JPS5951392B2 - レ−ザ溶接法 - Google Patents

レ−ザ溶接法

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Publication number
JPS5951392B2
JPS5951392B2 JP52140200A JP14020077A JPS5951392B2 JP S5951392 B2 JPS5951392 B2 JP S5951392B2 JP 52140200 A JP52140200 A JP 52140200A JP 14020077 A JP14020077 A JP 14020077A JP S5951392 B2 JPS5951392 B2 JP S5951392B2
Authority
JP
Japan
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welding
cylinder
cylindrical member
laser
joint
Prior art date
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Expired
Application number
JP52140200A
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English (en)
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JPS5472744A (en
Inventor
建二 牛見
稔 根本
聖捷 住吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は円筒部材の外側壁に他の溶接部材を溶接する
レーザ溶接法に関する。
従来、第1図で示すような電子部品をを製造するる場合
には、シリンダaとこのシリンダaの外周壁の一部を巻
くバンドbとを密接し、その接合部cを抵抗溶接によつ
て結合していた。
しかしながら、抵抗溶接は一方の電極をシリンダa内に
入れ他方の電極をバンドbの外側に位置し、これら電極
によつて接合部cを挟持した状態で電流を流して溶接す
る方法である。したがつて、一方の電極はシリンダaの
内径よりも小さくする必要があるとともに溶接電極の圧
力によつて変形することがある。また、溶接部からスプ
ラッシュが発生して周囲に付着するため、これの除去に
時間を要すとともに大量生産の場合、電極の保守に多く
の時間を費やすという不都合がある。また、最近ではシ
リンダaとバンドbとの接合部cにバンドbの外側から
シリンダaの中心に向うようにレーザ光を照射し、レー
ザ光によつてバンドbを溶融し、さらに内側にあるシリ
ンダaを溶融してシリンダaとバンドbとを溶接する方
法も考えられるが、バンドbはシリンダaより肉厚であ
るためバンドbを溶融するまでに大エネルギを必要とな
り、またシリンダaが溶融されたとき、シリンダaの内
面に溶融飛散物が付着し、部品が不良品になる率も多い
さらに、レーザ光の照射点の表面一部は沸点以上になり
、金属蒸気が・発生するため加工部の周囲の雰囲気を汚
染したり、光学系に損傷を与えるという問題がある。こ
の発明は上述のような種々の事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、円筒部材と溶接部材と
の接合部を必要最小限度のエネ′ルギでレーザ溶接する
と同時にレーザ溶接時に発生する金属蒸気を熱処理によ
つて除去することにより、機械的強度の優れた溶接がで
き、しかも周、囲の雰囲気を汚染することがな<レーザ
光学系等Ei影響をおよぼすことがないレーザ溶接法を
提夕供しようとするものである。以下、この発明を図面
に示す一実施例にもとずいて説明する。
第2図および第3図中1は円筒部材たとえばNi−Fe
合金で内径3.4mm肉厚0.09mmのブラウン管電
極として使用されるシリンダであり、2は溶接部材たと
えばNi−Fe合金で板厚0.5mmのストラツプとい
われるバンドである。そして、上記シリンダ1の外側壁
にはバンド2の円弧状部3が密接されている。この状態
において、上記シリンダ1とバンド2との接合部4を溶
接する場合には、まずレーザ発振器(図示しない。
)からのレーザ光Lを集光レンズ5によつて集光し、か
つその光軸L’をシリンダ1の軸心に対して約30゜傾
斜すると、レーザ光Lはシリンダ1の上端開口部を通つ
てシリンダ1の内側から接合部4に集光する。このとき
、レーザ光Lがシリンダ1の端部でカツトされないよう
にレーザ光Lのスポツト径がシリンダ1の端部付.近で
最少となるように集光レンズ5を位置決めする必要があ
る。このようにして、レーザ光Lが接合部4に照射され
ると、シリンダ1の接合部4に位置する部分は溶融し、
バンド2とレーザ溶接される。このとき、シリンダ1の
溶接点6から金属2蒸気7が発生するが、この発生方向
はシリンダ1の内面に対して垂直に進み、その金属蒸気
7は上記溶接点6と反対側のシリンダ1の内面に付着す
る。しかし、レーザ溶接後、このシリンダ1とバンド2
とをたとえば水素炉などの高温の還元雰囲2気中に入れ
ると、上記シリンダ1の内面に付着された金属蒸気は気
中拡散作用によつて除去される。なお、上記一実施例に
おいては、シリンダとこの外周の一部に接合する円弧状
部3を有するバン3ド2とを溶接して電子部品を製造す
る場合について述べたが、これは単なる一例であつて、
円筒部材とこの外側壁に接合する溶接部材とを溶接して
一体化するあらゆる部品に応用することができる。
この発明は以上説明したように、溶接面に対してレーザ
光軸を傾斜して円筒部材の内側から接合部にレーザ光を
照射し、発生する金属蒸気を円筒部材の内面に付着させ
、ついで、この円筒部材と溶接部材を高温の還元雰囲気
中に入れて上記金属蒸気を除去するようにしたから、つ
ぎのような種々の効果を奏する。
(1)低エネルギのレーザ光で機械的強度の高い溶接が
できる。
(実験によれば、材質Ni−Fe合金で内径3.4m
m内厚0.09mmのシリンダの内側からレーザ溶接し
た場合は、材質Ni−Fe合金で0.5mmのバンド側
からレーザ溶接する従来例と比較すると、レーザのエネ
ルギは約1/2の4J0u1eで同じ強度の溶接ができ
る。)(2)レーザ光軸が傾斜しているために、金属蒸
気がレーザ光学系方向に進行せず、光学系を汚染させた
り損傷を与えることがない。(3)円筒部材の内面に付
着した金属蒸気を高温の還元雰囲気中で除去することに
より、処理作業が容易で作業性を向上することができる
(4)抵抗溶接に比較して電極の管理等が不用となり、
また変形等を与えることがなく、生産の自動化も可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の溶接法を説明するための部品の斜視図、
第2図はこの発明の一実施例を示す縦断面図、第3図は
同じく平面図である。 1 ・・・・・・円筒部材(シリンダ)、2・・・・・
・溶接部材(バンド)、4 ・・・・・・接合部、L・
・・・・ルーザ光、7 ・・・・・・金属蒸気。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 円筒部材とこの外側壁に接合した溶接部材との接合
    部の溶接面に対してレーザ光軸を傾斜して上記円筒部材
    の内側から接合部にレーザ光を照射してレーザ溶接する
    方法において、レーザ溶接時に発生して円筒部材の内面
    に付着する金属蒸気をレーザ溶接後、円筒部材と溶接部
    材を高温の還元雰囲気中に入れて除去することを特徴と
    するレーザ溶接法。 2 円筒部材は溶接部材より肉厚を薄くしたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のレーザ溶接法。
JP52140200A 1977-11-22 1977-11-22 レ−ザ溶接法 Expired JPS5951392B2 (ja)

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JPS5472744A JPS5472744A (en) 1979-06-11
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CN106573330B (zh) * 2014-10-14 2019-12-20 费斯托股份有限两合公司 用于使用焊接射束生成轴-毂焊接连接部的方法
CN116727998B (zh) * 2023-08-14 2023-10-13 河北宾宏石化设备有限公司 一种斜三通管件定位焊接设备

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