JPS6139321A - 酸化スズ導電膜の作製方法 - Google Patents
酸化スズ導電膜の作製方法Info
- Publication number
- JPS6139321A JPS6139321A JP15988284A JP15988284A JPS6139321A JP S6139321 A JPS6139321 A JP S6139321A JP 15988284 A JP15988284 A JP 15988284A JP 15988284 A JP15988284 A JP 15988284A JP S6139321 A JPS6139321 A JP S6139321A
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- JP
- Japan
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- tin oxide
- conductive film
- oxide conductive
- substrate
- film
- Prior art date
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- Pending
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- Liquid Crystal (AREA)
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- Non-Insulated Conductors (AREA)
- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
r産業上の利用分野J
本発明は太陽電池、液晶表示パネル等に用いられる酸化
スズ導電膜の作製方法に関するものであるr従来の技術
j 透明導電膜にはAu等の金属薄物を用いるものと、Sn
O,In10声の金属酸化物を用いるものとがある。金
属薄膜はその高い導電性の為低抵抗の膜を作りやすい反
面、可視域での吸収が大きい為高透過率が得にくく、か
つ膜の強度が劣るという欠点をもっている、一方金属酸
化物は適度の導電性と高透過率そのうえ優れた膜強度を
もっているので幅広く応用されている。
スズ導電膜の作製方法に関するものであるr従来の技術
j 透明導電膜にはAu等の金属薄物を用いるものと、Sn
O,In10声の金属酸化物を用いるものとがある。金
属薄膜はその高い導電性の為低抵抗の膜を作りやすい反
面、可視域での吸収が大きい為高透過率が得にくく、か
つ膜の強度が劣るという欠点をもっている、一方金属酸
化物は適度の導電性と高透過率そのうえ優れた膜強度を
もっているので幅広く応用されている。
現在一般に知られている金属酸化物はネサ膜と呼ばれる
snへ膜、In□OJ膜、ITO膜等でこれらのうちI
nJO,膜とITO膜は比抵抗が1σへ■程S n O
,liが10Ω0程の膜質の物が得られている。
snへ膜、In□OJ膜、ITO膜等でこれらのうちI
nJO,膜とITO膜は比抵抗が1σへ■程S n O
,liが10Ω0程の膜質の物が得られている。
「発明が解決しようとする問題点」
これらのうちS n O,lQは古くからスプレー法、
CVD法、真空蒸着法等により作製されていたが、比抵
抗が10当口が限度で低い抵抗のものが得られないとい
う欠点があった。
CVD法、真空蒸着法等により作製されていたが、比抵
抗が10当口が限度で低い抵抗のものが得られないとい
う欠点があった。
これを解決するためにスプレー法やCVD法において原
料溶液または原料ガス中にフッ素を含む物質(例えばN
H4F、CF4)を添加してフン素人のS n O,膜
が作製されたがこれらの方法では基板を400〜500
℃という高温にしなければならずかかる温度では基板が
変形してしまうという欠点があった。
料溶液または原料ガス中にフッ素を含む物質(例えばN
H4F、CF4)を添加してフン素人のS n O,膜
が作製されたがこれらの方法では基板を400〜500
℃という高温にしなければならずかかる温度では基板が
変形してしまうという欠点があった。
さらに、真空蒸着法によってフッ素人の酸化スズ導電膜
を形成しようとした場合フッ素、スズフッ化物とスズ、
スズ酸化物との蒸気圧の違いによって膜中に均一にフッ
素を導入することはできなかった・ r問題を解決するための手段」 本発明は上記の問題を解決するものでありスズ合金又は
スズ酸化物を出発材料として、スパッタリング法により
基板上に酸化スズ導電膜を形成する際にフッ素を含む物
質の気体を真空容器内に導入゛することを特薇とするも
のであり本発明により作製された酸化スズ導電膜中には
不純物としてフッ素元素を含み加熱する必要なく低抵抗
の酸化スズ導電膜が得られるものである。
を形成しようとした場合フッ素、スズフッ化物とスズ、
スズ酸化物との蒸気圧の違いによって膜中に均一にフッ
素を導入することはできなかった・ r問題を解決するための手段」 本発明は上記の問題を解決するものでありスズ合金又は
スズ酸化物を出発材料として、スパッタリング法により
基板上に酸化スズ導電膜を形成する際にフッ素を含む物
質の気体を真空容器内に導入゛することを特薇とするも
のであり本発明により作製された酸化スズ導電膜中には
不純物としてフッ素元素を含み加熱する必要なく低抵抗
の酸化スズ導電膜が得られるものである。
「作用1
フッ素元素をふくむ酸化スズ導電膜中において一部の酸
素とフッ素が置換されてドナーレベルを形成する為導電
性は向上するものと考えられる。
素とフッ素が置換されてドナーレベルを形成する為導電
性は向上するものと考えられる。
以下に実施例により本発明を説明する。
r実施例1j
基板として厚さ100μmのプラスチックフィルムを用
いてDCスパッタリング法により酸化スズをターゲット
とじて酸化スズ導電膜を作製した。
いてDCスパッタリング法により酸化スズをターゲット
とじて酸化スズ導電膜を作製した。
以下にその作製条件をしめす。
・ターゲット 酸化スズ 4N
・導入気体 アルゴン、酸素、HF・圧力
3 x 10Torr・酸素分圧
4 x 10Torr−HF分圧
1 x 10Torr・基板加熱 なし 得られた映の物性は次の通りであった。
3 x 10Torr・酸素分圧
4 x 10Torr−HF分圧
1 x 10Torr・基板加熱 なし 得られた映の物性は次の通りであった。
・M9厚 3000人・シート抵
抗 71Ω/d・透過率
80 %全く同じ条件でフッ素を含む物質を導
入しなかった場合の酸化スズの膜の物性は以下のようだ
った・膜厚 3000人・シート
抵抗 IKΩ/cIII・透過率
82 %「効果」 本発明は上記の問題を解決するものでありスズ合金又は
スズ酸化物を出発材料として、スパッタリング法により
基板上に酸化スズ導電膜を形成する際にフッ素を含む物
質の気体を真空容器内に導入することを特徴とするもの
であり本発明により作製された酸化スデ導電膜中には不
純物としてフッ素元素を含み加熱する必要なく低抵抗の
酸化スズ導電膜が得られるものである。
抗 71Ω/d・透過率
80 %全く同じ条件でフッ素を含む物質を導
入しなかった場合の酸化スズの膜の物性は以下のようだ
った・膜厚 3000人・シート
抵抗 IKΩ/cIII・透過率
82 %「効果」 本発明は上記の問題を解決するものでありスズ合金又は
スズ酸化物を出発材料として、スパッタリング法により
基板上に酸化スズ導電膜を形成する際にフッ素を含む物
質の気体を真空容器内に導入することを特徴とするもの
であり本発明により作製された酸化スデ導電膜中には不
純物としてフッ素元素を含み加熱する必要なく低抵抗の
酸化スズ導電膜が得られるものである。
また従来のフッ素人酸化スズ導電肋を作製するのに用い
られたスプレー法、CVD法、真空蒸着法は、基板加熱
を必要としていたため基板の変形、基板からの不純物の
熱拡散等の問題があったが本発明は基板加熱を必要とし
ないためそれらの問題は全くおこらない、さらに加熱す
る必要がないためプラスチックフィルム等の耐熱性の低
い基板のうえ等にもフッ素人の酸化スズ導電膜を形成す
ることかできるという大きな特徴を有する。
られたスプレー法、CVD法、真空蒸着法は、基板加熱
を必要としていたため基板の変形、基板からの不純物の
熱拡散等の問題があったが本発明は基板加熱を必要とし
ないためそれらの問題は全くおこらない、さらに加熱す
る必要がないためプラスチックフィルム等の耐熱性の低
い基板のうえ等にもフッ素人の酸化スズ導電膜を形成す
ることかできるという大きな特徴を有する。
また、フッ素を含む物質の気体をターゲットに吹きつけ
るようにするとより効果があった。
るようにするとより効果があった。
本発明においてフッ素を含む物質としてはスズのフン化
物、HF、NF3、炭素フン化物が現在使用の確認がと
れている。
物、HF、NF3、炭素フン化物が現在使用の確認がと
れている。
第1図は本発明に使用したスパッタリング装置の概〜略
図をしめず。。
図をしめず。。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、真空容器内に保持された、基板上にスズ合金又はス
ズ酸化物を出発材料として、スパッタリング法により基
板上に酸化スズ導電膜を形成する際においてフッ素を含
む物質の気体を前記真空容器内に導入し酸化スズ導電膜
中にフッ素を添加したことを特徴とした酸化スズ導電膜
の作製方法 2、特許請求の範囲第1項において前記基板としてはガ
ラス、セラミック、金属、またはフィルム等の可曲性基
板であることを特徴とした酸化スズ導電膜の作製方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15988284A JPS6139321A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 酸化スズ導電膜の作製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15988284A JPS6139321A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 酸化スズ導電膜の作製方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6139321A true JPS6139321A (ja) | 1986-02-25 |
Family
ID=15703249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15988284A Pending JPS6139321A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 酸化スズ導電膜の作製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6139321A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63241805A (ja) * | 1987-03-27 | 1988-10-07 | 株式会社ブリヂストン | 透明導電性膜の製造方法 |
US5188968A (en) * | 1989-12-28 | 1993-02-23 | Olympus Optical Co., Ltd. | Method and reaction kit for agglutination detection |
US5364835A (en) * | 1987-05-06 | 1994-11-15 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Method of adding a halogen element into oxide superconducting materials by ion injection or thermal diffusion |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS539396A (en) * | 1976-07-10 | 1978-01-27 | Takeyoshi Honda | Process for preparing liquor similar to sherry |
JPS5830005A (ja) * | 1981-08-17 | 1983-02-22 | 三洋電機株式会社 | 透明電導膜の製造方法 |
JPS58209009A (ja) * | 1982-05-28 | 1983-12-05 | 株式会社日立製作所 | 透明導電膜の形成方法 |
JPS59123767A (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-17 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 蒸着方法 |
-
1984
- 1984-07-30 JP JP15988284A patent/JPS6139321A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS539396A (en) * | 1976-07-10 | 1978-01-27 | Takeyoshi Honda | Process for preparing liquor similar to sherry |
JPS5830005A (ja) * | 1981-08-17 | 1983-02-22 | 三洋電機株式会社 | 透明電導膜の製造方法 |
JPS58209009A (ja) * | 1982-05-28 | 1983-12-05 | 株式会社日立製作所 | 透明導電膜の形成方法 |
JPS59123767A (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-17 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 蒸着方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63241805A (ja) * | 1987-03-27 | 1988-10-07 | 株式会社ブリヂストン | 透明導電性膜の製造方法 |
US5364835A (en) * | 1987-05-06 | 1994-11-15 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Method of adding a halogen element into oxide superconducting materials by ion injection or thermal diffusion |
US5188968A (en) * | 1989-12-28 | 1993-02-23 | Olympus Optical Co., Ltd. | Method and reaction kit for agglutination detection |
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