JPS59501636A - ブレ−キのノイズを減少させるためのブレ−キパツド - Google Patents

ブレ−キのノイズを減少させるためのブレ−キパツド

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JPS59501636A
JPS59501636A JP50349482A JP50349482A JPS59501636A JP S59501636 A JPS59501636 A JP S59501636A JP 50349482 A JP50349482 A JP 50349482A JP 50349482 A JP50349482 A JP 50349482A JP S59501636 A JPS59501636 A JP S59501636A
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サキオカ・ジヨニイ・カツイ・ジユニア
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ブレーキのノイズを減少させるためのブレーキパッド技 術 分 野 本発明はブレーキ組立体に係り、特に、ブレーキのノイズを減少させるためのブ レーキパッドの構造に関する。
背 般 技 術 ブレーキは自動車の重要な部分である。ブレーキは、それがディスクブレーキで あろうと、ドラムブレーキであろうと、ノイズを発生させることがしばしばあム このブレーキノイズは事実上変化することがあり、これらはブレーキのキーキー いう音、はいずってうなる音、ひきつったようなキーキー音、およびワイヤブラ シをかけたような音と呼ばれている。このブレーキノイズは、それが自動車に静 かに乗るということの邪魔になるので望ましいものではない。さらに、運転者は ノイズのゆえにブレーキが正常に作動していないのではないかと信じることがあ る。従って運転者は自動車運転を危険と感じることがある。
ブレーキノイズを減少させるために多くの努力がなされてきた。ブレーキパッド をより静がな材料で作るということがしばしばあった。さらに、ノイズを発生さ せる粒子をドラムあるいはローターから除去して浄化する努力もなされてきた。
また回転部材を少し潤滑すると、ブレーキの制動効果を減することなく、ノイズ を減少させることができることも知られている。
潤滑材はブレーキパッド自身の中に組込まれている。
グラファイトの粒子がブレーキのライニング材料の中で、10%#度にまで分散 されている。ブレーキライニングの中に潤滑のためのディスクあるいは長方形の 形をした挿入物か埋込まれている。ブレーキライニングの中に:I4I4子粒子 いは挿入物が埋込まれているので、潤滑されているローター部分がブレーキバン ドの先端と係合する前に、潤滑材は潤滑されているローター部分からぬぐいとら れるか、あるいはさもなければ分散された。このようにしてブレーキノイズを減 少させるためにローターを効果的に潤滑するためには、パッド全体に亘って@滑 材の濃度を増加させることが必要になるであろう。他方、潤滑材のa度を増加さ せることについては、バンドのブレーキ能力が減少することから限度がある。
大部分のブレーキノイズはブレーキバンドの先端部分あるいは先端接触ニップか ら発していることがわかっている。従って、ローターの潤滑された部分がブレー キライニングの先端エッヂと接触する前に、潤滑材かぬぐいとられたり、あるい は分散されるのを防ぐようにして、潤滑材を回転部材上に配置することが望まし い。ブレーキライニングの先端エッヂか、潤滑材がローターに加えるれると同時 あるいはその直後に、潤滑材と係合するように、貴滑材の濃度をブレーキパッド 全体に亘って変化させることか望ましい。
発明の要約 本発明に関していうと、ブレーキパッドは、回転可能な部材、例えば、ロータと 摩擦係合するための、一般的にブレーキライニングと呼ばれている摩擦ライニン グを有している。前記パッドはまた潤滑部分を有していて、これは潤滑されたロ ータ部分がブレーキパッドの先端エッヂ以外の部分と係合する前に、ブレーキラ イニングの先端接触エッヂと係合するように、ロータに対して@滑材を加えるよ うに位置されている。あるいは、前記面子部分はブレーキライニングの先端接触 エッヂの直前に位置される。
一つの実施例においては、前記潤滑材は、ブレーキパッドの一体構造型耘擦ライ ニングの先端部分に均一的に分配されたグラファイト粒子がらなっている。先端 部分におけるグラファイト粒子の濃度は、匁擦ライニングの残余部分における濃 度よりも高い。
他の実施例においては、前記潤滑材は、ブレーキライニングの先端接触エッヂが グラファイト材料の直後に位置するように、ブレーキライニングに接着されたク ラファイト材料を含む。
カリバーのようなアクチュエータは、付勢されると、ブレーキバンドをロータに 対して摩擦係合させる。ロータか回転すると、ロータの一部分はある時点におい て潤滑部分と接触係合し、それによって潤滑される。
前記ロータ部分は同時にブレーキライニングの先端接触エッヂと係合し、あるい は短い長さたけ移動し、次にブレーキライニングの先端接触エッヂと係合するよ うになる。
このようにして、nす配量滑材はロータへ効率的に移送され、潤滑材が分散され あるいはぬくいとられる前に、ブレーキライニングの先端接触エッヂの下を効果 的に通過する。このようにして、前記潤滑材は、ブレーキライニングの先端接触 エッヂによって生しるブレーキノイズを減少させるのに最も効果的である。
他の言集でいうと、本発明は、ブレーキと、回転可能な部材と、バンドのブレー キライニングを前記部材に接触係合させるためのアクチュエタとからなるブレー キ組立体に関する。前記ブレーキ組立体は、前記回転可能部材の一部分かブレー キパッドのブレーキライニングの先端接触エッヂと係合するより前、あるいはそ れと同時に、潤滑される回転可能な部材の一部分を有している。
第1図は本発明の1実施例によるブレーキパッドを組込んだディスクブレーキ組 立体の透視図である。
第2図はブレーキパッドの1実施例の透視図である。
第6図は第2図に示したブレーキバンドの平面図である。
第4図はブレーキパッドの第2の実施例の市視図である。
第5図は第4図に示したブレーキパッドの平面図である。
第6図はブレーキパッドの第6の実施例の彷視図である。
第7図はブレーキパッドの第4の実施例の市視図である。
好適実施例の詳細な説明 第1図を参照すると、ディスクブレーキ組立体10はロータ12と、静止トルク 部材14と、カリバー16とを含む。前記カリバー16はトルク部材14に取付 けられ、ロータ12の土にまたがっている。カリバー16は2個のブレーキパッ ド18.19を取付けて有しており、これらはロータの両側に対して摩擦的に係 合している。
前記ブレーキパッド18.19はほぼ、同一である。
それらは互いに他と鏡像関係になっており、従って、特に示さない限りブレーキ パッド18についてのみ参照することにする。第2図および第3図に示したよう に、ブレーキパッド18はライニング22に取付けられた受板20を有している 。前記ライニング22は、第6図に示したように、ブレーキ平面26の中で郭定 されたブレーキ表面24を有している。ライニング22は先端の接触エッヂ28 と、グラファイトの挿入物30と、面取りされた部分32とを有している。グラ ファイト挿入物30は先端接触エッヂ28の近くテライニング22に接着されて いる。前記グラファイト挿入物30はライニング22の全幅に亘ってのびている 。面取りされた部分32はグラファイト挿入物30の前側に接着されている。前 記面取り部分32は前方へ向かって、かつブレーキ平面26から離れる方向へ傾 斜している。ライニング22と面取り部分32とは両方とも、従来の性質を有し た#捺材料でつくられている。そのような適当な材料の1つにはチオコールによ って製造されたTPlろ5ろMかある。
ブレーキかかけられると、カリバー16はバンド18を動かしてロータ12と係 合させる。ロータの表面部分33はブレーキパッドの中へ回り込んで、最初にグ ラファイトの挿入物30と接触しロータの上へこすりとられたグラファイトによ って潤滑される。次にロータ部分33は、グラファイトの挿入物によって潤滑さ れた直後に、ライニング22の先端接触エッヂ28の下ta過する。次にロータ は実質的にロータにブレーキをかけるブレーキライニング22の残り表面24の 下を通過する。
第4図および第5図は、前記ブレーキパッド18に置換えることのできるブレー キバンド38の第2実施例を示している。この実施例においては、受板37はブ レーキライニング39に接着されており、これはブレーキ平面42の中で郭定さ れたブレーキ表面41を郭定する摩擦的なブレーキ部分40を組込んでいる。
前記ブレーキライニング39は面取りされた部分43と、この面取り部分43の 後端における前方肩部44と、ブレーキ部分40の前方エッヂ44とを、一体構 造的に有している。グラファイト挿入物46か血取り部分43に接着され、かつ 肩部44と接触係合している。前記挿入物46はライニング41の全1出に亘っ てのびている。前記挿入物46は、その上面47か前方へ向かって、かつ平面4 2から離れる方向へ向かって傾斜するように、面取り部分43の上で傾斜してい る。
同様に、第1実施例と同じく、ブレーキ表面41の先端接触エッヂ45はグラフ ァイト挿入物46に近接している。ブレーキがかけられてパッド38がロータと 接触するようになると、ロータの部分33は前記先端接触エッヂ45と係合する 直前にグラファイトと接触する。次にi−リ記ロータ部分33は残りのブレーキ 表面41の下を通過する。第1実施例と同様に、グラファイトは、ロータ部分と 先端接触エッヂ45とが接触する直前に、ロータ部分を潤滑する。さらに、この 第2実施例はライニング39の摩耗を考慮に入れている。
もしライニング39が薄くなって、そのブレーキ表面が仮想線で示したようなブ レーキ平面42aで郭定されるようになると、仮想線で示したような新しい先端 接触エッヂ45aは前方へ移動することになる。しかしながら、この新しい先端 接触、ニップ45&は依然としてグラファイト挿入物46の直後に位置したまま であり、従って、グラファイト挿入物46は、ブレーキ部分40の新しい先端接 触エッヂ45aとロータ部分とが係合する直前に、ロータを潤滑することになっ ている。さらに、ロータと接触係合する挿入物46の表面は、挿入物が肩部44 の底部49にまで摩耗した後でも、最大寸法を有している。挿入物46の接触係 合表面か最大寸法になっているということは、過剰なロータ潤滑を防ぐことにな る。
第6図は他のブレーキバンド58を示しており、これはブレーキ板59とライニ ング60とを組込んでおり、別個のグラファイト挿入物の心安性がなくなってい る。ライニング60はこの材料全体に亘って配分あるいは分散されたグラファイ ト粒子を有している。しかしながら、この一体型ライニング60は先端部分62 と残り部分64とに分割されている。グラファイト材料は残余部分64における よりも、先端部分62の方において、より濃く配分されている。このグラファイ ト粒子の濃度は、従来のグラファイト埋込みライニングよりも50%から100 %増加している。言い換えると、先端部分62におけるグラファイト粒子の濃度 は10%から20%の濃度を有していることになる。前記先端部分62はライニ ング60の全長の約1/3の長さを有している。しかしなから、前記先端部分6 2は、ノイズ減少効果やブレーキパッドのブレーキ特性に大きな変化をもたらす ことなしに、ブレーキライニングの長さの約174から1/2の範囲の長さにわ たって延びることも可能である。
残余部分64はグラファイト材料の濃度をより少なくしてつくられており、従っ て、先端部分62よりも大きな摩擦係数を有している。最初の2つの実施例とは 異なり、ライニング60のブレーキ表面の先端接触エッヂ65は、潤滑のための 先端部分62もまたブレーキ効果を生ずるので、制置部分62の直後に位置させ るよりもむしろそれと一致されて配置されている。
前記潤滑用先端部分62は実質的に潤滑用ブレーキライニングであり、即ち、前 記部分は潤滑し、かつ全体的なブレーキ効果に貢献する。しかしながら、最初の 2つの実施例と同様に、ブレーキパッド58は、低摩擦係数部分の後に高摩擦係 数部分を有している。従って、ロータ12が回転する場合、その部分33は最初 に先端部分62によって潤滑され、次に高摩擦係数の残余部分64のところを通 過する。
第7図は他のブレーキバンド68を示しており、これはライニング72を接層し た受板70を有している。
摩擦ライニング72の先端エッヂ767)”ら前方へ離れたところにグラファイ トブロック74が位置していて、受板70に接層されている。前記ブロック74 はライニング72の全幅に亘ってのびている。ロータ12が回転し、ブレーキか かかった時、その部分33はブロック74と係合する。さらにロータ12か小さ な円弧部分だけ回転すると、Mtj記潤滑された部分33はブレーキライニング 72の先端エッヂ76に接触される。
上述してきた全ての実施例においては、ロータが賦擦ライニングの先端エッヂと 接触する直前あるいはそれと同時に、ロータ上に潤滑材を配置させるという利点 を有していることかわかっている。ブレーキライニングの先端エッヂかブレーキ ノイズの主原因であることがわかっているので、潤滑材の全ての効果かブレーキ パッドの先端エッヂにおいて発揮されるように、ロータ上に潤滑材を配置するこ とか重要である。
これらの好適実施例は、ライニングの中間部分の中に潤滑ディスクを埋込んだ他 のブレーキバンドよりも大きな利点を有している。従来のブレーキパッドのライ ニングの中間部分は、ロータが回転して厚擦ライニングの先端エッヂと接触する 前に、ロータ部分から大部分の潤滑材をぬぐいとってしまう。さらに、潤滑材が ライニングの先端エッヂの近くに加えられるので、ロータは、たとえロータが高 速回転していても、潤滑材を分散させることをしない。ロータ部分33はブレー キライニングの先端エッヂと接触する前には、もしあったとしても、はんの少量 しか回転しないような速さになっている。
潤滑材を配置する場合でも、ブレーキパッドの中間におけるよりはブレーキパッ ドの後端エッヂにおける方がよく、また先端エッヂにおける方か好ましい。もし 潤滑部分がブレーキパッドの後端エッヂにおいて適用されると、潤滑材の殆どの 部分は、ロータが高速回転しているので、潤滑されたロータ部分がブレーキライ ニングの先端ニップを係合する前に、ロータから分散離脱してしまうであろう。
このように、ディスクブレーキ組立体は、ロータ部分かブレーキライニングの先 端エッヂに接触係合する前あるいはそれと同時に、ロータを最も有効的に潤滑す るように構成されている。
本発明は、添付した粕求の範囲によって郭定されるような範囲を精神から逸脱し ない限りにおいて、変更。
修正が可能である。
産業上の利用可能性 本発明は自動車に対して産業上の利用可能性を有し、効果的で静かなブレーキを 提供する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)回転可能な部材に対して摩擦係合するためのブレーキバンドにおいて、前記 ブレーキバンドは、(イ) 前記回転可能部材を潤滑するための装置と、(ロ)  前記潤滑装置よりも大きな摩擦係数を有する、前記回転可能部材と摩擦的に係 合するための装置と、 を含み、前記潤滑装置は、前記潤滑装置が前記回転可能部材の部分を潤滑し、か つ次に前記部分が前記摩擦係合装置の先端エッヂ以外の部分と接触する前に、前 記摩擦係合装置の先端エッヂと接触するように、位置していることを特徴とする ブレーキパッド。 2)回転可能な部材に対して摩擦係合するためのブレーキバンドにおいて、前記 ブレーキパッドは、た時に、前記回転可能部材を潤滑する潤滑材料を含む、前記 バンドの先端エッヂと、 (ol 前記回転可能部材の部分が前記潤滑材料によって潤滑された後に、前記 回転可能部材の部分と摩擦的に係合するために、前記潤滑材料よりも大きな摩擦 係合を有する、前記ブレーキバンドの後続部分と、 を含むことを特徴とするブレーキパッド。 6)ブレーキバンドのブレーキ平面を郭定する表面ヲ有したディスクブレーキパ ッドにおいて、前記パッドは、 (イ) ブレーキ平面内において表面を有している摩鋏ライニングと、 (ロ) 前方へ向かい、かつ前記パ゛ツドのブレーキ平面から離れる方向へ回か つて、傾斜した面取りされた先端部分と、 (ハ) 前記傾斜部分に接着された固体潤滑材であって、前記固体潤滑材は、前 記ブレーキ平面内における前記MfJXライニングの先端接触エッヂのM rt +tにおいて、前記ブレーキ平面内に表面を有している、その固体間滑材と、 を含むことを特徴とするディスクブレーキパッド。 4)ブレーキパッドにおいて、前記パッドの先端部分の中に均質的に混合された 潤滑材を含み、hcJ記パッドの前記先端部分における前記潤滑材の濃度は、前 記バンドの残余部分における濃度よりも高いことを特徴とするブレーキパッド。 5)請求の範囲第4項記載のブレーキパッドにおいて、前記先端部分はブレーキ パッドの全長の約1/3に亘ってのびているブレーキパッド。 6〕 請求の範囲第4項記載のブレーキパッドにおいて、前記先端部分は前記ブ レーキパッドの長゛さの約1/4から172に亘ってのびているブレーキパッド 。 7) 請求の範囲第4項記載のブレーキパッドにおいて、前記先端部分における 前記潤滑材の濃度は、前記残余部分における濃度より50%から100%冨いブ レーキパッド。 8)細末の範囲第4項記載のブレーキパッドにおいて、前記潤滑材はグラファイ トの固体粒子を含み、前記先端部分における潤滑材の前記濃度は10%から20 %の範囲にあるブレーキパッド。 9)ブレーキパッドにおいて、先端部分と残余部分とを有する一体構造ライニン グを含み、前記一体構造ライニングの前記先端部分は全体的に分配されたグラフ ァイト粒子を有し、前記グラファイト粒子は前記残余部分におけるよりも、前記 先端部分においてより濃度高く分配されているブレーキパッド。 10)回転可能な部材と、摩擦係合ライニングを有する1対のブレーキバンド・ と、前記パッドの前記ライニングを前記回転可能部材に係合させるためのアクチ ュエータとからなるブレーキ組立体において、前記ブレーキ組立体は前記ロータ を潤滑するための装置を含み、前記潤滑装置は、前記潤滑装置が前記回転可能部 材の部分を潤滑し、かつ次に前記部分が前記ライニングの先端エッヂ以外の部分 と接触する前に、前記摩擦係合ライニングの先端エッヂと接触するように、位置 されていることを特徴とするブレーキ組立体。
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