JPS5946963A - 吸収性骨ワツクス - Google Patents

吸収性骨ワツクス

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JPS5946963A
JPS5946963A JP58144342A JP14434283A JPS5946963A JP S5946963 A JPS5946963 A JP S5946963A JP 58144342 A JP58144342 A JP 58144342A JP 14434283 A JP14434283 A JP 14434283A JP S5946963 A JPS5946963 A JP S5946963A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、吸収性ワックスに関し、更にi’r L <
は身体の硬組織、特に骨における機滅的1」−4血に用
いる吸収性ワックスに関する。
身体の硬組織、たとえば骨における機械的止血の為、通
常、切除した骨部分は骨ワックスにより治療される。骨
ワックスの板状物が、同様の目的で、海綿質で充填され
た空胴の被覆に利用されている。
これまで用いられてきたワックス伺ゎ1は1.・密ろう
、扁桃浦およびナリチル酸または密ろうぉよびパルミチ
ン酸イソプロピルである。参考文献として、13゜L、
])ouglas 、 0ra1. Surg、、 6
 、1 ]、 95(1g53 ) ;II、S、5e
ldcn、0ral、Surg、、 29゜262(1
970);T、W、511ields、General
目+oracic   Surgery  (Lea 
 and   J’ebigcr。
Ph1ladclpl+ia )(1972); I)
、Woltc+ ら、Chirurg、、46 、45
9(1975)が挙げられる。
丁術後の治療′C生じる一般に妨げられないバクテリア
ll〕染は、通常ではない。
一般に、これまでたとえば止血のために手術において挿
入した骨ワックスにおいては、移植組織片の埋設を肉牛
組織を介して観察すると、多くのマクロファージ(Ma
krophagc )および巨大細j敗がγr在してい
る(前掲D 、Wo I L e rら泰照)。肉芽組
織は時の、経過と共に体内で繊、雅化する。
骨とワックスとの間の直接接触はうまくいかない。/1
1)棉買/骨ワックス接触帯に1通常非特異的異物反応
が現われる。これにより骨の再生が妨けられ、偽関節の
発生が多くなる( i、 RoGearyら、Ann、
Surg、、 132.1128(1950)i6ヨU
C、C、Howa rd  ら、C目n、0rthop
、、5’3 + 226(1969)参照)。
本発明の目的は、粘度に起因したこれまでの骨ワックス
の問題を解決し、同時に化学構造により引き起こされた
これまでの骨ワックスの欠点を少くした、上記分野での
骨ワックス材料を提供することである。本発明のワック
ス材料は、特に生理学的に安全で、n性の分解生成物を
生じることなく良く吸Illされなければならない。本
発明は、特に形成段階において、身体の分解反応による
ワックス材料の制御された分解速度を可能にし、それに
より非特異的異物反応および特に組織/骨ワックス接触
帯における慢性炎症を軽減する。本発明の材料の吸収性
により、骨再生が妨げられないという効果も生じる。
そこで、本発明の一要旨によれは、身体の硬組織、特に
骨での機械的W開用吸収性ワックスであって、体温て粘
稠状ないし固Jg−1ワックス状の、ヒドロキンカルボ
ン酸のポリエステルオリコマ−を含むことを特徴とする
ワックスが]ノ11供される。好ましい態様では、ポリ
エステルオリコマ−はモノヒドロキソモノカルボン酸か
ら形成され、もちろんこれらポリエステルオリゴマーに
対応する哉礎物質に好ましい末端固定共反応体が結合さ
れていでよい。
好ましいワックス材料のオリコマ−セグメントて示され
ろ。これは、適当なヒドロキシカルボッ酸、好ましくは
一般式: コマ−化することにより得られる。好ましい本発明の態
様では、基1(とnは、ポリエステルオリゴマーの゛1
f均分)量が約200〜1500となる様に相〃に調節
して選択側るのが望ましい。特に〃fましい平均分子量
は、約300〜1oooである。
用途に望才しい粘度は、オリゴマー化度の調1′r1°
iにより達成される。
本発明の望ましい態様では、ポリエステルオリゴマーは
、分子中に約20を越えない、特に約10を越えない炭
素原子を持つモノヒト0キシモノカルボン酸から作られ
る。
分子中の炭素数2〜10、特に2〜6の対応する酸から
のポリエステルオリゴマーが特に重要である。この場合
、特定のポリエステルオリゴマーの形成の為、選択され
た個々のヒドロキシカルボン酸または異なるヒドロキシ
カルボン酸の混合物を用いることができる1 これに関して特に重要なヒドロキシカルボン酸は、グリ
コール酸、乳酸異性体、場合によりα−またはβ−ヒド
ロキシプロピオン酸異性体、場合によりα−1β−また
はγ−ヒドロキシ酪酸異性体、0−ヒドロキシ安息香酸
(サリチル酸)、nl−ヒドロキシ安息香酸および/ま
たはP−ヒドロキシム息香(唆(アニス酸)である。こ
こで、使用するl昆音物として上述の酸の異性体を用い
てもよい。
特に好ましい態様では、木質的1こグリコール酸および
/または乳酸異性体からポリエステルオリコマ−が形成
される。これら反応体を・−緒に[11いることにより
、身体の分解反応によるワックスの分解速度にさらに影
響を加えることができる。
−1−記種類の高分子およびそれを医学の分野で用いる
ことはり’IIられている。これらは繊維特性を持つ。
これらのイ゛1]溶性および分子jq性は1.゛f細メ
こ研究されている。ポリグリコール酸およびポリ乳酸を
ペー スとする、生体内で吸収可能な合成基11・11
°材ぜ1か”知られでいる(たとえは木田特、j/1第
:L297,033吋、第3,422,871号、第3
,626,948号、第2,668.162号、第2,
676,945号および第2,703,316号参照)
これらTInInO2分子材料は、たとえば歯科医療、
整形外、r・[において、および薬剤の目的に応じた添
加物として利用されており、天然の材木tと比較て諮る
ものであり、たとえは腸線としては明りかに優れている
、これらポリマーの吸収性について6才多くのテ゛−夕
がある。たとえば、R、A 、 Millerら、J、
Biomcd、、Mat、Rcs、、、11,711〜
719(1977);7)、C,MiJnら、 5co
t、mcd、J、、】7.1 0 8  (1972;
  A、M、Reed  ら、  Pa I ymc 
r  、22.494(1981)などが挙げられろ。
自体既知の方法において、グリコール酸および乳酸の共
縮合物を用いることにより、内部での分解速度を望みに
応じてさらに−Lの限界にすることかできる。
これに関しては、前掲のRoA、Millerら、J。
Biomed、 、Ma t 、 Rcs 、、11.
711〜719(1977)を参照することができる。
これらの知識は、本発明の範囲において、本発明により
提案されたワックス状ポリエステルオリゴマーのFf 
成に利用することができる。
ヒドロキシカルボン酸のポリエステルオリゴマーは、ヒ
ドロキシカルボン酸またはヒドロキシカルボン酸混合物
を重縮合させることによりオリゴマー化度を調節して製
造することができ、所望の粘稠状ないし固ノ12のソッ
クス状ノブ応生成物を/、IMることは重要゛Cある。
この目的には、ポリエステル八 コマー製萌時に、分子量を共反応体のjj:用により・
調]゛す1するのが好ましく、この場合まず直鎖アルコ
−/ペカルポン酸および/またはアミンが好ましく月1
いられる。
ノ17反応体として、まず直鎖の一官能性アルコール、
−1;j:′油性カルボン酸または一宮!jシ性アミン
が有用であるか、多゛t(′脂性、特にじ−官能性アル
コールまたはカルボン酸も共用できる。いずれの場合に
も、自体既知の方法により、ポリエステルオリコマ−の
平均分子量の調節および本発明の円′ワックスに必要な
粘度範囲の調整がうまく行われる。
J1η常第2館的な77Hて共用される一宜能1生また
は丁二li:、i+能性J(反応体の選択には実際−L
制[沢は1っj(ξい。
イlCっで5.It;反応体は、脂rIfj族、環式脂
肪族またはb杏Jh、てあってよい。一般にこれらの炭
素数は25を越えず、〃fましくは15を越えない。適
当なジオールは2〜20.好ましくは2〜1o、特に2
〜6の炭素を分子中に持つ。同様の基準が対応するカル
ボン酸にも適用される。ここに示した数イ直は、対応す
る一宮能性アルコールまたはカルボン酸にも適用される
適当なジオールの例は、エチレングリコール、ジー、ト
リー、テトラエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、シクロピレングリコール、1゜3−ブチレングリコ
ール、1.4−ブチレングリコ−’2 2 + 2  
’)メチル−1,3−10パンジオール、2.2.4−
)ジメチル−1,6−ヘキサノジオール、1.4−シク
ロヘキサンジメタツール、1.5−ベンタンジオール、
1,6−ヘキサンジオール、1,10−デカンジオール
および2,2−ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)
プUパンである。
適当なカルボン酸の例は、シュウ酸、マaン酸、コハク
酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スペリン酸
、アゼライン酸、セバシン酸、インセバンン酸、ノナン
ジカルボン酸、デカンジカルボン酸、ウンデカンジカル
ボン酸、ドデカンジカルポン酸、フクル酸、ヘキサヒド
ロフタル酸、イソフタル4 、テレフタル酸」3よびヒ
ノエニルジ力ルポノ酸Q /J’)る。
一洒の共反応体としては、対応する脂肪)h2、環式脂
肪、15、またはy′Jh族のモノアルコール、対lし
するモノカルボン酸および場合により対応するアミン、
特(こ第1級または第2級アミンが重要である。
、1うまてもないか、いずれの場合にも(すIIわちヒ
ドロキシカルボン酸だけてなく、Jl:反応体について
も)、」二記種FJ)fの遊宮1[反応成分だけでなく
、それらの反応1A導体も使用され、エステル化または
エステル交換反応条件下に自体既知の方法び所定の分ト
附のポリエステルオリコマ−に1ヒ成されろ。また、た
とえばヒドロキンカルボン酸のエステル、fλラヒにヒ
ドロキンカルボン酸のラクトンもしくはラクタムもj閃
光−Cあり、ジオールまたはジオールエステルとの反応
、特にニスデル交換反沁に付される。ポリエステルオリ
ゴマーの製J告は、既グ、IIの方法に従い、たとえは
、容媒の存在または不イf6川ぐ、θfましくは触媒、
特にエステル化触媒の存在下に行われる。
上述の種類のオリゴマーをヒドロキシカルボン酸とジオ
ールの共縮合により製造する場合、木端に結合されたヒ
ドロキシル基を持つポリエステルオリゴマーが最終的に
得られる。JIG用する共反応体の量により(反応条件
に合わ艮て)、生成するポリエステルオリゴマーの平均
分子量が決定される。一方オリゴマーがヒドロキシカル
ボン酸とジカルボン酸または反応性ジカルボン酸1透導
体との共縮合により製造される場合、末端に結合された
カルボキシル基またはカルボキシル基誘導物を持つポリ
エステルオリゴマーが得られる。共用される共反応体は
、末端反応性基および分子−情調101に関連して同時
に統一的に作用する。個々には、ポリエステルまたはコ
ポリエステルの既知の製法が適用される。モノアルコー
ルおよび/またはモノアミンを共用すると、ポリエステ
ルオリゴマーの末端に結合されたカルボン酸基の好まし
いブロック化が起こり、モノカルボン酸の共用により、
オリゴマーの末端に結合されたヒドロキシル基のブロッ
ク化が起こる一 本発明のIfましい態様では、」二記骨ワックスは、休
部、ずなイっち灼35〜40″Cの1111^度におい
て固体である。その物理的性質は、この温度範囲内でペ
ースト状ないし柔l欧で−A5.1J゛(可1圭であり
、使用目的について最適に作用するように1巽jjりす
ることが−Cきる。とりわけ、体温+1lll囲では比
1咬的固)1νてc1史く、過度GこIJ1]温すると
ペースト状7jいし柔4I5:で充1」1できる状態に
できるポリエステルオリゴマーがil:’:!当である
個々の場合、実用上非常に少滑の骨ワックスを血管の閉
りにの為に用いることができる。少Jiのワックスは、
たとえばスパヂエラ1−でわずかに加熱されて所”イ4
のペースト状態にされ、この形で使用されて体/Vj’
r範囲で固僧の閉椹吻質にZ!!Jj化される。
たとえはワックスは約100″Cを、Bえない、好まし
くは約60°Cを越えない1Flit度において所゛7
4の、柔中19. f、i 、TJI] I性能を発揮
するワックスが好ましい。
次に実施例を示し、本発明の詳細な説明する。
実施(91,11〜3 攪拌器J3よび蒸留ブリッジを備えた三つ[−1フラス
コにグリコール酸およびエチレングリコールを仕込んだ
。窒素雰1#!−1気下、すばや<150”Cに加熱し
、6時間(こわt:: IQ 150°Cから200°
cに加熱した。ここで、エステル縮合の進行を示す反応
水の大部分が分厚された。反応生成物を約1.50°C
に冷却し、注意深< ]、 0 ’T’orr iこ減
圧し、200°C110TOrrで変換を完了した。3
0分後、約150°Cの生成物を取り出した。反応物の
割合およびオリゴマーの性質を表1に示す。
実施例4〜8 攪拌器および蒸留ブリッジを備、えた五つITIフラス
コjこジカルボン酸およびヒドロキシカルボン酸を仕込
んだ。窒素雰囲tF、すばやく150″Cに加熱し、6
時間にわたり150°Cから200°Cに加熱した。こ
こで、エステル縮合の進行を示す反応水の大部分が分用
された。反応生成物を約150°Cに冷却し、注意H<
 10 ’T’orrに減圧し、200°C1l Q 
Torrで変換を完了した。生成物は熱いまま窒素雰囲
気下で収り出した。反応物の割合およびオリゴマーの性
買を表2に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、身体の硬組織、特に骨での機械的止血用吸収性ワッ
    クスであって、体77n+Lで粘稠状ないし固型ワック
    ス状の、ヒドロキシカルボン酸のポリエステルオリコマ
    −を含むことを特徴とするワックス。 2、ポリエステルオリゴマーが、約200〜1500、
    好ましくは約300〜1000の平均分子:辻を持つ第
    1項記載の吸収性ワックス。 3、ポリエステルオリゴマーが、好ましくは2〜] 0
    . 特に2〜6の炭素数のモノヒドロキシカルカルボン
    酸から成る第1項または第2項記載の吸II又丁生ワ′
    ンクス3. 4、ポリエステルオリゴマーが、グリコール酸、乳酸、
    ヒドロキシプロピオン酸、ヒドロキシ酪酸および/また
    はヒドロキシ安息香酸から成る第1〜3項のいずれかに
    記載の吸収性ワックス。 5、ポリエステルオリゴマーが、1官能性および/また
    は2官能性アルコール、カルボン酸もしくは無水カルボ
    ン酸の共用下ならびに、/もしくは第1級および/また
    は酊2級モノアミンのJl:川下に調製されたものであ
    る第1〜4項のいずれかに記載の吸収性ワックス。 6、体温でペースト状ないし柔軟で充填可能であるか、
    または100°Cを越えない、好ましくは60°Cを越
    えない温度まで短時間に加温してペースト状の充填可能
    な状態にしうる第1〜5項のいずれかに記載の吸収性ワ
    ックス。 7、第1〜6項に記載の吸収性ワックスを用いる身体の
    硬組織、特に骨における機械的11−血方法っ
JP58144342A 1982-08-07 1983-08-05 吸収性骨ワツクス Granted JPS5946963A (ja)

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JP (1) JPS5946963A (ja)
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