JPS5946831B2 - 履帯の張力調整及び緩衝装置 - Google Patents
履帯の張力調整及び緩衝装置Info
- Publication number
- JPS5946831B2 JPS5946831B2 JP12250178A JP12250178A JPS5946831B2 JP S5946831 B2 JPS5946831 B2 JP S5946831B2 JP 12250178 A JP12250178 A JP 12250178A JP 12250178 A JP12250178 A JP 12250178A JP S5946831 B2 JPS5946831 B2 JP S5946831B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- pressure
- shock absorbing
- absorbing device
- tension adjustment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H7/0848—Means for varying tension of belts, ropes, or chains with means for impeding reverse motion
- F16H2007/0859—Check valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0876—Control or adjustment of actuators
- F16H2007/0887—Control or adjustment of actuators the tension being a function of load
Landscapes
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は履帯の張力調整及び緩衝装置に関する（全５頁
）ものである。
）ものである。
従来の履帯の張力調整及び緩衝装置を第１、２図により
説明すると、第１図のａが車体、ｂが同車体ａに取付け
たトラックフレーム、ｃが同トラックフレームｂの一端
に取付けたスプロケット、第１、２図のｅが履帯の張力
調整及び緩衝装置で、同装置ｅが上記トラックフレーム
ｂに固定したシリンダｅｌと同シリンダｅｌに摺動自在
に嵌挿したピストンｅ２と同ピストンｅ２背後のシリン
ダｅ、内に形成した圧力室ｅ３と同シリンダｅｌに設け
たグリス給油孔ｅ４と上記ピストンｅ２に固定したバネ
受ｅ５及びロッドｅ６と同バネ受けｅ５に固定した保護
筒ｅ７と上記ロッドｅ６の先端に螺合したナットｅ８と
上記ロッドｅ６と上記保護筒ｅ９とに遊嵌したバネ受け
ｅ９と同バネ受けｅ９に固定するとともに上記ロッドｅ
６に遊嵌した管状のストッパｅ１０と上記バネ受けｅ５
、ｅ０の間に介装した圧縮バネｅｌｌとにより構成され
ている。
説明すると、第１図のａが車体、ｂが同車体ａに取付け
たトラックフレーム、ｃが同トラックフレームｂの一端
に取付けたスプロケット、第１、２図のｅが履帯の張力
調整及び緩衝装置で、同装置ｅが上記トラックフレーム
ｂに固定したシリンダｅｌと同シリンダｅｌに摺動自在
に嵌挿したピストンｅ２と同ピストンｅ２背後のシリン
ダｅ、内に形成した圧力室ｅ３と同シリンダｅｌに設け
たグリス給油孔ｅ４と上記ピストンｅ２に固定したバネ
受ｅ５及びロッドｅ６と同バネ受けｅ５に固定した保護
筒ｅ７と上記ロッドｅ６の先端に螺合したナットｅ８と
上記ロッドｅ６と上記保護筒ｅ９とに遊嵌したバネ受け
ｅ９と同バネ受けｅ９に固定するとともに上記ロッドｅ
６に遊嵌した管状のストッパｅ１０と上記バネ受けｅ５
、ｅ０の間に介装した圧縮バネｅｌｌとにより構成され
ている。
また第１、２図のｄがアームｄ、を介して上記バネ受け
ｅ９に取付けたアイドラーｆが同アイドラーｄと前記ス
プロケットｃとの間に懸装した履帯、ｇが上記トラック
フレームｂに取付けたガイドローラで、グリスまたは作
動油をグリス給油孔ｅ４からシリンダｅｌの圧力室ｅ３
へ供給し、ピストンｅ２バネ受けｅ５保護筒ｅ７頭ノド
ｅ６バネ受けｅ９アームｄｌアイドラーｄを左方へ移動
して、履帯ｆの初期張力を調整するように、また履帯ｆ
に一定値以上の衝撃が加われば、アイドラーｄアームｄ
ｌバネ受けｅ０ストッパｅ１０が圧縮バネｅｌｌに抗し
右方へ移動して、衝撃を緩和するようになつている。油
圧パワーショベル等の建設機械やトラベリングスタツカ
等の鉱山機械では、車輌そのものの大型化に伴つて、履
帯の初期張力及び緩衝作動開始荷重を常に一定に、自動
的に保持することが要求されているが、前記第１、２図
の履帯の張力調整及び緩衝装置では、履帯の初期張力を
人為的に設定しなければならないので、上記要求を充足
できないという問題があつた。
ｅ９に取付けたアイドラーｆが同アイドラーｄと前記ス
プロケットｃとの間に懸装した履帯、ｇが上記トラック
フレームｂに取付けたガイドローラで、グリスまたは作
動油をグリス給油孔ｅ４からシリンダｅｌの圧力室ｅ３
へ供給し、ピストンｅ２バネ受けｅ５保護筒ｅ７頭ノド
ｅ６バネ受けｅ９アームｄｌアイドラーｄを左方へ移動
して、履帯ｆの初期張力を調整するように、また履帯ｆ
に一定値以上の衝撃が加われば、アイドラーｄアームｄ
ｌバネ受けｅ０ストッパｅ１０が圧縮バネｅｌｌに抗し
右方へ移動して、衝撃を緩和するようになつている。油
圧パワーショベル等の建設機械やトラベリングスタツカ
等の鉱山機械では、車輌そのものの大型化に伴つて、履
帯の初期張力及び緩衝作動開始荷重を常に一定に、自動
的に保持することが要求されているが、前記第１、２図
の履帯の張力調整及び緩衝装置では、履帯の初期張力を
人為的に設定しなければならないので、上記要求を充足
できないという問題があつた。
本発明は前記の問題点に対処するもので、スプロケッ
ト駆動用油圧モータの油圧回路に設けたシヤツトル弁と
チェック弁、及びアイドラー支持用ラムと浮動ピストン
と初期荷重設定用ピストンと同各ピストンの間に形成し
た圧力室と同初期荷重設定用ピストンの背後に形成した
バネ室とを有するシリンダを具え、前記シヤツトル弁と
前記圧力室とを減圧弁を有する配管により、前記チェッ
ク弁と前記バネ室とを別の配管により、それぞれ連絡し
たことを特徴とする履帯の張力調整及び緩衝装置に係り
、その目的とする処は、初期張力を自動的に設定できる
履帯の張力調整及び緩衝装置を供する点にある。
ト駆動用油圧モータの油圧回路に設けたシヤツトル弁と
チェック弁、及びアイドラー支持用ラムと浮動ピストン
と初期荷重設定用ピストンと同各ピストンの間に形成し
た圧力室と同初期荷重設定用ピストンの背後に形成した
バネ室とを有するシリンダを具え、前記シヤツトル弁と
前記圧力室とを減圧弁を有する配管により、前記チェッ
ク弁と前記バネ室とを別の配管により、それぞれ連絡し
たことを特徴とする履帯の張力調整及び緩衝装置に係り
、その目的とする処は、初期張力を自動的に設定できる
履帯の張力調整及び緩衝装置を供する点にある。
本発明の履帯の張力調整及び緩衝装置は前記のように
シリンダとアイドラー支持用ラムと浮動ピストンと初期
荷重設定用ピストンと同各ピストンの間に設けた圧力室
同初期荷重設定用ピストンの背後に設けたバネ室とによ
り蓄圧機構を構成する一方、スプロケット駆動用油圧モ
ータの油圧回路の圧油を減圧弁を有する配管を介し前記
圧力室へ供給して、同時にバネ室に対するドレンを別の
配管を介し油タンクへ戻して、アイドラーをほぼ一定の
状態に保持するので、初期荷重を自動的に設定できるも
のである。
シリンダとアイドラー支持用ラムと浮動ピストンと初期
荷重設定用ピストンと同各ピストンの間に設けた圧力室
同初期荷重設定用ピストンの背後に設けたバネ室とによ
り蓄圧機構を構成する一方、スプロケット駆動用油圧モ
ータの油圧回路の圧油を減圧弁を有する配管を介し前記
圧力室へ供給して、同時にバネ室に対するドレンを別の
配管を介し油タンクへ戻して、アイドラーをほぼ一定の
状態に保持するので、初期荷重を自動的に設定できるも
のである。
次に本発明の履帯の張力調整及び緩衝装置を第３図に
示す一実施例により説明すると、Ｉａ， Ｉｂが左右の
アイドラー、２ａ，２ｂが同アイドラーＩａ，Ｉｂを支
持するラム、３ａ，３ｂが同ラム２ａ，２ｂを前後進可
能に支持するシリンダ、、５ａ，５ｂが同シリンダ３ａ
，３ｂに摺動自在に嵌挿した浮動ピストン、４ａ，４ｂ
が上記ラム２ａと上記浮動ピストン５ａとの間及び上記
ラム２ｂと上記浮動ピストン５ｂとの間に形成した圧力
室、 Ｔａ，Ｔｂが上記シリンダ３ａ，３ｂに摺動自在
．゛に嵌挿した初期荷重設定用ピストン、６ａ，６ｂ
が上記ピストン５ａ，Ｔａの間及び上記ピストン ５ｂ
，Ｔｂの間に形成した圧力室、Ｂａ，８ｂが上記ピスト
ン７ａの背後のシリンダ３ａ内及び上記ピストンＴｂの
背後のシリンダ３ｂ内に形成し クたバネ室、９ａ，９
ｂが上記ピストンＴａ，？ｂに固定したロッド、１０ａ
，１０ｂが同ロッド ９ａ．９ｂに螺合したナット、Ｉ
ｌａ，Ｉｌｂが同ロッド９ａ，９ｂに遊嵌したバネ受け
、１２ａ，１２ｂが上記ピストンＴａと上記バネ受けＩ
ｌａとの間及び上記ピストンＴｂと上記バネ受けＩｌｂ
との間に介装した初期荷重設定用バネ、１３ａ，１３ｂ
が上記ピストン７ａ，Ｔｂに固定した管状のストッパ、
１４ａ，１４ｂが上記圧力室４ａ，４ｂへのグリス給油
孔、１５ａ，１５ｂ，１６ａ，１６ｂが上記ピストン５
ａ，５ｂ，？ａ，７ｂの外周溝に嵌挿したＯリング、Ｉ
Ｔが油圧源、１８｜１９が同油圧源１７から延びた配管
、２２ａ，２２ｂがスプロケット駆動用油圧モータ、２
１ａ，２３ａ及び２１ｂ，２３ｂが同油圧モータ２２ａ
，２２ｂから延びた配管、２４ａ，２４ｂが油タンク、
２０ａ，２０ｂが上記配管１９並びに上記油タンク２４
ａと上記配管２１ａ，２３ａとの間及び配管１９並びに
上記油タンク２４ｂと上記配管２１ｂ，２゛３ｂとの間
に設けた分配弁、２５ａ，２５ｂが上記油圧モータ２２
ａ，２２ｂにより駆動される左右のスプロケット、２６
ａ，２６ｂが上記配管２１ａ，２３ａを結ぶ配管及び上
記配管２１ｂ，２３ｂを結ぶ配管に設けたシヤツトル弁
、２７ａ，２８ａ及び２Ｔｂ，２８ｂが上記配管２１ａ
，２３ａを結ぶ配管及び上記配管２１ｂ，２３ｂを結ぶ
配管に設けたチェック弁、２９ａ，２９ｂが上記シヤツ
トル弁２６ａと前記圧室６ａとを及び上記シヤツトル弁
２６ｂと前記圧力室６ｂとを結ぶ配管、３０ａ，３０ｂ
が同配管２９ａ，２９ｂに設けた可変絞り、３１ａ，３
１ｂが同配管２９ａ，２９ｂに設けた減圧弁、３２ａ，
３２ｂが同配管２９ａ，２９ｂに設けたチェック弁、３
３ａ，３３ｂが上記チェック弁２Ｔａ，２８ａ間と前記
圧力室Ｂａとを及び上記チェック弁２７ｂ，２８ｂ間と
前記圧力室８ｂとを結ぶ配管、３４ａ，３４ｂが同配管
３３ａ，３３ｂに設けたチェック弁、３５ａ，３５ｂが
上記減圧弁３１ａ，３１ｂから上記配管３３ａ，３３ｂ
に延びたドレン管である。
示す一実施例により説明すると、Ｉａ， Ｉｂが左右の
アイドラー、２ａ，２ｂが同アイドラーＩａ，Ｉｂを支
持するラム、３ａ，３ｂが同ラム２ａ，２ｂを前後進可
能に支持するシリンダ、、５ａ，５ｂが同シリンダ３ａ
，３ｂに摺動自在に嵌挿した浮動ピストン、４ａ，４ｂ
が上記ラム２ａと上記浮動ピストン５ａとの間及び上記
ラム２ｂと上記浮動ピストン５ｂとの間に形成した圧力
室、 Ｔａ，Ｔｂが上記シリンダ３ａ，３ｂに摺動自在
．゛に嵌挿した初期荷重設定用ピストン、６ａ，６ｂ
が上記ピストン５ａ，Ｔａの間及び上記ピストン ５ｂ
，Ｔｂの間に形成した圧力室、Ｂａ，８ｂが上記ピスト
ン７ａの背後のシリンダ３ａ内及び上記ピストンＴｂの
背後のシリンダ３ｂ内に形成し クたバネ室、９ａ，９
ｂが上記ピストンＴａ，？ｂに固定したロッド、１０ａ
，１０ｂが同ロッド ９ａ．９ｂに螺合したナット、Ｉ
ｌａ，Ｉｌｂが同ロッド９ａ，９ｂに遊嵌したバネ受け
、１２ａ，１２ｂが上記ピストンＴａと上記バネ受けＩ
ｌａとの間及び上記ピストンＴｂと上記バネ受けＩｌｂ
との間に介装した初期荷重設定用バネ、１３ａ，１３ｂ
が上記ピストン７ａ，Ｔｂに固定した管状のストッパ、
１４ａ，１４ｂが上記圧力室４ａ，４ｂへのグリス給油
孔、１５ａ，１５ｂ，１６ａ，１６ｂが上記ピストン５
ａ，５ｂ，？ａ，７ｂの外周溝に嵌挿したＯリング、Ｉ
Ｔが油圧源、１８｜１９が同油圧源１７から延びた配管
、２２ａ，２２ｂがスプロケット駆動用油圧モータ、２
１ａ，２３ａ及び２１ｂ，２３ｂが同油圧モータ２２ａ
，２２ｂから延びた配管、２４ａ，２４ｂが油タンク、
２０ａ，２０ｂが上記配管１９並びに上記油タンク２４
ａと上記配管２１ａ，２３ａとの間及び配管１９並びに
上記油タンク２４ｂと上記配管２１ｂ，２゛３ｂとの間
に設けた分配弁、２５ａ，２５ｂが上記油圧モータ２２
ａ，２２ｂにより駆動される左右のスプロケット、２６
ａ，２６ｂが上記配管２１ａ，２３ａを結ぶ配管及び上
記配管２１ｂ，２３ｂを結ぶ配管に設けたシヤツトル弁
、２７ａ，２８ａ及び２Ｔｂ，２８ｂが上記配管２１ａ
，２３ａを結ぶ配管及び上記配管２１ｂ，２３ｂを結ぶ
配管に設けたチェック弁、２９ａ，２９ｂが上記シヤツ
トル弁２６ａと前記圧室６ａとを及び上記シヤツトル弁
２６ｂと前記圧力室６ｂとを結ぶ配管、３０ａ，３０ｂ
が同配管２９ａ，２９ｂに設けた可変絞り、３１ａ，３
１ｂが同配管２９ａ，２９ｂに設けた減圧弁、３２ａ，
３２ｂが同配管２９ａ，２９ｂに設けたチェック弁、３
３ａ，３３ｂが上記チェック弁２Ｔａ，２８ａ間と前記
圧力室Ｂａとを及び上記チェック弁２７ｂ，２８ｂ間と
前記圧力室８ｂとを結ぶ配管、３４ａ，３４ｂが同配管
３３ａ，３３ｂに設けたチェック弁、３５ａ，３５ｂが
上記減圧弁３１ａ，３１ｂから上記配管３３ａ，３３ｂ
に延びたドレン管である。
次に前記履帯の張力調節及び緩衝装置の作用を説明す
る。
る。
スプロケット２５ａ，２５ｂを駆動するために分配弁２
０ａ，２０ｂを開く。以下ａ側についてだけ説明すると
、分配弁２０ａを開いたとき、油圧モータ２２ａに負荷
があれば、配管２１ａ側に圧力が立ち、シヤツトル弁２
６ａのスプールが右方へ押され、圧油が可変絞り３０ａ
を介し減圧弁３１ａへ送られて設定圧に減圧されたのち
、チェック弁３２ａを介し圧力室６ａへ送られる。ピス
トン７ａはバネ１２ａにより右方へ押されているので、
ピストンＴａは左方へ動かずに浮動ピストン５ａが右方
へ動いて、圧力室４ａ内にバネ１２ａに対向した圧力が
蓄積される。次いでグリス給油孔１４ａから圧力室４ａ
へクリスを供給して、履帯（第１図のｆ参照）に所定の
張力を与える。第６図においてＦｏは、上記のようにグ
リス給油孔１４ａから圧力室４ａへグリスを供給して履
帯に所定の圧力を与えるときの荷重、Ｆｓは初期荷重で
、この荷重Ｆｓは圧力室６ａへの圧油が負担をする。ま
たＦｍはアイドラーＩａが第３図の位置から左方へ移動
したときの荷重で、初期荷重設定用バネ１２ａを左方へ
押すことにより生ずる。第４図はこのときの状態をｂ側
について示したものである。アイドラーｌｂを左方へ押
していた外力がなくなれば、バネ１２ｂがピストンＴｂ
、圧力室６ｂ内の圧油、浮動ピストン５ｂ、圧力室４ｂ
内のグリス、及びラム２ｂを介してアイドラーＩｂを右
方へ押し戻す。また圧力室６ｂからバネ室８ｂへ洩れた
油は、チェック弁３４ｂを有する配管３３ｂ→チェック
弁２ ｂ，２８ｂのうち負荷のない方のチェック弁→分
配弁２０ｂを経て油タンク２４ｂへ戻される。また上記
チェック弁２６ｂと減圧弁３１ｂとの間の配管２９ｂ中
の圧力が所定圧力以上になれば、ドレーン管３５ｂと上
記の戻り側とを経て油タンク２４ｂへ戻される。なお可
変絞３０ｂは、減圧弁３１ｂにかかる変動圧を調整する
もので、当初、作動状態によつて適切な絞りに設定され
る。 以土に説明したように本発明は、ラム２とシリン
ダ３と圧力室４と浮動ピストン５と圧力室６とピストン
７と初期荷重設定用バネ１２とにより蓄圧機構を構成す
る一方、スプロケット駆動用油圧モータ２２の油圧回路
１８〜２４の圧油を減圧弁３Ｌ即ち、ポンプ１７に発生
するシステム圧を５０〜７％に減圧する減圧弁３１を有
する配管２９を介し上記圧力室６へ供給して、同時にバ
ネ室８へのドレーンを上記油圧回路の戻り側を介し油タ
ンク２４へ戻して、アイドラー１をほぼ一定の状態に保
持するので、初期張力を自動的に設定できるものである
。
０ａ，２０ｂを開く。以下ａ側についてだけ説明すると
、分配弁２０ａを開いたとき、油圧モータ２２ａに負荷
があれば、配管２１ａ側に圧力が立ち、シヤツトル弁２
６ａのスプールが右方へ押され、圧油が可変絞り３０ａ
を介し減圧弁３１ａへ送られて設定圧に減圧されたのち
、チェック弁３２ａを介し圧力室６ａへ送られる。ピス
トン７ａはバネ１２ａにより右方へ押されているので、
ピストンＴａは左方へ動かずに浮動ピストン５ａが右方
へ動いて、圧力室４ａ内にバネ１２ａに対向した圧力が
蓄積される。次いでグリス給油孔１４ａから圧力室４ａ
へクリスを供給して、履帯（第１図のｆ参照）に所定の
張力を与える。第６図においてＦｏは、上記のようにグ
リス給油孔１４ａから圧力室４ａへグリスを供給して履
帯に所定の圧力を与えるときの荷重、Ｆｓは初期荷重で
、この荷重Ｆｓは圧力室６ａへの圧油が負担をする。ま
たＦｍはアイドラーＩａが第３図の位置から左方へ移動
したときの荷重で、初期荷重設定用バネ１２ａを左方へ
押すことにより生ずる。第４図はこのときの状態をｂ側
について示したものである。アイドラーｌｂを左方へ押
していた外力がなくなれば、バネ１２ｂがピストンＴｂ
、圧力室６ｂ内の圧油、浮動ピストン５ｂ、圧力室４ｂ
内のグリス、及びラム２ｂを介してアイドラーＩｂを右
方へ押し戻す。また圧力室６ｂからバネ室８ｂへ洩れた
油は、チェック弁３４ｂを有する配管３３ｂ→チェック
弁２ ｂ，２８ｂのうち負荷のない方のチェック弁→分
配弁２０ｂを経て油タンク２４ｂへ戻される。また上記
チェック弁２６ｂと減圧弁３１ｂとの間の配管２９ｂ中
の圧力が所定圧力以上になれば、ドレーン管３５ｂと上
記の戻り側とを経て油タンク２４ｂへ戻される。なお可
変絞３０ｂは、減圧弁３１ｂにかかる変動圧を調整する
もので、当初、作動状態によつて適切な絞りに設定され
る。 以土に説明したように本発明は、ラム２とシリン
ダ３と圧力室４と浮動ピストン５と圧力室６とピストン
７と初期荷重設定用バネ１２とにより蓄圧機構を構成す
る一方、スプロケット駆動用油圧モータ２２の油圧回路
１８〜２４の圧油を減圧弁３Ｌ即ち、ポンプ１７に発生
するシステム圧を５０〜７％に減圧する減圧弁３１を有
する配管２９を介し上記圧力室６へ供給して、同時にバ
ネ室８へのドレーンを上記油圧回路の戻り側を介し油タ
ンク２４へ戻して、アイドラー１をほぼ一定の状態に保
持するので、初期張力を自動的に設定できるものである
。
以上本発明を実施例について説明したが、勿論本発明
はこのような実施例にだけ局限されるものではなく、本
発明の精神を逸脱しない範囲内で種種の設計の改変を施
しうるものである。
はこのような実施例にだけ局限されるものではなく、本
発明の精神を逸脱しない範囲内で種種の設計の改変を施
しうるものである。
第１図は従来の履帯の張力調整及び緩衝装置の概略を
示す側面図、第２図はその詳細を示す縦断側面図、第３
図は本発明に係る履帯の張力調整及び緩衝装置の一実施
例を示す油圧回路、第４図はその一部の作用説明図、第
５図はシステム油圧の変動を示す説明図、第６図は荷重
とストロークとの関係を示す説明図である。 Ｉａ，Ｉｂ・・・・・・アイドラー、２ａ，２ｂ・・
・・・・アイドラー支持用ラム、３ａ，３ｂ・・・・・
・シリンダ、５ａ，５ｂ・・・・・・浮動ピストン、６
ａ，６ｂ・・・・・・圧力室、Ｔａ，Ｔｂ・・・・・・
初期荷重設定ピストン、Ｂａ，８ｂ・・・・・・バネ室
、１８｜１９｜２０ａ〜２４ａ及び１８｜１９｜２０ｂ
〜２４ｂ・・・・・・油圧回路、２２ａ，２２ｂ・・・
・・・スプロケット駆動用油圧モータ、２５ａ，２５ｂ
・・・・・・スプロケット、２６ａ，２６ｂ・・・・・
・シヤツトル弁、２Ｔａ，２８ａ及び２７ｂ，２８ｂ・
・・・・・チェック弁、２９ａ，２９ｂ・・・・・・減
圧弁を有する配管、３１ａ，３１ｂ・・・・・・減圧弁
、３３ａ，３３ｂ・・・・・・別の配管。
示す側面図、第２図はその詳細を示す縦断側面図、第３
図は本発明に係る履帯の張力調整及び緩衝装置の一実施
例を示す油圧回路、第４図はその一部の作用説明図、第
５図はシステム油圧の変動を示す説明図、第６図は荷重
とストロークとの関係を示す説明図である。 Ｉａ，Ｉｂ・・・・・・アイドラー、２ａ，２ｂ・・
・・・・アイドラー支持用ラム、３ａ，３ｂ・・・・・
・シリンダ、５ａ，５ｂ・・・・・・浮動ピストン、６
ａ，６ｂ・・・・・・圧力室、Ｔａ，Ｔｂ・・・・・・
初期荷重設定ピストン、Ｂａ，８ｂ・・・・・・バネ室
、１８｜１９｜２０ａ〜２４ａ及び１８｜１９｜２０ｂ
〜２４ｂ・・・・・・油圧回路、２２ａ，２２ｂ・・・
・・・スプロケット駆動用油圧モータ、２５ａ，２５ｂ
・・・・・・スプロケット、２６ａ，２６ｂ・・・・・
・シヤツトル弁、２Ｔａ，２８ａ及び２７ｂ，２８ｂ・
・・・・・チェック弁、２９ａ，２９ｂ・・・・・・減
圧弁を有する配管、３１ａ，３１ｂ・・・・・・減圧弁
、３３ａ，３３ｂ・・・・・・別の配管。
Claims (1)
- １ スプロケット駆動用油圧モータの油圧回路に設けた
シヤツトル弁とチェック弁、及びアイドラー支持用ラム
と浮動ピストンと初期荷重設定用ピストンと同各ピスト
ンの間に形成した圧力室と同初期荷重設定用ピストンの
背後に形成したバネ室とを有するシリンダを具え、前記
シヤツトル弁と前記圧力室とを減圧弁を有する配管によ
り、前記チェック弁と前記バネ室とを別の配管により、
それぞれ連絡したことを特徴とする履帯の張力調整及び
緩衝装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12250178A JPS5946831B2 (ja) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | 履帯の張力調整及び緩衝装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12250178A JPS5946831B2 (ja) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | 履帯の張力調整及び緩衝装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5551672A JPS5551672A (en) | 1980-04-15 |
| JPS5946831B2 true JPS5946831B2 (ja) | 1984-11-15 |
Family
ID=14837399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12250178A Expired JPS5946831B2 (ja) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | 履帯の張力調整及び緩衝装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5946831B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4545624A (en) * | 1983-02-16 | 1985-10-08 | J. I. Case Company | Crawler track tensioning and drive system |
| DE3507805C2 (de) * | 1985-03-05 | 1987-01-08 | Liebherr-Werk Telfs GmbH, Telfs | Vorrichtung zum Spannen der Ketten von Kettenfahrzeugen |
| JPH03114408U (ja) * | 1990-03-09 | 1991-11-25 | ||
| US6682155B2 (en) * | 2001-12-31 | 2004-01-27 | Caterpillar Inc. | Track tension adjustment management actuator |
| DE102018002523A1 (de) * | 2018-03-27 | 2019-10-02 | Bomag Gmbh | Kettenfahrzeug, insbesondere Baumaschine besonders Straßenbaumaschine, mit einer Kettenspannvorrichtung sowie Verfahren zum Betrieb eines Kettenfahrzeugs mit einer Kettenspannvorrichtung |
-
1978
- 1978-10-06 JP JP12250178A patent/JPS5946831B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5551672A (en) | 1980-04-15 |
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