JPS5947845B2 - 透明導電膜製造方法 - Google Patents
透明導電膜製造方法Info
- Publication number
- JPS5947845B2 JPS5947845B2 JP9005377A JP9005377A JPS5947845B2 JP S5947845 B2 JPS5947845 B2 JP S5947845B2 JP 9005377 A JP9005377 A JP 9005377A JP 9005377 A JP9005377 A JP 9005377A JP S5947845 B2 JPS5947845 B2 JP S5947845B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transparent conductive
- thin film
- conductive film
- indium
- film
- Prior art date
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- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は基板上に透明導電膜を形成する透明導電膜製造
方法に関するものであり、特には高安定抵抗の酸化イン
ジウム透明導電膜を得ることのできる透明導電膜製造方
法を提供するものである。
方法に関するものであり、特には高安定抵抗の酸化イン
ジウム透明導電膜を得ることのできる透明導電膜製造方
法を提供するものである。
本発明の透明導電膜製造方法の概略は以下のとおれであ
る。1 基板上に金属インジウム薄膜を形成する。
る。1 基板上に金属インジウム薄膜を形成する。
2 シラノール(Si(OH)4)を主成分とする溶液
を上記基板上に塗布し、その後焼成によれ、上記金属イ
ンジウム薄膜を酸化し、酸化インジウム透明導電膜とす
る。
を上記基板上に塗布し、その後焼成によれ、上記金属イ
ンジウム薄膜を酸化し、酸化インジウム透明導電膜とす
る。
即ち、焼成により、In→In203(透明化)及びS
i(OH)4→SiO2の反応が起る。
i(OH)4→SiO2の反応が起る。
基板上に金属インジウム薄膜を形成する手段としては、
真空蒸着法、スパッタ9シダ法等がある。
真空蒸着法、スパッタ9シダ法等がある。
各々についての具体的薄膜形成条件を以下に示す。〔真
空蒸着法〕真空度1×10−5Torr 蒸着材料 In(Snを9モル%ドープしたもの)基板
温度 200℃ 。
空蒸着法〕真空度1×10−5Torr 蒸着材料 In(Snを9モル%ドープしたもの)基板
温度 200℃ 。
膜厚300〜600A
〔スパッタリング法〕
真空度1×10−5Torr(1×10−5Torrよ
り Arガスリーク)スパッタ9シダターゲット In
(Snを9モル%ドープしたもの)基板温度 室温〜2
00℃ 。
り Arガスリーク)スパッタ9シダターゲット In
(Snを9モル%ドープしたもの)基板温度 室温〜2
00℃ 。
膜厚300〜600A
また、シラノールを主成分とする溶液としては、シラノ
ールの溶液等を使用する。
ールの溶液等を使用する。
本発明の透明導電膜製造方法の特徴は、透明導電膜を形
成するステップを2段階(金属インジウム薄膜形成 該
薄膜の透明化)としたことであり、その結果以下のよう
な効果を奏する。
成するステップを2段階(金属インジウム薄膜形成 該
薄膜の透明化)としたことであり、その結果以下のよう
な効果を奏する。
1 透明導電膜のパターン化が容易となる。
即ち、金属インジウム薄膜の状態では、エッチングによ
るパターン化が容易に行える。例えば、1%HCl水溶
液で該金属インジウム薄膜は1〜2分でエッチングでき
る。従つて、透明導電膜パターン化用のエッチング装置
の簡略化ができる。2 従来のIn2o3電子ビーム法
にて透明導電膜を形成する場合は、基板温度は350〜
400℃を必要とするが、本発明の方法では基板温度は
室温〜200℃であり、装置の小型簡略化を達成できる
とともに、装置保守も簡便となる。
るパターン化が容易に行える。例えば、1%HCl水溶
液で該金属インジウム薄膜は1〜2分でエッチングでき
る。従つて、透明導電膜パターン化用のエッチング装置
の簡略化ができる。2 従来のIn2o3電子ビーム法
にて透明導電膜を形成する場合は、基板温度は350〜
400℃を必要とするが、本発明の方法では基板温度は
室温〜200℃であり、装置の小型簡略化を達成できる
とともに、装置保守も簡便となる。
更に金属インジウム薄膜の透明化であるが、該薄膜形成
後、シラノールを主成分とする溶液を基板上に途布し、
空気中で焼成(温度:350〜400℃)して、薄膜を
透明化する。本発明では、金属インジウム薄膜の透明化
の手段としてシラノール溶液を使用するものであh、そ
の結果以下のような効果を奏する。金属インジウム薄膜
の透明化と同時に、SiO2薄膜がインジウム膜上に形
成される。
後、シラノールを主成分とする溶液を基板上に途布し、
空気中で焼成(温度:350〜400℃)して、薄膜を
透明化する。本発明では、金属インジウム薄膜の透明化
の手段としてシラノール溶液を使用するものであh、そ
の結果以下のような効果を奏する。金属インジウム薄膜
の透明化と同時に、SiO2薄膜がインジウム膜上に形
成される。
このSiO2薄膜は、a)電極保護膜
b)酸化インジウム薄膜の抵抗安定化
c)液晶表示用の場合は、ラピング処理が施される液晶
配向層の役割を果す。
配向層の役割を果す。
Claims (1)
- 1 基板上に透明導電膜を形成する方法に於て、上記基
板面上に、インジウム薄膜を形成する工程と、上記イン
ジウム薄膜上にシラノールを主成分とする溶液を塗布す
る工程と、焼成によつて上記インジウム薄膜を酸化し、
酸化インジウム薄膜とする工程とから成ることを特徴と
する透明導電膜製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9005377A JPS5947845B2 (ja) | 1977-07-26 | 1977-07-26 | 透明導電膜製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9005377A JPS5947845B2 (ja) | 1977-07-26 | 1977-07-26 | 透明導電膜製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5425493A JPS5425493A (en) | 1979-02-26 |
JPS5947845B2 true JPS5947845B2 (ja) | 1984-11-21 |
Family
ID=13987843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9005377A Expired JPS5947845B2 (ja) | 1977-07-26 | 1977-07-26 | 透明導電膜製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5947845B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS609088B2 (ja) * | 1980-10-20 | 1985-03-07 | 新日本製鐵株式会社 | 深絞り加工性の優れたフェライト系ステンレス薄鋼板の製造法 |
EP0273165B1 (de) * | 1986-11-29 | 1992-10-07 | Klaus Kalwar | Verfahren zur Herstellung einer Koronaelektrode sowie nach diesem Verfahren hergestellte Koronaelektrode |
US5702543A (en) * | 1992-12-21 | 1997-12-30 | Palumbo; Gino | Thermomechanical processing of metallic materials |
EP1491646B1 (en) * | 2002-03-27 | 2012-05-02 | Nippon Steel & Sumikin Stainless Steel Corporation | Ferritic stainless steel sheet, and method for producing the same |
-
1977
- 1977-07-26 JP JP9005377A patent/JPS5947845B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5425493A (en) | 1979-02-26 |
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