JPS5951356A - 蛋白質検出用多層分析素子 - Google Patents

蛋白質検出用多層分析素子

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JPS5951356A
JPS5951356A JP16290382A JP16290382A JPS5951356A JP S5951356 A JPS5951356 A JP S5951356A JP 16290382 A JP16290382 A JP 16290382A JP 16290382 A JP16290382 A JP 16290382A JP S5951356 A JPS5951356 A JP S5951356A
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JP
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alkaline
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protein
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JP16290382A
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Morio Kobayashi
小林 守夫
Isao Haga
葉賀 功
Kenichiro Okaniwa
憲一郎 岡庭
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/68Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving proteins, peptides or amino acids

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は分析化学に関し、更に流体試料中の蛋白質を分
析する為の分析素子に関する。
近年、分析化学の分野において、溶液系で分析反応を行
なわしめる方法に対し、定量性、操作性とも著しく向上
した乾式多層分析素子の開発がなされている。例えば、
米国特許第3,992,158号に記載の如く、親水性
コロイド物質の試薬層中に、あらかじめ分析に必要な試
薬を全て含有させた多孔性展開層を積層したもの等であ
る。
しかし、臨床化学の分野に用いられることを目的とし、
そのpH条件は比較的おだやかな中性、弱アルカリ性及
び弱酸性の領域で用いられる事が開示されている。
ところが分析化学の分野においては、強アルカリ性下の
如く、厳しい条件下で分析反応を行なわしめる有用な反
応が種々知られている。
そして、例えば特開昭54−101398号には、高p
i(条件下における液体分析用要素が提案されている。
上記特許は、実質的にナトリウムイオンを含まないアル
カリとアルカリ保護性ポリマーとの組合せにより、安定
な層を構成するというものである。しかしながら、これ
ら要素に用いられるアルカリ保護性ポリマーも十分アル
カリを保護する事はできず長期間保存する場合には、空
気中の水分及び炭酸ガス等により劣化をきたし、分析に
おける感度低下をまねくという欠点を有している。
また上記特許に開示されている分析要素では、呈色濃度
が低く、定量性を著しく損うという重大なる欠点も有し
ている。
本発明の目的は上記欠点を解消し、強アルカリ性下にお
ける分析が可能な素子を提供することにある。
本発明者は、上記目的に沿って鋭意研究を重ねた結果、
液体不浸透性光透過性の支持体と、該支持体の一側に位
置する流体試料中の成分と反応する少なくとも一種の試
薬を含有する少なくとも一層の試薬層と、該試薬層の該
支持体とは反対側に位置する少なくとも一層の多孔性展
開層とから成る多層分析素子において、該試薬層及び該
多孔性展開層の少なくともいずれか一層に、水溶性第二
銅塩、銅キレート化剤、そしてアルカリ金属の水酸化物
もしくはアルカリ金属又はアルカリ土類金属の塩から選
ばれる少なくとも二種以上のアルカリ性混合物を含有す
ることを特徴とする蛋白質検出用多層分析素子により上
記目的を達成することができた。尚本発明の実施態様と
して、水溶性第二銅塩として硫酸鋼、キレート化剤とし
て酒石酸またはその塩を用いることが好ましい。
以下、本発明の分析素子について更に詳細に説明する。
本発明に係る試薬層は、流体試r1中の成分と反応する
少なくとも一種の試薬を含有するバインダーを少なくと
も一層支持体に塗設して成る。尚該バインダーを表面に
担持する粉末濾紙或は叩解し長さを整えられた繊維質、
または高分子微小ビーズを塗設することによって相互連
絡空隙を有する層としてもよい。
本発明に係る多孔性展開層は、バインダーを表面に担持
する前記試薬層に用いると同様な繊維質または高分子微
小ビーズを前記試薬層上に積層して少なくとも一層塗設
して成る蛋白質巨大分子の流通する相互連絡空隙を有す
る層である。
本発明に係る第二銅塩、銅キレート化剤およびアルカリ
性混合物は、単独にまたは混合して前記試薬層、多孔性
展開層に割当てて含有させられる。
本発明に係るアルカリ性混合物を含有しない他の試薬層
は親水性コロイド物質から成るものが好ましい。
上記試薬層には、用いられる試薬の特性により、寥真業
界で公知であるオイルプロテクト分散法、直接分散法等
の分散法及び溶解等により、試薬を含有させる事が出来
る。
本発明に係る第二銅塩としては、塩化銅、臭化鋼、酢酸
銅、硝酸銅、硫酸銅等の水溶性の有機、無機の第二銅塩
が用いられるが、定量分析の信頼性を保証する純度を保
持しうる硫酸銅が好ましい。
また銅キレート化剤としては、エチレンジアミン或はニ
トリロ酢酸、くえん酸、酒石酸およびその塩を用いるこ
とができるが、蛋白発色等の面か 5 − ら酒石酸またはその塩が好ましい。
本発明に係るアルカリ金属の水酸化物としては水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウムであり、ア
ルカリ金属またはアルカリ土類金属の塩としては、ナト
リウム、カリウム、リチウム又はカルシウム、マグネシ
ウム、バリウム、べIJ IJウムの炭酸塩、硫酸塩、
硝酸塩、リン酸塩、ホウ酸塩、酢酸塩、塩化物、臭化物
、沃化物、弗化物等が挙げられる。
本発明における上記化合物を二種以上含有するというこ
とは、アルカリ金属水酸化物同志の組合せの場合には、
任意の割合でよいがいずれか一種は少なくとも1%以上
含有せしめる。アルカリ金属水酸化物とアルカリ金属又
はアルカリ土類金属の塩との組合せの場合には、アルカ
リ金属水酸物の割合は99〜40%であり、好ましくは
95〜50%である。
該アルカリ性混合物は、バインダーに対して種々の濃度
で含有する事が可能であるが、100重量倍以下、好ま
しくは70重量倍以下である。
 6− 本発明に係るアルカリ性混合物、水溶性第二銅塩及び銅
キレート化剤は、本発明の分析素子の試薬層及び展開層
の少なくともいずれが一層に単独もしくは、同一層に混
合して加えることも可能であり、例えばバインダーを含
有する有機溶媒もしくは、水溶液中に添加し、分散又は
溶解せしめこれを所望の層として塗設する事が可能であ
る。特にアルカリ性混合物を試薬層に含有させる際は、
その目的及び効果に応じて他の試薬類と同層でも別層で
も可能である。
また蛋白質の如き巨大分子を収納する機能を有している
、特願昭56−155788号および同57−6505
号に記載の相互連絡空隙を有する試薬層に適用すること
も可能である。
また多孔性展開層としては、例えば特公昭53−216
77号、特開昭55−164356号、特願昭56−1
3203号、同56−65446号、同56−1897
84号等に記載されているものを使用することが可能で
あり、表面に開口の補密な高分子微小ビーズまたは繊維
質が構成される展開層を用いたものが好ましい。
本発明に用いられるバインダーとしては、有機溶媒に可
溶性の高分子物質、例えばポリスチレン類、ポリアクリ
ル酸エステル類、ポリメタクリル酸エステル類、メチル
セルロース、エチルセルロース等のアルキルセルロース
類、ポリビニルブチラール、ポリビニルカーボネート等
、または水溶性高分子物質、例えばカルボキシメチルセ
ルロース、ヒドロキシエチルセルロース等の水溶性セル
0−28体類、プルラン、カルボキシメチルプルラン等
のプルラン誘導体類、ポリビニルアルコール、ポリビニ
ルピロリドン、ポリアクリルアミド等の水溶性ビニルポ
リマー類等が挙げられる。
更に水溶性ポリアミド類等も用いる事が可能であり、上
記水溶性単量体も種々の方法で用いる事が可能である。
例えば、アクリルアミド、メタアクリルアミド等のビニ
ル酸アミド類、N−ビニルピロリドン、N−ビニルイミ
ダゾール等のビニル異節環類等ヲ挙げる事が可能である
上記バインダーは目的に応じて二種以上混合する事も可
能であり、又その目的がらはずれない限り他のビニル化
合物を共重合させる事も出来る。
81− 又、本発明に付加的に用いられる添加剤として例えば保
恒剤、緩衝剤、界面活性剤等、種々の添加剤も所望に応
じて添加する事ができる。
特に界面活性剤は流体試I”lを本発明の素子に適用し
た際の浸透速度の調節等有効に用いる事ができる。
使用回合Pな界面活性剤としては、イオン性(アニオン
性またはカチオン性)、非イオン性を問わず界面活性剤
を使用する事が可能であるが、好ましくは非イオン性界
面活性剤が有効である。非イオン性界面活性剤の例とし
ては、例えば2,5−ジー1−ブチルフェノキシポリエ
チレングリコール、p−オクチルフェノキシポリエチレ
ングリコール、p−イソノニルフェノキシポリエチレン
グリコール等のアルキル置換フェノールのポリアルキレ
ンゲリコール誘導体、高級脂肪酸のポリアルキレングリ
コールエステルなどが挙げられる。これらの界面活性剤
は流体試料の試薬層への浸透速度を調節し、同時に好ま
しからざる[クロマトグラフィ現象1尭生を抑制する効
果を有する。
 9− 上記界面活性剤は広範に選択された量を用いることが可
能であるが、塗設液の重量に対して10重量バーセント
乃至0.005重量パーセント、好マしくは6重量パー
セント乃至0,05重量パーセント用いることができる
本発明の分析素子に係る前記の液体不浸透性の光透過性
支持体(以下、本発明に係る支持体と略す。)は、液体
不浸透性でかつ光透過性であればその種類を問わないが
、例えば酢酸セルp−ス、ポリエチレンテレフタレート
、ポリカーボネート、またはポリスチレンのような種々
の重合体材料がこの使用目的に適する。この場合の上記
支持体の厚さは任意であるが、好ましくは約50ミクロ
ンから250ミクロンである。また、本発明に係る支持
体の観察側の一側面は、その目的に応じて任意に加工す
ることは可能である。次に上記の支持体上に本発明に係
る前記試薬層を設ける場合、直接被覆することもできる
が、場合によっては光透過性の下塗り層を使用して試薬
層と支持体との間の接着性を高めることは効果的である
本発明の分析素子は種々の異なる配置のうち、任意の一
つをとることが可能である。更に本発明の試薬層と各種
の機能層、試薬含有層、及び部材、例えば米国特許第3
,992,158号記載の試薬層、反射層、下塗り層、
米国特許第4,042,335号記載の放射線ブロッキ
ング層、米国特許第4,066,4.03号記載のバリ
ヤ一層、米国特許第4,144,306号記載のレジス
トレーション層、米国特許第4,166.093号記載
のマイグレーション阻止層、米国特許第4,127,4
99号記載のシンチレーション層、特開昭55−908
59号記載の清掃層及び米国特許第4,110,079
号記載の破壊性ボッド状部材等を任意に組合わせて、本
発明の目的に合わせた分析素子を構成する事が可能であ
る。
上記の程々の層は、従来写真工業において公知のスライ
ドホッパー塗布法、押出し塗布法、浸漬塗布法等を随時
用いる事で任意の膜厚の層を塗布する事が可能である。
本発明の分析素子を用いて検出可能な変化として分析結
果を得たのち、反射スペクトロフォトメトリー測定によ
り測定される。このようにして得られた測定値は、あら
かじめ作製しておいた検量線に当てはめる事で、未知被
検物質の量を決定することができる。
以上のように構成された本発明の分析素子は、展開層か
ら流体試料を供給した徒、試薬層での分析反応を透明支
持体側から観察する事により目的を達成できる。
本発明の分析素子に適用される流体試料の量は任意に定
めることができるが、好ましくは約(資)μlから約5
μlであり、更に好ましくは約加μlから約5μlであ
る。通常約10μノの流体試料を適用するのが好ましい
本発明の分析素子は、高アルカリ性下で蛋白質を検出す
る為のビューレット反応を行うに適したものであり、そ
の発色性、保存性及び定量性に優れたものである。
以下に実施例をもって更に具体的に説明するが本発明は
これによって限定されるものではない。
実施例−1 12− 透明な膜厚約180 ミクロンの下塗り済ポリエチレン
テレフタレート支持体上に、第1表に掲ケタ組成の層を
順次塗布して、本発明の多層分析素子を作成した。
13− 上記構成を有する多層分析素子を作成し、各々を本発明
の分析素子(1)〜(7)とした。
更に、比較としてアルカリ保護性ポリマーであるアガロ
ース、硫酸銅及び酒石酸を含む試薬層と微結晶性セルロ
ース粒から成る展開層をポリエチレンテレフタレートフ
ィルム支持体に塗設してなる多層分析素子を作成し、比
較多層分析素子とした。
上記の本発明の多層分析素子及び比較多層分析素子を上
記素子製造直後のもの及び5℃、55%RHでω日間保
存したものを用意し、牛血清アルブミンが2.5,7.
10gAlの各水溶液を10μl展開層上に滴下し、3
7℃7分間インキュベートした後540nmで支持体側
から反射濃度を測定した。結果は下記第2表に示す。
7ゝらノ 14− 15− 上記第2表から明らかなように本発明の分析素子は公知
の比較分析索子に比べて良好な呈色濃度を示し、また、
長期間保存してもほとんど感度低下を示さない良好な多
層分析素子であることが判る。
実施例−2 透明な膜厚約180ミクロンの下塗り済ポリエチレンテ
レフタレート支持体上に、下記組成の層を順次塗布して
、本発明の多層分析素子を作成した。
上記構成を有する多層分析素子を作成し、各々を本発明
の分析素子(8)〜(10)とした。
実施例−1と同様に、上記素子製造直後のもの及び5℃
、55%冊で関口間保存したものを用意し、牛血清アル
ブミンが2 、5 、10.!lit/dlの各水溶液
を10μノ展開層上に滴下し、37℃7分間インキ−ベ
ートした後540nmで支持体側から反射濃度を測定し
た。結果は下記第4表に示す。
上記第4表の結果から明らかなように、本発明の分析素
子は、試薬層のバインダーとして疎水性高分子物質のみ
(試薬分散塗布)を用いても実施例1に於て示した本発
明の多層分析素子と同様に良好な呈色濃度を示し、また
長期間保存してもほとんど感度低下を示さない良好な多
層分析素子であることが判る。
実施例−3 透明な膜厚約180ミクロンの下塗り済ポリエチレンテ
レフタレート支持体上に、下記組成の層を順次塗布して
、本発明の多層分析素子を作成した。
19− 上記構成を有する多層分析素子を作成し、各々を本発明
の分析素子(1,1) ヘ13)とした。
実施例−1と同様に、上記素子製造直後のもの及び5℃
、55%冊で(イ)日間保存したものを用意し、牛血清
アルブミンが2 、5 、10g/d/の各水溶液を1
0μ!展開層上に滴下し37℃7分間インキュベートし
た後、540nmで支持体側から反射濃度を測定した。
結果は下記第6表に示す。
一加一 第6表 上記第6表の結果から明らかなように、本発明の分析素
子は、ポリビニルアルコール/スチレン重合体粒子から
成る相互連絡空隙を有する試薬層を適用しても良好な呈
色濃度を示し、また長期間保存してもほとんど感度低下
を示さない多層分析素子であることが判る。
代理人  桑 原 餞 美 21−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、液体不浸透性光透過性の支持体と、該支持体の一側
    に位置する流体試料中の成分と反応する少なくとも一種
    の試薬を含有する少なくとも一層の試薬層と、該試薬層
    の該支持体とは反対側に位置する少なくとも一層の多孔
    性展開層とから成る多層分析素子において、該試薬層及
    び該□多孔性展開層の少なくともいずれか一層に、水溶
    性第二銅塩、銅キレート化剤、そしてアルカリ金属の水
    酸化物もしくはアルカリ金属又はアルカリ土類金属の塩
    から選ばれる少なくとも二種以上のアルカリ性混合物を
    含有することを特徴とする蛋白質検出用多層分析素子。 2、上記水溶性第二銅塩が硫酸鋼であり、そして上記鋼
    キレーF化剤が酒石醗またはその塩である特許請求の範
    囲第1項記載の蛋白質検出用多層分析素子。 −1=
JP16290382A 1982-09-17 1982-09-17 蛋白質検出用多層分析素子 Granted JPS5951356A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4924270A (en) * 1987-10-29 1990-05-08 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Toner supply device for use in image forming apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4924270A (en) * 1987-10-29 1990-05-08 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Toner supply device for use in image forming apparatus

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