JP4237482B2 - 履帯張力調整管理アクチュエータ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に、履帯張力調整アクチュエータ、より詳細には、無限履帯機械が走行中にこの機械の遊動輪における張力を小さくするように動作可能であるアクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】
履帯型トラクタまたは掘削機のような、履帯式作業機械が一般的に、1対の下部走行体アセンブリによって支持され、推進される。1対の下部走行体アセンブリの各々は、複数の相互連結した連接型部品またはリンクを有する無限履帯チェーンを含む。各下部走行体アセンブリはまた一般的に、駆動輪またはスプロケットと、1つまたは複数の遊動輪とを含む。履帯チェーンは駆動輪および1つまたは複数の遊動輪の周りに進められる。
【0003】
作業機械の動作中、チェーンがスプロケットにおける歯の間から外れたり、飛び越えたりしないように、履帯チェーンにおける張力を維持することが必要である。履帯チェーンにおける張力を維持するために、多くの場合、油圧シリンダまたはコイルバネのような張力調整機構が下部走行体アセンブリに含まれる。
【0004】
掘削機に関しては、作業動作を行う間生じた反動力の結果として掘削機が履帯チェーンの内側で前後に揺動するのを防止するために、掘削または他の種類の作業動作を行う間履帯チェーンを比較的引っ張られた状態にしておくことが一般的に望ましい。引っ張られた状態の履帯チェーンで掘削する場合に、操作者にとって機械はより安定していると感じられ、履帯部品に生じる磨耗が少ない。履帯チェーンに張力を生成するために、張力調整機構の油圧シリンダまたはコイルバネは遊動輪を駆動輪から離れるように移動させて、履帯チェーンが取り囲む下部走行体アセンブリの寸法を大きくする。
【0005】
対照的に、掘削機の前進、すなわち走行中に履帯チェーンを比較的弛くすることが一般的に望ましい。掘削時に使用される張力より小さく履帯チェーンにおける張力を弛くするか、または別の方法で小さくすることによって、下部走行体アセンブリに関連する部品の磨耗が少なくなる。これは掘削機の効率および耐用年数さえも増加させる。履帯チェーンにおける張力を小さくするために、張力調整機構の油圧シリンダまたはコイルバネは遊動輪を駆動輪の方へ動かす。
【0006】
張力調整機構はまた履帯チェーンにおける反動機能を与えて、掘削機の前進中に岩またはその種の他のものが履帯と輪の間に取り込まれる場合のように、履帯チェーンにおける一時的な力に順応する。これらの場合には、破壊せずに岩に順応するために履帯が取り囲む必要がある余分な長さに順応するために、遊動輪は駆動輪の方へ反動できる。
【0007】
【特許文献1】
米国特許第6,276,768号明細書
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
機械が走行中に履帯張力を小さくする張力機構は開示されている(特許文献1参照)。掘削機の実施形態において、この特許は、遊動輪に取り付けられ、かつ親ピストンと流体連通する副ピストンを提供する。油圧駆動システム(または機械システム)に関連する多数の部品のいずれからのパイロット信号も弁アセンブリを動作させ、これは次には、反動アキュムレータから親ピストンアセンブリへの流体の供給を制御する。油圧駆動装置からの圧力の増大が、弁アセンブリに親ピストンアセンブリを開放してタンクのように動くようにさせ、それによって副ピストンが所定量だけ後退し、履帯張力を小さくすることが可能になる。駆動装置圧力の低下が親ピストンを弁アセンブリを通してアキュムレータに連結させ、次には副ピストンを拡張し、履帯張力を増大させる。弛みを調整し、履帯に対する張力を増大させるために反動アキュムレータ流体を使用すると、遊動輪の無反動位置及び反動応答を駆動流体圧力と無関係に調整することが困難になる。
【0009】
本発明は、現行の作業機械の上述された問題および欠点のうちの1つまたは複数を解決することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の一形態によれば、履帯張力アクチュエータが、遊動輪と、駆動輪と、駆動輪および遊動輪の周りに巻き掛けられた駆動履帯と、駆動輪を進めるように動作可能である駆動回路とを有する履帯アセンブリに設けられる。アクチュエータは、油圧シリンダハウジングと、シリンダハウジング内に位置付けられ、かつ遊動輪に連結された反動ピストンとを備える。シリンダハウジングおよび反動ピストンは、加圧された反動チャンバを形成し、反動ピストンを駆動輪から離れるように第1の方向に移動させる。走行ピストンがまた、駆動回路と流体連通する走行チャンバを画定するために協同するシリンダハウジング内に位置付けられる。走行ピストンは駆動回路からの加圧流体の受け取りに応答して、反動ピストンに接触し、反動ピストンを遊動輪から離れるように第2の方向に移動させる。アクチュエータを用いる履帯アセンブリもまた開示される。
【0011】
本発明の別の形態によれば、遊動輪と、駆動輪と、駆動輪および遊動輪の周りに巻き掛けられた駆動履帯と、駆動輪を進めるように動作可能である油圧モーターとを有する履帯アセンブリに張力を掛ける方法が開示される。本方法はアクチュエータの反動ピストンを遊動輪に連結させる工程を含み、アクチュエータは、シリンダハウジングと、反動チャンバと、走行チャンバと、走行チャンバと流体連通する走行ピストンとをさらに含む。反動チャンバは加圧されて、履帯に張力を掛ける。加圧流体が油圧モーターに供給されて、駆動輪を進める場合に、加圧流体はアクチュエータの走行チャンバに応答可能なように供給されて、走行ピストンを動作させて、反動ピストンを強制的に後退させる。反動ピストンの後退は走行中の履帯張力を小さくする。
【0012】
本発明のより完全な評価が、同じ参照記号が同一または類似の部品を示す付帯図面と共に考察される場合に、詳細な説明を参照して理解されるだろう。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1が履帯式作業機械、例えば、油圧式ショベル10を示し、それは、掘削および材料移動のような、多数の作業機能を実行するために利用される。油圧式ショベル10は、例えば、油圧式バケツアセンブリ12のような、いくつかの作業器具を含むことがあり、これは、ブームアーム16と、棒状アセンブリ18とを有するブームアセンブリ14の端部に固定される。油圧式ショベル10は、油圧式ショベル10を進めたり、バケツアセンブリ12およびブームアセンブリ14を動作させたりする原動力を与える、例えば、ディーゼルエンジン20のようなエンジンをさらに含む。
【0014】
油圧式ショベル10はまた、1つだけが図1および2に示されるが、1対の履帯アセンブリを含む。各履帯アセンブリ30は一般に、フレームアセンブリ32と、駆動輪34と、遊動輪36と、いくつかの中間ローラ38とを含む。各履帯アセンブリ30に対して、例えば、無限履帯チェーン42のような駆動履帯40が、遊動輪36および中間ローラ38の各々の周りを進められるように、駆動輪34によって駆動されることがあり、それによって油圧式ショベル10を進める原動力を与える。駆動輪34は、駆動履帯40と摩擦係合する駆動輪、または駆動履帯チェーン40と機械的に係合する駆動スプロケットを備えることがあることを理解されたい。一実施形態において、遊動輪36は履帯アセンブリ30の第1の端部40aに位置付けられるのに対して、駆動輪34はこのアセンブリの第2の反対側端部40bに位置付けられる。説明を簡単にするために、遊動輪36が位置付けられる第1の端部40aは、運転室22に関連して油圧式ショベル10の「前部」と一般に記載されるのに対して、駆動輪34を有する第2の端部40bは「後部」と記載される。
【0015】
図3は本発明の典型的実施形態による履帯アセンブリの略図である。油圧式ショベル10を進めるために、エンジン20(図1および2参照)からの機械的出力が、ポンプ(図示せず)のような加圧流体源と、1つまたは複数の油圧駆動モーター52とを有する駆動回路54を介して駆動輪34に伝達される。各油圧駆動モーター52は駆動輪34のうちの少なくとも1つを駆動して、駆動履帯40、引いては油圧式ショベル10を進める。駆動回路54は加作動油を油圧モーター52を通して供給して、回路54およびモーター52を通る流体の流れる方向に依存して、順方向または逆方向のどちらかにモーターを進める、
【0016】
図1に示されたように、油圧式ショベル10はまた、油圧式ショベル10に関連する装置を取り囲むか、または別の方法で収納するように設けられる運転室22を含み、これは油圧式ショベル10の動作中操作者によって利用される。具体的にいえば、運転室22は、操作者の座部(図示せず)と、制御レバーアセンブリ(図示せず)のようないくつかの制御装置と、踏子アセンブリ(図示せず)とを収納する。運転室22は、油圧式ショベル10の履帯アセンブリによって支持された下部走行体上の回転台24に位置付けられる。回転台24は、運転室22が時計回りおよび反時計回りの両方向に回転させられることを可能にする。
【0017】
エンジン20に加えて、回転台24の上に位置付けられた油圧式ショベル10の他の部品は一般的に、加圧流体源と、1つまたは複数の戻りタンクまたは流体油リザーバ58(図4参照)とを含む。当業者が、回転台24の上に位置付けられた部品は、回転台24を通って走る種々の従来の流体ラインを通して下部走行体および各履帯アセンブリ30の部品に連結されることを理解する。
【0018】
図2により詳しく示されたように、各履帯アセンブリ30は履帯張力システム60を含む。システム60は、(1)油圧式ショベル10が前後にローリングするのを防止するために、作業中に比較的引っ張られた状態の履帯構成を与えるように、そして(2)下部走行体部品の磨耗を少なくするために、油圧式ショベル10の走行中に駆動履帯40における張力を弛めるように構成される。
【0019】
履帯張力システム60は、リンキング部材72を通してそれに固定されたヨーク62を有する張力アクチュエータ66を含むことがある。図2および3に示されたように、遊動輪36はヨーク62に回転可能に連結される。駆動輪34から離れる、図1〜3の第1の方向26への、ヨーク62、引いては遊動輪36の動きは、駆動履帯40の張力を大きくする。逆に、駆動輪34に向かう第2の方向28への、ヨーク62、引いては遊動輪36の動きは、駆動履帯40の張力を小さくする。
【0020】
図3および4に示された例示的実施形態において、張力アクチュエータ66は、油圧シリンダハウジング68と、ハウジング内に位置付けられ、かつ遊動輪36に関連するヨーク62まで延びるリンキング部材72によって固定された反動ピストン76とを有する油圧シリンダであることがある。調整ピストン78もまた、シリンダハウジング68はフレームアセンブリ32に対して動けるように、シリンダハウジング68内の反対側の端部に可動に位置付けられ、リンキング部材70を通してフレームアセンブリ32に固定される。リンキング部材70、72は個別のピストン棒であるか、または対応するピストンと一体に形成されることがあることを理解されたい。
【0021】
張力アクチュエータ66は、シリンダハウジング68を大きさが等しいか、または等しくないチャンバに2分する壁69を含む。壁69は、シリンダハウジング68および反動ピストン76と協同して、反動チャンバ64を形成する。壁69はさらに、シリンダハウジング68および調整ピストン78と協同して、アクチュエータ調整チャンバ56を形成する。代替として、反動チャンバおよび調整チャンバは、相互連結された2つの別個のシリンダハウジングから形成されることがある。シリンダハウジング68の枠台アセンブリ32に対する位置は、調整ピストン78および壁69に作用する、アクチュエータ調整チャンバ56内の流体の量によって決定される。調整チャンバ56内の流体の増大した量が、壁69をピストン78から離れるように移動させて、結果としてハウジング68は枠台アセンブリ32および駆動輪34から離れるように第1の方向26に移動させる。
【0022】
グリースまたは油圧オイルのような、比較的に非圧縮性である流体が、シリンダハウジング68を再配置するために、整備中にチャンバ56に加えられるか、または抜き取られることがある。履帯チェーン42が伸びたり、または交換される時にハウジング68の位置を調整することによって、反動チャンバ64の一部を形成する壁69の位置もまた調整される。反動チャンバ64内の加圧流体が壁69に逆らって作用して、反動ピストン76を伸ばし、遊動輪36をハウジング68から離れるように移動させる。
【0023】
調整チャンバ56内の流体の量は、反動ピストン76およびリンキング部材72が完全に伸ばされる場合に、履帯チェーン42の弛みを実質的に取り除くために変更されることが好ましい。反動チャンバ64内の流体圧力が、いかなる外部の反動力も存在しない場合に、反動ピストン76およびリンキング部材72を完全に伸ばす所定圧力に調整されることが好ましい。無反動圧力とここで呼ばれる、完全に伸びた位置における反動チャンバの流体圧力は、それが反動し始めて、反動ピストン76を後退させる前に、遊動輪36に逆らって作用する必要がある最小の力に比例することを理解されたい。
【0024】
反動チャンバ64は、窒素のような加圧不活性ガス、加圧された圧縮性液体、または図示されたようにライン94を越えて充填油圧アキュムレータ90と流体連通する油圧オイルの一定量で充填されることがある。反動チャンバ64は、衝撃、あるいは履帯に捕らえられた岩または他の破片のような外力に対応する、駆動輪34に向かう第2の方向28への遊動輪36の反動を可能にするバネとして機能する。遊動輪36が28方向に跳ね返る時に、反動ピストン76の対応する動きが反動チャンバ64の大きさを小さくする。比較的に非圧縮性である油圧オイルの場合、流体は反動チャンバ64からアキュムレータ90へ流体ライン94を越えて押し込まれて、アキュムレータ90内のバネまたはガスチャンバを圧縮し、さらなる反動に対して対応する増大した流体圧力および抵抗を与える。
【0025】
駆動回路と流体連通する弁92が、圧力が所定値より低くなった場合に、反動チャンバを再充填するために任意に設けられることがある。例えば、弁92に至るパイロットライン93で利用できる流体圧力が、弁92の反対側のバネによって与えられる力より低下する場合に、弁は開いて、駆動回路54からの加圧流体がチャンバ64を再充填し、弁92を閉じることを可能にする。
【0026】
走行ピストン82が、油圧シリンダ68内に反動ピストン76に隣接して可動であるように位置付けられ、リンキング部材72の外周を囲むことがある。
走行ピストン82および油圧シリンダ68は協同して、走行ピストン82および反動ピストン76の、反動チャンバ64とは反対側に走行チャンバ74を形成する。
【0027】
駆動回路54は、駆動輪34を駆動するために源動力を供給する油圧モーター52に加圧流体を供給するように動作できる。駆動回路54によって供給された加圧流体の一部が弁92およびアクチュエータ66内の走行チャンバ74に連結された流体ライン98で受け取られるように、シャトル弁アセンブリ80がモーター52に並行に連結される。シャトル弁80は2方逆止め弁として動作して、かなりの量の加圧流体がモーター52を迂回して、モーターから動力を取り上げるのを防止する。例えば、駆動回路54の上端からシャトル弁80に入る流体(ここで簡単にするために、モーター52への前進流と呼ばれる)が、底の止め具を閉じ、アキュムレータ90および走行チャンバ74が受け入れることができるような流量だけを受け入れることができる。同じように、駆動回路54の底部からシャトル弁80に入る流れ(ここで簡単にするために、モーター52への逆流と呼ばれる)が、上端の止め具を閉じ、アキュムレータ90および走行チャンバ74が受け入れることができるような限られた寄生的流れを可能にするだろう。
【0028】
走行ピストン82は駆動回路から走行チャンバ74内への加圧流体の受け取りに応答して、反動ピストン76に接触し、反動ピストンを反動チャンバ64内へ強制的に後退させる。反動ピストン76の後退はまた、遊動輪36を駆動輪34に向かう第2の方向28へ動かして、走行中に履帯部品の磨耗を減らすために履帯張力をほぼ小さくする。反動ピストン76および遊動輪36が強制的に後退させられる距離が、走行ピストン82が走行チャンバ74内の加圧流体に応答して移動できる距離によって制限される。油圧シリンダ68は、油圧シリンダ68の端部96から離して走行ピストン82の伸長を制限する内部肩84を含むことがある。駆動回路54からの加圧流体の供給が走行中実質的に連続して行なわれるので、走行ピストン82は肩84に到達するまで伸び続け、それによって反動ピストンおよび遊動輪を所定の距離だけ、アクチュエータ66に供給される流体の量または圧力を制御する必要無しに後退させるだろう。
【0029】
反動ピストン76の強制的後退は、反動チャンバ64内に引き込まれた流体の圧力を大きくして、走行ピストンによる増大した力を必要として、さらなる後退を起こすことがある。走行チャンバ74内の加圧流体に向かう運動方向における走行ピストン82の表面積は、反動チャンバ64に向かう運動方向における反動ピストン76の表面積に比べて広いので、駆動回路54から供給された加圧流体によって与えられた後退力が増幅される。このピストン82および76による力の増幅が、弁92を通じてアキュムレータ90へ再充填することを困難にする可能性がある。このため、オリフィス(図示せず)をシャトル弁アセンブリ80と走行チャンバ74との間に設けて、反動ピストン76の速度を制限してもよい。
【0030】
加圧流体が駆動モーター52および流体ライン98にシャトル弁アセンブリ80を通してもはや供給されない場合に(すなわち、走行が停止される)、流体は走行チャンバ74から駆動回路54中へシャトル弁80を通して逆流して、走行チャンバを減圧し、走行ピストン82が油圧シリンダ68の端部96の方へ後退するのを可能にする。遊動輪36に反動力がない場合、次に走行ピストンの後退は、反動ピストン76およびリンキング部材72が無反動位置までいっぱいに伸びることを可能にする。
【0031】
(産業上の利用可能性)
例示的実施形態の掘削機に関して、駆動流体圧力が、回転台を通して追加の油圧流体または電気的ラインを設ける必要無しに履帯張力を小さくするために利用される。本機械が走行中に、駆動流体がアクチュエータの走行チャンバへ直接供給されて、走行ピストンを遊動輪に連結された反動ピストンに接触させ、それを強制的に後退させる。駆動回路からの加圧流体がない場合の後退位置における走行ピストンの運動が、油圧シリンダの端部によって制限され、伸長位置における走行ピストンの運動が、走行チャンバが加圧される場合に油圧シリンダ内に形成された肩によって制限される。したがって、反動ピストンおよびアイドルピストンは、駆動回路によって駆動モーターへ供給された加圧流体だけを用いて、機械走行中に所定の距離だけ強制的に後退させられることがある。後退位置においてさえも、反動ピストンは、遊動輪に対する外力に応答してさらなる反動を可能にすることがある。
【0032】
加圧駆動流体の走行ピストンへの直接供給が、遊動輪を弛めるための複雑な弁装置、または反動チャンバに利用できる圧力の低下の必要を無くす。遊動輪の無反動位置、ならびに反動応答もまた、本発明の示された実施形態によって駆動流体圧力と無関係に調整されることがある。
【0033】
本発明のいくつかの好ましい実施形態、およびそれを実行するいくつかの好ましい方法が本明細書に示され、説明されたが、本発明はそれに限定されず、請求の範囲内における他の方法で様々に具体化され、実施されることがあることが明確に理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の例示的実施形態を組み込んだ掘削機の側面図である。
【図2】図1の掘削機の下部走行体アセンブリの拡大部分切取側面図である。
【図3】本発明の例示的実施形態によるアクチュエータを利用する履帯張力アセンブリの略図である。
【図4】本発明の例示的実施形態によるアクチュエータの断面図である。
【符号の説明】
10 油圧式ショベル
12 油圧式バケツアセンブリ
14 ブームアセンブリ
16 ブームアーム
18 棒状アセンブリ
20 エンジン
22 運転室
24 回転台
26 第1の方向(離れる)
28 第2の方向(近づく)
30 履帯アセンブリ
32 フレームアセンブリ
34 駆動輪
36 遊動輪
38 中間ローラ
40 駆動履帯
40a 履帯アセンブリの第1の端部
40b 履帯アセンブリの第2の端部
42 無限履帯チェーン
52 油圧駆動モーター
54 駆動回路
56 アクチュエータ調整チャンバ
60 履帯張力装置
62 ヨーク
64 反動チャンバ
66 張力アクチュエータ
68 油圧シリンダハウジング
69 ハウジング68を2分する壁
70 リンキング部材(フレーム)
72 リンキング部材(車輪)
74 走行チャンバ
76 反動ピストン
78 調整ピストン
80 シャトル弁アセンブリ
82 走行ピストン
84 油圧シリンダ内の肩
90 油圧アキュムレータ
92 流体をアキュムレータに供給する弁
93 弁92を制御するパイロットライン
94 アキュムレータ、反動チャンバ、および弁92を連結する流体ライン
96 油圧シリンダの端部
98 走行チャンバを駆動回路に連結する流体ライン
Claims (3)
- 遊動輪と、駆動輪と、駆動輪および遊動輪の周りに巻き掛けられた駆動履帯と、駆動輪を進めるように動作可能である駆動回路とを有する履帯アセンブリ用の履帯張力アクチュエータであって、
油圧シリンダハウジングと、
前記シリンダハウジング内に位置付けられ、かつ前記遊動輪に連結された反動ピストンと、
前記シリンダハウジング内に位置付けられた走行ピストンとを備え、
前記シリンダハウジングおよび前記反動ピストンは、加圧される反動チャンバを形成し、反動ピストンを前記駆動輪から離れるように第1の方向に移動させ、
前記シリンダハウジングおよび前記走行ピストンは、駆動回路と流体連通する走行チャンバを画定し、前記走行ピストンは駆動回路からの加圧流体の受け取りに応答して、前記反動ピストンに接触し、前記反動ピストンを遊動輪から離れるように第2の方向に移動させる履帯張力アクチュエータ。 - 遊動輪と、駆動輪と、駆動輪および遊動輪の周りに巻き掛けられた駆動履帯と、駆動輪を進めるように動作可能である油圧モーターとを有する履帯アセンブリに張力を掛ける方法であって、
アクチュエータの反動ピストンを遊動輪に連結する工程であって、
アクチュエータは、シリンダハウジングと、反動チャンバと、走行チャンバと、走行チャンバと流体連通する走行ピストンとをさらに含む工程と、
反動チャンバに加圧して、履帯に張力を掛ける工程と、
加圧流体を油圧モーターに供給して、駆動輪を進める工程と、
油圧モーターへの加圧流体の前記供給に応答してアクチュエータの走行チャンバに流体を供給する工程と、
前記走行ピストンを動作させて、走行チャンバにおける前記流体の受け取りに応答して反動ピストンを強制的に後退させ、これにより反動ピストンの後退は履帯張力を小さくする工程とを含む方法。 - 駆動履帯と、
遊動輪と、
駆動輪と、
駆動輪に連結され、かつ駆動履帯を駆動輪および遊動輪の周りに進めるように動作可能である油圧モーターと、
加圧流体を供給して、前記油圧モーターを駆動するように動作可能である駆動回路と、
駆動履帯に張力を掛けるために遊動輪に連結された油圧アクチュエータとを備える履帯アセンブリであって、
前記アクチュエータは、油圧シリンダハウジングと、前記シリンダハウジング内に位置付けられ、かつ遊動輪に連結された反動ピストンと、前記シリンダハウジング内に位置付けられた走行ピストンとを含み、前記シリンダハウジングおよび前記走行ピストンは、駆動回路と流体連通する走行チャンバを画定し、前記走行チャンバは、前記走行ピストンを前記反動ピストンに接触させ、駆動回路からの流体の受け取りに応答して前記反動ピストンを遊動輪から離れるように第1の方向に移動させる履帯アセンブリ。
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