JPS5953456A - メタクリロニトリルの精製方法 - Google Patents
メタクリロニトリルの精製方法Info
- Publication number
- JPS5953456A JPS5953456A JP57164290A JP16429082A JPS5953456A JP S5953456 A JPS5953456 A JP S5953456A JP 57164290 A JP57164290 A JP 57164290A JP 16429082 A JP16429082 A JP 16429082A JP S5953456 A JPS5953456 A JP S5953456A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- man
- column
- pressure
- product
- reboiler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/10—Process efficiency
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はメタクリロニトリル(以下MANと略称する
)の精製法、さらに詳しくはインブチレンあるいはター
シャリ−ブチルアルコール等のアンモキシデージョン反
応物からMANヲ1rllfJjkする方法に関する。
)の精製法、さらに詳しくはインブチレンあるいはター
シャリ−ブチルアルコール等のアンモキシデージョン反
応物からMANヲ1rllfJjkする方法に関する。
その目的は熱利用効率が高いVANの精製法を提案する
にある。
にある。
MANはインブチレン等とアンモニアおよび酸素との気
相接触反応、寸なわらアンモキシデージョン反応により
生成する。この反応生成物1.tMANのほか、アセト
ニトリル、青酸、メタクロレイン、インブチロニトリル
等の微11成分を3有し、高温ガス状で得られる。
相接触反応、寸なわらアンモキシデージョン反応により
生成する。この反応生成物1.tMANのほか、アセト
ニトリル、青酸、メタクロレイン、インブチロニトリル
等の微11成分を3有し、高温ガス状で得られる。
この反応物からMANを分t’、Iね4製して製品MA
IJを取得する14 Mプロセスの1例を741図を用
い以ドに説明する。反応器内で得られたアンモキシデー
ジョン反応物は急冷浴1内で塔内を落下しくI+’f
taする冷却水に接触して降温し、降Y1情したガスは
吸収塔2の底部にフィードされ、塔頂に送り込んだ吸収
水に吸収され、吸収液1才回収塔3にフィードされ、吸
収されないイナートガスは塔頂からオフガスとして排出
される。回収塔3では塔頂から俗媒水を供給し、抽出蒸
留を行ない、塔頂からMANを主体とする反応物が回収
され、塔底液は放散塔4に抜出して塔頂からアセトニト
リル等を分^lトする。回収7戊は脱庁1“Iだ脱水塔
5において、青酸、水を除却し、高沸分離塔6において
、イソブチロニ) lル等の高佛物を塔底から抜出し、
塔頂溜出液を製品塔7にフィードする。製品塔7におい
ては、塔頂から微l°の低沸物を除き、塔底部の導管8
から製品MANが蒸気で取出される。
IJを取得する14 Mプロセスの1例を741図を用
い以ドに説明する。反応器内で得られたアンモキシデー
ジョン反応物は急冷浴1内で塔内を落下しくI+’f
taする冷却水に接触して降温し、降Y1情したガスは
吸収塔2の底部にフィードされ、塔頂に送り込んだ吸収
水に吸収され、吸収液1才回収塔3にフィードされ、吸
収されないイナートガスは塔頂からオフガスとして排出
される。回収塔3では塔頂から俗媒水を供給し、抽出蒸
留を行ない、塔頂からMANを主体とする反応物が回収
され、塔底液は放散塔4に抜出して塔頂からアセトニト
リル等を分^lトする。回収7戊は脱庁1“Iだ脱水塔
5において、青酸、水を除却し、高沸分離塔6において
、イソブチロニ) lル等の高佛物を塔底から抜出し、
塔頂溜出液を製品塔7にフィードする。製品塔7におい
ては、塔頂から微l°の低沸物を除き、塔底部の導管8
から製品MANが蒸気で取出される。
以上の”’ i’+’f ’Jlプロセスでは大歇の水
を用い蒸留を繰返し、条間の熱を消費しMlフスト曇こ
占めるエネルギーコストの割合が高い。すなわち、吸収
塔においては、例えば25℃の吸収水を用いるとMAN
トン当り38.2トンの飽和溶解度に見合う水を必要
とし、取扱う吸収液−°は大部となり、さらに、回収塔
では溶媒水を添加して抽出蒸留が行なわれる。当然プロ
セス内では熱交換等を行ね゛い熱の有効利用がしlられ
るが。
を用い蒸留を繰返し、条間の熱を消費しMlフスト曇こ
占めるエネルギーコストの割合が高い。すなわち、吸収
塔においては、例えば25℃の吸収水を用いるとMAN
トン当り38.2トンの飽和溶解度に見合う水を必要
とし、取扱う吸収液−°は大部となり、さらに、回収塔
では溶媒水を添加して抽出蒸留が行なわれる。当然プロ
セス内では熱交換等を行ね゛い熱の有効利用がしlられ
るが。
それでも、100℃以下の低温熱源は利用効率が悪く、
利用することなく廃捨される熱が少なくない。
利用することなく廃捨される熱が少なくない。
この発明は一上記事情に鑑みなされたもので。
その便口にt%MANを主成分とするアンモキシデージ
ョン反応物からVANを溶媒水を用いて吸収回収し、こ
れを蒸留して製品MAtlを得るプロセスで、1・2品
MANを蒸留塔の塔底部からj(気にて取出すに当り、
蒸留塔の塔b”;、 t3B 71にの一部を471i
底圧より低圧となった蒸発器に導き蒸発lしめ製品MA
Nを蒸気として取出すどとを!時機とするMANの精製
方法である。
ョン反応物からVANを溶媒水を用いて吸収回収し、こ
れを蒸留して製品MAtlを得るプロセスで、1・2品
MANを蒸留塔の塔底部からj(気にて取出すに当り、
蒸留塔の塔b”;、 t3B 71にの一部を471i
底圧より低圧となった蒸発器に導き蒸発lしめ製品MA
Nを蒸気として取出すどとを!時機とするMANの精製
方法である。
第2図はこの発明になる第1“1j・2プロセスの態様
例であり、製品塔7の底部には従!にのリボイラ−9の
ほか、これとは別体のりボイラー10が設けてあり、こ
のリボイラー10は塔頂の減圧系と連結し、てあり、塔
底圧より塔内トレイの圧損分だけ低圧となっている。ま
た、リボイラー10にはりボイラー9より低温の熱源が
送り込まれている。製品塔7の塔底液はりボイラー9内
を循環し加熱されるとともに、その一部はりボイラー1
0内に4かれて減圧となったシェル内で加熱されて蒸発
し、その−1:iltは導管11から製品MANとして
取出され、残部は製品塔7塔底部にリターンされる。
例であり、製品塔7の底部には従!にのリボイラ−9の
ほか、これとは別体のりボイラー10が設けてあり、こ
のリボイラー10は塔頂の減圧系と連結し、てあり、塔
底圧より塔内トレイの圧損分だけ低圧となっている。ま
た、リボイラー10にはりボイラー9より低温の熱源が
送り込まれている。製品塔7の塔底液はりボイラー9内
を循環し加熱されるとともに、その一部はりボイラー1
0内に4かれて減圧となったシェル内で加熱されて蒸発
し、その−1:iltは導管11から製品MANとして
取出され、残部は製品塔7塔底部にリターンされる。
この精製方法は以上の構成であるので、塔底圧より低圧
となっているリボイラー10の熱源は従来のりボイラー
9の熱源に比べ低温もよく、従来、有効に利用できず廃
捨していた潜熱、あるいは顕熱、例えば、放散塔漏出蒸
気、あるいは回収塔、放散塔等の塔底から抜出される溶
媒水等を利用でき省エネルギー化が達成できる。
となっているリボイラー10の熱源は従来のりボイラー
9の熱源に比べ低温もよく、従来、有効に利用できず廃
捨していた潜熱、あるいは顕熱、例えば、放散塔漏出蒸
気、あるいは回収塔、放散塔等の塔底から抜出される溶
媒水等を利用でき省エネルギー化が達成できる。
なお、リボイラー10は製品塔の塔頂減圧系に連結して
減圧としたが、他の手段によって減圧となしてもよい。
減圧としたが、他の手段によって減圧となしてもよい。
要は塔底より低圧となし、有効利用し得なかった低温熱
源が利用できる圧まで減圧すればよい。しかし塔頂の減
圧系と連結するのが設置1iηが共用でき、運転も容易
で適当な減圧が得られて好適である。
源が利用できる圧まで減圧すればよい。しかし塔頂の減
圧系と連結するのが設置1iηが共用でき、運転も容易
で適当な減圧が得られて好適である。
(実施例)
、′g2図に示した製品塔と同様構造の蒸留塔にbいて
、製品VANを蒸留取得するに蟲って、塔妖液をリボイ
ラー9に導き加熱するととも1こ、製品MAtJの抜出
し蒸気に見合う塔底液の一部をリボイラー10に導き加
熱蒸発せしめ製品VANを蒸気で取出した。この際のり
ボイラー9.10は下記条件であった。なお、リボイラ
ー(J蒸気加熱し、総括伝熱係数は4001ca1./
m’ ・llr 、’Cであった。
、製品VANを蒸留取得するに蟲って、塔妖液をリボイ
ラー9に導き加熱するととも1こ、製品MAtJの抜出
し蒸気に見合う塔底液の一部をリボイラー10に導き加
熱蒸発せしめ製品VANを蒸気で取出した。この際のり
ボイラー9.10は下記条件であった。なお、リボイラ
ー(J蒸気加熱し、総括伝熱係数は4001ca1./
m’ ・llr 、’Cであった。
(比較例)
実施例の蒸留塔において、リボイラー10を用いず、す
べての熱負荷をリボイラー9でまかない、製品MAIJ
を然質し、実施例と同4□lの製品11、(AN蒸気を
塔J1(部から取出した。この時のりボイラー9の条件
は下表の通りであった。なお、リボイラーは蒸気にて加
熱し総括伝熱区数は40 o Kcaj、/ln”−’
hr−℃であった。
べての熱負荷をリボイラー9でまかない、製品MAIJ
を然質し、実施例と同4□lの製品11、(AN蒸気を
塔J1(部から取出した。この時のりボイラー9の条件
は下表の通りであった。なお、リボイラーは蒸気にて加
熱し総括伝熱区数は40 o Kcaj、/ln”−’
hr−℃であった。
実施例においては、リボイラー10はチューブn1A度
が低く熱源を蒸気より他の低熱源に代替が可能であり、
今まで有効利用されなかった熱源に切替えて1.1トン
/Hrの然気節減ができた。
が低く熱源を蒸気より他の低熱源に代替が可能であり、
今まで有効利用されなかった熱源に切替えて1.1トン
/Hrの然気節減ができた。
これに反して比較例の場合はりボイラー9のチューブ温
度が高く蒸気から他の熱源に切替えることができなかっ
た。
度が高く蒸気から他の熱源に切替えることができなかっ
た。
第1図は(近来のL(A N精製プロセスのフローシー
ト、第2図はこの精製方法による製品塔部分のフローシ
ートである。 1・・急冷槽、2・・吸収塔、3・・回収塔、4・・放
散塔、5・・脱青酸脱水塔、6・・高沸分離塔、7・・
朝品塔、8・・導管、9・・第 リボイラー、1o・ ・リボイラー、11・・専管。 1図
ト、第2図はこの精製方法による製品塔部分のフローシ
ートである。 1・・急冷槽、2・・吸収塔、3・・回収塔、4・・放
散塔、5・・脱青酸脱水塔、6・・高沸分離塔、7・・
朝品塔、8・・導管、9・・第 リボイラー、1o・ ・リボイラー、11・・専管。 1図
Claims (1)
- (1) メタクリロニトリルを主成分とするアンモキ
シデージョン反応物からメタクリロニトリルを溶媒水を
用いて吸収、回収し、これを蒸留して製品メタクリロニ
トリルを得るプロセスで、製品メタクリロニ) IIル
を蒸留塔の塔底部から蒸気にて取出すに当り、該蒸留塔
の塔底部液の一部を塔底圧より低圧となった蒸発器に導
き蒸発せしめ製品メタクリロニトリルを蒸気として取出
すことを特徴とするメタリロニトリルの精製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57164290A JPS5953456A (ja) | 1982-09-21 | 1982-09-21 | メタクリロニトリルの精製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57164290A JPS5953456A (ja) | 1982-09-21 | 1982-09-21 | メタクリロニトリルの精製方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5953456A true JPS5953456A (ja) | 1984-03-28 |
JPS6133812B2 JPS6133812B2 (ja) | 1986-08-04 |
Family
ID=15790293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57164290A Granted JPS5953456A (ja) | 1982-09-21 | 1982-09-21 | メタクリロニトリルの精製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5953456A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012167066A (ja) * | 2011-02-15 | 2012-09-06 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 不飽和ニトリルの蒸留方法及び蒸留装置、並びに不飽和ニトリルの製造方法 |
-
1982
- 1982-09-21 JP JP57164290A patent/JPS5953456A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012167066A (ja) * | 2011-02-15 | 2012-09-06 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 不飽和ニトリルの蒸留方法及び蒸留装置、並びに不飽和ニトリルの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6133812B2 (ja) | 1986-08-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR860000192B1 (ko) | 배열의 회수 이용방법 | |
EP0053518B1 (en) | Process for producing unsaturated nitrile | |
US4219389A (en) | Separation of acrylic acid from solutions thereof in tri-n-butyl phosphate | |
JPS6242940A (ja) | メタノ−ルの精製方法 | |
CN105152863B (zh) | 一种聚酯废水中回收乙二醇和乙醛的方法 | |
US4362601A (en) | Method for distilling ethyl alcohol by adding salt or salts | |
US3694322A (en) | Method for separating acrylonitrile and acetonitrile by extractive distillation with coolant vapor generation | |
US3725211A (en) | Continuous distillation of phthalic anhydride with vapor side stream recovery | |
CN105237370A (zh) | 一种环己醇脱氢生产环己酮的工艺方法 | |
JPS5953456A (ja) | メタクリロニトリルの精製方法 | |
CN217139251U (zh) | 丙烯酸丁酯制备中的脱醇塔系统 | |
ES446008A1 (es) | Un sistema para la produccion de estireno. | |
JP6918999B2 (ja) | 低温適用で発酵ブロスからエタノールを分離する統合されたプロセス | |
CN103333063B (zh) | 一种高效节能的乙酰丙酮制备方法及其制备装置 | |
JPH0729953B2 (ja) | 1,2−ジクロルエタンの精製方法 | |
JPS6317873A (ja) | エチレンオキシドの回収方法 | |
JPS5810551A (ja) | 不飽和ニトリルの製造法 | |
JPS58124578A (ja) | 蒸留方法 | |
JPS6355497B2 (ja) | ||
CN219922090U (zh) | 一种利用反应热的低能耗mto甲醇精馏装置 | |
CN220194825U (zh) | 一种生产醋酸乙酯的热量集成系统 | |
JPH0291044A (ja) | 酢酸/水/酢酸ビニル混合物の分離法 | |
JPS6141497B2 (ja) | ||
JPS62273923A (ja) | 1,2−ジクロロエタンの蒸留方法 | |
JPS6174568A (ja) | エタノ−ルの精製法 |