JPS594744Y2 - 粉粒体原料の焼成装置 - Google Patents
粉粒体原料の焼成装置Info
- Publication number
- JPS594744Y2 JPS594744Y2 JP12048778U JP12048778U JPS594744Y2 JP S594744 Y2 JPS594744 Y2 JP S594744Y2 JP 12048778 U JP12048778 U JP 12048778U JP 12048778 U JP12048778 U JP 12048778U JP S594744 Y2 JPS594744 Y2 JP S594744Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- firing
- raw materials
- firing furnace
- raw material
- granular raw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
- Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)
- Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は例えばセメント原料・石灰石・ボーキサイト等
の粉粒体原料の加熱・脱炭酸等の焼成を伴う装置に関す
る。
の粉粒体原料の加熱・脱炭酸等の焼成を伴う装置に関す
る。
従来この種の装置としては上部に円筒形の予熱炉と、下
部にはキルン燃焼ガス及び加熱空気の導入管を、接線方
向に接続させた円筒形仮焼炉、さらに該仮焼炉円筒周壁
部に焼成用バーナを設けた装置等が知られている。
部にはキルン燃焼ガス及び加熱空気の導入管を、接線方
向に接続させた円筒形仮焼炉、さらに該仮焼炉円筒周壁
部に焼成用バーナを設けた装置等が知られている。
而しこれ等の装置では熱伝達率が悪く、また内壁面に原
料が焼着するコーチング現象が起り、操業が不安定とな
り易く、且つ設置容積が大きくなるなどの欠点がある。
料が焼着するコーチング現象が起り、操業が不安定とな
り易く、且つ設置容積が大きくなるなどの欠点がある。
本考案はこれ等の欠点をなくするためになされたもので
あって、円筒形の焼成炉本体の上部を球面状とし、下部
を漏斗状に形成し、原料ならびに燃焼ガスは、焼成炉本
体の下方に取付けた複数個の導入管によって導入し、そ
れぞれの導入管より炉内に導入する粉粒体原料と、熱ガ
スの流れを衝突させ、炉内を乱流状態に保持することに
よって熱伝達の促進を図り、焼成を終えた原料を、炉本
体側壁部より排出管を経て排ガスと共に外に取り出すこ
とを特徴としたもので、簡単な構造で熱効率の高い装置
を得たものである。
あって、円筒形の焼成炉本体の上部を球面状とし、下部
を漏斗状に形成し、原料ならびに燃焼ガスは、焼成炉本
体の下方に取付けた複数個の導入管によって導入し、そ
れぞれの導入管より炉内に導入する粉粒体原料と、熱ガ
スの流れを衝突させ、炉内を乱流状態に保持することに
よって熱伝達の促進を図り、焼成を終えた原料を、炉本
体側壁部より排出管を経て排ガスと共に外に取り出すこ
とを特徴としたもので、簡単な構造で熱効率の高い装置
を得たものである。
以下図面に示した実施例に沿って説明する。
１は焼成炉にして上部は球面状に、下部は漏斗状に形成
されている。
されている。
下部の漏斗状の端末部は二叉となっており、それぞれ導
入管２，２′が接続されている。
入管２，２′が接続されている。
導入管２，２′には原料供給管５およびバーナ６が取付
けられており、バーナ６の取付部には燃焼室３が設けら
れている。
けられており、バーナ６の取付部には燃焼室３が設けら
れている。
つぎに焼成炉１の上部には補助バーナ７が取付けられて
おり、側壁部には排出管４を設けている。
おり、側壁部には排出管４を設けている。
本装置の作用は、導入管２，２′に固設された原料供給
管５より粉粒体原料が供給され、導入管２，２′の下方
より上方に向って送給されながら、キルン燃焼ガス、或
は加熱空気中に分散される。
管５より粉粒体原料が供給され、導入管２，２′の下方
より上方に向って送給されながら、キルン燃焼ガス、或
は加熱空気中に分散される。
この原料を分散させたガスは、導入管２，２′の管側部
に取付けられた主バーナ６により、燃焼室３において燃
焼し、熱ガスとなって粉粒体原料を加熱させながら強力
な噴流として焼成炉１内に導入される。
に取付けられた主バーナ６により、燃焼室３において燃
焼し、熱ガスとなって粉粒体原料を加熱させながら強力
な噴流として焼成炉１内に導入される。
導入管２，２′は焼成炉１下方の漏斗状の下部に鋭角に
二叉状に取付けられであるので、導入管２，２′内をそ
れぞれ上昇する両方の噴流熱ガスは、焼成炉１の漏斗状
の中央部において衝突し、多種多様の過流を発生させる
。
二叉状に取付けられであるので、導入管２，２′内をそ
れぞれ上昇する両方の噴流熱ガスは、焼成炉１の漏斗状
の中央部において衝突し、多種多様の過流を発生させる
。
このため粉粒体原料も粒子の衝突９分散を繰返し、有効
な熱伝達によって焼成反応を促進させる。
な熱伝達によって焼成反応を促進させる。
焼成を完了し平衡温度に達した粉粒体原料とガスは排出
管４より外部に取り出される。
管４より外部に取り出される。
なお焼成炉１の上部には補助バーナ７が設けられてあり
、焼成炉１内部の焼成温度を調節することができる。
、焼成炉１内部の焼成温度を調節することができる。
本装置は前述の通り粉粒体原料を、燃焼ガスと共に焼成
炉１の下方より、複数個の導入管２，２′の導入角度に
よって噴流衝突させ、過流、乱流を発生せしめて（図中
に矢印にて実線はガスを、点線は原料のそれぞれの流れ
の方向を示す）、効率のよい熱伝達を得、これによって
焼成反応を急速に進行させ、短時間に粉粒体原料の焼成
を完了させることができる。
炉１の下方より、複数個の導入管２，２′の導入角度に
よって噴流衝突させ、過流、乱流を発生せしめて（図中
に矢印にて実線はガスを、点線は原料のそれぞれの流れ
の方向を示す）、効率のよい熱伝達を得、これによって
焼成反応を急速に進行させ、短時間に粉粒体原料の焼成
を完了させることができる。
更に焼成炉１の上部を球面状とし、且つ排出管４は導入
管２，２′の取付側の同じ方向に、焼成炉１の側壁部に
設けているので、焼成炉１内部のガス全体の流れを円滑
にならしめると共に、焼成反応に必要な原料の滞溜時間
をも保持することができる。
管２，２′の取付側の同じ方向に、焼成炉１の側壁部に
設けているので、焼成炉１内部のガス全体の流れを円滑
にならしめると共に、焼成反応に必要な原料の滞溜時間
をも保持することができる。
又焼成炉１の構造も極めて簡単で、炉内のコーチング等
のトラブルも防止することが゛でき、装置全体の簡略化
と安定操業に対する効果は大である。
のトラブルも防止することが゛でき、装置全体の簡略化
と安定操業に対する効果は大である。
図面は本考案の実施例を示すもので、第１図は正断面図
、第２図は側断面図、第３図は平断面図を示す。 １・・・・・・焼成炉、２，２′・・・・・・導入管、
３・・・・・・燃焼室、４・・・・・・排出管、５・・
・・・・原料供給管、６・・・・・・主バーナ、７・・
・・・・補助バーナ。
、第２図は側断面図、第３図は平断面図を示す。 １・・・・・・焼成炉、２，２′・・・・・・導入管、
３・・・・・・燃焼室、４・・・・・・排出管、５・・
・・・・原料供給管、６・・・・・・主バーナ、７・・
・・・・補助バーナ。
Claims (1)
- 円筒形の焼成炉本体の上部は球面状に、下部は漏斗状に
形成し、下部の漏斗部に燃焼室を有する複数個の導入管
を固設し、該導入管に原料供給管ならびにバーナを取付
けると共に、焼成炉本体側壁部に排出管を、上部に補助
バーナを設けたことを特徴とする粉粒体原料の焼成装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12048778U JPS594744Y2 (ja) | 1978-09-04 | 1978-09-04 | 粉粒体原料の焼成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12048778U JPS594744Y2 (ja) | 1978-09-04 | 1978-09-04 | 粉粒体原料の焼成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5539111U JPS5539111U (ja) | 1980-03-13 |
| JPS594744Y2 true JPS594744Y2 (ja) | 1984-02-13 |
Family
ID=29076745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12048778U Expired JPS594744Y2 (ja) | 1978-09-04 | 1978-09-04 | 粉粒体原料の焼成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS594744Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-09-04 JP JP12048778U patent/JPS594744Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5539111U (ja) | 1980-03-13 |
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