JPS5953231B2 - アスフアルトを被覆焼成した石質粒子の製造方法 - Google Patents
アスフアルトを被覆焼成した石質粒子の製造方法Info
- Publication number
- JPS5953231B2 JPS5953231B2 JP16429379A JP16429379A JPS5953231B2 JP S5953231 B2 JPS5953231 B2 JP S5953231B2 JP 16429379 A JP16429379 A JP 16429379A JP 16429379 A JP16429379 A JP 16429379A JP S5953231 B2 JPS5953231 B2 JP S5953231B2
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- JP
- Japan
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- particles
- asphalt
- mesh
- fired
- stone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B20/00—Use of materials as fillers for mortars, concrete or artificial stone according to more than one of groups C04B14/00 - C04B18/00 and characterised by shape or grain distribution; Treatment of materials according to more than one of the groups C04B14/00 - C04B18/00 specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone; Expanding or defibrillating materials
- C04B20/10—Coating or impregnating
- C04B20/1018—Coating or impregnating with organic materials
- C04B20/1029—Macromolecular compounds
- C04B20/1044—Bituminous materials
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は石質粒子表面をアスファルトで被覆したのち
焼成した黒色の石質粒子の製造方法に係。
焼成した黒色の石質粒子の製造方法に係。
る。例えば建築物の内外壁面の表面仕上用として砂状鉱
産物の表面を黒色の合成樹脂塗料で被覆したいわゆるカ
ラーサンドが使用されている。
産物の表面を黒色の合成樹脂塗料で被覆したいわゆるカ
ラーサンドが使用されている。
しかしながら合成樹脂塗料は耐候性に問題があり、長年
。月の使用によつて色があせて行く欠点がある。これに
代るものとして例えば１０メッシュ以下の砂に少量の重
油を加えて混練して砂粒子の表面に重油をまぶしたのち
およそ６００℃に加熱して揮発分を除去し、残渣を炭化
させて砂粒子表面に被膜をつ・くつた黒色の砂が提案さ
れているが、その色が褐色を帯び黒色のものが得難い上
に、少量であるとは言え、石油不足の折柄重油をこのよ
うな用途に使用することは好ましくない。本発明は上記
の如く重油を使用して黒色砂を製造する代りに、原油精
製の残渣であるアスファルトを使用して黒色砂を得る方
法を提供することを目的とし、２５ｍｍ目よりこまかく
、１３ｍｍ下ないし０．６ｍｍ上が大よそ８０〜９０％
の石質粒子に対しアスファルト４〜１０％を加えて加熱
混練したアスファルト混練砕石を破砕したのち、篩分け
して１０メツＪシユ下ないし１５０メッシュ上の粒子を
取出し、これを焼成炉で攪拌しながら３００〜８００℃
に加熱したのち冷却することを特徴とするアスファルト
被覆焼成の黒色石質粒子の製造方法に係る。
。月の使用によつて色があせて行く欠点がある。これに
代るものとして例えば１０メッシュ以下の砂に少量の重
油を加えて混練して砂粒子の表面に重油をまぶしたのち
およそ６００℃に加熱して揮発分を除去し、残渣を炭化
させて砂粒子表面に被膜をつ・くつた黒色の砂が提案さ
れているが、その色が褐色を帯び黒色のものが得難い上
に、少量であるとは言え、石油不足の折柄重油をこのよ
うな用途に使用することは好ましくない。本発明は上記
の如く重油を使用して黒色砂を製造する代りに、原油精
製の残渣であるアスファルトを使用して黒色砂を得る方
法を提供することを目的とし、２５ｍｍ目よりこまかく
、１３ｍｍ下ないし０．６ｍｍ上が大よそ８０〜９０％
の石質粒子に対しアスファルト４〜１０％を加えて加熱
混練したアスファルト混練砕石を破砕したのち、篩分け
して１０メツＪシユ下ないし１５０メッシュ上の粒子を
取出し、これを焼成炉で攪拌しながら３００〜８００℃
に加熱したのち冷却することを特徴とするアスファルト
被覆焼成の黒色石質粒子の製造方法に係る。
本発明においては原材料として所望製品粒度の砂を使用
せず、粗粒の砕石を原材料として使用することが第一の
特徴である。
せず、粗粒の砕石を原材料として使用することが第一の
特徴である。
細かな砂を粘質のアスファルトに混ぜて混練したのでは
、たとい加熱しながら混練したとしても塊り、いわゆる
「だま」になつて、均一に粒子表面をアスファルトで被
覆することは困難であり、その上砂粒子体積当りの表面
積が大きいためアスファルトの使用量が多くなり、或い
は砂粒子同士が粘着し合い、焼成してもさらさらした黒
色砂を得ることが難しい。発明者はこれを解決するため
種々研究して来たが、次のような方法でこれを解決する
ことができた。すなわち、まず２５ｍｍ目下で、１３ｍ
ｍ下ないし０．６ｍｍ上（いずれも篩目の大きさで示し
てある）の粗粒が大よそ８０〜９０％を占める石質粒子
例えば玄武岩や安山岩の如き砕石を使用し、これをアス
ファルトと混ぜ、加熱しながら混練して砕石粒子表面を
アスファルトで被覆する。砕石粒子は粗いので体積当り
の表面積は小さいから、砂を原材料とした場合に比して
少量のアスファルトで粒子表面は厚く被覆される。これ
をローラーミルの如き破砕機にかけて破砕すると砕石粒
子はアスファルトを表面に付着したまま破砕されてこま
かくなつて行く。この粉末を篩にかけて、所望の製品粒
度の粉末を篩分ける。
、たとい加熱しながら混練したとしても塊り、いわゆる
「だま」になつて、均一に粒子表面をアスファルトで被
覆することは困難であり、その上砂粒子体積当りの表面
積が大きいためアスファルトの使用量が多くなり、或い
は砂粒子同士が粘着し合い、焼成してもさらさらした黒
色砂を得ることが難しい。発明者はこれを解決するため
種々研究して来たが、次のような方法でこれを解決する
ことができた。すなわち、まず２５ｍｍ目下で、１３ｍ
ｍ下ないし０．６ｍｍ上（いずれも篩目の大きさで示し
てある）の粗粒が大よそ８０〜９０％を占める石質粒子
例えば玄武岩や安山岩の如き砕石を使用し、これをアス
ファルトと混ぜ、加熱しながら混練して砕石粒子表面を
アスファルトで被覆する。砕石粒子は粗いので体積当り
の表面積は小さいから、砂を原材料とした場合に比して
少量のアスファルトで粒子表面は厚く被覆される。これ
をローラーミルの如き破砕機にかけて破砕すると砕石粒
子はアスファルトを表面に付着したまま破砕されてこま
かくなつて行く。この粉末を篩にかけて、所望の製品粒
度の粉末を篩分ける。
例えば所望の１０〜１５０メツシユの粒度のものを取出
し、１５０メツシユ下の微粉を取除く。この１０メツシ
ユ下ないし１５０メツシユ上の粒子を回転式ドライヤー
或いは小型のロータリキルン等で攪拌しながら焼成すれ
ばアスフアルト中の残留揮発分は揮発し、残渣は石質粒
子表面を被覆したまま炭化焼結され、黒色の石質粒子が
得られる。この１５０メツシユ下の微粉を除去してから
焼成することが本方法の第二の特徴であつて、１５０メ
ツシユ下の微粉を除去しないで焼成すると、焼成途中の
アスフアルトが軟化した状態で粒子同士が集合粘着しあ
つて塊状になり、焼成されたのちは１０メツシユ以上の
粗い粒子が生じ易く、歩留りが低下するので好ましくな
い。原材料として使用する石質粒子が大きすぎると破砕
に手間がかかる上に、アスフアルト混合割合が少な！．
）と４きは破砕されて行くに従つてアスフアルトがつい
ていない粒子もまじつて来るので２５ｍｍ目下の大きさ
が好ましく、また０．６ｍｍ下の粉末が多く含まれるど
混練の際に粉末とアスフアルトが求８じ、りあつてアス
フアルトの塊りを形成するよう−，１こなる！７？で好
ましくない。
し、１５０メツシユ下の微粉を取除く。この１０メツシ
ユ下ないし１５０メツシユ上の粒子を回転式ドライヤー
或いは小型のロータリキルン等で攪拌しながら焼成すれ
ばアスフアルト中の残留揮発分は揮発し、残渣は石質粒
子表面を被覆したまま炭化焼結され、黒色の石質粒子が
得られる。この１５０メツシユ下の微粉を除去してから
焼成することが本方法の第二の特徴であつて、１５０メ
ツシユ下の微粉を除去しないで焼成すると、焼成途中の
アスフアルトが軟化した状態で粒子同士が集合粘着しあ
つて塊状になり、焼成されたのちは１０メツシユ以上の
粗い粒子が生じ易く、歩留りが低下するので好ましくな
い。原材料として使用する石質粒子が大きすぎると破砕
に手間がかかる上に、アスフアルト混合割合が少な！．
）と４きは破砕されて行くに従つてアスフアルトがつい
ていない粒子もまじつて来るので２５ｍｍ目下の大きさ
が好ましく、また０．６ｍｍ下の粉末が多く含まれるど
混練の際に粉末とアスフアルトが求８じ、りあつてアス
フアルトの塊りを形成するよう−，１こなる！７？で好
ましくない。
原材料の石質粒子と混合するアスフアルトの量は砕石重
量に対して３〜１０％あれば充分に石質粒子を複覆する
ことができて黒色の粒子を得ることができる。
量に対して３〜１０％あれば充分に石質粒子を複覆する
ことができて黒色の粒子を得ることができる。
もしもアスフアルト混練砕石のアスフアルトの割合が多
すぎるときは所望粒度の砕石粉を混合して焼成すると、
攪拌されているうちに添加した砕石紛粒子も軟化したア
スフアルトで被覆される。焼成温度は炉内温度で大よそ
３００〜８００℃とし、一リマ？；；；：ｊ±＝；，：
士↑土が３０秒〜１介程度でよい。
すぎるときは所望粒度の砕石粉を混合して焼成すると、
攪拌されているうちに添加した砕石紛粒子も軟化したア
スフアルトで被覆される。焼成温度は炉内温度で大よそ
３００〜８００℃とし、一リマ？；；；：ｊ±＝；，：
士↑土が３０秒〜１介程度でよい。
次に実施例について説明する。
２５〜１３ｍｍが１４％、１３〜０．６ｍｍが８２％、
０．６ｍｍ下が４％の砕石に１８０〜２００℃に加熱さ
れたアスフアルトを６％加え、混練機で充分に混合した
のち、このアスフアルト混練砕石をローラーミルで粉砕
した。
０．６ｍｍ下が４％の砕石に１８０〜２００℃に加熱さ
れたアスフアルトを６％加え、混練機で充分に混合した
のち、このアスフアルト混練砕石をローラーミルで粉砕
した。
ローラーミルは粉砕室を外側からガスバーナーで約２０
０℃になるように加熱しておいた。アスフアルト混練砕
石はローラーミルを通過する間に粉砕されるので、これ
をその下方にある振動篩で篩分け、１０メツシユ上の粒
子は再びローラーミルに戻し、１０メツシユ下は１５０
メツシユ篩にかけ、１５０メツシユ下を取除いて１０メ
ツシユ下、１５０メツシユ上の粒子を取出した。これを
重油焚きの回転式ドライヤー（長さ５ｍ、径１ｍ、回転
速度７ｒ．ｐ．ｍ．）に入れて攪拌しながら焼成した。
回転式ドライヤーの炉内温度は約５００〜６００℃で通
過時間は約３０〜４０秒であつた。ドライヤーを通過し
て焼成された粒子を冷却したのち篩分けしてみたが、１
０メツシユ上のものはなく、１５０メツシユ下は１％以
下であり、色は黒色でさらさらした粒子が得られた。
０℃になるように加熱しておいた。アスフアルト混練砕
石はローラーミルを通過する間に粉砕されるので、これ
をその下方にある振動篩で篩分け、１０メツシユ上の粒
子は再びローラーミルに戻し、１０メツシユ下は１５０
メツシユ篩にかけ、１５０メツシユ下を取除いて１０メ
ツシユ下、１５０メツシユ上の粒子を取出した。これを
重油焚きの回転式ドライヤー（長さ５ｍ、径１ｍ、回転
速度７ｒ．ｐ．ｍ．）に入れて攪拌しながら焼成した。
回転式ドライヤーの炉内温度は約５００〜６００℃で通
過時間は約３０〜４０秒であつた。ドライヤーを通過し
て焼成された粒子を冷却したのち篩分けしてみたが、１
０メツシユ上のものはなく、１５０メツシユ下は１％以
下であり、色は黒色でさらさらした粒子が得られた。
以上説明したように本発明の方法は砂に重油を混ぜて混
練して砂粒子に重油をまぶして焼成する従来方法と異な
り、原油精製残渣のアスフアルトを使用し、主として１
３ｍｍ下〜０．６ｍｍ上の粗粒子から成る砕石の石質粒
子とアスフアルトとを熱間で混練したものを破砕して所
要粒度のアスフアルト混練砕石粉とし、これを攪拌しな
がら焼成する方法であるから、アスフアルトと砕石粗粒
との混練ではいわゆる「だま」にならずに一様に砕石粒
子表面がアスフアルトで被覆され、破砕される過程で細
かになつた粒子表面もアスフアルトで被覆されていくの
で、粘質のアスフアルトでも一様に所望粒度の粉粒子表
面が被覆される。
練して砂粒子に重油をまぶして焼成する従来方法と異な
り、原油精製残渣のアスフアルトを使用し、主として１
３ｍｍ下〜０．６ｍｍ上の粗粒子から成る砕石の石質粒
子とアスフアルトとを熱間で混練したものを破砕して所
要粒度のアスフアルト混練砕石粉とし、これを攪拌しな
がら焼成する方法であるから、アスフアルトと砕石粗粒
との混練ではいわゆる「だま」にならずに一様に砕石粒
子表面がアスフアルトで被覆され、破砕される過程で細
かになつた粒子表面もアスフアルトで被覆されていくの
で、粘質のアスフアルトでも一様に所望粒度の粉粒子表
面が被覆される。
また微粉を除いてから焼成するので焼成途中で粒子同士
が粘着して塊りになることもなく、焼成後はさらさらし
た黒色の粒子となる。このように原材料に砕石粗粒を使
用するのでアスフアルト使用量も少なくて済み、或いは
砕石粒を骨材とした道路のアスフアルト舗装を剥がした
廃棄物を前記アスフアルト混練砕石の代りに使用するこ
ともでき、本方法に従つて破砕機にかけ、粉砕して篩分
けして焼成して黒色石質粒子を得ることもできる等工業
上或いは廃棄物処理等の点でその効果が大きい。
が粘着して塊りになることもなく、焼成後はさらさらし
た黒色の粒子となる。このように原材料に砕石粗粒を使
用するのでアスフアルト使用量も少なくて済み、或いは
砕石粒を骨材とした道路のアスフアルト舗装を剥がした
廃棄物を前記アスフアルト混練砕石の代りに使用するこ
ともでき、本方法に従つて破砕機にかけ、粉砕して篩分
けして焼成して黒色石質粒子を得ることもできる等工業
上或いは廃棄物処理等の点でその効果が大きい。
Claims (1)
- １ ２５ｍｍ目よりこまかく、１３ｍｍ下ないし０．６
ｍｍ上が大よそ８０〜９０％の石質粒子に対しアスファ
ルト４〜１０％を加えて加熱混練したアスファルト混練
砕石を破砕したのち、篩分けして１０メッシュ下ないし
１５０メッシュ上の粒子を取出し、これを焼成炉で攪拌
しながら３００〜８００℃に加熱したのち冷却すること
を特徴とするアスファルト被覆焼成の黒色石質粒子の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16429379A JPS5953231B2 (ja) | 1979-12-18 | 1979-12-18 | アスフアルトを被覆焼成した石質粒子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16429379A JPS5953231B2 (ja) | 1979-12-18 | 1979-12-18 | アスフアルトを被覆焼成した石質粒子の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5688888A JPS5688888A (en) | 1981-07-18 |
| JPS5953231B2 true JPS5953231B2 (ja) | 1984-12-24 |
Family
ID=15790348
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16429379A Expired JPS5953231B2 (ja) | 1979-12-18 | 1979-12-18 | アスフアルトを被覆焼成した石質粒子の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5953231B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0442577Y2 (ja) * | 1987-12-23 | 1992-10-08 |
-
1979
- 1979-12-18 JP JP16429379A patent/JPS5953231B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0442577Y2 (ja) * | 1987-12-23 | 1992-10-08 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5688888A (en) | 1981-07-18 |
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