JPS5949159A - 非水性化学電池 - Google Patents

非水性化学電池

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JPS5949159A
JPS5949159A JP58145623A JP14562383A JPS5949159A JP S5949159 A JPS5949159 A JP S5949159A JP 58145623 A JP58145623 A JP 58145623A JP 14562383 A JP14562383 A JP 14562383A JP S5949159 A JPS5949159 A JP S5949159A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は非水性化学電池用の電解液、殊に二酸化硫黄(
S02)を含む電解液に関する。
二酸化硫黄は電解質についての貧溶剤であるが、それに
もかかわらず、その高エネルギー密度お−よびその高電
流容量の故に、非水性化学電池においてカソード減極剤
および電解質用溶剤としての二重機能のために広く実用
されてきている。カソード減極剤として機能させること
なく、S02を電解質用溶剤として単独に用いることは
稀れであった。なんとなればその弱い溶媒相性に加えて
S02はそれが室温、常圧で気体(沸点10℃)である
ことに関係したいくつかの仙の欠点を有するからである
。適切に利用するためには、気体S02は低温および/
または高圧の条件下で液体に変えられ、定常的加圧によ
ってそのような液体状態に維持されなげればならない。
その結果として、SO2を含む電池は、その揮発性SO
□に耐える高価な補強電池容器および密封シールを必要
とする付随的欠点を有するものであった。さらには、S
02の初期液化の必要性の結果としての費用も必要とさ
れ、また(揮発性液体S02を電池に充填することに関
して殊に)、特殊な取扱いが必要とされる。S02含有
電池の安全性の観点も問題の一部である。なんとなれば
保護手段を施しても、必要とされる安全排機構が有害な
気体S02を大気へ放出することにより機能を果すから
である。
電解質溶媒和を助力し、またso2の高い蒸気圧を低減
するために、電池は普通s02と共にアセトニトリルの
ような有機助溶剤を含んでいる。しかし、そのような蒸
気圧低減用有機助溶剤の存在にもかかわらず、電池は高
圧に加圧されたままでありそれに伺随した欠点を招いた
。さらには、前述のアセトニトリルのような有機助溶剤
は、普通効率的な電池サイクルを妨げ、また場合によっ
ては電池が酷使された時の潜在的な安全上の問題を内包
するものであった。有機助溶剤を用℃・ることなくS0
2に容易に溶解することが判っている電解質塩は(例え
ばLiAlC4は)低機能の電池を与え、あるいは(例
えばLl。B10 ”IOのようなりロボボレレートC
1ovoborate塩は)一般に実用を不可能とする
ような高価格てす)った。さらには、そのような塩は液
体S02に溶解した場合には、有機助溶剤に関連した危
険の問題を除くけれども、so2の高蒸気圧の問題を解
消するものではなかった。
本発明の一目的は、SO2をベースとした低蒸気圧の電
解液を含む非水性電池、ならびにそのような電解液を製
造する方法、を提供することである。
本発明の別の一目的は、上記の如き電解液であって:非
常に高導電性であり、従って高電流用途に適しており;
成分月利およびその製造の両方について経剤的であり;
常温、常圧で液体であり;非水性電池環境中で化学的に
安定であり;2次電池すなわち再充電可能電池用に適し
ており;広い温度範囲にわたって電解液として適してお
り;そして遊離の有機物を含まず従って慣用有機電解液
よりも安全である;電解液を提供することである。
本発明のこれらの目的、その他の目的、特徴ならびに利
点は、以下の説明および添伺図から明らかとなろう。
一般的に、本発明は、SO2をベースとした低蒸気圧(
常温で2気圧以下、好ましくは1気圧以下)高導電性の
電解液;その製造方法;およびアルカリ金属、アルカリ
土類金属、それらの混合物、合金のような活物質金属ア
ノードを有し、またそのような低蒸気圧電解液を含む非
水性の一次および二次の両電池;に関する。本発明の電
解は、SO2とそれに可溶なアルカリもしくはアルカリ
土類金属塩との強固に結合した溶媒和錯体からなり、そ
のような塩の例としては、その塩のアニオンが第3A族
(周期律表)元素ハロゲン化物からなるものがある。本
発明のためのそのような塩に好ましい第3A族元素はホ
ウ素、アルミニウノ1、カリウムおよびインジウムであ
り、3トた好ま[2いアルカリおよびアルカリ土類金属
は、リチウノ1、ツートリウムおよびカルシウムである
。SO2と錯化させるのに適当な好ましい第6A族金属
塩の例としては、L r A11Cz 4、L + G
a Cx4、L + BF4、L + nC4、L+ 
I nclJ4、NaA11C7,s、NaGaC74
、Na 13Cl、l、Na13 F4 、Na 1.
nC14、Ca (AllC4)2、Ca(GaC74
)2、Ca (BF、 )2、Ca(nC4)2、Ca
 (I n1J4)2、S、、r (AJI?C71!
4 )2.5r(Gacで4)2.5r(BF4)2、
S r (nC4)2、S r (I nC14)2、
およびこれら混合物がある。SO2と錯化させるのに適
当な非第6A族金属ノ塩ノ例トL ”’CDi、LI3
Sb(z16オヨヒI、1sbc16がある。しかし、
SO2と錯化しない塩も所望ならばその溶媒和錯体中に
溶解してもよい。
SO2と塩との溶媒和錯体中よ、それらの物質のモル比
ではなく当量比に依存するものであり、そのようなモル
比と当量比との差異(区別)は、例えば普通1モル当り
2当量を含むアルカリ土類金属塩を見れば明らかであろ
う。そのような当量比は約1=1ない”Ll:4(塩:
502)の範囲であり、そのような変動の故に塩とS0
2との結合は、反応で形成される新しい化合物よりも一
種の錯体の性格であることが示される。S02への塩の
実際の錯化は普通1:4(塩:SO□)の比までで行わ
れるが、電池に対して未錯化SO2を約に7(塩:全S
O□)までの量で添加しても普通、室温における電池に
有害となるような加圧は生じないであろう。
塩:S02の比を1=7よりも大きくする(S02の相
対量を増加する)と、電池が有害なほど加圧(約2気圧
以上)されるばかりでなく、電解液の電導度もそれによ
って低減される。米国特許第3.493.435号明細
書に記載されているSO2中に1モルのL 1AIC1
1’ 4  を含む(L 1klJ C14: SO2
の当量比−約1522)電解液は高度に加圧され(約6
.5気圧)、そして実際にその米国特許明細書には一1
0℃ないし一30℃の温度で使用されると述べられてい
る。本発す」の電解液においては、SO2が利用不能な
錯化形態にあって、たとえ力、っなとしても、非常に小
さい未錯化so2含1j1.であるので、その電解液中
のSO3は活性のカソード減極剤として機能しない。従
って本発明の電解液はその主用途(利用性)を、固体カ
ソード減俸剤をもつ化学電池に有している。そのような
カソードの例としテハ、CuCl2、Cub、 CuS
、 l’vin02、Cr3O8、■2o5、ならびに
その他の金属のハロゲン化物、酸化物、クロム酸塩、バ
ナジン酸塩、チタン酸塩、タングステン酸塩、カルコゲ
ン化物、および非金属カソード(例えばポリアセチレン
、ポリ・−1〕−フェニレン、ポリフェニレンザルファ
イドのような有機導電性重合体、ならびにCxSおよび
CFnのような種々の炭素化合物)がある。
固体カソードが、S02のような流体カソード減極剤を
有する電池と比較して低い高電流率容量の電池を与える
であろうこと(ま予想され゛(きたであろうが、そのよ
うな高電流率容量の低減は実際には本発明の電解液の予
期されないような非常に高い電導性によって極めて小さ
くされる。さらには実質上加圧されない系の利点(殊に
向上した安全性についての利点)は、高電流率容量の何
らかの低減を補償して余るものである。
本発明の溶媒和錯体電解液はS02をアルカリもしくは
アルカリ土類金属塩と所要の当量比で反応させることに
より製造される。その反応は、液化S02を該塩で所要
の当量比となるまで実質的に飽和させることにより行う
ことができる。しかし該塩を気相SO2と反応させるの
が好ましく、例えば該塩に乾燥SO2流を通してそれに
より発熱反応を起こして液体の溶媒和錯体を生じさせる
ことができる。得られる液体は低い蒸気圧(20°Cで
10psi−約0.703 kg/ff1未満、沸点的
40℃)を有し;従って、揮発性物質として特殊な取扱
いをしなければならない液化SO□(沸点10℃)とは
対照的に、液体として取扱うことができる。添付第1図
では種々の温度での先行技術のSO2含有電解液の蒸気
圧(曲線A)とL + 1’−11C114・ろ、5S
O2溶媒和錯体の蒸気圧(曲線B)とが比較されている
室温(20℃)tおいて先行技術802電解液は高い蒸
気圧(約50psiすなわち約35気ノーE )を有す
るが、該溶媒和錯体は大気1−「(15psi)よりも
はるかに低い約10 psi (約0.703 kg/
i、)の蒸気圧を有する。この溶媒和錯体電解液の蒸気
圧上昇は、80°Cにおける6 01)Si (4,2
2kg/i)まで温度上昇に対して対数増加を示す。こ
の点は先行技術のS02含有電解液の80 ’Cでの2
60ps1(18,3kFllcr& )の蒸気圧と著
しい対照を示す。
SO2は塩自体と直接に反応させる必要がないけレトモ
、実際には例えば該塩のルイス酸およヒルイス塩基成分
と反応させて該塩と液体状の溶媒和錯体とが同時に生成
するようにできて)。例えば乾燥SO2の流れを、L 
!AlIC74K 、あるいはそのルイス酸およびルイ
ス塩基両成分(すなわちLiC7およびA1C13)の
1:1化学m論量混合物に、通して、同じ液状のLiA
、6Cフイ・x S02  溶媒和錯体を生成させるこ
とができる(Xの値は当量基準で約1〜4の範囲である
と測定された)。その中にSo2を連続して通気すると
Xの値が上記範囲内の高い値になる。低いXの値は液状
溶媒和錯体がら幾分かのSO2を蒸発さぜることにより
得られうる。前記のように全802:塩の比が7:1を
越えるような過度のSO2を添加すると、望ましくない
加圧された(蒸気圧の高い)電解質が生成する(例えば
約2気圧以上)。
LiAlCl4・3.5S02の溶媒相錯体電解液の室
温での電導度はI X 10 ’、/オーム・顔でする
ことが判明したが、この値は今日までいずれの非水性電
解液において観察されたものの最高の電導度値である。
本発明の電解液はりチウムアノードについて非常に安定
であることが判明しており、またさらには長期の多数の
繰返し使用サイクルにわたってさえも97%を越える効
率でリチウムを電気4と学的に付着(メッキ)および脱
着することが可能であり、従って再充電可能なリチウム
、またはその他のアルカリもしくはアルカリ土類金属電
池のために特に適当な電解液であることも判明した。
NaAlC1!4・2.8S02の溶媒和錯体は上記よ
りもいく分低い電導度値8XiO/オーム・cm(それ
でもなお非常に高い)′を有するが、良好な低温稼動性
(例えば−60℃においてさえも2×1゜オーム・儂の
電導度)を持つ。約−8°C〜−−15°Cの温度で凍
結するLiAlCl4・x So 2の溶媒和錯体類と
は対照的に、NaAlCe4・x S(、)2溶媒和錯
体類は約−44℃で凍結し、従って低温で使用しようと
する場合にはさらに適当である。室温で1.7XIQ−
2/オーム・mそして一65℃で約10’ 3/オーム
”lの電導度を有するCa (AlC14)2 ・2.
75 SO2の溶媒和錯体は声際には凍結しないが、約
−50°Cで移動性を失うようになる。従ってこれを他
のLiAlCl4・ろ5SO2のような溶媒相錯塩と混
ぜ合せて、高電導度と極めて低温および高温使用性(稼
動性)との両者を有する電解液を与えることができる。
別法として、5OC12、S2Cl、5C12,502
C12およびそれらの混合物のような無機溶剤を添加剤
量で溶媒和錯体電解液へ配合することによ“つても、低
温使用性(稼動性)を向j二するのに役立つことが判明
した。例えば90重量%のLIAlC14・2.7SO
2と10%の5OC12との混合物(IMのL + A
ICIJ 4を含む)は、約−25℃で凍結し、−20
°Cで約1.8×10 /オーム・aπの電導度を有す
る。
リチウムは、例えばNaAlCl4およびCa(A#C
74)2溶媒和錯体電解液の存在下で安定であることが
判明したが、二次電池すなわち再充電可能電池用途にお
いては錯塩がアノード金属に相当するカチオンを含むの
が好ましい。
一次電池用途のためには、前述のナトリウム塩およびカ
ルシウム塩のような塩がリチウムアノードと共に効果的
に使用でき、殊に低温稼動性を向上させる点で効果的に
使用できる。さらには、そして好ましくは、−次電池用
途のためには、通常S02単独中に溶解しえない電解質
塩を、SO2および有機助溶剤(例えばセアトニトリル
;ジメトキシエタンのようなエーテル;プロピレンカー
ボネート等)の両者と化学量論量で錯化させることに−
・ より使用してもよい。そのような塩の例としては、Li
Br 、 LiClO4、LiAsF6およびL + 
PF 6がある。有機助溶剤はそのような塩をSO3に
可溶性にする。
そのような有機助溶剤は、遊離有機物質の害がもたらさ
れないように、該塩を共錯化するに足りる量でのみ存在
さぜる1、可溶1〈1塩は同様にそのような共錯体と一
緒に使用できる6、 本発明の電解液がそのS02成分にもかかわらず低蒸気
圧をもつということは、いくつかの非常に重要な経済的
および安全上の利益をもたらす。そのような電解液を用
いて製造された電池は補強する必要がなく、あるいは加
圧された内容物に耐えるようにするその他の手段を必要
とl−ない。排気は、それが安全のための留意として全
く必要であるとしても、迅速に拡大する有害S02煙の
発生をもたらさない。電池のための密封シールは、通常
腐食性のSO2が本発明では結合された状態にあるので
、劣化しにくく、従って実際には非加圧電池に適当なも
つと経済的なシールを使用することもできる。液状の溶
媒和錯体電解液(電解質)形成のための前述のような比
較的簡単な初期操作を除けば、未錯化揮発性SO2の取
扱いとは対照的に、何ら特殊な取扱いまたは貯蔵は必要
とされない。
電池に本発明電解液を充填するのは、S02のような揮
発性高蒸気圧液体を電池に充填するのとは対照的に、安
定な液体を簡単に充填することによってなされる。
本発明の電解液の性質および有利な点をさらに充分に説
明するために、以下の実施例を挙げる。
しかし、これらの実施例は説明の目的のためのものであ
り、従って本発明がこれに限定されるものでないことは
了解されたい。特に指定しない限り、「部」はすべて「
重量部」である。
実施例1 L’+C1およびAlCl3の両者の化学当量をガラス
容器に入れ、乾燥502(気)をそれらの塩粒子床に通
した。透明な液状のL 1AIJC14・SO2の溶媒
和錯体が熱の発生を伴なって迅速に生成した。室温にま
で冷却後、その溶媒和錯体中のL + A7C1l 4
 : So。
のモル比すなわち当量比を測定したところ1:3.1で
あった。乾燥SO2をそのLiClおよびkllc13
に続けて通気したところLIAIC14:SO2の当量
比が1:6.5の別の透明液状錯体が得られた。L 1
AAc14・ろ、1SO2溶媒和錯体から幾分かの80
2を蒸発させることにより、LIAl(’:IJ4:S
O2の尚阻止が1:2.6のさらに別の透明液状溶媒和
錯体が得られた。
これら三つの液状溶媒和錯体の鍾々の温度における電導
度を測定したところ、それぞれ第2図の曲線C,Dおよ
びEで示されるような値であった。
得られた電導度は、非水性電解液について従来得られた
ものの最高であった。さらには、これらの電解液中に4
週間を越える期間貯蔵された金属リチウムは腐食を全く
示さず、このことはリチウムを含む電池におけるそのよ
うな溶媒和電解液の安定性を示すものである。
実施例2 実施例1のようにして、世しLIC13の代りにNa(
J!を用いてNaAlC6,+ −2,8So。溶媒和
錯体を作ったところ、種々の温度におけろその電導度は
第2図の曲線Fに示される値であった。
実施例ろ 実施例1のようにして、但し、化学搦論量比のCaCl
2’、2A4C4k用いて、Ca (A#C4)2 ・
2.75 SQ!(当量比)〔モル比1 : 5.5 
)Ca(AlC4)2:5O2)を作った。種々の温度
における電導層は第2図曲線qに示されている。
実施例4 乾燥5O2(気)′ff:、AlCl3、L、iにEl
およびCa C12(モル比9:1:4)に通すことに
より、混合した溶媒和錯体[L IA7C4→−4Ca
 (AIJ C4)21] ・5.65O2(モル比)
を作った。得られた液状溶媒和錯体は種々の温度で第2
図の曲線Hのような電導層を与えた。
実施例5 90%のL + MC14・2.7SO2溶媒和錯体と
10%のI M−LIAnC4(soc12中)溶液と
の混合物を作った。これは種々の温度で第2図の曲線■
に示したよりな電導度全得えた。
実施例6 1インチ(2,5cm) X 1.6インチ(4,1c
nt )のニッグ″ル格子に60%のCuCl2、ろ0
%のグラファイトおよび10%のポリテトラフルオロエ
チレン(PTFE)からなる混合物2Iを押圧したカソ
ードヲ、同寸法の2枚のりチウムアノ−1・゛の間にサ
ンドイッチ状にしたものを用いてカノート゛制限化学電
池を構成した。この電池に実施例1のMfiJCIJ4
・3.I SO2’f44媒和錯体電解液全充填し、4
0mA (2mA / al )の電流率で2.6ボル
トのカットオフまで放電し、23 IITA  (11
11A / に7)j )の電流率で4.05ボルトま
で(連続サイクルて)充電した。この電池を、1電子移
動カッ−I・容Ij’ (L i 十CuC12−+ 
CuC1+ 、IJ H,:l(、:l )の100%
近くで約′550ザイクルにわたり放電/充電ザイクル
に伺した。
サイクル番号6.17ろおよび2ろ[][ついての充電
および放電曲線を第6図VC示す。それまでの累積容量
は72A時であり、約36回のLl  の回転(アノー
ドで9Z%の効4′、)である。初期理論−次容量は0
.24A時であった。
実施例7 実施例乙のようにして三つの電池を作ったが、実施例4
の[L+A#C# 」、4 Ca(AAC14)2 :
]” ]5−6802 溶媒和錯体電解液を用いた。これらの電池をそれぞれ2
01TIA、40 mAおよび6[]mAの電流率で放
電した。これらの放電結果は第4図VC示しである。
実施例8 実施例6のようr(シて電池全作ったが、実施例5の溶
媒和錯体電解液[90%LiAlCl・2,780゜お
よび10%の5OC12中I M−LiAl(、:14
)  を用いた。電池’fc 401nA、 (2mA
/i)での放電および20 mA (1mA/cffl
)での充電のサイクルに付した。第6番目のサイクルの
放電/充電曲線を第5図に示す。
実施例9 実施例6めようにして電池を作ったが、60%のCuO
,30%のグラファイトおよび10係の1) T li
’ Eからなる6Iのカソードを用いた。この電池f 
4 [] mAで放電した。その結果を第6図に示す。
実施例10 実施例6のようにして電池を作ったが、60%のCuS
、ろ0%のグラファイトおよび10係のPTFEからな
る3gのカソードを用いた。この電池を4QmAで放電
して第7図に示す結果f:得た。
実施例11 6.25インチ(15,9cm ) ×1インチ(2,
5cm、)のリチウムおよびM1102の両電極をイ1
する渦巻き式Li/MnO2電池(このものはゝ075
A時の理論容量にカン−1・゛制限されていた)に、実
施例1のL + kl C14・6.1SO2電1實液
を充填した。この電池は4.0ボルトの初期υ1フ路電
圧ケ示した。この電池を次いで135 mAで放電し、
2.0ボルトの電圧カットオフまで0.56 A II
!Jの容量を出した。この電池e40mAで14時間充
電し、再(J4Q+nAで放電し、この第2の放電で0
4OA時の容量を出した。第8図はこの電池の放電およ
び充電中の成極を示す。
L i /” MnO2電池における本発明の低蒸気圧
電゛解液の効果的使用r(より、そのJ:う1.c化学
電池系において普通用いられる反応性の電解質塩および
揮発性溶剤(例えば過」δ、・1素酸リチウムおよびジ
メトキノエタン)に関連する問題全除去しうるが、これ
はそれら慣用電解液の代りに単に本発明の比較的安全な
電解液を用いることによりなされる。
上記の各実施例から、本発明の溶媒和錯体電解液は効率
的に再充電できる実質的に非加圧式電池用のものである
こと、およびいくつかの具体例は、一般Vこ約5X10
  /オーム・鑵以上の電導度(室温)を有しない従来
の非水性電解液よりも可成シ高い電導J梵を有すること
、が明らかである。
上記の実施例はいずれも本発明の説明のためのものであ
ること、そして材料、電解液組成および比率ならびにそ
れらが用いられる電池系の変化は本発明の範囲から離れ
ることなく可能であること、は理解されよう。
【図面の簡単な説明】
第1図は先行技術SO2含有電解液(曲線A)と本発明
によるLEAノC4・3,5so2電解液(曲線B)と
の種々の温aにおける蒸気圧を示すグラフである。 第2図は実施例1(曲線C,Dおよび1号)、実施例2
(曲線F)、実施例6(曲線G)、実施例4(曲線H)
、実施例5(曲線])の電解液の種々の温度における電
導jすを示すグラフである。 第6図は実施例6の′[1,L/lI2の放/充′t(
i曲線である。 第4図は実施例7の電池の’l Q mA、4QmAお
よび6’mAにおけるh父電曲線である。 第5図は実施例8の電池の電池の放/充電曲線である(
 43 mA / 20 ntΔ)33第6図は実施例
9の?li池の4−Q mAでの放電曲線である。 第7図は実施例10の電池の4 Q m’Aでの放電曲
線である。 第8図は実施例11の放/充電曲線である。 特許出願人  デュラセル・インターナノヨナル・イン
コーホレーテッド 湿層  OC

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)活物質金属アノード、固体活物質カソードおよび
    電解液を有する非水性化学電池であって、その電解液が
    (a)二酸化硫黄と、(b)二酸化硫黄に可溶であり、
    また二酸化硫黄と錯体を形成しうる1種またはそれ以上
    のアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の塩と、の低
    蒸気圧、液状の溶媒和錯体からなること、そしてその電
    解液中の1種また 。 ばそれ以上のt:so□の当量比が1:1ないし1ニア
    の範囲であること1、を特徴とする上記電池。 (2)該1種またはそれ以上の塩は第6A族元素ハロゲ
    ン化物アニオンを含む特許請求の範囲第1項に記載の電
    池。 (3)該1種またはそれ以上の塩は、L + AICI
    J 4、LiGaCILiBF  LiBC14、Li
     I BCl14.NaAlC74,4、4、 N aGa C14、Na BF4、Na BCIJ、
    i、Na I n1J4、Ca (AlCl2 ’)2
    、Ca(GaC14)2、Ca(BF4)2、Ca (
    BCIJ4 )2、Ca(InC4)2゜Sr CAA
    ?C14)2.5r(GaC64)2.5r(BF4)
    2.5r(BCl2)2、Sr(InC14)2、Li
    5SbC16、Li5K:16’、およびこれらの混合
    物からなる群より選択されたものである特許請求の範囲
    第1項に記載の電池。 (4)該固体活物質カソードは、金属ノ・ロゲン化物、
    金属酸化物、金属クロム酸塩、金属バナジウム酸塩、金
    属チタン酸塩、金属タングステン酸塩、金属カルコゲン
    化物、ボリア七チレン、ポリ−p−フェニレン、ポリフ
    ェニレンサルファイド、CXSおよびCFnからなる群
    より選択された物質から構成されている特許請求の範囲
    第1〜3項のいずれかに記載の電池。 (5)該活物質アノードはリチウムより構成されている
    特許請求の範囲第1〜4項のいずれかに記載の電池。 (6)該当量比ば1:1ないし1:4の範囲である特許
    請求の範囲第1〜5項のいずれかに記載の方法。 (力 該電解液はSO2と共に該1種またはそれ以上の
    塩により錯化される有機電解質をもさらに含む特許請求
    の範囲第′I〜6項のいずれかに記載の電池。 (8)SOCl2.5O2C12,52c12.5c1
    2オヨびコレらの混合物から選択される有機溶剤をさら
    に含む特許請求の範囲第1〜7項のいずれかに記載の電
    池。 (9)気体SO2を、1種またはそれ以上のアルカリ金
    属もしくはアルカリ土類金属の固体状の塩と接触させ、
    そして液体の溶媒和錯体を生成させ、回収することから
    なる液状の溶媒和錯体の製造方法。 <101 1種またはそれ以上のアルカリ金属もしくは
    アルカリ土類金属の塩の固体状のルイス酸成分およびル
    身ス酸塩基成分に、気体so2を接触させ、該塩および
    液状の溶媒和錯体を生成させ、その液状の溶媒相錯体を
    回収することからなる液状の溶媒和錯体の製造方法1、 (11)  リチウムアノード;固体活物質カソード;
    およびL + Al1C4、NaAzC74およびCa
     (A7CA’4 )2、からなる群より選択された1
    種またはそれ以上の塩で錯化されたsoがらなり、その
    1種またばそれ以上の塩:so2の当部比が1:1ない
    し1:4である電解液;を含む特許請求の範17+4第
    1項に記載の低蒸気圧、非水性化学電池。 02)固体活物質カッM ハCu(−’42、Coo、
    CuS オよびMnO3からなる群から選択された物質
    から構成されている特許請求の範1p(第11項に記載
    の電池。 (13)固体活物質カソードはCuCll 2がら構成
    されている特許請求の範囲第12項に記載の電池。 C4リチウムアノード+ Cu Ca’2カソード;お
    よびL r Al1C7、i  で錯化されたso2よ
    り主としてなる電解液;を含む特許請求の範囲第16項
    に記載の電池。
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