JPS5946692B2 - 材料の巻取方法および巻取装置 - Google Patents

材料の巻取方法および巻取装置

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JPS5946692B2
JPS5946692B2 JP14324074A JP14324074A JPS5946692B2 JP S5946692 B2 JPS5946692 B2 JP S5946692B2 JP 14324074 A JP14324074 A JP 14324074A JP 14324074 A JP14324074 A JP 14324074A JP S5946692 B2 JPS5946692 B2 JP S5946692B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は材料をマンドレルに巻き取る方法およびその装
置に関し、マンドレルに材料を押し付けて巻き取る方法
において、1巻き目の材料への設定押付力より2巻き目
以後の材料への押付力を小さくするようにしたことを特
徴とする材料の巻取方法および巻取装置に関するもので
、巻取材料に対する押付力が必要以上に大きくならない
ようにして経済的巻取および機械の保護をはかるように
したもので、特に巻取材料の厚さが大きい場合に効果が
著しいものである。
一般に、ホットストリップミルの材料が近年大型化し、
257llR程度の厚物まで巻取機で巻き取る必要が生
じている。
この為にはダウンコイラーにおいて押えロールの押付力
を強力にする必要があるが、材料が1巻するまでと1巻
後とでは必要押付力は異なり、従来は大きい方の押付力
に基いて押付力を定めて巻き取つていた。ところで従来
は材料が比較的小さかつたので機械設備および押えロー
ル押付力もそれ程大きくないため問題はなかつたが、厚
物を巻く場合にはその必要押付力は材料板厚の2乗に比
例するので必要押付力を大きくする必要が生じてくる。
このため従来のものでは単に力の増大のみでなく押付シ
リンダー等の押付装置は常に材料をおさえるようにセッ
トするので、マンドレルおよび押付装置を強固にしなけ
ればならず不経済になる。本発明はこのようなことを解
決するもので、本発明の材料の巻取装置の一実施例を第
1図について説明すると、1はマンドレルであつてこの
マンドレル1の前方に設けられた上ピンチロール2、下
ピンチロール3の間を通つて材料7がマンドレル1に巻
き取られる。
材料7をピッチングする上ピンチロール2にはその回転
量を取り出すことによつて材料7の移動速度を検出する
速度発電機4が取り付けられている。
8は第1押えロールであつて第1フレーム10に回転自
在に取り付けられており、その前力に位置してマンドレ
ル1の外面に沿う形状を有するエプロン9がさらに第1
フレーム10に取り付けられている。
第1フレーム10はピン31により図示しない他のフレ
ームに枢着されており、またシリンダー12のピストン
ロツド11がピン13で枢着されていて、マノドレル1
の方に押し付けられるようになつている。
15は第1フレーム10を巻取当初、第1押えロール8
とマンドレル1間に所定の隙間をもたせるためのアジヤ
ステイングロツドであつて、一端はピン14によつて第
1フレーム10に枢着されており、他端にはストツパ一
16を有している。
ストツパ一16はアーム17の一端に固定されており、
アーム17の中間はピン18を中心に回動するようにな
つており、アーム17の他端にはロツド20がピン21
で枢着されており、ロツド20はアクチユエータ一19
に結合されている。したがつて、アクチユエータ一19
の動きによつてストッパ一16の位置が変るようになつ
ている。図示しないアクチユエータ一駆動装置によりア
クチユエータ一19を作動させ、アーム17を回動して
アジヤステイングロツド15のストツパ一16を変位さ
せると、第1押えロール8とマンドレル1との間の隙間
を任意の大きさにすることができ、各種の厚板に隙間の
大きさを適合させることができるようになつている。一
方、前述したシリンダー12には後述する圧力変化装置
24より圧力流体が供給されていて、第1押えロール8
は常にマンドレル1の方に押されるようになつている。
上ピンチロール2と第1押えロール8との間において、
材料7が通る経路をはさんでフオトセル発信器5とフオ
トセル受光器6とが設けてあつて、材料7の先端7′の
通過を検知し、演算装置22に信号を送るようになつて
いる。
演算装置22にはさらに上ピンチロール2に取り付けて
ある速度発電機4より材料7の通過速度が入力さ法演算
装置22では材料7の先端位置がエプロン9の部分を通
過する時期を算出するようになつている。
従つて、上記速度発電機4とフオトセル発信器5とフオ
トセル受光器6と演算装置22とによつて材料7の先端
位置計測装置が構成されている。更に演算装置22は演
算結果を指令装置23に送り、指令装置23は演算結果
を判断し、圧力変化装置24(または後述する第2図の
切換装置25)に指令を出すようになつている。又指◆
を受けた圧力変化装置24は、それのアクチユエータ一
であるシリンダー12に増減圧の指令を出すようになつ
ている。上述の圧力変化装置24の詳細を第3図につい
て述べると、該圧力変化装置24はポンプ33側とポン
プ40側の2つの圧力系列を有し、ポンプ33側の力が
ポンプ40側よりも圧力が高くなつているものとする。
ポンプ33,40はそれぞれモーター32,39で7駆
動され、アキユムレータ一34,41に蓄圧するように
なつている。
そしてアキユムレータ一34,41は、パイプ42,4
3によつてソレノイドバルブ35に結合されており、ソ
レノイドバルブ35はソレノイド36によつて切り換え
られ、パイプ42,43のうちの一方の圧力流体をパイ
プ43′を経てシリンダー12の作動切換用ソレノイド
バルブ37に送るようになつている。作動切換用ソレノ
イドバルブ37はパイプ44,44′によつてシリンダ
ー12の両端に接続されており、ソレノイド38によつ
て作動切換用ソレノイドバルブ37を切り換えることに
より、シリンダー12に対する圧力流体の給排が切り換
えられるようになつている。次に第2図は本発明の材料
の巻取装置の他の実施例を示すもので、これは第1図の
実施例と基本的に同様な構成であつて、マンドレル1、
第1押えロール8、エプロン9、第1フレーム10、ピ
ン13によつて第1フレーム10に枢着されたピストン
ロツド11、シリンダー12を有し、第1フレーム10
は図示しない他のフレームにピン31で枢着されている
ストツパーアーム27はピン28を中心として回動でき
るようになつていて、一端は第1フレーム10に接触で
きるようになつており、他端はアクチユエータ一である
シリンダー26のピストンロツド30にピン29によつ
て枢着されている。
上記シリンダー26と指令装置23との間には、切換装
置25が配設してあり、指令装置23は演算装置22の
演算結果を判断して上記切換装置25に指令を出し、該
切換装置25は指令を受けた後それのアクチユエータで
あるシリンダー26を作動させストツパーアーム27を
回動させるようになつている。上述の切換装置25の詳
細を第4図について述べると、押えロール8のフレーム
10の先端にはストツパーアーム27の一端が接触する
ようになつており、ストツパーアーム27は図示しない
フレームにピン28によつて回転可能に取り付けられて
おり、他端にはシリンダー26のピストンロツド30が
枢着されている。
圧力系列はモーター46によつて駆動されるポンプ45
、アキユムレータ一41、ソレノイドバルブ48、ソレ
ノイド49、パイプ50,5『,51等より成り、指令
装置23よりの指令によつてソレノイド49が作動し、
シリンダー26に対する圧力流体の給排を切り換えるよ
うになつている。
一方、シリンダー12側にはモーター53で1駆動され
るポンプ52、アキユムレータ一54、パイプ55、ソ
レノイド57によつて切り換えられるソレノイドバルブ
56、パイプ58が接続されている。
上述のような構成の第2図の実施例によればストツパー
アーム27等からなるストツパ一装置が第1図における
ストツパ一16、アーム17等の役割をも兼用できるた
め第1図の実施例に比し機構が簡素化できる。
尚第1図および第2図において、マンドレル1の周辺に
は、第1押えロール8のほかに、さらに第2押えロール
8′、第3押えロール8″(第1図参照)等があつて、
これらの押えロール8′,8″はいずれも第1押えロー
ル8と同様にフレームに回転自在に取り付けられており
、これらのフレームには第1フレーム10と同様にアク
チユエータ一機構が取り付けられており、これらのアク
チユエータ一には図示しない圧力変化装置または切換装
置が設けられている。
次に第1図について材料が巻き取られる状態を説明する
と、材料7が上ピンチロール2を通過して第1押えロー
ル8とマンドレル1との間に突入して来る。
マンドレル1と第1押えロール8との間には一般に隙間
が設けらへ巻き取る材料7の板厚によつてその量は異な
る。その調整はアクチユエータ一19を1駆動させるこ
とによりアーム17をピン18を中心に動かし、ストツ
パ一16、アジヤステイングロツド15、ピン14を介
して第1フレーム10をピン31を中心に回動させ、こ
れによつて第1フレーム10に枢支されている第1押え
ロール8を変位させて各板厚に対応する隙間を設定する
。突入して来た材料7の先端7′は第1押えロール8と
マンドレル1との間の隙間を通過し、エプロン9に案内
されながらマンドレル1の曲率近くに曲げられ、次の第
2押えロール8′に受けつがれ、これを連続することに
よつて材料7の先端7′はマンドレル1の外周で円形状
になり、1回りして第1押えロール8の所に来て材料7
の先端は、材料7の下に重なる状態になる。
この重なりの時、材料7はマンドレル1と第1押えロー
ル8とにはさまれ、第1押えロール8は常にシリンダー
12によりマンドレル1の方に押されているため、図示
しない駆動モーターによて回転されているマンドレル1
の回転力を材料7に伝えるための摩擦力が発生し、材料
7をマンドレル1の回転力でマンドレル1に巻き付ける
これの連続によつて材料7はマンドレル1に多層状に巻
き取ら粍材料7はコイル状となる。このように材料がコ
イル状に巻き取られる際の力の作用は、材料7の先端7
′が材料7の下に重なる前と、重なつた後とでは異なつ
て来る。
まず先端7′が材料7の下に重なる前の状態を説明する
。材料7はピンチロール2,3の間を通過し、ここであ
る程度材料7は曲げられて第1押えロール8とマンドレ
ル1との間の隙間に進入して来る。
そして材料7の先端7′はエプロン9に当接して第5図
に示す材料巻き初めの状態になる。この状態で材料7を
曲げるのに必要な力のバランスは、RM=RR+RAで
表わされる。
また第5図に示すような支点間距離とすると、材料7を
曲げるのに必要な力関係は、RR−11=了b−H2・
σ, ・・・・・・式(1)この関係からラツパロー
ル側、すなわち第1押えロール8、エプロン9の必要押
付力がきまつて来る。ここで押えロール8、エプロン9
、これらを支持しているフレーム10を総称して押付装
置と呼び、この押付装置は図示の実施例においては一体
構造のものを示したが、リンク等で結合してあるものに
してもよい。
材料7を曲げるには、ある力で押付装置をマンドレル1
側に押さえ付けることによつて材料7はマンドレル1に
沿つて曲げられる。
第5図中二点鎖線で示した材料の先端7′aは、材料7
の先端77が時経変化後のある時点の状態を示し、これ
より先は材料先端7′は第2押えロール8′に進行し、
第1押えロール8の押付装置におけると同様の材料曲げ
行程をくり返し、第3押えロール8″(第1図参照)へ
と進む。ここで材料7を曲げるに必要な力は、押付装置
にピン13で枢着されているピストンロツド11の他端
のシリンダー12に、マンドレル1側に常に押し付ける
ように圧力を加えることによつて生じさせる。
この押付力が不足すると材料7の曲げが不能と成り、押
付装置はシリンダー12側である後方に逃げて巻取り不
能となつてしまう。次に先端7′が材料7の下に重なつ
た後の状態を第6図について説明する。先端7′が材料
7の下に重なると先端7′の部分からは2重となり、シ
リンダー12からの押付力で第1押えロール8とマンド
レル1間に生じている摩擦力によつて材料7はさらにマ
ンドレル1に巻き込まれてマンドレル1に沿つて円形に
なるので、材料7はエプロン9とは接触しなくなり、エ
プロン9は曲げ作用には関係しなくなる。
この状態における押付力は次の関係になる。
4−ー”一ー゛ 〜゛一一゛−″− 押付装置の必要押付力はR′Rにより決定されるので、
式(3)よりで表わされ、この必要押付力は材料の先端
7′が材料7の下に重なつてから以降は連続的に必要と
なる。
尚、第6図中R′Mはマンドレル1側の反力支点位置を
示す。一方、先端7′が材料7の下に重なる以前の必要
押付力は、式(1),(2)よりで表わされ、その合力
RR+RAが必要押付力である。
ここで先端7′が材料7に重なる前と重なつた後との力
関係を比較すると、押付装置の各部材の配列およびその
大きさにもよるが、一般的にはt1+13,4中(1〜
2)・t1程度となるので、RRキR′R
・・・・・・式(7)RA−一(1〜2)RR
・・・・・・式(8)となる。
これより明らかなように、先端7′が材料7の下に重な
る前と重なつた後では、必要押付力は一般には重なる前
の力がRAだけ大きくする必要がある。
ところで従来一般に使用されている巻取装置は第7図に
示すようにシリンダー12に供給する圧力流体の系統に
は圧力変化装置が設けられておらず、またフレーム10
に対しても押付力の切換装置が取り付けられておらず、
押えロール8の押付力は一般に先端7′が材料7の下に
重なる以前の大きい押付力を規準とし、これによつてシ
リンダー12の押付力を決定して設定している。
この押付力では先端7′が材料7の下に重なつた2巻目
以降においては過大となるが、巻取に必要な押付力以上
であるので材料7をマンドレル1に巻くことは可能であ
るが、必要以上の過大な押付力を常時生じさせておくこ
とはエネルギーのロスであり、また過大な押付力は機械
系の故障につながるか、または機械系を必要以上に大き
くする必要があり不経済と成る欠点がある。本発明は以
上の欠点を除き、押付力を経済的にすると共に機械を保
護し、厚い材料も巻き取れるようにしたものである。
即ち、本発明の材料の巻取方法の一例を再び第1図につ
いて説明すると、まず材料7の先端7′が上ピンチロー
ル2を通過してフオトセル発信器5の箇所を通ると、こ
れによつてフオトセル受光器6は材料先端7′の通過を
検知し、その信号を演算装置22に送る。
一力、上ピンチロール2に結合された速度発電機4によ
つて上ピンチロール2の回転量を知り、この信号を演算
装置22に送る。
この信号を受けた演算装置22では速度発電機4からの
信号によつて材料7の速度を演算し、またフオトセル受
光器6からの信号で材料先端7′の位置を知るのとフオ
トセル受光器6の位置から各押えロール8,8′,8″
の距離は機械配置上で決定されるので、材料7の速度よ
り材料先端7′の時間経過時における先端位置を演算す
る。いま材料7が第1押えロール8に達している間は、
先端7′をマンドレル1にそつて曲げるためにシリンダ
ー12の力を大きくするため、材料先端7′が押付装置
を通過してしまうまで次の如き制御をする。
すなわち、第3図においてシリンダー12を高圧回路に
接続するため、ソレノイドバルブ35のソレノイド36
を第3図に示す0Nの状態から0FFにすることにより
、高圧のポンプ33側の高圧の圧力流体はパイプ42か
らソレノイドバルブ35を通り、パイプ43′を介して
シリンダー圧力切変用ソレノイドバルブ37、パイプ4
4を経てシリンダー12に供給される。
この時には第3図に示すようにソレノイド38を0Nの
状態にしておく。材料先端7′が押えロール8、更には
エプロン9を通過するとソレノイドバルブ35のソレノ
イド36を0FFにし、ポンプ40側の低圧回路に切り
換えることによりシリンダー12に供給される圧力流体
を低圧にして押付力を少くする。
この圧力切換の時期は、前述したように材料先端7′が
その押付装置を通過したことを演算装置22によつて計
算し、これを基にして指令装置23より電気信号でソレ
ノイド36を0Ns0FFし、結局第1図における圧力
変化装置24を切り換えることになる。第2図に示す実
施例においては、演算装置22で計算した結果から指令
装置23より切換装置25に指令し、シリンダー26を
作動させてストツパーアーム27がフレーム10を押す
ことを解除する。
シリンダー12には、材料先端7′が材料7の下に重な
つてから以降に必要な押付力に相当する圧力流体を供給
しておくことによつて、先端7′が材料7の下に重なつ
てから後の押付力はシリンダー12によつて与えられ、
材料曲げ仕事を連続的に行つて材料7をマンドレル1に
コイル状に巻き取ることができる。尚、既存設備におけ
るマンドレルの一般設計上の疲労強度から考えれば、マ
ンドレルに材料を巻付ける過程において、1巻き目だけ
大きな押付力を与えることは何ら問題が生じない。
次に第4図の切換装置の作用について説明する。
モーター46で駆動されるポンプ45によりアキユムレ
ータ一41に圧力流体を蓄積しておき、パイプ51でソ
レノイドバルブ48に連結し、パイプ50,5『により
シリンダー26の圧力源とする。指令装置23よりスト
ツパーアーム27の解放指令が出ると、ソレノイドバル
ブ48のソレノイド49が0FFとなつて第4図に示す
位置から切り換えられ、シリンダ′−26にはピストン
ロツド30をストツパーアーム27の方に押すように圧
力流体が供給さねストツパーアーム27はピン28を中
心に回転してフレーム10から離れるので、シリンダー
26からの拘束力は無くなり、シリンダー12によつて
生ずる押付力のみとなる。
尚、第3図及び第4図において、材料7の巻太りに応じ
てシリンダー12の内圧が高くなることを防止するため
に、所要位置にリリーフ弁を設け設定圧力を一定に保持
することは油圧技術として常識なので図示を省略した。
以上の説明は第1押えロール8を中心に説明したが、第
2押えロール8′、第3押えロール87においても同様
の作用が行なわれ、また押えロールの数が変つていても
同様の作用が行なわれる。
第1図においてフオトセル発信器5、フオトセル受光器
6はセンサーの一例であつて、他のセンサーを使用する
こともできる。指令装置23は演算装置22の演算結果
より材料先端7′が押付装置を通過し終るとソレノイド
36またはソレノイド49に電気信号を送るためのもの
である。
以上説明したように、本発明の材料の巻取方法によれば
、既存の設備の疲労強度から考えれば押付力を一時的に
大きくすることが可能であるから、1巻き目の材料の設
定押付力より2巻き目以後の材料の押付力を小さくする
ことにより、従来より厚い材料を巻取ることが可能とな
る。
又これによつて、過剰な力が常時作用しなくなり、機械
系の保護になると同時にエネルギーのロスがなくなる。
又、本発明の材料の巻取装置によれば、押付装置に供給
する圧力を変化させる圧力変化装置や、押付装置を拘束
、解除するストツパ一装置を設け、且つこれらの装置を
正確なタイミングで作動させるよう、材料の先端が押付
装置の箇所を通過する時期を計測する材料先端位置計測
装置と該計測装置からの信号に基づき上記圧力変化装置
やストツパ一装置を作動させる指令装置を設けたので、
押付装置の材料への1巻き目の設定押付力より2巻き目
以後の押付力を小さくできる。従つて、既存設備の一部
の改良のみによつて、過剰な力が常時作用しなくなり機
械系の保護を図り得られ、同時にエネルギーのロスがな
くなる効果があ−る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の機器配置図、第2図は本発
明の他の実施例の機器配置図、第3図は圧力変化装置の
系統図、第4図は切換装置の系統図、第5図は材料の巻
初めの状態を示す拡大図、第6図は材料が1巻した巻取
時の拡大図、第7図は従来の機器配置図である。 1はマンドレル、4は速度発電機、5はフオトセル発信
器、6はフオトセル受光器、7は材料、8は押えロール
、9はエプロン、10はフレーム、12はシリンダー、
22は演算装置、23は指令装置、24は圧力変化装置
、25は切換装置、26はシリンダーを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 マンドレルに材料を押し付けて巻き取る方法におい
    て、1巻き目の材料への設定押付力より2巻き目以後の
    材料への押付力を小さくするようにしたことを特徴とす
    る材料の巻取方法。 2 マンドレルの周辺に設けられ材料をマンドレルに押
    し付ける押付装置と、該押付装置の材料への1巻き目の
    設定押付力より2巻き目以後の押付力を小さくするよう
    、該押付装置に供給する圧力を変化させる圧力変化装置
    と、材料の先端が前記押付装置の箇所を通過する時期を
    計測する材料先端位置計測装置と、該計測装置からの信
    号に基づき上記圧力変化装置を作動させる指令装置とを
    有することを特徴とする材料の巻取装置。 3 マンドレルの周辺に設けられ材料をマンドレルに押
    し付ける押付装置と、該押付装置の材料への1巻き目の
    設定押付力より2巻き目以後の押付力を小さくするよう
    、該押付装置を拘束、解除するストッパー装置と、材料
    の先端が前記押付装置の箇所を通過する時期を計測する
    材料先端位置計測装置と、該計測装置からの信号に基づ
    き上記ストッパー装置を作動させる指令装置とを有する
    ことを特徴とする材料の巻取装置。
JP14324074A 1974-12-13 1974-12-13 材料の巻取方法および巻取装置 Expired JPS5946692B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0572383U (ja) * 1992-03-06 1993-10-05 堅田電機株式会社 物品の真空吸着装置の真空解除手段

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