JPS5949216B2 - メチレンマロン酸エステルの製造法 - Google Patents
メチレンマロン酸エステルの製造法Info
- Publication number
- JPS5949216B2 JPS5949216B2 JP52093326A JP9332677A JPS5949216B2 JP S5949216 B2 JPS5949216 B2 JP S5949216B2 JP 52093326 A JP52093326 A JP 52093326A JP 9332677 A JP9332677 A JP 9332677A JP S5949216 B2 JPS5949216 B2 JP S5949216B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ester
- formula
- malonic acid
- group
- carbon atoms
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- Expired
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D239/00—Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings
- C07D239/70—Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings condensed with carbocyclic rings or ring systems
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、メチレンマロン酸エステルの製造法に関する
。
。
本発明は、また高純度のメチレンマロン酸エステルを高
収率でつくる、熱分解することのできる中間体化合物の
製造法に関する。メチレンマロン酸エステルは今までい
くつかの方法によつてつくられてきた。
収率でつくる、熱分解することのできる中間体化合物の
製造法に関する。メチレンマロン酸エステルは今までい
くつかの方法によつてつくられてきた。
たとえば、J。Che出御Soc、Japan、Inc
−Chem、Sect、に、に、901−903(19
53)およびChem.Abstracts.!、17
80頁gおよび米国特許第3,758,550号は、マ
ロン酸エステルとパラ−ホルムアルデヒドとを反応させ
てメチレンマロン酸エステルをつくつている。また、米
国特許第3,523,097号では、ジアルキルアルコ
シメチレンマロネートのオレフイン結合を水素化してか
ら反応をつくつている。また米国特許第2,313,5
01号と同第2,330,33号および有機合成、L旦
、22−25にもメチレンマロン酸エステルをつくる別
の方法が記載されている。
−Chem、Sect、に、に、901−903(19
53)およびChem.Abstracts.!、17
80頁gおよび米国特許第3,758,550号は、マ
ロン酸エステルとパラ−ホルムアルデヒドとを反応させ
てメチレンマロン酸エステルをつくつている。また、米
国特許第3,523,097号では、ジアルキルアルコ
シメチレンマロネートのオレフイン結合を水素化してか
ら反応をつくつている。また米国特許第2,313,5
01号と同第2,330,33号および有機合成、L旦
、22−25にもメチレンマロン酸エステルをつくる別
の方法が記載されている。
従来法では、不純物の形でメチレンマロン酸エステルが
つくれたのでこのメチレン酸マロン酸エステルをその純
粋な生成物にするために、その蒸留またはその他の処理
を必要とした。発明者らは、中間体としてジカルボアル
コキシシクロヘキセンをつくり、この中間体を熱分解し
て高純度または純粋(約100%)なメチレンマロン酸
エステルを高収率(約66.5%)でつくる高純度(約
100%)のメチレンマロン酸エステルの製造法を見い
出した。
つくれたのでこのメチレン酸マロン酸エステルをその純
粋な生成物にするために、その蒸留またはその他の処理
を必要とした。発明者らは、中間体としてジカルボアル
コキシシクロヘキセンをつくり、この中間体を熱分解し
て高純度または純粋(約100%)なメチレンマロン酸
エステルを高収率(約66.5%)でつくる高純度(約
100%)のメチレンマロン酸エステルの製造法を見い
出した。
本発明の方法において、中間体は次式をもつたマロン酸
のエステル:を、 ホルムアルデヒド及び次式のジエン: と、第1、第2または第3アミンの存在下、還流温度で
反応させて、次式のジカルボアルコキシシクロヘキセン
をつくることによつて得られる。
のエステル:を、 ホルムアルデヒド及び次式のジエン: と、第1、第2または第3アミンの存在下、還流温度で
反応させて、次式のジカルボアルコキシシクロヘキセン
をつくることによつて得られる。
豐TQ−νり、それぞれ1ないし10個の炭素原子のア
ルキル、対応する総炭素原子数のアルコキシアルキルシ
クロヘキシルまたは2ないし4個の炭素原子のアルケニ
ルを表わし、各R3は、同一または異なつており、水素
、メチルまたはエチルを表わす。
ルキル、対応する総炭素原子数のアルコキシアルキルシ
クロヘキシルまたは2ないし4個の炭素原子のアルケニ
ルを表わし、各R3は、同一または異なつており、水素
、メチルまたはエチルを表わす。
このようにしてつくられた化合物は、600′Cを越え
る温度で熱分解することによつて次式を有するメチレン
マロン酸ジアルキルに容易に転換される:ここにおいて
R1とR2は上述したものと同じである。
る温度で熱分解することによつて次式を有するメチレン
マロン酸ジアルキルに容易に転換される:ここにおいて
R1とR2は上述したものと同じである。
R1とR2の代表的な基は、メチル、エチル、プロピル
、ブチル、メトキシエチルヘキシル、デシル、メタリル
、1−プロペニル、2−プロペニルおよびn−ブチニル
である。
、ブチル、メトキシエチルヘキシル、デシル、メタリル
、1−プロペニル、2−プロペニルおよびn−ブチニル
である。
ジカルボアルコキシシクロヘキセン中間体をつくる反応
は、第1、第2、および第3アミンから選ばれる触媒の
存在下で行なわれる。
は、第1、第2、および第3アミンから選ばれる触媒の
存在下で行なわれる。
良好な収率を与える好ましいアミンは第2脂肪族アミン
である。有機モノカルボン酸とのこれらのアミン塩、た
とえばピベリジンアセテートも有効な触媒として働く。
好ましい触媒は、ピペリジン、ピペラジン、Nーメチル
ピペラジン、ジブチルアミン、モルホリン、ジエチルア
ミン等の第2アミンである。
である。有機モノカルボン酸とのこれらのアミン塩、た
とえばピベリジンアセテートも有効な触媒として働く。
好ましい触媒は、ピペリジン、ピペラジン、Nーメチル
ピペラジン、ジブチルアミン、モルホリン、ジエチルア
ミン等の第2アミンである。
使用しうるその他の触媒は、ピリジン、トリエチルアミ
ン、トリプロピルアミン、トリエチレンジアミン、N,
N−ジメチルビペラジン、ブチルアミン、ペンチルアミ
ン、ヘキシルアミン、ヘプチルアミン、ノニルアミン、
デシルアミン等である。中間体をつくる反応は、約還流
温度、たとえば50′Cないし110゜C(好ましくは
70゜Cないし90゜C)で過剰のジエンを使つて一般
に行なわれる。反応中に生じる水は、過剰のジエンと共
に共沸混合物として除去される。マロン酸エステルとホ
ルムアルデヒドは、一般に等モル量で用いられる。ここ
において、「ホルムアルデヒド」とは、式をもつた化合
物の任意の形をいい、 パラホルムアルデヒド、 ホルマリン、 ガス状ホル トムアルデヒド等を包含する。
ン、トリプロピルアミン、トリエチレンジアミン、N,
N−ジメチルビペラジン、ブチルアミン、ペンチルアミ
ン、ヘキシルアミン、ヘプチルアミン、ノニルアミン、
デシルアミン等である。中間体をつくる反応は、約還流
温度、たとえば50′Cないし110゜C(好ましくは
70゜Cないし90゜C)で過剰のジエンを使つて一般
に行なわれる。反応中に生じる水は、過剰のジエンと共
に共沸混合物として除去される。マロン酸エステルとホ
ルムアルデヒドは、一般に等モル量で用いられる。ここ
において、「ホルムアルデヒド」とは、式をもつた化合
物の任意の形をいい、 パラホルムアルデヒド、 ホルマリン、 ガス状ホル トムアルデヒド等を包含する。
中間体は、次の反応式に従つてつくられる:ここにおい
てRl,R2およびR3は、上述したものと同じである
。
てRl,R2およびR3は、上述したものと同じである
。
使用できるジエンの例は、2−メチル−1,3−ペンタ
ジエン、1,3−ヘキサジエン、イソプレン、1,3−
ブタジエン、2,4−ヘキサジエンおよび2,3−ジメ
チル−1,3−ブタジエンである。
ジエン、1,3−ヘキサジエン、イソプレン、1,3−
ブタジエン、2,4−ヘキサジエンおよび2,3−ジメ
チル−1,3−ブタジエンである。
用いられるアミン触媒の量は、一般にマロン酸エステル
の重量に基づいて0.1ないし約5重量パーセントの範
囲内である。中間体をつくる反応は、常圧で行なわれる
のが好ましいが、常圧より高いまたは低いところも利用
できる。
の重量に基づいて0.1ないし約5重量パーセントの範
囲内である。中間体をつくる反応は、常圧で行なわれる
のが好ましいが、常圧より高いまたは低いところも利用
できる。
反応は不活性ガス雰囲気下で行なわれ:るのが好ましい
が、しかし酸素の存在下で行なうこともできる。中間体
の熱分解はステンレススチールパツキングを詰めたまた
はこれを詰めないスチール製熱分解チユーブの中で行な
われる。
が、しかし酸素の存在下で行なうこともできる。中間体
の熱分解はステンレススチールパツキングを詰めたまた
はこれを詰めないスチール製熱分解チユーブの中で行な
われる。
純粋生成物を高収率で得るには、600′Cを越える温
度で中間体を熱分解することを要する。1,1−ジカル
ボメトキシ−2,4−ジメチル−8−シクロヘキセンを
約67『Cで熱分解すると、高純度(約100%)のメ
チレンマロン酸ジメチルが高収率(66.5%)で得ら
れるこの反応は次式で示される:ー般に、熱分解工程は
常圧附近で行なわれる。
度で中間体を熱分解することを要する。1,1−ジカル
ボメトキシ−2,4−ジメチル−8−シクロヘキセンを
約67『Cで熱分解すると、高純度(約100%)のメ
チレンマロン酸ジメチルが高収率(66.5%)で得ら
れるこの反応は次式で示される:ー般に、熱分解工程は
常圧附近で行なわれる。
1,1−ジカルボメトキシ−2,4−ジメチル−3−シ
クロヘキセンの製造法2649(2.0モル)のマロン
酸ジメチルと629(2.06モル)のパラホルムアル
デヒドの混合物をつくり、これを3009(3.7モル
)の2−メチル−1,3−ペンタジエン、1TrL1の
ピペリジンおよび50m1のピリジンに5部に分けて加
えた。
クロヘキセンの製造法2649(2.0モル)のマロン
酸ジメチルと629(2.06モル)のパラホルムアル
デヒドの混合物をつくり、これを3009(3.7モル
)の2−メチル−1,3−ペンタジエン、1TrL1の
ピペリジンおよび50m1のピリジンに5部に分けて加
えた。
反応中に生じた水を、上記の添加の間に、2−メチル−
1,3−ペンタジエンとの共沸混合物として除いた。3
7m1の水(理論−36m1)を集め、共沸が終つたの
ちに、この反応混合物をストリツプして、最後ほ真空下
125℃にまでストリツプしてピリジンを除いた。
1,3−ペンタジエンとの共沸混合物として除いた。3
7m1の水(理論−36m1)を集め、共沸が終つたの
ちに、この反応混合物をストリツプして、最後ほ真空下
125℃にまでストリツプしてピリジンを除いた。
100m1のキシレンを、ついで加えストリツピングを
繰り返し最後に十分な真空下(〈0.1m21Hg)下
、約110゜Cのポツト温度に加熱してストリツピング
を行ないピリジンと未反応ピペリジンを除去した。
繰り返し最後に十分な真空下(〈0.1m21Hg)下
、約110゜Cのポツト温度に加熱してストリツピング
を行ないピリジンと未反応ピペリジンを除去した。
この生成物は、最終的には、90′C/0.1−0,3
韮H9のところでほとんど蒸留された。
韮H9のところでほとんど蒸留された。
この生成物は、緩やがな温度では固体である。収量は2
87.59であり、理論の62%であつた。NMRによ
れば、この生成物は実質的に純粋な1,1−ジカルボメ
トキシ−2,4−ジメチル−3−シクロヘキセンである
ことがわかつた。1,1−ジカルポメトキシ一2,4−
ジメチル−3−シクロヘキセンの熱分解前記でつくられ
た1,1−ジカルボメトキシ−2,4−ジメチル−3−
シクロヘキセンを2m1Hgから始めて、10mmH9
にまで徐々に上げる真空下、670〜675゜Cで熱分
解チユーブを使つて蒸留した。
87.59であり、理論の62%であつた。NMRによ
れば、この生成物は実質的に純粋な1,1−ジカルボメ
トキシ−2,4−ジメチル−3−シクロヘキセンである
ことがわかつた。1,1−ジカルポメトキシ一2,4−
ジメチル−3−シクロヘキセンの熱分解前記でつくられ
た1,1−ジカルボメトキシ−2,4−ジメチル−3−
シクロヘキセンを2m1Hgから始めて、10mmH9
にまで徐々に上げる真空下、670〜675゜Cで熱分
解チユーブを使つて蒸留した。
この熱分解チユーブは、ステンレススチールでつくられ
ており、外径は11イインチであり、一端にステンレス
スチールのポールジョイントとエルボ一が、また他端に
はステンレススチールのポールジョイントが取り付けら
れている。チユーブの一端は、攪拌機、温度計およびヒ
ーテングマントルを取り付けた三首フラスコに連結され
ている。他端(エルボ一のある方)は、SO2ガス導入
チユーブと還流冷却器とを取り何けたフラスコに直接に
連結されている。フラスコは水浴で冷却されていて所定
の生成物は凝縮するが副生成物であるジエンが凝縮しな
いような温度に保たれている。還流冷却器の上端3/4
インチの外径を有する鋼管に連結されており、この冷却
器の他端は、ドライアイスーアセトントラツプに連結さ
れている。
ており、外径は11イインチであり、一端にステンレス
スチールのポールジョイントとエルボ一が、また他端に
はステンレススチールのポールジョイントが取り付けら
れている。チユーブの一端は、攪拌機、温度計およびヒ
ーテングマントルを取り付けた三首フラスコに連結され
ている。他端(エルボ一のある方)は、SO2ガス導入
チユーブと還流冷却器とを取り何けたフラスコに直接に
連結されている。フラスコは水浴で冷却されていて所定
の生成物は凝縮するが副生成物であるジエンが凝縮しな
いような温度に保たれている。還流冷却器の上端3/4
インチの外径を有する鋼管に連結されており、この冷却
器の他端は、ドライアイスーアセトントラツプに連結さ
れている。
なおこのドライアイスーアセトントラツプは、別のトラ
ツプおよび真空ポンプがこの順序で連結されている。2
499のメチレンマロン酸ジメチルが生成物として得ら
れた。
ツプおよび真空ポンプがこの順序で連結されている。2
499のメチレンマロン酸ジメチルが生成物として得ら
れた。
この生成物は、分析の結果100?の純度であつた。収
量は理論の66%であつた。1−カルボメトキシ−1−
カルボアリロキシ一2,4(または3−,5)−ジメチ
ル−3−シクロヘキセンの製造1リツトルの攪拌フラス
コに、3239(4.0モル)の2−メチル−1,3−
ペンタジエン、2m1のピペリジン、および10Tn1
のピペリジンを加えた。
量は理論の66%であつた。1−カルボメトキシ−1−
カルボアリロキシ一2,4(または3−,5)−ジメチ
ル−3−シクロヘキセンの製造1リツトルの攪拌フラス
コに、3239(4.0モル)の2−メチル−1,3−
ペンタジエン、2m1のピペリジン、および10Tn1
のピペリジンを加えた。
639(ホルムアルデヒドとして2.1モル)のバラホ
ルムアルデヒドが3169(2.0モル)のマロン酸メ
チルアリル中にあるスラリーをつくつた。
ルムアルデヒドが3169(2.0モル)のマロン酸メ
チルアリル中にあるスラリーをつくつた。
このスラリーを、2−メチル−1,3−ペンタジエン、
ピペリジンおよびピリジンの入つている攪拌フラスコに
ゆつくりと加えその間2−メチル−1,3−ペンタジエ
ンを還流して共沸混合物として生じた水を除いた。全部
のスラリーを加え、全部の水を取り除いて、36m1の
水を集めた。
ピペリジンおよびピリジンの入つている攪拌フラスコに
ゆつくりと加えその間2−メチル−1,3−ペンタジエ
ンを還流して共沸混合物として生じた水を除いた。全部
のスラリーを加え、全部の水を取り除いて、36m1の
水を集めた。
1f!のヒドロキノンと50dのトルエンを、フラスコ
に加えて、低沸点物質を0.2韮H9の真空下112℃
で脱気した。
に加えて、低沸点物質を0.2韮H9の真空下112℃
で脱気した。
511m1のベンゼンと259のスカベンジヤ一(3モ
ルのメタノールと1モルの五酸化リンの反応生成物)を
加えてからこの混合物を10分間還流した。
ルのメタノールと1モルの五酸化リンの反応生成物)を
加えてからこの混合物を10分間還流した。
この混合物を澄ませてから、1−カルボメトキシ−1−
カルボアリロキシ一2,4−(または3,5)−ジメチ
ル−3−シクロヘキセンを含んだ上層をデカントし、こ
れを蒸留して約87℃/0.111H9の沸点を有する
生成物を得た。収量=3399(理論の74.5%)。
残留物=98.59。2m1のピペリジンと10WL1
のピリジンの代りに3m1のピペリジンを触媒に使い上
記の方法を繰り返したところ、80%の収率で1−カル
ボメトキシ−1−カルボアリロキシ一2,4(または3
,5)ジメチル−3−シクロヘキセンが得られた。
カルボアリロキシ一2,4−(または3,5)−ジメチ
ル−3−シクロヘキセンを含んだ上層をデカントし、こ
れを蒸留して約87℃/0.111H9の沸点を有する
生成物を得た。収量=3399(理論の74.5%)。
残留物=98.59。2m1のピペリジンと10WL1
のピリジンの代りに3m1のピペリジンを触媒に使い上
記の方法を繰り返したところ、80%の収率で1−カル
ボメトキシ−1−カルボアリロキシ一2,4(または3
,5)ジメチル−3−シクロヘキセンが得られた。
この生成物は、純粋(100%)なメチレンマロン酸エ
ステルを得るために熱分解することができる。本発明の
方法においてはアセトアルデヒドまたはブチルアルデヒ
ドのような他のアルデヒドではなく、反応物としてホル
ムアルデヒドを用いてジカルボアルコキシシクロヘキセ
ン中間体をつくるのが好ましい。
ステルを得るために熱分解することができる。本発明の
方法においてはアセトアルデヒドまたはブチルアルデヒ
ドのような他のアルデヒドではなく、反応物としてホル
ムアルデヒドを用いてジカルボアルコキシシクロヘキセ
ン中間体をつくるのが好ましい。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次式: R^1OOC−CH_2−COOR^2 (式中R^1とR^2は、各々互に同一の又は異る1な
いし10個の炭素原子を有するアルキル基、対応する総
炭素原子数のアルコキシアルキル基、シクロヘキシル基
または2ないし4個の炭素原子を有するアルケニル基を
表わす)を有するマロン酸のエステルと、ホルムアルデ
ヒドおよび次式:▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のR^3は、各々互に同一の又は異る水素原原子
、メチル基またはエチル基を表わす)を有するジエンと
を、第1、第2および第3アミンから選ばれる触媒の存
在下で、還流温度で反応させて、次式:▲数式、化学式
、表等があります▼ を有する化合物をつくり、この化合物を600℃を越え
る温度で熱分解して次式:▲数式、化学式、表等があり
ます▼ を有するメチレンマロン酸エステルをつくる方法。 2 触媒が第2脂肪族アミンである特許請求の範囲第1
項記載の方法。 3 触媒がピペリジンである特許請求の範囲第2項記載
の方法。 4 マロン酸のエステルマロン酸ジメチルである特許請
求の範囲第3項記載の方法。 5 マロン酸のエステルがメチルアリルエステルである
特許請求の範囲第3項記載の方法。 6 マロン酸のエステルがメチルエチルエステルである
特許請求の範囲第3項記載の方法。 7 マロン酸のエステルがメチルメトキシエチルエステ
ルである特許請求の範囲第3項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US000000711924 | 1976-08-05 | ||
US05/711,924 US4049698A (en) | 1976-08-05 | 1976-08-05 | Process for producing methylene malonic esters |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5321115A JPS5321115A (en) | 1978-02-27 |
JPS5949216B2 true JPS5949216B2 (ja) | 1984-12-01 |
Family
ID=24860062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52093326A Expired JPS5949216B2 (ja) | 1976-08-05 | 1977-08-03 | メチレンマロン酸エステルの製造法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4049698A (ja) |
JP (1) | JPS5949216B2 (ja) |
CA (1) | CA1086772A (ja) |
DE (1) | DE2735255C2 (ja) |
FR (1) | FR2360553A1 (ja) |
GB (1) | GB1560323A (ja) |
Families Citing this family (36)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4160864A (en) * | 1976-09-07 | 1979-07-10 | Eastman Kodak Company | Adhesive compositions comprising methyl allyl methylenemalonate |
AT379602B (de) * | 1983-07-11 | 1986-02-10 | Vianova Kunstharz Ag | Verfahren zur herstellung von vernetzungskomponenten fuer lackbindemittel |
US4582927A (en) * | 1984-04-04 | 1986-04-15 | Frito-Lay, Inc. | Synthetic cooking oils containing dicarboxylic acid esters |
MXPA03000094A (es) * | 2000-06-22 | 2003-07-14 | Lubrizol Corp | Agentes acilantes y dispersantes para aceites y combustibles lubricantes. |
AU2003228701A1 (en) * | 2002-04-25 | 2003-11-10 | Bristol-Myers Squibb Company | Spirobarbituric acid derivatives useful as inhibitors of matrix metalloproteases |
US8106234B2 (en) * | 2009-05-07 | 2012-01-31 | OptMed, Inc | Methylidene malonate process |
US8993795B2 (en) * | 2009-05-07 | 2015-03-31 | Optmed Inc | Methylidene malonate process |
US9828324B2 (en) | 2010-10-20 | 2017-11-28 | Sirrus, Inc. | Methylene beta-diketone monomers, methods for making methylene beta-diketone monomers, polymerizable compositions and products formed therefrom |
US9249265B1 (en) | 2014-09-08 | 2016-02-02 | Sirrus, Inc. | Emulsion polymers including one or more 1,1-disubstituted alkene compounds, emulsion methods, and polymer compositions |
US9279022B1 (en) * | 2014-09-08 | 2016-03-08 | Sirrus, Inc. | Solution polymers including one or more 1,1-disubstituted alkene compounds, solution polymerization methods, and polymer compositions |
US8609885B2 (en) * | 2010-10-20 | 2013-12-17 | Bioformix Inc. | Synthesis of methylene malonates substantially free of impurities |
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