JPS59561Y2 - 接触検出用ヘツド - Google Patents

接触検出用ヘツド

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Publication number
JPS59561Y2
JPS59561Y2 JP8894878U JP8894878U JPS59561Y2 JP S59561 Y2 JPS59561 Y2 JP S59561Y2 JP 8894878 U JP8894878 U JP 8894878U JP 8894878 U JP8894878 U JP 8894878U JP S59561 Y2 JPS59561 Y2 JP S59561Y2
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JP
Japan
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contact
contact detection
head
detection head
spindle
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Expired
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JP8894878U
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JPS557655U (ja
Inventor
哲郎 山蔭
邦道 中嶋
暉 坪井
Original Assignee
豊田工機株式会社
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Publication date
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Priority to JP8894878U priority Critical patent/JPS59561Y2/ja
Publication of JPS557655U publication Critical patent/JPS557655U/ja
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  • Measuring Arrangements Characterized By The Use Of Fluids (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、工作物に形成された穴の直径等を測定するた
めに、接触検出機能を有する数値制御工作機械のスピン
ドルに装着される接触検出用ヘッドに関し、その目的と
するところは、工作物の被測定面に付着する塵芥が測定
を行う前に除去されるようにし、塵芥の付着によって生
じる測定誤差をなくすことにある。
近年、数値制御工作機械のスピンドルに接触検出用のヘ
ッドを工具の替わりに装着してこの接触検出用ヘッドを
所定の方向へ移動させ、接触検出用ヘッドの先端部に形
成された接触面が工作物の被測定面に接触するまでに移
動した距離によって穴の直径等を測定することが行われ
ているが、工作物の穴には切削屑等の塵芥が付着してい
ることが多いため、測定を行う前に被測定面に付着して
いる塵芥を除去しないと正確な測定が行えない。
工作物の穴に付着する塵芥を除去するには穴の中にエア
ーノズルを挿入して圧搾空気を噴出する方式が考えられ
るが、この方式では測定を行う前に工作物の穴にエアー
ノズルを挿入して穴の清掃を行わなければならないため
測定に時間がかかるだけでなく、穴の中で圧搾空気を噴
出しても、穴の側面に切削油等を粘着剤として付着して
いる微小な切粉は除去されないことがあり、寸法測定を
正確に行いたい場合には問題となる。
本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、接触検出用
ヘッドの先端部に設けられた接触部材に、先端部が工作
物の被測定面に接触して被測定面に付着している塵芥を
離脱させる非導電性の清掃部材と、この清掃部材によっ
て離脱された塵芥を吹き飛ばすエアーノズルとを設けた
ことを特徴とするものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、工作物Wに形成された穴の直径等を自動的に
測定する機能を有する数値制御工作機械の構成を示す全
体図で、機械本体1と接触検出装置2と数値制御装置3
とによって構成される。
10は機械本体1のベッドで、このベッド10の上には
工作物Wを載置するテーブル11が紙面と垂直な方向(
X軸方向)に移動可能に案内され、また、主軸頭12を
上下方向(Y軸方向)に移動可能に案内するコラム13
が左右方向(Z軸方向)に移動可能に案内されている。
そして、テーブル11はベッド10に固着されたサーボ
モータ14によつてX軸方向に移動され、主軸頭12は
、ベッド10の後端部に取付けられたサーボモータ15
と、コラム13の上部に取付けられたサーボモータ16
とによってY軸方向およびZ軸方向に移動されるように
なっている。
これによって、工作物Wど主軸頭12との相対位置が変
化せしめられ、工作:*Wの加工と、工作物Wに加工さ
れた穴の直径等の測定が行われる。
17は主軸頭12に軸架されたスピンドルで、図略の主
軸モータによって回転駆動されるようになっている。
工作物に加工された穴の直径等を測定する場合にはこの
スピンドル17に図に示す接触検出用ヘッド18が装着
される。
また、主軸頭12の周囲には、スピンドル17の周囲を
取巻く磁束を発生させる接触検出用のコイル19が配設
されており、接触検出用ヘッド1Bが工作物Wの被測定
面に接触すると第1図の破線で示すような誘導電流が流
れ、コイル19のインピーダンスが変化する。
さらに主軸頭12の上部にはスピンドル17に圧搾空気
を供給するためのエアー供給口20が設けられている。
接触検出装置2は、コイル19のインピーダンス変化に
よって接触検出用ヘッド18が工作物Wの被測定面に接
触したことを検出するもので、工作物加工時には空切削
除去にも利用される。
また、数値制御装置3は紙テープ等によって与えられる
数値指令データに応じて工作物Wの加工を行うもので、
数値指令データに応じた数のパルスをサーボモータ14
,15.16に与える。
この数値制御装置3は特定の数値指令が与えられると、
接触検出用ヘッド18をスピンドル17に装着して穴の
直径等を自動的に行う。
穴の直径を測定する場合には加工された穴の中で接触検
出用ヘッドを移動させ、接触検出装置2から接触検出信
号が送出されるまでに接触検出用ヘッド18が移動した
距離から直径を演算する。
なお、この数値制御装置3は、寸法測定を行っている間
、主軸モータとソレノイドSQLを付勢するようになっ
ている。
第2図は接触検出用ヘッド18か゛スピンドル17に装
着された状態を示す縦断面図で、接触検出用ヘッド18
のヘッド本体25はスピンドル17に装着され、このヘ
ッド本体25の先端部に、中間軸26と接触部27とに
よって構成される接触部材28が固着されている。
また、接触部27の外周面27 aには、接触部27の
頭部を覆うスリーブ29が軸方向へ移動できるように嵌
合され、このスリーブ29の内周に突設された突出部2
9 aと中間軸26の先端面26 aとの間にスプリン
グ30が縮設されている。
また、スリーブ29の突起部29 aと接触部27の頭
部27 bおよびスリーブ29の先端部分によって、ス
リーブ29を後退させるシリンダ室31が形成されてお
り、このシリンダ室31は連通路32 a、 32 b
を介して接触部27の中心部に穿設されたエアー通路3
3に連通している。
さらに中間軸26およびヘッド本体25の内部には、接
触部27のエアー通路33をヘッド本体25の外周面に
刻設された環状溝39に連通させるエアー通路36.3
7および連通路38が穿設されている。
一方、スピンドル17の工具受面17aの前記環状溝3
9に対向する位置には、スピンドル17および主軸頭1
2に穿設されたエアー通路41.42を介してエアー供
給口20に連通ずるエアー供給口40が穿設されている
したがって、エアーポンプAPからの圧搾空気がエアー
供給口20に供給されると、シリンダ室31内の圧力が
上昇し、スリーブ29を、スリーブ29の後端面29
bが中間軸26に当接するまで後退させる。
前記接触部27の頭部27 bには、第3図に示すよう
に、半径方向に延在する保持室43が設けられ、この保
持室43にはスチールボール44とナイロンボール45
およびこれらのボールを外側を押圧するスプリング46
が組込まれている。
保持室43は接触部27の頭部27 bに穿設された穴
27 cと、この穴の一端に螺着された保持部材47に
穿設された穴47 aとによって構成されており、この
保持室43の両端開口部には、スリーブ29が後退した
ときに、スチールボール44およびナイロンボール45
の表面が頭部27 bかられずかに突出するようなテー
パ面43a、43bが形成されている。
ナイロンボール45は、工作物Wに形成された穴の側面
等の被測定面に付着した切屑等を除去するためのもので
、このナイロンボール45の突出量11は第4図に示す
ようにスチールボール44の突出量12よりも所定量だ
け多くなるようにテーパ面43a、43bが形成されて
いる。
なお、48はスプリング46と接触部27の頭部27
bとを電気的に接続するための導線で、これによってス
チールボール44と接触面27との電気的な接続が行わ
れる。
また、ナイロンボール45を遊嵌する保持部材47には
円周上数ケ所にエアーノズルを形成する割溝49が刻設
され、前記保持室43とエアー通路33との間には絞り
作用を有する連通路33 aが形成されている。
したがって、エアー通路33に圧搾空気が供給されると
、保持室43の内部にも所定の圧力が発生し、前記割溝
49から圧搾空気が噴出される。
さらに、接触面27の頭部27 aの先端には、穴の深
さ等を測定するための接触面50 aを有する検出部材
50が螺着されており、この検出部材50には接触面5
0 aの中央に開口するエアーノズル51が穿設されて
いる。
したがって、エアー通路33に圧搾空気が供給されると
、このエアーノズル51からも圧搾空気が噴出される。
第5図は、接触検出用ヘッドの使用状態を示し、シリン
ダ室31にエアー通路33を介して圧搾空気が供給され
、スリーブ29が後退端に位置しているため、スチール
ボール44およびナイロンボール45がスプリング46
の弾性力によって接触面27の頭部27 bから所定量
だけ突出せしめられている。
また、保持室43にも連通路33 aを介して圧搾空気
が供給され、割溝49およびエアーノズル51から圧搾
空気が噴出されている。
この状態で、接触検出用ヘッド1Bが回転され、接触面
27の頭部27 bが工作物Wに加工された穴の側面に
接近せしめられると、割溝49から噴出される圧搾空気
によって穴の側面に付着している大かまかな塵芥が吹き
飛ばされる。
また、この後接触類27の頭部27 bが穴の側面に近
づくとナイロンボール45が穴の側面に接触して、圧搾
空気では吹き飛ばされなかった塵芥が穴の側面から離脱
せしめられ、この離脱された塵芥が圧搾空気によって吹
き飛ばされる。
そして、接触面27の頭部27 bが穴の側面にさらに
近づくと、ナイロンボール45がスプリング46の押圧
力に抗して内部へ移動せしめられ、スチールボール44
が穴の側面に当接するようになる。
すると、接触検出装置2から接触検出信号が送出され数
値制御装置3に接触検出用ヘッド1Bが工作物Wに接触
したことが報知される。
数値制御装置3は穴の直径線上で接触検出用ヘッド18
を移動させ、接触検出用ヘッド1Bの移動量から穴の直
径を演算する。
このように、工作物Wの被測定面に付着している切屑等
の塵芥が完全に除去された状態で接触検出が行われるた
め、穴の直径を正確に測定することができる。
なお、上記実施例においては、接触検出用ヘッドの接触
面をスチールボールで構成するとともに清掃部材をナイ
ロンボールで構威し、これらのボールをスプリングで半
径方向外側へ押圧する構造とし、また、接触検出用ヘッ
ドを使用しないときはこれらのボールをスリーブで覆う
ようにしていたため、接触検出用ヘッドを工具マガジン
等に保管している間に接触面となるスチールボールに塵
芥が付着することがない、接触時の衝撃をスプノングで
吸収できる等の利点があるが、これらの点があまり問題
とならない場合には、第6図に示すように、接触面27
の先端外周面に接触面52を突設するとともに、先端外
周面の一部に先端部が接触面52よりも突設する非導電
性のブラシ53を植設し、接触面52またはその近傍に
エアーノズル54を設けるようにしてもよい。
このようにすれば、簡単な構造で本考案の目的を遠戚で
きる。
以上述べたように、本考案の接触検出用ヘッドにおいて
は、接触部材の先端外周面に工作物の被測定面に付着す
る塵芥を離脱させる清掃部材と、この清掃部材によって
離脱された塵芥を吹き飛ばすエアーノズルとを設けたか
ら、工作物に形成された穴の側面等の被測定面に、微小
な切粉等が切削油等によって粘着していた場合でも、こ
れらの塵芥を完全に除去することができ、穴の直径等を
正確に測定することができる。
また、本考案にかかる接触検出用ヘッドを用いれば、接
触検出の動作と並行して被測定面の清掃動作が行われる
ため、被測定面の塵芥を除去するのに特別な時間を必要
とせず、被測定面の清掃を行って接触検出を行うのにも
かかわらず穴の直径等を短時間に測定することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる接触検出用ヘッドを用いて寸法
測定等を行う数値制御工作機械の構成を示す図、第2図
は接触検出用ヘッドがスピンドルに装着された状態を示
す縦断面図、第3図および第4図は第2図における接触
面27の拡大図で第3図はスリーブ部材29が前進端に
位置する状態を示し、第4図はスリーブ部材29が後退
端に位置する状態を示す図、第5図は接触面27が工作
物の穴に挿入された状態を示す図、第6図は本考案にか
かる接触検出用ヘッドの第2実施例を示す図である。 1・・・・・・機械本体、2・・・・・・接触検出装置
、3・・・・・・数値制御装置、12・・・・・・主軸
頭、17・・・・・・スピンドル、18・・・・・・接
触検出用ヘッド、19・・・・・・接触検出用コイル、
25・・・・・・ヘッド本体、26・・・・・・中間軸
、27・・・・・・接触面、28・・・・・・接触部材
、29・・・・・・スリーブ、30.46・・・・・・
スプリング、31・・・・・・シリンダ室、32 a、
32 b、 33a、38・・・・・・連通路、33
,36.37・・・・・・エアー通路、40・・・・・
・エアー供給口、44・・・・・・スチールボール、4
5・・・・・・ナイロンボール、49・・・・・・割溝
、52・・・・・・接触面、53・・・・・・ブラシ、
54・・・・・・エアーノズル、AP・・・・・・エア
ーポンプ、W・・・・・・工作物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 数値制御工作機械のスピンドルに装着されるヘッド本体
    の先端部に接触部材を取付け、この接触部材の先端外周
    面に工作物等の被測定面に当接させる接触面を形威した
    接触検出用ヘッドにおいて、前記接触部材の先端外周面
    に、先端面が前記接触面よりもわずかに突出しかつ半径
    方向に変位可能な非導電性の清掃部材を前記接触面と円
    周方向位置を異にして設けるとともに、前記被測定面に
    圧搾空気を噴出するエアーノズルを形威し、前記接触部
    材とヘッド本体の内部には前記スピンドルのエアー供給
    口から供給される圧搾空気を前記エアーノズルに供給す
    るエアー通路を設けたことを特徴とする接触検出用ヘッ
    ド。
JP8894878U 1978-06-27 1978-06-27 接触検出用ヘツド Expired JPS59561Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8894878U JPS59561Y2 (ja) 1978-06-27 1978-06-27 接触検出用ヘツド

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JP8894878U JPS59561Y2 (ja) 1978-06-27 1978-06-27 接触検出用ヘツド

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Publication Number Publication Date
JPS557655U JPS557655U (ja) 1980-01-18
JPS59561Y2 true JPS59561Y2 (ja) 1984-01-09

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ID=29015904

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JP8894878U Expired JPS59561Y2 (ja) 1978-06-27 1978-06-27 接触検出用ヘツド

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5711090Y2 (ja) * 1977-04-30 1982-03-04
JPH0650241B2 (ja) * 1983-09-21 1994-06-29 株式会社新潟鐵工所 接触検出装置
JPH0446165Y2 (ja) * 1985-08-23 1992-10-29

Also Published As

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JPS557655U (ja) 1980-01-18

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