JP2000319052A - 人工骨材及びその製造方法 - Google Patents

人工骨材及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 石炭灰と屑ガラスを有効利用して容易に製造
でき、しかも圧潰強度の高い高強度人工骨材を提供す
る。 【解決手段】 石炭灰粉末100部(重量割合)に対し
てソーダー石灰ガラス粉末5〜100部とセメント5〜
30部と水を加えて混練し、造粒して1000℃〜12
00℃で焼成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石炭灰及び屑ガラ
スを有効利用したコンクリート用の人工骨材とその製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりコンクリートの骨材として川砂
利等の天然骨材が用いられてきたが、近年では枯渇化が
叫ばれている天然骨材に代わる人工の骨材が種々検討さ
れている。
【0003】一方、火力発電所からの廃棄物である石炭
灰は、火力発電所の増設に伴い今後数年で1,000万トン
/年を越えると予測されているが、コンクリートの混和
材としての使用途以外には、量的に活用できる分野が無
いのが現状である。
【0004】又、瓶・板ガラス等の屑ガラスも廃棄物と
して埋め立てされているものが多く、有効に再利用でき
る用途が求められている。
【0005】このような現状を考慮して、産業廃棄物で
ある石炭灰や、再利用できず埋め立て廃棄される屑ガラ
スを有効に活用し、天然骨材の代替品となる人工骨材と
して利用することが検討されている。
【0006】特開平7−206491号には石炭灰の人
工骨材としての有効利用が提案されており、高強度軽量
骨材を目的としているが、石炭灰の粒度分布を予め調整
するなどの手順の煩雑さに加えて焼成温度の割には圧壊
強度が低いという問題点があった。
【0007】又、特開平9−77530は石炭灰の有効
利用に加えて屑ガラスの有効利用をも目的としている
が、ガラス溶融物で石炭灰粒子間を充填しているため、
石炭灰100部に対してガラスは100〜400部が必
要で、石炭灰とガラスのバインダーとの間における膨張
係数の相違などから微細なクラックが発生しやすく、製
造した骨材は圧潰強度の高い高強度人工骨材とはなりえ
なかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明では石
炭灰と屑ガラスを有効利用して容易に製造でき、しかも
圧潰強度の高い人工骨材を提供することが課題となる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
人工骨材は、石炭灰粉末100重量部に対してソーダー
石灰ガラス粉末5〜100重量部と、セメント5〜30
重量部と水を加えて混練し、造粒して、1000℃〜1
200℃で焼成することにより形成されたことを特徴と
する。
【0010】又、請求項2記載の人工骨材は、ガラスバ
インダー層に主としてウォラストナイト相と灰長石が析
出してなることを特徴とする。
【0011】これらによれば、ウォラストナイトが軟化
するガラスの粘性を高め、軟化したガラスが石炭灰同士
を結合させるバインダーの役割をし、更には石炭灰とも
反応し、結合層に主として灰長石を析出ことにより、石
炭灰の相互の結合が強い、高強度の骨材とすることがで
きる。
【0012】本発明の人工骨材の製造方法は、石炭灰粉
末100重量部に対してソーダー石灰ガラス粉末5〜1
00重量部、セメント5〜30重量部を水を加えて混練
し、造粒して1000℃〜1200℃で焼成することを
特徴とする。
【0013】これによれば、微粉砕したガラスの表面か
らウォラストナイトの針状結晶が生成し、セメント中の
カルシウム成分により促進される。又、ウォラストナイ
トが軟化するガラスの粘性を高め、この温度では発泡し
なくなり、軟化したガラスが石炭灰同士を結合させるバ
インダーの役割をする。更には石炭灰とも反応し、結合
層に主として灰長石を析出して石炭灰の相互の結合をよ
り強くして、強度を持つ骨材を得ることができる。
【0014】瓶・板ガラスはいわゆるソーダ・石灰ガラ
スからできている。このガラスを石炭灰に混ぜ込み、造
粒して焼結させ、石炭灰の粒子間のバインダーに利用す
ること自体は容易に着想されるところである。
【0015】しかしながら、焼成物の強度で見ると、焼
成温度1000℃では石炭灰同士の焼結による結合は弱
く、1100℃以上ではバインダーガラスの粘性が低く
なり、石炭灰に混在する未燃炭素と反応して発泡し、骨
材の強度低下を起こす原因となる。
【0016】しかし、本発明者は、いわゆるソーダー石
灰系の屑ガラスを20〜100μmの粒径にまで微粉砕
し、焼成スケジュールとして例えば、室温から1100
℃迄を2時間、更に焼成温度域で2時間保持すれば、微
粉砕したガラスの表面からウォラストナイトの針状結晶
の生成が起ること、このウォラストナイトの生成はセメ
ント中のカルシウム成分により促進されること、このウ
ォラストナイトが軟化するガラスの粘性を高め、この温
度では発泡しなくなるが、軟化したガラスが石炭灰同士
を結合させるバインダーの役割をすることは無論、石炭
灰とも反応し、結合層に主として灰長石を析出して石炭
灰の相互の結合をより強くして、大きな強度を持つ骨材
ができること、等を見いだした。
【0017】図1は市販ガラス瓶の廃棄物である屑ガラ
ス(ソーダー石灰ガラス組成)に生成するウォラストナ
イトの結晶とガラスの粉砕粒度との関係を示した図であ
る。
【0018】熱処理条件として室温から950℃まで2
時間かけて昇温させ、950℃に2時間保持した後放冷
した。試料Aは2mm角の形状、試料Bは60μm中心粒
径に迄で粉砕した粉末試料である。
【0019】X線回折測定によれば、試料Aでは結晶の
ピークは見られないが、粉末試料Bには結晶のピークが
見られる。即ち、粉末にした効果によってウォラストナ
イトとデビトライトの結晶が析出することが分かる。
【0020】更に試料Cは、試料Bの粉末の10%をセ
メントで置換したものであるが、試料BのX線回折ピー
クが強く(高く)なっている。即ち、粉末ガラスにセメ
ントを加えると、X線回折データーのピーク強度で見る
限り、ウォラストナイトの結晶量は多くなる。即ち、セ
メントの添加が実質的に粉末ガラスの結晶化を促進して
いる。
【0021】粉末のソーダー石灰ガラスの表面から生成
するウォラストナイトの結晶の成長は焼成温度と焼成時
間に関係する。X線回折試験によれば、これらの結晶は
室温から設定焼成温度迄を2時間で昇温し、更に設定焼
成温度で2時間保持した場合、先ず、800℃で成長を
始め、1050℃で消失を始める。一方、粉末状にしな
い同組成のガラスは700℃で軟化が生じ、1050℃
では軟化溶融状態にある。
【0022】粉末ガラスとセメントの混合物に石炭灰を
混ぜて行くと、1100℃になっても3種の原料からな
る組成物は軟化溶融しなくなり、ガラス成分がセメント
と石炭灰に反応して灰長石を生成する。石炭灰の割合が
増加すると焼成温度が1200℃になっても焼成物は軟
化することはなくなる。介在するガラスの働きによって
石炭灰単独では期待できない強度が生まれ、強度のある
焼成物、即ち高強度人工骨材を造ることができる。
【0023】次に、原料の配合割合を変えた5種類の試
料(「E−1」〜「E−5」)を作成した。各試料の配
合割合と、各試料の焼成温度が強度(圧潰強度)に及ぼ
す影響と、各試料を電気炉を用いて焼成して得られた人
工骨材の性状を表1に示す。
【0024】
【表1】 図2はその内2種の試料(E−3、E−4)の人工骨材
と、原料である石炭灰と、セメントそれぞれのX線回折
パターンを示した図である。主結晶は灰長石、ウォラス
トナイトと石炭灰自体に見られる石英である。
【0025】又、図3は原料の混合割合と焼成温度が強
度(圧潰強度)に及ぼす影響を示した図である。圧潰強
度は原料割合の粉末ガラス量が増すほど、また焼成温度
が高いほど、高い値を示すが、ガラスが軟化溶融、発泡
する熱処理条件になると強度は減少する。絶乾比重も強
度と同じ傾向を示し、比重は大きくなる。ガラスが軟化
溶融、発泡する条件になると比重は小さくなる。吸水率
の傾向も比重の傾向に一致している。いずれにしても粉
末ガラス含有量によって人工骨材の性状が変わることに
なる。
【0026】図4は石炭灰のみの焼結体と、石炭灰にガ
ラスとセメントが加えられた焼結体の結合の強度発現の
様子(骨材破断面のSEM写真)を示した図である。図
中(A)に示す前者(E−1、1100℃、粉末ガラス0部)
では石炭灰同士に融着が見られるものの間隙も多いが、
図中(B)に示す後者(E−3、1100℃、粉末ガラス60
部)では石炭灰同士の間隙には結晶層ができており、物
理的化学的に強固な結合を形成している状態が観察され
る。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の人工骨材の製造方法につ
いて記述する。
【0028】石炭灰に粉末ガラスとセメントを加え、水
を加えて混練、造粒する。造粒物を乾燥し、焼成すれ
ば、軽量かつ高強度の粒状骨材が得られる。実際の製造
工程では、重量割合で石炭灰100部に対してソーダー
石灰ガラス粉末15〜40部、セメント5〜30部に水
20〜50部を加えて混練し、造粒機を通して直径が約
20mmの球状成形体を作成する。
【0029】この球状成形体を乾燥させた後、焼成窯に
入れて、焼成温度域までに所定の時間をかけ、焼成温度
域1100〜1200℃に一定時間保持し、その後焼成
品を放冷する。焼成品即ち圧潰強度600〜1000Kg
fの人工骨材を得た。
【0030】原料となる石炭灰はフライアッシュ、ボト
ムアッシュ、シンダーアッシュなどを粉砕したもので、
累計中心径で約30μmが適当であった。
【0031】粉末ガラスは屑ガラス(特に着色ガラス
で、透き、茶色の瓶、板ガラスへの再生利用が不可能な
もので、通常は埋め立て投棄に使われているもの)を粉
砕したものでよく、その殆どがソーダー石灰ガラスで累
計中心径で約30μm程度であった。
【0032】粉砕機としては縦ミル、ボールミルでよ
い。セメントは安価な普通ポルトランドセメントを用い
たが他の種類のセメントでもよく、未焼成造粒物の強度
が低くても良い場合は石灰や石膏で代えることもでき
る。
【0033】前記3原料を造粒成形するために、加える
水の量は約30%以下で、その量は混合、混練、造粒機
の特性により決まるが、乾燥工程に要する時間を短縮す
るためには、水分が少ない方が好ましい。造粒機として
はパン型も加圧押し出し型のものも利用できる。
【0034】造粒した直径約20mmの球状成形体を乾燥
機に入れる。乾燥した成形体はコンクリートとしての初
期硬化も終わり、その強度は40(30〜50)Kgfに達
し、以降の取り扱いに十分耐える強度であった。
【0035】球状成形体の焼成機としては、コスト面か
らロータリーキルンが望ましいが、シャトルキルン、ト
ンネルキルンなどでもよい。焼成スケジュールでは室温
から焼成温度迄に2時間をかけ、1000〜1200℃
の焼成域で2時間をかけた。その後放冷し、粒状の人工
骨材を得た。
【0036】この骨材の性能は絶乾比重2程度、吸水率
1%以下、圧潰強度500Kgf以上である。後述する
が、この骨材は、普通骨材としてコンクリートの試し練
りの条件に合格した。
【0037】本発明ぱ石炭灰粉末100部(重量割合)
に対してソーダー石灰ガラス粉末5〜100部、セメン
ト5〜30部を水を加えて混練し、造粒して1000℃
〜1200℃で焼成して人工骨材を製造するが、ソーダ
ー石灰ガラス粉末が石炭灰100部(重量割合)に対し
て5〜100部に限定される理由は、5部に満たないと
ガラス粉末を加える効果が少なく、100部を越えると
軟化溶融しやすくなり強度ある人工骨材が得られないか
らである。
【0038】又、セメントが石炭灰100部(重量割
合)に対して5〜30部に限定される理由は、5部に満
たないとセメントを加える効果、即ち、セメントの添加
が実質的に粉末ガラスの結晶化を促進する効果が小さ
く、かつ、未焼成の成形物の強度が小さく、コンベアー
での運搬工程で成形体が崩れるおそれがあり、一方30
部を越えると焼成時に爆裂する危険があるのと、コスト
的に高価になりすぎるおそれがあるからである。
【0039】本発明の上記説明には粗骨材の製造を主と
しているが、成形体のサイズを変えることにより、或い
は、人工骨材を粉砕することで細骨材の製造も可能であ
る。
【0040】次に本発明の骨材を実際に製造した。
【0041】主原料として予め中心粒径50μmまで微
粉砕した石炭灰100部(重量割合)、屑ガラス粉末6
0部に、セメント20部を混ぜてよく混合し、水40部
を噴霧してパン型造粒機で直径約20mmの球状成形体を
得た。この成形体を天日で2日乾燥させた後、こう鉢に
並べ、電気抵抗加熱窯に入れて、1100℃までを2時
間、1100℃に2時間保持し、その後窯内で放冷し
た。
【0042】焼成した人工骨材E−3の性状を、JIS
A5005規定の粗骨材の適合性と比較して、表2に示す。
【0043】
【表2】 人工骨材(E−3)は規定の要件を、絶乾比重の値を除
いて備えている。一般的には絶乾比重が小さい天然骨材
はポーラスで弱いために、絶乾比重2.5以上は必要と
の認識があるが、本発明の骨材では、絶乾比重は1.8
だが吸水率が小さいく圧潰強度が高いために、コンクリ
ート骨材として特に遜色はない。逆に、その軽量で高強
度の特性を生かした用途があり、本発明骨材の効果に繋
がっている。
【0044】本発明の骨材を使ってコンクリートの試験
練りを行った。配合割合は表3に示した通りである。
【0045】
【表3】 硬化コンクリートの性質を表4に示す。
【0046】
【表4】 本骨材を用いたコンクリートは骨材としての絶乾比重値
からも予測されるように、通常のコンクリート比重と比
べると10%は軽量である。天然砕石と比較しても、本
発明の骨材を使ったコンクリートの圧縮強度と静弾性係
数(28日)は同等もしくは高い値を示し、コンクリー
ト骨材として天然砕石の代替が十分可能であるばかりで
なく、更に高強度化に適した骨材であることが分かる。
【0047】本発明の骨材は既に市販されている石炭灰
を主成分とする軽量骨材ではなく、むしろ強度の大きい
天然粗骨材に類似し、しかも、比重は骨材の分類で謂え
ば軽量骨材に属するから、コンクリート構造体の重量を
低減が可能となり、建築物のコストを低減させることも
できる。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように本発明により、廃棄物
として扱われている大量の石炭灰及び屑ガラスを有効に
利用して容易に人工骨材を製造することができ、しか
も、これにより得られる人工骨材は従来にない高強度を
備えたものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】屑ガラスに生成するウォラストナイトの結晶と
ガラス粉砕粒度との関係を示した図。
【図2】試料を用いた人工骨材と、原料である石炭灰
と、セメントそれぞれのX線回折パターンを示した図。
【図3】原料の混合割合と焼成温度が強度(圧潰強度)
に及ぼす影響を示した図。
【図4】焼結体の結合の強度発現の様子を示した図。
【符号の説明】
(A) 石炭灰のみの焼結体 (B) 石炭灰にガラスとセメントが加えられた焼結体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C04B 18/16 ZAB B09B 3/00 303L 303A (72)発明者 中岡 勇 大阪市北区西天満5丁目14番10号 近畿コ ンクリート工業株式会社内 (72)発明者 森田 強 大阪市北区西天満5丁目14番10号 近畿コ ンクリート工業株式会社内 (72)発明者 吉田 晴亮 大阪市北区西天満5丁目14番10号 近畿コ ンクリート工業株式会社内 Fターム(参考) 4D004 AA18 AA36 AA37 BA02 CA04 CA14 CA15 CA30 CA42 CC03 CC11 CC13

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】石炭灰粉末100重量部に対してソーダー
    石灰ガラス粉末5〜100重量部とセメント5〜30重
    量部と水を加えて混練し、造粒して、1000℃〜12
    00℃で焼成することにより形成されたことを特徴とす
    る人工骨材。
  2. 【請求項2】ガラスバインダー層に主としてウォラスト
    ナイト相と灰長石が析出してなることを特徴とする人工
    骨材。
  3. 【請求項3】 石炭灰粉末100重量部に対してソーダ
    ー石灰ガラス粉末5〜100重量部とセメント5〜30
    重量部と水を加えて混練し、造粒して1000℃〜12
    00℃で焼成することを特徴とする人工骨材の製造方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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