JPS5948465B2 - 感応ヘツドの自動復帰装置 - Google Patents

感応ヘツドの自動復帰装置

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JPS5948465B2
JPS5948465B2 JP7765677A JP7765677A JPS5948465B2 JP S5948465 B2 JPS5948465 B2 JP S5948465B2 JP 7765677 A JP7765677 A JP 7765677A JP 7765677 A JP7765677 A JP 7765677A JP S5948465 B2 JPS5948465 B2 JP S5948465B2
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治彦 永山
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、シート式録音再生機における感応ヘッドの自
動復帰装置に関するものである。
シート式録音再生機においては、例えば磁気シートに形
成された磁気トラックに磁気ヘッド等の感応ヘッドを接
触させ、かつ、この感応ヘッドを渦巻き状に運動させる
ことにより、音声の再生を行つている。
この種のシート式録音再生機において、比較的短かい文
の音声を同じ調子で繰り返えして聞くことのできる、特
に外国語学習等に好適な録音再生機b3既に提案されて
いる。
この録音再生機は、学習者が簡便に扱えるように小型化
かつ軽量化されており、携帯にも適している。このよう
な録音再生機では.例えば、上述した感応ヘツドを、こ
の支持体を介してターンテーブル上に設け、その感応ヘ
ツドをターンテーブルの半径力向に移動させ、かつター
ンテーブルを回転させることにより渦巻き運動を行わせ
て音声の再生を行つている。
即ち、第1図はこの種の録音再生機の一例を示すもので
あつて、再生機本体1内にはターンテーブル2が設けら
れており、この上端部には切欠き3aを有する円盤状の
化粧板3b,実質的に一体に取付けられている。感応ヘ
ツド4はこれを支持する支持体を介してターンテーブル
2上に設けられており、ターンテーブル2b3矢印A方
向に回転するとともに、感応ヘツド4が、図における始
発位置から切欠き3aに沿つて矢印B力向に即ちターン
テーブルの半径力向に沿つて中心部に向つて移動するこ
とにより.渦巻き運動を行つて例えば記録シートSに記
録された音声を再生する。第2図は感応ヘツド4の運動
軌跡を示すものであつて、感応ヘツドはC,の位置から
移動を開始して渦巻き運動を行つてC2位置に至る。
そして、感応ヘツドは、次の録音再生動作に備えるべく
その終端位置C2から始発位置C,へ即座に自動的に戻
るようになつている。このような感応ヘツドの終端位置
からの自動復帰装置として.従来、第3図に示すような
ものBj用いられていた。
即ち、図においてターンテーブル2の底板2a(第1図
参照)の中心部に不回転状態に保持されたはすば歯車6
に対し、これに噛み合うはすば歯車Ihj矢印刀向に回
転すると、ターンテーブル2は矢印A刀向に回転するよ
うになつている。これと同時に送りねじ8のねじ送り作
用により、同ねじ8にかみ合うハーフナツト9aを背面
部に固着した作動レバー9は矢印刀向に移動する。作動
レバー9の上記移動動作によつて感応ヘツドがターンテ
ーブルの半径力向に移動するようになつている。
作動レバー9が移動を絖けて、これの自由端部の折曲片
内側縁9bが、解除レバー11の側縁部を押しやると、
同レバー11はねじ軸12を中心にしてばね13の弾力
に抗して矢印刀向に旋回する。すると、解除レバー11
の自由端裏面に植設された下垂ピンIlaは、解除カム
14の、鋭角状に切取られたカム端14aにガイドされ
なB5ら、カム14の、はすば歯車T側の側面に入り込
んでゆく。この際、カム14は解除レバー11の自由端
部を伸張性のばね15の弾力に抗して掬い上げる。この
結果、レバー11の舌片11bは作動レバー9の自由端
部裏面に当接して、レバー9の自由端部を押し上げる。
即ち、レバー9は基端部を中心にして自由端部Bj浮き
上BSる刀向に回動し、この際、ハーフナツト9aは送
りねじ8から離れ、ここに感応ヘツドは終端位置におい
て停止する。この作動の結果、作動レバー9は緊縮性の
ばね(図示されず)の弾力によつて原位置に瞬時に戻る
ようになつていて、これに応じて感応ヘツドも始発位置
に戻る。ところで、先にも述べたように本録音再生機に
おいては、,学者習が簡便に取扱えるよう小型でしかも
軽量であることが要求され、また、各機素を機能的にし
かもコンパクトに配置することBS必要とされる。
この他、本録音再生機を働かせるための駆動モータの駆
動電源として例えば電池等を用いる場合に、この寿命を
永絖させるべく、負荷をできるだけ軽減させてやる必要
がある。このような点に鑑みる場合、第3図に示すよう
な従来の装置では種々なる欠点を有し、この装置に対し
てより性能を向上させるべく各機構の改良を要求されて
いる。
例えば、図において、解除レバー11に取付けられてい
るばねとして、緊縮性のばね13と伸張性のばね15b
,用いられているBS、部品点数をできる限り少くする
べくそれらを一つのばねに代用することBSできないか
という点である。また、解除レバー11は、ばね15の
弾力によつてターンテーブルの底板2a上を摺接しなB
3ら回動するために負荷損失Bj大きく、従つて、回動
にむらを生じ感応ヘツドの自動復帰動作に支障を来たし
たりあるいは電池の消耗を促進させる不具合がある。ま
た、図において、作動レバー9の送り量は送りねじ8の
ピツチの制約を受けるために、解除レバー11を回動さ
せる際、この先端部を比較的短かい時間の間で大きく揺
動させることBj困難である。この点を解決すべく、例
えば、解除レバー1,の長さを大にならしめて、ピン1
1aの揺動量を増大させてこれを解除カム14の内側面
まで一気に移動させることも考えられるB3、このよう
にした場合、各機素B3輻綾した状態で配置されている
ために、解除レバーの配置B3困難になるばかりでなく
、装置のコンパクト化にも相反することになる。
また、従来の装置では、感応ヘツドの復帰時機は、作動
レバー9b3解除レバー11を押し動かす時機によつて
設定されるBj,この場合、例えば両レバーの取付誤差
あるいは嵌合部のガタ等によつてその解除時機にばらつ
きを生じることになる。本発明の目的は、上述した点に
鑑みた部品点数を最少限に留めることt)sできるとと
もに、負荷をより軽減させることのできる構成の簡素化
された感応ヘツドの自動復帰装置を提供することにある
。さらに、本発明の今一つの目的は、感応ヘツドの自動
復帰時機を任意に調整することのできる感応ヘツドの自
動復帰装置を提供することにある。以下、図示の実施例
により本発明を説明する。第4図において、ターンテー
ブル2の底板2aに固着されたブラケツト20と図示さ
れない不動部材との間には互に平行した2本の軸21,
22t)3支架されており、一力の軸21は両部材に回
転自在に支持され、他力の軸22は両部材に固定されて
いる。一力の軸21には送りねじ23bj一体的に形成
されており、さらにこの軸には解除カム24およびはす
ば歯車25bj軸21に実質的に一体に取付けられてい
る。解除カム24はフランジ部24aとカム部24bと
からなつている。はすば歯車25はターンテーブルの中
心部に位置し、かつ装置下部において固定されたはすば
歯車26に互に直交するように噛み合つている。移動台
27は2本の軸21,22に支持されており、後述する
作用によつて両軸に案内されて矢印力向に移動する。
移動台27の下端において折曲した取付け部27aは底
板2aから離間しており、この取付け部21aには2本
の筒体28,29bj垂設されていて、これには支持部
材31を介して感応ヘツド4b3取付けられている。移
動台27の、ブラケツト20側に延びた枠部27bの先
端支持片27cには軸32bj固植されており、これに
は送り部材33の基部BS枢着されている。基部BS底
板2aに固定された不動部材34と、移動台27の枠部
27bにおいて折曲した折曲片27dとには緊縮性のば
ね35の一端および他端t)3それぞれ掛けられていて
、このばね弾力によつて移動台21には矢印力向とは反
対力向に移動しようとする習性B3与えられている。そ
して、この習性による移動は、軸32の軸端t)3不動
部材34に螺合されたねじストツパ36の先端に当接す
ることによつて阻止されており、この状態において、感
応ヘツド4は第1図に示す始発位置に保持されている。
送り部材33の自由端部の一側縁には下刃に折曲した爪
部33ab3形成されており、これは送りねじ23に係
合している。
送り部材33には、軸32に巻かれるとともに、一端B
3送り部材33に他端B5枠部27bにそれぞれ係止さ
れたばね38の弾力によつて、軸32の周りに自由端部
B3下降する力向の回動習性B3与えられてぃる。基端
部Bj両支持片39aを有してT字状に形成されたオー
トリターンレバー39は止め軸41および円錐ねじりコ
イルばね42を介してブラケツト20の基板部20a上
に取付けられている。
即ち、両支持片39aの両端部は半円形状をなし、第5
図に示すように両端が下降するように傾斜形状をなして
、両先端縁部のみが基板部20aの表面上に圧接してい
る。ブラケツト20の基板部20aに固定的に植設され
た止め軸41には、第6図に示すような側面形状の円錐
ねじりコイルばね42b5圧縮した状態で嵌挿せられ、
これは座金43およびEリング44によつて止められて
いる。
また、円錐ねじりコイルばね42の一端はブラケツト2
0に、他端はオートリターンレバー39にそれぞれ係止
せられている。そして、このばね42の弾力によつてオ
ートリターンレバー39の自由端部に設けられた折曲部
39bの側面は、第7図に示すように送りねじ23の端
部23a&CFf:.接し、また折曲部39bの下端縁
は軸21の頂部に圧接している。なお、オートリターン
レバー39は、後述する作用によつて両支持片39aの
先端縁部を支点にして自由端部t)j上昇する力向に旋
回するようになつており、従つてこの動作を阻害しない
ように、止め軸41b3挿入される、オートリターンレ
バー39の取付け孔39cは、止め軸41の直径よりも
大きい孔かあるいはレバー39の長手力向に沿う長孔と
なつている。オートリターンレバー39の自由端部から
、送り部材33の自由端部がわに折曲した部分には突片
39dが形成されており、この上側縁は平生、送り部材
33の自由端部の裏面から離れた状態に保持されている
また、オートリターンレバー39の自由端側の側縁部に
は下刃に折曲した爪片39eが形成されており、これは
後述する如く解除カム24のカム部24bに係合するよ
うになつている。さらに、オートリターンレバー39の
立上り片39fには、自動復帰位置調整ねじ45bS螺
合されていてナツトによつて締着されている。ここで.
第4図において各諸可動機素は図における初期態位に保
持され、感応ヘツド4は第1図に示す始発位置にある。
この状態から図示されない操作釦を押すと、駆動モータ
(図示されず)BS回転を始めるようになつていて、こ
れに伴つてターンテーブル2bS矢印A力向(第1図参
照)に回転する。この際、不回転状態に保持されたはす
ば歯車26に噛み合う軸21上のはすば歯車25bS、
矢印方向に回転することにより、送りねじ23bS回転
する。一刀、送りねじ23の回転によつて、爪部33a
b,送りねじ23に係合する送り部材33は、送りねじ
23のねじ送り作用により矢印力向に移動を始める(第
1図参照)。
送り部材33b3移動即ち往動することにより、これの
基部は座金46を介して移動台2Tの支持片21cを押
し動かす。即ち、移動台21はばね35の弾力に抗して
2本の軸21,22にガイドされて矢印刀向に移動する
。この際、送り部材33の基部を枢着する軸32の端部
は、ねじストツパ36の先端から離れてゆく。また、移
動台21の上記往動動作によつて感応ヘツド4はターン
テーブル2の半径刀向にかつその中心部に向つて移動す
る。そして、この移動動作とターンテーブルの回転動作
とによつてヘツド4は渦巻き運動を行い、これによつて
例えば音声の再生動作B5行われるのである。送り部材
33bS往動を続けて、オートリターンレバー39の路
上位位置に来たり、さらにこの状態から僅かに動くと、
これの押動片33bbS、自動復帰位置調整ねじ45の
先端部45aに衝き当たつてこれを押しやる。
すると、オートリターンレバー39は、両支持片39a
の両先端縁部のみB3ブラケツト20の基板部20a上
に接触した状態でかつ止め軸41の周りに、送りねじ2
3の軸力向即ち矢印a刀向に円錐ねじりコイルばね42
の弾力に抗して旋回する。オートリターンレバー39が
旋回して、斜めの態位から送り部材33と平行した態位
になると、この自由端部は第T図に示すように実線位置
から仮想線位置に変位する。
即ち、この際、オートリターンレバー39の折曲部39
bの下端縁は軸21の頂部に圧接しなBSら移動するの
である。そして、レバー39の爪片39eは、回転しつ
つあるカム部24bのボス周部近傍位置に好機に進入す
るようになつていて、この状態から解除カム24がさら
に回転すると、このカム部24bの押し上げ作用によつ
て第8図に示す如くオートリターンレバー39の自由端
部は上昇する。即ち、同レバー39は、円錐ねじりコイ
ルばね42の垂直刀向の弾力に抗して、かつ、両支持片
39aの両先端縁部を支持点にして自由端部b?上昇す
る力向に旋回する。オートリターンレバー39の上記旋
回動作によつて、送り部材33の自由端部の下位位置に
ある突片39dは、その自由端部の裏面に当接しかつこ
れを上刃に押し上げる。
従つて、送り部材33は、軸32の周りにばね38の弾
力に抗して自由端部が上昇する力向に回動する。この際
、送りねじ23のねじ部の有効終末部に係合していた爪
部33aは送りねじ23から離れ.ここに、感応ヘツド
4の送りが停止する。即ち、感応ヘツド4は終端位置に
おいて停止する。爪部33aと送りねじ23との係合状
態H,解除されると同時に、移動台2Tは、ばね35の
弾力によって瞬時に矢印力向とは反対刀向にねじストツ
パ36に当接するまで引き戻され、従つて.送り部材3
3も矢印力向とは反対方向に復動する。
この際、感応ヘツド4は終端位置から始発位置へ自動的
に復帰する。ところで.送り部材33の復動時には、解
除カム24のカム部24bによつてオートリターンレバ
ー39の突片39dは上昇した態位に保持されており、
従つて.送り部材33の自由端部の下降動作が規制され
ている。よつて、送り部材33bj復動する間、この爪
部33aは送りねじ23に係合することB3ない。そし
て、カム部24bがさらに回転して、オートリターンレ
バー39の爪片39eがカム部24bを抜け出ると、同
レバー39は、ばね42の水平および垂直力向の両弾力
によつて止め軸41の周りに矢印a力向とは反対力向に
旋回し、かつ、この自由端部B3下降する方向に旋回し
て、図における原態位に復帰する。
この際、今だ送り部材33の自由端部を押し上げていた
レバー39の突片39dbS下降するから、この時、復
動し終つて始発位置にあつた送り部材33の爪部33a
は送りねじ23に係合して次の再生動作に備える。一力
、軸21の回転も停止し、ターンテーブル2は図におけ
る位置において停止する。このようにして、各諸可動機
素はすべて図に示す初期態位に復帰する。ここで、本発
明実施飾こおいて、第4図に示すオートリターンレバー
39は作動時に水平力向および垂直力向の両刃向に旋回
するB5、この場合、このレバー39を平生、原態位に
保持させるという機能を、一つの円錐ねじりコイルばね
42によつて行わせている。
一力、第3図に示す従来装置においては、その機能を達
成する部材として、2つのばね13,15を用いており
、これに対して本実施例においては一つの部品で済すか
ら、部品点数を減少させることB3できる。また、円錐
ねじりコイルばね42を圧縮した状態で使用しているた
めに、高さ力向の空間スペースをそれだけ節約すること
Bjできる。従つて、このような点から、この種の携帯
式の録音再生機における装置のコンパクト化を期待でき
る。さらに、第3図に示す従来装置では解除レバー11
b3面接触で回転摺動するために、負荷抵抗BS大きく
なつて、レバー11の回転むらを生じ、ヘツドの自動復
帰機能に支障を来たしたりあるいは電池等の動力源の消
耗を早める欠へBSあつたB3、本発明実施例において
は、オートリターンレバー39の両支持片39aの先端
縁部のみB3接触して回転旋回するようになつており、
従つて負荷抵抗t)3少なく、上述した欠点を解消する
ことB3できる。
また、第3図に示す従来装置では解除レバー11の自由
端部BS解除カム14によつて押し上げられる際、尾端
部11bを支点にして回動するために、倒れを生じるこ
とB3あつた。これに対し本発明実施例のオートリター
ンレバー39は両支持片39aを支点にして回動するた
めに、上述した倒れを防止することB3でき、ヘツドの
復帰機能に支障を来たすおそれBSない。さらに、本発
明実施例においては、第4図に示すように、自動復帰位
置調整ねじ45を、設計的に止め軸41側に接近して設
けることにより、オートリターンレバー39を大きく揺
動させることBSでき、従つて、同オートリターンレバ
ー39の爪片39eを、カム部24bとフランジ部24
aとの間に進入させることBj可能となり、レバー39
の長さをそれ程必要とせず、装置のコンパクト化に役立
つ。
また、オートリターンレバー39は、爪片39ebjカ
ム部24bとフラスジ部24aとの間に進入する際、送
り部材33と平行した態位となる。従つて、第7図に示
すようにカム部24bとフランジ部24aとの間に形成
される溝の巾Lをそれに即応して小さくすることB3で
きる。この点から輻椿した状態の各機器間のスペースを
節約できる利点BSある。また、本発明実施例において
は、感応ヘツド4の復帰位置いわば終端部における停止
位置を任意に調整できる点である。
これは自動復帰位置調整ねじ45の回動量を適宜に定め
ることにより行うことB3できる。なお、この調整は、
第9図に示すようにねじ回し48を左側方からさし入れ
て調整ねじ45を適宜に回動させることによつて行う。
この調整によつて、送り部材33における押動片33b
の調整ねじ45に対する押動時機を変化させることB3
できるのである。通常、この種の装置において、送り部
材33やオートリターンレバー39あるいは移動台27
等の取付けに誤差を生じることは避けられない問題であ
る。この点から、上述した押動時機にばらつきを生じる
ことになる。本発明装置においては、上記したような調
整手段を備えており、例えば装置の製作時においてすべ
ての装置を同一の条件に設定することB3できる。なお
、使用時における調整ねじ45の調整作業については、
ターンテーブルの上位側に配置された化粧板を取除くだ
けで行えるのでその作業は簡単である。以上本発明によ
れば、部品点数を最小限に留めることB3できるととも
に、負荷をより軽減させることのできる構成の簡単な感
応ヘツドの自動復帰装置を提供することBSできる。
また、感応ヘツドの自動復帰時機を任意に調整すること
のできる感応ヘツドの自動復帰装置を提供することBS
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明B3適用されるシート式録音再生機の一
例を示す斜視図、第2図はシート式録音再生機の感応ヘ
ツドの運動軌跡を示す図.第3図は従来の感応ヘツドの
自動復帰装置の一例を示す斜視図、第4図は本発明の感
応ヘツドの自動復帰装置を示す斜視図、第5図はオート
リターンレバーの基部の取付け態様を示す断面図、第6
図はオートリターンレバーの基部側に取付けられる円錐
ねじりコイルばねの側面図、第?図はオートリターンレ
バーおよび送り部材の初期態様を示す正断面図、第8図
はオートリターンレバーの自由端部HS解除カムに係合
した態様を示す正断面図、第9図は自動復帰位置調整ね
じの調整態様を示す正断面図である。 2・・・・・・ターンテーブル、4・・・・・・感応ヘ
ツド、23・・・・・・送りねじ、24・・・・・・送
り解除手段としての解除カム、33・・・・・・送り部
材. 39・・・・・・オートリターンレバー.39a
,39a・・・・・・両支持片、42・・・・・・円錐
コイルばね.45・・・・・迫動復帰位置調整ねじ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 感応ヘッドがターンテーブルの半径方向に移動し、
    かつターンテーブルが回転することにより、感応ヘッド
    が渦巻状に運動して録音再生動作を行うシート式録音再
    生機において、上記感応ヘッドを始発位置から終端位置
    までターンテーブルの半径方向に移動させるための、往
    復動自在の送り部材と、この送り部材の自由端部を係合
    させてこれを往動させる送りねじと、基端部に両支持片
    を有し、これを支持点にして自由端部が上昇する方向に
    、かつ送りねじの軸力向に旋回可能であつて、送り部材
    の往動時にこれによつて押し動かされることにより上記
    軸力向に旋回動作を行うオートリターンレバーと、平生
    、そのオートリターンレバー両旋回動作を規制してこれ
    を原態位に保持する円錐コイルばねと、感応ヘッドを終
    端位置に停止させるべく、上記オートリターンレバーの
    、上記軸力向への旋回動作によつて変位した同レバーの
    自由端部を上記ばね弾力に抗して押し上げて、送り部材
    の送りねじに対する係合動作を解除させる感応ハッドの
    送り解除手段と、感応ヘッドを始発位置へ復帰させるべ
    く送り部材を原位置まで復動させる手段とを具備した感
    応ヘッドの自動復帰装置。 2 感応ヘッドがターンテーブルの半径方向に移動し、
    かつターンテーブルが回転することによつり、感応ヘッ
    ドが渦巻状に運動して録音再生動作を行うシート式録音
    再生機において、上記感応ヘッドを始発位置から終端位
    置までターンテーブルの半径方向に移動させるための、
    往復動自在の送り部材と、この送り部材の自由端部を係
    合させてこれを往動させる送りねじと、基端部に両支持
    片を有し、これを支持点にして自由端部が上昇する方向
    に、かつ送りねじの軸力向に旋回可能であつて、送り部
    材の往動時にこれによつて押し動かされることにより上
    記軸力向に旋回動作を行うオートリターンレバーと、平
    生、そのオートリターンレバー両旋回動作を規制してこ
    れを原態位に保持する円錐コイルばねと、感応ヘッドを
    終端位置に停止させるべく上記オートリターンレバーの
    、上記軸力向への旋回動作によつて変位した同レバーの
    自由端部を上記ばね弾力に抗して押し上げて、送り部材
    の送りねじに対する係合動作を解除させる感応ヘッドの
    送り解除手段と、感応ヘッドを始発位置へ復帰させるべ
    く送り部材を原位置まで復動させる手段と、前記リター
    ンレバーに対する送り部材の押動動作の時機を任意に変
    化させる調整手段とを具備した感応ヘッドの自動復帰装
    置。
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JP7765677A Expired JPS5948465B2 (ja) 1977-06-29 1977-06-29 感応ヘツドの自動復帰装置

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JP (1) JPS5948465B2 (ja)

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JPS6184373U (ja) * 1984-11-02 1986-06-03
US11917281B2 (en) 2017-12-28 2024-02-27 Waymo Llc Camera system, method and instructions using images captured by a first mage sensor and a second image sensor to generate a third image corresponding to a simulated lens having an intermediate focal length

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JPS5830575U (ja) * 1981-08-26 1983-02-28 ティー・シー・エム株式会社 荷役車両のボンネツト開閉装置

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JPS5412713A (en) 1979-01-30

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