JPS5952008B2 - タレツトパンチプレス - Google Patents
タレツトパンチプレスInfo
- Publication number
- JPS5952008B2 JPS5952008B2 JP2227680A JP2227680A JPS5952008B2 JP S5952008 B2 JPS5952008 B2 JP S5952008B2 JP 2227680 A JP2227680 A JP 2227680A JP 2227680 A JP2227680 A JP 2227680A JP S5952008 B2 JPS5952008 B2 JP S5952008B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- die
- punch
- turret
- cylinder
- tool
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、例えば上部タレツト装置に設けたパンチと
、下部タレツト装置に設けたダイとで、ワークWの所定
位置をパンチング加工するタレツトパンチプレスに係わ
り、更に詳しくは、タレツトパンチプレスにおいて使用
する工具の交換時に、その工具を迅速かつ円滑に交換で
きるようにしたタレツトパンチプレスに関するものであ
る。
、下部タレツト装置に設けたダイとで、ワークWの所定
位置をパンチング加工するタレツトパンチプレスに係わ
り、更に詳しくは、タレツトパンチプレスにおいて使用
する工具の交換時に、その工具を迅速かつ円滑に交換で
きるようにしたタレツトパンチプレスに関するものであ
る。
従来、この種のタレツトパンチプレスでは、その加工具
、即ちパンチやダイ等の金型は、タレツトに形成された
ガイド穴に摺動自在に嵌合され、かつ保持されていた。
このため、パンチ等の交換時には、パンチをガイド穴か
ら抜き出すのに、多くの時間と手間を要し、従つて、工
具の交換作業を能率的に行なうことができなかつた。
、即ちパンチやダイ等の金型は、タレツトに形成された
ガイド穴に摺動自在に嵌合され、かつ保持されていた。
このため、パンチ等の交換時には、パンチをガイド穴か
ら抜き出すのに、多くの時間と手間を要し、従つて、工
具の交換作業を能率的に行なうことができなかつた。
すなわち、パンチは上部タレツトから上向きに’着脱す
るのにラム装置が離れて設けてあるだけで、干渉物がな
く上方に移動する余裕空間がある。
るのにラム装置が離れて設けてあるだけで、干渉物がな
く上方に移動する余裕空間がある。
他方ダイはすぐ近くに上部タレツトがあつて、例えばロ
ボットなどでダイを取り出すのに上方の余裕空間が少な
いので泊動交換が困難であつた。
ボットなどでダイを取り出すのに上方の余裕空間が少な
いので泊動交換が困難であつた。
特に、最近では加工速度、或いはヒットレートが、非常
に大きくなつてきた事、及び送付装置(位置決め装置)
のスピードも限界に近い程高速化されてきた事等の理由
により、工具の交換時間゜もそれらにつれて短縮化され
ることが強く要望されていた。この発明は、かかる従来
の問題点に鑑み案出されたもので、その目的とするとこ
ろは、下部タレツト装置を、ダイベースとダイスペーサ
とから構成し、このダイスペーサを、ダイの交換時に、
ダイのクランプ位置と、解放位置とを移動自在に構成し
て工具の交換を円滑に、かつ迅速に行なうことができる
ようにしたタレツトパンチプレスを提供するものである
。
に大きくなつてきた事、及び送付装置(位置決め装置)
のスピードも限界に近い程高速化されてきた事等の理由
により、工具の交換時間゜もそれらにつれて短縮化され
ることが強く要望されていた。この発明は、かかる従来
の問題点に鑑み案出されたもので、その目的とするとこ
ろは、下部タレツト装置を、ダイベースとダイスペーサ
とから構成し、このダイスペーサを、ダイの交換時に、
ダイのクランプ位置と、解放位置とを移動自在に構成し
て工具の交換を円滑に、かつ迅速に行なうことができる
ようにしたタレツトパンチプレスを提供するものである
。
以下、添付図面に基づいて、この発明の好適一実施例を
説明する。
説明する。
第1図、第2図は、この発明に係る板材加工装置全体の
概略配置図を示し、この板材加工装置は、第1図及び第
3図に示すように、主としてNC付タレツトパンチプレ
スの如き加工装置本体1と、第4図に示すように多数の
金型等を収容した工具交換用の収納棚3と、前記加工装
置本体1と収納棚3との間に設置された工具5の搬入、
搬出自在な自動交換装置7とから構成されている。
概略配置図を示し、この板材加工装置は、第1図及び第
3図に示すように、主としてNC付タレツトパンチプレ
スの如き加工装置本体1と、第4図に示すように多数の
金型等を収容した工具交換用の収納棚3と、前記加工装
置本体1と収納棚3との間に設置された工具5の搬入、
搬出自在な自動交換装置7とから構成されている。
また、加工装置本体1と収納棚3との間には、ワークW
が加工装置本体1のテーブルからオーバハングしたとき
に、ワークWの先端部を支持するためのリフターテーブ
ルX(第5図参照).が設置されている。前記板状のワ
ークWにパンチング加工を行なうタレツトパンチプレス
の如き加工装置本体1には、工具5で言うところの多種
類のパンチ9(後述する)を備えた回転自在な上部タレ
ツト装置11と、この上部タレツト装置11と連動装置
(図示せず)を介して回動し、かつ後述するダイ13を
備えた下部タレツト装置15とが設けられている。
が加工装置本体1のテーブルからオーバハングしたとき
に、ワークWの先端部を支持するためのリフターテーブ
ルX(第5図参照).が設置されている。前記板状のワ
ークWにパンチング加工を行なうタレツトパンチプレス
の如き加工装置本体1には、工具5で言うところの多種
類のパンチ9(後述する)を備えた回転自在な上部タレ
ツト装置11と、この上部タレツト装置11と連動装置
(図示せず)を介して回動し、かつ後述するダイ13を
備えた下部タレツト装置15とが設けられている。
また前記ワークWを支持する支持テーブル17の上面に
は、ワークWを円滑に支持移動させるための多数の図示
しないボールが配設してある。
は、ワークWを円滑に支持移動させるための多数の図示
しないボールが配設してある。
支持テーブル17の前後側壁には、加工装置本体1のフ
レームに対して、左右方向に平行に延伸された2本のガ
イドレール19が装着され、このガイドレール19には
、支持テーブル17の長手方向と直交する向きに延伸さ
れたキヤリーガイド21の両端部が移動自在に支承され
ている。このキヤリーガイド21には、このキヤリーガ
イド21の長手方向に沿つて、水平状態で摺動自在なキ
ヤリツジ23が設けられており、このキヤリツジ23に
は、ワークWをクランプするワーククランプ装置25が
装着されている。したがつて、ワーククランプ装置25
によりワ.−クWをクランプした後に、キヤリーガイド
21をガイドレール19に沿つて移動するとともに、キ
ヤリツジ23をキヤリーガイド21の移動方向に対して
直交する方向へ水平に移動することにより、ワークWは
、支持テーブル17の水平な上面Jにおいて前後、左右
方向に移動位置決めされ、加工装置本体1に装着したパ
ンチ9、ダイ13によつてパンチング加工が行なわれる
こととなるものである。
レームに対して、左右方向に平行に延伸された2本のガ
イドレール19が装着され、このガイドレール19には
、支持テーブル17の長手方向と直交する向きに延伸さ
れたキヤリーガイド21の両端部が移動自在に支承され
ている。このキヤリーガイド21には、このキヤリーガ
イド21の長手方向に沿つて、水平状態で摺動自在なキ
ヤリツジ23が設けられており、このキヤリツジ23に
は、ワークWをクランプするワーククランプ装置25が
装着されている。したがつて、ワーククランプ装置25
によりワ.−クWをクランプした後に、キヤリーガイド
21をガイドレール19に沿つて移動するとともに、キ
ヤリツジ23をキヤリーガイド21の移動方向に対して
直交する方向へ水平に移動することにより、ワークWは
、支持テーブル17の水平な上面Jにおいて前後、左右
方向に移動位置決めされ、加工装置本体1に装着したパ
ンチ9、ダイ13によつてパンチング加工が行なわれる
こととなるものである。
なお、支持テーブル17の上面に装着した前記4ボール
は、ガイドレール19に沿つて移動するキヤリーガイド
21と干渉しないように、支持テーブル17の上面に対
して出没自在に装着されている。
は、ガイドレール19に沿つて移動するキヤリーガイド
21と干渉しないように、支持テーブル17の上面に対
して出没自在に装着されている。
前記上部タレツト装置11は、第6図、第8図に示すよ
うに、前記複数のパンチ9を着脱自在に配設した上部タ
レツト27が回動軸29を介して水平に吊設されている
。
うに、前記複数のパンチ9を着脱自在に配設した上部タ
レツト27が回動軸29を介して水平に吊設されている
。
5 上部タレツト27の周面に配設されるパンチ9は、
上部タレツト27の周面に所定の間隔を隔てて形成され
た複数のガイド孔31に夫々保持され、この複数のガイ
ド孔31内は、パンチ9の搬入、搬出を円滑にするため
に、空間部31aが形θ成されている。
上部タレツト27の周面に所定の間隔を隔てて形成され
た複数のガイド孔31に夫々保持され、この複数のガイ
ド孔31内は、パンチ9の搬入、搬出を円滑にするため
に、空間部31aが形θ成されている。
即ち、第7図に示すように、上部タレツト27に設けら
れたガイド孔31内には、キープレート35を介して、
内径が段差状に形成されたブツシユ33が嵌挿固着され
、このブツシユ33の内側qには、上端部近傍の直径を
D、下端部近傍の直径をdとした場合、D>dとなるよ
うに形成して、ブツシユ33の上下内面と摺接し、かつ
中央外周面に段差状の外形を備えた板押え37が摺動自
在に嵌挿されている。
れたガイド孔31内には、キープレート35を介して、
内径が段差状に形成されたブツシユ33が嵌挿固着され
、このブツシユ33の内側qには、上端部近傍の直径を
D、下端部近傍の直径をdとした場合、D>dとなるよ
うに形成して、ブツシユ33の上下内面と摺接し、かつ
中央外周面に段差状の外形を備えた板押え37が摺動自
在に嵌挿されている。
またこの板押え37の内部にJは、前記パンチ9が一体
的に嵌挿固着されている。従つて、ブツシユ33の内径
と、板押え37の外径とは、互いに段差部39を備えて
いるため、前記空間部31aが形成され、従つて、板押
え37を介してパンチ9をガイド孔31内に嵌挿しても
ブツシユ33の内周面と、板押え37の外周面とが密着
することがな<、工具交換時における板押え37、及び
パンチ9の搬入、搬出が極めて容易である。
的に嵌挿固着されている。従つて、ブツシユ33の内径
と、板押え37の外径とは、互いに段差部39を備えて
いるため、前記空間部31aが形成され、従つて、板押
え37を介してパンチ9をガイド孔31内に嵌挿しても
ブツシユ33の内周面と、板押え37の外周面とが密着
することがな<、工具交換時における板押え37、及び
パンチ9の搬入、搬出が極めて容易である。
また、上述のように板押え37の上端部近傍の直径Dと
、下端部近傍の直径dとが、D>dの関係にあるため、
ガイド孔31内に、板押え37を介してパンチ9を抜き
差しする場合にも、極めて容易に行なうことができる。
、下端部近傍の直径dとが、D>dの関係にあるため、
ガイド孔31内に、板押え37を介してパンチ9を抜き
差しする場合にも、極めて容易に行なうことができる。
なお、板押え37の上面と、パンチヘツド41の下面と
の間、及び板押え37とブツシユ33の上面との間には
、パンチ9及び板押え37を常時上方(第7図において
上方向)に付勢するコイルスプリングの如き弾性部材4
3a,43bが介装されている。
の間、及び板押え37とブツシユ33の上面との間には
、パンチ9及び板押え37を常時上方(第7図において
上方向)に付勢するコイルスプリングの如き弾性部材4
3a,43bが介装されている。
また前記上部タレツト27のベース面45には、第6図
及び第8図に示すように、工具(金型)検出用のスイツ
チ47と、タレツト通電装置49と、エアー配管51と
が夫々設けられている。
及び第8図に示すように、工具(金型)検出用のスイツ
チ47と、タレツト通電装置49と、エアー配管51と
が夫々設けられている。
工具検出用のスイツチ47は、上部タレツト27のガ・
イド孔31内に、工具、即ちパンチ9が挿入されている
か、否かの確認を行なうもので、例えば、ガイド孔31
内にパンチ9が嵌入されていれば、前記自動交換装置7
により、パンチ9の搬出操作が可能となるものである。
イド孔31内に、工具、即ちパンチ9が挿入されている
か、否かの確認を行なうもので、例えば、ガイド孔31
内にパンチ9が嵌入されていれば、前記自動交換装置7
により、パンチ9の搬出操作が可能となるものである。
また前記タレツト通電装置49は、上部ベース固定部5
3に装着された固定部通電体55と、ベース面45に設
置された回転部通電体57とから構成され、この回転部
通電体57は、前記検出用のスイツチ47と接接され、
固定部通電体55との継ぎの役割を図すものである。
3に装着された固定部通電体55と、ベース面45に設
置された回転部通電体57とから構成され、この回転部
通電体57は、前記検出用のスイツチ47と接接され、
固定部通電体55との継ぎの役割を図すものである。
また、エアー配管51は、後述する下部タレツト装置1
5のダイホルダ59内及びダイ13の上面のゴミ等を吹
き飛ばすために使用するもので、特にダイ13の搬入、
搬出時に吹き付けて、ダイ13の交換操作を容易にした
ものである。
5のダイホルダ59内及びダイ13の上面のゴミ等を吹
き飛ばすために使用するもので、特にダイ13の搬入、
搬出時に吹き付けて、ダイ13の交換操作を容易にした
ものである。
なお、前記第3図に示す上部タレツト27の上方の本体
フレーム63には、パンチ9を打撃するためのラム装置
65と、大寸法の板状のワークWをつみかえる際、支持
テーブル17にワータWを押圧させるクランプシリンダ
67が吊設されている。
フレーム63には、パンチ9を打撃するためのラム装置
65と、大寸法の板状のワークWをつみかえる際、支持
テーブル17にワータWを押圧させるクランプシリンダ
67が吊設されている。
なお、上記の説明において、空間部31aは板押え37
の中央外周面と、ブツシユ33の中央内周面との間に形
成してあるが、板押え37を使用しないタレツトパンチ
プレスにおいては、パンチ9の中央外周面と、ブツシユ
33の中央内周面との間に形成しても良く、またパンチ
9の上端部の3外径Dと、先端部の外径dとの関係をD
>dとなるように形成しておけば、パンチ9の交換も容
易に行なうことができる。
の中央外周面と、ブツシユ33の中央内周面との間に形
成してあるが、板押え37を使用しないタレツトパンチ
プレスにおいては、パンチ9の中央外周面と、ブツシユ
33の中央内周面との間に形成しても良く、またパンチ
9の上端部の3外径Dと、先端部の外径dとの関係をD
>dとなるように形成しておけば、パンチ9の交換も容
易に行なうことができる。
また空間部31aを構成するブツシユ33と、板押え3
7との段差部39は、上部から下部に向つてテーパ状に
形成してある。
7との段差部39は、上部から下部に向つてテーパ状に
形成してある。
次に、前記下部タレツト装置15は、前記上部タレツト
27の下方のダイベース69上に、下部タレツト71が
回転自在に設置され、この下部タレツト71は、図示し
ない連動装置を介して、同期して回動するようになつて
いる。
27の下方のダイベース69上に、下部タレツト71が
回転自在に設置され、この下部タレツト71は、図示し
ない連動装置を介して、同期して回動するようになつて
いる。
下部タレツト71には、第9図〜第13図に示すように
、前記上部タレツト27に配設したパンチ9と対向する
位置に、前記ダイ13を収容保持する複数のガイド孔7
3が設けられており、このガイド孔73は、前記ダイホ
ルダ59と、昇降自在なダイスペーサ75とから構成さ
れている。
、前記上部タレツト27に配設したパンチ9と対向する
位置に、前記ダイ13を収容保持する複数のガイド孔7
3が設けられており、このガイド孔73は、前記ダイホ
ルダ59と、昇降自在なダイスペーサ75とから構成さ
れている。
前記ダイホルダ59は、第13図に示すようにダイベー
ス69に形成されたガイド孔77と一致するように、そ
の上面に設置固定され、またダイホルダ59上には、下
部タレツト71の周面側の1部を構成するダイスペーサ
75が、スプリングの如き複数の弾性部材79を介して
昇降自在に載置されている。即ち、ダイスペーサ75は
、上記弾性部材79を介して常時上方(第12,]3図
において上方向)に付勢されている。
ス69に形成されたガイド孔77と一致するように、そ
の上面に設置固定され、またダイホルダ59上には、下
部タレツト71の周面側の1部を構成するダイスペーサ
75が、スプリングの如き複数の弾性部材79を介して
昇降自在に載置されている。即ち、ダイスペーサ75は
、上記弾性部材79を介して常時上方(第12,]3図
において上方向)に付勢されている。
この発明は、上記ダイスペーサ75が、ダイ13の交換
時に昇降するようにしたことを要旨とするもので、以下
、ダイスペーサ75の構成について詳述する。
時に昇降するようにしたことを要旨とするもので、以下
、ダイスペーサ75の構成について詳述する。
ダイスペーサ75の側壁には、第11図に示すように、
一端部を前記ダイホルダ59に枢支されたリンク部材8
1の他端部が、ピン83を介して枢支連結されている。
一端部を前記ダイホルダ59に枢支されたリンク部材8
1の他端部が、ピン83を介して枢支連結されている。
このリンク部材81の一部には、ストツパピン85が植
設されており、このストツパピン85は、ダイホルダ5
9の両側面に固定された、ダイスペーサ75の上限位置
を規制するためのストツパプレート87に当接するよう
になづCいる。前記リンク部材81の一端部は、第11
図、第12図に示すように、ダイベース69内に内装さ
れた作動ロツド89の上端部91が当接し、この作動ロ
ツド89は、スプリングの如き弾性部材93を介して、
常時下向方向、即ち、ダイベース69内に収納されるよ
うに付勢されている。
設されており、このストツパピン85は、ダイホルダ5
9の両側面に固定された、ダイスペーサ75の上限位置
を規制するためのストツパプレート87に当接するよう
になづCいる。前記リンク部材81の一端部は、第11
図、第12図に示すように、ダイベース69内に内装さ
れた作動ロツド89の上端部91が当接し、この作動ロ
ツド89は、スプリングの如き弾性部材93を介して、
常時下向方向、即ち、ダイベース69内に収納されるよ
うに付勢されている。
作動ロツド89は、後述する下部シリンダ95の伸張作
動時、つまりダイ13の交換時に、上方に押し上げられ
、これと同時に、前記リンク部材81の一端部を上方に
押し上げる。
動時、つまりダイ13の交換時に、上方に押し上げられ
、これと同時に、前記リンク部材81の一端部を上方に
押し上げる。
この結果、リンク部材81は、支持ピン97を支点とし
て、第12図の矢印方向に示すように時計方向に回動し
、リンク部材81の一端部と連結しているダイスペーサ
75が、弾性部材79の弾性力に抗して、ダイ13を解
放する下限位置まで押し下けられるのである。また、前
記ダイホルダ59の一部には、第9図に示すようにダイ
検出装置99が設けられておリ、このダイ検出装置99
は、タツチセンサ用のもので、ガイド孔73内のダイ1
3の有無を検出するものである。
て、第12図の矢印方向に示すように時計方向に回動し
、リンク部材81の一端部と連結しているダイスペーサ
75が、弾性部材79の弾性力に抗して、ダイ13を解
放する下限位置まで押し下けられるのである。また、前
記ダイホルダ59の一部には、第9図に示すようにダイ
検出装置99が設けられておリ、このダイ検出装置99
は、タツチセンサ用のもので、ガイド孔73内のダイ1
3の有無を検出するものである。
そして、例えばダイ13がガイド孔73内にあることが
確認されれば、前述の自動交換装置7により、搬出操作
が可能となる。また、下部タレツト71の周面の一部に
は、回転部通電装置101が設けられており、この回転
部通電装置101は、回転部通電体103と、固定部通
電体105とから構成され、回転部通電体103はダイ
検出装置99と接続され、固定部通電体105との継ぎ
の役割を図すものである。また固定部通電体105は、
回転部通電体103との継ぎで、図示しない中継箱へ接
続されている。
確認されれば、前述の自動交換装置7により、搬出操作
が可能となる。また、下部タレツト71の周面の一部に
は、回転部通電装置101が設けられており、この回転
部通電装置101は、回転部通電体103と、固定部通
電体105とから構成され、回転部通電体103はダイ
検出装置99と接続され、固定部通電体105との継ぎ
の役割を図すものである。また固定部通電体105は、
回転部通電体103との継ぎで、図示しない中継箱へ接
続されている。
次に、ダイベース69の下部側壁に装着された油圧シリ
ンダの如き下部シリンダ95は、第14図〜第16図に
示すように、ダイ13の交換時に、ダイ13を上昇させ
るもので、以下のように構成されている。
ンダの如き下部シリンダ95は、第14図〜第16図に
示すように、ダイ13の交換時に、ダイ13を上昇させ
るもので、以下のように構成されている。
下部シリンダ95は、ダイベース69の側壁に・取付け
られた支持プレ一卜107及び、この支持プレー卜10
7に植設された旋回軸109を中心に旋回自在な旋回プ
レ一卜111を介して取付けられている。
られた支持プレ一卜107及び、この支持プレー卜10
7に植設された旋回軸109を中心に旋回自在な旋回プ
レ一卜111を介して取付けられている。
下部シリンダ95のシリンダ本体113は、前:記旋回
プレ一卜111に装着固定されるとともに、ピストンロ
ツド115の先端には、前記ダイベース69に形成され
たガイド孔77、及び下部タレツト71に設けられたダ
イ13を収容するガイド孔73を挿通するプツシヤーへ
ツド117が,取付けられている。
プレ一卜111に装着固定されるとともに、ピストンロ
ツド115の先端には、前記ダイベース69に形成され
たガイド孔77、及び下部タレツト71に設けられたダ
イ13を収容するガイド孔73を挿通するプツシヤーへ
ツド117が,取付けられている。
またプツシヤーへツド117の側部には、前記ダイベー
ス69内に設けられた作動ロツド89に当接して、該作
動ロツド89を上方に押し上げる押し上げ部材119が
一体的に取付けられていZる。
ス69内に設けられた作動ロツド89に当接して、該作
動ロツド89を上方に押し上げる押し上げ部材119が
一体的に取付けられていZる。
従つて、前記下部シリンダ95が伸張作動して、下部タ
レツト71のガイド孔73から、ダイ13を上方に押し
上げようとする時には、この作動と同時に、押し上げ部
材119が作動ロツド8q9を押し上げて、リンク部材
81を介して、前記ダイスペーサ75を下降させるもの
である。
レツト71のガイド孔73から、ダイ13を上方に押し
上げようとする時には、この作動と同時に、押し上げ部
材119が作動ロツド8q9を押し上げて、リンク部材
81を介して、前記ダイスペーサ75を下降させるもの
である。
なお、下部シリンダ95の側部には、この下部シリンダ
95の上限位置、及び下限位置を検出するための検出装
置121(リミツトスイツチ121)が設けられている
。また、下部シリンダ95の側部には、前記支持プレ一
卜107にフランジ部材123を介して、エアーシリン
ダの如き旋回用シリンダ125が回転自在に横設されて
いる。
95の上限位置、及び下限位置を検出するための検出装
置121(リミツトスイツチ121)が設けられている
。また、下部シリンダ95の側部には、前記支持プレ一
卜107にフランジ部材123を介して、エアーシリン
ダの如き旋回用シリンダ125が回転自在に横設されて
いる。
この旋回用シリンダ125のピストンロツド127の先
端は、前記下部シリンダ95を保持する旋回プレ一卜1
11の一端部に連結され、旋回用シリンダ125の伸縮
作動により、旋回軸109を中心として前記旋回プレ一
卜111に保持された下部シリンダ95が旋回移動する
ものである。特に、この旋回用シリンダ125の作動時
としては、ワークWのパンチング加工時に、下部シリン
ダ95が支持テーブル17等の移動に邪魔とならないよ
うに移動させる場合である。
端は、前記下部シリンダ95を保持する旋回プレ一卜1
11の一端部に連結され、旋回用シリンダ125の伸縮
作動により、旋回軸109を中心として前記旋回プレ一
卜111に保持された下部シリンダ95が旋回移動する
ものである。特に、この旋回用シリンダ125の作動時
としては、ワークWのパンチング加工時に、下部シリン
ダ95が支持テーブル17等の移動に邪魔とならないよ
うに移動させる場合である。
なお、旋回用シリンダ125のピストンロツド127の
先端にも、リミツトスイツチ等の検出装置131が設け
てあり、この旋回用シリンダ125のピストンロツド1
27が前進端にあることが上記検出装置131により確
認されれば、下部シリンダ95が上昇可能となり、ダイ
13の交換操作が可能となる。
先端にも、リミツトスイツチ等の検出装置131が設け
てあり、この旋回用シリンダ125のピストンロツド1
27が前進端にあることが上記検出装置131により確
認されれば、下部シリンダ95が上昇可能となり、ダイ
13の交換操作が可能となる。
また、下部シリンダ95が伸張して、ダイ13を押し上
げた状態、つまり上限位置にあるときには、検出装置1
21の確認により旋回用シリンダ125の作動は不可能
な状態になつている。
げた状態、つまり上限位置にあるときには、検出装置1
21の確認により旋回用シリンダ125の作動は不可能
な状態になつている。
次に、第3図、及び第17図〜第20図に示す上部タレ
ツト27の上方に設けられた油圧シリンダの如き上部シ
リンダ133は、ダイ13の交換時に操作するものであ
る。この上部シリンダ133は、本体フレーム63に取
付けられ、上部タレツト27に配置されたパンチ9のほ
ぽ真上に位置するように装着されている。
ツト27の上方に設けられた油圧シリンダの如き上部シ
リンダ133は、ダイ13の交換時に操作するものであ
る。この上部シリンダ133は、本体フレーム63に取
付けられ、上部タレツト27に配置されたパンチ9のほ
ぽ真上に位置するように装着されている。
上部シリンダ133のピストンロツド135の先端には
、パンチ9を下方に押圧するプツシヤープレ一卜137
が取付けられ、また上部シリンダ133の側部には、ピ
ストンロツド135の上限、中間、及び下限位置を検出
するリミツトスイツチの如き検出装置139が設けられ
ている。
、パンチ9を下方に押圧するプツシヤープレ一卜137
が取付けられ、また上部シリンダ133の側部には、ピ
ストンロツド135の上限、中間、及び下限位置を検出
するリミツトスイツチの如き検出装置139が設けられ
ている。
この上部シリンダ133の作動は、下部シリンダ95の
伸張作動と同期し、特に、ダイ13の交換時に下部シリ
ンダ95が伸張作動してダイ13を持ち上げた時、上部
シリンダ133のピストンロツド]35も伸張作動して
パンチ9を押し下げ、このパンチ9と、下部シリンダ9
5のプツシヤーヘツド117とでサンドイツチ状態にし
てクランプする。そして、このような状態で、ダイ13
を下部夕レツト71上まで持ち上げ、後述する工具の自
動交換装置7によりダイ13を収納棚3の所定位置まで
・搬出される。
伸張作動と同期し、特に、ダイ13の交換時に下部シリ
ンダ95が伸張作動してダイ13を持ち上げた時、上部
シリンダ133のピストンロツド]35も伸張作動して
パンチ9を押し下げ、このパンチ9と、下部シリンダ9
5のプツシヤーヘツド117とでサンドイツチ状態にし
てクランプする。そして、このような状態で、ダイ13
を下部夕レツト71上まで持ち上げ、後述する工具の自
動交換装置7によりダイ13を収納棚3の所定位置まで
・搬出される。
次に、前記パンチ9及びダイ13等から構成される工具
5の収納棚3は、第4図に示すように工具5の自動交換
装置7との距離が変化しないように、地上Gに完全に固
定されている。
5の収納棚3は、第4図に示すように工具5の自動交換
装置7との距離が変化しないように、地上Gに完全に固
定されている。
この収納棚3には、複数の工具5を載置するための複数
段の水平棚141が形成されており、この水平棚141
は、少なくとも4組のパンチ9とダイ13とから成る工
具5を収納することができるように、区画形成されてい
る。
段の水平棚141が形成されており、この水平棚141
は、少なくとも4組のパンチ9とダイ13とから成る工
具5を収納することができるように、区画形成されてい
る。
また各水平棚141には、水平状態を調整できるように
図示しないアジヤストボルトが設けられている。
図示しないアジヤストボルトが設けられている。
また、図中143a, 143bは、第1ツールサポー
トと、第2ツールサポートで、パンチ9及びダイ13を
夫々1個づつ乗せて、水平棚141に対して移動しない
ように構成してある。
トと、第2ツールサポートで、パンチ9及びダイ13を
夫々1個づつ乗せて、水平棚141に対して移動しない
ように構成してある。
なお、工具5を収納する場合、パンチ9と、ダイ13と
を、上下同じ位置で、1セツトとして、ペアーで配列し
なければならない。
を、上下同じ位置で、1セツトとして、ペアーで配列し
なければならない。
また前記加工装置本体1と収納棚3との間に設置された
リフターテーブルxは、第5図に示すように、テーブル
フレーム145上に、2本のクロスさせたリフターアー
ム147a, 147bを介してアツパーテーブル14
9が水平状態で昇降自在に載置されている。
リフターテーブルxは、第5図に示すように、テーブル
フレーム145上に、2本のクロスさせたリフターアー
ム147a, 147bを介してアツパーテーブル14
9が水平状態で昇降自在に載置されている。
リフターアーム147a, 147bの夫々の一端は、
前記テーブルフレーム145の上部にピン151を介し
て回転自在に枢支され、また夫々の他端は、アツパーテ
ーブル149にピン153を介して回転自在に枢支され
ている。
前記テーブルフレーム145の上部にピン151を介し
て回転自在に枢支され、また夫々の他端は、アツパーテ
ーブル149にピン153を介して回転自在に枢支され
ている。
更にリフターアーム147a, 147bのクロス部も
ピン153aを介して回転自在に枢支連結されている。
ピン153aを介して回転自在に枢支連結されている。
また前記アツパーテーブル149の上面には、ワークW
を円滑に移動させるための、複数のフリノノ −べアリング155が配設されており、更に前記テーブ
ルフレーム145と、一方のリフターアーム147bと
の間には、アツパーテーブル149を昇降させるための
昇降用シリンダ157が設けられている。
を円滑に移動させるための、複数のフリノノ −べアリング155が配設されており、更に前記テーブ
ルフレーム145と、一方のリフターアーム147bと
の間には、アツパーテーブル149を昇降させるための
昇降用シリンダ157が設けられている。
このリフターテーブルXは、前述したように、ワークW
が、オーバーハングした時に、ワークWを受けるための
もので、従つて、自動交換装置7の作動と連動するよう
になつている。
が、オーバーハングした時に、ワークWを受けるための
もので、従つて、自動交換装置7の作動と連動するよう
になつている。
例えば、自動交換装置7の作動時に、昇降用シリンダ1
57が収縮作動して、アツパーテーブル149が下降し
、自動交換装置7の旋回作動が可能となり、またアツパ
ーテーブル149が上昇限にいるときには、自動交換装
置7の作動が制限される。
57が収縮作動して、アツパーテーブル149が下降し
、自動交換装置7の旋回作動が可能となり、またアツパ
ーテーブル149が上昇限にいるときには、自動交換装
置7の作動が制限される。
次に、リフターテーブルxの側部に設置された自動交換
装置7は、前述のように収納棚3と、加工装置本体1と
の間で、工具5の搬入並びに搬出を行なうもので、公知
のものを使用する。
装置7は、前述のように収納棚3と、加工装置本体1と
の間で、工具5の搬入並びに搬出を行なうもので、公知
のものを使用する。
この自動交換装置7は、第1図、第2図に示すように、
立設された旋回軸159に、図示しない制御装置を備え
たC形フレーム161が取付けられ、このC形フレーム
161の間の旋回軸159には、昇降かつ回転自在な旋
回ケーシング163が取付けられている。
立設された旋回軸159に、図示しない制御装置を備え
たC形フレーム161が取付けられ、このC形フレーム
161の間の旋回軸159には、昇降かつ回転自在な旋
回ケーシング163が取付けられている。
旋回ケーシング163には、工具5をクランプし、また
アンクランプ自在なイ申縮自在なメカニカルハンドル1
65が設けられている。
アンクランプ自在なイ申縮自在なメカニカルハンドル1
65が設けられている。
このような自動交換装置7の作動は、前述した上部タレ
ツト装置11.及び下部タレツト装置15等の作動と関
連するもので、その作動制御は、図示しない制御装置に
より制御されるものである。
ツト装置11.及び下部タレツト装置15等の作動と関
連するもので、その作動制御は、図示しない制御装置に
より制御されるものである。
なお、第1図において、167は油圧制御装置、169
は加工装置本体1の制御装置、171a, 171bは
、補助テーブルと、傾斜テーブルである。
は加工装置本体1の制御装置、171a, 171bは
、補助テーブルと、傾斜テーブルである。
次に、上記のような構成から成るこの発明の作用を、工
具5の搬出時と、搬入時とに分けて説明する。
具5の搬出時と、搬入時とに分けて説明する。
(a)工具5の搬出操作時の作用
先ず上部タレツト27と、下部タレツト71とに、夫々
工具5で言うところのパンチ9と、ダイ13とが取付け
られている状態から、工具5を搬出させる場合は、リフ
ターテーブルXをアツパーテーブル149を昇降用シリ
ンダ157を収縮作動させて下降させてお<。
工具5で言うところのパンチ9と、ダイ13とが取付け
られている状態から、工具5を搬出させる場合は、リフ
ターテーブルXをアツパーテーブル149を昇降用シリ
ンダ157を収縮作動させて下降させてお<。
このような状態から、自動交換装置7のメカニカルハン
ドル165を、工具5の旋回位置まで移動させる。
ドル165を、工具5の旋回位置まで移動させる。
そして、まずダイ13を搬出させる場合には、油圧制御
装置167を操作.して下部シリンダ95、及び上部シ
リンダ133を伸張作動させ、ダイ13を上昇させなが
らパンチ9と、下部シリンダ95のプツシヤーへツド1
17とでサンドイツチ状態でクランプする。また下部シ
リンダ95が伸張作動すると同時に、前述のように押し
上げ部材119が作動口ツド89を押し上げて、リンク
部材81を介して、前記ダイスペーサを下降させ、前記
自動交換装置7によりダイ13の搬出が可能となる。そ
して、このような状態から自動交換装置7のメカニカノ
レハンドノレ165によりダイ13をクランプし、旋回
軸159を中心に旋回ケーシング163を旋回させて、
クランプしたダイ13を収納棚3の水平棚141の所定
位置に載置させるのである。次に、パンチ9を搬出させ
る場合には、上下部シリンダ133,95を夫々収縮作
動させて元の状態まで復帰させ、そして前記自動交換装
置7を、パンチのクランプ位置まで旋回させるとともに
、メカニカルハンドル165を図示しない制御装置から
の指令により所定位置まで伸縮作動させる。
装置167を操作.して下部シリンダ95、及び上部シ
リンダ133を伸張作動させ、ダイ13を上昇させなが
らパンチ9と、下部シリンダ95のプツシヤーへツド1
17とでサンドイツチ状態でクランプする。また下部シ
リンダ95が伸張作動すると同時に、前述のように押し
上げ部材119が作動口ツド89を押し上げて、リンク
部材81を介して、前記ダイスペーサを下降させ、前記
自動交換装置7によりダイ13の搬出が可能となる。そ
して、このような状態から自動交換装置7のメカニカノ
レハンドノレ165によりダイ13をクランプし、旋回
軸159を中心に旋回ケーシング163を旋回させて、
クランプしたダイ13を収納棚3の水平棚141の所定
位置に載置させるのである。次に、パンチ9を搬出させ
る場合には、上下部シリンダ133,95を夫々収縮作
動させて元の状態まで復帰させ、そして前記自動交換装
置7を、パンチのクランプ位置まで旋回させるとともに
、メカニカルハンドル165を図示しない制御装置から
の指令により所定位置まで伸縮作動させる。
このような状態からパンチ9の所望の位置.を、メカニ
カノレハンドノレ165によりクランプし、パンチ9を
上部タレツト27のガイド孔31から引き上げるように
操作し、前述の作動と同様に、旋回軸159を中心に旋
回ケーシング163を旋回させて、パンチ9を収納棚3
の水.平棚141の所定位置に載置させるのである。
カノレハンドノレ165によりクランプし、パンチ9を
上部タレツト27のガイド孔31から引き上げるように
操作し、前述の作動と同様に、旋回軸159を中心に旋
回ケーシング163を旋回させて、パンチ9を収納棚3
の水.平棚141の所定位置に載置させるのである。
以上のような作動により、パンチ9及びダイ13からな
る工具5の搬出操作は終了する。(b)工具5の搬入操
作時における作用上記のように、工具5の搬出操作が終
了した1段階で、次に新たな工具を搬入させようとする
場合には、前記自動交換装置7のメカニカルハンドル1
65により、収納棚3内に配設された多数の工具5のう
ちから、先ず必要なパンチ9を選択して取出し、自動交
換装置7を旋回させて上部タレツト27のガイド孔31
内に上方から挿入させる。
る工具5の搬出操作は終了する。(b)工具5の搬入操
作時における作用上記のように、工具5の搬出操作が終
了した1段階で、次に新たな工具を搬入させようとする
場合には、前記自動交換装置7のメカニカルハンドル1
65により、収納棚3内に配設された多数の工具5のう
ちから、先ず必要なパンチ9を選択して取出し、自動交
換装置7を旋回させて上部タレツト27のガイド孔31
内に上方から挿入させる。
次に、自動交換装置7を、収納棚3の所定位置まで再び
旋回させて、上記パンチ9と対応する必要なダイ13を
選択して取出し、上記と同様に自動交換装置7を旋回さ
せながら下部タレツト71の所置まで移動させる。
旋回させて、上記パンチ9と対応する必要なダイ13を
選択して取出し、上記と同様に自動交換装置7を旋回さ
せながら下部タレツト71の所置まで移動させる。
そして、下部タレツト71のガイド孔73内に伸張して
いる下部シリンダ95のプツシヤーへツド117上に、
ダイ13を載置保持させた状態で、前記上部シリンダ1
33を下方に伸張作動させる。
いる下部シリンダ95のプツシヤーへツド117上に、
ダイ13を載置保持させた状態で、前記上部シリンダ1
33を下方に伸張作動させる。
このような状態で、パンチ9を押し下げ、該パンチ9と
、煎記下部シリンダ95とで、ダイ13をサンドイツチ
状態にしたとき、自動交換装置7がダイ13を解放し、
これと同時に自動交換装置7を加工装置本体1から遠ざ
ける。
、煎記下部シリンダ95とで、ダイ13をサンドイツチ
状態にしたとき、自動交換装置7がダイ13を解放し、
これと同時に自動交換装置7を加工装置本体1から遠ざ
ける。
そして上下部シリンダ133, 95を夫々収縮作動さ
せて元の状態にさせる。これにより、工具交換作業の全
ての作業が完了する。
せて元の状態にさせる。これにより、工具交換作業の全
ての作業が完了する。
そして、以上のような工具交換作業完了後、加工装置本
体1にて、ワークWの所定のパンチング加工を行なうも
のである。
体1にて、ワークWの所定のパンチング加工を行なうも
のである。
なお、上記の実施例では、工具交換ステーシヨンを1箇
所に設けた場合について説明したが、このような実施例
に限定されず、工具交換ステーシヨンを少なくとも2箇
所以上に設けておけば、1つのステーシヨンを利用して
加工している時に、他のステーシヨンの工具5を自動的
に交換することができ、従つて、工具交換の時間を著し
く短縮することができる。
所に設けた場合について説明したが、このような実施例
に限定されず、工具交換ステーシヨンを少なくとも2箇
所以上に設けておけば、1つのステーシヨンを利用して
加工している時に、他のステーシヨンの工具5を自動的
に交換することができ、従つて、工具交換の時間を著し
く短縮することができる。
この発明は、上記のようにダイ13の交換時に、ダイス
ペーサ75が、ダイ13のクランプ位置と、解放位置と
を自動的に移動するため、ダイ13の交換をきわめて円
滑に、かつ迅速に行なうことができ、従つて工具交換の
作業能率を著し<向上することができる。
ペーサ75が、ダイ13のクランプ位置と、解放位置と
を自動的に移動するため、ダイ13の交換をきわめて円
滑に、かつ迅速に行なうことができ、従つて工具交換の
作業能率を著し<向上することができる。
また構成が極めて簡単であるため、安価に製作できると
ともに、メンテナンスも容易である。
ともに、メンテナンスも容易である。
なお、この発明は上記の実施例に限定されず、他の実施
態様により行なうことも可能である。
態様により行なうことも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る加工装置本体と、収納棚と、
自動交換装置との配置関係を示す説明図、第2図は第1
図の右側面から見た説明図、第3図は加工装置本体の正
面図、第4図は工具収納棚の正面図、第5図はリフター
テーブルの説明図、第6図は上部タレツト装置の平面図
、第7図は第6図のI−VII線に沿う縦断正面図、第
8図は第6図の111−111線に沿う縦断側面図、第
9図は下部タレツト装置の平面図、第10図は第9図の
X−X線に沿う一部拡大縦断面図、第11図は第9図の
M−M線に沿う拡大縦断面図、第12図は第11図の左
側面図、第13図は第9図の」X線に沿う縦断側面図、
第14図は下部シリンダの平面図、第15図は下部シリ
ンダの正面図、第16図は第15図のXVI−XVI線
に沿う側面図、第17図は上部シリンダの取付状態を示
す側面図、第18図は第17図の側面図、第19図は第
18図の平面図、第20図は第18図の左側面図である
。 (図面中の主要な符号の説明)、11・・・・・・上部
タレツト装置、9・・・・・・パンチ、15・・・・・
・下部タレツト装置、13・・・・・・ダイ、Wワーク
、69・・・・・・ダイベース、75・・・・・・ダイ
スペーサ。
自動交換装置との配置関係を示す説明図、第2図は第1
図の右側面から見た説明図、第3図は加工装置本体の正
面図、第4図は工具収納棚の正面図、第5図はリフター
テーブルの説明図、第6図は上部タレツト装置の平面図
、第7図は第6図のI−VII線に沿う縦断正面図、第
8図は第6図の111−111線に沿う縦断側面図、第
9図は下部タレツト装置の平面図、第10図は第9図の
X−X線に沿う一部拡大縦断面図、第11図は第9図の
M−M線に沿う拡大縦断面図、第12図は第11図の左
側面図、第13図は第9図の」X線に沿う縦断側面図、
第14図は下部シリンダの平面図、第15図は下部シリ
ンダの正面図、第16図は第15図のXVI−XVI線
に沿う側面図、第17図は上部シリンダの取付状態を示
す側面図、第18図は第17図の側面図、第19図は第
18図の平面図、第20図は第18図の左側面図である
。 (図面中の主要な符号の説明)、11・・・・・・上部
タレツト装置、9・・・・・・パンチ、15・・・・・
・下部タレツト装置、13・・・・・・ダイ、Wワーク
、69・・・・・・ダイベース、75・・・・・・ダイ
スペーサ。
Claims (1)
- 1 上部タレツト装置11に設けたパンチ9と、下部タ
レツト装置15に設けたダイ13とで、ワークWの所定
位置をパンチング加工するタレツトパンチプレスであつ
て、前記下部タレツト装置15をダイ13を収納保持す
るダイホルダ59と、このダイホルダ59上およびダイ
13上端部付近との全周囲に設けたワークWをダイ13
上に円滑に移動位置決めさせるダイスペーサ75から構
成し、前記ダイスペーサ75を、上昇したダイクランプ
位置と、下降したダイ解放位置とに昇降自在に設けたこ
とを特徴とするタレツトパンチプレス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2227680A JPS5952008B2 (ja) | 1980-02-26 | 1980-02-26 | タレツトパンチプレス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2227680A JPS5952008B2 (ja) | 1980-02-26 | 1980-02-26 | タレツトパンチプレス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56119631A JPS56119631A (en) | 1981-09-19 |
JPS5952008B2 true JPS5952008B2 (ja) | 1984-12-17 |
Family
ID=12078228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2227680A Expired JPS5952008B2 (ja) | 1980-02-26 | 1980-02-26 | タレツトパンチプレス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5952008B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0420964Y2 (ja) * | 1985-02-28 | 1992-05-13 |
-
1980
- 1980-02-26 JP JP2227680A patent/JPS5952008B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0420964Y2 (ja) * | 1985-02-28 | 1992-05-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56119631A (en) | 1981-09-19 |
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