JPS594866Y2 - オ−トバイのスプロケツト交換防止装置 - Google Patents

オ−トバイのスプロケツト交換防止装置

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Publication number
JPS594866Y2
JPS594866Y2 JP1042980U JP1042980U JPS594866Y2 JP S594866 Y2 JPS594866 Y2 JP S594866Y2 JP 1042980 U JP1042980 U JP 1042980U JP 1042980 U JP1042980 U JP 1042980U JP S594866 Y2 JPS594866 Y2 JP S594866Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sprocket
pin
motorcycle
crankcase
prevention device
Prior art date
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Expired
Application number
JP1042980U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56113094U (ja
Inventor
哲雄 飯田
伸太郎 村松
康夫 長池
Original Assignee
スズキ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by スズキ株式会社 filed Critical スズキ株式会社
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Publication of JPS56113094U publication Critical patent/JPS56113094U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、スプロケット近傍に設けた突起により、この
スプロケットをより歯数の多いものと交換できないよう
にして、最高速度が大きくなるような改造ができないよ
うにしたオートバイのスプロケット交換防止装置に関す
るものである。
オートバイにあっては、トライブチエン駆動用のスプロ
ケットをより歯数の多いものと交換して、最高速度を予
め設定された速度より大きくすることが簡単に行なえる
しかしながら、オートバイの最高速度は車体構造や重量
を考慮して安全な値に設定されているものであるため、
最高速度を最初に設定された速度以上に変えることは安
全上、好ましくないものである。
本考案は、この問題を解消したオートバイのスプロケッ
ト交換防止装置を提供することを目的とする。
以下、本考案の実施例を図面にしたがって説明する。
第1図、第2図は本考案の一実施例を示したもので、図
において、1はオートバイのクランクケース、2は図示
しない変速ギヤ群を介してエンジンのコネクティングロ
ッドに連動するドライブシャフト、3はドライブシャフ
ト2の端部に固定されたスプロケット、4はスプロケッ
ト3に伝達された回転出力を後輪に伝達するトライブチ
エンである。
クランクケース1には第2図に示すように孔5が穿設さ
れていて、この孔5には突起としてのピン6の基部が圧
入固定されている。
このピン6は硬質金属から形成されていて、その先端部
はスプロケット3の歯先3a側部(外周)近傍に位置し
ている。
そしてこの歯先3aとピン6との間隙は微少に設置され
ている。
しかも、ピン6の先端6aは、歯先3aの肉厚Aのほぼ
中央部に位置している。
図ではピン6をスプロケット3の歯先3a側部(外周)
近傍に位置させて取り付けた状態のみを示したが、ピン
6を取り付ける条件としては他に次のようなものがある
(1)1歯で゛も多いスプロケットをドライブシャフト
2に取り付けようとした場合に、スプロケットの歯先が
ピン6に当って、スプロケットが回転しない位置にピン
6を取り付ける。
(2)ピン6の突出量を少なくして、ピン6を無理に抜
こうとしても、ピン6をつかみにくくする。
(3)ピン6を抜いた場合に、孔5がらクランクケース
1内のオイルが流出するように、孔5を設ける位置を選
択するか、孔5とクランクケース1を図示しない孔で連
通させておく。
ピン6はこのような孔5に圧入する。
(4)ピン6が折損する荷重よりも小さな荷重で破損す
るようなりランクケース1の薄肉部に、ピン6を取り付
ける。
(5)ピン6をクランクケース1内にもぐらせるように
しても、クランクケース1内にもぐらないような半メク
ラ孔にピン6を取り付ける。
(6)ピン6をクランクケース1内にもぐらせた場合に
、ピン6がクランクケース1内のミッションギアに当る
ような位置にピン6を取り付ける。
なお、これらの条件はすべてを満足することが望ましい
が、必ずしもすべてを満足する必要はない。
第3図、第4図は本考案の第2実施例を示したものであ
る。
本実施例は上述したピン6に代えてプレート7を突起と
して用いたもので、プレート7は、取付部7aと取付部
7aの一部を折り曲げて形成した突起部7bを有する。
取付部7aは、2本のボルト8,8によってクランクケ
ース1に固定されている。
このボルト8は、頭部8aが円形に形成されていて、こ
の頭部8aは取付部7aに形成した穴9内に嵌合してい
る。
これにより頭部8aを回すことかで゛きないようになっ
ている。
なお、ボルト8は第5図に示したように頭部8aに設け
た操作頭部10を回動操作することによりクランクケー
ス1に螺合されたもので、第5図中の操作頭部10と頭
部8aを結合している軸部11は一定の締付トルクで破
断するようになっている。
この軸部11を破断することにより、ボルト8の操作頭
部10が取り除かれて、ボルト8は第4図の状態となる
本考案は、以上説明したように、スプロケットの歯先の
外周近傍に突起を設けて、このスプロケットがより歯数
の多いものと交換されるのを防止させるようにしたもの
で、スプロケットを交換することによって、最高速度を
最初に設定された速度以上にするようなことが簡単に行
なうことができないという効果がある。
しかも、突起を硬質金属から形成したので、突起の切削
や切断を簡単に行なうことはできず、この結果、1歯で
も多い歯数のスプロケットに交換するのが困難で゛ある
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示すスプロケット部分の
正面図。 第2図は、第1図のII −II線断面図。 第3図は、本考案の他の実施例を示すスプロケット部分
の正面図。 第4図は、第3図のIV−IV線断面図。 第5図は、第4図のボルトの操作頭部を破断する前の状
態を示す断面図。 1・・・・・・クランクケース、3・・・・・・スプロ
ケット、3a・・・・・・歯先、5・・・・・・孔、6
・・・・・・ピン(突起)、7・・・・・・プレート、
7b・・・・・・突起部、8・・・・・・ボルト。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)クランクケースに、トライブチエンを駆動する所
    定歯数のスプロケットを支持し、該スプロケットの歯先
    の外周近傍に、微少間隙を設けて突起を取り付けたこと
    を特徴とするオートバイのスプロケット交換防止装置。
  2. (2)実用新案登録請求の範囲第1項記載のオートバイ
    のスプロケット交換防止装置において、突起を硬質金属
    材料から形成したもの。
  3. (3)実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記載の
    オートバイのスプロケット交換防止装置において、スプ
    ロケットの歯先に近接させてクランクケースに固着した
    ピンを突起としたもの。
  4. (4)実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記載の
    オートバイのスプロケット交換防止装置において、スプ
    ロケットの歯先に近接させてクランクケースに突起固定
    したプレートを突起としたもの。
JP1042980U 1980-01-31 1980-01-31 オ−トバイのスプロケツト交換防止装置 Expired JPS594866Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1042980U JPS594866Y2 (ja) 1980-01-31 1980-01-31 オ−トバイのスプロケツト交換防止装置

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JP1042980U JPS594866Y2 (ja) 1980-01-31 1980-01-31 オ−トバイのスプロケツト交換防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56113094U JPS56113094U (ja) 1981-09-01
JPS594866Y2 true JPS594866Y2 (ja) 1984-02-13

Family

ID=29607084

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JP1042980U Expired JPS594866Y2 (ja) 1980-01-31 1980-01-31 オ−トバイのスプロケツト交換防止装置

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