JPS5953718B2 - ハンダ層付プリント回路板の製造方法 - Google Patents

ハンダ層付プリント回路板の製造方法

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JPS5953718B2
JPS5953718B2 JP15649181A JP15649181A JPS5953718B2 JP S5953718 B2 JPS5953718 B2 JP S5953718B2 JP 15649181 A JP15649181 A JP 15649181A JP 15649181 A JP15649181 A JP 15649181A JP S5953718 B2 JPS5953718 B2 JP S5953718B2
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JP
Japan
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circuit board
printed circuit
cover coat
solder layer
flux
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JP15649181A
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JPS5857784A (ja
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勢樹 小林
幹雄 相沢
勝彦 山口
昭雄 津村
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は部品実装導体リード部分を残し、他をポリエス
テノレフイルムカバーコートしてなるカバーコート付プ
リント回路板、特にフレキシブルタイプの回路板を溶融
ハンダ(ロールハンダ)処理するハンダ層付プリント回
路板の製造方法に関するものである。
従来カバーコートとしてポリイミドフィルム等を用いて
なるカバーコート付プリント回路板の部品実装導体リー
ド部分(導体リード露出部)を溶融ハンダ処理すること
は公知であつた。
しかしながらカバーコート材としてポリエステルフィル
ムを用いてなるプリント回路板は通常の溶融ハンダ処理
すると、該ポリエステルフィルムが収縮し雛が入る欠点
を有するので工業的には用いられていなかつた。
本発明はこのような欠点を改良するために為さ、れたも
ので、印刷回路板の部品実装導体リード部分を残し他を
ポリエステルフィルムカバーコートしてなるカバーコー
ト付プリント回路板を溶融ハンダ処理するに際し、予め
上記部品実装部分側を少なくとも4重量%の水を含有す
るフラックスにて処理しておくことを特徴とするハンダ
層付プリント回路板の製造方法に関するものである。
以下本発明の実例を図面により説明する。第1図におい
て供給ロール1よりくり出されたポリエステルフィルム
カバーコート付プリント回路板Aはカバーコート形成側
を下側にしてフラックス処理部に入る。
上記プリント回路板の実例は第2図に示されている。第
2図において11はポリイミド、ノーメックスの如き芳
香族ポリアミド、ポリエステル等の耐熱プラスチックフ
ィルムよりなる絶縁ベースフィルム層12はハンダ温度
に耐える耐熱性ベース接着層、13は部品実装導体リー
ド部、14はポリエステルフィルムカバーコート用の耐
熱性接着剤層、15はカバーコートフィルムとしてのポ
リエステルフィルムであり、このプリント回路板Aはフ
レキシブルで長尺体である。
そしてこのようなプリント回路板は、上記したフラック
ス処理部3で部品実装導体リード部分131側〔即ち該
リード部分およびカバーコート表面S〕にフラックス処
理される。
フラックス処理部は、たとえば用いるフラックスがハケ
等に連続供給され、上記プリント回路板が矢印方向に走
行することにより上記導体リード部分側にフラツクスが
塗布されるようになつている。
このとき用いられるフラツクスは上記の如く少なくとも
4重量%の水を含むものとされる。フラツクス処理部を
出たプリント回路板Aは次に、その導体リード部13に
溶融ハンダ層を形成させるため溶融ハンダ装置4に導か
れる。この装置においてはハンダ溶融槽5中に金属ロー
ルが置かれており、その上部にシリコーンゴムロール6
が設置され、溶融ハンダの噴流体により上記導体リード
部にハンダ層が形成される。
このときハンダ溶融槽の浴温は好ましくは200〜22
0℃である。なおこの装置としては実公昭56−379
07号、実公昭56−38785号に開示されている装
置も使用できる。
溶融ハンダ装置を出たプリント回路板Aは、次に水洗槽
(図示せず)で水洗され、所定の乾燥工程を経て、巻取
リロール7に巻き取られる。
本発明において用いられるポリエステルフイルムとして
は、特にポリエチレンテレフタレートフイルムが好適で
ある。本発明において用いるフラツクスとして、少なく
とも4重量%の水を含有するフラツクスを用いることと
したのは、水分含有量が4重量%以下のフラツクスを用
いると溶融ハンダ処理後、カバーコートとしてのポリエ
ステルフイルムに雛が入り、外観劣悪になると共にカバ
ーコートとしての機能を喪失してしまうからである。
本発明において、フラツクス中の水分含有量は好ましく
は4〜10重量%である。
本発明で用いられるフラツクスの具体例としては、タム
ラ化研社製水溶性フラツクスWS−55、WS−37、
WA−71.ケミトロン社製DUZALL等を挙げるこ
とができる。
なお本発明において上記テープ状プリント回路板の走行
速度は好ましくは1m/分〜4m/分、特に好ましくは
1.5m/分〜3m/分とされる。
また力バーコードフィルムとしてのポリエステルフイル
ムの厚みは一般的に12.5〜100μ程度、好ましく
は25〜50μである。以下本発明を実施例により具体
的に説明する。
実施例 1絶縁ベースフイルムとしての25μポリイミ
ドフイルム上に35μ厚さの銅の回路(圧延銅)が形成
され、力バーコードフィルムとして厚み25μポリエチ
レンテレフタレートフイルムを用いてなる第2図に示す
如きプリント回路板を、第1図に示す如き装置を用いて
、回路板走行速度1.8m/分、溶融ハンダ温度210
℃の条件でロールハンダ処理しハンダ層付プリント回路
板を得た。
なおフラツクスとしては、タムラ化研社製WS一37(
水分含有量5重量%)を用いた。
得られた回路板はカバーコートとしてのポリエステルフ
イルムに雛がなく、且つ部品実装導体リード部分には良
好にハンダ層が形成されていた。
実施例 2絶縁ベースフイルムとしての50μ芳香族ポ
リアミドフイルム(デユポン社製、商品名ノーメツクス
)上に70μの電解銅箔回路が形成され、且つ力バーコ
ードフィルムとして厚み50μのポリエチレンテレフタ
レートフイルムを用いてなる第2図に示す如きプリント
回路板を、第1図に示す如き装置を用い、回路板走行速
度2.6m/分、溶融ハンダ温度210℃の条件でロー
ルハンダ処理し、ハンダ層付プリント回路板を得た。
なおフラツクスとしてはタムラ化研社製WS−55を用
い、ロールハンダ処理には日本電熱社製のロールハンダ
装置を用いた。
このようにして得られた回路板はカバーコートとしてポ
リエチレンテレフタレートフイルムに雛がなく且つ部品
実装導体リード部分には良好にハンダ層が形成されてい
た。
実施例 3 実施例2において絶縁ベースフイルムとして50μポリ
エチレンテレフタレートフイルムを使用する以外は同例
と同様の条件でハンダ層付プリント回路を得たが同様に
良好なものであつた。
本発明は以上の如くポリエステルフイルムを力バーコー
ドしたプリント回路板の部品実装導体リード部分を溶融
ハンダ処理するに際し、少なくとも4重量%の゛水を含
有するフラツクスを用いて該リード部分側〔即ち該リー
ド部分およびカバーコート表面〕を前処理するので水の
蒸発潜熱により、得られるハンダ層付プリント回路板は
カバーコートに雛が入ることがない。
そのため今迄不可能とされていたポリエステルカバーコ
ート付のプリント回路板を溶融ハンダ処理することがで
きるようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を説明するための説明図であり、
第2図はカバーコート付プリント回路板の実例を示す1
部切欠斜視図である。 3・・・・・・フラツクス処理部、4・・・・・・溶融
ハンダ装置、7・・・・・・巻取ロール、A・・・・・
幼バーコード付プリント回路板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 印刷回路板の部品実装導体リード部分を残し他をポ
    リエステルフィルムカバーコートしてなるカバーコート
    付プリント回路板を溶融ハンダ処理するに際し、予め上
    記部品実装部分側を少なくとも4重量%の水を含有する
    フラックスにて処理しておくことを特徴とするハンダ層
    付プリント回路板の製造方法。
JP15649181A 1981-09-30 1981-09-30 ハンダ層付プリント回路板の製造方法 Expired JPS5953718B2 (ja)

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US5623547A (en) * 1990-04-12 1997-04-22 Jonhig Limited Value transfer system
JPH0628264A (ja) * 1992-07-10 1994-02-04 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置及びそのアクセス方法

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