JPS5946681B2 - 厚板圧延における平面形状修正方法 - Google Patents
厚板圧延における平面形状修正方法Info
- Publication number
- JPS5946681B2 JPS5946681B2 JP3705481A JP3705481A JPS5946681B2 JP S5946681 B2 JPS5946681 B2 JP S5946681B2 JP 3705481 A JP3705481 A JP 3705481A JP 3705481 A JP3705481 A JP 3705481A JP S5946681 B2 JPS5946681 B2 JP S5946681B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolling
- steel plate
- shape
- corner
- planar shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/38—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling sheets of limited length, e.g. folded sheets, superimposed sheets, pack rolling
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は厚鋼板圧延において、幅出し圧延時に発生す
る形状不良からくる切捨量を少なくするための平面形状
修正方法に関する。
る形状不良からくる切捨量を少なくするための平面形状
修正方法に関する。
一般に厚鋼板を圧延するに際し、鋼板幅を確保するため
、鋼片を成形圧延後９００回転して幅方向の圧延を行な
ういわゆる幅出し圧延を行なう。
、鋼片を成形圧延後９００回転して幅方向の圧延を行な
ういわゆる幅出し圧延を行なう。
この幅出し圧延は所要回数数パス行なわれるが、幅出し
圧延後の鋼板は中央部が大きくタイコ状となるものであ
る。
圧延後の鋼板は中央部が大きくタイコ状となるものであ
る。
第１図は幅出し圧延後の鋼板形状を示す図である。
１はトップ部の幅であり、２は中間部の幅、３はボトム
部の幅である。
部の幅である。
このような形状の幅出し後の鋼板を仕上圧延して仕上鋼
板となし厚鋼板を採寸すると、中間部のふくらみ部は切
捨量となり歩留を低下させる。
板となし厚鋼板を採寸すると、中間部のふくらみ部は切
捨量となり歩留を低下させる。
特に鋼片をシャーにより剪断する場合シャーの抑圧によ
り発生するシャーダレ、あるいは鋼片の疵手入れのため
局部的に削り取った鋼片から幅出し圧延を行なうと、そ
の隅角部は通常の隅角形状とならず形状不良となり隅角
部が欠落したものが出来るため、この鋼板から規定寸法
の鋼板幅を確保するためにはその分だけ幅出し幅を多く
行なう必要があり切捨量が多くなる欠点がある。
り発生するシャーダレ、あるいは鋼片の疵手入れのため
局部的に削り取った鋼片から幅出し圧延を行なうと、そ
の隅角部は通常の隅角形状とならず形状不良となり隅角
部が欠落したものが出来るため、この鋼板から規定寸法
の鋼板幅を確保するためにはその分だけ幅出し幅を多く
行なう必要があり切捨量が多くなる欠点がある。
発明者等は、このような隅角部の形状修正法について種
々検討した。
々検討した。
この隅角部の形状修正法の１つとして本出願人が特願昭
５２−１６００９５号として提案した幅出し圧延方法が
ある。
５２−１６００９５号として提案した幅出し圧延方法が
ある。
この方法は、幅電し圧延において、鋼板の噛込みが鋼板
の１つの隅角から始まるように圧延軸に対して鋼板が適
肖に傾斜する姿勢で圧延し、次いで前記隅角及びその対
角線上の隅角を除く１つの隅角から噛込みが始まるよう
にして所要回数繰返すことを特徴とするものである。
の１つの隅角から始まるように圧延軸に対して鋼板が適
肖に傾斜する姿勢で圧延し、次いで前記隅角及びその対
角線上の隅角を除く１つの隅角から噛込みが始まるよう
にして所要回数繰返すことを特徴とするものである。
すなわち鋼板を両対角線に沿って斜め圧延するものであ
る。
る。
この方法は前述したタイコ状に幅出し圧延されるのを防
止して正常の隅角部形状を得るためには効果ある方法で
ある。
止して正常の隅角部形状を得るためには効果ある方法で
ある。
しかしながら前述したシャーダレあるいは局部的な疵取
りによる特定の隅角部のみの形状不良を修正することは
不可能である。
りによる特定の隅角部のみの形状不良を修正することは
不可能である。
この発明はこのような特定個所の隅角部の形状不良ある
いは欠落等においても形状修正が可能な方法でその要旨
とするところは、厚板圧延において、幅出し圧延後の鋼
板をその隅角部から噛込みが始まるよう圧延軸に対して
傾斜する角度で途中まで圧下したのち通常の仕上圧延を
行なうことを特徴とするものである。
いは欠落等においても形状修正が可能な方法でその要旨
とするところは、厚板圧延において、幅出し圧延後の鋼
板をその隅角部から噛込みが始まるよう圧延軸に対して
傾斜する角度で途中まで圧下したのち通常の仕上圧延を
行なうことを特徴とするものである。
以下図面にもとづいて説明する。
第２図は、この発明の実施態様を示す図である。
■は、成形圧延後の鋼片を示す。
図中４はシャーダレあるいは疵取り（こより欠落した不
良形状の隅角部を示すものである。
良形状の隅角部を示すものである。
Ｈは、幅出し圧延後の鋼板形状を示すもので、図中４は
隅角部が円形状となり欠落したものである。
隅角部が円形状となり欠落したものである。
この鋼板をターンテーブル等により、隅角部４から噛込
みが始まるよう圧延軸に対して傾斜する角度に鋼板を回
転する。
みが始まるよう圧延軸に対して傾斜する角度に鋼板を回
転する。
■は、鋼板の姿勢を示すもので線５は圧延軸である。
この姿勢で所定の圧下量で途中まで圧下する。図中、４
部をＬ長さだけ圧下するものである。
部をＬ長さだけ圧下するものである。
欠落していた隅角部４は４Ｉの形状となり、平面形状は
修正される。
修正される。
■は仕上圧延の姿勢を示すもので通常の仕上圧延を行な
えば正常な形状の隅角４′をもった鋼板が得られるもの
である。
えば正常な形状の隅角４′をもった鋼板が得られるもの
である。
上記した圧下量と圧下長さは、隅角部の形状不良の状況
によって変化させる。
によって変化させる。
第３図は隅角部の拡大図である。
４は修正前の不良形状の隅角部である。
４′は工状な形状の隅角部である。すなわち４を４１に
修正する必要がある。
修正する必要がある。
そのための圧下量と圧下長さは、下記関係式がなりたつ
。
。
但し、△Ｈ：圧下量 （ｍｍ ）
Ｈ：鋼板厚さ （闘）
Ｌ：圧下長さ （ａｍ ）
１：修正長さ （龍）
すなわち例えばＨ＝６０ｍｍ厚さの鋼板をその修正長さ
Ｌｏｏｍｍ張り阻させるためには、上記式により圧下量
ＬＯｍｔｎ、圧下長さ５００關行なえば１００ｍｍ隅角
部が修正され正常な隅角部が成形されるものである。
Ｌｏｏｍｍ張り阻させるためには、上記式により圧下量
ＬＯｍｔｎ、圧下長さ５００關行なえば１００ｍｍ隅角
部が修正され正常な隅角部が成形されるものである。
実施例
２２０朋ｘ１８００關Ｘ２０００朋の鋼片でその隅角部
に疵があったため庶子入れを行なった鋼片を熱間圧延し
幅出し圧延を行ない１３０ｍｍ厚の鋼板としたが、その
隅角部は欠落した形状不良の鋼板であった。
に疵があったため庶子入れを行なった鋼片を熱間圧延し
幅出し圧延を行ない１３０ｍｍ厚の鋼板としたが、その
隅角部は欠落した形状不良の鋼板であった。
この鋼板の隅角部を本発明修正方法によって修正した。
まずこの鋼板隅角部は、修正長さ１は１３０ｍｍであっ
た。
た。
この鋼板を圧延軸に対し傾斜する角度にターンテーブル
で回転し、圧下量△Ｈ２３ｍｉ圧下長さ６００關圧下し
たのち仕上圧延を行い５０ｍｍ厚の仕上鋼板となし２４
００朋巾の鋼板を採寸したがその切捨量は１１％であっ
た。
で回転し、圧下量△Ｈ２３ｍｉ圧下長さ６００關圧下し
たのち仕上圧延を行い５０ｍｍ厚の仕上鋼板となし２４
００朋巾の鋼板を採寸したがその切捨量は１１％であっ
た。
比較のため同様の鋼片から従来性なっていたように隅角
部修正を行なわず、幅出し圧延によって鋼板幅を圧延し
たのち仕上圧延を行ない同様の鋼板を採寸したところそ
の切捨量は１３％であった。
部修正を行なわず、幅出し圧延によって鋼板幅を圧延し
たのち仕上圧延を行ない同様の鋼板を採寸したところそ
の切捨量は１３％であった。
以上のようにこの発明修正方法は、幅出し圧延後の隅角
部の平面形状修正が各個に実施できるため、従来幅出し
幅を余分に行なって鋼板幅を確保していたものがなくな
りその切捨量は大幅に向上するものである。
部の平面形状修正が各個に実施できるため、従来幅出し
幅を余分に行なって鋼板幅を確保していたものがなくな
りその切捨量は大幅に向上するものである。
第１図は幅出し圧延後の鋼板形状を示す図、第２図はこ
の発明実施態様を示す図、第３図は隅角部の拡大図であ
る。 １・・・・・・トップ部の幅、２・・・・・・中間部の
幅、３・・・・・・ボトム部の幅、４・・・・・・形状
不良の隅角部。
の発明実施態様を示す図、第３図は隅角部の拡大図であ
る。 １・・・・・・トップ部の幅、２・・・・・・中間部の
幅、３・・・・・・ボトム部の幅、４・・・・・・形状
不良の隅角部。
Claims (1)
- １ 厚板圧延において、幅出し圧延後の鋼板をその隅角
部から噛込みが始まるよう圧延軸に対して傾斜する角度
で途中まで圧下したのち通常の仕上圧延を行なうことを
特徴とする厚板圧延における平面形状修正方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3705481A JPS5946681B2 (ja) | 1981-03-14 | 1981-03-14 | 厚板圧延における平面形状修正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3705481A JPS5946681B2 (ja) | 1981-03-14 | 1981-03-14 | 厚板圧延における平面形状修正方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57152304A JPS57152304A (en) | 1982-09-20 |
| JPS5946681B2 true JPS5946681B2 (ja) | 1984-11-14 |
Family
ID=12486851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3705481A Expired JPS5946681B2 (ja) | 1981-03-14 | 1981-03-14 | 厚板圧延における平面形状修正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5946681B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104772338A (zh) * | 2014-01-13 | 2015-07-15 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种厚板轧制平面形状控制方法 |
-
1981
- 1981-03-14 JP JP3705481A patent/JPS5946681B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57152304A (en) | 1982-09-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5946681B2 (ja) | 厚板圧延における平面形状修正方法 | |
| JP3298730B2 (ja) | 表面欠陥の少ないオーステナイト系ステンレス鋼板の製造方法 | |
| JP2863402B2 (ja) | 熱間圧延による表面疵の少ない鋼板の製造方法 | |
| JPH0357284Y2 (ja) | ||
| JP2604518B2 (ja) | 厚鋼板の矯正方法 | |
| JPS6268608A (ja) | 厚板圧延方法 | |
| JPH0320002Y2 (ja) | ||
| JPH0357283Y2 (ja) | ||
| JP3606249B2 (ja) | 形鋼の圧延方法 | |
| JPS6150045B2 (ja) | ||
| JPS5837043B2 (ja) | 形鋼の圧延方法 | |
| JPH09108704A (ja) | Ｈ形鋼の熱間圧延方法 | |
| JPH03161101A (ja) | 分塊圧延方法 | |
| JP2863425B2 (ja) | エッジ部表面疵発生を抑制する熱延鋼板の幅圧延方法 | |
| SU1142195A1 (ru) | Способ производства профилей высокой жесткости | |
| JPS601082B2 (ja) | 厚板圧延方法 | |
| JPH02112801A (ja) | フランジ付き形鋼のユニバーサル圧延方法と圧延機 | |
| US1885861A (en) | Method of making rails | |
| JP2863407B2 (ja) | 表面欠陥の少ないステンレス鋼板の製造方法 | |
| JPS61273203A (ja) | 厚板圧延方法 | |
| JPS6150043B2 (ja) | ||
| JPH07265903A (ja) | 薄肉ウエブｈ形鋼の製造方法 | |
| JPS5835762B2 (ja) | ブル−ム圧延方法 | |
| JPH0755321B2 (ja) | プレスによる幅圧下材の成形方法および装置 | |
| JPS60261601A (ja) | フランジ先端部形状の整つたｈ形鋼の製造方法 |