JPS5950322B2 - 化粧剤パツケ−ジ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、予め規定した量の化粧剤を調量して供給する
ための化粧剤パッケージの改良に関するものである。

特に本発明は、塗布棒によって保持される化粧側配合物
例えばマスカラの量を、ワイパ・オリフィスのサイズの
手動調節によって規定するような、非剛性の化粧側塗布
棒のためのワイパを備えた化粧剤パッケージに関するも
のである。

大抵のマスカラ化粧用品では、容器内のマスカラ溶液中
に塗布棒が配置されている。

過剰なマスカラ量は、塗布棒を容器から引出す際に弾性
的なワイパによって除かれる。

隨毛にマスカラを塗布するためのセット量は塗布棒内又
は塗布棒上に残留する。

塗布を行うに当って、大抵は等量のマスカラが、使用者
の隨毛の長さ、太さ又は密度には無関係に、かつ又、ト
リートメントを施そうとするのが上隨毛か下聴毛かには
無頓着に塗布棒に保たれる。

ところで本発明によれば、マスカラ使用者が、自分の昧
毛特に上昧毛に適したマスカラ量を塗布棒に保つことが
可能になる。

それゆえに使用者は、塗布棒に維持すべきマスカラ量を
単に選ぶだけで隨毛にマスカラを厚くコーティングした
いか、それとも薄くコーティングしたいかに応じて任意
に塗布することができる。

マスカラ量は、ワイパ・オリフィスの直径又は断面積を
適宜選択することによって決定されるのである。

みすぼらしい疎らな聴毛の持主あるいは隨毛間の最大限
に隔たっていることを好む者はもはやマスカラを過剰に
塗布したことに思い悩むこともない。

豊鏡な聴毛の持主は、塗布棒で何遍もコーティングし直
す必要なしに、より迅速に自分の隨毛を均一にコーティ
ングすることが可能になる。

また使用者は、；上聴毛よりも必ず短毛で密度の低い下
隨毛に適したマスカラ量を選ぶことも可能である。

また使用者は、個々の聴毛を互いにくっつかせる度合を
コントロールすることができる。

例えば夕暮れ時に使用する場合、婦人は、個々の隨毛が
分離した房状にくっつき合ったときに認められるような
星形（スターリー・ルック）を好むものである。

要するに本発明は、 （イ）化粧側配合物を収容した容器と、 （ロ）該容器の密閉蓋と、 □（ハ）前記密閉蓋にシャフトを介して装着されていて
、しかも前記密閉蓋を前記容器に取付けた際に化粧剤配
合物内に浸漬される化粧側塗布棒と、 に）該塗布棒から化粧側過剰分を搾り落とすために該塗
布棒を通過させるオリフィスを有するワイパと、 （ホ）前記ワイパ・オリフィスの横断面積を変化させる
ための調節機構と、 （へ）異なったワイパ・オリフィス横断面積に夫々対応
した複数の指標から成る指示手段と、（ト）選定したワ
イパ・オリフィス横断面積に対応した指標の位置を確保
する手段 から成ることを特徴としている。

次に図面につき本発明の実施例を詳説する。

第１図に示した隨毛化柱側（マスカラ）パッケージ１は
管状の容器２とキャップ３とを主体としている。

該キャップ３は雌ねじ山（図示せず）を有し、該雌ねじ
山は、容器２の雄ねじ山４と噛合う。

容器２には化粧側配合物５が部分的に充填されている。

前記キャップ３には、非剛性的なマスカラ塗布棒６、例
えばブラシ棒がシャフト７によって装着されており、か
つ前記キャップ３は塗布棒の操作つまみとして役立つ。

シャフト７は減径部８を有し、該減径部は、密閉蓋とし
てのキャップ３が容器に充分緊締されている場合、ワイ
パ・オリフィス９に隣接して位置している。

これによって、非使用時にワイパ１０にかかる変形応力
は最低限に抑えられる。

ワイパ１０は、容器２の頚部内に配置された管状のフレ
ームから成っている。

ワイパ１０の内壁１１は容器２の底の方に向ってテーパ
に形成されている。

ワイパ１０は一端に一体成形されたダイヤルリング１３
を、また他端にワイパ・オリフィス９を有している。

ワイパ１０はガイド１４を有し、このガイドは、容器頚
部の内壁に形成された対応ガイド１５と協働する。

第１図では前記ガイドはねし山として示されている。

ワイパ１０は少なくとも１つの縦スリット１６を有して
いる。

管状フレームの底部は容器２の内向き張出し部１７によ
って形成された開口内に在る。

ワイパ１０の少なくとも一部分は容器２の内部、殊に有
利には容器頚部の内部、に配置されている。

ダイヤルリング１３を回動することによってワイパ１０
は容器２の内部で縦方向に移動し、ひいては内向き張出
し部１７による圧縮又は拡張に応じてワイパ・オリフィ
ス９の直径が変化せしめられる。

縦スリット１６はワイパ材料の圧縮を助成しかつワイパ
・オリフィス９の直径を変化させることができる一方、
大体において円形の形状を維持させる。

有利な実施例ではワイパ１０は少なくとも４つの縦スリ
ット１６を有し、これらの縦スリットは、パッケージが
組立てられた場合、容器２の底に向って発散している。

第２図から判るように化粧剤パッケージは、ワイパ・オ
リフィス９の直径又は断面積を示す３つの指標り、 Ｍ
、 Ｈを有している。

各指標は、特定の、予め選定された再現可能なオリフィ
ス・サイズに相当する。

“’Ｌ” （ロー）にセットすれは゛ワイパ・オリフ
ィス９は最小断面積を有するので、少量の化粧剤しか塗
布棒６によって保持されない。

“Ｈ” （バイ）にセットすれば、ワイパ・オリフィス
は最大断面積を有しているので、これにより多量の化粧
剤を塗布棒に残す。

°“Ｍ“（メチ゛イウム）は並みの断面積を示す位置で
ある。

セツティングを何回も任意に行えるのは明らかである。

このセツティングによって使用者には、以前の使用量を
再現できるための手段が得られる。

第３図は、第１図に示したワイパの斜視図である。

第４図に変化態様として示した容器頚部内に配置された
ワイパは、スリーブ１８によって支承されている点を除
けば、第１図の実施例に類似している。

前記スリーブ１８は、ワイパと容器頚部との間に配置さ
れており、かつ、容器の底に向ってテーパを成す管状部
材から成っている。

容器に対してダイヤルリング１３を相対的に回動するこ
とによってワイパは縦方向に移動しかつワイパ・オリフ
ィスの直径は変化する。

破線は、ワイパを最小オリフィス・サイズに調節した場
合の位置を表わす。

第５図にいま１つの変化態様として示した容器頚部内に
配置したワイパ１２は、内向き張出し部２０を有する縦
スリーブ１９によって支承されている。

ワイパ１２は、該ワイパの上位に配置された管状体から
成る駆動子２１によって圧縮される。

該駆動子２１の回動によってワイパ１２は破線で示した
位置に圧縮される。

第６図は、第５図に示したワイパ１２の斜視図である。

該ワイパ１２はドーナツ形の環状体であり、該環状体は
その外壁に複数列の縦スリット２２を有している。

ワイパ１２の壁厚の一部分にわたって切込まれているに
すぎないこれらの縦スリット２２によってワイパ材料の
圧縮が容易になる。

ワイパをめぐって前記縦スリット２２を少なくとも４つ
均一な間隔をおいて設けるのが有利である。

また前記縦スリットはワイパの内壁面に設けることもで
き、あるいは又、ワイパの全壁厚を貫通する切通しスリ
ットとして設けられてもよい。

第７図に示した実施例は主として、容器がボトル２ａと
ボトルカバー２ｂから成りかつワイパ・オリフィス９の
直径がボトルカバー２ｂに対してボトル２ａを相対的に
回動することによって調節される点で、第１図乃至第６
図に示した実施例と異なっている。

化粧剤パッケージ１はボトル２ａとボトルカバー２ｂと
キャップ３から成っている。

該キャップ３は雌ねじ山（図示せず）を有し、該雌ねじ
山はボトルカバー２ｂの雄ねじ山４と螺合する。

ボトル２ａには化粧側配合物５が部分的に充填されてい
る。

非剛性的な塗布棒６、例えばブラシ棒は、シャフト７に
よってキャップ３に装着されており、かつ該キャップは
塗布棒６の操作つまみとして役立つ。

シャフト７は減径部８を有し、該減径部は、キャップ３
が充分にボトルカバー２ｂの頚部に緊締されている場合
にワイパ・オリフィス９に隣接して位置している。

これにより非使用時にワイパ１０にかかる変形応力は最
低限に抑えられる。

ワイパ１０は、ボトル２ａの頂部に装着された一体的な
リングから成り、かつワイパの内壁と外壁はボトル２ａ
の底に向ってテーパを成している。

ワイパ１０は内端にワイパ・オリフィス９を有している
。

ワイパは、ワイパ材料の圧縮を助成する少なくとも１つ
の縦スリットを有することができ、該縦スリットはワイ
パ・オリフィスの直径を変化させる一方、大体において
円形の形状を維持させる。

ボトルカバー２ｂの頚部はボトル２ａの内部へ延長して
おり、これによってワイパ１０に隣接した張出し部１７
を形成している。

ボトルカバー２ｂの頚部の内壁及び頚部延長部つまり張
出し部１７は、ボトル２ａの底へ向ってテーパを成して
いる。

ワイパ・オリフィス９の直径を調節するために、ボトル
２ａの外周壁にガイド１４が設けられており、この力゛
イドは、ボトルカバー２ｂの内周壁に設けた対応ガイド
１５と協働する。

第７図では前記ガイドはねし山として構成されている。

ボトルカバー２ｂに対して相対的にボトル２ａを回動す
ることによって、ボトル２ａはワイパ１０と一緒にボト
ルカバー２ｂの内部で縦方向に移動し、これによってワ
イパ１０にかかる張出し部１７の押圧力が増減される。

前記ボトル２ａの相対回動は、ボトルカバー２ｂからキ
ャップ３を離脱することなしに行うことができる。

ワイパ１０にかかる押圧力が大きくなるに応じてワイパ
・オリフィス９の直径も増大しかつボトル２ａから取出
される塗布棒６から化粧側配合物５が搾出される量も少
なくなる。

第８図は、第７図に示した化粧剤パッケージの側面図で
ある。

ボトルカバー２ｂの底部には、第２図と同じような形式
でワイパ・オリフィス９の直径の目安となる指標が設け
られている。

第９図及び第１０図には、管状フレームから成るワイパ
の実施例が示されている。

管状フレームの底部２３が接着又は類似の粘着手段によ
って容器の符号２５の箇所に固着されている。

フレームの頂部２４は容器に対して相対的に回動自在で
ある。

第１０図に示した捩り位置ヘワイパの頂部２４を回動す
ることによって、ワイパ・オリフィスの横断面積が制限
される。

ワイパは、容器壁に設けた対応凹所２７に係止突起２６
を嵌合することによって、回動位置に保持される。

ワイパの各セツティング位置に相応した対応凹所２７を
複数膜；けることは勿論である。

第１１図には、容器頚部内に配置したワイパの実施例が
示されている。

この場合ワイパは、第１開口２９を有するスリーブ状部
材２８と、第２開口３１を有する回転可能なフレーム３
０から成′す、前記の第２開口３１は第１開口２９に隣
接しかつ偏心して位置している。

スリーブ状部材２８とフレーム３０は、突起と溝から成
る嵌合手段３２によって互いに相対的に回動可能に装着
されている。

前記嵌合手段３２は容器軸線に対して直交°する１千面
内に設けられている。

第１と第２の開口２９，３１のオーバーラツプ部分がワ
イパ・オリフィスを形成する。

フレーム３０を回動することによってワイパ・オリフィ
スの横断面積は、第１２図に示した最小オリフィスサイ
ズと第１３図に示した最大オリフィスサイズとの間で変
化することができる。

第１４図において断面図で示したワイパは、第１１図に
示したワイパの変化態様である。

この場合ワイパ・オリフィスの直径は容器外制御部材に
□よって調節される。

第１４図ではスリーブ状部材２８は容器頚部に一体成形
されている。

本図面では回転可能なフレーム３０の一体成形部分とし
て示されている容器外制御部材が、前記フレーム３０を
回動させるために該フレーム３０に装着されている。

この容器外制御部材は、フィンガーグリップとして形成
されているのが有利である。

容器にキャップを螺合装着するために必要な雄ねじ山４
を有する容器頚部の上方部分は、本実施例では別体部分
として構成されており、該別体部分は、ｉねし山による
螺合手段を介して容器頚部の下方部分に装着されている
。

第１５図は、第１４図に示したような容器外制御部材を
有する容器の側面図である。

第１６図に断面図で示した容器頚部の近くに配置された
ワイパは、直径の異なる若干の孔３４を有する円板３３
と偏心的な導入式スリーブ状部材２８とから成り、該導
入式スリーブ状部材は、突起と溝とから成る嵌合手段３
２を介して容器頚部に回動可能に装着されておりかつ化
粧側塗布棒を前記複数の孔３４の１つへ導入する。

導入式スリーブ状部材２８の内壁は前記円板３３へ向っ
てテーパを成しており、かつスリーブ状部材２８の最小
断面積は、円板３３に穿設した最大孔３４の断面積に少
なくとも等しい。

導入式スリーブ状部材２８は、容器頚部壁に設けた対応
凹所にスリーブ状部材の係止突起２６を係合させること
によって、円板３３の関係孔３４に隣接した位置に保持
される。

この場合も、円板３３内の各孔３４に相応した対応凹所
が複数設けられている。

塗布棒から搾出される化粧剤配合物の量が、塗布棒を通
過させる円板３３の孔３４の直径に関連していることは
明らかである。

また塗布棒を容器から引出したのち、導入式スリーブ状
部材２８を回動して、別の直径を有する孔３４に整合さ
せることによってワイパ・オリフィスの直径を調節する
ことが可能である。

第１７図には、第７図と第１６図に示したようなエレメ
ントを組合わせて成るワイパの実施例の断面図が示され
ている。

容器はボトル２ａとボトルカバー２ｂとから成り、ボト
ルとボトルカバーは、突起と溝とから成る嵌合手段３２
を介して互いに調節回動可能である。

ボトル２ａの頂部は、直径の異なる複数の孔３４を有し
ているので、第１６図に示した円板３３に相当している
。

ボトルカバー２ｂの頚部には偏心的な導入式スリーブ状
部材２８が配置されており、該スリーブ状部材は化粧側
塗布棒を前記複数の孔３４の１つに導く。

第１７図ではスリーブ状部材２８は、ボトルカバー２ｂ
の頚部の一体構成部分を成している。

偏心的なスリーブ状部材２８の内壁はボトル２ａの底の
方に向ってテーパを成しておりかつスリーブ状部材２８
の最小断面積は、ボトル２ａの頂部に穿設した少なくと
も最大孔３４の断面積に等しい。

またボトルカバー２ｂの内壁には１つの係止突起２６が
設けられており、該係止突起は、ボトル２ａの外壁に設
けた複数の対応凹所の１つと協働して、導入式スリーブ
状部材２８を関係孔３４と整合した状態に保つ。

ワイパ・オリフィス径の調節は、係止突起２６が別の対
応凹所に嵌合するまで、ボトルカバー２ｂに対して相対
的にボトル２ａを回動することによって得られる。

第１６図に関連して説明したように、塗布棒から搾り取
られる化粧剤配合物の量は、その時点にスリーブ状部材
２８に接している孔３４の直径に関連している。

非剛性的な塗布棒ヘッドは、米国特許第 ３２１４７８２号明細書及び同特許第３８７０１８６号
明細書に開示されているような半径方向剛毛付きブラシ
から成っているのが有利である。

また、米国特許第３８８３２５４号明細書に開示されて
いる縦方向剛毛付きブラシのようなその他の非剛性的な
塗布棒や、米国特許第３９０８６７５号明細書に示され
ているような先端に海綿状体を有する（フオーム・テイ
ツプド）塗布棒や、米国特許第３９９８２３５号明細書
に示されている可変塗布棒も好適である。

ワイパは、エラストマ・プラスチック材料又は軽度の弾
性を有する熱可塑性プラスチック材料から製作されて□
いるのが有利である。

賞用される有利なマスカラ・パッケージでは塗布棒は、
先細ヘッドを有しかつ全直径３〜１０ｍｍ、全長５〜３
５ｍｍの半径方向剛毛付き細長ブラシから成っている。

ワイパ・オリフィスは、６−と１５ＴＩＬＩｔの間で変
化できる横断面積を有している。

ワイパ・オリフィスが実質的に円形である場合にはオリ
フィス径は通常２．５〜４．５ｍｍの間で変化されるこ
とになる。

以上述べた本発明のパッケージは、マスカラ以外の塗布
に種々適用される。

例えば眉毛、口髭、順接又は頭髪の染毛に使用される染
毛剤の量を制御するため、あるいは又、化粧剤、薬剤そ
の他の、ペースト状、液状、半液状又は粉末状製品を調
量するためにも本発明のパッケージを効果的に適用する
ことが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は完全に組立てられたマスカラ・パッケージ内に
配置された調節可能なワイパの第１実施例の縦断面図、
第２図は第１図に示したマスカラ・パッケージの側面図
、第３図は第１図に示したワイパの拡大斜視図、第４図
は容器頚部内に配置されたワイパの第１実施例の変化態
様の断面図、第５図は容器頚部内に配置されたワイパの
第１実施例のいま１つの変化態様の断面図、第６図は第
５図に示したワイパの拡大斜視図、第７図は完全に組立
てられたマスカラ・パッケージ内部に配置された調節可
能なワイパの第２実施例の縦断面図、第８図は第７図に
示したマスカラ・パッケージの縮尺側面図、第９図はワ
イパの第３実施例の断面図、第１０図は第９図に示した
ワイパの捩られた状態の斜視図、第１１図は容器頚部内
に配置されたワイパの第４実施例の断面図、第１２図は
第１１図の１２ｉ２線に沿った断面図であってワイパオ
リフィスを最小サイズで示した図、第１３図は最大サイ
ズに開かれたワイパオリフィスを示す図、第１４図は第
１１図に示したワイパの変化態様の断面図、第１５図は
第１４図に示したワイパを備えたマスカラ・パッケージ
の側面図、第１６図はワイパの第５実施例の断面図、第
１７図は第７図に示したエレメントの変化態様と第１６
図に示したエレメントの変化態様を組合わせて成るワイ
パの断面図である。 １・・・・・・化粧剤パッケージ、２・・・・・・容器
、２ａ・・・・・・ボトル、２ｂ・・・ボトルカバー、
３・・・・・・密閉蓋としてのキャップ、４・・・・・
・雄ねじ山、５・・・・・・化粧側配合物、６・・・・
・・塗布棒、７・・・・・・シャフト、８・・・・・・
減径部、９・・・・・・ワイパ・オリフィス、１０・・
・・・・ワイパ、１１・・・・・・内壁、１２・・・・
・・ワイパ、１３・・・・・・ダイヤルリング、１４・
・・・・・ガイド、１５・・・・・・対応ガイド、１６
・・・・・・縦スリット、１７・・・・・・内向き張出
し部、１８・・・・・・スリーブ、１９・・・・・・縦
スリーブ、２０・・・・・・内向き張出し部、２１・・
・・・・駆動子、２２・・・・・・縦スリット、２３・
・・・・・底部、２４・・・・・・頂部、２５・・・・
・・固着箇所、２６・・・・・・係止突起、２７・・・
・・・対応凹所、２８・・・・・・スリーブ状部材、２
９・・・・・・第１開口、３０・・・・・・フレーム、
３１・・・・・・第２開口、３２・・・・・・嵌合手段
、３３・・・・・・円板、３４・・・・・・孔。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ （イ）化粧剤配合物を収容した容器と、（ロ）該容
   器の密閉蓋と、 （ハ）前記密閉蓋にシャフトを介して装着されていて、
   しかも前記密閉蓋を前記容器に取付けた際に化粧剤配合
   物内に浸漬される化粧側塗布棒と、 に）該塗布棒から化粧側過剰分を搾り落とすために該塗
   布棒を通過させるオリフィスを有するワイパと、 （ホ）前記ワイパ・オリフィスの横断面積を変化させる
   ためあ調節機構と、 （へ）異なったワイパ・オリフィス横断面積に夫々対応
   した複数の指標から成る指示手段と、（ト）選定したワ
   イパ・オリフィス横断面積に対応した前記指示手段の指
   標を位置決めする手段とから成る化粧剤パッケージにお
   いて、前記調節機構が、対応した指標によって規定され
   た種々異なる位置へ手動により任意に調節運動可能な調
   節部材から成り、該調節部材が、前記容器から前記化粧
   側塗布棒を引出した際に該化粧側塗布棒に付着残留する
   化粧側量を予め選定可能かつ再現可能に制御するワイパ
   動作によって選定オリフィスサイズにワイパオリフィス
   を調節する手段を有していることを特徴とする化粧剤パ
   ッケージ。 ２ 前記ワイパの少なくとも一部分が、前記容器）に対
   して、又は該容器部分に対して相対回動可能に配置され
   ており、かつ前記調節機構が、前記ワイパ又はその一部
   分を回動させることによってワイパ・オリフィスの断面
   積を変化できるように構成されている特許請求の範囲第
   １項記載の化粧剤こパッケージ。 ３ 前記ワイパが前記容器又は容器部分に固定されてお
   り、かつ前記調節機構が、前記容器又は容器部分と前記
   ワイパとに対して相対回動可能な導入式スリーブ状部材
   から成り、該スリーブ状部材□が、回動して前記ワイパ
   の種々異なった区分に整合することによって前記ワイパ
   ・オリフィスの断面積を変化させるように構成されてお
   り、前記ワイパの諸区分がワイパ・オリフィスの種々異
   なった断面積を有している特許請求の範囲第１項記載の
   化粧剤パッケージ。 ４ 前記調節機構が、ワイパ又は導入式スリーブ状部材
   に設けた第１のガイドと容器頚部に設けた第２のガイド
   から成り、しかも前記第１と第２のガイドが互いに協働
   している特許請求の範囲第２項又は第３項記載の化粧剤
   パッケージ。 ５ 前記容器が、回動可能に互いにオーバーラツプする
   ２つの部分、つまり容器の第１部分と容器頚部を有する
   カバ一部分とから成り、前記調節機構が、前記容器の第
   １部分に設けた第１ガイドと前記容器のカバ一部分に設
   けた第２ガイドとから成りかつ前記第１と第２のガイド
   が互いに協働している特許請求の範囲第２項又は第３項
   記載の化柱側パッケージ。 ６ 前記ワイパが容器の第１部分に装着されている特許
   請求の範囲第５項記載の化粧剤パッケージ。 ７ 前記ワイパの少なくとも一部分が容器頚部の内部に
   位置しかつ前記容器頚部とワイパとの間に支持スリーブ
   が配置されており、かつ調節機構が、ワイパに設けた第
   １のガイドと前記支持スリーブに設けた第２のガイドと
   から成り、前記第１と第２のガイドが互いに協働してい
   る特許請求の範囲第１項記載の化粧剤パッケージ。 ８ 前記第１と第２のガイドがねし山から成る特許請求
   の範囲第７項記載の化粧剤パッケージ。 ９ 前記第１と第２のガイドが容器の縦軸線に直交する
   １平面内に位置する突起と溝とから成っている特許請求
   の範囲第７項記載の化粧剤パッケージ。 １０ 前記ワイパが、容器縦軸線に対して平行な縦軸線
   を有する管状のフレームから成っている特許請求の範囲
   第１項記載の化粧剤パッケージ。 １１ 前記管状フレームの内面が容器底の方に向ってテ
   ーパを成している特許請求の範囲第１０項記載の化粧剤
   パッケージ。 １２ 前記容器が、互いにオーバーラツプする２つの部
   分つまり、ワイパの装着された第１部分と、前記ワイパ
   に当接する張出し部を有する第２部分とから成り、前記
   調節機構が、前記容器の第１部分に設けた第１のガイド
   と、前記容器の第２部分に設けた第２のガイドから成り
   、前記第１と第２のガイドが互いに協働している特許請
   求の範囲第１項記載の化粧剤パッケージ。 １３ 前記容器の２つの部分が互いに回動可能にオーバ
   ーラツプしている特許請求の範囲第１２項記載の化粧剤
   パッケージ。 １４ 前記ワイパが、容器縦軸線に対して平行な縦軸線
   を有しかつ前記ワイパの内面と外面が容器底に向ってテ
   ーパを成している特許請求の範囲第１２項記載の化粧剤
   パッケージ。 １５ 前記容器の第１部分が容器底を有しかつ前記容器
   の第２部分が容器頚部を有している特許請求の範囲第１
   ２項記載の化粧剤パッケージ。 １６ 前記管状フレームが、ワイパ材料の圧縮を助成す
   る少なくとも１つの縦スリットを有している特許請求の
   範囲第１１項記載の化粧剤パッケージ。 １７ 前記管状フレームの底部が容器に固着されており
   かつ前記管状フレームの頂部が容器に対して相対回動可
   能に配置されており、前記容器に対する前記管状フレー
   ム頂部の相対回動によってワイパ・オリフィスの断面積
   を変化させるようにした特許請求の範囲第１０項記載の
   化粧剤パッケージ。 １８ 管状体が駆動子として、容器頚部内部で縦方向に
   運動可能にワイパの上位に配置されており、かつ前記管
   状体の縦方向運動によって前記ワイパに圧縮力を加えて
   ワイパ・オリフィスの断面積を変化させるように構成さ
   れている特許請求の範囲第１項記載の化粧剤パッケージ
   。 １９ ワイパを支持するスリーブが前記管状体と容器頚
   部との間に配置されており、前記管状体の外周面に設け
   た第１のガイドと、前記スリーブの内周面に設けた第２
   のガイドが互いに協働し、前記ワイパがドーナツ形であ
   りかつワイパ材料の圧縮を助成するための少なくとも１
   つの縦スリットを有している特許請求の範囲第１８項記
   載の化粧剤パッケージ。 ２０ ワイパが、第１開口を有するスリーブ状部材と、
   前記第１開口に隣接して偏心して位置する第２開口を有
   するフレームとから成り、しかもオーバーラツプする前
   記第１と第２の開口の各部分がワイパ・オリフィスを形
   成しかつ前記フレームに対して前記スリーブ状部材を相
   対的に回動することによって前記ワイパ・オリフィスの
   断面積を変化させるようにした特許請求の範囲第２項記
   載の化粧剤パッケージ。 ２１ 前記フレームにはフィンガーグリップが装着され
   ており、該フィンガーグリップが、ワイパ・オリフィス
   断面積を外部から制御するために容器外に延びている特
   許請求の範囲第２０項記載の化粧剤パッケージ。 ２２ ワイパが、容器縦軸線に直交する方向に容器頚部
   付近で容器内部に固定された円板から成りかつ前記ワイ
   パの諸区分が、異なった直径を有する孔によって形成さ
   れている特許請求の範囲第３項記載の化粧剤パッケージ
   。 ２３ 容器が、互いに回転可能にオーバーラツプする２
   つの部分、つまり上端部にワイパの装着された第１部分
   と、導入式スリーブ状部材の所属した容器頚部を有する
   カバ一部分とから成り、前記ワイパが円板から成りかつ
   該ワイパの前記諸区分が異なった直径を有する孔によっ
   て形成されており、かつ前記調節機構が、容器の両部分
   間に設けた突起と溝とから成っている特許請求の範囲第
   ３項記載の化粧剤パッケージ。 ２４ 塗布棒が非剛性である特許請求の範囲第１項記載
   の化粧剤パッケージ。 ２５ 塗布棒がブラシである特許請求の範囲第２４項記
   載の化粧剤パッケージ。 ２６ 調節機構が、実質的に円形のワイパ・オリフィス
   の断面積を６〜１５−の間で調節できるように構成され
   ており、かつ塗布棒が、全直径３〜１０ｍｍ、全長５〜
   ３５ｍｍを有するブラシから成っている特許請求の範囲
   第２５項記載の化粧剤パッケージ。 ２７ 塗布棒が可縮性フオーム材料から製作されている
   特許請求の範囲第２４項記載の化粧剤パッケージ。