JPS594751Y2 - スリツタ形破砕機用回転刃の構造 - Google Patents
スリツタ形破砕機用回転刃の構造Info
- Publication number
- JPS594751Y2 JPS594751Y2 JP16855081U JP16855081U JPS594751Y2 JP S594751 Y2 JPS594751 Y2 JP S594751Y2 JP 16855081 U JP16855081 U JP 16855081U JP 16855081 U JP16855081 U JP 16855081U JP S594751 Y2 JPS594751 Y2 JP S594751Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary blade
- blade
- shank
- slitter
- grinding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、スリッタ形破砕機用回転刃の構造に係り、ス
リッタ部となるサイドブレードの保守にさいし、該ブレ
ードの亀裂、割損を未然に防止しながら、母体であるシ
ャンク外周を保護可能にしたことを主目的とする。
リッタ部となるサイドブレードの保守にさいし、該ブレ
ードの亀裂、割損を未然に防止しながら、母体であるシ
ャンク外周を保護可能にしたことを主目的とする。
従来、スリッタ形破砕機用回転刃として、回転刃シャン
クの外周に材料引込爪部を突設するとともに、該シャン
クの両側にサイドブレードをボルトで着脱自在に取付け
たものがある。
クの外周に材料引込爪部を突設するとともに、該シャン
クの両側にサイドブレードをボルトで着脱自在に取付け
たものがある。
この回転刃は対向2軸にそれぞれキー又はスプライン等
を介して套嵌されて、回転刃の側面、即ちサイドブレー
ドを互いに摺接噛合させることで材料を破砕するように
構成されており、従って、そのサイドブレードのエツジ
はシャープなことが不可欠である。
を介して套嵌されて、回転刃の側面、即ちサイドブレー
ドを互いに摺接噛合させることで材料を破砕するように
構成されており、従って、そのサイドブレードのエツジ
はシャープなことが不可欠である。
そこで、経年使用してエツジのシャープさがくずれてく
れば、研削等して保守するのであるが、サイブレードの
外周面の全体を研削すれば、ときとして、研削割れが生
じたりして廃品となっており、又、研削によって経か漸
次小さくなって場合によっては母体であるシャンクが露
出することもあった。
れば、研削等して保守するのであるが、サイブレードの
外周面の全体を研削すれば、ときとして、研削割れが生
じたりして廃品となっており、又、研削によって経か漸
次小さくなって場合によっては母体であるシャンクが露
出することもあった。
本考案は、斯る実状に鑑みて案出されたもので、回転刃
シャンクの外周に材料引込爪部を一体に突設し、回転刃
シャンクの両側面にサイドブレードを着脱自在に取着し
てなる破砕機用回転刃において、サイドブレードの外周
面の巾方向中途にわたって溝を形成したことを特徴とす
る。
シャンクの外周に材料引込爪部を一体に突設し、回転刃
シャンクの両側面にサイドブレードを着脱自在に取着し
てなる破砕機用回転刃において、サイドブレードの外周
面の巾方向中途にわたって溝を形成したことを特徴とす
る。
以下、図面を参照して本考案の実施例を詳述する。
第1図は本案適用−例としてのスリッタ形破砕機で、第
2図がそのスリッタローターである。
2図がそのスリッタローターである。
第1図において、1は破砕機ケーシングで、その破砕室
2内には互いに内向に回転駆動されるローター3が平行
軸架されている。
2内には互いに内向に回転駆動されるローター3が平行
軸架されている。
ローター3は回転主軸4に回転刃5とディスタンスカラ
ー6を交互に套嵌してキー又はスプラインで同行回転自
在となし、回転刃5の側面居士が第2図で示す如く互い
に摺接噛合状に組合されてなる。
ー6を交互に套嵌してキー又はスプラインで同行回転自
在となし、回転刃5の側面居士が第2図で示す如く互い
に摺接噛合状に組合されてなる。
即ち、投入コンベア7等で投入された材料を外周に突設
した爪部8で掻込みて前記摺接噛合部でスリッタせしめ
、一定粒度のものはスクリーン9を介して排出コンベア
10等に投入するのであり、第1図において、11はロ
ータリスクレーパを示している。
した爪部8で掻込みて前記摺接噛合部でスリッタせしめ
、一定粒度のものはスクリーン9を介して排出コンベア
10等に投入するのであり、第1図において、11はロ
ータリスクレーパを示している。
第3図以下で示す如く前記回転刃5は次のように構成さ
れている。
れている。
12は円形リング状とされた回転刃シャンクで゛、その
中央には取付は孔13を貫通した筒状ボス部14が形成
され、ボス部14の軸方向中央外周にシヤング15が一
体に形成され、該シャンク15の外周に刃先16を有す
る材料引込爪部8が本例では3個一体に突設されている
。
中央には取付は孔13を貫通した筒状ボス部14が形成
され、ボス部14の軸方向中央外周にシヤング15が一
体に形成され、該シャンク15の外周に刃先16を有す
る材料引込爪部8が本例では3個一体に突設されている
。
なお、17はサイドブレード取付用ネジ孔で、シャンク
15に周方向等間隔で貫設されている。
15に周方向等間隔で貫設されている。
18がサイドブレードで、本例では4個に分割されたも
ので、この4個をシャンク15の両側面に重ね合せてネ
ジ孔17にボルト19を螺合することで着脱自在であり
、4個を装着したとき、サイドブレード18の外周縁形
状がシャンク15の外周縁形状と同じく円形とされてい
る。
ので、この4個をシャンク15の両側面に重ね合せてネ
ジ孔17にボルト19を螺合することで着脱自在であり
、4個を装着したとき、サイドブレード18の外周縁形
状がシャンク15の外周縁形状と同じく円形とされてい
る。
サイドブレード18の外周面の巾方向中途には円周方向
にわたる断面半円形の溝20が形成されており、更に、
サイドブレード18にはボルト挿通孔21と同軸心とし
てブレード−側面にボルト頭収容凹部22が凹設されて
いる。
にわたる断面半円形の溝20が形成されており、更に、
サイドブレード18にはボルト挿通孔21と同軸心とし
てブレード−側面にボルト頭収容凹部22が凹設されて
いる。
ブレードと外側面には段部を介して浅い凹部23が帯状
に形成されており、該帯状凹部23の外周側が実質的に
スリッタ部24とされ、該スリッタ部24の巾は一対の
回転刃のラップ巾よりもやや広巾とされている。
に形成されており、該帯状凹部23の外周側が実質的に
スリッタ部24とされ、該スリッタ部24の巾は一対の
回転刃のラップ巾よりもやや広巾とされている。
25はサイドブレード内周面に形成した凹周溝であり、
回転刃シャンク12の筒ボス部14に形成した凸周部2
6又は第6図に示す如くテ゛イスタンスカラー6に形成
した凸周部27に嵌合されてサイドブレード18に作用
するスラスト力を受担するようにされている。
回転刃シャンク12の筒ボス部14に形成した凸周部2
6又は第6図に示す如くテ゛イスタンスカラー6に形成
した凸周部27に嵌合されてサイドブレード18に作用
するスラスト力を受担するようにされている。
更に、第9図は第4図の、第10図は第5図の、第11
図は第6図の回転刃構造にそれぞれ対応するもので゛あ
り、サイドブレード内周面に形成した凹周溝25の両サ
イドを回転刃シャンク12の筒ボス部14又はディスタ
ンスカラー6の各ストレート面29に載設しているもの
をそれぞれ示している。
図は第6図の回転刃構造にそれぞれ対応するもので゛あ
り、サイドブレード内周面に形成した凹周溝25の両サ
イドを回転刃シャンク12の筒ボス部14又はディスタ
ンスカラー6の各ストレート面29に載設しているもの
をそれぞれ示している。
なお、前記帯状凹部23は第5図で示す如く形成されな
い場合もある。
い場合もある。
その他、28は軽量化のための凹部で、スリッタ部24
の反対側に形成しである。
の反対側に形成しである。
以上の実施例において、回転刃シャンク12、ディスタ
ンスカラー6を回転主軸4に交互に套嵌してキー又はス
プライン29で同行回転自在にするとともに、回転刃シ
ャンク12の両側面にサイドブレード18を重ね合せて
ボルト19を螺合してローター3の一対を構成し、ロー
ター3の対向するサイドブレード18を互いに指接噛合
することで第1.2図のような破砕機の主要部を構成す
る。
ンスカラー6を回転主軸4に交互に套嵌してキー又はス
プライン29で同行回転自在にするとともに、回転刃シ
ャンク12の両側面にサイドブレード18を重ね合せて
ボルト19を螺合してローター3の一対を構成し、ロー
ター3の対向するサイドブレード18を互いに指接噛合
することで第1.2図のような破砕機の主要部を構成す
る。
そのさい、ボルト19の頭は第4図乃至第6図で示す如
く研削代Bの最終的な目安となるべく収容凹部22に沈
みボルト状に螺合されている。
く研削代Bの最終的な目安となるべく収容凹部22に沈
みボルト状に螺合されている。
そして、前述したように爪部8で役人材料を掻込み、ス
リッタ部24の摺接噛合を介して材料をスリッタ破砕す
るのである。
リッタ部24の摺接噛合を介して材料をスリッタ破砕す
るのである。
経時使用で、スリッタ部24の工、ツジ30が崩れてく
れば、シャープさがなくなるため、サイドブレード18
の外周面およびスリッタ部24を研削仕上げすることに
なるが、まず、外周面は符号Aで示す範囲を研削代の最
大として溝20の一側面のみを研削し、他側面はそのま
まにしておくのである。
れば、シャープさがなくなるため、サイドブレード18
の外周面およびスリッタ部24を研削仕上げすることに
なるが、まず、外周面は符号Aで示す範囲を研削代の最
大として溝20の一側面のみを研削し、他側面はそのま
まにしておくのである。
即ち、溝20が形成されていない場合には、サイドブレ
ード18の外周面全体が研削され易く、これでは研削面
が広巾であることから、ときとして研削割れが生じるの
であり、その点、溝20を形成したことによりスリッタ
部24側のみの外周面を研削仕上げする目安となるとと
もに、反スリッタ部側を研削せずそのまま残しておくこ
とによって、径の縮少化がなくここにシャンク12の外
周面を有効に保護できるのであり、このサイドブレード
18の外周面の研削とともに、スリッタ部24を研削す
ることで、エツジ30はシャープとなるのである。
ード18の外周面全体が研削され易く、これでは研削面
が広巾であることから、ときとして研削割れが生じるの
であり、その点、溝20を形成したことによりスリッタ
部24側のみの外周面を研削仕上げする目安となるとと
もに、反スリッタ部側を研削せずそのまま残しておくこ
とによって、径の縮少化がなくここにシャンク12の外
周面を有効に保護できるのであり、このサイドブレード
18の外周面の研削とともに、スリッタ部24を研削す
ることで、エツジ30はシャープとなるのである。
なお、スリッタ部24とともに、ボス部側の内周面部3
0を併せて研削することによって、ローターの径方向に
おいて周速差が異ることに基く疲労層をも併せて除去可
能となるのである。
0を併せて研削することによって、ローターの径方向に
おいて周速差が異ることに基く疲労層をも併せて除去可
能となるのである。
本考案は、回転刃シャンク12の両側面に着脱自在に取
付けられるサイドブレード18の外周面に巾方向中途に
おいて円周方向にわたる溝20が形成されているので、
経時使用でブレード18のエツジをシャープにするため
ブレード外周を研削するとき、溝20の一側つまり反シ
ャンク側を研削することが容易となり、ここに、研削割
れを未然に防止できるとともに、径の縮少化を招くこと
がないので、シャンク12を有効にサイドブレード18
でプロテクトできる点で実益大である。
付けられるサイドブレード18の外周面に巾方向中途に
おいて円周方向にわたる溝20が形成されているので、
経時使用でブレード18のエツジをシャープにするため
ブレード外周を研削するとき、溝20の一側つまり反シ
ャンク側を研削することが容易となり、ここに、研削割
れを未然に防止できるとともに、径の縮少化を招くこと
がないので、シャンク12を有効にサイドブレード18
でプロテクトできる点で実益大である。
第1図は破砕機−例の断面図、第2図はローター外観平
面図、第3図は回転刃−例の正面図、第4図乃至第6図
は第3図A−A線矢示における本案3例の断面図、第7
図はサイドブレードの正面図、第8図は同背面図、第9
図、第10図、第11図は第4図乃至第6図に対応する
断面図である。 8・・・・・・引込爪部、12・・・・・・回転刃シャ
ンク、18・・・・・・サイドブレード、20・・・・
・・溝。
面図、第3図は回転刃−例の正面図、第4図乃至第6図
は第3図A−A線矢示における本案3例の断面図、第7
図はサイドブレードの正面図、第8図は同背面図、第9
図、第10図、第11図は第4図乃至第6図に対応する
断面図である。 8・・・・・・引込爪部、12・・・・・・回転刃シャ
ンク、18・・・・・・サイドブレード、20・・・・
・・溝。
Claims (1)
- 回転刃シャンク12の外周に材料引込爪部8を一体に突
設し、回転刃シャンク12の両側面にサイドブレード1
8を着脱自在に取着してなる破砕機用回転刃において、
サイドブレード18の外周面の巾方向中途に円周方向に
わたって溝20を形成したことを特徴とするスリッタ形
破砕機用回転刃の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16855081U JPS594751Y2 (ja) | 1981-11-11 | 1981-11-11 | スリツタ形破砕機用回転刃の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16855081U JPS594751Y2 (ja) | 1981-11-11 | 1981-11-11 | スリツタ形破砕機用回転刃の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5873352U JPS5873352U (ja) | 1983-05-18 |
JPS594751Y2 true JPS594751Y2 (ja) | 1984-02-13 |
Family
ID=29960596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16855081U Expired JPS594751Y2 (ja) | 1981-11-11 | 1981-11-11 | スリツタ形破砕機用回転刃の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS594751Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-11-11 JP JP16855081U patent/JPS594751Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5873352U (ja) | 1983-05-18 |
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