JPS5950273B2 - 合成樹脂用接着剤 - Google Patents

合成樹脂用接着剤

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JPS5950273B2
JPS5950273B2 JP9036480A JP9036480A JPS5950273B2 JP S5950273 B2 JPS5950273 B2 JP S5950273B2 JP 9036480 A JP9036480 A JP 9036480A JP 9036480 A JP9036480 A JP 9036480A JP S5950273 B2 JPS5950273 B2 JP S5950273B2
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JP
Japan
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adhesive
parts
examples
urethane
urethane polymer
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JP9036480A
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JPS5716084A (en
Inventor
達也 村知
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、合成樹脂用接着剤に関し、さらに詳しくは
、グラスランのコーナ部等を射出成形する際、直線部端
末面と成形部(コーナ部)とを接着するために直線部端
末面に塗布して使用するのに適した接着剤に関する。
塩化ビニル樹脂(以下「PVC」と略す)等で押出成形
されたグラスランは、第1図に示すように、ガラスの摺
動性を確保するために摺動部1、2にはシリコーンオイ
ルを含有する塗料(滑剤)が塗布されている。
グラスランのコーナ部を射出成形する際は、押出成形さ
れたグラスランを適宜長さに切断して得た直線部5、5
を第2、3図に示すように、金型6にセットし、スプル
ーゲートTを介して材料を注入してコーナ部8を成形し
ていた。
しかし、グラスランを適宜長さに切断する際、刃面を介
して摺動部1、2に付着しているシリコーンオイルが、
切断面に付着する。
このため、直線部端末面5a(切断面)とコーナ部8と
の接着性が良好でない。従つて、従来は、直線部端末面
5aにクロロプレン系、ポリ酢酸ビニル系、ニトリルゴ
ム系等の接着剤を塗布していたが、十分な接着性を得ら
れなかつた。この発明は、上記にかんがみて、シリコー
ンオイルが接着面に付着していても良好な接着状態を合
成樹脂相互間に生じる合成樹脂用接着剤を提供すること
にある。
この発明の要旨は、両端にNCO基をもつウレタンプレ
ポリマと低分子ジオールとを反応させて両端にNCO基
をもち、有機溶剤に溶解したウレタンポリマ100重量
部に対して金属石ケン300重量部以下を添加混合した
合成樹脂用接着剤にある。
以下、この発明の接着剤について詳細に説明する。
なお、この説明で「部」とは「重量部」のことをいい、
またウレタンプレポリマ及びウレタンポリマは、それぞ
れ分子量5000未満及び5000以上のものをいう。
この発明の合成樹脂用接着剤は、有機溶剤に溶解した下
記ウレタンポリマ(A)100部(固形分)に対し、金
属石ケン10〜150部を添加混合したものである。
ここで、金属石ケンの配合割合が上記特定範囲外である
と着力が低下する。
また、上記有機溶剤としては、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、エチルベンゼン、トリクロルエナレン(以下「
TCE」と略す)、塩化エチレン、ジメチルホルムアミ
ド(以下「DMF」と略す)、ジメチルスルホオキサイ
ド、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、酢
酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸−n−
ブチル、アニソール、テトラヒドロフラン等を例示でき
る。
また、金属石ケンとしては、ステアリン酸リチウム、ス
テアリン酸マグネシウム、ステアリン酸アルミニウム、
ステアリン酸カルシウム、ラウリン酸カルシウム、ステ
アリン酸バリウム、ラウリン酸バリウム、ステアリン酸
亜鉛、ラウリン酸亜鉛、ナフテン酸亜鉛、ステアリン酸
カドミニウム、ラウリン酸カドミニウム等を例示できる
。(4)ウレタンポリマの製造 1ポリエーテル系ジオールとポリエステル系ジオールか
らなるポリオールとジイソシアナートとを0H/NCO
=1/2〜8のモル比で前述の有機溶剤に溶解して乾燥
窒素ガス中で50〜130℃で60〜360mか反応さ
せて、両端にNCO基をもつウレタンプレポリマを得る
上記ポリエーテル系ジオールとしては、分子量1000
〜4000のポリプロピレングリコール(以下「PPG
」と略す)、ポリテトラメチレングリコール等を例示で
きる。
また、ポリエステル系ジオールとしては、分子量100
0〜4000のポリエチレンアジベート(以下「PEA
」と略す)、ポリブチレンアジペート、ポリエチレンプ
チレンアジペート、ポリジエチレンアジペート等を例示
できる。
なお、ポリエーテル系ジオール/ポリエステル系ジオー
ル=20/1〜1/20の範囲 (内で混合可能である
ジイソシアナートとしては、4,4′−ジフエニルメタ
ンジイソシアナート(以下「MDI」と略す)、4,4
′−ジフエニルエーテルジイソシアナート、1,5−ナ
フタレンジイソシ こアナート、キシレンジイソシアナ
ート等を例示できる。
ここで、接着剤があまり耐熱性(約90℃以上)を要求
されない場合は、ポリオールとしてポリエーテルジオー
ルのみを用いてもよ 4い。
ポリエステル系ジオールは主として接着剤に耐熱性を付
与する作用をする。また、さらに耐熱性が要求される場
合には、メチルメタアクリレート、エチルメタアクリレ
ート等のアクリルをこのプレポリマにグラフトさせても
よい。
このアクリルグラフト量は、下記のウレタンポリマ(直
鎖部分)100部に対して、1〜50部とする。2上記
1で得たウレタンポリマに低分子ジオールを0H/NC
O=0.6〜0.8のモル比で前述の有機溶剤に溶解し
、乾燥窒素ガス中で50〜130℃で10〜60m11
1反応させて、両端にNCO基をもつウレタンポリマを
得る。
上記低分子ジオールとしては、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ブタンジオール、ペンタンジオー
ル、ヘキサンジオール、ヘプタンジオール、オクタンジ
オール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、ジチオグリコール、ジプロピレングリコール、ネオ
ペンチルグリコール、2−エチル−2−n−ブチル−1
,3−プロパンジオール等を例示できる。
なお、上記1、2におけるプレポリマ、ポリマのウレタ
ン化反応に際し、アミン系又は錫系の触媒を添加しても
よい。
アミン系触媒としては、トリエチレンジアミン、N−メ
チルモルホリン、メチルシクロヘキシルアミン、ジメチ
ルベンジルアミン等の第3級アミン類を例示でき、また
、錫系触媒としては、ジブチル錫ジアセテート、ジブチ
ル錫ジラウレート、ジメチルオクチル錫、ジ一2−エチ
ルヘキシル錫−ビス(モノブチルマレエート)等の有機
錫化合物を例示できる。
このようにして得たこの発明の接着剤は、シリ」−ンオ
イルが接着面に付着していても初期接着IJが大きく、
また、接着力の経時劣化も小さく良了な接着状態を合成
樹脂相互間に得ることができSO次に、この発明の実施
例を比較例とともに挙げの発明の効果を確認する。
1)接着剤の調製 PPG(分子量約2000)100部、PEA(分子量
約2000)100部、MDIlOO部、TCE35O
部を乾燥窒素ガス中で80℃X3h反応を行ないウレ・
タンプレポリマを得、さらに当該ウレタンプレポリマに
トルエン875部、DMF525部、1,4−ブタンジ
オール18.9部を乾燥窒素ガス中で80℃×30mz
7z反応を行ないウレタンポリマを得た。
このウレタンポリマ100部(固形分)に第1表に示す
各部数の金属石ケンを加え、実施例1〜12及び比較例
1〜4の接着剤を得、また、ウレタンプレポリマにMM
Al2.5部及びEMAl2.5部(ウレタンポリマ(
直鎖部分)100部に対して)をグラフトさせて得たウ
レタンポリマ100部(固形分)に第2表に示す各部数
の金属石ケンを加え実施例13〜22及び比較例5〜8
の接着剤を得た。
比較例9 ・・ ・クロロプレン系接着剤「エスダイン
一277」(商品名、積水化学工業<株>製造)。
比較例10・・・ウレタン系接着剤「KU4l×4Λ」
(商品名、コニシ<株>製造)。
比較例11・・・接着剤なし (2)テストピース 下記組成のPVC樹脂で押出成形部材の端末面(断面積
0.8cn1)にジメチルシリコーンオイル(10万C
st)の5wt%トリクロルエナレン溶液をデツピング
により塗布した30min風乾した後、各実施例・比較
例の接着剤をデツピングにより塗布し、直ちに成形部材
と同一のPVC樹脂を用いて端末面に連続する成形部材
を射出成形して3日間放置したものを用いた。
(3)接着カテスト 東洋ポールトウイン<株>製造の万能型引張り圧縮試験
機を用い、引張り速度200m7n/Mmで引張り試験
を行ない、その結果を第1,2表に示す。
比較例9〜11の引張り強さは、いずれもほぼ0k9/
dであつた。第1,2表から、比較例1〜11はいずれ
も引張り強さ(接着力)がほぼ25kg/c−d以下で
あるのに対し、この発明接着剤である各実施例は大きな
接着力(約40kg/(−JモVf以上)を示すことがわ
かる。
即ち、金属石ケンの配合割合が特定範囲外(150部起
5部未満)であると、大きな接着力が得られない。
【図面の簡単な説明】
第1図はグラスランの断面図、第2図はグラスランのコ
ーナ部を射出成形する際の金型の概略断面図、第3図は
第2図における111−I線概略断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 両端にNCO基をもつウレタンプレポリマと低分子
    ジオールとを反応させて両端にNCO基をもち、有機溶
    剤に溶解して分子量5000以上のウレタンポリマ(固
    形力)100重量部に対して金属石ケン10〜150重
    量部を添加混合したことを特徴とする合成樹脂用接着剤
JP9036480A 1980-07-02 1980-07-02 合成樹脂用接着剤 Expired JPS5950273B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9036480A JPS5950273B2 (ja) 1980-07-02 1980-07-02 合成樹脂用接着剤

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JPS5716084A JPS5716084A (en) 1982-01-27
JPS5950273B2 true JPS5950273B2 (ja) 1984-12-07

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JPS5967035A (ja) * 1982-10-08 1984-04-16 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd ゴム製グラスランチヤンネルコ−ナ−部の成形方法

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JPS5716084A (en) 1982-01-27

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