JPS5934553Y2 - 自転車用チエ−ン喰い込み防止装置 - Google Patents
自転車用チエ−ン喰い込み防止装置Info
- Publication number
- JPS5934553Y2 JPS5934553Y2 JP3990480U JP3990480U JPS5934553Y2 JP S5934553 Y2 JPS5934553 Y2 JP S5934553Y2 JP 3990480 U JP3990480 U JP 3990480U JP 3990480 U JP3990480 U JP 3990480U JP S5934553 Y2 JPS5934553 Y2 JP S5934553Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crank
- front gear
- protrusion
- chain
- prevention device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Gears, Cams (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自転車駆動用チェーンが前ギヤとクランク間の
間隙に喰い込むことを防止するための装置に関する。
間隙に喰い込むことを防止するための装置に関する。
自転車走行中に衝撃を受けたときなどにおいて、チェー
ンが前ギヤより外れることがあるが、従来の自転車にお
いては、第４図に示すようにクランク側に脱落したチェ
ーンａはクランクｂの回動に伴って前ギヤＣとクランク
６間の隙間の半径方向内方に強制的に導かれて深く喰い
込むので、このチェーンａを前記隙間より取外すことが
容易でなかった。
ンが前ギヤより外れることがあるが、従来の自転車にお
いては、第４図に示すようにクランク側に脱落したチェ
ーンａはクランクｂの回動に伴って前ギヤＣとクランク
６間の隙間の半径方向内方に強制的に導かれて深く喰い
込むので、このチェーンａを前記隙間より取外すことが
容易でなかった。
本考案は上記従来例の欠点を是正することを目的とし、
図面にその実施例を示す如く、前ギヤ１におけるクラン
ク３と対向する部位に明けた孔５を利用し、これにクラ
ンク３に向けて突出する突起４を着脱可能に取付けたこ
とを特徴とするものである。
図面にその実施例を示す如く、前ギヤ１におけるクラン
ク３と対向する部位に明けた孔５を利用し、これにクラ
ンク３に向けて突出する突起４を着脱可能に取付けたこ
とを特徴とするものである。
第１図及び第２図に示す実施例は、前記突起４を、前ギ
ヤ１におけるクランク３と対向する部位に穿設された孔
５に、クランクと反対側からボルト６を通挿するととも
に、クランク側に突出するねじ部にロット７をねじつけ
ることにより、構成している。
ヤ１におけるクランク３と対向する部位に穿設された孔
５に、クランクと反対側からボルト６を通挿するととも
に、クランク側に突出するねじ部にロット７をねじつけ
ることにより、構成している。
又、図示せる実施例においてはこのボルト６の先端とク
ランク３の内側面８間の間隔を僅小としているが、該間
隔はチェーンａが前記突起４より半径方向内方に落ち込
まない程度に定めればより１更に図示する実施例は前記
突起４をチェーンａに接触しない範囲で、できるだけ前
ギヤ１の歯９に接近せしめて配設している。
ランク３の内側面８間の間隔を僅小としているが、該間
隔はチェーンａが前記突起４より半径方向内方に落ち込
まない程度に定めればより１更に図示する実施例は前記
突起４をチェーンａに接触しない範囲で、できるだけ前
ギヤ１の歯９に接近せしめて配設している。
尚、１０はペダル、１１はクランク軸、１２はハンガラ
ッグである。
ッグである。
なお、前記孔５としては、上記突起４のために特に１箇
所だけ穿設するほか、デザイン的に等間隔円周状に穿設
した多数個の孔のなかの１つを選択して利用してもよい
。
所だけ穿設するほか、デザイン的に等間隔円周状に穿設
した多数個の孔のなかの１つを選択して利用してもよい
。
本考案は上記の如く構成されるので、第３図に示す如く
、チェーンａが前ギヤ１より外れ、クランク側に脱落し
た場合にも、クランク３の回動に伴ってチェーンａが前
ギヤ１とクランク３間の隙間の半径方向内方に誘導され
ることを、前記突起４により阻止することができる。
、チェーンａが前ギヤ１より外れ、クランク側に脱落し
た場合にも、クランク３の回動に伴ってチェーンａが前
ギヤ１とクランク３間の隙間の半径方向内方に誘導され
ることを、前記突起４により阻止することができる。
従って自転車の走行を停止してチェーンａを前記隙間よ
り抜き取ることは極めて容易で、短時間の内にチェーン
ａを前ギヤ１に懸は直することができる。
り抜き取ることは極めて容易で、短時間の内にチェーン
ａを前ギヤ１に懸は直することができる。
又、本考案では、前ギヤにおけるクランクと対向する部
位に設けた孔５に、突起４を着脱可能に取付けているの
で、前ギヤ１の中心部付近とクランク３との間隔がチェ
ーンの幅より小さく、チェーンが脱落するとこのすきま
にチェーンが喰い込む可能性があるような場合にのみ取
付けるといった、選択の余地ができる。
位に設けた孔５に、突起４を着脱可能に取付けているの
で、前ギヤ１の中心部付近とクランク３との間隔がチェ
ーンの幅より小さく、チェーンが脱落するとこのすきま
にチェーンが喰い込む可能性があるような場合にのみ取
付けるといった、選択の余地ができる。
また、突起４は、前ギヤ１のクランクと対向する部位の
みに取付けられるので、側面から見た場合この突起４が
クランクに隠れてみえず、したがって、この突起４が前
ギヤ１の側面外観を損なうといったこともない。
みに取付けられるので、側面から見た場合この突起４が
クランクに隠れてみえず、したがって、この突起４が前
ギヤ１の側面外観を損なうといったこともない。
また、前ギヤ１に設ける孔５を突起のために特に設けた
場合、突起４の取外し時において前記孔５も前ギヤ側面
から視認することができず、この場合の孔５もまた、前
ギヤ１の側面外観を損なうことがない。
場合、突起４の取外し時において前記孔５も前ギヤ側面
から視認することができず、この場合の孔５もまた、前
ギヤ１の側面外観を損なうことがない。
さらに、突起を着脱可能に取付けうるようにしたことに
より、たとえば、デザイン的に前ギヤのリム部に多数個
の等間隔の孔を設けておき、このうちクランクと対向す
る部位の孔を選択して突起を取付けるといったことも可
能である。
より、たとえば、デザイン的に前ギヤのリム部に多数個
の等間隔の孔を設けておき、このうちクランクと対向す
る部位の孔を選択して突起を取付けるといったことも可
能である。
この場合には、突起を取付けるようにした前ギヤと突起
を取付けない前ギヤとを区別して製造する必要がなくな
り、コストダウン効果が極めて大きい。
を取付けない前ギヤとを区別して製造する必要がなくな
り、コストダウン効果が極めて大きい。
又、本考案によれば、前記突起４を前ギヤ１のクランク
３に対向する部位にのみ設ければよく、しかもその構造
を極めて簡単にすることができるので、従来の自転車を
本考案装置を具備したものに改造する費用は低廉である
。
３に対向する部位にのみ設ければよく、しかもその構造
を極めて簡単にすることができるので、従来の自転車を
本考案装置を具備したものに改造する費用は低廉である
。
更に本考案によれば、前ギヤ１に設けた突起４がクラン
ク３の内側に位置するので、この突起４が乗者の足やズ
ボン等に引掛るおそれが無く、安全である。
ク３の内側に位置するので、この突起４が乗者の足やズ
ボン等に引掛るおそれが無く、安全である。
尚、前記突起４をチェーンａに接触しない範囲で、でき
るだけ前ギヤ１の歯９に接近せしめて配設すると、チェ
ーンａが前記隙間の半径方向内方に誘導される量を最小
に抑えることができ、好適である。
るだけ前ギヤ１の歯９に接近せしめて配設すると、チェ
ーンａが前記隙間の半径方向内方に誘導される量を最小
に抑えることができ、好適である。
しかも前ギヤ１を多段変速ギヤで構成した場合も本考案
に含まれることは勿論であるが、この場合においては、
チェーンａが前ギヤ１より脱落した際前記突起４上に留
まり、フロントディレイラー（図示せず）を軸方向内方
にシフトすることにより再びチェーンａを前ギヤ１に噛
合させることも可能となり、乗車したま＼チェーンａの
再噛合が可能となって好都合である。
に含まれることは勿論であるが、この場合においては、
チェーンａが前ギヤ１より脱落した際前記突起４上に留
まり、フロントディレイラー（図示せず）を軸方向内方
にシフトすることにより再びチェーンａを前ギヤ１に噛
合させることも可能となり、乗車したま＼チェーンａの
再噛合が可能となって好都合である。
第１図ないし第３図は本考案の実施例を示し、第１図は
その一部縦断側面図、第２図は第１図に示すものの要部
の正面図、第３図は本考案の作用を説明する概略正面図
、第４図は従来例の作用を説明する概略正面図である。 １・・・・・・前ギヤ、３・・・・・・クランク、４・
・・・・・突起、５・・・・・・孔、９・・・・・・前
ギヤの歯、ａ・・・・・・チェーン。
その一部縦断側面図、第２図は第１図に示すものの要部
の正面図、第３図は本考案の作用を説明する概略正面図
、第４図は従来例の作用を説明する概略正面図である。 １・・・・・・前ギヤ、３・・・・・・クランク、４・
・・・・・突起、５・・・・・・孔、９・・・・・・前
ギヤの歯、ａ・・・・・・チェーン。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 前ギヤにおけるクランクと対向する部位に明けた孔
を利用し、これにクランクに向けて突出する突起を着脱
可能に取付けたことを特徴とする、自転車用チェーン喰
い込み防止装置。 ２ 前記突起をチェーンに接触しない範囲で、できるだ
け前ギヤの歯に接近させて設けたことを特徴とする、実
用新案登録請求の範囲第１項に記載の自転車用チェーン
喰い込み防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3990480U JPS5934553Y2 (ja) | 1980-03-25 | 1980-03-25 | 自転車用チエ−ン喰い込み防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3990480U JPS5934553Y2 (ja) | 1980-03-25 | 1980-03-25 | 自転車用チエ−ン喰い込み防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56139692U JPS56139692U (ja) | 1981-10-22 |
| JPS5934553Y2 true JPS5934553Y2 (ja) | 1984-09-25 |
Family
ID=29635333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3990480U Expired JPS5934553Y2 (ja) | 1980-03-25 | 1980-03-25 | 自転車用チエ−ン喰い込み防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5934553Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11897576B2 (en) | 2022-04-14 | 2024-02-13 | Shimano Inc. | Crank assembly for human powered vehicle |
-
1980
- 1980-03-25 JP JP3990480U patent/JPS5934553Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56139692U (ja) | 1981-10-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5819996Y2 (ja) | 自転車用スプロケット | |
| US4487424A (en) | Bicycle sprocket shield | |
| US5782712A (en) | Bicycle chain sprocket | |
| CA3025679C (en) | Belt drive system | |
| TW201124309A (en) | Multi-gear pinion assembly for bicycles | |
| US9580143B2 (en) | Magnetic bicycle chain retention mechanism | |
| US5062318A (en) | Bicycle gear crank assembly | |
| US4519791A (en) | Sprocket for a bicycle | |
| AU2018383699B2 (en) | Sprocket guard | |
| JPS5934553Y2 (ja) | 自転車用チエ−ン喰い込み防止装置 | |
| JP2002543015A5 (ja) | ||
| DE3477652D1 (en) | Chain-shifting gear-change for a bicycle | |
| JPS6223352Y2 (ja) | ||
| JPH02164684A (ja) | 自転車用多段ギヤクランク | |
| JP5847980B1 (ja) | 後つめ、及び前つめ | |
| JPS6219517Y2 (ja) | ||
| JPS6036541Y2 (ja) | 自転車用フリ−ホイ−ルのギヤカバ− | |
| JPH0320234Y2 (ja) | ||
| JPH0454075Y2 (ja) | ||
| JP2504838Y2 (ja) | 自転車用多段スプロケット装置 | |
| JPH0340712Y2 (ja) | ||
| US20020148065A1 (en) | Bicycle hub cleaning device | |
| JPH07257458A (ja) | 自転車用の泥除け具 | |
| JPH0224398Y2 (ja) | ||
| JPH0247118Y2 (ja) |