JPS59502Y2 - 油圧クラツチの切換弁 - Google Patents

油圧クラツチの切換弁

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Publication number
JPS59502Y2
JPS59502Y2 JP1977042382U JP4238277U JPS59502Y2 JP S59502 Y2 JPS59502 Y2 JP S59502Y2 JP 1977042382 U JP1977042382 U JP 1977042382U JP 4238277 U JP4238277 U JP 4238277U JP S59502 Y2 JPS59502 Y2 JP S59502Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
clutch
switching valve
spool
port
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977042382U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53138052U (ja
Inventor
誉行 石丸
Original Assignee
井関農機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 井関農機株式会社 filed Critical 井関農機株式会社
Priority to JP1977042382U priority Critical patent/JPS59502Y2/ja
Publication of JPS53138052U publication Critical patent/JPS53138052U/ja
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Publication of JPS59502Y2 publication Critical patent/JPS59502Y2/ja
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  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ポンプ・油圧クラッチ間を結ぶポンプ通路を
タンク通路へ選択的に解放することにより、油圧クラッ
チの接続・切断を行なう切換弁に関するものである。
従来の油圧クラッチにおいては、単に上記ポンプ通路と
タンク通路間を開閉するに過ぎず、クラッチ接続時の衝
撃を吸収する手段は何ら講じられていなかった。
このため、クラッチを接続したときの衝撃はこれを装備
したトラクタ等に大きな衝撃となって伝わり、運転者に
不快感を与える結果となるという欠点があった。
本考案はこのような欠点を除去したものであり、クラッ
チ接続時において自動的に圧力制御が行なわれ衝撃のな
い状態で動力の伝達がなされるようにした油圧クラッチ
の切換弁を提供するものである。
以下、図面に示す実施例によって本考案の詳細を説明す
る。
第1図は油圧クラッチと切換弁との取付関係を示し、同
図において符号1で示すシャフトは対向して配置された
回転筒2および3中に回転自在に配置されている。
一方の回転筒2の側端は大口径の円筒部4となっており
、その周面に形成されたスプライン5には複数板の摩擦
板6が嵌合されている。
また、他方の回転筒3の側端にはクラッチのケーシング
を兼ねた円筒7が回転自在に嵌合され、円筒7中にはア
マチュア8が摺動自在に嵌合されており、このアマチュ
ア8はコイルばね9によって、常に円筒7の側壁方向に
押圧されている。
上記円筒7には油路10が設けられており、この油路1
0の一端は前記アマチュア8の背面に開口しており、他
端は機外に導びかれポンプに接続されている。
そして、この油圧クラッチとポンプを接続するポンプ通
路には切換弁11が付設されている。
切換弁11の詳細は第2図の断面図に明らかなように、
クラッチレバ−の操作によって前後進するスプール12
を有し、このスプール12の周面の一部には半円状の断
面をもつ環状溝13.14が形成されている。
一方、弁筺体側にはコイルばね15によって付勢された
スチールボール16が設けられ、前記環状溝13あるい
は14に選択的に係入し得るように構成されている。
スプール12の先端には支軸17が突設されており、こ
の支軸17にはピストン18が摺動自在に嵌合され、ス
プール12との間に弾装されたスプリング19によって
常時スプール12から遠ざかる方向に付勢されている。
ピストン1Bの前方にはボール弁20がスプリング21
によって弾持されており、この弁体20はポンプ通路2
2に対して開口するポート23を閉塞する方向に付勢さ
れている。
すなわち、このボール弁2oは油圧ポンプに接続してい
るポンプ通路22とポート23を介して対向しており、
ポンプ通路22は通路24によってクラッチに接続され
ている。
そして、前記ピストン1Bの背部に形成された室と、ポ
ンプ通路22.24とはポーI・26と絞り25を介し
て接続されている。
つぎに、以上のように構成された切換弁11の動作につ
き説明する。
第2図に示す状態はクラッチを切った状態を示し、この
状態ではスプール12は後退され、スチールボール16
が前方の環状溝13中に係入し、その遊動が規制されク
ラッチ切断状態が保持される。
このとき、ボール弁20はポート23がら離れるがある
いは弱く圧接されており、油圧ポンプがらの作動油はポ
ート23からシリンダ内に入り、タンクに接続されたタ
ンクポート27へ抜けている。
したがって、クラッチのアマチュア8の背面には少なく
ともばね9に打ち勝つような油圧は作用しない つぎに、第2図に示す状態からクラッチレバ−をクラッ
チ接続方向に操作してスプール12を前進させると、ス
チールボール16がコイルばね15の弾発力に抗して下
降し、ついで後方の溝14中に係入し、クラッチ接続の
状態が保持される。
この結果、ピストン18はスプリング19に押圧されて
前進し、シリンダの段部28によって停止する。
ピストン18が前進する結果、ボール弁20はスプリン
グ21によってポート23を閉塞する。
この閉塞力は2つのスプリング19および21のばね定
数によって決定される所定の押圧力となっている。
ポート23がボール弁20によって閉塞される結果、ポ
ンプからの作動圧はクラッチ側への油路24を介してア
マチュア8の背部に作用し、クラッチを接続する。
クラッチが接続するとポンプ通路22、24内の圧力が
急上昇し、この圧力がボール弁20を押圧しているスプ
リング19.21の閉塞力よりも大である場合には、ボ
ール弁20がスプリング21を介してピストン18を押
動しポート23を開き作動油の一部はタンクポー1−2
7からタンク方向に開放される。
この結果、クラッチ接続時における衝撃は緩和される。
一方、ポンプ通路24に作用する油圧は絞す25の絞り
作用によって遅れてピストン1Bの背部室に導かれるた
め、ピストン1Bは左方に移動し、スプリング21の設
定圧によってポート23を閉塞する。
この結果、以後はピストン18は移動しないように保持
されクラッチの接続状態を維持する。
以上の説明から明らかなように本考案によれば、クラッ
チ接続時に生じる衝撃圧のみを逃がすように構成されて
いるため、クラッチ接続のときに生じる衝撃のみを吸収
することができ、運転者に不快感を与えることがないと
いう優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は油圧クラッチと本考案に係る切換弁との接続状
態を示す縦断側面図、第2図は切換弁の縦断側面図であ
る。 11・・・・・・切換弁、12・・・・・・スプール、
18・・・・・・ピストン、20・・・・・・ボール弁
、22.24・・・・・・ポンプ通路、23・・・・・
・ポート、25・・・・・・絞り、27・・・・・・タ
ンクポート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クラッチ操作レバーの操作によって進退するスプールと
    、このスプールの先端にスプリングにより常時スプール
    から離れる方向に付勢されたピストンと、このピストン
    の前方に他のスプリングを介して弾持されポンプ通路と
    タンクとを連通ずるポートを開閉する弁体とを備え、前
    記ピストンの背部室とポンプ通路とを絞りを介して接続
    したことを特徴とする油圧クラッチの切換弁。
JP1977042382U 1977-04-05 1977-04-05 油圧クラツチの切換弁 Expired JPS59502Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977042382U JPS59502Y2 (ja) 1977-04-05 1977-04-05 油圧クラツチの切換弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977042382U JPS59502Y2 (ja) 1977-04-05 1977-04-05 油圧クラツチの切換弁

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Publication Number Publication Date
JPS53138052U JPS53138052U (ja) 1978-11-01
JPS59502Y2 true JPS59502Y2 (ja) 1984-01-09

Family

ID=28914782

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977042382U Expired JPS59502Y2 (ja) 1977-04-05 1977-04-05 油圧クラツチの切換弁

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6221045B1 (en) * 1995-04-20 2001-04-24 Acist Medical Systems, Inc. Angiographic injector system with automatic high/low pressure switching

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4715857U (ja) * 1971-03-19 1972-10-24

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JPS4715857U (ja) * 1971-03-19 1972-10-24

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JPS53138052U (ja) 1978-11-01

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