JPS5953963B2 - アスフアルトプラントのドライヤ−運転における風量制御装置 - Google Patents

アスフアルトプラントのドライヤ−運転における風量制御装置

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JPS5953963B2
JPS5953963B2 JP1590181A JP1590181A JPS5953963B2 JP S5953963 B2 JPS5953963 B2 JP S5953963B2 JP 1590181 A JP1590181 A JP 1590181A JP 1590181 A JP1590181 A JP 1590181A JP S5953963 B2 JPS5953963 B2 JP S5953963B2
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JP
Japan
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dryer
exhaust
air volume
exhaust fan
amount
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JP1590181A
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JPS57130605A (en
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武 細川
秀雄 笹木
理一 舛田
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NITSUKO KK
TAISEI DORO KK
Original Assignee
NITSUKO KK
TAISEI DORO KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ドライヤーの加熱乾燥効率を高めるアスファ
ルトプラントのドライヤー運転における風量制御装置に
関するものである。
従来のアスファルトプラントでは、ドライヤーから排出
される加熱骨材の温度を検出し、予め設定した所望の骨
材温度と比較し、その比較に応じた制御信号によってバ
ーナーの燃料及び空気の取り入れを調節するコントロー
ルモータを制御して燃焼量を制御していた。
したがって、バーナーによって送り込まれる燃焼ガス量
は、ドライヤーに投入される骨材量及びその含水比に追
従して常に変動している。
一方、ドライヤーに投入される骨材は、各種粒径毎に貯
蔵ホッパーに貯蔵され、所望のアスファルト混合物の配
合割合に応じて貯蔵ホッパーより選択的に適宜量取り出
し加熱乾燥するので、選択的に取り出される骨材の量及
びアスファルト混合物の種類による合成含水比等によっ
て、ドライヤー内で発生する水蒸気は常に変動している
このように、バーナーによりドライヤ内に送り込まれる
燃焼ガス量及び骨材乾燥時に発生する水蒸気量は常に変
動している反面、ドライヤーに連結された排気煙道末端
に配設した排風機により吸引されるガス量はプラント運
転中不変であり、吸引されるガス量はドライヤーの負荷
に対して最大能力をもつように計画し、実施されていた
したがって、ドライヤーに投入する骨材量や骨材の合成
含水比が低減すれば、それに追従してバーナーの送り込
む燃焼ガス量及び発生する水蒸気量が低減するため、ド
ライヤーの間隙より上記低減量に見合った冷却空気(外
気)を吸引することとなり、その結果ドライヤー内のガ
ス流及び温度に悪影響を及ぼし、加熱乾燥効率の低下を
きたしていた。
周知のように、ドライヤーの燃焼源である重油、灯油等
の燃料は年々高騰の一途をたどり、骨材等の加熱乾燥費
用を圧迫し、ひいてはアスファルト混合物の価格を引上
げる要因となっている。
このためドライヤーの加熱乾燥効率の向上をはかること
は、斯界の要望するところである。
また、二次集塵機としてバッグフィルターを使用すると
き、従来のように排風機で吸引されるガス量をプランI
−運転中不変とし、吸引されるガス量をドライヤの負荷
に対して最大能力をもつように計画実施すると、排風機
により吸引されてドライヤーより飛散するダスト量はド
ライヤー内を通るガス流速に相関するため、ドライヤー
の負荷が小さいときには過分のガス量を吸引して不必要
に多量のダストを飛散させていることになる。
このため、バッグフィルターの圧力損失の上昇度合が速
く、通気流、シエイキングまたはパルスジェットをあで
あるいはこれらを併用したりしてダストの払い落しを頻
繁に行わなければならず、ろ布の寿命を短かくしている
ものであった。
本発明は上記の点に鑑み、ドライヤー内に送り込まれる
燃焼ガス量と骨材から発生する水蒸気量に応じて過不足
なく排風機で吸引排気することにより、ドライヤー内に
過剰のガスを存在させたり、過剰の冷却空気を吸引する
ことを防止でき、加熱乾燥効率の向上がはかれるととも
にドライヤー内を通るガス流の流速を必要以上に大きく
することを防止でき、さらに飛散するダスト量を極力少
なくしてバッグフィルターの負担を軽減できるアスファ
ルトプラントのドライヤー運転における風量制御装置を
提供するにある。
以下、本発明を実施例にもとすいて説明する。
第1図において、1は傾斜した円筒状の骨材乾燥用のド
ライヤーであって、その長軸のまわりに回転自在に枢支
されている。
また、その内部にはかき上げ羽根(面示せず)が必要数
配設され、ベルトコンベヤー等の搬送手段2によって供
給される骨材をかき上げ羽根によりかき上げながらドラ
イヤー1内を転勤流下させている。
3はバーナーで、該バーナー3によって燃焼ガスをドラ
イヤー1内に送り込むとともに、ドライヤー1に連結し
た排気煙道4の末端に配設した排風機5により燃焼ガス
を吸引して、ドライヤー1内を通る高温ガス流を所定量
りに維持し、転勤流下する骨材を加熱乾燥するようにし
ている。
排気煙道4を通って排出されるガス中には、多量のダス
トが含まれていて、比較的粗いダスI〜は一次集塵機で
ある乾式サイクロン6で、微細なダストは二次集塵機で
あるバグフィルタ−7で捕捉するようにしている。
8は排気煙道4に配設された排風ダンパーで、排風機5
の排風量を所定量とできるように電動式、圧力式等で開
閉自在としている。
9はドライヤー1の内部圧力を検出する圧力センサーで
あり、該圧力センサー9により検出した検出値を開閉制
御器10に入力し、該開閉制御器10において入力値と
設定値とを比較し、その比較にもとすいた出力により排
風ダンパー8の開閉量を調整し、ドライヤー1の内部圧
力を一定にするようにしている。
しかして、このようなアスファルトプラントのドライヤ
ー1に供給される骨材の合成含水比及び供給量が変動す
ると、その変動により誘起されるドライヤー1内の燃焼
ガス量及び水蒸気量の変動を圧力センサー9で検出し、
開閉制御器10を介して排風ダンパー8を開閉調整し、
ドライヤー1内の圧力を一定とするものである。
したがって、バーナー3により送り込まれる燃焼ガス量
と骨材から発生する水蒸気量に応じて過不足なしに排風
機5で吸引排気することができ、ドライヤー1内に過剰
のガスを滞留させたり、過剰の冷却空気を吸引すること
を防止することができ、ドライヤー1の加熱乾燥効率の
向上がはかれるものである。
第2図は本発明の他の実施例で、排風機5の回転数を可
変に電動機11を配設し、ドライヤー1内の圧力を圧力
センサー9で゛検出し、ドライヤー1内の圧力が一定に
なるように回転数制御器12によって排風機5の電動機
11の回転数を制御するようにしたものである。
本実施例では、排風機の電動機の出力が常に最適値とな
るように回転制御できて、電力の節約がはかれる利点を
有するものである。
以上の実施例では、二次集塵機としてバッグフイルター
を使用したアスファルトプランl−についで説明したが
、二次集塵機として湿式集塵機を使用してもよいもので
゛ある。
また、圧力センサー9の圧力設定値はドライヤーの各部
間隙より熱風の吹き出しもなく、且外気の導入も少ない
ように適宜設定するのが好ましいものである。
以上のように本発明にあっては、ドライヤーの内部圧力
を一定にするように排風機の排風量をドライヤーの内部
圧力に対応して分流のない一連続状の排気煙道を介して
簡単に制御することによって、ドライヤーに供給される
骨材の供給量及び含水比等の変動で常に変動しているド
ライヤー内の燃焼ガス量及び水蒸気量を過不足なく吸引
排気でき、ドライヤー内に過剰のガスを滞留させたり、
過剰の冷却空気を吸引することが防止できて、ドライヤ
ーの加熱乾燥効率の向上を図れるものである。
また、排風機の排風量を可変としての排風量を極力抑え
ることができるので、ドライヤーから飛散するダスト量
も極力減少でき、バッグフィルター等の圧力損失の上昇
度合も緩和でき、ろ布に付着するダストの払い落し操作
の周期を長くでき、ろ布の損傷も少なく、寿命が長くな
るとともに、粗いダスI・の飛散が少ないため、煙道、
乾式サイクロン等の損耗も少なくできるものである。
さらには、バッグフィルターはろ布のダスト負荷量によ
って圧力損失が変動するため、従来のように排風機の排
風量を最大の不変なものとすれば、バーナーの燃焼状態
を常に良好に維持することが難しいが、本発明のように
ドライヤー内の圧力を一定にするように排風機の排風量
を可変とすると、バッグフィルター等の圧力損失が変動
しても、バーナーの燃焼状態を常に良好に維持すること
ができる利点をも有するものである。
なお、本発明について実験した結果、アスファルl−7
’ラン1への通常運転時のバッグフィルターの圧力損失
は予想通り減少し、排風機の所要電力も減少し、バーナ
ーの燃焼も削減でき、アスファルトプラントの運転状況
を一層安定化できるなど優れた効果が実証できたもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概略説明用図、第2図は同
上の他の実施例の概略説明用図である。 1・・・・・・ドライヤー、5・・・・・・排風機、8
・・・・・・排風ダンパー、9・・・・・・圧力センサ
ー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 投入される骨材を乾燥するドライヤーの排気用の排
    気煙道にサイクロン、バッグフィルターのような集塵機
    を連結するとともにその末端に排風機を排風量可変に配
    設してドライヤーの排出ガスを分流のない一連続状の排
    気煙道を介して排風機で吸引排気自在にアスファルトプ
    ラントを形成し、このアスファルトプラントトのドライ
    ヤー内部に圧力制御用の圧力センサーを配設して該ドラ
    イヤーの内部圧力を一定にするように上記圧力センサー
    にもとすいて排風機の排風量を可変制御するようにした
    ことを特徴とするアスファルトプラン1〜のドライヤー
    運転における風量制御装置。 2 排風量の可変制御手段として、排風機に配設した排
    風ダンパーを圧力センサーにもとすいて開閉自在に連動
    させた特許請求の範囲第1項記載のアスファルトプラン
    トのドライヤー運転における風量制御装置。 3 排風量の可変制御手段として、回転数を可変とした
    排風機を圧力センサーにもとすいて回転数制御自在に連
    動させた特許請求の範囲第1項記載のアスファルトプラ
    ントのドライヤー運転における風量制御装置。
JP1590181A 1981-02-04 1981-02-04 アスフアルトプラントのドライヤ−運転における風量制御装置 Expired JPS5953963B2 (ja)

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JP1590181A JPS5953963B2 (ja) 1981-02-04 1981-02-04 アスフアルトプラントのドライヤ−運転における風量制御装置

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JP1590181A JPS5953963B2 (ja) 1981-02-04 1981-02-04 アスフアルトプラントのドライヤ−運転における風量制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS57130605A JPS57130605A (en) 1982-08-13
JPS5953963B2 true JPS5953963B2 (ja) 1984-12-27

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ID=11901674

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JP1590181A Expired JPS5953963B2 (ja) 1981-02-04 1981-02-04 アスフアルトプラントのドライヤ−運転における風量制御装置

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JPS61117310A (ja) * 1984-11-14 1986-06-04 大成道路株式会社 アスフアルトプラントのドライヤ−における風量制御装置
JP7055570B2 (ja) * 2018-08-09 2022-04-18 日工株式会社 アスファルトプラント

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JPS57130605A (en) 1982-08-13

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