JPS594751A - 防振床下地構造 - Google Patents

防振床下地構造

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JPS594751A
JPS594751A JP11377882A JP11377882A JPS594751A JP S594751 A JPS594751 A JP S594751A JP 11377882 A JP11377882 A JP 11377882A JP 11377882 A JP11377882 A JP 11377882A JP S594751 A JPS594751 A JP S594751A
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JP
Japan
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vibration
floor
independent support
independent
base
Prior art date
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Application number
JP11377882A
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English (en)
Inventor
政直 山中
渡辺 春雄
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は防振材を備えた独立支持脚を介して下地パネル
を床スラブへ支持させる防振床下地構造に関する。
集合住宅の一般的な床下地としては、方形下地パネル(
910X910−肉厚20m程度のパーチクルボードの
両面に合板を貼り合せたパーチクルサンドイッチ合板)
の4角隅部付近に防振材付支持脚を取付けて床スラブ上
へ配置し、レベル調整径下地パネルの上には捨板材(−
例として肉厚9+o+の合板)を下地パネルの接合部を
跨いで載置した後に、釘打ち等により固定し、この捨板
材の−Fに仕上材を取付けるものが多く採用されている
このような防振材を備えた床下地では、床に適厩な弾性
力が付与されるため居住性が向上し、階下への伝搬音の
遮断性に有利であり、一般的に床の剛性(荷重支持強度
)を保つ意味でJIS硬度60〜80′の防振ゴムが採
用されている。
ところがこの床下地構造では、4個の支持脚上へ載置さ
れる下地パネルの中央部、支持脚の直上及び隣接下地パ
ネルとの接合部付近(片持ちになっている)とで剛性に
大きな差異が生ずるため床全体の剛性が不均一となって
いる。このためti衝S源に対する総体的バランスが悪
く、床剛性の低い位置に衝撃が加わった場合の曲は振動
が床全体に波及して遮断性を極端に低下させる原因とな
っている。
また重量衝撃を受けた下地パネルに隣接するパネルは衝
撃の反作用的相対運動である[浮き上がり」を生じ、同
時に重量衝撃を受けたパネルの周縁部である片持ち都庁
自由端が曲げ振動で捨板付裏面との間に衝夷を生じ二次
音源的作用を為す不具合を有する。これらが125 H
z以下の低周波数域の遮断性低下の原因となっている。
本発明は上記事実を考慮し、床全体の剛性を総体的に均
一化して防振性能を向上することができる防振床下地構
造を得ることが目的である。
本発明に係る防振床下地構造は防振材を備えた独立支持
脚を床スラブ上へ適宜間隔のもとに複数個固着し、これ
らの独立支持脚上べは複数の下地パネルを敷地むと共に
下地パネルの隣接接合部は共に独立支持脚上へ載置して
床剛性を均一化するようになっている。
以下本発明の実施例を図面に従い説明する。
第1図〜第3図には本発明の第1実施例が示されており
、床スラブ10上には下端付近に防振材16を上端部に
受は板14を備えた複数個の独立支持脚が固着されであ
る。防振材16は軸心が垂直とされた円筒状であり、下
端面はエポキシ系接着剤18等で床スラブ10へ固着さ
れている。この接着性を向上するために防振材16の下
端面には複数個の凹凸が形成されている。
防振材16の上端面には防振材受金具20が接着されて
いる。この防振材受金具20は内周面に左ねじを刻設し
た受部22を防振材16の中空孔16Aに圧入し、支持
ボルト24と螺合している。
上記支持ボルト24の上端部は受は板14の底面に固着
したパネル受金具26の右ねじを刻設した受部28に螺
合してなる。
このため支持ボルト24の上端部に溝等を形成すれば、
受は板14の上部から支持ボルト24を回転して受は板
146レベル調整を行なうことができる。このレベル調
整は支持ボルト24の上下端が逆ねじとされているので
、1回転で2ピツチの迅速な上下動が可能である。
受は板14は大きさ150X150■、肉厚20園程度
の板材であり、肉厚15■のパーチクルボードの両面に
肉厚2.5■の合板を貼合せたものが好ましい。
受は板14上には下地パネルであるベースパネル32が
敷地まれている。このベースパネル32は厚さ20m以
上、好ましくは25■〜40■程度のパーチクルサンド
イッチ合板(パーチクルボードの両面に合板を貼シ合せ
た材料)が適用可能であり、また太き卓は900X90
0m+、900X1200m+、900X1800mm
等の任意の大きさとすることができる。
このベースパネル32の隣接するべ゛−スバネル32と
の接合部は独立支持脚12が配置されており、これによ
ってベースパネル32の周縁部は独立支持脚12よりも
更に水平方向へ突出することはなく、従ってベースパネ
ルの片持ち部がなくなっている。またこのベースパネル
32の中間部には中間部の剛性を保持するために適当な
数の独立支持脚12を設けることが好ましい。これらの
独立支持脚12の設置間隔は300〜600mの範囲で
床剛性の設計により任意に決定可能である。
第2図に示される如くベースパネル32上には複数枚の
捨板材34が敷地まれてベースパネル32へ釘打ち等に
より固定されている。これらの捨板材34は仮数枚のベ
ースパネル32の隣接接合部を跨いで配置されており、
これによってもベースパネル32の剛性が向上している
。この捨板材34の肉厚は9+m、12■等の合板が適
用可能である。
この場合床のばね定数(床剛性の代用特性である局部集
中荷重による載荷試験における床のばね定数)はベース
パネル32の隣接接合部で且つ一対の独立支持脚12間
が最も弱く、肉厚20城のベースパネルでは300Kf
/備、肉厚2511111のベースパネルで400Kf
/crn程度となる。
このように構成される本実施例の床下地構造では、捨板
材34上へ仕”上材が敷地まれて床構造が完成する。床
部分に加えられる荷重によってベースパネル32が変形
するが、ベースパネル32はその隣接接合部に独立支持
脚12が設けられているため、極端に剛性が低下する部
分がなく平均化され、またベースパネルの隣接接合部に
大きな変形がないため捨板材34との間に衝突を生ずる
とともなく、防振性能を向上することができる。
次に第4.5図には本発明の第2実施例に係る床下地構
造が示されている。
この実施例では前記実施例の独立支持脚12とベースパ
ネル32との間に鋼製根太36が介在されている。
この鋼製根太36は一例として全幅L−=70m+。
高さH=30■、コ字状部幅寸法W = 40 mで肉
厚1.2−のリップ付形材を使用することができ、第5
図に示される如くリップ部分及びコ字状中央部をそれぞ
れ釘38で受は板14及びベースパネル32へ固着しで
ある。
従ってこの実施例では、前記実施例(=加えて更にベー
スパネル32の隣接接合部の剛性を均一化することがで
き、同時に床の重量が増大するのでダイナミックダンパ
ー効果を得ることもできる。
次に第6図には本発明の第3実施例が示されている。こ
の実施例では防振材16を強固に床スラブ10へ固着す
るだめに、防振材16の下端面に溝40が刻設されてお
り、この溝40は溝底部にかけて幅寸法が大きくなって
いる。
またベースパネル32は損失系数の大きな制振ゴムシー
ト42(厚さ0.5〜2−(1図程度)を9〜15+m
の肉厚の合板44間1ニサンドイツチした構成である。
このためこの実施例では、ペースノ(ネル32の振動減
衰性を向上して更ζ二衝撃音遮断性の優れたものとして
いる。なおこの実施例ではベースパネル32の隣接接合
部間に緩衝シート46が介在されて異音発生を防止して
いる。
次に上記各実施例の床下地構造を従来の床下地構造と比
較した実験結果を説明する。厚さ140關の床スラブに
第1表及び第2表1=示される条件で施工し、JISA
−1418r建物の現場における床衝撃音レベルの′測
定方法」の重量衝撃音(タイヤ90crn落下試験)に
よって床衝撃音連断性能を比較した結果が第3表及び第
7図1−示されている。
第2表 第3表 これによれば本発明の各実施例ではいずれも従来の構造
に比較して遮音等級(L値)で1う/り以上向上した結
果が得られていることが認められ。
本発明の優秀性が明らかになった。
なお防撮ゴムA(JTS硬度40度)は天然ゴム配合品
、防振ゴムB(JIS硬度40度)V′i特殊配合ゴム
品(ポリノルボルネ/高充填ゴム)であり、防振ゴムB
は動的特殊性における力学的損出係数(tanσ)が大
きい材料から為るためダイナミツラダ/パー作用が有効
に働いているものと考えられる。
以上説明した如く本発明に係る防振床下地構造は独立支
持脚を床スラブ上へ固着すると共に下地パネルの隣接接
合部へ配置するので床剛性の均等化が達成され、遮音性
能が向上する優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る防振床下地構造の第1実施例を示
す斜視図、第2図ri第1実施例の側面図、第3図は独
立支持脚と受は板の取付関係を示す断面図、第4図は本
発明の第2実施例を示す斜視図。 第5図は第2裏施例の側面図、第6図は本発明の第3実
施例を示す側面図、第7図は実験結果を示す周波数に対
する床衝撃音レベルの関係線図である。 10・・・床スラブ、12・・・独立支持脚、14・・
・受は板、16・・・防振材、20・・・バネシ受金具
% 32−・・ペースパ$A/、36・・・鋼H−8太
。 代理人 弁理士 中 島   淳

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下端付近に防振材を、上端部に受は板を備えた高
    さ調節可能な独立支持脚を床スラブ上へ適宜間隔のもと
    じ複数個固着し、これらの独立支持脚上へ複数の下地パ
    ネルを敷込み、下地パネルの隣接接合部は共に独立支持
    脚上へ載置することを特徴とした防振床下地構造。
  2. (2)前記下地パネルの隣接接合部は独立支持脚土間へ
    掛渡される根太材を介して独立支持脚上べ載置すること
    を特徴とした前記特許請求の範囲第1項に記載の防振床
    下地構造。
  3. (3)圧縮撓み変形範囲O〜5■に対する静的ばね定数
    が8〜18に4/mmである防振材を独立支持脚(二用
    い、下地パネルの接合部における床のばね定数が400
     Kr/m以上とするべく独立支持脚間のピッチ及び下
    地パネルの肉厚を決定することを特徴としだ前記特許請
    求の範囲第1項または第2項に記載の防振床下地構造。
  4. (4)静的ばね定数が8〜18KL!/wで力学的損失
    係数(tanσ)が0.25以上の特性でおる防振材を
    独立支持脚に適用することを特徴とした前記特許請求の
    範囲第1項または第2項に記載の防振床下地構造。
  5. (5)静的ばね定数が8〜18Kg/s+nで比重0.
    40〜0.60の発泡ポリウレタンからなる防振材を独
    立支持脚に適用することを特徴とした前記特許請求の範
    囲第1項または第2項に記載の防振床下地構造。
JP11377882A 1982-06-30 1982-06-30 防振床下地構造 Pending JPS594751A (ja)

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ID=14620871

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JP (1) JPS594751A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05280181A (ja) * 1992-03-27 1993-10-26 Tomiyasu Honda 置床構造及びその施工法
US6905316B2 (en) 2000-10-13 2005-06-14 Holset Engineering Company, Ltd. Turbine

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05280181A (ja) * 1992-03-27 1993-10-26 Tomiyasu Honda 置床構造及びその施工法
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