JPS5947322B2 - ストロ−クオ−バ−検知方法 - Google Patents

ストロ−クオ−バ−検知方法

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JPS5947322B2
JPS5947322B2 JP52111063A JP11106377A JPS5947322B2 JP S5947322 B2 JPS5947322 B2 JP S5947322B2 JP 52111063 A JP52111063 A JP 52111063A JP 11106377 A JP11106377 A JP 11106377A JP S5947322 B2 JPS5947322 B2 JP S5947322B2
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JP
Japan
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movement
machine
storage device
command
end point
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JP52111063A
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English (en)
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JPS5444174A (en
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徹 米山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Safety Devices In Control Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は数値制御装置において制御対象機械(以下機械
と称す)の移動範囲外への移動を防止する方法に関する
ものである。
従来、数値制御装置(以下N/Cと称す)において、移
動指令が与えられた時点で、該指令を実行した結果が機
械の移動範囲を越えるかどうか知る事はできなかつた。
移動した結果、機械の移動範囲を越える(ストローク・
オーバーと称する)ときは、機械の移動範囲の端に設置
してあるリミットスイッチが作動し、ストローク・オー
バーを検出して移動を停止するという方法が従来の代表
的なストローク・オーバー対策であつた。以上に述べた
従来の方法では終点がストローク・オーバーとなる誤つ
た移動指令を事前に検知する事ができないので、工作物
を誤つて切削する場合が多い。
更に、従来からN/Cにおいては干渉という問題がある
。干渉とは、機械の移動範囲の中に例えばX軸とY軸の
移動できる場所が重複している領域(干渉傾城と称す)
がある為にX軸とY軸が衝突する事をいうが、従来の干
渉防止対策はストローク・オーバー対策と同様に、リミ
ットスイッチで干渉を検出して移動を停止させるもので
あつた。前述のように従来の方法ではリミットスイッチ
によつてストローク・オーバーを検知するが、リミット
スイッチが正常に動作しなかつた場合機械の移動範囲外
へ飛び出し工具や工作を機械と衝突させる事になり、多
大の損害を与えるのみならず・ 人身災害をおこす危険
がある。
又、公知の(特開昭50−42283号公報。
「数値制御における誤動作防止方式」)ものにあつては
、被制御物の移動許容範囲を設定し、補間演算中はパル
ス列の符号に関する情報とパルス数・ に関する情報に
より、又、補間終了後はパルス数の情報により、被制御
物がそれぞれの移動許容範囲内にあるかどうかの判定を
行い、誤りのある場合には補間回路を含むパルス列発生
に関係する回路の動作を停止する方式が提案されている
。しかしながら.この方式では数値指令を実行して被制
御物が実際に移動されている状態又は.移動終了(補間
終了)の時点でしか.許容移動範囲内にあるか否かを判
定することができない。本発明の目的は、終点がストロ
ーク・オーバーとなる誤つた移動指令が与えられた時点
でストローク・オーバーを検知し.これにより指令を実
行しないで機械の移動範囲外への移動が防止でき、更に
.終点が干渉領域に入るような移動指令が指令された時
点で干渉することを検出し.移動指令をとりやめ指令の
誤りを表示する等の処置をすることにより.ストローク
・オーバー検知の場合と同様機械の保護.運転者の安全
対策等に大きく貢献できるストローク・オーバー検知方
法を提供することにある。以下に本発明の一実施例を図
面を参照して説明する。
第1図は.機械を制御するN/Cの諸要素をプロツク図
で示したものである。
入力装置10によつて紙テープ.力セツトMT等の入力
媒体を通して入カデータが読み込まれる。読み込まれた
入力データはデータの受け渡しをするインターフエース
11によつて演算部12に渡り.演算部12は必要な処
理を行つた後.記憶すべきデータは記憶装置13に格納
し工作機械に渡すべきデータはインターフエース11及
びドライブ・ユニツト14を通して制御対象機械15に
渡す。操作パネル1?からは.N/Cに対して必要な操
作を介入させる事ができる。以上の構成を持つN/Cに
おいて.本発明の作用について説明する。
第2図は機械のX軸の移動を表した図である。
X軸の位置を例えば原点復帰のような方法で原点0上に
移動させた時.座標値XOをN/Cに記憶させる。次に
第3図に示すように移動指令を実行した時に.指令値D
,を算出すれば終点P,の座標値X,はX,=X。
+D,となる。よつて移動指令実行後の現在点P1の位
置が求まるので.N/Cに記憶させる。第4図は工作機
械の移動をX,Y平面において説明する図で.斜線内が
移動範囲である。
工作機械の移動範囲が.X軸ではX。〜Xp,Y軸では
Y。〜Ypの間に設定されている。現在点1の座標値を
(X,,y,)とすると.移動指令が与えられた時点で
指令値( Xc,yc)を求める。現在点と指令値から
終点2の座標(X,+Xc,y,+Yc)を算出する。
次に求められた終点の座標を移動範囲と比較する。XO
≦X1+XC≦Xpであつてかつ YO≦Y,+Yc≦Ypであれば.終点は移動範囲″
内にあると判定されるが.第4図では.X,+Xc>X
pであるので.終点は移動範囲を越えるのでストローク
・オーバーとなる。
第5図は.干渉防止の方法を説明する図である。
干渉領域M−R−S−Tを設定し.各点の座標をそれぞ
れM(XR,yO).R(Xp,ys).S(Xs,y
s)およびT(Xs,yO)とすると.第4図の説明と
同様に現在点1から(Xc,yc)なる移動指令が指令
された時点で終点2の座標(x、+Xc,y、+Yc)
が求まる。次に終点2が干渉領域にあるかどうか判定す
る。YOfyl+Yc<YsかつXR<X1+XC<X
sであるとき終点2は干渉領域に入る事がわかる。
終点が干渉領域に入ると判定した時は.移動指令を実行
せず.指令の誤りを表示する等の処理を行う。本発明に
おいては、移動が指令された時点で移動後の終点を求め
.ストローク・オーバーや干渉を検知して移動させない
事を特徴としている為.第6図に示す例の如く.終点が
移動範囲内に入るが移動の途中で移動範囲外へ出るよう
な場合には移動させてしまうことになる。
しかし.この場合は.移動中の現在点(X,y)を常に
移動範囲内にあるかどうか判定する方法によりその不具
合を補うことができる。即ちY。≦y≦YsでかつXO
≦x≦XR又はXs≦x≦XpあるいはYs≦y≦Yp
でかつXO≦X≦Xpであれば現在点(X,y)は移動
範囲内にある。もし.現在点(X,y)が移動範囲外に
なつた時は直ちに移動を停止させ、指令の誤りを表示す
る等の処理をすれば.前述不具合を解消出来る。
以上説明のように.本発明は終点が機械の移動範囲外に
出る移動指令を実行する前にストローク・オーバー又は
干渉を検知して移動指令をとりやめるので.従来に比べ
て(1)誤つて加工物を切削しない。
(2)実際にストローク・オーバー位置まで移動させな
いので機械の保護,運転員の安全に寄与できる。
(3)誤つた移動をしないので運転再開が簡単になると
いう効果を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実現する数値制御装置の諸要素のプロ
ツク図、第2図と第3図は機械の現在点を求めるための
説明図、第4図はストローク・オーバーの場合の機械の
位置を示す図,第5図は干渉の場合の機械位置を示す図
,第6図は事前にストローク・オーバーを検知できない
場合の例を示す図である。 10・・・・・・入力装置、11・・・・・・インター
フエース12・・・・・・演算部、13・・・・・・記
憶装置、14・・・・・・ドライブユニツト, 15・
・・・・・制御対象機械. 16・・・・・・操作パネ
ル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 各種指令を読み込む入力手段及び読み込んだ指令を
    解析する演算部及び必要な情報を保持する記憶装置を備
    え制御対象機械を制御する数値制御装置を用いて前記機
    械のストロークオーバーを検知する方法において、前記
    機械の許容移動範囲を前記記憶装置に設定する第1のス
    テップと、前記機械の現在位置を前記記憶装置に記憶さ
    せる第2のステップと、次の移動指令が与えられた時点
    で指令値を求め、その指令値を前記第2のステップで記
    憶装置に記憶しておいた現在位置に加えて終点位置を求
    める第3のステップと、第3のステップで求めた終点位
    置が第1のステップで記憶装置に記憶されている許容移
    動範囲内にあるか否かを判定する第4のステップと、前
    記第4のステップでの判定が否であるとき前記次の移動
    指令の実行を阻止する第5のステップとからなり、移動
    指令が与えられた状態で実際にその指令が遂行される前
    に前記5つのステップを経るようにしたことを特徴とす
    るストロークオーバー検知方法。
JP52111063A 1977-09-14 1977-09-14 ストロ−クオ−バ−検知方法 Expired JPS5947322B2 (ja)

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JPS5444174A JPS5444174A (en) 1979-04-07
JPS5947322B2 true JPS5947322B2 (ja) 1984-11-19

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