JPS5953550B2 - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPS5953550B2
JPS5953550B2 JP10396377A JP10396377A JPS5953550B2 JP S5953550 B2 JPS5953550 B2 JP S5953550B2 JP 10396377 A JP10396377 A JP 10396377A JP 10396377 A JP10396377 A JP 10396377A JP S5953550 B2 JPS5953550 B2 JP S5953550B2
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JP
Japan
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fixing device
roller
unit
liquid
fixing
Prior art date
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JP10396377A
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JPS5437753A (en
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正司 須田
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Canon Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子写真複写機の定着装置、中でも加熱ローラ
と圧着ローラとを用いる定着形式のものに関する。
この種の定着装置に於ては、加熱ローラにオフセット防
止液を塗布するもので、そのオフセット防止液を溜めた
皿を具えている。
又一方定着ユニットは感光休符に複写ドラムに対し使用
状態位置から、随時離して転写位置を大きく開き、複写
紙のジャムの処置その他の点検補守に備える。
その場合定着ユニットは傾動式とする方が構成・取扱上
好ましい。ところがこの構成に於ては、前記のオフセッ
ト防止液皿もその傾動ユニットに支持されるため、一体
に傾く。
傾いても液がこぽれない深さの大形の皿を用いることは
、その液を加熱ローラに供給する毛管塗布部材等の関連
部材も大形化し、小形化軽量化を望まれる事務用機器と
しては採用し難い。そこで本発明は、浅いオフセット防
止液皿を用いながら而も前記ユニットの傾動時流がこぼ
れないように、その皿を常に水平に保つて上下動させる
ことを目的とする。
その水平保持機構を簡単な構成とし、従つて作動の正確
、故障の防止、容易な調整を可能とすることを目的とす
る。
以下本発明を適用した定着装置ユニットの全体の構成と
の関連に於て、本発明(第5、6図)を説明する。
なお本発明の要旨に関連する部分以外の構成は勿論例示
であつて限定されるものではない。1は複写ドラムで、
その円周方向に順次に配置された図に省いた帯電・露光
・現像等周知の各種の手段により表面にトナー像を形成
されて第1図示の転写位置に回動する。
カセットから送られた複写紙Pはタイミングローラ2A
、2Bにより前記トナー像に対し同期的にガイド3A、
3Bを経て複写ドラム1に向つて送られ密着用帯電器4
等の作用でドラム面に密着して同一速度で分離ローラ5
・分離ガイド6・補助ローラ7A、7Bの位置で分離す
るまでの間にトナー像を複写紙Pに転写される。分離ロ
ーラ5,7Bを出た複写紙は、除電帯電器8によるコロ
ナ作用を受け除電された後、横断面櫛歯状のガイド9、
ガイド板10を介して加熱ローラ11・圧着ローラ12
の間に送られトナー像を加熱定着され、爪状ガイド13
A,13Bにガイドされ排紙ローラ14A,14Bによ
り排出口15から機外に送り出される。
第2図は側板(ユニツト枠体) 16Aの背面に組込ま
れた駆動系を第1図と反対側から見て表わすもので、複
写ドラム1と一体又は同軸上の大歯車Gから歯車列G1
〜G6を経て、歯車G6と同軸16上の加熱ローラ11
を回転させる。
圧着ローラ12は加熱ローラ11に随動する。なおG6
からG8〜GlOを介し排出ローラ14A,14Bの軸
17A,17Bを駆動する。G7は後述の圧着口ーラ1
2の圧力解除機構駆動用歯車である。上記のガイド3A
,3B、分離ローラ5,7A,7Bから排出ローラ14
A,14Bまでの各部材は、第1図に於て前後の側板(
ユニツト枠)16,16A(第4図)間に組付けられて
転写・定着部ユニツトUを構成する。
複写機本体側に設けた第1図のロツク金具]8を起して
ロツタピン19を解放し、ユニツトUを支持軸20を中
心に第5,6図鎖線のように反時計方向に倒すと転写部
の各部材3A,3B、分離ベルト21.分離ロノーラ5
,7Aは感光ドラム1から大きく開離するから、転写部
でのジヤム紙の取出し、その他点検補修が容易にできる
。ガイド3Bは軸3Cを中心にバネ3Dに抗して3Aに
対し大きく開くことができる。側板]6,]6Aに補助
側板22,22A(第7図)を軸23で取付け、その補
助側板間に加熱口ーラ11.その上蓋24、上蓋下面の
引出式加熱ローラクリーナ25、ローラ温度検出素子2
6等を組付ける。
前後ロツク金具27,27Aをバネに抗して引き寄せ、
側板の係合孔28から外し補助側板22,22Aを軸2
3を中心に第7図のように起して両ローラ11,12間
を大きく開き、ジヤム処理その他の操作が、定着部の高
い温度に拘らず自由に手を入れてできる構成とする。加
熱ローラ11は、金属円筒の表面にテフロン・シリコン
ゴム等の離型性ゴムその他同効材を0.3mm厚位に被
覆したもので、内部に発熱体を収容し、180℃位の表
面温度に保つ。圧着ローラ12は表面ゴムを可とする弾
性ローラとし、両ローラ11,12間に複写紙Pが挟ま
れた定着時には、僅かに凹んでニツプを形成する。
加熱ローラ11には、トナーの付着・複写紙の巻付を防
止するため例えばシリコンオイル等のオフセツト防止液
0を塗布する。
オフセツト防止液は第1図の皿30に溜められ、設定液
面下に消耗すると、浮子弁31が作用して弁口32を開
いてタンク33から補給し常に定液面を保つ。
ホルダ34に取付けたフエルト等の毛管現象を有する塗
布材35の下端を液面に浸し、上部を加熱ローラ11に
接触させて塗布する。加熱ローラ11は前記のようにテ
フロン等の耐液被覆を有するが、圧着ローラ12はゴム
ローラであるため塗布液を吸収し、略その吸収量に比例
して膨潤する。
一般に複写機は数種の紙サイズに適用な大きさである。
例えば第8,9図のようにA4・B4版兼用の場合A4
版コピー中は加熱ローラ面のそのA4版面内の塗布液は
複写紙に吸収されるので圧着ローラ12への付着は僅少
であるが、B4版との差Lの部分では加熱ローラ11の
塗布液の殆んど全部が圧着ローラ12に付着し、その部
分が第9図Lのように次第にふくれて段L1がつく。そ
の段L1がA4版紙を中の方に押してしわの原因となる
。その後B4版紙に複写するとき段L1のため圧着ムラ
従つて定着ムラを生ずる。又L部に付着している塗布液
は紙の裏汚れとなる。そこで第10図のようにリン青銅
・ステンレス等の薄金属バネ性の掻板36の先端を、圧
着ローラ12の直下面に接して設け、複写紙に対する加
圧部より約半回転した位置で塗布液を掻き取り、その板
面に沿つて下方の皿37に溜め管38を通じて容器゛3
9に回収する。その掻き取り量はそれ程多くはないので
、A4版紙の或コピー枚数量毎に信号を出して皿37を
引き出して処置してもよいなおコピー作業終了時には、
複写紙Pがローラ11,12間を抜けた後、ローラ11
,12は少なくとも液塗布位置と掻板当接位置との間の
円周角度θ以上回転して停止するように駆動制御される
上記の掻板36の両端から塗布液が裏回りして圧着ロー
ラ端部に再付着するおそれを防ぐため、定着ローラ12
の両端12Aを第12図のように面取りし、その部分に
補助掻板41を掻板36の前側に設け、ローラ12の両
端部の塗布液を予じめ補助掻板41に掻取らせる。
複写紙Pのローラ11,12に対する巻付を防止するガ
イド爪13A,13Bを第8図のように設ける。
小サイズ紙例えばA4版コピーを連続して行うと、第1
2図のように左端の爪13X,13B″には先端に塗布
液0が次第に玉状01に溜る。従つて次のB4版紙コピ
ーのとき、その溜つた液が複写紙に付着しコピー品位を
著しく損なう。そこで小サイズ紙コピーの際はそのガイ
ド爪13X,13B″はローラ11,12の面に接触し
ないように逃がしておく必要がある。第13図に於て、
A4版紙(小サイズ紙)の力セツト42に突起43を設
け、その力セツトを給紙部421にセツトしたときレバ
ー44を押し動かし、リンク45を介しレバー46を揺
動させその上部に支持させたガイド爪13X,13B″
を後退させてローラ11,12から離す。
別の実施形は、給紙部で小サイズ紙のとき作動する光電
装置48,49を設け、その信号で第14図のソレノイ
ド50に通電しプランジヤ51・連結板52をバネ53
に抗して引き、板52に支持されるガイド爪13N,1
3B″を後退させる。
オフセツト防止液を塗布するフエルト等の毛管塗布材3
5はオイルの吸上性能のよいものを使用するから、これ
を常時接触させておくと、例えば複写機を朝使用し始め
るとき、加熱ローラ11に流れる程塗着されるおそれが
ある。
ぞこで複写操作停止中は塗布材35は加熱口ーラ11か
ら離すと同時に、オイル面からも引上げておく構成とす
る。
即ち第1図に示すように、塗布材ホールダ34を側板1
6,16Aに軸55で起倒自在に取付け、その軸55に
側板16Aの外面に於て第3図、第15図のレバー56
を設ける。レバー56はバネ57により常に塗布材35
を第15図のように起す方向に引かれ、そのとき口ーラ
11と離れ、下端は塗布液面から浮き、塗布液0を吸上
げない。塗布材は図のように略L形に曲げる。コピー開
始スイツチの閉路により第15,16図示のソレノイド
58に通電し、プランジヤ59・レバー60・カム61
により第16図のように倒されて塗布液0を加熱ローラ
11に塗布する状態となる。
本発明を、第5,6図について述べる。
先に述べたように、転写部付近の点検のためユニツトU
は鎖線示のように傾斜させる。
この場合側板16,16A間に支持される塗布液皿30
は水平を保つ必要がある。そこで塗布液皿30の一端を
軸63で側板16,16Aに取付け、他端の軸ピン64
をリンク65で複写機本体側の軸ピン66に連結し、軸
63,64,20,66間に平行リンク機構を形成させ
て、軸ピン63,64に支えられる皿30を水平に上下
動させる。
67はリンク65を側板16の外に設けた場合の軸ピン
64移動用の円弧穴である。
第6図の実施形はユニツトUの支持軸20を中心とする
円弧状のカム68を複写機側に設け、前記の軸ピン64
をそのカム面68に支持させて皿30を平行移動させる
構成を示す。
本発明は上記のような簡単な機構により、定着装置ユニ
ツトの傾動に当り、そのユニツトに支持されるオフセツ
ト防止液皿30を常に水平に保ち、液のこぼれを防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を適用した定着装置を例示するもので、第
1図は定着装置ユニツトの手前側側板を外した正面図、
第2図はユニツトの向側の正面図、第3図は手前側の正
面図、第4図はユニツト側板と一部の駆動機構の拡大横
断面図、第5,6図はユニツトの傾動説明図、第7図は
加熱ローラプロツクの起立状態図、第8,9図は加熱ロ
ーラ・定着ローラと複写紙サイズとの関係を表わす斜視
図、第10,11図はオフセツト防止液掻取り部の正面
図、第12図はガイド爪の作用状態図、第13,14図
はガイド爪接離機構図、第15,16図は塗布材の起倒
機構図。 1は感光体、Uは定着装置ユニツト、11は加1熱ロー
ラ、12は定着ローラ、13A,13Bはガイド爪、3
0は処理液皿、0はオフセツト防止液、16,16Aは
ユニツトUの側板、20,63,64,66は平行リン
ク機構、68はカム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電子写真複写機の定着装置ユニットを使用状態位置
    から他の作業状態位置へ傾動させる形式の定着装置に於
    て、その定着に必要とする処理液皿をユニット枠体に傾
    動自由に支持させ、ユニットの傾動に当り処理液皿を水
    平状態に保ちながら平行上下運動させる案内素子をユニ
    ット枠体側に設けた定着装置。 2 処理液が、定着ローラに塗布するオフセット防止液
    である特許請求の範囲1記載の定着装置。 3 処理液皿30のユニット枠16に対する軸支点63
    と、ユニット枠16の傾動軸20とを結ぶ線@63,2
    0@と略平行リンク機構を形成する部材64〜66によ
    り案内素子を構成した特許請求の範囲1記載の定着装置
    。 4 処理液皿30のユニット枠16に対する軸支点20
    を中心とするカム68を案内素子とする特許請求の範囲
    1記載の定着装置。
JP10396377A 1977-08-30 1977-08-30 定着装置 Expired JPS5953550B2 (ja)

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JP10396377A JPS5953550B2 (ja) 1977-08-30 1977-08-30 定着装置

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Publication Number Publication Date
JPS5437753A JPS5437753A (en) 1979-03-20
JPS5953550B2 true JPS5953550B2 (ja) 1984-12-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0612467B2 (ja) * 1984-09-28 1994-02-16 三田工業株式会社 揺動開放型複写機
JPH066359Y2 (ja) * 1987-02-27 1994-02-16 シャープ株式会社 複写機の現像槽案内装置

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