JPS5953522B2 - 光フアイバの接続方法 - Google Patents

光フアイバの接続方法

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JPS5953522B2
JPS5953522B2 JP8170680A JP8170680A JPS5953522B2 JP S5953522 B2 JPS5953522 B2 JP S5953522B2 JP 8170680 A JP8170680 A JP 8170680A JP 8170680 A JP8170680 A JP 8170680A JP S5953522 B2 JPS5953522 B2 JP S5953522B2
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tips
parts
optical fibers
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removal parts
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JP8170680A
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正孝 平井
充 宮内
三千人 松本
康弘 上倉
裕一 戸田
興 渡辺
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Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3801Permanent connections, i.e. wherein fibres are kept aligned by mechanical means
    • G02B6/3803Adjustment or alignment devices for alignment prior to splicing

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Microscoopes, Condenser (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は伝送損失の小さい高精度の光フアイバ接続が行
なえる方法に関する。
光フアイバを主体にした通信システムでは、その中継点
を少なくする目的などに基づき、当該光フアイバの長尺
化が要求されており、このような目的から光フアイバは
接続されて長尺化される。
また、布設工事や爾後の配線変更などにおいても光フア
イバを接続する必要が生じる。このような光フアイバ接
続に際しては、その接続部において伝送特性が低下する
ことのない技術的配慮が要求され、しかも地上(架空)
、地下(洞道)、屋内(中継局)などでの現場作業にお
いて簡易正確に所定の接続が行なえることも重要課題と
されている。
通常、光フアイバにはプライマリコートと呼ば′れる薄
いプラスチツク保護層、さらにシリコンゴム等の軟い材
料からなる緩衝層、さらにその外周にナイロン、ポリエ
チレン等のプラスチツクニ次保護層が施されている。
光フアイバにおいて光が伝播する部分はその軸心にある
コアであり、一般的な光フアイバ接続に際しては、誤差
などを伴う中間被覆(プライマリコートを含む)をとり
除き外径を基準にした正確な軸合が行なわれた後、光フ
アイバは接続される。
例えば所定の対向間隔を有して長手方向へー直線状に列
ぶ2つの溝(例えば溝)内に、接続すべき各光フアイバ
端にの端部は被覆が除去されている)をそれぞれ摺動自
在に嵌めこみ、両光フアイバ端が衝突する方向への光フ
アイバ摺動により当該両光フアイバ端を接近させていき
、その両先端間隔が微小となつた時点において、両光フ
アイバ端の突合位置近傍で放電熱を発生させ、その放電
熱により該各先端を溶かし、上記融着接続を行なつてい
る。
こうした光フアイバ接続は、光フアイバ端を摺動自在に
保持する上記両溝の高い精度に依存して行なわれており
、高精度とした該各溝内に各光フアイバ端を嵌めこむだ
けで両光フアイバの軸心は互いに一致し、所定の軸合状
態となる。
しかし、正確な光フアイバ軸合は、諸条件が理想的にと
とのつた場合にのみ実現できるのであつて、例えば上記
の溝内に夾雑物が侵入しているとき、光フアイバ端の被
覆除去が不完全な状態にあるときなど、悪い条件のもと
では正確な軸合状態は得られず、したがつて爾後の融着
接続を行なつても伝送損失の低い光フアイバ接続部は得
られず、その接続は失敗となる。
本発明は上記で指摘した問題点だけにとどまらず、あら
ゆる観点から問題が生じないように光フアイバの接続方
法を改善したもので、以下その具体的方法を図示と共に
説明する。
第1図は本発明の方法を実施するために用いる装置の1
例を示したものである。
この第1図の装置は、1対の移動台″1A,1.・B、
1対の固定台2A,2Bが同図の左右方向に1列状態で
並んでおり、さらに両固定台2A,2Bの中間部(光フ
アイバ端の突合位置)には薄板状の間隔設定具3があり
、かつ、該中間部には同図の前後方向に位置する1対の
放電電極4M,41Nも配置されている。
上記において、外側位に位置する両移動台1A,1Bは
、それぞれ後述の移動機構を介し、その内側位にある固
定台2A,2Bの方向へ進退自在となつており、かつ、
これら移動台1A,1Bの上面には、スリツプ式の保持
具5a1,5a2,5a3、および5b1,5b2,5
b3がそれぞれ設けられている。
一方、両移動台1A,1Bの内側位にある固定台2A,
2Bは基体6に取付けられており、これらの上面には互
いに一直線状に列ぶL字状(V字状でもよい)とした溝
7a,7bが形成されていると共に該角溝7a,7bの
角部にはそこに穿設された透孔(図示せず)を介して図
示しないバキユーム装置が連結される。
なお、1対の光フアイバ8A,8Bは、これらの被覆部
9a,9b、および被覆除去部10a,10bが後述の
ようにして上記移動台1A,]B、固定台2A,2Bへ
セツトされる。
他方、間隔設定具3は、基体6上に上下動自在に支持さ
れ、該間隔設定具3の上位には、顕微鏡11が適当な支
持手段を介して設置される。
上記両者3,11の相対関係を第2図、第3図により詳
細に説明するとつぎの通りである。顕微鏡11は、軸合
時の上記両被覆除去部9a,9bをその視野内に入れる
ため、所定位置におかれるが、図示での最適位置は間隔
設定具3の上位となる。また、この顕微鏡11による両
被覆除去部9a,9bの観察では、一元的な観察でなく
、後述のごとき二元的観察とするため、鏡面12を用い
る。
鏡面12の配置される位置には、顕微鏡11の視野内で
あること、該鏡面12に写された両被覆除去部9a,9
bの像が顕微鏡11でみられること、などの条件設定が
あり、図示では45゜などの傾面状態とした間隔設定具
3の上面に当該鏡面12が設けられている。
この鏡面12は間隔設定具3の上面を直接鏡面加工する
ことによつて、あるいは該具3の上面に鏡面部材を貼着
することによつて形成され、こうした鏡面12は顕微鏡
11の光軸13に対して所定の角度をなす。
一方、前述の放電電極4M,4Nは所定の放電間隔を有
して基体6に取付けられる。
これら放電電極4M,4Nは、第4図で示すように、そ
の先端部14が頂角30゜の四角錐状に形成されたもの
がよく、その放電間隔は約1.4mm程度とする。
上述した装置により本発明の方法を実施すると、つぎの
ようになる。
接続すべき1対の光フアイバ8A,8Bは、前述したご
とくプラスチツタ等による被覆部9a,9bを有してい
るが、この接続に際しては、各光フアイバ8A,8Bの
先端から必要なだけ被覆部9a,9bがとり除かれ、被
覆除去部10a,10bが形成される。
こうした各光フアイバ8A,8Bの被覆部9a,9bは
移動台1A,1Bの保持具5a1〜5a3および5b1
〜5b3内にセツトされ、その被覆除去部10a,10
bは溝7a,7b内にセツトされる。
この場合、被覆部9a,9bは保持具5a1〜5a3お
よび5b1〜5b3と接触し、一定の摩擦力を介して各
移動台1A,1B上に保持されるが、その摩擦制動力を
上回る力が作用した場合、これら被覆部9a,9bは保
持具5a1〜5a3および5b1〜5b3に対し、スリ
ツプして動く。
一方、被覆除去部10a,10bも前述したバキユーム
装置により溝7a,7b内に吸引され、該吸引力を上回
る力が作用しないかぎり、該各被覆除去部10a,10
bは溝7a,7b内で静止状態をとる。
なお、被覆部9a,9bの保持力と被覆除去部10a,
10b(17)吸引力とで゛は、保持力が吸引力よりも
大きい。
上記のように光フアイバ8A,8Bがセツトされた場合
、その先端の被覆除去部10a,10bは互いに対向し
、かつ、溝7a,7bを介して一直線状となる。
第1図において、1対の両光フアイバ8A,8Bを上記
のようにセツトした後、両移動台1A,1Bを同図の矢
印方向へ移動させると、光フアイバ8A,8Bの被覆除
去部10a,10bは溝7a,7b内をスリツプしなが
ら、しかも溝7a,7bから離れることなく移動し、つ
いには間隔設定具3の両面に接当され、これにより両光
フアイバ8A,8Bの被覆除去部10a,10bは所定
の初期間隔に設定される。
このようにして被覆除去部10a,10bの先端が間隔
設定具3に接当された後、両移動台1A,1Bに第1図
矢印方向の送りをかけても、該各被覆除去部10a,1
0bが間隔設定具3と接当しているので、被覆部9a,
9bと各保持具5a1〜5a3,5b1〜5b3との間
にスリツプが生じる。
したがつて、初期間隔設定時に過剰な送り力が作用して
も、上記のようなスリツプ現象が生じるので、光フアイ
バ端が損壊されるといつた事態は生じない。初期間隔の
設定後、間隔設定具3は下方へ退勤し、両移動台1A,
1Bの何れか一方または両方による再度の送りが光フア
イバにかかり、これにより両被覆除去部10a,10b
の対向間隔が上記初期間隔よりも小さくなる。
そして両被覆除去部10a,10bの対向間隔が20〜
30μm程度の微小間隔となつた時点で、両光フアイバ
相互のコアに軸ずれがあるか否かの観察が行なわれる。
以下、第2図を主体にしてこの観察状況を説明すると、
微小間隔で対向している両被覆除去部10a,10bは
、上位の顕微鏡11と下位の鏡面12間に位置し、該鏡
面12が顕微鏡11の光軸13に対して傾斜(傾斜角4
5゜)しているので、当該顕微鏡視によれば、被覆除去
部10a,10bの実物Xと、鏡面11に写された該被
覆除去部10a,10bの像Yとが同時にとらえられ、
かつ、実物xは被覆除去部10a,10bを垂直方向か
ら、像Yは被覆除去部10a,10bを水平・方向から
みていることになる。
通常、被覆除去部10a,10bの対向状態、軸合状態
、突合状態などを一方向(例えば垂直方向)のみから観
察する場合、その一方向からの観察結果が良好であつて
も他方向(例えば水平方向)からみた状態が不良な場合
があり、したがつて一方向のみの観察では不充分である
また、二方向の観察を目的として二機の顕微鏡を装備す
ることは、経済的に不利なだけでなく、二機の顕微鏡を
とり扱う面倒が生じる。
上述した本発明の観察では、一機の顕微鏡11と鏡面1
2とにより、二方向の観察が同時に行なえる。
つまり、単一の観察対象物(2つの被覆除ノ去部)が上
記両者11,12により二方向から検視できるといつた
二元的な観察が行なえ、きわめて有利となる。この際の
観察において両被覆除去部10a,10bが正確な状態
にあれば、つぎの工程操作へと進めるようになるが、両
被覆除去部10a,10bが相互に軸ずれしているなど
、不良状態があると、その原因を解明かつ解消し、光フ
アイバ8A,8Aの被覆除去部]0a,]0bをもつく
りなおすといつた原点から以上の諸操作が行なわれる。
両被覆除去部10a,10bが微小間隔となつた時点で
の上記観察後、予熱をも含めた放電加熱が1対の放電電
極4M,4Nにより開始され、これにより被覆除去部1
0a,10bの先端が軟化されると共に再び各光フアイ
バ8A,8Bには移動台1A,1Bによる送りがかかり
、被覆除去部10a,10bの先端がこの際の送りによ
り互いに接当して融着状態となる。
以上に説明した方法によれば、高精度を要する光フアイ
バ8A,8Bの接続が失敗なく行なえ、かつ、作業員の
熟練に依存しない機械化や自動化も、図示の装置やこれ
に組みこむ送り制御機構により実現できるから、現場で
の作業易度、作業能率が確保できる。
第5図イ,口は本発明の方法を上記のようにして実施し
た際のドライビングチヤートの1例である。
同図イにおいて、Tは間隔設定具3の厚みであり、Ll
,Ll″は該間隔設定具3の両面から各被覆除去部10
a,10b先端までの距離(間隔)である。
上記の間隔Ll,Ll″は実線、仮線の2通りが示され
ているが、通常、光フアイバ8A,8Bの被覆除去部1
0a,10bを溝7a,7b内へ無作為にセツトした場
合、間隔Ll,Ll″はほぼ上記実線、仮線の範囲内に
なる。
第5図イにおいて、間隔Ll,Ll″とした被覆除去部
10a,10bのセツト時点をP。
とすると、この時点における間隔設定具3の高さは、同
図口のごとくH1とし、この高さH1とした間隔設定具
3の両面に被覆除去部10a,10bの先端が接当する
ようにする。光フアイバ8A,8Bの被覆除去部10a
,10bは第5図イのP1点から移動を開始する。
この際の移動を前記移動台1A,1Bに組みこまれた自
動送り装置により行なう場合、上記P1は当該装置の始
動時点になる。第5図イにおいて上記被覆除去部10a
,10bをP1からP2まで一次移動させると、両被覆
除去部10a,10bの先端はPl,P2間において間
隔設定具3の両面と接当し、以下、送りをかけても前述
したスリツプ現象が生じる。
よつて、その接当時点からP2点までの間は実質的な送
りはかからない。P2点における両被覆除去部]0a,
10bの間隔は、間隔設定具3の厚みTに等しい間隔す
なわち初期間隔L2となり、前述した間隔Ll,L/は
なくなる。
初期間隔L2の設定後、間隔設定具3の高さを第5図口
のH2にまで下げ(両被覆除去部10a,10b間から
同具3を退避させる)、かつ、第5図イのP3点からP
4点まで一方の被覆除去部10aまたは10bを所定量
二次移動させると、両被覆除去部10a,10bの先端
間隔は同図イに示すごとく20〜30μm程度の微小間
隔L3となる。
この微小間隔L3を得た時点で両被覆除去部10a,1
0bの軸合観察を顕微鏡11.間隔設定具3の鏡面12
により行ない、同状態が良であればつぎの放電を行なう
1対の放電電極4M,4Nを介して行なう放電の開始は
、予熱手段をも兼ねて第5図イのP5点より行なわれる
が、このときの影響がないように、間隔設定具3は同図
口の高さH3まで下げられる。
第5図イのP5点から数千ボルト以上の印加電圧により
放電を開始した後、つぎのP6点からP7点までの被覆
除去部10aまたは10bを三次移動させる。
この三次移動では、溶融状態にある両被覆除去部10a
,10bの先端がP6およびP7間の途中で接当するよ
うになり、その接当時点からP7点までの移動量によつ
て両被覆除去部10a,10bは充分に融着される。
上記における接当時点からP7点までの移動量は、両被
覆除去部10a,10bの先端が互いに融合し合う間隔
として表わせ、第5図イではL4がこの間隔に該当して
おり、通常20〜30μmに選ばれる。
なお、上述した放電は第5図イのP5点からP7点以後
までの所定時間行なわれて止まる。
以上に述べた事項は本発明に係る第1発明の説明事項で
ある。
この第1発明での上記実施態様では、初期間隔設定用の
間隔設定具3を用いて初期間隔L2を設定し、その後の
光フアイバ移動操作により微小間隔L3を設定するよう
にしているが、上記間隔設定具3が上記L3に対応した
厚みの微小間隔設定用である場合、光フアイバ移動操作
と微小間隔設定用の該間隔設定具3とにより、一挙に微
小間隔L3が設定でき、したがつて、このような実施態
様では初期間隔L2を設定する操作が省略される。
また、鏡面12の操作に関しては第6図、第7図のよう
にしてもよい。
この場合では、例えば第1図における基体6とその前壁
部6″とが利用されてつぎのような操作゛機構が組みつ
けられる。
この機構は、正面がT形、その正面での垂直断面がL形
となつている回動体15とと、鳥嘴状の突出部16を有
する鏡取付具17と、操作杆18と、スプリング19と
が主体になつて構成されてノいる。
そして回動体15は、基体6上における前壁部6″の内
側に設けられた軸受部20,2『と、該軸受部20,2
『および回動体15のL形角部を貫通する支軸21とに
より回動自在に支持され、L形を有する当該回動体15
の垂直端に9は鏡取付具17が一体的に枢着されると共
にその水平端にはピン22を介して操作杆18が連結さ
れ、さらに上記回動体15の垂直部と前壁部6″との間
には、その垂直部を前壁部6″から離す方向にスプリン
グ19が介在され、鏡取付具16の鳥嘴状とした突出部
16には、その傾斜方向の下端上面に鏡面12が設けら
れたものである。第6図、第7図での鏡面12は、上記
突出部16に鏡板を取りつけることにより形成されてお
り、該突出部16が第7図実線の状態にあるとき、その
鏡面12は45゜の勾配を有して両被覆除去部10a,
10bの先端が第2図の場合と同様に写せるようになつ
ている。回動体15にはスプリング16の弾発力がかか
つているので、該回動体15の垂直端にある鏡取付具1
6は、通常、第7図実線の鏡面使用態勢をとり、そして
第7図の矢印Q方向に操作杆18を引くことにより、回
動体15および鏡取付具17が第7図の矢印R方向へ退
勤し、該具17は第7図仮線の状態になる。
したがつて、鏡面12を介した両被覆除去部10a,1
0bの観察時、第7図実線の状態とし、間隔保持具3の
使用時や放電時には第7図仮線の状態にすればよいこと
になる。
なお、上記突出部16の裏面には凹溝16″が設けられ
ているので、該突出部16と放電電極4Mとが相互干渉
することもない。
つぎに本発明の第2発明について説明する。
この第2発明でも、前記第1発明と同様にして光フアイ
バ1A,1Bの被覆除去部10a,10bを融着するが
、その後において、両被覆除去部10a,10bの融着
接続状態が良好か否か、これの検査手段が講じられる。
つまり第2発明では、第5図イにおけるP8〜P,の時
において、両被覆除去部10a,10b.の何れか一方
、または両方に上記突合方向とは逆の所定引張力をかけ
、これにより融着部分にクラツクが入るか、あるいは断
線されるかを検査するのであり、もちろん、このような
不良事態が生じないものを適正な光フアイバ接続部とす
るのであ.−る。
以下、第8図によりこの第2発明を説明するが、この第
8図では検査手段が主体であるので、第1図における間
隔保持具3、放電電極4M,4N、顕微鏡11などは省
略されており、逆に第1z図で省略されていた送り機構
がこの第8図に例示されている。
この送り機構は、よく知られているマイクロメータと同
様の構成を有した給送機23と、xモ′ータよりなるマ
イクロモータ24とがメインになつていて、マイクロモ
ータ24の出力軸25に取りつけられたギヤ26と上記
給送機23の外周に設けられたピニオン27とが互いに
噛みあつており、かつ、給送機23のスピンドル28が
移動台1Aの所定部所に接当されている。
一方、両固定台2A,2Bなどを利用して固定されてい
る固定片29と、各移動台1A,1Bより突設された突
出片30A,30Bとの間には、スプリング31A,3
1Bが介在され、該スプリング31A,31Bを介して
各移動台1A,1Bは第8図の矢印F方向、矢印F方向
の弾発力を受けている。
なお、給送機23とマイクロモータ24とによる送り機
構は移動台1B側にあつてもよく、同機構のない場合、
移動台1B側にはスプリング31Bに対抗する調整自在
なストツパが設けられ、また、場合によつては移動台1
B側のスプリング31Bが省略される。
第8図において、両被覆除去部10a,10bの先端を
互いに突き合わせる場合、マイクロモータ24は正回転
され、この回転を受けて給送機23がスピンドル28を
出動させるので、移動台1Aはスプリング31Aに抗し
ながら他方の移動台1A側へ、すなわち被覆除去部10
aの先端が被覆除去部10b側へ接近するように移動す
る。
そして前述したように両被覆除去部10a,10bが互
いに融着された後、上記マイクロモータ24を逆回転さ
せると、これを受けて給送機23のスピンドル28が同
機23内に没入されるので、移動台1Aにはスプリング
31Aの荷重がかかり、これと同様にした移動台1Aに
もスプリング31Bによる荷重がかかる。このようにし
てスプリング31A,31Bの荷重を両移動台1A,1
Bにかけているとき、両移動台1A,1Bは第8図の矢
印F,FV方向へ移動しようとするが、これら移動台1
A,1Bが保持具5a1〜5a,,5b1〜5b,を介
して融着状態の光フアイバ8A,8Bを保持しているの
で、当該両台1A,1Bの矢印F,F′方向への移動が
妨げられる。
この際、スプリング31A,31Bの弾発力が、保持具
5a1〜5a3,5b1〜5b,と被覆部9a,9bと
の相対摩擦力よりも大きい場合、両被覆除去部10a,
10bの融着接続部には、その摩擦力に等し!弓1張力
が作用し、そして当該融着接続部がこの引張力に耐えれ
ば、同部での破断は生ぜず、逆の場合は同部が破断され
る。
また、上記摩擦力がスプリング31A,31Bの弾発力
を上回る場合、当該接続部には4のスプリング31A,
31Bのバネ特性によつて定まる弾発力(引張方向の力
)が作用する。
なお、第8図において、両移動台1A,1Bに被覆部9
a,9bの端部と接当状態になるストツパ32a,32
bが設けられた場合、スプリング31A,31Bを介し
た上記引張力が確実に融着接続部に作用する。
本発明の第2発明では、上記のようにして融着接続部の
検査をも行ない得る。
以上の説明で明らかなように、本発明に係る第1発明で
は、伝送損失の少ない高精度の光フアイバ接続が失敗な
く、しかも簡易に行なえるようになり、現場作業等にも
充分即応できる有益性がある。
さらに第2発明では上記の効果の他、融着接続部の検査
をも行ない得るのでより一層有益である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明方法の各種実施例、実施態様を示したもの
であり第1図は第1発明の方法をこれに用いる装置と共
に示した斜視図、第2図、第3図は同第1発明において
採用した観察手段の説明図、第4図は第1発明で採用し
た放電電極の説明図、第5図イ,口は第1発明、第2発
明がドライビングチヤートにより示した説明図、第6図
、第7図は観察手段の他例を示した説明図、第8図は第
2発明の方法をこれに用いる装置と共に示した説明図で
ある。 3・・・・・・間隔設定具、4M,4N・・・・・・放
電電極、7a,7b・・・・・・溝、8A,8B・・・
・・・光フアイバ、9a,9b・・・・・・被覆部、1
0a,10b・・・・・・被覆除去部、11・・・・・
・顕微鏡、12・・・・・・鏡面、13・・・・・・光
軸、14・・・・・・放電電極の先端部、31A,31
B・・・・・・スプリング、し・・・・・・初期間隔、
L3・・・・・・微小間隔、X・・・・・・光フアイバ
端の実物、Y・・・・・・光フアイバ端の像。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被覆部およびその先端の被覆除去部を有する1対の
    光ファイバが用意され、これら光ファイバの各被覆除去
    部先端が軸合状態で突き合わされ、その突き合わされた
    部分が融着されて接続される光ファイバの接続方法にお
    いて、上記各被覆除去部が、所定の対向間隔をおいて長
    手方向に一直線状にならぶ2つの溝上に摺動自在に配置
    されると共に上記両被覆部がスリップ可能に保持される
    手段と、両被覆除去部相互の先端間隔が、上記両溝の対
    向部間に配置された間隔設定具と光ファイバの長手方向
    への移動操作とを介して微小間隔に設定される手段と、
    該微小間隔間隔設定状態における両被覆除去部の対向状
    態を鏡面により互いに異なる2方向から顕微鏡観察する
    ため、両被覆除去部が観察できる顕微鏡の視野内に、顕
    微鏡の光軸に対して所定の角度をなす鏡面が配置され、
    該顕微鏡により両被覆除去部が直接観察されると共に鏡
    面に写つた両被覆除去部が観察される手段と、該観察後
    、1対の放電電極を介した所定間隔の放電により両被覆
    除去部の先端が溶融されると共に少なくとも一方の被覆
    除去部がこれら先端突合方向の所定位置まで移動され、
    溶融状態における当該両被覆除去部先端が互いに融着さ
    れる手段とを有することを特徴とする光ファイバの接続
    方法。 2 両被覆除去部先端相互の微小間隔は、その両先端が
    初期間隔設定用の間隔設定具に接当され、該間隔設定具
    が上記両先端間から退避された後の光ファイバ移動によ
    り設定される特許請求の範囲第1項記載の光ファイバの
    接続方法。 3 両被覆除去部先端相互の微小間隔は、その両先端が
    微小間隔設定用の間隔設定具に接当されて設定される特
    許請求の範囲第1項記載の光ファイバの接続方法。 4 両被覆除去部が観察できる顕微鏡の位置は間隔設定
    具の上位であり、鏡面の位置は両被覆除去部の軸線上か
    ら退避した間隔設定具の上面である特許請求の範囲第1
    項記載の光ファイバの接続方法。 5 先端部が頂角30度の四角錐状に形成された1対の
    対向せる放電電極から放電されて両被覆除去部の先端が
    溶融される特許請求の範囲第1項記載の光ファイバの接
    続方法。 6 被覆部およびその先端の被覆除去部を有する1対の
    光ファイバが用意され、これら光ファイバの各被覆除去
    部先端が軸合状態で突き合わされ、その突き合わされた
    部分が融着されて接続される光ファイバの接続方法にお
    いて、上記各被覆除去部が、所定の対向間隔をおいて長
    手方向に一直線状にならぶ2つの溝上に摺動自在に配置
    されると共に上記両被覆部がスリップ可能に保持される
    手段と、両被覆除去部相互の先端間隔が、上記両溝の対
    向部間に配置された間隔設定具と光ファイバの長手方向
    への移動操作とを介して微小間隔に設定される手段と、
    該微小間隔間隔設定状態における両被覆除去部の対向状
    態を鏡面により互いに異なる2方向から顕微鏡観察する
    ため、両被覆除去部が観察できる顕微鏡の視野内に、顕
    微鏡の光軸に対して所定の角度をなす鏡面が配置され、
    該顕微鏡により両被覆除去部が直接観察されると共に鏡
    面に写つた両被覆除去部が観察される手段と、該観察後
    、1対の放電電極を介した所定間隔の放電により両被覆
    除去部の先端が溶融されると共に少なくとも一方の被覆
    除去部がこれら先端突合方向の所定位置まで移動され、
    溶融状態における当該両被覆除去部先端が互いに融着さ
    れる手段と、該融着後の両光ファイバ相互に、上記突合
    方向とは逆向きの引張力がかけられて当該融着状態が検
    査される手段とを有することを特徴とする光ファイバの
    接続方法。 7 両光ファイバ相互にかけられる反突合方向の引張力
    は、スプリングの引張力を両光ファイバの融着接続部へ
    かけることにより行なわれる特許請求の範囲第6項記載
    の光ファイバの接続方法。
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