JPS5924368Y2 - スリッタ形破砕機における回転刃の構造 - Google Patents

スリッタ形破砕機における回転刃の構造

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JPS5924368Y2
JPS5924368Y2 JP18187281U JP18187281U JPS5924368Y2 JP S5924368 Y2 JPS5924368 Y2 JP S5924368Y2 JP 18187281 U JP18187281 U JP 18187281U JP 18187281 U JP18187281 U JP 18187281U JP S5924368 Y2 JPS5924368 Y2 JP S5924368Y2
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JP
Japan
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blade
shank
claw
fitted
axial direction
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JP18187281U
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JPS5886254U (ja
Inventor
豊 石倉
Original Assignee
株式会社 朋来鉄工所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスリッタ形破砕機における回転刃の構造に関す
る。
従来、スリッタ形破砕機用回転刃として、シャンク外周
部に、径方向外方に突出する材料引込爪部を一体に設け
ると共に、爪部前面側に刃体を一体に設けたものがある
ところで、上記従来のものでは、刃体の熱処理する場合
には、大きな回転刃の一部である刃体を熱処理すること
となるため、熱処理を容易に行えないと言う問題があり
、この点に関する改善が従来より要望されている。
本考案は上記実情に鑑み考案されたものであって、その
特徴とする処は、回転刃を軸心方向に列設して成るロー
ターを平行に複数並設して、各ローターの回転刃を、隣
接するローターにおける回転刃側面間の溝部内に位置さ
せることで、隣接するローター同士を咬合状とし、回転
刃を、リング状とされたシャンクと、シャンク外周部両
側に固設された一対のサイドプレートとから構成し、シ
ャンク外周部に径方向外方側に突出する爪部を設けて、
該爪部前面側に刃体を設けたものにおいて、刃体底部を
、シャンク外周部における軸心方向両側方に開口する溝
部に、周方向に移動不能に嵌着すると共に、該底部を両
サイドプレート間に軸心方向に移動不能に嵌着し、刃体
後部を爪部前部に軸心方向に移動不能に嵌着し、刃体を
爪部に爪部後方から螺挿したボルトにより固定した点に
ある。
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第10図の図面に
基き説明すれば、第1図は本考案適用−例としてのスリ
ッタ形破砕機で、第2図がそのスリッタローターである
第1図において、1は破砕機ケーシングで、その破砕室
2内には互いに内向きに回転駆動されるローター3が平
行軸架されている。
ローター3は回転主軸4に回転刃5とテ゛イスタンスカ
ラー6を交互に套嵌してキー7又はスプラインで同行回
転自在となし、回転刃5の側面同志が第2図で示す如く
互いに摺接噛合状に組合わされて戊る。
即ち、投入コンベア8等で投入された破砕材料を回転刃
5により掻込みて上記摺接噛合部で破砕せしめ、一定粒
度のものはスクリーン9を介して排出コンベア10等に
排出するのである。
11はロータリスクレーパを示している。
第3図以下で示す如く上記回転刃5は次のように構成さ
れている。
12は円形リング状とされた回転刃5のシャンクで、径
方向中央側にあって取付孔13が貫設された筒状ボス部
14と、該ボス部14外周の軸心方向中央部分から径方
向外方に突設されたリング状シャンク部15とから成る
シャンク部15外周面には、径方向外方に突出し且つ周
方向に等配された4個の材料引込爪部16が一体に形成
されている。
爪部16の幅はシャンク12のボス部14の軸心方向長
さと同一とされて、その両側部がシャンク部16の側方
に突出されると共に、爪部16のシャンク部15外周面
からの径方向外方側への突出量は後部に向うに従って漸
次小となるようにされている。
なお、爪部16前面側は先端に向うに従って回転方向先
行側に位置するようにされると共に、爪部16の両側内
周面は、中央部に向って漸次径が小となるテーパー面1
7とされている。
18はシャンク部15の軸心方向両側に配設された一対
のサイドブレードで、各ブレード18は図例では周方向
4個の分割体19に分割されて、シャンク部15にボル
ト20により着脱自在に固定されている。
なお、ボルト20の頭部は分割体19内に埋込状とされ
ている。
各分割体19の回転方向前部側は各爪部16と周方向に
関して略同−位置に位置するものとされると共に、その
外周面がシャンク部15外周面と路面−となるようにさ
れ、また、その外周面がボス部14側面と面一 となる
゛ようにされている。
なお、分割体19をシャンク部15がら取外す際には、
ボルト20を取外して、分割体19外周面と爪部16の
テーパー面17間に工具等をこじ入れることにより、分
割体19をシャンク部15から容易に取外せる。
21はブロック形状の刃体で、爪部16の前面側に配設
されて、刃体21底部がシャンク部15外周部に嵌脱自
在に嵌着されると共に、刃体21後部が爪部16前部に
軸心方向に移動不能に嵌脱自在に嵌着されている。
具体的には、刃体21底部の幅方向中央部の後部寄りに
、下方、即ちシャンク部15側に突出する直方体形状の
突設部22が形成されると共に、刃体21後部の幅方向
中央部には、高さ方向に溝状とされた凹部23が形成さ
れている。
また、これに対応して、シャンク部15外周部における
爪部16前方側には、軸心方向の溝部にて示す凹部24
が形成されると共に、該凹部24の両側開口が分割体1
9により閉塞され、このように閉塞された凹部24内に
突設部22が凹部24内面及び分割体19に接当状に嵌
着されて、刃体21の突設部22が凹部24に周方向に
移動不能に嵌着されると共に、突設部22が両サイドプ
レー1〜18間に軸心方向に移動不能に嵌着されている
なお、突設部22底面と凹部24底面間に隙間を設けて
もよい。
而して、爪部16前部の幅方向中央部には、上記凹部2
3と対応する突設部25が高さ方向全長にわたって形成
され、該突設部25が凹部23内にその内面に接当状と
して嵌着されている。
ところで、刃体21は爪部16に、両側に一対配設され
たボルト26により着脱自在に固定されている。
ボルト26は、爪部16及び刃体21に貫通形成された
ボルト孔27゜28に爪部16後方側から挿入されて、
刃体21のボルト孔28に螺挿されている。
ボルト26の頭部は、爪部16後部側に形成された凹部
29に固有されている。
このようにして、刃体21は固定されるので゛あるが、
刃体21の突設部22より前方側底面はシャンク部15
及びサイドブレード18外周面に接当状とされている。
また、刃体21前面は回転刃5の軸心O−Oに対して平
行とされると共に、刃体21の外部に露出状とされた稜
縁部が熱処理されて、その硬度が増大されている。
そして、刃体21の前面先端の回転軌跡31とカラ−6
外周面との最小間隙は15 mm程度とされている。
上記のように構成した実施例によれば、刃体21を回転
刃5の爪部16とは別体としているので、刃体21の熱
処理を容易に行える。
また、刃体21底部をシャンク部15外周部に嵌着する
と共に、刃体21後部を爪部16前部に嵌着しているこ
とから、破砕作業時に刃体21に作用する外力はシャン
ク部15及び爪部16により確実に受止められるのであ
り、ボルト26には上記外力は殆ど作用しない。
また、破砕室2内に投入された破砕材料が回転刃5とカ
ラー6間等に詰った際等には、ローター3を逆転させて
、詰った破砕材料を除去したりするのであるが、この場
合にも、刃体21に作用する外力はシャンク部15によ
り確実に受止められるのであり、ボルト26には上記外
力は殆ど作用しない。
上記のように、刃体21に作用する外力はボルト26に
は殆ど作用しないので、ボルト26として、比較的小さ
な強度を有するものでも使用できる。
また、刃体21を爪部16に固定するボルト26を爪部
16の後方側から螺挿するようにしているので、ボルト
26の頭部が、粉砕室2内に投入された破砕材料により
摩耗、損傷されることは殆どないと共に、ボルト26の
頭部を凹部29内に埋込状としているにもかかわらず、
凹部29内に上記破砕材料が詰まりにくい。
第11図は本考案の他の実施例を示すもので、刃体21
のボルト孔28が盲孔とされ、ボルト孔28内に破砕材
料が詰まらないようにされている。
なお、実施例では、爪部前部に突設部を設け、刃体の後
部に凹部を設けるようにしたが、突設部及び凹部を上記
とは逆に設けるようにしてもよい 以上詳述したように、本考案は、刃体を回転刃の爪部に
対して別体としているので、刃体の熱処理を容易に行え
る。
また、爪部にボルトにより固定する刃体底部をシャンク
外周部に、また、刃体後部を爪部前部に夫々嵌着してい
るので、破砕作業時や、破砕材料が詰った場合に回転刃
を逆転させた時に、刃体に作用する外力はシャンク外周
部と爪部前部とにより確実に受止められて、ボルトには
殆ど作用することがなく、従って、上記ボルトとして、
比較的小さな強度を有するものでも使用できる。
特に、本考案では、刃体底部を、シャンク外周部におけ
る軸心方向両側方に開口する溝部に、周方向に移動不能
に嵌着すると共に、該底部を両サイドプレート間に軸心
方向に移動不能に嵌着しており、シャンク外周部に形成
される溝部は軸心方向両側方に開口するものであるので
、溝部の形成は容易であると共に、溝部に嵌着される刃
体底部の加工も容易である。
又、刃体後部を爪部前部に軸心方向に移動不能に嵌着し
ており、刃体は底部側のみならず、後部側でも軸心方向
の移動を阻止されているので、破砕作業時や、刃体が軸
心方向に振れたりすることがなく、良好な破砕作業を行
える。
更に、刃体を爪部に固定するボルトを爪部後方側から螺
挿するようにしているので、破砕作業時に、ボルトの頭
部が摩耗、損傷されにくいと共に、ポルI・の頭部を凹
部に埋込状とした場合でも、凹部に破砕材料が詰まりに
くい。
本考案は上記各種の利点を有し、実益大である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図は本考案の一実施例を示し、第1図
は破砕機−例の断面図、第2図はローター外観平面図、
第3図は回転刃の正面図、第4図は回転刃要部の正面一
部断面図、第5図乃至第7図の各図は第4図のA−A線
、B−B線、C−C線各矢視断面図、第8図は第4図の
D矢視一部断面図、第9図は第4図のE矢視図、第10
図は刃体の斜視図、第11図は本考案の他の実施例を示
す一部断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転刃を軸心方向に列設して戒るローターを平行に複数
    並設して、各ローターの回転刃を、隣接するローターに
    おける回転刃側面間の溝部内に位置させることで、隣接
    するローター同士を咬合状とし、回転刃を、リング状と
    されたシャンクと、シャンク外周部両側に固設された一
    対のサイドプレートとから構威し、シャンク外周部に径
    方向外方側に突出する爪部を設けて、該爪部前面側に刃
    体を設けたものにおいて、刃体底部を、シャンク外周部
    における軸心方向両側方に開口する溝部に、周方向に移
    動不能に嵌着すると共に、該底部を両サイドプレート間
    に軸心方向に移動不能に嵌着し、刃体後部を爪部前部に
    軸心方向に移動不能に嵌着し、刃体を爪部に爪部後方か
    ら螺挿したボルトにより固定したことを特徴とするスリ
    ッタ形破砕機における回転刃の構造。
JP18187281U 1981-12-05 1981-12-05 スリッタ形破砕機における回転刃の構造 Expired JPS5924368Y2 (ja)

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JP18187281U JPS5924368Y2 (ja) 1981-12-05 1981-12-05 スリッタ形破砕機における回転刃の構造

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JP18187281U JPS5924368Y2 (ja) 1981-12-05 1981-12-05 スリッタ形破砕機における回転刃の構造

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Publication Number Publication Date
JPS5886254U JPS5886254U (ja) 1983-06-11
JPS5924368Y2 true JPS5924368Y2 (ja) 1984-07-19

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JP18187281U Expired JPS5924368Y2 (ja) 1981-12-05 1981-12-05 スリッタ形破砕機における回転刃の構造

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WO2013082183A1 (en) 2011-11-30 2013-06-06 Solatube International, Inc. Daylight collection systems and methods

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JPS5886254U (ja) 1983-06-11

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