JPS594893B2 - ムセンジユシンキカイロ - Google Patents

ムセンジユシンキカイロ

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JPS594893B2
JPS594893B2 JP13154775A JP13154775A JPS594893B2 JP S594893 B2 JPS594893 B2 JP S594893B2 JP 13154775 A JP13154775 A JP 13154775A JP 13154775 A JP13154775 A JP 13154775A JP S594893 B2 JPS594893 B2 JP S594893B2
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transistor
stage
transistors
radio receiver
intermediate frequency
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JP13154775A
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ペイル ウイリアム
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General Electric Co
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はバイアスの供給、AM動作の場合は自動利得
制御(AGC)機能並びにFM動作の場合は自動周波数
制御(M゛C)機能の為に共通の瀝波コンデンサを使え
るようにしたスーパーヘテロダイン形AM−FM(振幅
変調及び周波数変調)受信機に関する。
B+バイアスが制御可能な電流源から供給され、これが
検波器の出力に応じてバイアスを調節する。FM様式に
した時、局部発振器の自動周波数制御がバイアス調節に
よつて行なわれる。AM様式kした時、チユーナの中間
周波増幅器及びAM部分の自動利得制御がバイアス調節
によつて行なわれる。この発明は集積回路で製造するの
が好ましい。この発明は受信機を集積回路(IC)で作
るのに特に適しており、複雑な部分は半導体片にまとめ
、半導体片以外の所は複数でなくするように構成するの
が好ましい。
AM及びFM動作用無線受信機は、或る時は固体素子を
用いて作られていた。
集積回路装置が開発されると共に、個別トランジスタを
使うことは減る傾向にあり、それに代つて集積回路装置
が登場した。一般に、モノリシツクの半導体片に能動性
及び受動性部品を形成した集積回路装置が、オージオ増
幅器、中間周波増幅器等のような無線受信機の個々の機
能部品に対して提案されている。公知の1例として、大
部分の機態が1個の半導体片で行なわれるものが米国特
許第3665507号に記載されている。この構成では
、AFClAGC及びバイアスの供給に別個の沢波器を
設けている。この発明の実施例では、上に述べたような
使い方に共通の原理をいろいろ取入れているが、特に動
作様式の切換え、制御機能に対する▲波作用並びにバイ
アスの供給の点で、従来とは異なる。従つて、この発明
の目的は、AM−FM受信機用の改良された無線受信機
回路を提供することである。この発明は選択的にAM様
式並びにFM様式で動作し得る無線受信機用の無線受信
機回路を提供する。
回路は、受信機の中間周波を可聴周波数に変換するAM
−FM検波器によつて発生されたAM検波出力又はFM
検波出力のいづれかの少なくとも直流信号成分(この直
流信号成分を以下動的直流信号と呼ぶ)を発生する手段
と、周様式を選択した時には第1の大きさを持ち且つF
M様式を選択した時にはそれとは異なる第2の大きさを
持つ直流形信号(この信号を以下静的直流信号と呼ぶ)
を発生する手段と、静的及び動的直流信号の両方に応答
して、両方の信号の関数となる大きさを持つ主直流成分
を有する出力電流を発生する手段とで構成され、出力電
流が受信機回路の他の部分に印加出来るようになつてい
る。次にこの発明の実施例を図面について説明する。
この発明を実施した無線受信機が簡単なプロツク図で第
1図に示されている。無線受信機は全体としてはスーパ
ーヘテロダイン形受信機であり、周及びFM動作用にな
つている。特に対象とするのは、自動周波数制御及び自
動利得制御の沢波に関する特徴である。受信機の前端即
ちチユーナを構成するプロツク11,12,13で1対
の一定中間周波数への信号変換が行なわれる。
FM混合器の入力接続部14に典型的にはホイツプ・ア
ンテナからFM信号を供給することが出来る。AM混合
器には人M信号を受信する外部手段を示してない。通常
、届混合器は装置内に設けられたフエライト素子のピツ
クアツプに頼つている。FM混合器11がFM局部発振
器12から局部発振信号を受取り、一定の中間周波数(
107MHz)の出力を発生する。放送局の選択はその
出力に接続された沢波器15で行なわれる。AM混合器
13も発振器を含んでおり、455kHzの一定の中間
周波数で出力を発生する。AM出力が中間周波▲波器1
6に印加される。AM混合器が2本の母線18,19に
対する1対のAGC接続部を有する。これらの母線の作
用は後で詳しく説明する。図に示してないが、チユーナ
は、無線受信機の他の様式を選択する素子と関連して、
店又は雨様式の動作を行なわせる手段を備えている。F
M▲波器15又はAM▲波器16で▲波された中間周波
出力が中間周波増幅器の入力に印加される。
次にこの接続を説明する。中間周波増幅器は複数個の段
を持ち、実質的な直流饋還を行なつている。
これは差動接続した対のトランジスタQl,Q2と、Q
5,Q6と、Q7,Q8とを有する。入力信号がトラン
ジスタQ1のベースに印加され、そのエミツタが負荷抵
抗17を介してアースに結合され、そのコレクタはB+
バイアスを供給する第1の母線18に結合されている。
後で説明するが、母線18は中間周波増幅器の個々の段
の自動利得制御の為にも使われる。トランジスタQ1の
出力がエミツタから負荷抵抗17の両端に現われる。こ
れがトランジスタQ2のエミツタに印加される。トラン
ジスタQ2のベースが第2の母線19に結合される。こ
の第2の母線は、差動段に対するバイアスの平衡をとる
為並びに2次自動利得制御(AGC)の為に用いられる
。母線19は沢波コンデンサ31によつてアースに側路
されている。トランジスタQ2のコレクタが負荷抵抗2
0を介して母線18に接続される。普通はもう1つの中
間周波増幅段が中間にあるが、トランジスタQ2のコレ
クタからの信号出力が最後から1つ手前の中間周波増幅
段にあるトランジスタQ5に印加される。この段は最初
の段と同じ形式であり、やはり自動利得制御を受ける。
具体的に云うと、入力信号がトランジスタQ5のベース
に印加され、トランジスタQ5のコレクタはB+バイア
ス用の母線18に接続され、トランジスタQ5及びQ6
のエミツタが一緒にされて負荷抵抗21を介してアース
に接続されている。この相互接続により、トランジスタ
Q5からQ6への信号の結合が行なわれる。トランジス
タQ6のベースが2次AGC用の母線19に接続され、
トランジスタQ6のコレクタが負荷抵抗22を介して母
線18に接続される。中間周波増幅器はドリフトを少な
くする為の饋還を備えている。
即ち直流饋還抵抗23がトランジスタQ6のコレクタ及
びベース電極の間に接続されている。饋還抵抗23が2
次AGC用の母線19に結合され、これが最初の中間周
波増幅段にある第2のトランジスタQ2のベースに結合
されると共に、あらゆる中間にある段の第2のトランジ
スタに同様に接続される。この直流接続により、母線1
9には、母線18に存在する直流電圧に応じて変化する
電圧が得られ、これはAM様式でチユーナの付加的な自
動利得制御を行なう便利な手段になる。こう云う接続に
より、2種類の中間周波数の内の一方の周波数を持つ増
幅された出力信号がトランジスタQ6のコレクタに現わ
れ、最後の中間周波増幅段に印加される。最終段はトラ
ンジスタQ7,Q8を用いており、これらは差動接続さ
れている。
トランジスタQ7のベースがトランジスタQ6のコレク
タに接続されると共にトランジスタQ8のベースが母線
19に結合されている。トランジスタQ7,Q8のエミ
ツタが一緒にされ、電流源24を介してアースに接続さ
れる。トランジスタQ7,Q8の内の一方Q8のコレク
タに現われ、夫々の中間周波数でFM又はAM信号を持
つ出力が、最終的な▲波作用並びにAM−FM検波器2
6への信号の結合に適した同調回路25に印加される。
AM−FM検波器26は、どの動作様式が設定されてい
るかに応じてAM又はFM信号を検波し、オージオ成分
並びに▲波されなかつた中間周波成分の両方を含む出力
電圧を発生する。
AM様式では、AM搬送波に比例する直流出力電圧が現
われ、FM様式では、中心同調の際の所望の薗中間周波
数からの実際のFM中間周波数の偏差に比例する出力電
圧が現われる。検波器26からの検波出力電圧が、高周
波数成分を取除く為の▲波の後、オージオ増幅器27に
交流結合される。
この増幅器は、容量結合されたスピーカ28を駆動する
出力を発生する。検波器26の検波出力が制御可能な電
流源29により選択し得る直流レベルと組合される。こ
の時電流源29は、検波出力の大きさの関数として調節
し得る電流を母線18に供給する。直流レベルの選択は
動作様式の選択と関連し、AM動作では小さく(1.6
5ボルト)、FM動作では大きい(2.4ボルト)。検
波信号がこれらの設定値に重畳されるから、母線18に
生じる電圧の範囲は2種類ある。後で詳しく説明するが
、AM用の電圧設定値は、中間増幅器の各段がかなりの
利得変動を生ずるような値に選ぶ。FM用の電圧範囲の
設定は、一層大きな中間周波利得が得られるようにする
が、AFC電圧に比例した直流の変化の為、若干の利得
変動がある。これらの変化は比較的小さく、AFCルー
プのFM同調のための引き込み(又は同調はずれ)の際
だけ起るから、この変動は特に問題とならない。この為
、FM用の電圧の設定値は、FM局部発振器の自動周波
数制御作用が得られるようにするのに必要な変動がB+
バイアスに起る値にする。AM及び雨様式の動作に於け
る全体的な制御作用を次にまとめて説明する。
母線18は、FM混合器及び局部発振器に対するB+バ
イアスを供給し、中間周波増幅器の各段Ql,Q2;Q
5,Q6に対してB+バイアスを加え、FM局部発振器
の自動周波数制御をし、中間周波増幅段の自動利得匍卿
をし、AMの自動利得制御をすると云う5つの作用をす
る。2次AGC用の母線19は、主に中間周波増幅器の
直流安定性を保証するものであるが、AM混合器の付加
的な自動利得制御をする。
母線18に各種の作用をまとめて持たせたことにより、
母線18に1個のコンデンサを結合して、複数個の機能
を果たさせることが出来る。
コンデンサ30(400ttF14v)がこのコンデン
サである。コンデンサ30の値は、それに接続された中
間周波の各段に対する所要のB+側路作用並びにAGC
及びAFCP波作用が得られるように選ばれる。この値
は、AM用の所要のAGC時定数並びにFM用の所要の
AFC時定数が得られるように選ばれる。AM及びFM
用の時定数は大体同じ値に選ぶのが普通であり、その値
はダイヤル同調方式に適しており、1/2秒程度の時定
数が普通である。この為、この時定数は中間周波の減結
合並びにリツプルの▲波に適切である。実例が第2図に
詳しく示されている。
この構成は集積回路で製造するのに適している。構成部
品40,41,42,45,49,50のような、AF
−FMチユーナ、及び信号分離並びに制御機能用のf波
器が半導体片の外部に配置される。中く間周波増幅器、
第2検波器、オージオ増幅器及び調節可能な電流源を含
めた受信機の他の部分は半導体片上にある。
簡単の為、AM−FM沢波器として働く同調回路25、
AM−FM検波器26、及びオージオ増幅器27は詳し
く示してない。AM−FM検波器はいろいろな形をとり
得る。適当な形式は前に挙げた米国特許第366550
7号に記載されるものである。第2図について説明する
と、FM混合器が図面の左下部分に示される。
FM信号が入力端子14に結合され、入力同調回路40
を介して混合器のトランジスタQllのベースに結合さ
れる。トランジスタQllのエミツタが接地され、コレ
クタが出力同調回路41を介して中間周波入力トランジ
スタQ1のベースに結合される。混合器のトランジスタ
Qllのベースに現われる信号がFM局部発振器から取
出された局部発振信号と混合される。
雨局部発振器は共通エミツタ形式に結合されたトランジ
スタQl2と、そのコレクタに結合されたタンク回路4
2とで構成される。局部発振器からの信号がコンデンサ
43を介してトランジスタQllのベースに結合される
。様式切換え手段たとえばスイツチ44によりFM様式
が選択される。AM様式の位置にある時、スイツチ44
は制御可能な電流源29(後で詳しく説明する)を介し
て母線18に供給されるB+バイアスを混合器のトラン
ジスタQll及び局部発振器のトランジスタQl2の両
方から切離す。躍様式の位置にある時、母線18の24
ボルトの電圧(FMの際)が出力同調回路41の1次側
を介して混合器のトランジスタQllのコレクタに印加
されると共に、タンク回路42を介して局部発振器のト
ランジスタQl2のコレクタに印加される。トランジス
タQll及びQl2の両方に対して適当なベース・バイ
アスも加えられる。この混合器と局部発振器の形式は、
回路の周波数をB+バイアスに依存性を持つまXにして
おき、その依存性を取去る為に回もしてないことを別に
すれば、ごく普通のものである。図示の回路のパラメー
タの数値は、普通の家庭用受信機の条件を充たす程度の
感度を持つAGC動作が得られるものである。AM混合
器が図面の左上部分に示されている。
これは4象限掛算器で構成され、差動接続された上段の
対のトランジスタQl3,Ql4とQl5,Ql6及び
下段の対のトランジスタQl7,Ql8とを有する。入
力同調回路から取出されたAM信号が下段の一方のトラ
ンジスタQl7のベースに印加される。下段の他方のト
ランジスタのベースが2次AGC用の母線19に結合さ
れ、コンデンサ31を介してアースに側路される。トラ
ンジスタQl7,Ql8の対になつたエミツタが遅延し
た自動利得制御を受ける被制御電流源CSを介してアー
スに接続される。被制御電流源CSはトランジスタQl
9、ダイオードD1及び抵抗47,48で構成される。
トランジスタQl9のエミツタが接地され、そのベース
がダイオードD1及び抵抗48を介して様式切換え手段
たとえばスイツチ32のFM端子に接続される。店動作
では、スイツチが抵抗48を母線18に結合する。トラ
ンジスタQl9のコレクタが抵抗47を介してトランジ
スタQl7,Ql8のエミツタに結合される。こうして
被制御電流源CSは、一旦ダイオードD1の電圧降下に
よつて生じた遅延をこえると、AM混合器に付加的なA
GCを加える手段になる。AM混合器の上段について説
明すると、対のトランジスタQl3,Ql4及びQl5
,Ql6が下段の対のトランジスタQl7,Ql8から
対になつているエミツタにAM信号を受取ると共に、そ
のベースに局部発振器の信号を受取る。
局部発振器は差動接続の1対のトランジスタQ2O,Q
2lで構成され、それらのエミツタが電流源トランジス
タQ22を介してアースに結合されると共に、それらの
コレクタが小さな抵抗(100オーム)を介して6ボル
トB+電源に接続される。トランジスタQ2O,Q2l
はコレクタとベースが交差結合され、一方Q2Oのコレ
クタが発振タンク回路49に結合される。トランジスタ
Q2Oから上段のトランジスタQl4,Ql5のベース
に発振器の出力が結合され、そこで混合が行なわれる。
混合器の出力がトランジスタQl6のコレクタから取出
され、同調回路50を介してトランジスタQ1のベース
に印加される(この回路はFM同調回路41を含む)。
様式切換え用のスイツチ32がチユーナのAM部分を匍
脚する。
スイツチ32は単極双投スイツチであり、一方の端子が
接地され、他方が母線18に結合されている。スイツチ
の極端子が抵抗48を介してダイオードD1に結合され
る。スイツチ32を接地位置に倒すと0V様式)、ダイ
オードD1が逆バイアスされ、電流源のトランジスタQ
l9からの電流の注入が遮断され、こうして周混合器に
対する電流が全部カツトオフになる。スイツチ32を他
方の位置に倒すと(AM様式)、電流が電流源のトラン
ジスタQl9に流れ込むことが出来、チユーナのAM部
分が作動される。様式切換え用のスイツチ32,44は
同期して作動される。1つの増幅段が付け加えられてい
ることを別にすれば、中間周波増幅器は前に詳しく説明
した通りである。
被制御電流源すなわち制御可能な電流源29が第2図の
右下部分にある。
これはトランジスタQ23及至Q27、及び抵抗及び容
量素子51,52,54乃至58で構成される。これは
調節自在の電流基準と、この基準によつて制御される電
流源とを構成する。最初にこの基準を説明する。調節自
在の基準は、ダイオード接続のトランジスタQ23で構
成され、そのエミツタが抵抗51を介してB+電源(+
6ボルト)に接続されている。トランジスタQ23を通
る電流通路は2つの通路を介してアースに達する。一方
の通路はトランジスタQ24を通る。このトランジスタ
の電流がトランジスタQ25によつて制御される。トラ
ンジスタQ24のエミツタが抵抗52を介してアースに
接続され、そのベースは、パツド(集積回路の半導体片
上に設けられて、外部回路又は素子との接続用に用いら
れる端子)53に結合されたバイアス源に対する接続に
より+1.2ボルトの一定の値に保たれる。パツド53
は、オージオ増幅器に関連して、・・ムを減少し且つ信
号を減結合する為の大きな(160μF)の▲波コンデ
ンサに接続されている。前に述べたように、トランジス
タQ24に流れる電流が、検波器の出力に応答してトラ
ンジスタQ25によつて調節される。
AM−雨検波器の出力がトランジスタQ25のベースに
結合される。このトランジスタQ25のエミツタが60
0オームの抵抗55を介してトランジスタQ24のエミ
ツタ負荷抵抗に接続される。トランジスタQ25のベー
スが抵抗56を介してパツド53の+1.2ポルトに接
続される。トランジスタQ25のコレクタが負荷抵抗5
7を介して正のバイアス源に接続される。こうして検波
器26の検波信号がトランジスタQ25のペースに結合
され、そこで共通のエミツタ負荷結合により、トランジ
スタQ24のエミツタ電流に信号によつて誘起された変
化が生じ、トランジスタQ23の基準電流にも対応する
変化が生ずる。この機構はAM及びFMのいづれの場合
にも作用し、電流基準用のトランジスタQ23に流れる
電流を変化させる。トランジスタQ25のエミツタ通路
に抵抗55があることにより、トランジスタQ25のエ
ミツタ・ベース間電圧VebをトランジスタQ24に較
べて減少することにより、最初はトランジスタQ24の
電流の方が大きくなる傾向がある。トランジスタQ23
をAM用の低利得の設定状態からA用の高利得の設定状
態へと様式の切換えに伴つて調節するのは、トランジス
タQ26である。
トランジスタQ26のコレクタがトランジスタQ23の
ベース並びにコレクタに結合され、そのベースがパツド
53の+1.2ボルトのバイアスに接続される。トラン
ジスタQ26のエミッタが抵抗58を介して様式切換え
用のスイツチ32の極端子に接続される。FM様式でこ
のスィツチを接地すると、トランジスタQ26が導電し
、トランジスタQ23の電流は新しいレベルへと段階的
に変わり、こうして母線18の電圧を大体3/4ボルト
だけ上昇させる。スイツチ32の接点をAM用の位置に
切換えると、トランジスタQ26がオフに転じ、電流は
前の値に下がる。スイツチ32がいづれの位置にあつて
も、トランジスタQ23の電流は検波出力によつて制御
されるが、異なる電流範囲にわたつて制御される。制御
可能な電流源29にある最後の素子は電流源自体である
。これはトランジスタQ27であり、そのエミツタが抵
抗57を介して正のバイアス電源に接続され、ベースは
トランジスタQ23のベース並びにコレクタに結合され
、コレクタは母線18に結合される。この為、トランジ
スタQ27のエミツタ・ベース接合がトランジスタQ2
3のエミツタ・ベース接合と並列に接続される。抵抗5
7,51は等しい電圧降下を生じて、トランジスタQ2
7及びQ23のエミツタ・ベース間電圧が等しくなるよ
うに選ばれる。強いAGC状態では、トランジスタQ2
5がトランジスタQ27の電流を更に減少するように作
用し、制御機能を強める。トランジスタQ25が引出す
電流は、抵抗57に於ける電圧降下を強めるものである
が、それを別にすれば、トランジスタQ23とQ27の
電流の比はそれらの相対的な面積に関係する。トランジ
スタQ27の面積したがつて通電容量はトランジスタQ
23の8倍になるようにする。第2図から判るように、
抵抗57,51の抵抗値は100オーム及び820オー
ムである。即ちトランジスタの通電容量並びに面積に略
反比例(1:8)する。この為、トランジスタQ27の
電流は電流基準用のトランジスタQ23の電流の約8倍
である。AM又はFM様式のいづれの様式でも、母線1
8に得られる電流はトランジスタQ27を通り、検波出
力並びに様式の選択に関係するようにされる。
前に述べたように、AM動作の場合の母線18の公称B
+バイアスは約1.65ボルトであり、FM動作の場合
は2.4ボルトである。この発明は他の形式をもとり得
るが、以上説明した設計は集積回路以外の部品にとつて
特に経済的であり、こうして全体的なコストが安くなる
性能が同様であると仮定すると、図示の実施例のような
1個の半導体片を用いて完成されたAMFM無線受信機
のコストは、集積化しない場合のコストより大幅に切下
げられる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を実施した届−A受信機のプロツク図
、第2図は同じ実施例の回路の略全体を示す回路図であ
るが、AM−FM検波器並びにオージオ増幅器はプロツ
クされている。 主な符号の説明、18:B+バイアス供給用の母線、2
6:AIVi−FM検波器、29:制御可能な電流源、
32,44:様式切換え用のスイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 集積回路の形式であつて内部直流結合されている、
    AM−FM(振幅変調及び周波数変調)無線受信機用の
    無線受信機回路に於て、AM又はFM中間周波信号を増
    幅する中間周波増幅器を有し、該中間周波増幅器は複数
    の相次ぐ段を含み、各段が1対のNPNトランジスタQ
    1、Q2;Q3、Q4;Q5、Q6で構成され、各対の
    偶数番目のトランジスタのコレクタが夫々の負荷抵抗を
    介して直流バイアス供給母線18に接続され、各段間の
    結合がコレクタからベースへの結合によりなされ、そし
    て前記複数の段の最初の段に対してその後の方の段から
    抵抗性の負帰還23、19が設けられており、更に、F
    M様式又はAM様式の動作に切り換えることの出来る、
    トランジスタで構成された制御可能な電流源Q23、Q
    24、Q25、Q26であつて、その出力側に、エミッ
    タが抵抗57を介して電圧供給点(B+6V)に接続さ
    れ、且つコレクタが前記直流バイアス供給母線18した
    がつて前記中間増幅器のNPNトランジスタのコレクタ
    回路に導体接続されたPNPトランジスタQ27を含み
    、前記NPNトランジスタのコレクタ回路に、(イ)A
    M様式では、AGC(自動利得制御)電流信号に重畳さ
    れて前記中間周波増幅器を、該中間周波増幅器がAGC
    電流信号に従つて調節可能な比較的小さな増幅度を持つ
    ようなAGC動作範囲内に置くようにする、比較的小さ
    な電流を注入し、そして(ロ)FM様式では、前記中間
    周波増幅器をAGC動作範囲の外に置いて、該中間周波
    増幅器に比較的大きな増幅度を持たせるようにする、比
    較的大きな電流を注入する制御可能な電流源を設けたこ
    とを特徴とする、無線受信機回路。 2 特許請求の範囲第1項記載の無線受信機回路に於て
    、前記中間増幅器の各段間の結合が、前の段の偶数番目
    のトランジスタQ2、Q4のコレクタからなる次の段の
    奇数番目のトランジスタQ3、Q5のベースに対しての
    み行われ、そして前記負帰還が、前記複数の段の内の最
    後の段の偶数番目のトランジスタQ6のコレクタから帰
    還抵抗23及び第2の母線19を介して各段の偶数番目
    のトランジスタQ2、Q4、Q6のベースに対してなさ
    れていることを特徴とする、無線受信機回路。 3 特許請求の範囲第2項記載の無線受信機回路に於て
    、前記中間増幅器の各段間の結合が、導体によりなされ
    ていることを特徴とする、無線受信機回路。 4 特許請求の範囲第3項記載の無線受信機回路に於て
    、前記中間増幅器の各段の奇数番目のトランジスタQ1
    、Q3、Q5が導体により前記直流バイアス供給母線1
    8に接続されており、各段の1対のトランジスタQ1、
    Q2;Q3、Q4;Q5、Q6のエミッタが一緒に接続
    されて、夫々の抵抗を介してアースに接続されているこ
    とを特徴とする、無線受信機回路。 5 特許請求の範囲第3項記載の無線受信機回路に於て
    、前記中間増幅器が更に1対のNPNトランジスタQ7
    、Q8で構成された出力段を含み、該1対のトランジス
    タのエミッタは一緒に接続されて、電流源又は負荷抵抗
    24を介してアースに接続され、該出力段の一方のトラ
    ンジスタQ7のベースは前記中間増幅器の前記複数の段
    の内の最後の段の偶数番目のトランジスタQ6のコレク
    タに導体により接続され、前記出力段の他方のトランジ
    スタQ8のベースは前記第2の母線19に導体により接
    続され、そして前記出力段の前記一方のトランジスタQ
    7のコレクタが電圧供給点(B+6V)に接続されてい
    ることを特徴とする、無線受信機回路。
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