JPS595402B2 - 薄板切削接合装置 - Google Patents

薄板切削接合装置

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JPS595402B2
JPS595402B2 JP691477A JP691477A JPS595402B2 JP S595402 B2 JPS595402 B2 JP S595402B2 JP 691477 A JP691477 A JP 691477A JP 691477 A JP691477 A JP 691477A JP S595402 B2 JPS595402 B2 JP S595402B2
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JP
Japan
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thin plate
cutting
thin
cut
plates
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JP691477A
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JPS5394003A (en
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礼已郎 石田
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Taihei Machinery Works Ltd
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Taihei Machinery Works Ltd
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Publication date
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  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
  • Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はベニヤ単板、ベニヤ合板、合成樹脂板或は板紙
等の薄板を搬送しながら、接合すべき薄板を一定間隔を
置いて一時的に停止挾持せしめ、搬送方向に直交して駆
動する一対のカッタよりなる切削装置により各端面を切
削し、次いで切削された薄板の一端面に接着剤を塗布し
、その後端面同士を重合接着し、これを繰り返し行うこ
とにより広巾或は縦長の薄板を連続して製造する薄板切
削接合装置に関するものである。
従来薄板を接合するに際しては、特にベニヤ単板の縦は
ぎ接合においては、接合強度上優れているスカーフ接合
が採用されてきたが、使用されるベニヤ単板の厚みが薄
いこと、ベニヤ単板の繊維と直角方向の強度の脆弱性な
故、ベニヤ単板自体に切削可能な強度を保たせるため、
繊維と直角方向を円筒状にしたり、又繊維方向を湾曲さ
せて切削加工していた。
然るに上記従来の切削加工においては、ベニヤ単板の厚
み、長さ共に一定の許容範囲内に制限されるばかりか、
一方向の送りに限定され、しかも次工程における端面の
接合に際しては、送り方向を直角に変換するL状のライ
ンとなるため、工場内における設置面積が拡大する等種
々の欠点が顕在し実用化されていないのが実状である。
本発明は上記実状に鑑み、同一搬送線上に供給された薄
板の挿入、搬出方向の中間において直交して往復動する
切削装置により接合すべき薄板の各端面をスカーフ形状
に切削し、切削された端面に接着剤を塗布し、その後端
面同士の重合接着をすることにより連続した薄板を製造
するものであり、以下本発明の一実施例を添付図面に基
づきまずその構成より説明する。
図中1は薄板挿入部、2は薄板挿入部に直交して往復動
自在とした切削部、3は切削された端面に接着剤を塗布
する接着剤塗布部、4は切削された端面を接着する重合
接着部、5は薄板搬出部である。
薄板挿入部1は、薄板6を挿入するため、クラッチブレ
ーキγを介して原動機8の駆動を従動している機枠9上
に軸架された一対のロール10間に複数本掛は渡された
ベルト11よりなる薄板挿入コンベヤ12と、上方をス
プリング13により一定圧力を負荷された一対のピンチ
ロール14゜14′より構成されている。
前記上方のピンチロール14の前方には、後述する補助
機枠に固着された薄板弁え用流体シリンダ15のピスト
ンロッドの先端にガイドを介して取着され、所定角度回
動する機構を有した軸16を配設し、この軸16には第
4図に示す如き、巾方向に適宜切欠き1γを設けた弾力
性に富む薄板弁え18を取着する。
次に切削部2を説明する。
前記ピンチロール14、14’の薄板6搬送方向両側に
上梁19、下梁19′を固着した一対の門型支柱20.
20’を立設し、前記上梁19と下梁19′には各々一
対のレール21.21’を敷設し、このレール21.2
1’に軸受22車輪23.23’を介して薄板6搬送方
向と直交して往復動するカッタ台24゜24′を上下に
対向する如く配設する。
前記カッタ台24、24’には、カッタ面をスパイラル
ベベル状とし、且つねじれ角を犬にする方向へ傾斜させ
て薄板6をスカーフ形状に切削する上下一対のカッタ2
5.25’を対角線上に位置する如く取着し、さらに該
カッタ25.25’に駆動を与える原動機26.26’
を装置している。
前記カッタ台24、24’は、原動機2γ、クラッチ2
B、クラッチブレーキ29を介して無端チェノ30の回
動により、前記レール2L21’上を往復動するもので
ある。
接着剤塗布部3は、前記門型支柱20.20’Mに横梁
31を連設し、この横梁31のほぼ中央部に載架した接
着剤タンク32より、フレキシブルチューブ33.33
’を介して前記上方のカッタ25の刃先面両側近傍位置
に取着された噴出口34.34’に連結したものであり
、カッタ25の往復動により切削後の薄板6の端面に接
着剤を噴出塗布する機構を有している。
前記機枠9の搬送方向中間部下方に、その両側方向に延
長して補助機枠35を立設し、該補助機枠35上より前
記門型支柱20.20’方向へ延在する水平な一対のレ
ール36.36’を固着する。
前記一対のレール36.36’間には軸受37,37’
に支承された車輪38.38’を介して薄板6挿入方向
に進退自在とした摺動台39を装架する。
又前記一対のレール36.36土には、前記摺動台39
より突出したガイド40,40’の衝止作用によりその
前後隅を規正するストッパ41.41’を固着している
前記補助機枠35に取着された摺動台用流体シリンダ4
2のピストンロッド43の先端を逆り字状のアーム44
の末端部45に連接し、このアーム44の中央支点部4
6を前記下方のピンチロール14の両端部にて支承し、
さらにその先端部4γを可動定規台48に支承する。
同時に前記摺動台39の先端部と前記可動定規台48の
下端部間にリンク49を接続支承し、又スプリング50
を弾装した棒体51を前記摺動台39の下端より自由支
承し、このスプリング50は前記棒体51の先端に螺着
されたナツト52と前記アーム44の側部に取着された
当板53間にて伸縮自在とする。
前記可動定規台4Bの前進限位置若干上方には、固定定
規台54を配設し、この固定定規台54の下面に対し接
合すべき薄板6の後端部を押える前記記載の薄板弁え1
8と同一構成の薄板弁え55を、軸56に取着する。
該軸56は横梁5γの中央部に固着された薄板弁え用流
体シリンダ58のピストンロッド59の先端にガイド6
0を介して取着しており、所定角度揺動する機構とする
尚、前記各定規台48.54の薄板6接触面には、研摩
紙等を貼布しその摩擦係数を犬としている。
上記構成より重合接着部4を構成している。
薄板搬出部5は、接合された薄板6を搬出するため機枠
61上に軸受支承された複数のピンチローラ62より構
成される薄板搬出コンベヤ63より成り、前記薄板挿入
部1のクラッチブレーキTよりチェノ64、チェノスプ
ロケット65を介してその駆動を受動している。
尚図中66は薄板6の一側面を規正する定規である。
次に上記構成の作用を説明する。
あらかじめ切削部2のカッタ台24.24’を搬送方向
と直交する何れかの一端側に、又重合接着部4の可動定
規台48を後退限に、さらに各薄板弁え18.55を可
動定規台48、固定定規台55に対する開放位置に上昇
せしめた状態で接合すべき薄板6は、適宜挿入手段(図
示せず)によって薄板挿入コンベヤ12上に供給される
この時最初の薄板6は、その前端部を切削する必要がな
いため、一旦切削部2を通過せしめ、切削すべき後端部
を固定定規台55の下面に至る位置まで待機させた状態
としている。
挿入コンベヤ12上に供給された薄板6は、原動機8の
駆動により前方へ移送され、その移送途上前端部が適宜
検出装置(図示せず)により検出されると、コンベヤの
駆動は停止され、切削すべき前端部が位置決めされた状
態で可動定規台48上に停止される。
ここで前述した前位の薄板6の後端部と後位の薄板6の
前端部は、薄板弁え用流体シリンダ15゜58の作動に
より軸16.56が所定角度回動され、薄板弁え18.
55により各定規台48゜55面上へ抑圧固定される。
次いで切削部2の上下一対よりなるカッタ25゜25′
において、前後位の薄板6接合面をスカーフ形状に切削
する。
金弟1図中切削部2の上方にカッタ25.25’#(位
置しているのであるが、原動機2Tの駆動によりカッタ
台24、24’がレール21.21′上を図中下方(矢
視A方向)に向って往動し、同時に原動機26.26’
により・カッタ25.25’を第2図矢視B方向へ各々
回動させるものである。
この時レール21.21′上カッタ台24、24′往動
方向に対するカッタ25.25’の刃先回転方向は、薄
板6面にとってはダウンカットの状態となる。
上記切削時、上方のカッタ25の刃先面両側近傍に取着
された噴出口34.34(2)切削側、即ち噴出口34
よりカッタ25の往動に伴って、フレキシブルチューブ
33を介して接着剤タンク32からの接着剤が、後位の
薄板6のスカーフ形状切削された前端面に塗布される。
尚、次回の切削開始においては、カッタ台24゜24′
は上記記載と逆に復動じ、カッタ25.25’の刃先回
転方向は薄板6面に対してはアッパーカットとなり、こ
のため上記ダウンカットに比し切削途上薄板6の位置ず
れの恐れが生ずるため、定規66にて規正されており、
又接着剤の薄板6切削面への塗布に際しては、カッタ2
5の切削側の移行に伴い噴出口34′が使用される。
接着剤の塗布が完了すると(第3a図参照)、摺動台用
流体シリンダ42のピストンロッド43の伸長動により
、摺動台39はレール36.36′上を車輪38.38
’を介して前進限のストッパ41′まで前進する。
この時可動定規台48上の後位の薄板6は、薄板弁え1
8に押圧されたまま、固定定規台54に対して薄板弁え
55に押圧されている前位の薄板6の切削面若干下方に
位置している。
(第3b図参照) 前進限位置における摺動台39の停止後、流体圧作動に
より逆り字状アーム44は、その中央支点部46を中心
として上傾し、可動定規台48の上端を、又同時にリン
ク49によりその下端を上昇動せしめ、前位の薄板6の
後端と後位の薄板6の前端を重合接着せしめる。
(第3c図参照)重合接着後、薄板弁え用流体シリンダ
15゜5Bの作動により軸16.56は回動復帰し、薄
板弁え18.55の押圧は解除され、又摺動台用流体シ
リンダ42の作動により摺動台39は後進限のストッパ
41まで摺動復帰する。
次いで薄板挿入コンベヤ12上への次回の接合すべき薄
板6の挿入と同期し、その駆動をクラッチブレーキIを
介して受動する薄板搬出コンベヤ63により接合された
前後位の薄板6は移送され、後位の薄板6の後端部は固
定定規台54上に、次回の薄板6の前端部は可動定規台
4B上に各々位置決めされて停止し、以後前記記載の作
動を繰り返し、連続状の薄板とする。
以後連続状の薄板の両側端部を一定寸法に鋸断じ、連続
状のまま何層にも積層したり、或は長手方向定尺に切断
して合板とすることも可能である。
本発明は上記記載した実施例に基づく構成作用を有する
ので、従来スカーフ切削加工における薄板切削上の種々
の問題点、又切削加工と切削端面を重合接着する接合工
程とがL状のラインとなる設置面積の拡大化を一掃し、
同一搬送線上における切削加工、接合を可能とし、薄板
の切削、接着剤塗布、接合を何等人手を果することなく
極めて能率良く行うことができ、特に接合すべき薄板を
スカーフ形状に切削し、切削端面全体に接着剤を塗布し
ており、これを積層材に使用すればその接合部にトンネ
ル現象がなくなる等附随的効果をも併せて具有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す平面図であり、第2図
は同側面図であり、第32 * b * C図は重合接
着状態を示す作動説明図であり、第4図は薄板押えの斜
視図であり、第5図は薄板切削時の斜視図である。 1・・・・・・薄板挿入部、2・・・・・・切削部、3
・・・・・・接着剤塗布部、4・・・・・・重合接着部
、5・・・・・・薄板搬出部、12・・・・・・薄板挿
入コンベヤ、18.55・・・・・・薄板押え、25.
25’・・・・・・カッタ、32・・・・・・接着剤タ
ンク、34、34’・・・・・・噴出口、39・・・・
・・摺動台、44・・・・・・アーム、48.54・・
・・・・定規台、63・・・・・・薄板搬出コンベヤ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 接合すべき薄板を搬入する薄板挿入コンベヤの後端
    部と接合された薄板を搬出する薄板搬出コンベヤの前端
    部に各々配設された定規台に対し、薄板を一時的に挾持
    する薄板押えを昇降動自在に配設し、前記薄板挿入コン
    ベヤ、薄板搬出コンベヤ間直交方向に敷設された軌条に
    沿って往復動自在とした切削装置により前位の薄板の後
    端と後位の薄板の前端を切削し、且つ切削された何れか
    の薄板の端面に接着剤を塗布する接着剤塗布装置を配設
    し、さらに前記定規台の倒れか一方にその前進限におい
    て加圧動を行う押動機構を有した重合接着装置を配設し
    、切削された薄板の端面同士を接合することを特徴とす
    る薄板切削接合装置。 2 定規台の薄板接触面を摩擦係数大にした特許請求の
    範囲第1項記載の薄板切削接合装置。 3 往復動自在とした切削装置は、前位の薄板の後端と
    後位の薄板の前端をスカーフ形状にて同時に切削する各
    別のカッタよりなり、そのカッタ面が互いに対向する如
    く傾斜して配設された特許請求の範囲第1項記載の薄板
    切削接合装置。 4 切削装置のカッタをスパイラルベベル状とし、且つ
    ねじれ角を犬にする方向へ傾斜させた特許請求の範囲第
    1項又は第3項記載の薄板切削接合装置。
JP691477A 1977-01-25 1977-01-25 薄板切削接合装置 Expired JPS595402B2 (ja)

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