JPS5952080B2 - 封筒開封機 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は封筒開封機に係り、特に改善された開封機に係
る。

１ 商業返信便の多さが大量の商業便封筒を迅速に開封
できる自動封筒開封機の必要を生んだ。

本発明の一般的な目的は前述一般型の改善された機械を
提供することである。

封筒はスクラップ紙の創出を最少にするために開封後に
一体片になったままである。

本発明によれば、本発明を実施する改善型封筒開封機は
小さな切紙屑又は比較的小さな紙屑を出さずに開封する
切紙屑を出さないカッター組部を含む。

第１図、第３−５図を参照すると、本発明を実施する符
番１１で示した封筒開封機は符番１３で示した切紙屑を
出さないカッタ輪を含む。

封筒開封機１１は連合端に沿って接続した前面および背
面パネルを含む従来型方形の密封封筒を開封するために
特に設計されたものである。

カッター組部１３は大体所定路に沿って封筒を前進させ
、連合接続端の内側にかつ前記接続端に略平行な分割線
又は切断線に沿ってパネルの一つを全部切断する。

封筒開封機１１により開封した典型的な封筒は符番１５
で示され、前面パネル１７と背面パネル１９を有する。

封筒１５は封筒１５の接続上端２３に略平行な切断線２
１，２１により郭成される切断線又は分割線に沿って背
面パネル１９のみを切断する。

封筒開封機１１は机上装置でありカッター組部、封筒送
給域３１ａとその反対側に開封封筒積上域３１ｂを収納
する隆起中央部２７を含む略方形のハウジング２５を有
する。

ハウジングは更に上方に対面する封筒支持面３５を郭成
する上部テ゛ツキプレート３３を含む。

フェンス部３７はハウジングの背部にてデツキプレート
３３から上方に延伸し、封筒送給域３１ａがら封筒開封
機を横切り、かつ開封封筒積上域３１ｂにて終止する上
方に対面する封筒案内面３９を郭成する。

隆起中央部２７は封筒案内面３９の前方に隔設されてお
り、開封される封筒が中に連続的に送給される封筒受領
溝４１を郭成するために、そこと共働とする。

隆起中央部２７は更にデツキプレート３３から上方に突
出し、封筒案内面３９がら前方向に延伸する封筒接触面
４３を郭成する。

特に第４，５図を参照すると、カッター組部１３は総体
的にデツキプレート３３上下に取付けたフレームを含む
回転カッター軸から成る。

更に、フレームは締着具４７，４７によりテ゛ツキプレ
ートにかつその下に固定取付した固定カッター・ブロッ
ク４５、垂直軸の所でかつカッター・ブロックに係り軸
腕運動するための軸支ピン５１によりカッター・ブロッ
ク４５上に支持された略し一字型可動部又は、かなしき
ブロック４９とを含む。

カッター・ブロック４５上にジャーナルされたカッター
軸５３はデツキプレート３３内の開口を通して上方に延
伸し、かつ略Ｖ−字型周縁表面を有するカッター軸５５
を支持する。

カッター軸５３は又その上端部に、かつカッター軸５５
と同軸列に取付けたゴム又は同様材料から作った略円筒
状の送給ローラー５７を有する。

軸支ピン５１近くのかなしきブロック４９上にジャーナ
ルしたがなしき軸５９はカッター軸５３と軸方向に平行
列にデツキプレーＩ・３３中を上方に延伸する。

その上端にてかなしき軸５９は、後述するように間につ
まみを郭成するためにカッター軸５５の周縁端部と共働
する略■−字型の周縁溝を有するがなしき輪６１を支持
する。

ゴム又は他の同様品製でかなしき輪６１と同軸列のかな
しき軸５９の上端に取付けた他の円筒状の送給ローラー
６３は送給ローラー５７と共働する。

カッター軸５５とその連結送給ローラー５７はモーター
６５が駆動する。

望ましくは図示したように、かなしき輪６１と送給ロー
ラー６３は又、カッター軸５５と送給ローラー５７と反
対方向にかつ時間的関係において回転駆動される。

輪列はカッター軸、がなしき輪および送給ローラーを駆
動するために設けてあり、かつモーター６５が支持して
いるギアー６７、カッター軸５３上に取付けたギアー６
９、ギアー６９と噛合うカッター軸５３上に取付けた他
のギアー７１を含む。

圧縮バネ７３は、かなしき輪６１とその連結した送給ロ
ーラー６３をカッター軸５５とその連結送給ローラー５
７に向ってバイアスさせるために、第４図に最良に示し
たようにＬ−字型がなしきブロック４９の一本脚とカッ
ターブロック４５間に作動する。

かなしきブロック４９の他の胴内に螺合した調整ネジ７
５はカッターブロック４５に対して支持しており、後述
するようにカッター調節するためにハウジング２５の背
部を通して外方に延伸する。

更にカッター軸５５とかなしき輪６１を考慮し、かつ第
４−７図を参照すると、カッター軸はかなしき輪６１の
周縁面内の連結円形孔７９内に受けた略Ｖ−字型周縁端
部７７を有する。

円形孔′７９の断面形状はラジアル平切面に見た場合で
第６図に最良に示しであるように周縁端部７７の断面形
状を補足するものである。

調整ネジ７５は、かなしき輪６１に所定の隔設関係に周
縁端部７７を維持し、前記隔設空間は封筒１５の前面パ
ネル１７のような封筒パネルの一つの厚みと略等しいよ
うに調整される。

円形孔７９はかなしき輪６１の周縁面と係合する周縁端
部７７を備えたカッタ輪５５を回転させて形成するのが
望ましく、そこで実質的に補助的な孔か勿ツタ輪により
かなしき輪画に作られる。

ブレードとかなしきを適正に条件づけした場合又は周縁
端部の各側端間のギャップ内に作った場合に、かつ孔の
連結する側壁が、カッタ輪とかなしき輪との間の空隙を
適切に調整した時に実質的に均一となる。

周縁端７７と円形孔７９の連結側壁間の偏心又は側方走
行は、カッター輪５５とかなしき輪６１両方を駆動して
排除され、この理由のためにギア又は駆動輪列を、カッ
タ輪とかなしき輪両方を駆動するために設けである。

送給ローラー５７，６３はカッター輪１３を通して各々
続いて来る封筒を前進させるために設けであるが、望ま
しくは図示したように別の送給ローラーセラ）８１．８
３を所定路に沿って封筒送給域３１ａから開封機の放出
端の封筒積上域３１ｂヘカッター輪を通って各封筒を前
進させるために設けである。

図示した送給ローラーは又第１図、３図に最良に示した
ように案内面３９内の開口内に露呈している偏心送給ロ
ーラーを含む。

開封すべき封筒は、封筒支持面上の送給面内に接触面４
３と係合する側端と水平積上関係にして配しである。

押具又は他の適切な送給ローラー（図示せず）は送給域
の封筒積層をフェンス３７に向って圧送するために設け
である。

連続する各封筒は案内面３９を係合するので、偏心送給
ロー′ラー８５は封筒の連結パネルを係合し、それを封
筒受領溝４１内に移送し、次いで送給ローラー８１と係
合させ、次いで該送給ローラーはそれをカッター・ユニ
ット１３内に前進させ、送給ローラー５７，６３と係合
させる。

第１図において、典型的な封筒１５は封筒受領溝４１に
送給されるのが示しである。

前進する封筒はカッター輪５５とかなしき輪６１間のつ
まみ内に移動するので、封筒は第７図の分割域８７内を
通過し、そこでは最初の分割作業は切断線２１．２１の
郭成する分割線を形成するために起る。

カッター輪５５の周縁端は第６図で示した符番８９のよ
うに封筒支持面３５から約０．７５ｍｍ上に隔設されて
おり、第２図の端２１．２１の郭成する分割線又は切断
線が封筒の一側端２３から約０．７５ｍｍの所に配する
ようにしである。

こうして、封筒１５はその中身より下で開封されるので
沖身は開封作業により損傷を受けない。

圧縮バネ７３の力はカッター輪５５が紙の幾らかの厚み
に貫通し分割するようにさせるに十分な圧力を与えるよ
うなものである。

カッター輪周縁端７７がかなしき輪溝７９内に延伸する
深さは調整ネジ７５が調整する。

かなしき輪６１は、紙クリップ、つまみ、又は他の硬い
物が分割域８′ ７内を通過する場合に、圧縮バネ７３
のバイアスに対してカッター輪５５から離反するために
自由になっている。

しかし、異物が分割域内を通過すると直ぐに、カッター
輪とかなしき輪は各々の元の調整位置に戻り、分割は続
く。

封筒が完全に力°ツタ−・ユニット１３内を通過する前
に、封筒は、開封した封筒を積上げ集めるために適切な
機構（図示せず）を設けである積上域３１ｂに更に封筒
を前進させる送給ローラー８３を係合する。

詳述した分割原則は実際にカッター輪とかなし？き輪間
の金属−金属接触しないように、か？一つ又は両輪が駆
動されることを要求する。

一つの輪が駆動される場合に、他方の輪は回転自由でな
ければならない。

しかし上述の如く両輪はカッター輪とかなしき輪間の偏
心親心（ｒｕｎ −ｏｕｔ）を排１除するか又は少なく
とも最小にするために駆動されるのが望ましい。

分割線又は切断線に沿った紙の分割は、封筒が第７図の
分割域８７内に入り通過する時に起る制御された引裂き
として最良に説明される。

この分割により何らのごみも屑も出）ず、産出される紙
のいかなる裂片はそこで棄てるべき封筒に付いたままで
ある。

こうして前述の分割作業は本質的に切紙屑を出さないも
のであり、ギアー・プーリー又は開封機の可動部分内に
引込まれる望ましくない不体裁な紙屑を残さない。

１図面の簡単な説明 第１図は封筒開封機の左側に向って上から見た封筒開封
機の斜視図。

第２図は第１図の開封機により処理され、かつ開封機に
よって開封された後の典型的な封筒の斜視図。

第３図は第１図の幾ら１か縮少した平面図で、ハウジン
グの一部が内部構造を示すように破断した図。

第４図は第１図の幾らか拡大した部分平面図でテ゛ツキ
プレートおよびカッター組部を示す図。

第５図は第４図の５−５線に沿って取った幾らか拡大し
た部分断面図。

第６図は第４図の６−６線に沿って取った幾らか拡大し
た部分断面図。

第７図は第６図の７−７線に沿って取った部分断面図。

５７．６３・・・・・・送給ローラー、１５・・・・・
・封筒、１７．１９・・・・・・前面および背面パネル
、２１・・・・・・切断線、１３，５５・・・・・・カ
ッター軸、６１・・・・・・かなしき輪、７９・・・・
・・円形孔、７７・・・・・・周縁端部、３１ａ・・・
・・・封筒送給域、３１ｂ・・・・・・封筒積上域、２
７・・・・・・隆起中央部、２５・・・・・・ハウジン
グ、３９・・・・・・封筒案内面、４１・・・・・・封
筒受領溝、４３・・・・・・封筒接触面、４７・・・・
・・締着具、４５・・・・・・固定カッターブロック、
５１・・・・・・軸支ピン、５３・・・・・・カッター
軸、３３・・・・・・テ゛ツキプレート、４９・・・・
・・がなしきブロック、６５・・・・・・モーター、６
７．６９・・・・・・ギアー、７５・・・・・・調整ネ
ジ、８１，８３・・曲送給ローラー・セット、３９・・
・・・・フェンス、７９・・・・・・円形孔。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 接続端を有する二枚のパネル１７．１９を含む封筒
   １５の開封機１１であって、前記封筒開封機は所定路に
   沿って封筒を前進させる送給装置５７．６３、前進する
   封筒１５を係合しかつ連結端の少なくとも一つの内側を
   一枚のパネルのみを連結端に対して平行な切断線２１．
   ２１に沿って切断するカッタ組部とを有し、前記カッタ
   組部は前進所定路に対して固定位置に装着した一部材４
   ５と、前記一部材４５に対して可動自在に支持した他の
   部材４９とを有する枠、前記部材４５，４９の内一方の
   上に支持してあって上記所定路の横方向に延びる軸線を
   中心に回転するカッタ輪５５と、前記両部材４５．４９
   の内の他方に支持してあって前記カッタ輪５５の軸線に
   対して平行な軸線を中心に回転するかなしき輪６１とか
   ら成り、前記かなしき輪６１の周縁にはカッタ輪５５の
   関連周縁端部を内に受ける円環円周上の孔７９を有し、
   前記孔７９は連結する周縁端７７の断面形状７７を実質
   的に補助する断面形状を有し、前記周縁端部と孔７９は
   両者でつまみ部を画成し、更に前記孔７９内に前記かな
   しき輪６１に対して隔設関係にて前記連結周縁部を保持
   する保持体を備え、前記保持体は前記かなしき輪６１と
   前記カッタ輪を互いに対して偏向バイアスさせるスプリ
   ングと、前記周縁端部７７とかなしき輪６１との間の空
   間を調整する調整ネジとを備えていることを特徴とする
   上記封筒開封機。 ２ カッタ組部は一対の送給ロール５７．６３を有する
   送給機構５７，６３から成り、内一方のロール５７はカ
   ッタ輪５５に隣接して同軸回転するように支持してあり
   、他方のロール６３はかなしき輪６１に隣接して同軸に
   支持してあり、前記両送給ロール５７，６３は両者の間
   につまみを画成することを特徴とする上記第１項記載の
   封筒開封機。 ３ カッタ組部はカッタ輪とかなしき輪とを反対方向に
   同時回転させる駆動部を含むことを特徴とする上記第１
   項記載の封筒開封機。 ４ 駆動部はギア群６５，６７．６９，７１とから成る
   ことを特徴とする上記第３項記載の封筒開封機。