JPS5951681A - 画像信号の記録装置及び記録方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この出願の発明は画像信号の記録装置及び記録方法、と
くに静止画を記録するに適した記録装置及び記録方法に
関し、特殊な機能をもたない再生装置によっても良好な
画質の静止画を再生することが可能であり、また所望の
画面を容易に検索することができる記録担体を作製する
ことを課題とする。

従来技術について 最近磁気テープを使用する画像信号の記録・再生装置（
以下ビデオテープレコーダという。）を使用して静止画
を記録・再生することが試みられているが、その手段と
してフィルムを用いて作成し念写真をビデオテープレコ
ーダで撮影する方法のにかに、フィルムを用いずビデオ
テープレコーダで直接撮影する方法も可能である。

この出願の発明は、後者に属するものである。

既存のビデオテープレコーダで静止画を記録・再生しよ
うとする場合に、その方法として下記のものを拳げるこ
とができる。

（１）　　記録は通常のつなぎ撮りで行ない、再生時テ
ープを停止して静止画にして見る。

（１１）　　フレームメモリ等を使用して数こま会同−
信号を￥記録し、再生時テープを停止して静止画にして
見る。あるいｔま回−信号が記録されている部分をくり
返して見る。

（ｉｉｉ）　　テープを停止して１こ捷記録し、再生時
もテ・−プを停止して見る。２ヘッド方式の場合は、１
トラツクピツチの段差のあるヘッドで同（手に操作する
。

と１１らのうち、（１）は厳密には静止画録画ではない
が、最もｆｆ＋ｊ便な手段である。しかし第２図に示す
ように、白矢印の方向に走行するテープＴの走行時に記
録ヘッドは図中Ｘ方向へ走査を行うが、このヘッド軌跡
（実線）とテープ停止時のヘッド軌跡（破Ｓ　）とが、
記録トラックのｆ）　ＺＡ（で１トラック分ずれるため
に、これを（写生ずるとヘッドの出力が不均一となり、
電気・機械変換素子停によりヘッドを変位させることが
できる特殊な再生装置によらなければ画質の劣化を免れ
ない。（１１）についても同様である。これに対し、（
ｉｉｉ）は（１）　、　（ｉｔ）の手段のような欠点を
生じないが、１こまし通常の再生速度で走行させると、
ＮＴＳＣ方式の場合１両面の表示時間が約１／３０秒に
すぎないので、スローモーションや１こま送す等が可能
な再生装置によらなければ所望の画面を捜し出すことが
田畑である。

この出願の発明の目的 したがって、この出願の第１の発明は、記録担体を案内
体に斜めに巻回して走行させ、回転記録ヘッドにより記
録担体を走査して画像信号を記録する装置において、特
殊な機能を有しない通常の再生装置によっても良好な画
質の静止画を再生することが可能である記録装置を提供
することを目的とする。

また第２の発明は、記録担体を案内体に斜めに巻回して
走行させ、回転記録ヘッドにより記録担体を走査して画
像信号を記録する方法において、特殊な機能を有しない
通常の再生装置によっても良好な画質の静止画を再生す
ることかを目的とする。

この出願の発明の措成 この出願の第１の発明は、記録担体を案内体に斜めに巻
回（２て走行させ、回転する記録ヘッドにより記録担体
を走査して画像信号を記録する装置において；前記記録
ヘッドの走査軌跡が記録担体の走行時とその静止時とに
おいて実効的に同じ軌跡となるよう前記記録ヘッドにそ
の走査方向を横切る方向の変位力を与える手段（後述の
具体例では、例えば、記録ヘッドを支持する第４図の電
気・機械変換素子１７　、１７’にのこぎり波電圧を加
えて記録ヘッドに変位力を与える手段）；を具える画像
信号の記録装置を特徴とする。

また第２の発明は、記録担体を案内体に斜めに巻回して
走行させ、回転する記録ヘッドにより記録４１体を走査
１−で画像信号を記録する方法において、同一の画像信
号を複数と１にわたって連続して記録しく後述の具体例
では、画像信号を第（５図のフレームメモリ２１に記憶
させ、これを記録する。）；かつ前記記憶ヘッドの走査
軌跡が記録担体の走査時と静止時とにおいて実効的に同
じ軌跡となるよう前記記録ヘッド畷その走査方向を横切
る方向の変位力を与える：画像信号の記録方法を４Ｖ徴
とする。

上記において後述の具体例の引用はなんらこの出願の発
明の範囲を限定するものではなく、この出願の発明は前
記の特許請求の範囲の記載内において適宜変更できるも
のである。

以下図面を参照して、記録担体走行機構、この出願の第
１の発明を具体化した画像信号の記Ｏ装置ｒＣ及び第２
の発明を具体化した画像信号の記録方法の順序で詳細に
説明する。

記録Ｊ−１１体走行機構について（第１図）第１図は公
知の記録Ｊ−ｄ体走行機構を示し、記録担体でちる磁気
テープＴは、上部回転シリンダ１及び下部固定シリンダ
２よりなる案内体に斜めに約１８０度巻回され、不図示
のキャプスタン及びピンチローラ等によりＦｉζ動され
て走行し、一方、−上部回転シリンダ１に固定された１
個又は俵数個の回転記録ヘッド３が磁気テープＴを斜め
に走査して記録を行う。したがってテープＴ上の記録ト
ラックが、第２図、＆Ｉ３図に示すように、テープＴの
進行方向に対して斜めに形成されることは周知のとおり
である。なお第１図において、４及び５はそれぞれ入口
側の垂直ビン及び傾斜ビンを、６及び７はそれぞれ出口
側の傾斜ピン及び垂直ピンを示している。

この出願の第１の発明を具体化した画像信号の記録装置
について（第３図〜第５図） 第３図はこの出願の発明に係る記録装置で記録される記
録トラックパターンの一例を示している。この出願の第
１及び第２の発明では、テープＴの図中白矢印の方向へ
の走行に対し、記録ヘッドは斜めに走査し、かつ記録ヘ
ッドにその走査方向を横切る方向へ変位力を与える。し
たがって記録ヘッドの走査軌跡（実線）は、テープの走
行時に記録ヘッドに前記の変位力を与えない場合の軌跡
（破線）と比較すると、１トラツク長ｔにつき１トラツ
クピツチｔの割合で図中Ｙ方向に移動するから、テープ
を走行させて記録するときのトラックパターンはテープ
を停止させて記録なするときのトラック／くターンと実
効的に同一となる。記録ヘッドに変位力を与える手段は
、記録ヘッドを電気・機械変換素子（例えば圧電体結晶
板よりなる電気・機械変換バイモルフ素子）により支持
１〜、この電気・機械変換素子に、第５図に示すような
周期的にくり返されるのこぎり波電圧を加える態様を可
とする。なオ電気・機械変換素子の印加電圧による変位
の態様及び同素子により記録ヘッドを支持する態様につ
いては、トラッキング装置４等で周知であるので、詳細
な説明を省略する。

第４図はこの出願の発明を具体化した画像信号の記録装
置の要部を示し、図中１０はクロック発振器、１１はカ
ウンタ、１２はヘッド切換パルス発生源、１３ｆｌＤＡ
変換器、１４はスイッチング回路、１５．１５’は低域
ｐ波器、１６゜１６′は増幅器、４７　、１７’は電気
・機械変換素子を示す。この例は２ヘッド方式で電気・
機械変換素子によりそれぞれ支持される２つのヘッド３
，３′を切り換えて記録する装置である。静止両記録時
には、スイ゛ツチＳ　”ｗＶ　１がＳ接点に切り換えら
れ、クロック発振器１０のクロックツ（ルスをカウンタ
１１で計数する。なおりウンタ１１の計数動作はヘッド
切換）（ルスのＲ８端子への入力によりリセットされる
。カウンタ１１の計数出力はＤＡ変換器１３で１′・ｈ
段波に変換され、スイッチング回路１４でヘッド切換）
くルスにより切り換えられ、低域沖波器１５．１５’で
のこぎり波に変換され、増幅器１６．１６’を経てそれ
ぞれ上気・機械変換素子１７　、１７．’に加えられる
。その結果、電気・機械変換素子１７゜１７′にそれぞ
れ支持される記録ヘッド３，３′がその走査方向を横切
る方向の変位力を受け、その走査軌跡を実効的に静止時
の走査軌跡と同じになるようにする。

上記の手段により記録されたテープを、電気・機械変換
素子等によるヘッド変位機構を備えず、スローモーショ
ンやこま送りの機能をもたないが、テープ停止状態の再
生は可能である最も一般的なビデオテープレコーダで再
生する場合について説明する。この出願の第２の発明に
おいては、第３図に示すように、ひとつのカット■に同
一画面Ａがくり返して記録され、これに続くカッ）ＩＩ
に次の画面Ｂが６Ｃ録されるよう構成されている。した
がって第３図に示す記録トラックパターンを有するテー
プを通常のテープ速度で再生すると、ヘッドの軌跡が第
３図の破線のようになるので、ヘッドの出力がトラック
の後半で減少し、画面の下部で雑音が多くなるが、検索
には支障がなく、同一画面が数分の１秒ないし数秒間見
られるから所望の画面を容易に捜し出すことができる。

例えばＮＴＳＣ方式で１５こま分ずつ記録されていると
すれば、約】７２秒に１回画面が切り換えられることに
なる。所望の画面が現われたら、テープを停止し、静止
画再生状態にする。このとき前述のようにヘッドの軌跡
は記録トラックに実効的に一致し、ヘッドの出力が一定
となり、全画面にわたって良好な画質が得られる。

この出願の第２の発明を具体化した画像信号の記録方法
について（第６図） 次に同一画面を複数こま連続して記録する方法について
説明する。この出願の第２の発明において、同一画面を
複数０こま連続して記録するに肖って、通常のビデオカ
メラの出力信号をそのまま記録してもよい。ただし、こ
の方法は、厳密な意味では静止画記録とはいえず、例え
ばＮＴＳＣ方式で１５こま記録すると、１／２秒間記録
することになり、その間に画面が変化すると再生時見ら
れる画面が異なってしまう。しかし、１回の記録が１１
５〜１／２秒程度であれば、はとんどの場合に実用上不
都合がない。

しかしながら被写体が高速度で変化する場合等には、厳
密な意味で静止画記録が必要となる。

そのためには、フレームメモリを用いて記録すればよい
。第６図に示すように撮像装置２ｏの出力は切換スイッ
チＳＷ２．ＳＷ３により、直接又はフレームメモリ２１
を介して、記録ヘッド３．３′に供給される。静止画を
記録するときは、これらのスイッチをＳ側に切り換え、
（最像装置２０の出力をフレームメモリ２１に蓄積して
後記録ヘッド３．３′により記録する。動画撮影のとき
は、スイッチをＭ側に切り換えて１θ、接記録する。フ
レームメモリ２１としては電荷結合素子又はビデオディ
スクを用いればよい。なお撮像装置２０が電荷結合素子
で構成されるときは、その転送部をメモリとして用いる
ことができる。また代替手段として、記録ヘッドで記す
すべきトラックより１トラック分先行するトラックの記
録を補助ヘッドで再生した信号を用いることもできる。

なお上記いずれの実施態様においても、記録ヘッド３．
３′には、テープの走行時においてその走査軌跡がその
静止時と同じ軌跡となるようその走査方向を横切る方向
の変位力が与えられる。

仁の出願の発明の効−毛 この出Ｋｎの第１の発明は前述の構成及び作用に基づき
、記録担体の走行時記録ヘッドの走行　　　□軌跡がそ
の静１ヒ時と同じ軌跡となるよう記録ヘッドにその走査
方向を横切る方向の変位力を与えて記録するので、特殊
な機能を有しない通常の再生装置によつ千も良好な画質
の静止画を再生することができる。

また第２の発明は、第１の発明による画像信号記録装置
を使用する記録方法として、上記の効果に加え、再生時
に所望の画面を容易に検索することができる記録方法を
実現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は公知の記録担体走行機構の要部の斜視図、第２
図は従来の装置により記録されるトラックパターンを示
す説す」図、第３図はこの出願の発明の画像信号記録装
置により記録されるトンツクパターンを示す説明図、第
４図はこの出願の第１の発明を具体化した画像信号記録
装置ｒｔのブロック図、第５図ｐ」、　ｐｕｓ　４図の
装置中電気・イ六緘変換素子に加える１１１圧を示す波
形図、第６図はこの出願の第２の発明において同一画面
を複数こま連続してｉ；Ｃ録するための装置を示すブロ
ック図である。 図中３．３′は記録ヘッド、１０はクロック発振器、１
１はカウンタ、１３はＩ）　Ａ変（惰器、１５゜１５′
は低域ｐ波器、１７，１．７’は電気・機械変換素子、
２０は撮像装置、２１はフレームメモリ、Ｔは磁気テー
プを示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）記録担体を案内体に斜めに巻回して走行させ、回
   転する記録ヘッドにより記録担体を走査して画像信号を
   記録するよう構成された装”ＩＮにおいて、 前記記録ヘッドの走査軌跡が記録担体の走行時とその静
   止時とにおいて実効的に同じ軌跡となるよう前記記録ヘ
   ッドにその走査方向を横切る方向の変位力を与える手段
   、 を具えることを特徴とする画像信号の記録装置。 【２）前記記録ヘッドに変位力を与える手段が、前記記
   録ヘッドを支持する電気・機械変換素子に時間的に変化
   する電圧を周期的に加える手段である前記特許請求の範
   囲（１）記載の画像信号の記録装置。 （８）記録担体を案内体に斜めに巻回して走行させ、回
   転する記録ヘッドにより記録担体を走査して画像信号を
   記録する方法において、同一の画像信号を複数こまにわ
   たって連続して記録し、 かつ前記記録ヘッドの走査軌跡が記録担体の走行時とそ
   の静止時とにおいて実効的に同じ軌跡となるよう前記記
   録ヘッドにその走査方向を横切る方向の変位力を与える
   、 ことを特徴とする画像信号の記録方法。 （４・）画ｆイご信号をフレームメモリに記憶させ、同
   一の画像信号を複数こまにわたって連続して記録するよ
   うにした前記特許請求の範囲（８）記載の画像信号の記
   録方法。 （５）記録ヘッドにより記録を行うべきトラックを１ト
   ラック分先行するトラックの記録を再生する補助ヘッド
   の出力信号を記録し、同一の画像信号を複数こまにわた
   って連続して記録するようにした前記特許請求の範囲（
   ３）記載の画像信号の記録方法。