JPS5950121B2 - 駆動回路 - Google Patents

駆動回路

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JPS5950121B2
JPS5950121B2 JP10828178A JP10828178A JPS5950121B2 JP S5950121 B2 JPS5950121 B2 JP S5950121B2 JP 10828178 A JP10828178 A JP 10828178A JP 10828178 A JP10828178 A JP 10828178A JP S5950121 B2 JPS5950121 B2 JP S5950121B2
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JP
Japan
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circuit
voltage
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resistor
change
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JP10828178A
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English (en)
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JPS5534587A (en
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秀都司 紅林
哲史 溝「淵」
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/18Phase-shifters

Landscapes

  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はラッチング移相器やスイッチなどのような磁
性体の磁化状態を制御して動作させるマイクロ波回路の
ための駆動回路に関するものである。
磁性体を用いたマイクロ波制御回路、とくにラッチング
回路は優秀なマイクロ波特性、小駆動電力などの特徴を
持つため最近フエイズド・アレイ・レーダ用の部品とし
て広く用いられるようになってきた。
この回路は、第1図に示すような磁性体の有するヒステ
リシス特性を利用し、B軸(残留磁化状態)上の点0と
O′間の磁化状態を適宜利用し、所定の動作を得ようと
するものである。
従って所望の磁化状態に設定できる駆動回路が必要とな
る。
そのための駆動回路の基本的構成は、磁性体を励磁する
ための巻線を含む励磁回路と、その励磁回路を磁化状態
に応じて制御するための制御回路か、ら成る。
従来の駆動回路としては、上述の要求を満すものとして
、次の三つの方法が考えられている。
まず第一は、第1図のヒステリシス曲線上の残留磁化状
態O点、0′点の二点のみを用いる方法である。
この方法は、駆動回路としては、保磁力Hcの数倍以上
の励磁界を与えるような電流を流せば良いので、制御回
路は不要となり、極めて単純な回路となるが、0,0′
点の二点しか利用できないため、マイクロ波回路本体が
複雑となる。
例えば、移相器の場合では所望の位相ステップを与える
nビットをデジタル移相器を構成するために、移相量が
それぞれ360/2n度、360/2n−1度・・・・
・・360/2度であるような長さの異なるフェライト
移相器をn個縦続に接続する必要がある。
そのため構成がむずかしくなり、量産性の点で欠陥があ
った。
そこで第二、三の方法が考えられた。
第二の方法は、第1図において残留磁化状態のうち点0
.θ′のみならず、その間の状態(例えば点N)をも利
用する方法であり、移相器を駆動する場合は移相器本体
として360度以上の移相量を′有するように構成して
おき、励磁コイルに流れるパルス電流のピーク値や励磁
電圧パルスのパルス幅を制御し、所望の残留磁化状態に
制御する方法である。
一例として電流制御方式の実施例を第2図に示す。
この図でシリコン制御整流素子(以下SCRと書<)1
−1のゲートA1にパルス信号が入った場合、5CR1
−1は導通状態となり瞬間的にパルス状の電流が、コン
デンサ4、磁性体10を通る駆動巻線16、電子的可変
抵抗7を流れる。
そのため第1図の点0′にあった磁性体負荷10の磁化
状態はP点に向うヒステリシス曲線に沿って変化してゆ
く。
同時に可変抵抗7に生ずる電圧も上昇して行き、その電
圧が、スレッショールドディテクタ8によって設定され
た電圧を越えるとスレッショールド・ディテクタ8でパ
ルスを発生し、そのパルスは5CR1−3のゲー)A3
に印加される。
そのためSCR1−3は導通状態になり、今迄駆動巻線
16及び可変抵抗7を通って流れていた電流はより抵抗
の少ないこの5CR1−3の方にバイパスされる。
そこで第1図M点まで上った磁化は、MNに沿って若干
減少しながらN点に向う。
電流はコンデンサ4が充分に充電されれば止まり1、N
点の磁化状態に落ち着く。
このようにして電流のピーク値を制御する。
次に別の移相状態に変えるときは、SCR1−2のゲー
)A2にパルスを加えることによってこの5CR1−2
を導通状態とし、コンデンサ4の電荷をSCR1−2、
抵抗7を通り、駆動巻線16を通ってコンデンサ4の負
極に放電させると同時に、その放電電流によって、磁性
体負荷10を元の磁化状態(第1図のθ′点)に一度戻
す。
その後抵抗7を変化させ、前述の操作を行なえば異なっ
た電流ピーク値が得られる。
この方法は、電流のピーク値と移相量が実際の場合直線
関係でないため抵抗7の抵抗値の設定が複雑になること
、温度が変化するとヒステリシス特性が変化するため、
同一移相量に対して抵抗7を温度と共に変える必要があ
るなどの欠点がある。
そこで考えられたのが第三の方法である。第三の方法は
、「直線性磁束制御回路」 (特許公報昭49−110
21)として考案されているものである。
これは、磁性体の磁化の変化量が、特性に直接関係する
場合(例えば移相器)に特に有効な方法である。
現在、実用性の大きいと言われているいくつかの移相器
では、その移相の変化量は、磁化の変化量に比例する。
従って何らかの方法でこれを信号として取り出すことが
できれば、移相量の制御が可能となる。
そこで前述の“直線性磁束制御回路”では、基本構成と
して、第3図に示すような方法を提案している。
この図では、磁化の変化量を取りだす手段として、磁性
体10に巻いた二次巻線17を追加し、その変化量に比
例する電圧にするため積分器23を用いている。
すなわち、2次巻線17への出力電圧Vと、磁性体の磁
束φ、の間には、 の関係があるので、電圧Vを積分すれば、磁束の変化分
△φが として得られることになる。
そこで、積分電圧が、ある値(入力パルス12のレベル
)になったとき比較器24の出力パルス14により励磁
器スイッチ22を断にして、電流を止めれば、所望のΔ
φを得ることが出来る。
このようにして入力パルス12のレベルを変化させれば
、残留磁化を第1図0,0′間の任意の値に設定するこ
とが出来る。
新たな残留磁化状態に設定する場合は、リセットスイッ
チ26を通電状態にし、リセットパルス15を加え、一
度第1図の基準残留磁化状態(0′点)に設定した後に
入力パルス12を加える。
ダンク回路27は積分器23の残留電荷を放電するため
のものである。
この方法は、電圧/ Vdtが、磁性体のヒステリシス
曲線の温度変化に一義的には無関係となるため、極めて
良い温度特性が得られるが、磁性態に磁化の変化を取り
出すための装置(この場合は2次巻線17)を付けるた
め、マイクロ波回路の形状が若干大きくなる。
フェイズドアレイレーダでは、多数の移相器をアンテナ
背面に配列するため、移相器1個に割り当てられる空間
が小さく、移相器の寸法を小さくすることが要求される
その観点からは、二次巻線は、無い方が好ましい。
この発明は、このような欠点を改善するために、磁化の
変化を取り出す二次巻線17を除去し、その代り、駆動
用巻線16に小さな固定抵抗を入れると共に、その回路
の各部における積分電圧の差で、励磁回路を制御したも
ので、以下詳細に説明する。
先ずこの発明の基本的考えを、第4図によって説明する
図に示すように駆動巻線16に直列に固定抵抗28を結
んだ回路にお゛いて、電圧V、電流i、・巻線部におけ
る磁束の変化△φとの関係は次式で与えられる。
で、磁性体部の磁束の変化、すなわち磁化の変化が求ま
ることになる。
この(4)式の右辺の第1項は、回路全体の電圧の積分
値であり、第2項目は、抵抗の両端の電圧の積分値であ
る。
従って、この面積分値の差で励磁器スイッチ22を制御
すれば、所望の△φが得られることになる。
この様な考えを具現化するための一実施例の構成図を第
5図に示す。
この回路において駆動パルス12が、入力端子11に加
えられるとゲート21が開き励磁器スイッチ22が通電
状態となり、駆動巻線16.抵抗28に電流が流れ始め
る。
このとき、積分器23−1では、駆動巻線16と抵抗2
8を直列に接続した回路の両端の電圧を積分し、積分器
23−2では、抵抗280両端の電圧を積分しており、
この二つの積分器の出力の差を取り出し、必要に応じて
増幅する。
そのために本例では差動増幅器29を接続している。
この出力と、別にテ゛イジタル位相信号をA/D変換器
30で電圧値に変換して作った位相基準電圧Eとを比較
し、差動増幅器29の出力が位相基準電圧Eに達したと
き、比較器24から信号14を出しゲート21を閉じ、
励磁器スイッチ22を断とする。
このように位相基準電圧Eを適宜変えてやることによっ
て、第1図の0,0′間の任意の残留磁化状態に設定す
ることができる。
新たな残留磁化状態(移相器では移相量)に設定し直す
とき、リセットスイッチ26により残留磁化状態の基準
状態(例えば、第1図の0′点)に一度リセットしたり
、積分器23−1.−2の電荷をダンク回路27で放電
させるのは、第3図の従来例と同じである。
この回路でも、温度変化によって磁性体のヒステリシス
特性が変化しても、位相基準電圧Eが変らない限り、常
に同じ△φを与えるので、移相量の温度特性は極めて良
いものとなる。
第8図の従来例と比較し、回路はや・複雑になるかもし
れないが、駆動回路は、例えばIC化することにより、
極めて小形になり、信頼性も向上すること、電子回路は
全体寸法、形状に融通性があることなどの理由で、マイ
クロ波回路本体が小形、軽量化することが望ましい。
また第3図の従来例では駆動パルス12を、いわゆる回
路の駆動と共に、位相制御基準電圧としても利用してい
るが、実用を考えれば駆動と位相設定のタイミングは独
立に選べた方が便利と思われるので、本発明では別々に
している。
この場合駆動パルス12の電圧は、精度の粗い数ボルト
の電圧で良いことになる。
また第5図において示した各機能ブロック(各種スイッ
チ、積分器、差動増巾器、比較器・・・・・・など)は
、いろいろな構成法が考えられるが、それらをまとめて
示すため、第5図のようなブロック図を用いた。
以上のように、この発明に係る駆動回路では、マイクロ
波ラッチング回路に巻く駆動巻線が1個で済み、マイク
ロ波特性を劣化させることなくフェイズドアレイアンテ
ナへの組み込みを容易にする効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁性体のヒステリシス特性を示した図、第2図
は従来の電流値制御方式の駆動回路を示す図、第3図は
従来の磁束制御方式の駆動回路を示す図、第4図は、こ
の発明の詳細な説明するための回路図、第5図はこの発
明の回路構成を示す図である。 図中1−1. 1−2. 1−3はシリコン制御整流素
子(SCR)、4はコンデンサ、7は電気的に制御可能
な可変抵抗器、8はスレッショールドディテクタ、10
は磁性体負荷、16は駆動巻線、20はエミッタホロワ
、21は分岐ゲート、22は励磁器スイッチ、23は積
分器、24は比較器、26はリセットスイッチ、27は
ダンク回路、17は二次巻線、28は固定抵抗、29は
差動増幅器、30はA/D変換器である。 なお、図中、同一あるいは相当部分には同一符号を付し
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 駆動信号によって磁性体を磁化する電流を流す励磁
    回路と、磁化の変化に応じた信号によって励磁回路を制
    御する手段を備えたマイクロ波磁性体回路用の駆動回路
    において、励磁回路中の駆動巻線と直列に抵抗を接続す
    るとともに、駆動巻線とそれにつながる抵抗とによって
    形成された回路の電圧を積分する回路と、上記抵抗の両
    端の電圧を積分する回路と、これら二つの積分回路の出
    力の差を取り出す回路とを設け、上記した二つの積分回
    路の出力の差を取り出す回路の出力が、別に設定された
    基準電圧に達したとき、励磁回路を遮断することを特徴
    とする駆動回路。
JP10828178A 1978-09-04 1978-09-04 駆動回路 Expired JPS5950121B2 (ja)

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JPS5534587A JPS5534587A (en) 1980-03-11
JPS5950121B2 true JPS5950121B2 (ja) 1984-12-06

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6166909U (ja) * 1984-10-09 1986-05-08
JPS61176206A (ja) * 1985-01-30 1986-08-07 Meiji Natl Ind Co Ltd 分布定数回路装置
JPS61136626U (ja) * 1985-02-15 1986-08-25
JPS6253013A (ja) * 1985-09-02 1987-03-07 Nippon Ferrite Ltd ノイズフイルタ
JPS62161208A (ja) * 1985-09-02 1987-07-17 Nippon Ferrite Ltd ノイズフイルタ
JPH05190336A (ja) * 1990-06-01 1993-07-30 Tohoku Ricoh Co Ltd 高周波コア

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