JPS5948056A - ノンフライ乾燥即席麺の製法およびその装置 - Google Patents
ノンフライ乾燥即席麺の製法およびその装置Info
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- JPS5948056A JPS5948056A JP57158439A JP15843982A JPS5948056A JP S5948056 A JPS5948056 A JP S5948056A JP 57158439 A JP57158439 A JP 57158439A JP 15843982 A JP15843982 A JP 15843982A JP S5948056 A JPS5948056 A JP S5948056A
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- Japan
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- noodle
- water
- moisture
- steamed
- drying
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- Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
- Noodles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は操業時に麺線相互の付着を生じさせることのな
いノン7、フイ乾燥ff1J席贈の製法およびその装置
に関するものである。
いノン7、フイ乾燥ff1J席贈の製法およびその装置
に関するものである。
一般ニ、ノンフライ乾燥即席麺(ソバ、ラドン。
スパゲツティ、マカロニおよびその細麺類)は、つぎの
ようにして製造されている。すなわち、まず小麦粉を主
体とする原料粉末に水を添加混合し、これを成形機に掛
けて圧延することにより生麺帯化し、ついで切刃で細線
状に切断して生麺線とする。続いて、得られた生ei線
を蒸煮宰に入れ蒸煮してα化(α化度90%)シ、つい
で熱風で予備乾燥して、蒸煮麺線が後工程において麺玉
化しうるに足るだけの柔軟性を残すような水分状態(3
035wt% )にし、これをカップに入れて麺玉化(
玉状に賦形)シ、さらに熱風で本乾燥して水分を13w
t%(以下「チ」と略す)程度まで下げるという一連の
工程により製造されている。しかしながら、このように
して製造する場合には、量産性の要請にもとづき蒸煮麺
線の予備乾燥等を熱風で行うため、水分が表面より蒸散
し蒸煮麺線の水分分布が、内部が高く表面か低くなる。
ようにして製造されている。すなわち、まず小麦粉を主
体とする原料粉末に水を添加混合し、これを成形機に掛
けて圧延することにより生麺帯化し、ついで切刃で細線
状に切断して生麺線とする。続いて、得られた生ei線
を蒸煮宰に入れ蒸煮してα化(α化度90%)シ、つい
で熱風で予備乾燥して、蒸煮麺線が後工程において麺玉
化しうるに足るだけの柔軟性を残すような水分状態(3
035wt% )にし、これをカップに入れて麺玉化(
玉状に賦形)シ、さらに熱風で本乾燥して水分を13w
t%(以下「チ」と略す)程度まで下げるという一連の
工程により製造されている。しかしながら、このように
して製造する場合には、量産性の要請にもとづき蒸煮麺
線の予備乾燥等を熱風で行うため、水分が表面より蒸散
し蒸煮麺線の水分分布が、内部が高く表面か低くなる。
したがって、このような水分分布をもつ蒸煮麺線を麺玉
化したのち本乾燥に供すると、初期状態では水分の表面
からの蒸散によシ麺線の表面水分が少なくなるが、これ
を補うため内部の水分が次第に表面へ移行するようにな
るため、表面の水分が多い状態となり、麺線相互の付着
が生じる。このように麺線の付着が生じると、喫食時に
熱水復元する際、均一に復元せず、食感、風味が悪くな
る。そこで、このような問題を解決するために、生麺帯
を麺線化する際にウェービング処理を施し麺線を波状に
曲成して麺線相互の接触面積を小さくしたり、生麺線の
蒸煮の前もしくは後に麺線に油を塗布することが考えら
れ一部で実施されている。しかしながら、このようにす
ると工程が長くなるうえ、側番こ付与された波形形状も
しくは油によって食味が低下するという難点が生じ、し
かも麺線の付着防止もいまだ満足しうる状態ではなかっ
た。
化したのち本乾燥に供すると、初期状態では水分の表面
からの蒸散によシ麺線の表面水分が少なくなるが、これ
を補うため内部の水分が次第に表面へ移行するようにな
るため、表面の水分が多い状態となり、麺線相互の付着
が生じる。このように麺線の付着が生じると、喫食時に
熱水復元する際、均一に復元せず、食感、風味が悪くな
る。そこで、このような問題を解決するために、生麺帯
を麺線化する際にウェービング処理を施し麺線を波状に
曲成して麺線相互の接触面積を小さくしたり、生麺線の
蒸煮の前もしくは後に麺線に油を塗布することが考えら
れ一部で実施されている。しかしながら、このようにす
ると工程が長くなるうえ、側番こ付与された波形形状も
しくは油によって食味が低下するという難点が生じ、し
かも麺線の付着防止もいまだ満足しうる状態ではなかっ
た。
本発明者等は、上記のような食味に悪影響を及はすウェ
ービング処理や油塗布を行うことなく麺線相互の付着を
防止できないかと考え、研究に研究を1ねた結果、蒸煮
麺線の麺玉化を、麺線の水分分布状態を麺線の内部水分
が表面水分と等しいかそれよりも少なくし、平均水分量
を1()チ以ト30チ未満に設定すると、所期の目的を
達成しうろことを見いだし本発明に到達した。
ービング処理や油塗布を行うことなく麺線相互の付着を
防止できないかと考え、研究に研究を1ねた結果、蒸煮
麺線の麺玉化を、麺線の水分分布状態を麺線の内部水分
が表面水分と等しいかそれよりも少なくし、平均水分量
を1()チ以ト30チ未満に設定すると、所期の目的を
達成しうろことを見いだし本発明に到達した。
すなわち、本発明は、原料の混合工程、混合1を料の麺
帯化工程、麺帯の麺線化工程、蒸煮1−杵。
帯化工程、麺帯の麺線化工程、蒸煮1−杵。
蒸煮麺線の麺玉化工程および乾燥工程を含むノンフライ
乾燥即席麺の製法であって、蒸煮麺線の麺玉化を、麺線
の水分分布状腕および平均水分量を下記のように設定し
て行うことを特徴上するノンフライ乾燥即席麺の製法 水分分布状態;内部水分が表向水分と等しいがそれよシ
も少ない。
乾燥即席麺の製法であって、蒸煮麺線の麺玉化を、麺線
の水分分布状腕および平均水分量を下記のように設定し
て行うことを特徴上するノンフライ乾燥即席麺の製法 水分分布状態;内部水分が表向水分と等しいがそれよシ
も少ない。
平均水分量;10%以上30%未満。
を第1の要旨とし、麺生地を帯状に成形して生麺帯化す
る成形手段と、この成形手段で得られた生麺帯を蒸煮す
るための加熱水蒸気を有する蒸煮手段と、この蒸煮手段
で蒸煮された麺帯を乾燥するための熱風を有し単独で設
けられるかもしくは2個1組となり相互に間・隔を保っ
て設けられる熱風乾燥手段と、熱風乾燥を終えた蒸煮麺
帯(麺線)の表面に水分を付与するための加熱水蒸気を
有する軟化手段と、2個1組の熱風乾燥手9段の間かも
しくは軟化手段に続いて設けられ蒸煮麺帯をその長手方
向に沿って細線状に切断する麺線化手段と、麺線化手段
で州られた麺線を所定の長さに切断するための切刃を有
する切断手段と、切断手段で所定長さに切断された麺線
を多藪本玉状(こまとめて即席麺王化する勤王化手段を
備えたノンフライ乾燥即席麺の製造装置を第2の要旨と
するものである。
る成形手段と、この成形手段で得られた生麺帯を蒸煮す
るための加熱水蒸気を有する蒸煮手段と、この蒸煮手段
で蒸煮された麺帯を乾燥するための熱風を有し単独で設
けられるかもしくは2個1組となり相互に間・隔を保っ
て設けられる熱風乾燥手段と、熱風乾燥を終えた蒸煮麺
帯(麺線)の表面に水分を付与するための加熱水蒸気を
有する軟化手段と、2個1組の熱風乾燥手9段の間かも
しくは軟化手段に続いて設けられ蒸煮麺帯をその長手方
向に沿って細線状に切断する麺線化手段と、麺線化手段
で州られた麺線を所定の長さに切断するための切刃を有
する切断手段と、切断手段で所定長さに切断された麺線
を多藪本玉状(こまとめて即席麺王化する勤王化手段を
備えたノンフライ乾燥即席麺の製造装置を第2の要旨と
するものである。
つぎに、本発明の詳細な説明する。
本発明のノンフライ乾燥即席麺の典形的な製造態様とし
て下記■、@の態様があげられる。
て下記■、@の態様があげられる。
■ 原料粉末の混合→成形機による生麺帯化→蒸煮→蒸
煮麺帯の予備熱風乾燥→切刃切断による麺線化→麺線の
本熱風乾燥→軟化室における加熱水蒸気付与による乾燥
麺線の軟化→軟化麺線の物玉化→熱風乾燥(必要時のみ
)。
煮麺帯の予備熱風乾燥→切刃切断による麺線化→麺線の
本熱風乾燥→軟化室における加熱水蒸気付与による乾燥
麺線の軟化→軟化麺線の物玉化→熱風乾燥(必要時のみ
)。
■ 原料粉末の混合→生麺弗化→蒸煮→蒸煮麺帯の水熱
風乾燥→乾燥麺帯の軟化→切刃切1ノ1による麺線化→
麺線の麺玉化→熱風乾燥(必要時のの)。
風乾燥→乾燥麺帯の軟化→切刃切1ノ1による麺線化→
麺線の麺玉化→熱風乾燥(必要時のの)。
」=記の■、■の方法は、いずれも蒸煮を生麺帯のまま
行い、かつ蒸煮後熱風乾燥処理を施したのち、軸線化し
て麺線相互の(=J着防止を図っているが、下記の■、
■のように、生麺帯を切断[7て生麺線化したのち蒸煮
を施すようにしてもよいし、生麺帯のまま蒸煮を行い蒸
煮麺イ11・を乾燥処[Jl、iに先立って麺線化する
ようにしてもよい。
行い、かつ蒸煮後熱風乾燥処理を施したのち、軸線化し
て麺線相互の(=J着防止を図っているが、下記の■、
■のように、生麺帯を切断[7て生麺線化したのち蒸煮
を施すようにしてもよいし、生麺帯のまま蒸煮を行い蒸
煮麺イ11・を乾燥処[Jl、iに先立って麺線化する
ようにしてもよい。
■ 混合→生麺帯化→麺線化→蒸煮−木熱風乾燥→軟化
→麺玉化→熱風乾燥(必戦時のみ)。
→麺玉化→熱風乾燥(必戦時のみ)。
■ 混合→生麺骨化→蒸煮−麺線化→木熱風乾燥→軟化
→麺玉化→熱風乾燥(必些時のみ)。
→麺玉化→熱風乾燥(必些時のみ)。
また、上記■〜■の態様では、いずれも麺玉化に先立っ
て乾燥麺線の軟化を行い、乾燥麺g!の水分分布状態、
平均水分量を本発明の値に設定しているが、麺玉化の対
象となる麺線が本発明の値となっておれば必ずしも軟化
を行う必要はなII)。例えば、熱風乾燥に代えてマイ
クロ波乾燥等を施すことにより乾燥麺線の水分分布状態
、平均水分量を本発明の値に設定できれば、軟化処理を
施すことなく直接麺玉化してもよい。
て乾燥麺線の軟化を行い、乾燥麺g!の水分分布状態、
平均水分量を本発明の値に設定しているが、麺玉化の対
象となる麺線が本発明の値となっておれば必ずしも軟化
を行う必要はなII)。例えば、熱風乾燥に代えてマイ
クロ波乾燥等を施すことにより乾燥麺線の水分分布状態
、平均水分量を本発明の値に設定できれば、軟化処理を
施すことなく直接麺玉化してもよい。
つぎに、上記製造態様における各工程Iこつ0て詳述す
る。
る。
原料粉末の混合は、公知の混合機を用し)で行われる。
すなわち、小麦粉を主体とし、必要番こ応してその他の
穀粉、#粉、麺質改良剤等力(添加さgた原料粉末に対
して、所定量の水を添加したものを混合することにより
行われる。この場合、水分の添加量は、水分が麺生地(
原料粉末番こ水を添力11し混合したもの)総重量の3
0〜40%を占めるように設定することが好ましく、最
も好まし0のは32〜37%である。水分量が上記の範
囲を下まわると銅組織中に水分が均一に分散し難く、そ
のためグルテンの生成が不充分となって粘稠性ならびに
伸展性が不充分となり、麺生地より成形された生麺帯が
破断しやすくなるのみならず、蒸煮後の麺質が不均一と
なるため好寸しくない。逆に、水分含有量が上記範囲を
上まわると、グルテン網が軟弱化して保形性を悪化し、
かつ過度の粘稠性を呈するようになるため、麺生地また
は生麺帯がそれらの接触通過する機器表面にイ」着する
傾向が現われ、また製品の形状品質を損なうことがある
ので妥当でない。
穀粉、#粉、麺質改良剤等力(添加さgた原料粉末に対
して、所定量の水を添加したものを混合することにより
行われる。この場合、水分の添加量は、水分が麺生地(
原料粉末番こ水を添力11し混合したもの)総重量の3
0〜40%を占めるように設定することが好ましく、最
も好まし0のは32〜37%である。水分量が上記の範
囲を下まわると銅組織中に水分が均一に分散し難く、そ
のためグルテンの生成が不充分となって粘稠性ならびに
伸展性が不充分となり、麺生地より成形された生麺帯が
破断しやすくなるのみならず、蒸煮後の麺質が不均一と
なるため好寸しくない。逆に、水分含有量が上記範囲を
上まわると、グルテン網が軟弱化して保形性を悪化し、
かつ過度の粘稠性を呈するようになるため、麺生地また
は生麺帯がそれらの接触通過する機器表面にイ」着する
傾向が現われ、また製品の形状品質を損なうことがある
ので妥当でない。
成形機による生麺帯化は、通常、一対のニップロールを
複敷組並設してなる公知の成形機(圧延機)を用い、上
記生地を盾定の埋みの帯状に連続的に成形することによ
り行われる、なお、上記成形機に代えて、スクリュー押
出成形機を用い麺生地を断面C字状番こ押出したのち、
開幅し必些に応じて圧延するようにしてもよい1、シか
しながら、前者によれば、麺生地か過度の混純作用を受
け1.j′いため、比較的粗な組織の生麺帯が得らIt
、最紡製品の熱水復元性が良好になるという効果がイ(
fられる。したがって、前者を用いることが好ましい。
複敷組並設してなる公知の成形機(圧延機)を用い、上
記生地を盾定の埋みの帯状に連続的に成形することによ
り行われる、なお、上記成形機に代えて、スクリュー押
出成形機を用い麺生地を断面C字状番こ押出したのち、
開幅し必些に応じて圧延するようにしてもよい1、シか
しながら、前者によれば、麺生地か過度の混純作用を受
け1.j′いため、比較的粗な組織の生麺帯が得らIt
、最紡製品の熱水復元性が良好になるという効果がイ(
fられる。したがって、前者を用いることが好ましい。
蒸煮は、通常、ネット上、搬送メルト上に生麺帯のよう
な被蒸煮体を載せ、加熱水蒸気力(満たされている蒸煮
室内を通過させることによ如行わIする。この蒸煮によ
り被蒸煮体の澱粉がα化さJ+る。
な被蒸煮体を載せ、加熱水蒸気力(満たされている蒸煮
室内を通過させることによ如行わIする。この蒸煮によ
り被蒸煮体の澱粉がα化さJ+る。
この場合、好せしい蒸煮条件は、ゲージ圧力的05〜1
.5 Kv/cd 、就中、約o、 7〜1.2 Kv
/cdの実質的な飽和水蒸気に約2〜5分開−すること
である。このような条件下で、生麺帯のような被蒸煮体
は、均一に膨潤し、澱粉の均一かつ充分なα化が達成さ
れ、均整な形状の蒸煮処理体となる。その場合のα化度
は少なくとも85チ1通常90チ以上の高い値を示し、
それによって最終製品が均一で良好な熱水復元性と、優
れた食感、風味を有するようになる。
.5 Kv/cd 、就中、約o、 7〜1.2 Kv
/cdの実質的な飽和水蒸気に約2〜5分開−すること
である。このような条件下で、生麺帯のような被蒸煮体
は、均一に膨潤し、澱粉の均一かつ充分なα化が達成さ
れ、均整な形状の蒸煮処理体となる。その場合のα化度
は少なくとも85チ1通常90チ以上の高い値を示し、
それによって最終製品が均一で良好な熱水復元性と、優
れた食感、風味を有するようになる。
熱風乾燥(予備熱風乾燥2本熱風乾燥)は、蒸煮麺帯の
ような被乾燥体を熱風乾燥機に送り込むことにより行わ
れる。このときの乾燥条件は、予備熱風乾燥に際しては
、温度110℃以下好ましくは8ON110°C1時間
1〜5分間に設定し、水分を25〜40%の範囲に入れ
るようにすることか望ましい。また、本乾燥に際しては
、温度55〜160°C2時間2〜30分に設定l−1
水分を139A以下に下けるようにすることが望′まし
い。なお、麺玉化抜、必要に応じて行われる乾燥も本乾
燥と同様な条件に設定される。この乾燥は、最終!1l
IJ、品の水分量を13%程度に設定するためになされ
るものであり、麺玉化される麺線の水分量が10%を少
し超える程度のときには行う必要はない。
ような被乾燥体を熱風乾燥機に送り込むことにより行わ
れる。このときの乾燥条件は、予備熱風乾燥に際しては
、温度110℃以下好ましくは8ON110°C1時間
1〜5分間に設定し、水分を25〜40%の範囲に入れ
るようにすることか望ましい。また、本乾燥に際しては
、温度55〜160°C2時間2〜30分に設定l−1
水分を139A以下に下けるようにすることが望′まし
い。なお、麺玉化抜、必要に応じて行われる乾燥も本乾
燥と同様な条件に設定される。この乾燥は、最終!1l
IJ、品の水分量を13%程度に設定するためになされ
るものであり、麺玉化される麺線の水分量が10%を少
し超える程度のときには行う必要はない。
麺線化は、通常、左右一対のカッターロール等を用い麺
帯を長手方向に浴って細線状に切断することによ9行わ
れる。しかし、ダイス等を用い軸生地を直接押出しする
ことも行われる。
帯を長手方向に浴って細線状に切断することによ9行わ
れる。しかし、ダイス等を用い軸生地を直接押出しする
ことも行われる。
軟化は、本乾燥により被乾燥体の表面水分のみが飛んで
表面が硬くなり、そのままでは後工程の麺玉化ができな
い状態になることを回避するために加熱水蒸気雰囲気中
にiいて行われる。すなわち、本乾燥においては、水分
量が13%程度になるように乾燥が行われるのであるが
、水分分布状態(水分勾配)は、表面水分が著しく少な
く、内部水分が多い状態となる。したがって、水分計1
3−程度といっても表面水分はそれよりもかなり低くな
り、表面がかなり硬くなる。軟化は、このような水分の
偏在を解消するために行うもので、表向層に水分を付与
し、内部水分と表面水分とが同一かむしろ表面水分が多
くなるようにし、全体に均一もしくはほぼ均一な水分分
布になるようにして、全体水分が少なくても柔軟性が出
るようにするものである。従来は、予備熱風乾燥を施し
たのち麺玉化を行っており、予備熱風乾燥時に、やはり
麺線の表面水分の低下現象が生じ、それによって麺線の
表面硬化が起こって麺玉化ができなくなるため、表面の
硬さを基準とし、麺玉化ができるように水分設定してい
た。したがって、内部水分が表面水分よりかなり多くな
り、全体の平均水分量が30〜35%と多くなっていた
。このように従来は、内部水分が表面水分に比べてかな
り多くなっているものを麺玉化するため、内部水分の表
面移行による付着が生じていた。本発明は、本乾燥を行
って表面水分だけでなく内部水分も低減させ、その状態
のものに対して、軟化を施して水分を表面に付与し表面
水分のみを多くして麺玉化を可能ならしめるため、内部
水分の表向移行にもとづく麺線の伺漸を生じないのであ
る。この軟化は、通常、ゲージ圧力的01〜3. OF
Y/cd の実η的に飽和あるいは加熱水蒸気中に約
1〜30秒開−ずことにより行われる。この場合、軟化
対象は、本乾燥後の水分計が10チ以上30%未満に設
定されていることが望ましい。水分用10%未浦のもの
は、軟化に30秒以上の時間を要するため、表面が過度
の湿飼状純となって細線伺涜原因となり、また、30%
を超えるものも水分端が多くなりすぎ麺線付着原因とな
るからである。
表面が硬くなり、そのままでは後工程の麺玉化ができな
い状態になることを回避するために加熱水蒸気雰囲気中
にiいて行われる。すなわち、本乾燥においては、水分
量が13%程度になるように乾燥が行われるのであるが
、水分分布状態(水分勾配)は、表面水分が著しく少な
く、内部水分が多い状態となる。したがって、水分計1
3−程度といっても表面水分はそれよりもかなり低くな
り、表面がかなり硬くなる。軟化は、このような水分の
偏在を解消するために行うもので、表向層に水分を付与
し、内部水分と表面水分とが同一かむしろ表面水分が多
くなるようにし、全体に均一もしくはほぼ均一な水分分
布になるようにして、全体水分が少なくても柔軟性が出
るようにするものである。従来は、予備熱風乾燥を施し
たのち麺玉化を行っており、予備熱風乾燥時に、やはり
麺線の表面水分の低下現象が生じ、それによって麺線の
表面硬化が起こって麺玉化ができなくなるため、表面の
硬さを基準とし、麺玉化ができるように水分設定してい
た。したがって、内部水分が表面水分よりかなり多くな
り、全体の平均水分量が30〜35%と多くなっていた
。このように従来は、内部水分が表面水分に比べてかな
り多くなっているものを麺玉化するため、内部水分の表
面移行による付着が生じていた。本発明は、本乾燥を行
って表面水分だけでなく内部水分も低減させ、その状態
のものに対して、軟化を施して水分を表面に付与し表面
水分のみを多くして麺玉化を可能ならしめるため、内部
水分の表向移行にもとづく麺線の伺漸を生じないのであ
る。この軟化は、通常、ゲージ圧力的01〜3. OF
Y/cd の実η的に飽和あるいは加熱水蒸気中に約
1〜30秒開−ずことにより行われる。この場合、軟化
対象は、本乾燥後の水分計が10チ以上30%未満に設
定されていることが望ましい。水分用10%未浦のもの
は、軟化に30秒以上の時間を要するため、表面が過度
の湿飼状純となって細線伺涜原因となり、また、30%
を超えるものも水分端が多くなりすぎ麺線付着原因とな
るからである。
麺玉化は、i+11常、縦形中空筒内に空気を渦巻状に
吹き込み、M A’、jlをその上部開口から内部へ入
れ渦巻並空気の作用により中空円筒内を旋回さ−げ、T
部開口から旋回状態で落下させL玉状化することにより
行われる。この装置をネストマシンと呼称する。この場
合、鞘王化の対象となる麺線は、水分の分布状態が、内
部水分が表面水分と等しいかそれよりも少ない状態であ
って、かつ平均水’rJ FAがlOチ以上30%未満
に設定されでいるこ七が心安である。すなわち、内部水
分が表面水分と等しいかそれよりも少ない状態、換言す
れば、表向水分が内部水分と等しいかそれよりも多い状
態にすることにより、平均水分量を10%以上30%未
満と、これ壕でのものよりもかなり少なくしても表面が
柔軟性を有し、麺玉化が可能になるのである。また、内
部水分が表面水分と等しいかそれよりも少ないため、こ
れまでのような内部水分の表面移行にもとづく軸線の付
着が防止されるようになるのである。なお、平均水分量
の最も好ましい範囲は15〜20%である。また、この
麺玉化に用いる中空円筒は、直径30〜200朋のもの
を用いることが好ましい。より好ましいのは直径50〜
100mのものである。さらに、中空円筒に吹き込む空
気は、ゲージ圧力を0. I Kp/cJ 以上に設
定することが好ましい。最も好ましいのは05〜2.0
陪佃である。、また、麺線の中空円筒の通過時間(麺玉
化時間)は、01秒以上になるように設定することか好
ましい。最も好ましいのは0.5〜2秒である。
吹き込み、M A’、jlをその上部開口から内部へ入
れ渦巻並空気の作用により中空円筒内を旋回さ−げ、T
部開口から旋回状態で落下させL玉状化することにより
行われる。この装置をネストマシンと呼称する。この場
合、鞘王化の対象となる麺線は、水分の分布状態が、内
部水分が表面水分と等しいかそれよりも少ない状態であ
って、かつ平均水’rJ FAがlOチ以上30%未満
に設定されでいるこ七が心安である。すなわち、内部水
分が表面水分と等しいかそれよりも少ない状態、換言す
れば、表向水分が内部水分と等しいかそれよりも多い状
態にすることにより、平均水分量を10%以上30%未
満と、これ壕でのものよりもかなり少なくしても表面が
柔軟性を有し、麺玉化が可能になるのである。また、内
部水分が表面水分と等しいかそれよりも少ないため、こ
れまでのような内部水分の表面移行にもとづく軸線の付
着が防止されるようになるのである。なお、平均水分量
の最も好ましい範囲は15〜20%である。また、この
麺玉化に用いる中空円筒は、直径30〜200朋のもの
を用いることが好ましい。より好ましいのは直径50〜
100mのものである。さらに、中空円筒に吹き込む空
気は、ゲージ圧力を0. I Kp/cJ 以上に設
定することが好ましい。最も好ましいのは05〜2.0
陪佃である。、また、麺線の中空円筒の通過時間(麺玉
化時間)は、01秒以上になるように設定することか好
ましい。最も好ましいのは0.5〜2秒である。
なお、麺玉化は、上記ネストマシンによるだけでなく、
例えば内針台状の型を用い、その型の外周面に麺線を多
重に巻回し7たのち、型から夕)すことによって行うこ
ともできる。1だ、円板21に基台の板面の周縁から多
重の係止棒か全体で円錐台をつくるように植立している
型を用い、その型の係止棒に麺線の一部を係止させたの
ち、係止棒てつくられる円錐台の外周に麺線を巻回した
のち、型から外すことによって行うこともできる。
例えば内針台状の型を用い、その型の外周面に麺線を多
重に巻回し7たのち、型から夕)すことによって行うこ
ともできる。1だ、円板21に基台の板面の周縁から多
重の係止棒か全体で円錐台をつくるように植立している
型を用い、その型の係止棒に麺線の一部を係止させたの
ち、係止棒てつくられる円錐台の外周に麺線を巻回した
のち、型から外すことによって行うこともできる。
つぎに、本発明のノンフライ乾燥即席麺の典形的な製造
態様■、■の実施に用いる装置について、図面を参照し
て説明する。
態様■、■の実施に用いる装置について、図面を参照し
て説明する。
$<1図は本発明の典形的な製造態様■の実施に用いる
装置の全体斜視図である。図において、1は混合機、2
は成形機で、−R=Jのニラグロール3゜3を多数組並
設して構成されており、混合機1の麺生地を、広幅帯状
でかつ進行方向(矢印方向)側程薄くなるように成形し
生麺骨化する2、4はν、幅帯状の生麺帯5をその進行
方向に潜って3分割し中幅帯状化する分割機、6はその
ディスクカッター、7は分割機4に対応する駆動支受ロ
ールである。8は離隔ロールで、内側から外側に向かっ
て下り知斜になっており、その上を、3分割された中幅
生鳩帯9のうちの外側2つのものを通過させて外方向に
移ijl+させ、それによって3分割された中幅生麺帯
9相互の間隔を広けるような作用を発揮する。10は蒸
煮室で、内部が加熱水蒸気雰囲気となっており、中幅生
麺帯9の澱粉をα化する。
装置の全体斜視図である。図において、1は混合機、2
は成形機で、−R=Jのニラグロール3゜3を多数組並
設して構成されており、混合機1の麺生地を、広幅帯状
でかつ進行方向(矢印方向)側程薄くなるように成形し
生麺骨化する2、4はν、幅帯状の生麺帯5をその進行
方向に潜って3分割し中幅帯状化する分割機、6はその
ディスクカッター、7は分割機4に対応する駆動支受ロ
ールである。8は離隔ロールで、内側から外側に向かっ
て下り知斜になっており、その上を、3分割された中幅
生鳩帯9のうちの外側2つのものを通過させて外方向に
移ijl+させ、それによって3分割された中幅生麺帯
9相互の間隔を広けるような作用を発揮する。10は蒸
煮室で、内部が加熱水蒸気雰囲気となっており、中幅生
麺帯9の澱粉をα化する。
この場合、広幅生麺帯5が3分割され幅が狭くなってい
るため、蒸煮にもとづく麺帯の歪みがしわとなって生じ
にくい。また、3分割されたものが離隔されているため
相互付着も生じない。11は麺帯搬送用ベルトコンベヤ
12のネット状ベルト、13は予備熱風乾燥室で、中幅
蒸煮麺帯14の水分を@線化に適する水分まで下げる。
るため、蒸煮にもとづく麺帯の歪みがしわとなって生じ
にくい。また、3分割されたものが離隔されているため
相互付着も生じない。11は麺帯搬送用ベルトコンベヤ
12のネット状ベルト、13は予備熱風乾燥室で、中幅
蒸煮麺帯14の水分を@線化に適する水分まで下げる。
15は左右一対のカッターロールからなる軸線機で、中
幅蒸煮麺帯14をそれぞれ麺線化する。16は麺線の水
分をさらに下げるための本熱風乾燥室、、17は軟化室
で、本熱風乾燥室16て乾燥された麺線の表面に水分を
付与し麺玉化しうるような柔軟状態にする。18は麺線
を所定寸法に切断する切刃、19は麺玉化用のネストマ
シンで、第2図に示すよう番こ、中空円筒20の上部開
口21に@紳を垂直に供給するガイドペル)22.23
を備えており所定寸法に切断された麺線を玉状に賦形し
、ノンフライ乾燥即席麺玉24(第1図)とする。第1
図、第2図において、25はガイドベルトケースである
。
幅蒸煮麺帯14をそれぞれ麺線化する。16は麺線の水
分をさらに下げるための本熱風乾燥室、、17は軟化室
で、本熱風乾燥室16て乾燥された麺線の表面に水分を
付与し麺玉化しうるような柔軟状態にする。18は麺線
を所定寸法に切断する切刃、19は麺玉化用のネストマ
シンで、第2図に示すよう番こ、中空円筒20の上部開
口21に@紳を垂直に供給するガイドペル)22.23
を備えており所定寸法に切断された麺線を玉状に賦形し
、ノンフライ乾燥即席麺玉24(第1図)とする。第1
図、第2図において、25はガイドベルトケースである
。
この装置は、予備熱風乾燥室13と本熱風乾燥室16を
設け、その間で麺線化を行うため、比較的麺線化条件の
設定が容易となり、麺線化を円滑↓こ行いうるようにな
る。そのうえ、乾燥を全て熱風で行い、かつ生麺帯とし
て広幅のものを形成し処理してゆくため、量産性にも戸
むようになる。
設け、その間で麺線化を行うため、比較的麺線化条件の
設定が容易となり、麺線化を円滑↓こ行いうるようにな
る。そのうえ、乾燥を全て熱風で行い、かつ生麺帯とし
て広幅のものを形成し処理してゆくため、量産性にも戸
むようになる。
第3図は本発明の典形的な製造態様■の実施に用いる装
置の全体斜視図である3、この装置は、麺線機15の数
例位置を軟化室17とネストマシン19の間に設定し、
予備熱風乾燥室13を除去している。それ以外の部分は
第1図の装置と同じである。
置の全体斜視図である3、この装置は、麺線機15の数
例位置を軟化室17とネストマシン19の間に設定し、
予備熱風乾燥室13を除去している。それ以外の部分は
第1図の装置と同じである。
この装置は、予備熱風乾燥室13が除かれているため、
第1図の装置よりも全長が短かくなるという利点を崩し
ている。
第1図の装置よりも全長が短かくなるという利点を崩し
ている。
なお、上記の装置で用いるネストマシン19に代えて、
第4図に示すようなネストマシンを用いてもよい。この
ネストマシンは、中空円筒26に空気吹出ノズル27と
蒸気吹出ノズル28とを備えており%麺玉化と同時に軟
化もてきるようになっている。したがって、その使用に
より、軟化室17の省略もしくは小形化を実現しうるよ
うになる。
第4図に示すようなネストマシンを用いてもよい。この
ネストマシンは、中空円筒26に空気吹出ノズル27と
蒸気吹出ノズル28とを備えており%麺玉化と同時に軟
化もてきるようになっている。したがって、その使用に
より、軟化室17の省略もしくは小形化を実現しうるよ
うになる。
以上のように、本発明の方法は、原料の混合工程、混合
原料の麺帯化工程、麺帯の麺線化工程。
原料の麺帯化工程、麺帯の麺線化工程。
蒸煮工程、蒸煮均線の麺玉化工程および乾燥工程を含む
ノンフライ乾燥即席麺の製法であって、蒸煮麺線の麺玉
化を、麺線の水分分布状態を内部水分が表面水分と等し
いか、それよりも少なくなるようにし、かつ平均水分量
を10チ以上30チ未満に設定して行うため、従来のよ
うなウェービング処理や油塗布等の煩雑な工程を要する
ことなく、麺線相互の付着の生じていないノンフライ乾
燥即席麺を製造しうるのである。また、本発明の装置に
よれば、特別な乾燥手段を用いるのではなく通常用いら
れている熱風乾燥手段を用い、これと軟化手段とを巧み
に組み合わせているため、量産性の要請に応えることが
でき、設備費もあまりかがらないという利点を有する。
ノンフライ乾燥即席麺の製法であって、蒸煮麺線の麺玉
化を、麺線の水分分布状態を内部水分が表面水分と等し
いか、それよりも少なくなるようにし、かつ平均水分量
を10チ以上30チ未満に設定して行うため、従来のよ
うなウェービング処理や油塗布等の煩雑な工程を要する
ことなく、麺線相互の付着の生じていないノンフライ乾
燥即席麺を製造しうるのである。また、本発明の装置に
よれば、特別な乾燥手段を用いるのではなく通常用いら
れている熱風乾燥手段を用い、これと軟化手段とを巧み
に組み合わせているため、量産性の要請に応えることが
でき、設備費もあまりかがらないという利点を有する。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。
〔実施例1〜3.比較例1〜3〕
小麦粉500部(車量、以下回じ)に、水175部。
食塩17,5部、卵黄25部からなる混合液を添加して
攪拌混合し、これを生地として第1図の装置^′に掛け
た。
攪拌混合し、これを生地として第1図の装置^′に掛け
た。
この場合、広幅生麺帯5の幅を600mm、厚みを0.
7問に設定し、蒸煮室1o内の蒸煮をゲージ圧力約1陪
佃の飽和水蒸気を用いて行った。神た、予備熱風乾燥室
13の予備乾燥は、流度90 ℃。
7問に設定し、蒸煮室1o内の蒸煮をゲージ圧力約1陪
佃の飽和水蒸気を用いて行った。神た、予備熱風乾燥室
13の予備乾燥は、流度90 ℃。
風速61n/secの熱風を用い、乾燥後の麺線の水分
含有量が第1表のようになるように乾燥した。−tして
、軟化室17における軟化は、ゲージ圧力約1陪佃の加
熱水蒸気雰囲気中を約10秒間かけて通過させることに
より行った。軟化後の麺線の水分分布状態および平均水
分量は第1表のとおりであった。麺玉化用のネストマシ
ン19は、内径100m、筒長400mの中壁円筒を有
するものを用い、空気圧力1. OKNcJ 、空気噴
出時間2秒め条件で麺玉化し、ノンフライ乾燥即席麺玉
を得た。この麺のα化度および動線相互の付着状態およ
び食感について、従来例1(生麺帯を麺線化する際ウェ
ービング処理したもの)、従来例2(生麺線の蒸煮後に
麺線に油塗布したもの)と対比して第1表に示した。第
1表より明らかなように、実施例1〜3のものは従来例
1.2に比較して麺線相互の利殖がなく、食感も優れて
いることがわかる。また、実施例1〜3と比較例1〜3
との対比より、麺玉化の対象となる麺線は、平均水分量
が10チ以上30チ未満の範囲を外れると麺線の付着が
生じ(比較例1.2参照)、また平均水分量が上記範囲
に入っていても、内部水分が表面水分よシも多いとやは
り付着が生じる(比較B’l、l 3参照)ことがわか
る。
含有量が第1表のようになるように乾燥した。−tして
、軟化室17における軟化は、ゲージ圧力約1陪佃の加
熱水蒸気雰囲気中を約10秒間かけて通過させることに
より行った。軟化後の麺線の水分分布状態および平均水
分量は第1表のとおりであった。麺玉化用のネストマシ
ン19は、内径100m、筒長400mの中壁円筒を有
するものを用い、空気圧力1. OKNcJ 、空気噴
出時間2秒め条件で麺玉化し、ノンフライ乾燥即席麺玉
を得た。この麺のα化度および動線相互の付着状態およ
び食感について、従来例1(生麺帯を麺線化する際ウェ
ービング処理したもの)、従来例2(生麺線の蒸煮後に
麺線に油塗布したもの)と対比して第1表に示した。第
1表より明らかなように、実施例1〜3のものは従来例
1.2に比較して麺線相互の利殖がなく、食感も優れて
いることがわかる。また、実施例1〜3と比較例1〜3
との対比より、麺玉化の対象となる麺線は、平均水分量
が10チ以上30チ未満の範囲を外れると麺線の付着が
生じ(比較例1.2参照)、また平均水分量が上記範囲
に入っていても、内部水分が表面水分よシも多いとやは
り付着が生じる(比較B’l、l 3参照)ことがわか
る。
(以 下 余 白 )
なお、即席麺の性能試験は、つぎのようにして行った(
第2表でも同じ)。
第2表でも同じ)。
α化度;試料は製品(即席舵)を100メツシュ通過に
粉砕して調製した1、測定に際し100 mlの三角フ
ラスコを5個用意し、これを夫々A1〜A4およびBと
する。前記調製舷刺を100f宛秤址し、A1−A4の
三角フラスコに夫々収容する。ただし、4秤量瞳相互間
のばらつきは±05%以内とする。
粉砕して調製した1、測定に際し100 mlの三角フ
ラスコを5個用意し、これを夫々A1〜A4およびBと
する。前記調製舷刺を100f宛秤址し、A1−A4の
三角フラスコに夫々収容する。ただし、4秤量瞳相互間
のばらつきは±05%以内とする。
前記5個の三角フラスコに水50m/ずつを加え、その
うちAl、A2を15分間加熱沸騰させた後、氷水中で
′出湯まで急冷する1、さらに、A3.A4.Bの各フ
ラスコに夫h5チジアスターゼ溶液5−ずつを加え、上
記5個の72スコ全部に恒温槽中で振盪しなから37±
1℃に90分間保った後、たタチに、INN塩酸全全部
フラスコに2声Iずつ加えてジアスターゼの反応を停止
させ、夫々100m1のメスフラスコに移し水を加えて
定容とする。
うちAl、A2を15分間加熱沸騰させた後、氷水中で
′出湯まで急冷する1、さらに、A3.A4.Bの各フ
ラスコに夫h5チジアスターゼ溶液5−ずつを加え、上
記5個の72スコ全部に恒温槽中で振盪しなから37±
1℃に90分間保った後、たタチに、INN塩酸全全部
フラスコに2声Iずつ加えてジアスターゼの反応を停止
させ、夫々100m1のメスフラスコに移し水を加えて
定容とする。
各々の溶液を沢過し、Al、−A4およびBから得た涙
液をピペットで10tnlずつ共栓三角フラスコに取り
、これを夫々al −a4およびbとする。
液をピペットで10tnlずつ共栓三角フラスコに取り
、これを夫々al −a4およびbとする。
この時点で別に蒸留水10−を採取した共栓三角フラス
コ1個を空試験のために用意し、合計6個のフラスコの
各々に沃素溶液1.Oiを加え、つぎに、N/10
水酸化ナトリウム水溶液1BTnlずつを順次6個のフ
ラスコに加え、密栓して振り混ぜ、正確に15分間置く
。最初のフラスコが15分経過したら、先に水酸化ナト
リウム水溶液を加えた時と同じ順序、同じインク−パル
て10チ硫酸2 mlずつを栓を開けると同時に手早く
加える。これらの溶液をN/10チオ硫酸す) IJウ
ム水溶液で滴定し、a1〜a4 およびbの滴定値を
夫々PI−P4および9、また空試験の滴定値をTとし
、次式によりσ化度(−を求めた(小数点第2位4捨5
人)っ(余 白 ) 付着状態 ;即席麺を98±2℃の熱水に入れで、麺線
の結着、膠着状態を調べ、結着、11に着の発生により
付着状態を推測した。
コ1個を空試験のために用意し、合計6個のフラスコの
各々に沃素溶液1.Oiを加え、つぎに、N/10
水酸化ナトリウム水溶液1BTnlずつを順次6個のフ
ラスコに加え、密栓して振り混ぜ、正確に15分間置く
。最初のフラスコが15分経過したら、先に水酸化ナト
リウム水溶液を加えた時と同じ順序、同じインク−パル
て10チ硫酸2 mlずつを栓を開けると同時に手早く
加える。これらの溶液をN/10チオ硫酸す) IJウ
ム水溶液で滴定し、a1〜a4 およびbの滴定値を
夫々PI−P4および9、また空試験の滴定値をTとし
、次式によりσ化度(−を求めた(小数点第2位4捨5
人)っ(余 白 ) 付着状態 ;即席麺を98±2℃の熱水に入れで、麺線
の結着、膠着状態を調べ、結着、11に着の発生により
付着状態を推測した。
食 感 ;即席麺を98±2℃の熱水に3分間入れて復
元させ、これを20名のパネルに喫食させ評価させた。
元させ、これを20名のパネルに喫食させ評価させた。
評価は、非常に艮いを10点、良いを8点、やや悪いを
6点、悪いを4点、非常に悪いを2点とし、平%1 (
ir+(小数点以下4捨5人)で示したつ 〔実施例4〜6.比較例4〜6〕 第1図の装置に代えて第3図の装置を用いた。
6点、悪いを4点、非常に悪いを2点とし、平%1 (
ir+(小数点以下4捨5人)で示したつ 〔実施例4〜6.比較例4〜6〕 第1図の装置に代えて第3図の装置を用いた。
この場合、本熱風乾燥は、湯度90℃、風→15m%s
ecの熱風を用い、乾燥後の水分が第2表のようになる
ように行った。その結果、同表に示すように、実施例1
〜3(実施例4〜6に対応する)および比較例1〜3(
比較例4〜6に対応する)とほぼ同様の結果が得られた
。
ecの熱風を用い、乾燥後の水分が第2表のようになる
ように行った。その結果、同表に示すように、実施例1
〜3(実施例4〜6に対応する)および比較例1〜3(
比較例4〜6に対応する)とほぼ同様の結果が得られた
。
第1図は本発明方法の実施に用いる製造装置の全体斜視
図、第2図はその要部断面図、第3図は他の製造装置の
全体斜視図、第4図はネストマシンの変形例の断面図で
ある。 1・・・混合機 2・・・成形機 4・・・分割機 5
・・・広幅生麺帯 9・・・中幅生麺帯 10・・・蒸
煮室 11・・・ネット状ベルト 13・・・予備熱風
乾燥室 14・・・中IIviI蒸煮麺帯 15・・・
麺線機 16・・・水熱風乾燥室 17・・・軟化室
18・・・り刃 19・・・ネストマシン 20・・・
中空円筒 24・・・乾燥即席麺玉特許出願人カネボウ
食品株式会社 代理人 弁理士 西 藤 征 彦
図、第2図はその要部断面図、第3図は他の製造装置の
全体斜視図、第4図はネストマシンの変形例の断面図で
ある。 1・・・混合機 2・・・成形機 4・・・分割機 5
・・・広幅生麺帯 9・・・中幅生麺帯 10・・・蒸
煮室 11・・・ネット状ベルト 13・・・予備熱風
乾燥室 14・・・中IIviI蒸煮麺帯 15・・・
麺線機 16・・・水熱風乾燥室 17・・・軟化室
18・・・り刃 19・・・ネストマシン 20・・・
中空円筒 24・・・乾燥即席麺玉特許出願人カネボウ
食品株式会社 代理人 弁理士 西 藤 征 彦
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)原料の混合工程、混合原料の麺帯化工程。 麺帯の麺線化工程、蒸煮工程、蒸煮麺線の麺玉化工程お
よび乾燥工程を含むノンフライ乾燥即席麺の製法であっ
て、蒸煮a線の麺玉化を、麺線の水分分布状態および平
均水分量を下記のように設定して行うことを特徴とする
ノンフライ乾燥即席麺の製法。 水分分布状態;内部水分が表面水分と等しいかそれより
も少ない。 平均水分量; ]、 Q wt%以上3 Q wL%未
満。 (2)乾燥工程に引続いて、この乾燥工程により乾燥さ
れた麺帯もしくは麺線の表面に水分を付与する軟化工程
か設けられ、麺玉化の対象となる麺線の水分分布状態お
よび平均水分量の調節が、乾燥工程と軟化工程とにより
行われる特許請求の範囲第1項記載のノンフライ乾燥即
席麺の製法。 (3)乾燥工程が、熱風乾燥工程である特許、+I′!
求の範囲第2項記載のノンフライ乾燥即席麺の製θ−0
(4)軟化工程における水分のf−1与が、@ツ1)も
しくは麺線の表向に加熱水蒸気を接触させる仁とにより
行われる特許請求の範囲第2項または第3J6記載のノ
ンフライ乾燥即席麺の製l、1K。 (5)m玉化の2」象となる軸脚のa化度が、85%以
上である特許請求の範vN第1項ないし第4項のいずれ
かに記載のノンフライ乾燥即席麺の製法1、(6)麺玉
化の対象となる外計−の51′均水分用が15〜2Q、
wL%である特許#f’f求の1li1’+、間第1煩
プλいし第5項のいずれかに記載のノンフライ乾燥即I
I+?、麺の製法。 (7)麺線の容土化が、渦巻空気yX+を利用しで行わ
れる特許請求の範囲 れかに記載のノンフライ乾燥即席麺の製法、(8)
麺生地を帯状に成形して生麺弗化する成形手段と、この
成形手段でイ(Iられた生fl6l帯を蒸煮1るための
加熱水蒸気を有する蒸煮手段と、この蒸煮手段で蒸煮さ
れた4i!!帯を乾燥1るためのpA)11,を有し単
独で設けられるかもしくは2個1組となり相互に間隔を
保って設けられる熱風乾燥手段と、熱風乾燥を終えた蒸
煮麺帯(麺線)の表面に水分を付与するための加熱水蒸
気を有する軟化手段と、2個1組の熱風乾燥手段の間か
もしくは軟化手段に続いて設けられ蒸煮麺帯をその長手
方向に沿って細線状に切断する麺線化手段と、麺線化手
段で得られた麺線を所定の長さに切断するための切刃を
櫓する切り[手段と、切断手段で所定長さに切断された
麺線を多数本玉状にまとめて即席麺玉化する麺玉化手段
を備えたノンフライ乾燥即席麺の製造装置。 (9)成形手段が、麺生地を広幅状生麺帯に成形する成
形機であってその広幅状生麺帯をその長手方向に沿って
複数枚の中幅状生麺帯に分割する分割機を備えているも
のである特許請求の範囲第8項記載のノンフライ乾燥即
席麺の製造装置。 (101D玉代手段が、中空円筒とこれに空気を渦巻状
に吹き込むノズルとからなるネストマシンである特許請
求の範囲第8項または第9項記載のノンフライ乾燥即席
麺の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57158439A JPS5948056A (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | ノンフライ乾燥即席麺の製法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57158439A JPS5948056A (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | ノンフライ乾燥即席麺の製法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5948056A true JPS5948056A (ja) | 1984-03-19 |
JPS6225021B2 JPS6225021B2 (ja) | 1987-06-01 |
Family
ID=15671788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57158439A Granted JPS5948056A (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | ノンフライ乾燥即席麺の製法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5948056A (ja) |
Cited By (6)
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---|---|---|---|---|
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JP2003174853A (ja) * | 2001-10-05 | 2003-06-24 | Toyo Suisan Kaisha Ltd | 即席麺の製造方法 |
JP4438969B1 (ja) * | 2009-07-31 | 2010-03-24 | 日清食品ホールディングス株式会社 | 即席麺の製造方法 |
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WO2015045374A1 (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 日清食品ホールディングス株式会社 | 乾燥即席麺及びその製造方法 |
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Families Citing this family (2)
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CN102687899B (zh) * | 2012-06-14 | 2015-06-10 | 宜兰食品工业股份有限公司 | 一种全自动化生产非油炸条状食品的方法 |
CN106172583B (zh) * | 2016-09-05 | 2019-06-18 | 福州昌盛食品有限公司 | 一种面条生产线的面条分盒方法及设备 |
-
1982
- 1982-09-10 JP JP57158439A patent/JPS5948056A/ja active Granted
Cited By (11)
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JP2011030501A (ja) * | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Nissin Foods Holdings Co Ltd | 即席麺の製造方法 |
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WO2015045374A1 (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 日清食品ホールディングス株式会社 | 乾燥即席麺及びその製造方法 |
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