JPS5953296B2 - 難燃剤 - Google Patents

難燃剤

Info

Publication number
JPS5953296B2
JPS5953296B2 JP3116279A JP3116279A JPS5953296B2 JP S5953296 B2 JPS5953296 B2 JP S5953296B2 JP 3116279 A JP3116279 A JP 3116279A JP 3116279 A JP3116279 A JP 3116279A JP S5953296 B2 JPS5953296 B2 JP S5953296B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
production example
grams
flame retardant
oxaphenanthrene
salt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3116279A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55124792A (en
Inventor
寅之助 斎藤
博幸 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANKO KAIHATSU KAGAKU KENKYUSHO KK
Original Assignee
SANKO KAIHATSU KAGAKU KENKYUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANKO KAIHATSU KAGAKU KENKYUSHO KK filed Critical SANKO KAIHATSU KAGAKU KENKYUSHO KK
Priority to JP3116279A priority Critical patent/JPS5953296B2/ja
Priority to IT20649/80A priority patent/IT1130965B/it
Priority to FR8005922A priority patent/FR2451937A1/fr
Priority to NLAANVRAGE8001591,A priority patent/NL186961C/xx
Priority to BE0/199839A priority patent/BE882283A/fr
Priority to GB8009104A priority patent/GB2049696B/en
Priority to DE3010375A priority patent/DE3010375C2/de
Priority to US06/131,722 priority patent/US4317769A/en
Publication of JPS55124792A publication Critical patent/JPS55124792A/ja
Publication of JPS5953296B2 publication Critical patent/JPS5953296B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/49Phosphorus-containing compounds
    • C08K5/51Phosphorus bound to oxygen
    • C08K5/53Phosphorus bound to oxygen bound to oxygen and to carbon only
    • C08K5/5317Phosphonic compounds, e.g. R—P(:O)(OR')2
    • C08K5/5333Esters of phosphonic acids
    • C08K5/5357Esters of phosphonic acids cyclic
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/547Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom
    • C07F9/6564Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom having phosphorus atoms, with or without nitrogen, oxygen, sulfur, selenium or tellurium atoms, as ring hetero atoms
    • C07F9/6571Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom having phosphorus atoms, with or without nitrogen, oxygen, sulfur, selenium or tellurium atoms, as ring hetero atoms having phosphorus and oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07F9/657163Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom having phosphorus atoms, with or without nitrogen, oxygen, sulfur, selenium or tellurium atoms, as ring hetero atoms having phosphorus and oxygen atoms as the only ring hetero atoms the ring phosphorus atom being bound to at least one carbon atom
    • C07F9/657181Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom having phosphorus atoms, with or without nitrogen, oxygen, sulfur, selenium or tellurium atoms, as ring hetero atoms having phosphorus and oxygen atoms as the only ring hetero atoms the ring phosphorus atom being bound to at least one carbon atom the ring phosphorus atom and, at least, one ring oxygen atom being part of a (thio)phosphonic acid derivative
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K21/00Fireproofing materials
    • C09K21/06Organic materials

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Fireproofing Substances (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は難燃剤に関し、更に詳細には特定の1ん化合物
のアルカリ金属又は(及び)アルカリ類金属塩からなる
難燃剤に関する。
有機高分子材料は通常燃焼しやすく、最近これらの材料
を難燃化する事が社会的な要求となって来た。
そして、既に多くの難燃剤もしくは難燃化の技術が提案
され、又実用化されては来たが、難燃剤を用いて有機高
分子材料を難燃化するとき、普通数パーセントないしは
十数パーセントの難燃剤が必要であって、大なり小なり
、基質である有機高分子材料本来の物理的もしくは化学
的な特性jを損うのが欠点であつた。従来、難燃剤を構
成する元素として有用なのはハロゲン、りん、アンチモ
ン又は窒素などと云われ、難燃剤にはこれらの元素を構
成要素として含有するものが多かつた。
一方、芳香族ポリカーボ・ネートには最近、アルカリ金
属又はアルカリ土類金属が特異な難燃効果を示すことが
見出されている(特開昭50−97641号、同50−
97642号、同50−98538号、同50−985
39号、同50−98540号、同50−98541号
、同50−98542号、同50−98543号、フ同
50−98544号、同50−98545号、同50−
98546号、同50−98547号、同50−985
49号及び同50一116542号)。有機高分子材料
を難燃化するとき、一般に単一の有効元素によるよりも
複数の元素による方が相丁剰効果があつてより高い難燃
効果が得られるとも云われている。
これら各有効元素はそれぞれの元素を含有する化合物と
して別々に添加される事もあるが、より好ましい相剰効
果を発揮させるには一つの化合物中に相剰効果を現わす
各元素を含有フさせる事である。更に理想的には各有効
元素がそれぞれ一つの分子内の近い位置に配置され、こ
れが樹脂の燃焼直前の温度まで分解されないことが望ま
しい。更に前記先行技術においては難燃剤は基質であ5
る樹脂との相溶性が良好ではないので、得られる樹脂組
成物の透明性が損われる。
従つて基質との相溶性の良好な難燃剤が所望されている
。かくの如く、本発明の目的とする所は基質である有機
高分子材料への極めて少量の添加で効果がありかつ基質
との良好な相溶性を有する難燃剤を提供する事にある。
すなわち本発明は、一般式〔1〕 (式中、X1ないしX8はそれぞれ水素、ハロゲン、ア
ルキル基、アリール基、ハロゲンで置換されたアリール
基又はアラールキル基を示す。
)で表わされるりん化合物のアルカリ金属又は/及びア
ルカリ土類金属塩からなる難燃剤に関する。
難燃性効果よりみて、一般式〔1〕においてX1〜X.
の置換基はとくにハロゲン及びハロゲン置換アリ←ル基
が好ましい。また好ましい置換位置−は11,,3,5
及び7である6更にアルキル、アリール及びアラールキ
ルの置換基は基質である有機高分子材料に対する相溶性
を増加させることになり、間接的に難燃効果に寄与する
。本発明に関する環状のりん化合物は命名が複雑である
ので、本発明では説明が便利な次のようなフエナンスレ
ン環として表現する。
(9,10−ジヒトロー9−ボスファー10−オキサフ
エナンスレン)一般式〔1〕のうち本発明の目的に好ま
しいものとしては、9,10−ジヒトロー9−ヒドロキ
シ−9−ボスファー10−オキサフエナンスレン一9−
オキサイド、9,10−ジヒトロー1,3−ジクロロ−
9−ヒドロキシ−9−ボスファー10−オキサフエナン
スレン一9−オキサイド、9,10一ジヒドロ一1,3
,7−トリクロロ−9−ヒドロキシ−9−ボスファー1
0−オキサフエナンスレン一9−オキサイド−9,10
−ジヒトロー 1,3,5,7−テトラクロロ−9−ヒ
ドロキシ−9−ボスファー10−オキサフエナンスレン
一9一オキサイド一9,10−ジヒトロー 1,2,3
,4,5,7−ヘキサクロロ一9−ヒドロキシ−9−ボ
スファー10−オキサフエナンスレン一9−オキサイド
、9,10−ジヒトロー3−ブロモ−9−ヒドロキシ−
9−ボスファー10−オキサフエナンスレン一9−オキ
サイド、9,10−ジヒトロー1,3−ジブロモ−9−
ヒドロキシ−9−ボスファー10−オキサフエナンスレ
ン一9−オキサイド、9,10−ジヒトロー 1,3,
7− トリブロモ−9−ヒドロキシ−9−ボスファー1
0−オキサフエナンスレン一9−オキサイド、9,10
−ジヒトロー1−メチル−9−ヒドロキシ−9−ボスフ
ァー10−オキサフエナンスレン一9−オキサイド、9
,10−ジヒトロー1−メチル−3,7−ジクロロ−9
−ヒドロキシ−9−ボスファー10−オキサフエナンス
レン一9−オキサイド、9,10一ジヒドロ一1−メチ
ル−3,7−ジブロモ−9ーヒドロキシ−9−ボスファ
ー10−オキサフエナンスレン一9−オキサイド、9,
10−ジヒトロー1,3−ジターシヤリブチル一9−ヒ
ドロキシ−9−ボスファー10−オキサフエナンスレン
一9−オキサイド、9,10−ジヒトロー1−フエニル
一9−ヒドロキシ−9−ボスファー10−オキサフエナ
ンスレン一9−オキサイド、9,10−ジヒトロー1−
フエニル一3−ブロモ−9−ヒドロキシ−9−ボスファ
ー10−オキサフエナンスレン一9−オキサイド、9,
10−ジヒトロー1− (4″−プロモフエニル)−3
,7−ジブロモ−9−ヒドロキシ−9−ボスファー10
−オキサフエナンスレン一9−オキサイド、9,10−
ジヒトロー1−ベンジル一3−ブロモ−9−ヒドロキシ
−9−ボスファー10−オキサフエナンスレン一9−オ
キサイド又は9,10−ジヒトロー1,3−ジベンジル
−9−ヒドロキシ−9−ボスファー10−オキサフエナ
ンスレン一9−オキサイドなどが挙げられる。
本発明に係る難燃剤は同一分子中にりん及びアルカリ金
属又はアルカリ土類金属を含有させ、更にハロゲンを含
有させることができて、しかも各有効元素が緊密な結合
状態を介して配置されているので極めて理想的である。
一般式〔1〕で表わされる有機りん化合物は強い酸性を
示す一価の酸であって、アルカリ金属又はアルカリ土類
金属と完全に中性の塩を作ることができる。
特に酸性又はアルカリ性で分子量低下をおこして物理的
強度の劣化しやすい芳香族ポリカーボネートには配合さ
れる金属塩が完全に中性であることは好ましい。そして
、りんとアルカリ金属又はアルカリ土類金属はただ一個
の酸素原子,を介して、りんとハロゲンとは炭素原子を
介して強く結合されているので最も高い安定性と相剰効
果が期待しうる。更に云うならば、一般式〔1〕のアル
カリ金属塩又は(及び)アルカリ土類金属塩は基質であ
る有機高分子材料に溶解性(相溶性)が良いので、基質
の透明性ないしは物理的特性の変化を伴う事がない上に
、極めて僅かの量の添加でも完全に均質な組成物が得ら
れて無駄のない難燃効果を挙げることができる。これら
のことがらが本発明の特徴の根幹をなすものである。式
〔1〕の有機りん化合物はいずれも強い一価の酸であっ
てアルカリ金属又はアルカリ土類金属と塩をつくり、塩
の水溶液は殆んど中性である。アルカリ金属の塩は一般
に水に溶けやすいがアルカリ土類金属の塩は水に溶解し
にくい。アルカリ金属は元素周期律表に於ける1αに属
し、リチウム、ナトリウム、カリウム、ノレビジウム、
セシウム及びフランシウムをさすが工業的に選択しうる
のはリチウム、ナトリウム、カリウム及びルビジウムで
って、難燃効果への寄与は原子量の増大とともに大きく
なる。
又、アルカリ土類金属は元素周期律表に於ける11αに
属し、ベリリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロ
ンチウム、バリウム及びラジウムをさすが同様にマグネ
シウム、カノレシウム、ストロンチウム及びバリウムが
選択される。そして難燃効果への寄与はアルカリ金属と
同様に原子量と共に増大する。一般式〔1〕のアルカリ
金属の塩はすべて有機高分子材料に良く溶解するが、ア
ルカリ土類金属の塩の一部のものは有機高分子材料にご
くわずかしか溶解しない。有機高分子材料に溶解しない
部分の塩は難燃効果に殆んど寄与しないから溶解性の悪
い塩はいくら多く添加しても溶解性の限度だけの難燃効
果しか得られない。しかし、難溶解性のアルカリ土類金
属の塩も少量のアルカリ金属塩が共存すると溶解度が向
上する傾向がみられるのでかかる難溶性の塩はアルカリ
金属の塩と混合して使用すると良い結果が得られる。一
般式〔1〕及び一般式〔1〕のアルカリ金属塩又はアル
カリ土類金属塩は種々の方法で製造することができる。
一般式〔11)(式中、X1ないしX8は一般式〔1〕
の定義に同じ。
)で表わされるりん化合物((特公昭50−17979
号に記載された方法あるいはその類似の方法により製造
される)のアルカリ金属又はアルカリ土類金属塩は13
0℃以上に加熱されると水素を放つて環化し、一般式〔
1〕のアルカリ金属又はアルカリ土類金属塩を生成する
このとき、エチレングリコール、エチレングリコールモ
ノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエー
テル、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール
、ジメチルスルホキサイド、ジメチルホルムアミド、ジ
クロルベンゼン、アニソール又はフエノールなどのよう
に比較的沸点の高い溶剤に溶解又は懸濁させて反応を行
わせると反応は円滑にすすむ。この反応は一分子反応で
あつて定量的である。反応温度は130℃以上、好まし
くは150℃〜300℃である。通常180℃ないし2
00℃では1時間ないし5時間のうちに反応が完結する
。この反応は環状の有機りん化合物に独特のものであっ
て、純度の高い生成物が高収率で得られる云う工業的な
利点を有している。別法では、一般式〔111) (式中、x″1ないしX″8はそれぞれ水素、ハロゲン
、アルキル、アリール、ハロゲン置換されたアリール基
又はアラールキルを示す)で表わされるりん化合物((
特公昭50−17979号に記載された方法又はその類
似の方法により得られる)をハロゲン化しつづいてこれ
を加水分解することによつて一般式〔1〕をうる事がで
きる。
この方法ではハロゲンはまずP−H基を酸化する事に費
やされるが更にハロゲンが多いとジフエニル核の水素や
他のアリール基(もし存在すれば)の水素がハロゲンで
置換される。この方法はハロゲン含有のりん化合物を得
るのに有利な方法であろう・。当然め事だが、一般式〔
1〕を更にハロゲン化してハロゲン置換体を得る事もで
きる。ハロゲン化試剤としては塩素、臭素、次亜塩素酸
又は次亜臭素酸塩などが用いられる。ハロゲン化反応は
室温ないし200℃で行われ、無触媒下でも反応は進行
する。
ハロゲン化用触媒として通常知られているものたとえば
鉄塩、沃素などを使用してもよい。また加水分解は水の
存在で室温ないし100℃で行われる。
゛本発明では難燃性に於ける相剰作用はりん、アルカI
j金篇文はアル゛カリ土鼠金属及びハロゲンによつて最
も高い効粟を現わす。
ハロゲンは元素周期率表に於けるαに属し、ふっ素、塩
素、臭素、よう素及びアスタチンをさすが工業的には塩
素と臭素が選択される。ハロゲンは一般式〔1〕の分子
構造の中に導入する事が容易であり、これにより最も高
い難燃効果が得られる。更に他にハロゲンを含有する有
機化合物を併用する事によつても相剰効果が得られる。
本発明の難燃剤に併用しうるこれらハロゲンを含有する
有機化合物としてはヘキサクロロベンゼン、ヘキサブロ
モベンゼン、ペンタブロモトルエン、ペンタブロモクロ
ロシクロヘキサン、デカプロモジフエニル、デカプロモ
ジフエニルエーテル、ヘキサプロモジフエニルエーテル
、パークロロペンタシクロデカン、テトラプロモビスフ
エノールA、テトラブロモフタル酸エステル、クロルエ
ンド酸エステル又は9,10−ジヒトロー1,3−ジブ
ロモ−9−メチル−9−ボスファー10−オキサフエナ
ンスレン一9−オキサイドなどが挙げられる。これらハ
ロゲン含有の有機化合物は単独でも若千の難燃化効果が
あるが本発明の難燃剤と併用しない限り材料の著しい特
性の劣化なしには難燃の目的が達せられない。本発明の
難燃剤と併用すればこれらは極めて僅かな添加量でその
目的を達するので物性の劣化がおこらない。上記ハロゲ
ン含有有機化合物の量は本発明の難燃剤1重量部に対し
5重量部以下である。芳香族ポリカーボネート樹脂又は
芳香族ジヒドロキシ化合物と芳香族ジカルボン酸の重縮
合体もしくは共重縮合体などのような成型用樹脂の難燃
性の評価方法は米国UnderwritersLabO
ratOriesInc.によるSUbjeCt94(
以下UL94と称する)によるのが一般的である。
本発明の難燃剤によれば、この評価方法による最も厳し
い難燃性の基準ですら、基質の物性の劣化が殆んどおこ
らない範囲で達成することが出来る。即ち、この基準を
達成させるには、一般式〔1〕のアルカリ金属又は(及
び)アルカリ土類金属塩を樹脂100重量部に対して0
.02重量部ないし5重量部及びハロゲン含有の有機化
合物を0ないし5重量部添加すれば充分である。芳香族
ポリカーボネート樹脂に対してはアルカリ金属又は(及
び)アルカリ土類金属塩の量は0.02〜2重量部が好
ましい。つぎに本発明を更に明確にするため、具体的な
実施例を挙げて説明する。
製造例 1 温度計、滴下ロード、水分離機のある還流冷却器及びか
きまぜ機のついた内容積2000ミリリツトルの四つロ
フラスコに9,10−ジヒトロー1,3−ジブロモ−9
−ボスファー10−オキサフエナンスレン一9−オサイ
ド(式〔I〕に相当する化合物)374グラム(1モル
)及びエチレングリコール1000グラムを仕込み、か
きまぜながら滴下ロードから30パーセント水酸化ナト
リウム水溶液を滴下し、内容物のPHが試験紙BTB(
プロムチモルブリユ一)でほぼ中性になる迄にする。
ここで式〔10に相当する化合物のNa塩が生成する。
次いでフラスコを加熱する。内容物の温度が上昇すると
ともに最初は水が還流するのでこれを分離し、内容物の
温度が190℃をこえるようにする。ここで還流冷却器
の頂部から水素ガスが放出されるのが観察される。約2
時間後に水素の発生が停止するのでこの点を反応の終点
とみなす。反応混合物は4000ミリリツトルの水の中
に注入する。これに約10規定の塩酸130ミリリツト
ルを除々に加え生成物を酸として遊離させる。これを1
0℃迄冷やしてろ過乾燥すると約350グラムの結晶が
得られる。これを更にエチレングリコールモノメチルエ
ーテルで再結晶法により精製すると、りん含量8.0パ
ーセント (理論値;7.94パーセント)、酸価14
4(理論値;143.9)及び融点260℃以上(26
0℃迄加熱しても融解しなかつた。以上このように表限
する。)を示す結晶状白色粉末約320グラムが得られ
る。これは液体クロマトグラムによって単一物質である
事が確認され、9,10−ジヒドロ1,3−ジブロモ−
9−ヒドロキシ−9−ボスファー10−オキサフエナン
スレン一9−オキサイドであり、一般式〔1〕に於いて
、X1及びX3が臭素であり、X2,X4,X5,X6
,X7、及びX8が水素である化合物に相当する。以下
この化合物をCA−BIIと称する。製造例 1−1 製造例1の生成物であるCA−BII2Oグラムを内容
積300ミリリツトルのビーカ一中の水100ミリリツ
トルに懸濁させる。
ついで湯浴上でゆるやかにかきまぜながら5パーセント
の水酸化リチウム水溶液を加えて液が丁度中性になるよ
うにする。これを熱いうちにろ過して夾雑物を除き、す
こし冷やせば結晶が析出する程度迄濃縮する。これを徐
々に冷やして10℃迄にすると白色の結晶が析出するの
でこれをグラスフイルタ一でろ過乾燥させると17グラ
ムの結晶粉末が得られる。これはCA−BIIのリチウ
ム塩であつて、以下CA−Bll−Liと称する。製造
例 1−2 製造例1の生成物であるCA−BIIを製造例1−1に
ならつて水酸化ナトリウムで処理すると14グラノ、の
結晶粉末が得られる。
これはCA−Bllのナトリウム塩であって、CA−B
II−Naと称する。製造例 1−3 CA−BII2Oグラムを製造例1−1にならつて水酸
化カリウムで処理すると11グラムの結晶粉末が得られ
る。
ただし、カリウム塩は水に対する溶解度がリチウムやナ
トリウムに比べて大きいので濃縮の程度を上げなければ
ならない。これはCA−BIIのカリウム塩で゛あつて
、CA−BII−Kと称する。製造例 1−4 CA−BII2Oグラムを製造例1−1にならつて炭酸
ルビジウムで処理すると12グラムの結晶粉末が得られ
る。
これはCA−BIIのルビジウム塩であつて、CA−B
II−R6と称する。製造例 1−5 製造例1−2の方法で得られる純度の高いCA−BII
−Na2Oグラムを70ミリリツトルの水に溶解させる
これを70℃迄昇温して、かきまぜながら硫酸マグネシ
ウム20パーセント水溶液25グラムを加える。約20
分間この温度でかきまぜてから冷却する。室温で沈澱を
ろ過洗滌して乾燥すると18グラムの結晶粉末が得られ
る。これはCA−Bll−Naのナトリウムイオンが複
分解によつてマグネシウムイオンと交換されたものであ
って、CA−BIIのマグネシウム塩である。以下これ
をCA−BII−Mgと称する。製造例 1−6 CA−BII−Na2Oグラムを100ミリリツトルの
水に溶解し、製造例1−5にならつて塩化カルシウムと
複分解させると19グラムの粉末が得られる。
これはCA−BIIのカノレシウム塩で゛あつてCA−
BII−Caと称する。製造例 1−7 CA−BII−Na2Oグラムを150ミリリツトルの
水に溶解し、製造例1−5にならって塩化ストロンチウ
ムと複分解させると20グラムの粉末が得られる。
これはCA−BIIのストロンチウム塩であつて、CA
−BII−Srと称する。製造例 1−8 CA−BII−Na2Oグラムを150ミリリツトルの
水に溶解し、製造例1−5にならって塩化バリウムと複
分解させると20グラムの粉末が得られる。
これはCA−BIIのバリウム塩であつて、CA−Bl
l−Baと称する。製造例 2 温度計、還流冷却器及びかきまぜ機のついた内容積10
00ミリリツトルの三つロフラスコに2一(2′−ヒド
ロキシフエニル)フエニル亜ホスホン酸ナトリウム(次
の構造式で示される)、500グラム及びエチレングリ
コール300グラムを仕込み、かきまぜながらフラスコ
を加熱する。
内容物の温度が180℃に達すると還流冷却器頂部から
水素ガスの放出がみられる。エチレングリコールがわず
かずつ還流する程度にして反応を続けると約1.5時間
後に水素の発生が停止する。ここで反応混合物を水20
00ミリリツトルの中に注入して10規定の塩酸を充分
加えて生成物を完全に酸析する。これを・0℃迄冷却し
てろ過により生成した結晶を採取する。この結晶を更に
キタノールで再結晶して純粋な結4閥グラムを得る事が
できる。これは融点205℃、りん含量13.4パーセ
ント (理論値;13.34パーセント)及び酸価24
3(理論値;241.6)を示し、9,10−ジヒトロ
ー9−ヒドロキシ−9−ボスファー10−オキサフエナ
ンスレン一9−オキサイドである事が確認される。以下
これをCAと称する。製造例 2−1製造例2の生成物
であるCA2Oグラムを水100ミリリツトルに懸濁さ
せる。
10パーセントの水酸化カリウムを徐々に加えながらC
Aを中和溶解させる。
溶液が丁度中性になって且つCAが完全に溶解したどこ
ろで水酸化カリウムの添加を終り湯溶上で溶液を蒸発乾
固させる。得ちれたものはCAのカリウム塩であつてC
A−Kと称する。製造例 3 製造例1と全く同様にして、9,10−ジヒトロー1,
3,7−トリクロロ−9−ボスファー10−オキサフエ
ナンスレン一9−オキサイド(式〔〕に相当する化合物
)384グラム(1.2モル)から320グラムの結晶
粉末が得られる。
これは融点260℃以上、りん含量9.1パーセント
(理論値9.23パーセント)及び酸価168.7(理
論値;167.22)を示し、9,10−ジヒトロー
1,3,7−トリクロロ−9−ヒドロキシ−9−ボスフ
ァー10−オキサフエナンスレン一9−オキサイド(式
〔1〕の化合物)である事が確認される。以下これをC
A−CIIIと称する。製造例 3−1 製造例3の生成物CA−CIII2Oグラムを製造例1
−2と同様に水酸化カリウムで処理してCA−CIII
のカリウム塩が得られる。
以下これをCA一CIII−Kと称する。製造例 3−
2 CA−CIII2Oグラムを水100ミリリツトルに懸
濁させ10パーセントの水酸化ナトリウムで完全に中性
になるように中和溶解させる。
溶液を70℃にしてから10パーセント塩化バリウム水
溶液100グラムを加えてよくかきまぜる。約30分間
かきまぜてから反応液を室温まで冷やし、ろ過洗滌して
乾燥すると約22グラムの粉末が得られる。これはCA
−Cのバリウム塩であつて、CA−CIII−Baと称
する。製造例 4 9,10−ジヒトロー3−ブロモ−9−ボスファー10
−オキサフエナンスレン一9−オキサイド354グラム
を製造例1と全く同様に処理して312グラムの結晶粉
末が得られる。
これは融点260℃以上、りん含量10.1パーセント
(理論値9.97パーセント)及び酸価180(理論
値;180.4)を示し、9,10−ジヒトロー3−ブ
ロモ−9−ヒドロキシ−9−ボスファー10−オキサフ
エナンスレン一9−オキサイドである事が確認される。
以下これをCA−BIと称する。製造例 4−1 製造例4の生成物であるCA−BI2Oグラムを製造例
2−1と同様に処理してCA−BIのカリウム塩が得ら
れる。
以下これをCA−BI−Kと称する。製造例 4−2 CA−BI2Oグラムを製造例3−2と同様に処理して
CA−BIのバリウム塩が得られる。
以下これをCA−BI−Baと称する。製造例 4−3 CA−BIから製造例1−1、1−2及び1−4になら
つてそれぞれCA−BIのリチウム塩、CA−BIのナ
トリウム塩及びCA−BIのルビジウム塩が得られる。
以下各CA−BI−Li.CABI−Na及びCA−B
I−Rbと称する。製造例 4−4CA−BIからCA
−BI−Naを経由して製造例1−5、1−6及び1−
7にならつてCA−BIのマグネシウム塩、CA−BI
のカルシウム塩及びCA−BIのストロンチウム塩がそ
れぞれ得られ、各CA−BI−Mg.CA−BI−Ca
及びCA−BI−Srと称する。
製造例 5 9,10−ジヒトロー1−メチル−3,7−ジブロモ−
9−ボスファー10−オキサフエナンスレン一9−オキ
サイド388グラムを製造例1と同様に処理して9,1
0−ジヒトロー1−メチル−3,7−ジブロモ−9−ヒ
ドロキシ−9−ホスフア10−オキサフエナンスレン一
9−オキサイドの結晶粉末340グラムが得られる。
これは融点260℃以上、りん含量7.5パーセント(
理論値7.667パーセント)及び酸化138(理論値
;138.9)を示す。以下これをCA−M−BIIと
称する。製造例 5−1 製造例5の生成物CA−M−BII2Oグラムを製造例
2−1と同様に水酸化カリウムで処理してCA−M−B
IIのカリウム塩が得られる。
以下これをCA−M−BII−Kと称する。製造例 5
−2 CA−M−BII2Oグラムを製造例3−2と同様に処
理してCA−M−BIIのバリウム塩が得られる。
以下これをCA−M−BII−Baと称する。製造例
6製造例2の生成物CA−2.32グラム(4).01
モル)を次亜塩素酸ナトリウム水溶液(有効塩素5パー
セント)20グラム及び水10グラムに溶解させる。
約60℃に加温すると液は完全に透明になり、反応の進
行につれて溶液のアルカリ性が強くなるので約5規定の
塩酸で沖和しながら反応混合物が弱いアルカリ性を示す
程度(PH7.2ないし7.6)にする。もはやアルカ
リ性が強くならない点を反応の終点とし、反応混合物を
ろ過して清浄にして冷却するとりん片状の結晶が析出す
る。これをグラスフイルタ一でろ別して乾燥すると1.
9グラムの結晶粉末が得られる。これはりん含量9.6
パセントで核磁気共鳴吸収スペクトルから1及び3の位
置に塩素が導入された事が理解される。これにより生成
物は9,10−ジヒトロー1,3−ジクロロ−9−ヒド
ロキシ−9−ボスファー10−オキサフエナンスレン一
9−オキサイドのナトリウム塩である事が確認される。
以下これをCA−Cll−Naと称する。製造例 7 9,10−ジヒトロー9−ボスファー10−オキサフエ
ナンスレン一9−オキサイド(式〔111)の化合物)
4.32グラム(0.02モル)を15パーセント水酸
化ナトリウム水溶液に溶解する。
溶液の温度を60℃にして塩素ガスを徐々に吹きこむ。
反応混合物のアルカリ性は塩素の吹きこみ量に従つて徐
々に弱くなる。反応混合物がほぼ中性になつて変らなく
なつたら、反応の終点とみなして塩素の吹きこみを止め
、更に2時間80℃に保ち、ろ過により溶液を清浄にし
てから溶液を放冷すると結晶が析出するのでガラスフイ
ルタ一でろ過乾燥すると3.2グラムの結晶粉末が得ら
れる。これは製造例6で得られた生成物と全く全じもの
であつて、りん含量9.7パーセント及び核磁気共鳴吸
収スペクトル共完全に一致する。製造例 8 温度計−10℃ないし0℃の冷却水を循環しうる還流冷
却器、滴下ロード及びかきまぜ機のついた内容積500
ミリリツトルの四つロフラスコに9,10−ジヒトロー
9−ボスファー10−オキサフエナンスレン一9−オキ
サイド216グラム(1モル)及び塩化第二鉄0.1グ
ラムを仕込む。
フラスコを加熱して内容物の温度が125℃になると内
容物が融解するのでフラスコの加熱を止めてかきまぜは
じめる。この温度で滴下ロードから臭素を滴下しはじめ
る。臭素ははげしく反応して発熱するので反応熱が除去
出来る程度に臭素の滴下を調節する。しかし、臭素は最
初の1モルは瞬間的に反応するのが次の1モルからは緩
慢にしか反応しないので発熱もさほど急ではない。はじ
めの1モルを加えて終つて発熱が落ちついたら更にフラ
スコを加熱して140℃ないし160℃で臭素がゆるや
かに還流する程度に臭素を加える。反応混合物は臭素が
消費されるにつれて温度が上昇する傾向になるのでたえ
ず臭素を追加して反応系が160℃以上の温度にならな
いように調節する。約30時間後に臭素の消費速度が極
めて緩やかになるので、臭素の追加を止め、滴下ロード
をガス吹き込み口と取り替え窒素ガスを吹き込み、余剰
の臭素を追い出してしまう。反応混合物は2000ミリ
リツトルの水のはいった内容積5000ミリリツトルの
ビーカ一の中に水をはげしくかきまぜながら徐々に注入
する。反応混合物は急冷されてもろいヒモ状になり水中
に懸濁される。注入が終つたらビーカ一を加熱して内容
物の温度をゆっくり上げて60℃迄にすると、加水分解
とともにヒモ状物は風化されたように細かい粉末になり
比較的稠密なスラリー状となる。これを室温まで冷やし
てろ過してからエタノールで再結晶すると310グラム
の結晶粉末が得られる。これは融点260℃以上、りん
含量8.0パーセント及び酸価143を示し、核磁気共
鳴吸収スペクトルから製造例1による生成物CA−BI
Iと同一物質である事が確認される。製造例 9 9,10−ジヒトロー1,3,7− トリブロモ一9−
ボスファー10−オキサフエナンスレン一9−オキサイ
ド362グラム(0.8モル)を製造例1と同様にして
、融点260℃以上、りん含量6.6パーセント(理論
値;6.61パーセント)及び酸価121(理:119
.7)を示す結晶粉末330グラムが得られる。
これば会噺怜ジヒトロー1,,3,7−トリブロモ−9
−ヒドロキシ−9−ボスファー10−オキサフエナンス
レン一9−オキサイドである事が2明らかであつて、以
下CA−BIIIと称する。製造例 9−1製造例9の
生成物であるCA−BIII2Oグラムを製造例1−3
と同様に処理してCA−BIIIのカリウム塩12グラ
ムが得られる。
以下これをCA−B.車−Kと称する。製造例 9−2 Q−Bm2Oグラムを製造例1−8にならつて処理して
CA−Bのバリウム塩18グラムが得られる。
以下これをCA−B−Baと称する。製造例 109,
10−ジヒトロー1,3−ジターシヤリブチル一9−ボ
スファー10−オキサフエナンスレン一9−オキサイド
328グラム(1モル)を製造例1と同様に処理して融
点260℃以上、りん含量9.1パーセント (理論値
;9.01パーセント)及び酸価164(理論値;16
2.8)を示す9,10−ジヒトロー1,3−ジターシ
ヤリブチル一9−ヒドロキシ−9−ボスファー10−オ
キサフエナンスレン一9オキサイド285グラムが得ら
れる。
以下これをCA−BuIIと称する。製造例 10−1 製造例10の生成物CA−BuII2Oグラムを製造例
1−3と同様に水酸化カリウムで処理してCA−BuI
Iのカリウム塩が得られる。
以下これをCA−BuII−Kと称する。製造例 10
−2 CA−BuII2Oグラムを製造例1−8と同様に処理
してCA−BuIIのバリウム塩が得られる。
以下これをCA−BuII−Baと称する。実施例 1 ビスフエノールAと炭酸の重縮合体である芳香族ポリカ
ーボネート、パンライトK−1300(帝人化成株式会
社製品)100重量部に対して難燃剤を添加し、研究室
用のブラベンダ一で270℃で混練する。
これを圧縮成型機で280℃で圧縮成型して厚さ1.5
ミリメートルの板を作る。゛この板から長さ127ミリ
メートル及び巾13ミリメートルの試験片を切り出す。
これをUL94の試験方法に従って評価、格付けする。
格付けは燃焼、V−2、V一1及びV−0の4段階とし
後者程難燃の程度が大きい。実施例 1−1 製造例1−1ないし1−8で得られた生成物について難
燃性効果をテストした結果を次表に示す。
このテスト結果から、アルカリ金属又はアルカリ土類金
属は原子量の大きい程難燃に寄与する所が大きい事と本
発明難燃剤は樹脂に溶解したときだけ特異な難燃効果を
有する事が理解し得る。
実施例 1−2つぎに本発明難燃剤に於いてハロゲンの
役割を示すデータを整理して次表に示す。
このテスト結果から、臭素は塩素より大きく難燃効果に
寄与する事とハロゲンの本発明難燃剤に於ける役割が理
解しうる。
実施例 1−3 つぎに製造例1ないし製造例10によつて得られるその
他の生成物についてのテストデータを示す。
実施例 2 ビスフエノールAとテレフタル酸及びイソフタル酸の共
重縮合体であり、ビスフエノールAのくりかえし単位が
約70の樹脂100重量部に対して難燃剤を添加し、研
究室用のブラベンダ一で290℃で混練する。
これを圧縮成型機で300℃で成型して厚さ1.5ミリ
メートルの板を作る。この板から長さ127ミリメート
ル及び巾13ミリメートルの試験片を切り出し、実施例
1と同じ試験によって評価する。テスト結果を次の表に
示す。参考例 本発明に係る難燃剤の特徴をさらに明確にするために前
記一般式〔1〕で表わされる化合物そのもの(すなわち
塩を形成しない遊離酸型のもの)、及び一般式〔1〕の
9一位の0H基を他の基で置換したものについて実施例
11に記述の方法と同様に操作してその難燃化効果をテ
ストした。
その結果を次表に示す。4)次表で表わされるりん化合
物。
5)次表で表わされるりん化合物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕(一般式〔
    I 〕でX_1ないしX_8はそれぞれ水素、ハロゲン
    、アルキル基、アリール基、ハロゲンで置換されたアリ
    ール基又はアラールキル基を示す。 )で表わされるりん化合物のアルカリ金属又は(及び)
    アルカリ土類金属塩からなる難燃剤。
JP3116279A 1979-03-19 1979-03-19 難燃剤 Expired JPS5953296B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3116279A JPS5953296B2 (ja) 1979-03-19 1979-03-19 難燃剤
IT20649/80A IT1130965B (it) 1979-03-19 1980-03-14 Agente ritardanti di fiamma
FR8005922A FR2451937A1 (fr) 1979-03-19 1980-03-17 Ignifuges constitues de sels de composes cycliques phosphores, leur procede de preparation et ignifuges composites les contenant
NLAANVRAGE8001591,A NL186961C (nl) 1979-03-19 1980-03-18 Cyclische organofosforverbindingen en kunststoffen die deze verbindingen als vlamvertragers bevatten.
BE0/199839A BE882283A (fr) 1979-03-19 1980-03-18 Ignifuges constitues de sels de composes cycliques phosphores, leur procede de preparation et ignifuges composites les contenant
GB8009104A GB2049696B (en) 1979-03-19 1980-03-18 Phosphorus-containing phenanthrene derivatives
DE3010375A DE3010375C2 (de) 1979-03-19 1980-03-18 Flammschutzmittel, Verfahren zu deren Herstellung und flammhemmende Kunstharzmassen
US06/131,722 US4317769A (en) 1979-03-19 1980-03-19 Flame retardants

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3116279A JPS5953296B2 (ja) 1979-03-19 1979-03-19 難燃剤

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19088683A Division JPS59140255A (ja) 1983-10-14 1983-10-14 難燃性樹脂組成物
JP19088783A Division JPS59139394A (ja) 1983-10-14 1983-10-14 有機りん化合物の金属塩の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55124792A JPS55124792A (en) 1980-09-26
JPS5953296B2 true JPS5953296B2 (ja) 1984-12-24

Family

ID=12323737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3116279A Expired JPS5953296B2 (ja) 1979-03-19 1979-03-19 難燃剤

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPS5953296B2 (ja)
BE (1) BE882283A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57174343A (en) * 1981-04-21 1982-10-27 Mitsubishi Chem Ind Ltd Aromatic polyester polycarbonate resin composition
JPS59140255A (ja) * 1983-10-14 1984-08-11 Sanko Kaihatsu Kagaku Kenkyusho:Kk 難燃性樹脂組成物
JP2001354685A (ja) * 2000-06-16 2001-12-25 Dainippon Ink & Chem Inc 燐原子含有フェノール化合物とその製造方法
JP4695279B2 (ja) 2001-03-21 2011-06-08 日華化学株式会社 難燃加工剤、難燃加工方法、及び難燃加工繊維
JP3920691B2 (ja) 2002-04-12 2007-05-30 日華化学株式会社 難燃加工剤、難燃加工方法、及び難燃加工物

Also Published As

Publication number Publication date
BE882283A (fr) 1980-09-18
JPS55124792A (en) 1980-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4317769A (en) Flame retardants
JP2552780B2 (ja) 芳香族ジホスフェートの製造方法と用途
CN104478934B (zh) 一种含双氧杂环己内磷酸酯的环三磷腈菲的阻燃剂,制备方法及应用
CN109369957A (zh) 一种兼具紫外吸收和阻燃双功能的磷系阻燃剂及制备与应用
CN101880294B (zh) 新颖磷系双酚及其衍生物的制造方法
JP7741828B2 (ja) 熱可塑性プラスチックとともに使用するための難燃剤と安定剤との組み合わせ
JPS5953296B2 (ja) 難燃剤
CN113214319A (zh) 一种季鏻盐阻燃剂及其合成方法与应用
JPH0245465A (ja) ビスイミド難燃剤製品の製造法
CN105503948B (zh) 苯基硫代膦酸二(四溴双酚a)酯化合物及其制备方法
CN113956294A (zh) 新型聚甲醛专用阻燃剂及其制备方法
CN117186393B (zh) 一种应用于聚碳酸酯的磺酸盐阻燃剂和合成方法
JP6334150B2 (ja) 難燃性樹脂組成物およびその成形品
US2763657A (en) Aminomethyl-substituted aroylresorcinols
CA1038525A (en) Method for producing bis-(bromomethyl)-tetrachlorobenzenes and the use thereof as a fireproofing agent
CN107325329B (zh) 一种无卤阻燃剂及含有该阻燃剂的高分子材料
EP4168483B1 (en) Antimony trioxide free flame retardant polymer composition
JPS59139394A (ja) 有機りん化合物の金属塩の製造方法
JP2008501678A (ja) 新規イソベンゾキサジノン及び紫外線吸収剤としてのそれらの使用
JPH01131167A (ja) 三対称置換トリアジンならびにそれらの調製および用途
JP3804096B2 (ja) エチレンジアミン−フェニルホスホン酸塩、その製造法及びそれを配合してなる難燃性樹脂組成物
CN114196022A (zh) 一种含磷、含硅及含磺酸盐化合物及其制备方法、应用
JP2825466B2 (ja) 芳香族ジホスフェート含有難燃性熱安定性樹脂組成物
JP4287095B2 (ja) 環状ホスホネート化合物を用いた、樹脂組成物の熱安定性を向上させる方法
JP2004075899A (ja) 臭素化ポリフェニレンオキサイド及びこれを用いてなる臭素化ポリフェニレンオキサイド系難燃剤