JPH0522811Y2 - - Google Patents

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JPH0522811Y2
JPH0522811Y2 JP1987044033U JP4403387U JPH0522811Y2 JP H0522811 Y2 JPH0522811 Y2 JP H0522811Y2 JP 1987044033 U JP1987044033 U JP 1987044033U JP 4403387 U JP4403387 U JP 4403387U JP H0522811 Y2 JPH0522811 Y2 JP H0522811Y2
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contact
air
contact needle
needle
touch sensor
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、マシニングセンタとして知られてい
る自動工具交換装置(ATC)付き数値制御工作
機械等の主軸に装着して、ワークの加工位置等の
検出のために使用されるタツチセンサーに関する
ものである。
(従来技術及びその問題点) 前記のようなタツチセンサーは、工作機械の主
軸に工具を替えて装着し、主軸台を適宜移動させ
てセンサー本体先端から突出する接触針が被測定
物に当接したことを電気的に検出するものであつ
て、この被測定物当接検出信号は、当該検出時の
主軸台の位置から被測定物、即ちワークの加工位
置、例えば加工端面までの距離や加工穴径等を演
算して数値接触装置に記憶させるため等に活用さ
れる。
前記接触針が被測定物に当接したことを電気的
に検出する方法としては、接触針と被測定物との
間に電圧を印加しておいて両者が接触したときに
両者間に流れる電流を検出する方法や、前記接触
針が被測定物との当接によつて運動することによ
り開閉状態が変化するスイツチを使用して検出す
る方法等が知られているが、特に前者の方法によ
るときは、接触針と被測定物とが接触するときの
両者の接触面、即ち電通面の何れか一方にでも塵
埃等の非導電性異物が付着していると、両者間に
おける通電が不良になつたり、通電時期が遅れる
等、正確な検出動作が行われなくなる。勿論、後
者の方法による場合でも、両者の接触面の何れか
一方に付着する異物の大きさや固さ等によつては
誤動作の原因となる。
(考案の目的) 本考案は、上記従来の問題点に鑑み、接触針の
先端部及び非測定物の表面に付着する塵埃等を吹
き飛ばして清掃し得るようにしたタツチセンサー
を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段及びその作用) 上記従来の問題点を解決するために、本考案
は、一端部に取付け用嵌合部2Aを設け、他端部
に三次元に変位自在な接触針4を突設させてなる
タツチセンサー1において、上記接触針4の内部
軸方向にエア連通路21を形成すると共に該接触
針4の先端部にエア噴出口22を開設してなる構
成を採用するものである。
上記構成によれば、エア連通路21を通り、エ
ア噴出口22から噴出させられたエア流によつ
て、接触針4の先端部及び被測定物25の表面に
付着する塵埃等が吹き飛ばされるものである。
また、本考案は、接触針4の後端部と、センサ
ー本体2に設けたエア供給路6との間に前記エア
連通路21に連通する可撓性配管23を接続して
なる構成を採用するものである。
上記構成によれば、接触針4が三次元的に変位
させられたときに、上記配管23が自在に変形
し、その接触針4の変位を阻害しないものであ
る。
(実施例) 本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はタツチセンサー1の一部切欠き側面図で
あつて、センサー本体2と、そのセンサー本体2
の先端に取付けられたセンサーヘツド3と、該セ
ンサーヘツド3の先端から前方へ突出する三次元
に変位自在な接触針4とを有する。
上記センサー本体2の後部に形成したテーパシ
ヤンク部(取付け用嵌合部)2Aは、第8図の概
略図に示す工作機械の主軸5に嵌合させられ、そ
の中央部には、自動工具交換装置(図示せず)の
マニピユレータによつて把持される把持部2Bが
形成されている。またセンサー本体2の中央部
に、その軸心に沿つてエア供給路6が貫設されて
いる。
前記センサーヘツド3は、前部に内鍔部7Aを
有する円筒部7と、該円筒部7の後面にボルト止
めされると共に、その後面の突出部8Aがセンサ
ー本体2の前面凹部内に嵌入させられ、且つボル
ト9止めされた後蓋部8と、上記円筒部7の前部
に螺合するキヤツプ10とから構成されている。
上記円筒部7内の内鍔部7Aにボルト止めされ
た支持リング11の後面には、第4図に示すよう
に、120°の間隔をおいてテーパ孔12と、支持リ
ング11の半径方向に沿う長溝13とが形成され
ている。なお、第4図中、14はボルト挿通孔で
ある。
前記接触針4は、円筒部7内にあつて支持リン
グ11と対向する円盤部4Aと、該円盤部4Aの
前面中央から支持リング11及びキヤツプ10の
孔を通つて前方へ突出する針本体4Bと、該針本
体4Bの先端に取付けられた接触子4Cとを有
し、上記円板部4Aの120°おきに貫設された貫通
孔にはそれぞれ第1〜第3の球体15〜17が嵌
入させられると共に、その各球体15〜17は接
着剤により円盤4Aに固着されている。その第1
の球体15は、第5図に示すように、支持リング
11の平滑面11Aに当接し、第2の球体16
は、第6図に示すように、テーパ孔12に嵌合
し、第3の球体17は、第7図に示すように、長
溝13に嵌合している。そして、第1の球体15
の突出量を第2、第3の球体16,17の突出量
よりも少なくして円盤部4Aが支持リング11と
完全に平行になるようにしている。また、円盤部
4Aと後蓋部8との間に配設されたばね18によ
り各球体15〜17がそれぞれ平滑面11A、テ
ーパ孔12、長溝13に押し付けられ、これによ
つて、針本体4Bがタツチセンサー1の軸心と完
全に一致するようにしている。第1図の19は、
後蓋部8に螺着させられた回り止めピンであつ
て、第3図に示すように、円盤部4Aの回り止め
用孔20に遊嵌入している。
前記針本体4Bの内部に、その軸心方向に沿つ
てエア連通路21を形成すると共にこの針本体4
Bの先端段部に、第2図に示すように、エア連通
路21に連通する複数(この実施例では4つ)の
エア噴出口22を開設し、一端が円盤部4Aの後
面中央に固定されたゴム製等の可撓性配管23の
他端を後蓋部8の中央貫通孔に挿入すると共に接
着剤により固着し、その配管23を介してエア連
通路21と前記エア供給路6とを連通させてい
る。なお、第1図の24は針本体4Bと円筒部7
との間に配設された防塵カバーである。
上記のように構成されたタツチセンサー1は自
動工具交換装置の工具マガジンに所定向きで収納
されており、必要に応じて当該工具マガジン内か
ら自動工具交換装置のマニピユレータで取り出さ
れた前記タツチセンサー1は、当該マニピユレー
タによつて、第8図に示すように、例えば数値制
御工作機械の主軸5にセツトされる。そして、そ
の主軸5内にエア供給源からエアを供給すること
により、そのエアは、エア供給路6、可撓性配管
23及びエア連通路21を経由して各エア噴出口
22から接触針4の先端部、即ち、接触子4Cに
向けて噴射される。従つて、接触子4Cに付着す
る塵埃等はエア流によつて吹き飛ばされ、清掃さ
れる。
かかる状態で、ワーク25の加工穴の直径や位
置等を測定する場合には、第8図に示すように、
接触針4をワーク25の加工穴に挿入し、その接
触子4Cを加工穴内面に接触させる。すると、そ
の接触の前に、エア噴出口22から噴出されるエ
アが加工穴内面に吹きつけられ、その加工穴内面
に付着している塵埃等が吹き飛ばされ、清掃され
る。従つて、接触子4Cは加工穴内面に直接、接
触させられ、工作機械に電気的閉回路が確実に形
成される。その電気的閉回路の形成によつて生じ
た電流、電圧の変化を検出することにより、接触
針4がワーク25に接触したことを検知すること
ができる。
上記のように接触子4Cが加工穴内面に接触す
ると、接触針4はいずれかまたは全部球体15〜
17と支持リング11との離接によりばね18に
抗して揺動し、可撓性配管23はこの揺動に追従
して撓み、接触針4の移動を規制することがな
い。
主軸5を復帰移動させて、接触針4をワーク2
5から離間させると、ばね18の付勢力により、
第2球体16はテーパ孔12内に、第3球体17
は長溝13内にそれぞれ嵌まり込んで、この接触
針4はタツチセンサー1の中心位置に自動復帰す
る。
(考案の効果) 本考案のタツチセンサーによれば、被測定物に
付着する切削屑、塵埃等を被測定物に最も近接す
る接触子の先端部から噴出するエアによつて吹き
飛ばすようにしたため、これら切削屑、切削粉等
を確実に除去することができ、導電不良や接触位
置の誤差を生じることがなく、常に正確で良好な
検出作用を行わせ得るものである。
特に本考案によれば、接触針とエア供給路との
間に、前記エア連通路に連通する可撓性配管を接
続してなるため、上記接触針の3次元変位に支障
をきたすことがないと共に、接触針とエア供給路
とを可撓性配管で直接に接続するものであるか
ら、構造が極めて簡単であり、且つ接続部分が互
いに一体構造であるから長期の使用中に磨耗等に
より損傷してエア漏れを生起することがなく、長
期間にわたつて安定して使用することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はタツ
チセンサーの一部切欠き側面図、第2図は第1図
の−矢視図、第3図は第1図の−矢視
図、第4図は接触針と支持リングの分解斜視図、
第5図〜第7図は各球体と支持リングとの接触状
態を示す要部の拡大図、第8図は工作機械にタツ
チセンサーを取付けてワークの測定をおこなつて
いる状態の概略側面図である。 1……タツチセンサー、2A……テーパシヤン
ク部(取付け用嵌合部)、4……接触針、21…
…エア連通路、22……エア噴出口、23……可
撓性配管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端部に取付け用嵌合部を設け、他端部に三次
    元に変位自在な接触針を突設させ、センサー本体
    にエア供給路を設けてなるタツチセンサーにおい
    て、上記接触針の内部軸方向にエア連通路を形成
    すると共に該接触針の先端部にエア噴出口を開設
    し、接触針の後端部と前記エア供給路との間に、
    前記エア連通路に連通する可撓性配管を接続して
    なるタツチセンサー。
JP1987044033U 1987-03-24 1987-03-24 Expired - Lifetime JPH0522811Y2 (ja)

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JPS63150313U JPS63150313U (ja) 1988-10-04
JPH0522811Y2 true JPH0522811Y2 (ja) 1993-06-11

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JPS63150313U (ja) 1988-10-04

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