも1種と (b) ポリアクリロニトリル材料に対して1〜10
    重量%の無機電解質と さらに必要な場合には移行性カチオン緩染剤とをその他
    の添加剤と共に含有する水性染液を使用すること、 約80〜100℃の温度範囲で染浴中に被染色材料を導
    入し、98〜105℃の温度範囲で15〜60゛分間染
    色すること、および 被染色材料を染浴に導入したときに染浴の温度が必要な
    染色温度に満たない場合には、15〜30分間かげてそ
    の染色温度に染浴を加熱すること、を特徴とする、ポリ
    アクリロニトリル材料の均一な三色染色をする方法。
JP50129382A 1974-10-29 1975-10-29 吸着性のゆるやかなまたは通常のまたは急速なポリアクリロニトリル材料の均染法 Expired JPS595714B2 (ja)

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