JPS5952575B2 - オフセット補償回路 - Google Patents
オフセット補償回路Info
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- JPS5952575B2 JPS5952575B2 JP54073953A JP7395379A JPS5952575B2 JP S5952575 B2 JPS5952575 B2 JP S5952575B2 JP 54073953 A JP54073953 A JP 54073953A JP 7395379 A JP7395379 A JP 7395379A JP S5952575 B2 JPS5952575 B2 JP S5952575B2
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- Japan
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- circuit
- signal
- digital signal
- offset
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L25/00—Baseband systems
- H04L25/02—Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
- H04L25/06—Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection
- H04L25/061—Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection providing hard decisions only; arrangements for tracking or suppressing unwanted low frequency components, e.g. removal of dc offset
- H04L25/065—Binary decisions
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L25/00—Baseband systems
- H04L25/02—Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
- H04L25/06—Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection
- H04L25/061—Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection providing hard decisions only; arrangements for tracking or suppressing unwanted low frequency components, e.g. removal of dc offset
- H04L25/063—Setting decision thresholds using feedback techniques only
- H04L25/064—Subtraction of the threshold from the signal, which is then compared to a supplementary fixed threshold
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M1/00—Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
- H03M1/06—Continuously compensating for, or preventing, undesired influence of physical parameters
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はオフセット補償回路、特にPCM通信システム
における符号・復号器に用いて好適なオフセット補償回
路に関する。
における符号・復号器に用いて好適なオフセット補償回
路に関する。
一般に演算増幅器等を含んでなる回路においては、不整
合等の種々の要因に基づいて直流誤差が生ずるのが普通
である。
合等の種々の要因に基づいて直流誤差が生ずるのが普通
である。
この直流誤差は通常オフセットと呼ばれ、その補償をな
すべきことが要求される。
すべきことが要求される。
この演算増幅器を含んでなるものとして例えば符号・復
合器があるが、この符号・復合器において前記オフセラ
1〜が生ずると、再生された音声の音質が悪化しあるい
は無通話時における雑音が大になるという問題を伴うこ
とになり、是非とも解決すべきことが要求される。
合器があるが、この符号・復合器において前記オフセラ
1〜が生ずると、再生された音声の音質が悪化しあるい
は無通話時における雑音が大になるという問題を伴うこ
とになり、是非とも解決すべきことが要求される。
この問題を解決する場合、符号・復合器がテ゛イスクリ
ートな部品で構成されるときはその解決は比較的容易で
ある。
ートな部品で構成されるときはその解決は比較的容易で
ある。
なぜなら、その内部回路の全てが外部に露出しているか
らである。
らである。
ところが、近年は該符号・複合器を大規模集積回路をも
って形成するのが普通になってきている。
って形成するのが普通になってきている。
これは、性能の安定化あるいは量産による低価格化を狙
ったものである。
ったものである。
このため、前記問題を解決するに当って、その内部回路
に直接手を加えることが不可能となった。
に直接手を加えることが不可能となった。
強いて手を加えるとすれば大規模集積回路の外部に突出
した入出力ピンに何らかの策を施し得るのみである。
した入出力ピンに何らかの策を施し得るのみである。
例えば、入出力ピンのいずれかに対して外付はコンデン
サあるいは外付は抵抗を接続するという策である。
サあるいは外付は抵抗を接続するという策である。
然しなから、大規模集積回路の1つ1つに最適なこれら
外付は素子を設けることは、性能の安定化にとって好ま
しくないし、またコスト増にもつながる。
外付は素子を設けることは、性能の安定化にとって好ま
しくないし、またコスト増にもつながる。
このため、前記外付は素子等を用いることなく自らオフ
セット補償し得る回路の提案が種々なされてきた。
セット補償し得る回路の提案が種々なされてきた。
従って本発明の目的は、PCM通信システムにおける符
号・復合器等に用いて好適な新たな形式のオフセット補
償回路を提案することである。
号・復合器等に用いて好適な新たな形式のオフセット補
償回路を提案することである。
上記目的に従い本発明は、極性が統計的に正負等確率で
現われる入力アナログ信号を受信してこれを出力テ゛イ
ジタル信号として取り出すアナログ/ディジタル変換器
に付加されるべきオフセット補償回路であって、該出力
ディジタル信号の変動を大時定数をもって積分する積分
回路と、該積分回路の出力を前記入力アナログ信号に帰
還するアナログ加算器とを備えたオフセット補償回路に
対し、前記出力ディジタル信号の変動のうち、該出力テ
゛イジタル信号自身の変動についてはこれに対し応答す
ることなく、一方、該出力ディジタル信号の変動のうち
オフセットに起因して累積加算された変動が正または負
の許容範囲を超えたときはこれに応答して制御信号を出
力するバッファ手段を付加し、該制御信号が出力された
時に前記積分回路を作動し且つ該制御信号が出力される
毎にその後一定期間を経過したとき、前記バッファ手段
において前記累積加算された変動を前記正または負の許
容範囲の中心に強制的にリセットする様にしたことを特
徴とするものである。
現われる入力アナログ信号を受信してこれを出力テ゛イ
ジタル信号として取り出すアナログ/ディジタル変換器
に付加されるべきオフセット補償回路であって、該出力
ディジタル信号の変動を大時定数をもって積分する積分
回路と、該積分回路の出力を前記入力アナログ信号に帰
還するアナログ加算器とを備えたオフセット補償回路に
対し、前記出力ディジタル信号の変動のうち、該出力テ
゛イジタル信号自身の変動についてはこれに対し応答す
ることなく、一方、該出力ディジタル信号の変動のうち
オフセットに起因して累積加算された変動が正または負
の許容範囲を超えたときはこれに応答して制御信号を出
力するバッファ手段を付加し、該制御信号が出力された
時に前記積分回路を作動し且つ該制御信号が出力される
毎にその後一定期間を経過したとき、前記バッファ手段
において前記累積加算された変動を前記正または負の許
容範囲の中心に強制的にリセットする様にしたことを特
徴とするものである。
以下図面に従って本発明を説明する。
第1図は一般的なオフセット補償回路を備えたアナログ
/ディジタル変換器を示すブロック図である。
/ディジタル変換器を示すブロック図である。
本図において、Allはアナログ/ディジタル変換すべ
き入力アナログ信号であり、音声であればその極性は統
計的に正負等確率で現われることが知られている。
き入力アナログ信号であり、音声であればその極性は統
計的に正負等確率で現われることが知られている。
なお入力アナログ信号A+nは既に低域ろ波フィルタ(
図示せず)により例えば3、4kHz以下の周波数帯域
に制限されている。
図示せず)により例えば3、4kHz以下の周波数帯域
に制限されている。
入力アナログ信号A4.−、はアナログ加算器11を経
由してアナログ/ディジタル変換器12に印加され、こ
れより出力テ゛イジタル信号り。
由してアナログ/ディジタル変換器12に印加され、こ
れより出力テ゛イジタル信号り。
utが取り出される。
この出力ディジタル信号り。utは通常その極性を表わ
す符号ビットと、これに引続く数ビットのレベル表示ビ
ットからなり、このうち符号ビットを積分回路13に印
加する。
す符号ビットと、これに引続く数ビットのレベル表示ビ
ットからなり、このうち符号ビットを積分回路13に印
加する。
この積分回路13は原理的にCR積分を行ない、その時
定数は極めて大である。
定数は極めて大である。
時定数が大であることにより、出力ディジタル信号り。
ulの音声成分に基づく短周期且つ統計的に正負等確率
である符号ビットに関する周波数成分は殆んどが除去さ
れ、結局長周期のオフセットに起因して変動する極めて
低い周波数成分、あるいは直流分が抽出され、アナログ
加算器11に負帰還される。
である符号ビットに関する周波数成分は殆んどが除去さ
れ、結局長周期のオフセットに起因して変動する極めて
低い周波数成分、あるいは直流分が抽出され、アナログ
加算器11に負帰還される。
ここにオフセット補償がなされる。
然しなから、第1図に示す一般的なオフセット補償回路
では、次の様な欠点がある。
では、次の様な欠点がある。
■ オフセット補償が常時実行されるため、出力ディジ
タル信号り。
タル信号り。
U、の音声成分に歪が付加されてしまうこと。
■ 積分回路13のCおよびRとして大容量、高抵抗の
ものを使用しなければならず、大規模集積回路化が図れ
ないこと。
ものを使用しなければならず、大規模集積回路化が図れ
ないこと。
等である。また、この他の形式として、定期的にオフセ
ットを検出し、アナログ加算器に負帰還する形式のもの
があるが、この場合は、オフセット検出のための期間を
挿入しなければならず、高速のアナログ/ディジタル変
換が実行できない欠点がある。
ットを検出し、アナログ加算器に負帰還する形式のもの
があるが、この場合は、オフセット検出のための期間を
挿入しなければならず、高速のアナログ/ディジタル変
換が実行できない欠点がある。
上述した欠点のうち、■の欠点は後述のスイッチドキャ
パシタ形積分回路によって解消できる(本出願人より提
案済み)。
パシタ形積分回路によって解消できる(本出願人より提
案済み)。
従って、本発明は、残る上記2欠点を解消するのに適し
たオフセット補償回路を提供するものである。
たオフセット補償回路を提供するものである。
第2図は本発明に基づくオフセット補償回路を含むアナ
ログ/テ゛イジタル変換器の一実施例を示すブロック図
である。
ログ/テ゛イジタル変換器の一実施例を示すブロック図
である。
本図において、第1図と同様の構成要素については同一
の参照番号または記号を付して示す。
の参照番号または記号を付して示す。
従って、図中の20で示すブロック、すなわちバッファ
手段が本発明により新たに設けられた部分である。
手段が本発明により新たに設けられた部分である。
また、大時定数の積分回路13については、大規模集積
回路化に適した、提案済みの構成が採用されている。
回路化に適した、提案済みの構成が採用されている。
バッファ手段20は、出力テ゛イジタル信号り。
U。のうち音声成分に基づく変動についてはこれに応答
せず、一方、オフセット該出力デイジタル信号Dout
のうちオフセットに起因して累積加算された変動が正ま
たは負の許容範囲を超えたときはこれに応答し、制御信
号D (D、おびB2からなる)を出力する。
せず、一方、オフセット該出力デイジタル信号Dout
のうちオフセットに起因して累積加算された変動が正ま
たは負の許容範囲を超えたときはこれに応答し、制御信
号D (D、おびB2からなる)を出力する。
制御信号りは、積分回路13を起動し、正のオフセラ1
〜に対しては、負の帰還電圧を、負のオフセラI・に対
しては正の帰還電圧を、それぞれアナログ加算器11に
印加する。
〜に対しては、負の帰還電圧を、負のオフセラI・に対
しては正の帰還電圧を、それぞれアナログ加算器11に
印加する。
このバッファ手段20は、−具体例として出力ディジタ
ル信号り。
ル信号り。
utを一部分岐してこれをストアするレジスタ21と、
レジスタ21にストアされた信号り師の符号ビットSを
カウント制御人力U/DとしクロックCLKを計数する
アップ/ダウンカウンタ22と、アップ/ダウンカウン
タ22のテ゛イジタル出力A1.A2・・・AMを受信
するコントロール回路23とから構成される。
レジスタ21にストアされた信号り師の符号ビットSを
カウント制御人力U/DとしクロックCLKを計数する
アップ/ダウンカウンタ22と、アップ/ダウンカウン
タ22のテ゛イジタル出力A1.A2・・・AMを受信
するコントロール回路23とから構成される。
コントロール回路23は制御信号D1およびB2を出力
する。
する。
制御信号D1およびB2は共に積分回路13に人力され
、これを起動する。
、これを起動する。
前記レジスタ21内の符号ビットSは極性を表示するビ
ットであり、サンプリング毎(例えば8kHz)に更新
される。
ットであり、サンプリング毎(例えば8kHz)に更新
される。
この符号ピッl−U/Dが64111 (正)である
が’o” (負)であるかに応じて、タロツクCLK
を計数するカウンタ22は、その計数値をそれぞれカウ
ントアツプまたはカウントダウンする。
が’o” (負)であるかに応じて、タロツクCLK
を計数するカウンタ22は、その計数値をそれぞれカウ
ントアツプまたはカウントダウンする。
カウンタ22がカウント出力(Ah A2・・・AM)
として(00・・・0)から(11・・・1)までとり
得るものとすれば、カウントダウンおよび功つントアツ
プの基準値を例えば(10・・・0)に設定しておく。
として(00・・・0)から(11・・・1)までとり
得るものとすれば、カウントダウンおよび功つントアツ
プの基準値を例えば(10・・・0)に設定しておく。
この基準値は、図中プリセットテ゛−タB1.B2・・
・BMとして示される。
・BMとして示される。
このプリセットデータB1.B2・・・Bh、のプリセ
ットは、制御信号D2の一部をORゲート24を通して
プリセット入力(PRESET) とすることにより行
なわれる。
ットは、制御信号D2の一部をORゲート24を通して
プリセット入力(PRESET) とすることにより行
なわれる。
音声信号は正負極性をもって変化するから、カウンタ2
2の計数値は(00・・・0)側または(11・・・1
)側へ向って変動する。
2の計数値は(00・・・0)側または(11・・・1
)側へ向って変動する。
この場合、正負極性の発生確率は統計的にほぼ等しいか
ら、長期的にみてプリセット値(10・・・0)に安定
している。
ら、長期的にみてプリセット値(10・・・0)に安定
している。
こののプリセット値から最も遠ざかるのは音声が、帯域
の下限である300H2になったときである。
の下限である300H2になったときである。
すなわち、サンプリングが8kHzで行なわれるとすれ
ば符号ピッ)U/Dは連続して13回°“0゛となり(
若しくは13回連続して“1°゛)、カウント出力(0
0・・・0) (若しくは(11・・・1))に接近す
る。
ば符号ピッ)U/Dは連続して13回°“0゛となり(
若しくは13回連続して“1°゛)、カウント出力(0
0・・・0) (若しくは(11・・・1))に接近す
る。
然し、カウンタ22はこの様な場合にもアンダーフロー
もオーバーフローもしないように例えば4ビツト構成と
なっている。
もオーバーフローもしないように例えば4ビツト構成と
なっている。
従って、積分回路13を何ら起動しない。
ところか゛、出力テ゛イジタル信号り。
utにオフセットが含まれていたとすると、符号ピッt
−U/Dは“1゛側若しくは0゛側に過多となり、カウ
ンタ22はオーバーフロー若しくはダウンフローする。
−U/Dは“1゛側若しくは0゛側に過多となり、カウ
ンタ22はオーバーフロー若しくはダウンフローする。
これら、オーバーフロー若しくはアンダーフローが制御
信号D□、D2となる。
信号D□、D2となる。
これにより、アンダーフローの時(負のオフセットあり
)、積分回路13は正の帰還電圧+V’rを加算器11
に印加して負のオフセットを補償する。
)、積分回路13は正の帰還電圧+V’rを加算器11
に印加して負のオフセットを補償する。
逆に、オーバーフローの時(正のオフセットあり)、積
分回路13は負の帰還電圧−vfを加算器11に印加し
、この正のオフセットを補償する。
分回路13は負の帰還電圧−vfを加算器11に印加し
、この正のオフセットを補償する。
いずれのオフセット補償がなされても、制御信号D2に
より、カウンタ22はプリセットされ基準値(B1.B
2・・・BM)に戻され、再び同様の操作を繰り返す。
より、カウンタ22はプリセットされ基準値(B1.B
2・・・BM)に戻され、再び同様の操作を繰り返す。
従ってこの制御信号D2はオーバーフローまたはアンダ
ーフローのいずれかが発生したことを表示する信号であ
る。
ーフローのいずれかが発生したことを表示する信号であ
る。
一方、制御信号D1はオフセットが正側か負側かを表示
するための信号である。
するための信号である。
オフセットが正側であれば(カウンタ22のカウント出
力が(10・・・0)より (11・・・1)側にある
場合)、スイッチSW1を接点B2側へ接続し、負の基
準電圧−Vrefを受信する。
力が(10・・・0)より (11・・・1)側にある
場合)、スイッチSW1を接点B2側へ接続し、負の基
準電圧−Vrefを受信する。
逆にオフセットが負側であれは゛(カウンタ22のカウ
ント出力が(10・・・0)より (11・・・1)側
にある場合)、スイッチSW2を接点B1側へ接続し、
正の基準電圧子Vrefを受信する。
ント出力が(10・・・0)より (11・・・1)側
にある場合)、スイッチSW2を接点B1側へ接続し、
正の基準電圧子Vrefを受信する。
正負いずれか選択された基準電圧は、必要であれば減衰
器ATIを通して、スイッチSW2の接点P1に印加さ
れ、サンプル・ホールド・コンデンサC工に充電される
。
器ATIを通して、スイッチSW2の接点P1に印加さ
れ、サンプル・ホールド・コンデンサC工に充電される
。
もし、前記オーバーフロー若しくはアンダーフローがあ
れば、信号D2によりスイッチSW2は接点P2側に切
り換わり、演算増幅器OPの帰環ループに設けた積分コ
ンデンサC2を充電する。
れば、信号D2によりスイッチSW2は接点P2側に切
り換わり、演算増幅器OPの帰環ループに設けた積分コ
ンデンサC2を充電する。
これら、スイッチSW2、サンプル・ホールド・コンテ
゛ンサC1、演算増幅器OPおよび積分コンデンサC2
は全体として、いわゆるスイッチドキャパシタ形積分回
路をなす。
゛ンサC1、演算増幅器OPおよび積分コンデンサC2
は全体として、いわゆるスイッチドキャパシタ形積分回
路をなす。
ここに積分コンテ゛ンサC2の容量値は演算増幅器OP
によって拡大され、CR積分回路としての抵抗R値もま
たスイッチドキャパシタにより拡大される。
によって拡大され、CR積分回路としての抵抗R値もま
たスイッチドキャパシタにより拡大される。
なお、スイッチドキャパシタ形積分回路を利用して、第
1図のCおよびRを縮小し、大規模集積回路化に適した
オフセット補償回路を実現することは、本出願人により
提案済みである。
1図のCおよびRを縮小し、大規模集積回路化に適した
オフセット補償回路を実現することは、本出願人により
提案済みである。
演算増幅器OPからの出力電圧は、必要であれば減衰器
AT2を通し、正または負のオフセット帰環電圧上■、
となる。
AT2を通し、正または負のオフセット帰環電圧上■、
となる。
さらに、アナログ加算器11で入力アナログ信号A、n
に重畳し、オフセットを補償する。
に重畳し、オフセットを補償する。
ところで、前述の説明は、周波数はラムダに変動するが
正負極性が統計的にほぼ等確率で現われる生の音声を対
象として行なったが、この他事発明では入力アナログ信
号Alnとして周波数が一定でしかも正負極性が統計的
に等確率で現われる信号についても考慮する。
正負極性が統計的にほぼ等確率で現われる生の音声を対
象として行なったが、この他事発明では入力アナログ信
号Alnとして周波数が一定でしかも正負極性が統計的
に等確率で現われる信号についても考慮する。
というのは、この種の信号、例えば母音を長期間引き延
ばした様な音声、が入力されたとき、本発明のオフセッ
ト補償回路が誤動作することが予想されるからである。
ばした様な音声、が入力されたとき、本発明のオフセッ
ト補償回路が誤動作することが予想されるからである。
通常、入力アナログ信号A、nは、サンプリング定理に
よって例えば8kHzの一定サンプリング周波数でサン
プリングされた信号であるが、この場合、一定周波数の
信号を一定サンプリング周波数でサンプリングすること
になるから、サンプリングされる信号の位相とサンプリ
ング信号の位相との関係がある特別の条件下におかれる
と、ある有限区間内において前記サンプリングされる信
号の正側(または負側)の方に1ら多く片寄ってサンプ
リングなされることがある。
よって例えば8kHzの一定サンプリング周波数でサン
プリングされた信号であるが、この場合、一定周波数の
信号を一定サンプリング周波数でサンプリングすること
になるから、サンプリングされる信号の位相とサンプリ
ング信号の位相との関係がある特別の条件下におかれる
と、ある有限区間内において前記サンプリングされる信
号の正側(または負側)の方に1ら多く片寄ってサンプ
リングなされることがある。
そうなると、現実には当該信号の極性が正負等確率であ
るにもかがわらず、オフセット補償回路としては、正(
または負)のオフセットが発生したものとみなしてこれ
を補償しようと動作する。
るにもかがわらず、オフセット補償回路としては、正(
または負)のオフセットが発生したものとみなしてこれ
を補償しようと動作する。
然し、これは明らかに誤まりであり、そのまま放置すれ
ば正常な信号に逆にオフセットを与えてしまう結果とな
る。
ば正常な信号に逆にオフセットを与えてしまう結果とな
る。
そこで本発明は、この様な事態に対処すべく、アップ/
ダウンカウンタ22のカウント出力を適宜、その中心値
である(10・・・0)に強制的にリセットすることと
した。
ダウンカウンタ22のカウント出力を適宜、その中心値
である(10・・・0)に強制的にリセットすることと
した。
適宜とは、第2図に示す如く、前記制御信号D2が出力
された後、遅延回路(タイマー)25によって一定期間
Tが遅延したタイミングを意味する。
された後、遅延回路(タイマー)25によって一定期間
Tが遅延したタイミングを意味する。
すなわち、制御信号D2によって、ORゲート24を介
し遅延回路25がリセットされると、それから一定期間
Tが経過したとき、D2′が出力され、ORゲート24
を介してアップ/ダウンカウンタ22をプリセットする
のである。
し遅延回路25がリセットされると、それから一定期間
Tが経過したとき、D2′が出力され、ORゲート24
を介してアップ/ダウンカウンタ22をプリセットする
のである。
この場合、一定期間Tの採り方は、入力されることが予
想されるアナログ信号の波形によって適宜定めることが
できるが、このTが余り短か過ぎると本来のオフセット
補償動作が阻害されることとなり、逆に余り長過ぎると
、この遅延回路25の存在意義が失なわれてしまう。
想されるアナログ信号の波形によって適宜定めることが
できるが、このTが余り短か過ぎると本来のオフセット
補償動作が阻害されることとなり、逆に余り長過ぎると
、この遅延回路25の存在意義が失なわれてしまう。
−具体例を挙げれば、T=30 (mS:)として所期
の目的を効果的に果すことが確認された。
の目的を効果的に果すことが確認された。
以上説明した様に本発明によれば、変動の激しい出力デ
ィジタル信号り。
ィジタル信号り。
utからオフセット成分のみを抽出し、オフセットが許
容し得ない範囲を超えた時にのみオフセラ1〜を補償で
きるので原人力アナログ信号AIlに歪を与えることは
非常に少なくなる。
容し得ない範囲を超えた時にのみオフセラ1〜を補償で
きるので原人力アナログ信号AIlに歪を与えることは
非常に少なくなる。
また、オフセット検出のための期間を設ける必要もない
。
。
さらに、単純な論理回路を挿入するのみであるから大規
模集積回路化も容易である、等の利点を備えたオフセッ
ト補償回路が実現される。
模集積回路化も容易である、等の利点を備えたオフセッ
ト補償回路が実現される。
第1図は一般的なオフセット補償回路を備えた”アナロ
グ/ディジタル変換器を示すブロック図、第2図は本発
明に基づくオフセット補償回路を備えたアナログ/ディ
ジタル変換器を示すブロック図である。 図において、11はアナログ加算器、12はアナログ/
ディジタル変換器、13は積分回路、20はバッファ手
段、22はアップ/ダウンカウンタ、25は遅延回路、
Alnは入力アナログ信号、Doutは出力ディジタル
信号、Sは符号ビットである。
グ/ディジタル変換器を示すブロック図、第2図は本発
明に基づくオフセット補償回路を備えたアナログ/ディ
ジタル変換器を示すブロック図である。 図において、11はアナログ加算器、12はアナログ/
ディジタル変換器、13は積分回路、20はバッファ手
段、22はアップ/ダウンカウンタ、25は遅延回路、
Alnは入力アナログ信号、Doutは出力ディジタル
信号、Sは符号ビットである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 極性が統計的に正負等確率で現われる入力アナログ
信号を受信してこれを出力ディジタル信号に変換するア
ナログ/ディジタル変換器に付加されるべきオフセラI
・補償回路であって、該出力テ゛イジタル信号の変動を
大時定数をもって積分する積分回路と、該積分回路の出
力を前記入力アナログ信号に帰還するアナログ加算器と
を備えてなる該オフセット補償回路に対し、前記出力デ
ィジタル信号の変動のうち、該出力ディジタル信号自身
の変動に対しては応答せず、一方、該出力ディジタル信
号の変動のうち、オフセットに起因して累積加算された
変動が正または負の許容範囲を超えたときはこれに応答
して制御信号を出力するバッファ手段を付加し、該制御
信号が出力された時に前記積分回路を作動し且つ該制御
信号が出力される毎にその後一定期間を経過したとき、
前記バッファ手段において前記の累積加算された変動を
前記正または負の許容範囲の中心に強制的にリセットす
る様にしたことを特徴とするオフセット補償回路。 2 バッファ手段が、出力ディジタル信号の符号ビット
の°“1゛、“0”に応じてカウント・アップまたはカ
ウント・ダウンするアップ/ダウンカウンタからなり、
該カウンタのカウント出力のオーバーフローまたはアン
ダーフローによって制御信号を出力する特許請求の範囲
第1項記載の回路。 3 アップ/ダウンカウンタにプリセットすべきプリセ
ットデータを備え、オーバーフローまたはアンダーフロ
ーの発生毎に該プリセラ1〜データを、該アップ/ダウ
ンカウンタにプリセットすると共に、該オーバーフロー
またはアンダーフローの発生毎に起動される遅延回路を
具備し、該遅延回路の出力によっても前記のプリセット
を行なう特許請求の範囲第2項記載の回路。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54073953A JPS5952575B2 (ja) | 1979-06-14 | 1979-06-14 | オフセット補償回路 |
US06/227,094 US4377759A (en) | 1979-04-25 | 1980-04-23 | Offset compensating circuit |
PCT/JP1980/000084 WO1980002347A1 (en) | 1979-04-25 | 1980-04-23 | Offset compensating circuit |
GB8039594A GB2062393B (en) | 1979-04-25 | 1980-04-23 | Offset compensating circuit |
DE19803041417 DE3041417T (ja) | 1979-04-25 | 1980-04-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54073953A JPS5952575B2 (ja) | 1979-06-14 | 1979-06-14 | オフセット補償回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55166339A JPS55166339A (en) | 1980-12-25 |
JPS5952575B2 true JPS5952575B2 (ja) | 1984-12-20 |
Family
ID=13532947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54073953A Expired JPS5952575B2 (ja) | 1979-04-25 | 1979-06-14 | オフセット補償回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5952575B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61284116A (ja) * | 1985-06-10 | 1986-12-15 | Yokogawa Electric Corp | バイアス除去装置 |
JPS63105528A (ja) * | 1986-10-23 | 1988-05-10 | Chino Corp | プリアンプ装置 |
-
1979
- 1979-06-14 JP JP54073953A patent/JPS5952575B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55166339A (en) | 1980-12-25 |
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