JPS5951367B2 - 回転式連続押出装置 - Google Patents
回転式連続押出装置Info
- Publication number
- JPS5951367B2 JPS5951367B2 JP16201878A JP16201878A JPS5951367B2 JP S5951367 B2 JPS5951367 B2 JP S5951367B2 JP 16201878 A JP16201878 A JP 16201878A JP 16201878 A JP16201878 A JP 16201878A JP S5951367 B2 JPS5951367 B2 JP S5951367B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- circumferential groove
- die segment
- extrusion device
- continuous extrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はフラッシュの発生を効果的に抑制しうる回転式
連続押出装置に関する。
連続押出装置に関する。
従来、回転するホイールの周溝と、該周溝の一部を蓋被
するダイセグメント及びアバツトメントから構成された
押出室に、例えば棒状金属素材をホイール周溝の摩擦力
を利用して連続供給し、ダイセグメントに設けたダイ穴
から製品を押出す回転式連続押出し装置は知られている
が、ホイールの周溝と、これに嵌入したダイセグメント
との間隙は、50ミクロン程度の極めて微少間隙に製作
されているものの、押出室内に発生する極めて高い圧力
(約1万気圧)のため、可塑的状態になった素材の一部
が、前記間隙からフラッシュと称する箔片となって多量
に漏出し、製品歩留まりが悪かった。
するダイセグメント及びアバツトメントから構成された
押出室に、例えば棒状金属素材をホイール周溝の摩擦力
を利用して連続供給し、ダイセグメントに設けたダイ穴
から製品を押出す回転式連続押出し装置は知られている
が、ホイールの周溝と、これに嵌入したダイセグメント
との間隙は、50ミクロン程度の極めて微少間隙に製作
されているものの、押出室内に発生する極めて高い圧力
(約1万気圧)のため、可塑的状態になった素材の一部
が、前記間隙からフラッシュと称する箔片となって多量
に漏出し、製品歩留まりが悪かった。
この歩留まりを向上させる方法として、ホイール周溝と
ダイセグメントとの周隙をメカニカルシールにより封止
することがなされているが、構造が複雑で高価な設備と
なる欠点があった。
ダイセグメントとの周隙をメカニカルシールにより封止
することがなされているが、構造が複雑で高価な設備と
なる欠点があった。
本発明は上記の欠点を除去するためになされたものであ
って、ホイール周溝とダイセグメント装置との間隙を、
ダイセグメント装置に刻設、又は付設して形成した受圧
部材の弾性変形で封止し、製品歩留まりを大巾に向上し
うる回転式連続押出装置を提供しようとするものである
。
って、ホイール周溝とダイセグメント装置との間隙を、
ダイセグメント装置に刻設、又は付設して形成した受圧
部材の弾性変形で封止し、製品歩留まりを大巾に向上し
うる回転式連続押出装置を提供しようとするものである
。
以下、その実施例を図面について説明すると、図中1は
図外駆動装置により駆動回転されるホイールで、その外
周には断面り字状の周溝2を備えている。
図外駆動装置により駆動回転されるホイールで、その外
周には断面り字状の周溝2を備えている。
3はダイセグメントである。4はアバツトメントで前記
ダイセグメント3と共にホイール1の周溝2の一部を蓋
被し、ホイール1と協働して金属素材5を押出す押出室
を構成している。
ダイセグメント3と共にホイール1の周溝2の一部を蓋
被し、ホイール1と協働して金属素材5を押出す押出室
を構成している。
6はダイセグメント3に保持させたマンドレルである。
ダイセグメント3及びアバツトメント4は図外フレーム
に固定されたシュー7に取付けられている。
に固定されたシュー7に取付けられている。
8は押出室に臨ませてダイセグメント3に保持させたマ
ンドレルホルダで、該マンドレルホルダ8には、ホイー
ル1の回転方向(矢印B方向)に沿って手前側に、断面
長円形の穴9が穿設されており、前方側(アバツトメン
ト4側)に前記穴9よりも小断面積の穴10が並設され
ている。
ンドレルホルダで、該マンドレルホルダ8には、ホイー
ル1の回転方向(矢印B方向)に沿って手前側に、断面
長円形の穴9が穿設されており、前方側(アバツトメン
ト4側)に前記穴9よりも小断面積の穴10が並設され
ている。
11は補強リングで、これに設けたテーパ穴にダイ12
が嵌着されている。
が嵌着されている。
マンドレルホルダ8から突設させたマンドレル6と、こ
れをとり囲む補強リング11との間には前記穴9,10
と連通する環状溝13が形成されており、マンドレル6
とダイ12との周間隙部でパイプ成形される構造となっ
ている。
れをとり囲む補強リング11との間には前記穴9,10
と連通する環状溝13が形成されており、マンドレル6
とダイ12との周間隙部でパイプ成形される構造となっ
ている。
ダイセグメント装置(ダイセグメント3及び′マンドレ
ルホルダ8)のホイール周溝2に対する嵌入部には、ホ
イール回転方向に沿つて凹溝14が刻設されており、側
方の受圧部材15が押出室内に生じる圧力で弾性変形し
、間隙Aを微少化ならしめる構造としている(第5図参
照)。
ルホルダ8)のホイール周溝2に対する嵌入部には、ホ
イール回転方向に沿つて凹溝14が刻設されており、側
方の受圧部材15が押出室内に生じる圧力で弾性変形し
、間隙Aを微少化ならしめる構造としている(第5図参
照)。
16はホイール周溝2の壁面に設けたインサート部材で
ある。
ある。
本発明は、この様に構成されているので、矢印B方向に
駆動回転しているホイールの周溝2に棒状金属素材5を
供給すると、摩擦力で素材5は引き込まれ、素材先端が
周溝2内に突入保持されているアバツトメント4に到達
の後、後続して進入してくる素材のため加圧され可塑的
状態となる。
駆動回転しているホイールの周溝2に棒状金属素材5を
供給すると、摩擦力で素材5は引き込まれ、素材先端が
周溝2内に突入保持されているアバツトメント4に到達
の後、後続して進入してくる素材のため加圧され可塑的
状態となる。
しかる後、更に加圧され可塑的状態の金属素材はマンド
レルホルダ8の穴9及び穴10を分流し環状溝13内で
合流する。
レルホルダ8の穴9及び穴10を分流し環状溝13内で
合流する。
しかる後、環状溝13に続くマンドレル6とダイ12と
の周間隙部からバイブCとなって押出される。
の周間隙部からバイブCとなって押出される。
ホイール周溝2とダイセグメント装置及びアバツトメン
ト4で構成された押出室内は、押出作業時極めて高い圧
力となっているので、この圧力のためダイセグメント装
置の受圧部材15端部が、周溝壁に向は押し拡げられる
よう弾性変形し、間隙Aを微少化して間隙Aからの素材
の漏出を大巾に阻止することができる。
ト4で構成された押出室内は、押出作業時極めて高い圧
力となっているので、この圧力のためダイセグメント装
置の受圧部材15端部が、周溝壁に向は押し拡げられる
よう弾性変形し、間隙Aを微少化して間隙Aからの素材
の漏出を大巾に阻止することができる。
尚上記実施例ではパイプ製品を連続押出しする押出装置
を説明したが、棒あるいは線、その他複合材、サツシュ
等いかなる断面形状の製品を押出す回転式連続押出装置
に適用しうろことは言うまでもない。
を説明したが、棒あるいは線、その他複合材、サツシュ
等いかなる断面形状の製品を押出す回転式連続押出装置
に適用しうろことは言うまでもない。
又上記実施例では、受圧部材はダイセグメント装置のホ
イール周溝への嵌入部を刻設して形成しているが、別の
部材を付設して形成してもよい。
イール周溝への嵌入部を刻設して形成しているが、別の
部材を付設して形成してもよい。
そして第1,4図にも示したようにアバツトメント4に
も同様の構造を施すことにより更に歩留まりを向上させ
ることか゛できるものである。
も同様の構造を施すことにより更に歩留まりを向上させ
ることか゛できるものである。
以上のように、本発明によると、ホイール周溝とダイセ
グメント装置との間隙を、押出室内に発生する圧力で、
受圧部材を弾性変形させることにより微少化することが
でき、製品歩留まりの向上に寄与する効果は甚大である
。
グメント装置との間隙を、押出室内に発生する圧力で、
受圧部材を弾性変形させることにより微少化することが
でき、製品歩留まりの向上に寄与する効果は甚大である
。
第1図は本発明に係る回転式連続押出装置の概略説明図
、第2図は第1図II〜II線に沿い、ダイセグメント
装置を押出室側から見た図。 第3図は第1図III〜■■I線に沿う要部断面図。 第4図は第1図IV −IV線に沿うアバツトメントの
下面図、第5図は第3図の拡大図で併せて受圧部材の作
用状態を示す。 1・・・・・・ホイール、2・・・・・・周溝、15・
・・・・・受圧部材。
、第2図は第1図II〜II線に沿い、ダイセグメント
装置を押出室側から見た図。 第3図は第1図III〜■■I線に沿う要部断面図。 第4図は第1図IV −IV線に沿うアバツトメントの
下面図、第5図は第3図の拡大図で併せて受圧部材の作
用状態を示す。 1・・・・・・ホイール、2・・・・・・周溝、15・
・・・・・受圧部材。
Claims (1)
- 1 ホイールの周溝一部を蓋被し、ホイールと協働して
押出室を構成するダイセグメント装置のホイール周溝へ
の嵌入部に、周溝の側壁側に向は弾性変形する受圧部材
を、ホイール回転方向に沿設したことを特徴とする回転
式連続押出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16201878A JPS5951367B2 (ja) | 1978-12-27 | 1978-12-27 | 回転式連続押出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16201878A JPS5951367B2 (ja) | 1978-12-27 | 1978-12-27 | 回転式連続押出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5588926A JPS5588926A (en) | 1980-07-05 |
JPS5951367B2 true JPS5951367B2 (ja) | 1984-12-13 |
Family
ID=15746483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16201878A Expired JPS5951367B2 (ja) | 1978-12-27 | 1978-12-27 | 回転式連続押出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5951367B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2134428B (en) * | 1983-02-03 | 1987-06-17 | Metal Box Plc | Continuous extrusion of metals |
NL8302003A (nl) * | 1983-06-06 | 1985-01-02 | Henricus Peter Marie Backus | Werkwijze en inrichting voor continue plastische vervorming van ductiele nonferrometalen. |
JPS6152968A (ja) * | 1984-08-22 | 1986-03-15 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 連続鋳造における溶湯注入方法 |
JPH07284841A (ja) * | 1994-04-12 | 1995-10-31 | Yano Eng:Kk | 押出用ホローダイス及びコンフォーム押出装置 |
CN111672922A (zh) * | 2020-06-23 | 2020-09-18 | 刘伟良 | 一种不锈钢的挤压成型装置 |
-
1978
- 1978-12-27 JP JP16201878A patent/JPS5951367B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5588926A (en) | 1980-07-05 |
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