JPH0861384A - 摩擦係合装置のハウジング制振構造 - Google Patents
摩擦係合装置のハウジング制振構造Info
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Abstract
部の圧入代をゆるやかに開放してほぼゼロに近似させる
ことができ、したがって、シュー部材とハウジング部材
内周面との間で発生した異音を確実に消失させる。 【構成】 全体が概略椀形状であってその底部48aの
外周部に連続して軸に沿う円筒形形状に形成された側縁
部48bとを有するハウジング48と、このハウジング
48の側縁部48b内周面に接触・離間して前記ハウジ
ング48に係合・離脱するクラッチ・シューとからなる
摩擦係合装置の制振構造であって、少なくともハウジン
グ側縁部48bの外周面に圧入代を持って外嵌される制
振板50であって、かつ、当該制振板50の先端縁部5
0bのスリット(切り欠き)52が形成されてハウジン
グ48底部48aに制振板底部50aが固定されたもの
である。
Description
クラッチ装置の多板式と遠心シュー式とのうちの遠心シ
ュー式クラッチ装置、あるいは、摩擦クラッチ装置、ド
ラム式ブレーキ装置等の摩擦係合装置のハウジング制振
構造に関する。
速制御を自動的に行う変速装置を搭載して、煩しい変速
操作から解放したものがある。図14にこのような自動
二輪車における動力伝達経路の概要を示す。エンジン1
0のピストン12の往復運動はクランクシャフト14の
回転運動に変換される。このクランクシャフト14の回
転運動は、Vベルト式自動変速装置により後輪側に伝達
される。つまり、このVベルト式自動変速装置において
は、前記回転運動を、駆動側プーリ16のドライブフェ
ースからVベルト18を介して、被動側プーリ20のド
リブンフェースに伝達し、さらに遠心シュー式クラッチ
装置を介して後輪側に伝達する。図15に遠心シュー式
クラッチ装置のクラッチ・アッシ・シュー22とクラッ
チハウジング26との詳細な軸方向視の構成例図を示
す。この遠心シュー式クラッチ装置では、被動側プーリ
20に軸回転方向に固定されたクラッチ・アッシ・シュ
ー(クラッチ・アッシ23とクラッチ・シュー24の結
合したもの)22が回転することとなり、このクラッチ
・アッシ・シュー22の回転運動が高まると、遠心力に
よってクラッチ・シュー24自身がウェイトとなって拡
張し、クラッチ・シュー24外周面のライニング24a
が、クラッチハウジング26の内周面26aに接触し、
その直後に接続されることとなる。これにより、クラッ
チ・アッシュ・シュー22の回転力は、クラッチハウジ
ング26に伝達され、さらに、このクラッチハウジング
26の回転運動は、ドライブ・シャフト28へと伝達さ
れ、減速ギアー機構30を介して最終的にリア・アクス
ルシャフト32に伝達され、後輪(図示省略)が回転す
ることとなる。
図16に示すように、全体が軸対称の概略椀形状であっ
て軸から外方向に向けてほぼ円板形状に延設される底部
26aおよび該底部26aの外周部に連続して軸に沿う
円筒形形状に形成された側縁部26bを有する。また、
クラッチ・シュー24は、前記クラッチハウジング26
の側縁部26b内周面に接触・離間して前記クラッチハ
ウジング26に係合・離脱するものである。このクラッ
チシュー24のクラッチハウジング26への係合・離脱
によりクラッチシュー24側に入力されたエンジン回転
出力をクラッチハウジング26側へ伝達・遮断する。な
お、図16において、符号33は前記ドライブ・シャフ
ト28をハウジングに回転方向に固定する嵌合筒であ
る。
クラッチ・シュー24は停止状態として示されている
が、クラッチ・アッシ23が回転すると、遠心力によっ
てクラッチ・シュー24自身がウェイトとなり拡張とす
ることとなる。クラッチ・アッシ・シュー22が回転
し、クラッチ・シュー24が拡張し、クラッチハウジン
グ26の内周面に接触する際に、時として、クラッチ・
シュー24がクラッチハウジング26内周面に断続的に
接触することが起きることがある。すなわち、伝達トル
クの振動が、“クラッチハウジングの鳴き”という異音
を発生させ、二輪車に乗るドライバーに対して、不快音
を感ぜしめることとなる。
の如く、単体で、概略椀形形状の構造を有している。ク
ラッチ・ハウジング26から異音が発生することは、ク
ラッチ・ハウジング26の内周面の形状・面粗度あるい
はクラッチ・シュー24の外面に固定されたライニング
24aの形状・面粗度、もしくは材質等が大きな要因と
なっている。
発生する異音を、図17に示すような、音楽にて使用さ
れるトライアングル34を例として考えてみる。トライ
アングル34を打棒36により打つと、トライアングル
34は振動し、“チィーン”と振動音が発せられて周囲
に響きわたることとなる。そして、この振動しているト
ライアングル34に打棒36を触れさせると、トライア
ングル34の振動音は消失し、音は発せられなくなる。
ハウジング26内周面との間で、種々の要因により発生
する“クラッチハウジングの鳴き”を抑制する一方式例
である。その原理は、図17に示した原理と同じくする
方式である。クラッチハウジング26の外周側に圧入す
べく、椀形形状で、椀形形状の底部の中央が削除された
構造部の板材(ここでは、この板材を制振板と称するこ
ととする)38を作製する。クラッチハウジング26の
外周側に、この制振板38を圧入し、クラッチハウジン
グ26の底部26aにおいて、この制振板38の底部3
8aを例えば溶接により固着するものとする。クラッチ
ハウジング26の外周寸法に対する制振板38の内径寸
法がほぼ同一寸法である場合、すなわち嵌合による圧入
公差がほとんどなく(圧入代が無いあるいは小さい)、
すなわち、ゼロに近似されるときは、前記トライアング
ル34の如き振動するクラッチハウジング26の椀形形
状外周面に対して、振動音を停止させる打棒36の如
く、制振板38の縁部38bは、クラッチハウジング2
6の縁部26bに触れることとなる。ここで、制振板3
8のクラッチハウジングへの取付方法を考えてみる。
振板38の底部38aとのみが固定されるときにおい
て、制振板38の縁部38bは、前記打棒36の如き機
能を示すことができる。しかしながら、圧入代が大きな
場合、クラッチハウジング26および制振板38の両者
の椀形形状の縁部26bおよび38bにおいても固定さ
れた状態を呈し、クラッチハウジング26および制振板
38は、それらの底部26aおよび38aと椀形形状の
縁部26bおよび38bの両端が固定された如き、一体
化構造を呈することとなる。この一体化構造において
は、制振板38は、クラッチシュー24とクラッチハウ
ジング26内周面との間で発生した異音を抑制する機能
を発揮し得ない。
26bと、その外周側に圧入された制振板38の椀形形
状の縁部38bの各々の状態について、述べてみる。ク
ラッチシュー24とクラッチハウジング26内周面との
間で発生した異音を消失させるためには、クラッチハウ
ジング26と制振板38とがあたかも別体として機能す
ることが必要である。すなわち、圧入代は、ゼロに近似
する値が好ましい。ゼロに近似する圧入代とは、クラッ
チハウジング26と制振板38とが接触するかしないか
の状態、言い換えれば、時には接触し、時には互いに離
れ合うという状態である。
振板38両者の作製工程を考えてみる。クラッチハウジ
ング26は、その内径、および外径寸法を必要とされる
公差、寸法に従い一般的に機械加工により作製される。
これに対して、制振板38は、一般的に鋼板をプレス加
工することにより作製し、その内径および外径の寸法を
管理するための後加工が施されることはほぼないと考え
てよい。この場合、機械加工されたクラッチハウジング
26の外径寸法に対して、プレス加工される制振板38
の内径寸法を機械加工並の公差に管理することは、きわ
めて厳しいことである。それゆえ、クラッチハウジング
26の寸法公差に対して制振板38の内径寸法の公差は
ゆるやかにならざるを得ない。
イト圧)、時には小さく(=近似的にゼロ)なることが
ある。圧入代が大きいことは、前記のように、クラッチ
ハウジング26の底部26aと制振板38の底部38a
との固定とともに互いの椀形形状の縁部26bおよび3
8bが固定された状態となり、クラッチハウジング26
と制振板38とは、一体化構造を呈し、クラッチシュー
24とクラッチハウジング26の内周面との間で発生し
た異音を消失しきれない。一方、圧入代が小さい、特に
両者の椀形形状の縁部が全く接触していないとしたら、
制振板38の椀形形状の縁部38bは、クラッチハウジ
ング26の縁部26bに触れることはなく、よってクラ
ッチシュー24とクラッチハウジング26との間で発生
した異音の消失に対して、なんら寄与することはない。
接触・離脱で異音が生じる恐れがあるのは、前記の遠心
シュー式クラッチ装置の他にブレーキ装置や他の種のク
ラッチ装置などの摩擦係合装置で起きることである。
くなされたものであって、係合装置のハウジング部材に
圧入される制振板の先端縁部の圧入代をゆるやかに開放
してほぼゼロに近似させて、それにより、シュー部材と
ハウジング部材内周面との間で発生した異音を確実に消
失させることができる摩擦係合装置のハウジング制振構
造を提供することを課題とする。
課題を解決するべく、全体が概略椀形状であって中心軸
から外方向に向けて延設される底部および該底部の外周
部に連続して中心軸に沿う円筒形形状に形成された側縁
部を有するハウジング部材と、このハウジング部材の側
縁部内周面に接触・離間して前記ハウジング部材に係合
・離脱するシュー部材とからなる摩擦係合装置に設けら
れるハウジング部材を制振する構造において、少なくと
もハウジング部材の側縁部の外周面に圧入代を持って外
嵌される環状体であって、かつ、当該側縁部が前記底部
から離れる方向の先端縁部に切り欠きが形成されてハウ
ジング部材に当該先端縁部以外の部分が固定された制振
部材を有することを特徴とする摩擦係合装置のハウジン
グ制振構造の構成を有する。
8で示した場合、クラッチハウジング26と制振板38
との組み合わせ方式において制振板38のクラッチハウ
ジング26への固定部は、各々の椀形形状の底部26a
および38aであり、そして制振機能を発揮させる部位
は、椀形形状の縁部26bおよび38bである。クラッ
チハウジング26の外径寸法に対して制振板38の内径
寸法は、幾分かの幅がある。
形寸法に対する制振部材の内径寸法の幅にかかわらず
に、制振部材をクラッチハウジングの外面に圧入した際
に、この制振部材の先端縁部の圧入代をほぼゼロに近似
させるべく、種々の検討を行った結果、制振板の先端縁
部にスリット等の切欠きを形成したものである。
側縁部に切り欠きを形成してこの制振部材を少なくとも
ハウジング部材側縁部の外周面に圧入代を持って外嵌し
かつ当該先端縁部以外の部分をハウジング部材に固定す
るので、制振部材の圧入代があっても前記先端縁部はそ
の切り欠きにより弾性変形して周方向にひらき、これに
より、前記先端縁部では圧入代がゆるやかに開放されて
近似的にゼロに近づくこととなる。
に説明する。なお、前記図14〜図18と同様に部分に
は、同一の番号を付してその説明を略する。図1は本発
明の実施例に係る自動二輪車のクラッチ装置の制振構造
の断面説明図、図2は図1の部分詳細図、図3(a)〜
(e)は制振構造の制振板に形成されるスリット(切り
欠きに相当)の各例の説明図、図4の(a)〜(b)は
当該スリットの形成数および位置の各例の説明図、図5
はスリットの加工された制振板の斜視説明図、図6は制
振板がクラッチハウジングに外嵌された制振構造の説明
図、図7〜図11は本発明の効果説明図、図12および
図13は本発明の他の実施例の説明図である。
同様の自動二輪車用のパワーユニットに搭載される遠心
シュー式クラッチ装置に設けられた制振構造である。ク
ラッチ装置は図1のように、クラッチハウジング48の
側縁部48bに、先端48cから長さL0離れた位置か
ら底部48aに亙って凹み49が形成されている。それ
以外は前記図18のクラッチハウジングと同様である。
ジング48の外周面にそれを覆うように底部50aと側
縁部50bとからなる概略椀形形状の制振板50が圧入
代を持って外嵌される。この制振板50は、その底部5
0a中央部に円形の貫通孔50a1が形成されている。
また、前記の外嵌においては制振板50は前記側縁部4
8bの先端の長さL0の部分に接しており、凹み49の
形成されている部分には接しない。前記制振板50は、
また、前記側縁部48bが前記底部48aから離れる方
向の先端縁部50bにスリット52が1箇所以上形成さ
れているとともに、ハウジング48に底部50a(先端
縁部以外の部分に相当)が溶接により固定されたもので
ある。
の形状、寸法について述べる。クラッチハウジング48
と制振板50とが圧入代をほぼゼロに近似させるには、
スリット52の軸方向に沿う長さLが、クラッチハウジ
ング48と制振板50とが互いに接触し合う縁部(接触
縁部という)の長さ(前記長さL0)と同じあるいは前
・後の長さ(L≒L0)、もしくは、当該接触縁部の長
さL0以上の長さ(L≧L0)を有すればよい。また、こ
のようにスリット52の長さLが前記接触縁部長さL0
の同じあるいは前・後の値を有するか、もしくは、前記
接触縁部長さL0以上であるならば、スリット52の幅
Wは、本発明では、特に問わない。また、スリット52
の形状は、例えば図3で示されるように、(a):半ト
ロコイド形状(U字形状)、(b):半円形形状、
(c):半楕円形形状、(d):四角形形状、もしくは
(e):三角形形状(V字形状)等があるが、本発明で
は、その形状も、特に問わない。
するスリット52の数もしくは位置について述べる。図
4はスリット52の数とその位置について概略説明する
ものである。この図において、(a):左側の列は、1
つもしくは2つ以上のスリット52を制振板50の先端
縁部50bに加工したもので、2箇所以上のスリット5
2の加工については、制振板50の先端縁部50bの円
周方向を等配分した位置に形成する。そして、この図に
おいて、(b):右側の列は、2つ以上のスリットが、
制振板50の先端縁部50bの円周方向を不等配分した
位置に加工した場合である。例えば図5にスリット52
を2つ形成した制振板50の斜視構成を示す。
2が加工されると、クラッチハウジング48の外径寸法
と制振板50の内径寸法とによる圧入代は、ゆるやかに
解放され、近似的にゼロに近づくこととなる。そして、
制振板50の外周全体において、クラッチハウジング4
8との接触がどの部位においても、均等にゼロに近づ
く。スリット52の加工工程が比較的簡単でしかも加工
単位を比較的安価にすませるためには、スリットの加工
数を2つ程度とすることが、好ましい。しかしながら、
スリット52の加工数、加工位置については、図4の如
き、さまざまの適用方法があり、よって、本発明では、
切り欠きの加工数、もしくは加工位置を特定するもので
はない。
にスリット52を加工する方式として、図5に示した如
く、スリット52を2つ制振板50の先端縁部の円周方
向に対して180°の等分割として加工した。スリット
52の形状は、半トロコイド形状として、短軸寸法(幅
W)を3(mm)、長軸寸法(長さL)を、(L0+
1)=7(mm)とした。図6に示すように、このスリ
ット52が加工済みとされた制振板50をクラッチハウ
ジング48に圧入した。前記のようにして本発明を実施
したスリット52加工済みの制振板50がクラッチハウ
ジング48に圧入されたクラッチハウジング・アッシ
を、以下に述べる測定の試料1とした。
シとして、次の試料2〜4を準備した。 試料2:市場において、〃クラッチハウジングの鳴き〃
が生じるとして、ユーザーから回収されたクラッチハウ
ジング・アッシであり、このクラッチハウジング・アッ
シに使用されているクラッチハウジングは、前記図16
に示した如く、単体の椀形形状クラッチハウジング26
であり、制振板は使用していない。 試料3:前記図18に示した如き、クラッチハウジング
26の外周側に従来の制振板38が圧入されたタイプの
ものであるが、制振板38にはスリットが加工されてい
ないものである。それと共に、クラッチハウジング26
と制振板38との圧入公差は、比較的タイトな状態に設
定したものである。 試料4:図18に示した如き、クラッチハウジング26
の外周側に制振板38が圧入されたタイプであるが、制
振板38にはスリットが加工されていない。それと共
に、クラッチハウジング26と制振板38との圧入公差
は、近似的にゼロに近づく状態に設定したものである。
ぞれ伝達関数を測定した。図7、8、9、および10
は、試料1、2、3、および4の、それぞれの伝達関数
の波形を示すグラフである。これらの図のグラフにおい
て、横軸は周波数(kHz)であって、縦軸は振動レベ
ル(=音圧レベル)のデシベル値(dB)を示してい
る。なお、図11には一定量の振動レベル:ΔdBと減
衰すべき周波数レベル:Δfとの関係を示すものであ
る。
ハウジングの鳴き”を発生したクラッチハウジング・ア
ッシの場合、振動レベルは高く固有振動数f0を示す波
形は鋭い波形を示しており、また、一定量の振動レベ
ル:ΔdBに対して、減衰すべき周波数域:Δfが小さ
いことが分かる。図9の場合、振動レベルがやや低下
し、固有振動数f0を示す波形がやや鈍角的となり、前
記周波数域:Δfもやや大きくなり、制振性が改善され
ていることが分かる。図10の場合、制振板は、その制
振効果をいかんなく発揮しており、振動レベルは、大変
低く、固有振動数f0を示す波形は、鈍角的となり、前
記周波数域:Δfが最も大きいことが、明白である。
工済み制振板を圧入したクラッチハウジング・アッシの
伝達関数の波形が示された図7を観察すると、比較的図
10に近い波形を得ることができた。すなわち、本発明
によるスリット52加工済み制振板50を圧入したクラ
ッチハウジング48の場合には、振動レベルが低くしか
も固有振動数f0を示す波形も鈍角的となり、しかも前
記周波数域:Δfが大きいことから、クラッチハウジン
グ48と制振板50との圧入公差が近似的にほぼゼロの
状態を呈し、制振性が有効に発揮されていると判断され
たものである。
外周面に前記実施例のように凹み49が形成されていれ
ば、制振板は、その先端縁部で圧入公差がほぼゼロに近
づきハウジング外周面に対する締め付け力を徐々にゼロ
に近づくように解放して行くと共に、前記凹み49に対
応する先端縁部以外の側縁部ではハウジング外周面に触
れていない状態になる。ただ、凹みの深さを適当に選べ
ば制振板の圧入公差との関係から圧入代をゆるやかに解
放して近似的にゼロに近づけて、この凹部に対応する部
分でも制振効果を発揮することができる。
定されないことはもちろんである。図12および図13
に本発明の他の実施例を示す。この他の実施例は、例え
ば制振板54を、図12に示すように、クラッチハウジ
ング48の側縁部48bのみに対応した形状の底部のな
い円環バンド形状として、クラッチハウジング側縁部4
8b先端に対応する先端縁部54bとともに、後端縁部
54aにもスリット52を加工したものである。この場
合、幅方向両側の食い違う位置にスリット52を形成し
たものである。図13には、前記制振板54を外嵌した
状態の断面図を示す。
ングに適用されるものに限定されず、その他のブレーキ
装置やその他のクラッチ装置等の、ハウジング部材の内
周面にシュー部材が接触してそれら同士が係合する種々
の摩擦係合装置に制振構造として適用できる。
擦係合装置のハウジング部材に圧入される制振板の先端
縁部のを切り欠きによりその圧入代をゆるやかに開放し
てほぼゼロに近似させることができ、したがって、シュ
ー部材とハウジング部材内周面との間で発生した異音を
確実に消失させることができる。
ハウジングの断面の構成図である。
るスリットの各例の説明図である。
び位置の各例の説明図である。
る。
構造の説明図である。
れたエンジンの説明図である。
図である。
図である。
トライアングルの振動音の説明図である。
グの断面構成図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 全体が概略椀形状であって中心軸から外
方向に向けて延設される底部および該底部の外周部に連
続して中心軸に沿う円筒形形状に形成された側縁部を有
するハウジング部材と、このハウジング部材の側縁部内
周面に接触・離間して前記ハウジング部材に係合・離脱
するシュー部材とからなる摩擦係合装置に設けられるハ
ウジング部材を制振する構造において、少なくともハウ
ジング部材の側縁部の外周面に圧入代を持って外嵌され
る環状体であって、かつ、当該側縁部が前記底部から離
れる方向の先端縁部に切り欠きが形成されてハウジング
部材に当該先端縁部以外の部分が固定された制振部材を
有することを特徴とする摩擦係合装置のハウジング制振
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20170294A JP3322015B2 (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 摩擦係合装置のハウジング制振構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20170294A JP3322015B2 (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 摩擦係合装置のハウジング制振構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0861384A true JPH0861384A (ja) | 1996-03-08 |
| JP3322015B2 JP3322015B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=16445509
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20170294A Expired - Fee Related JP3322015B2 (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 摩擦係合装置のハウジング制振構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3322015B2 (ja) |
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