JPS5945009B2 - 蒸着フイルムの製造装置 - Google Patents

蒸着フイルムの製造装置

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JPS5945009B2
JPS5945009B2 JP50125038A JP12503875A JPS5945009B2 JP S5945009 B2 JPS5945009 B2 JP S5945009B2 JP 50125038 A JP50125038 A JP 50125038A JP 12503875 A JP12503875 A JP 12503875A JP S5945009 B2 JPS5945009 B2 JP S5945009B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は金属または非金属を表面に真空蒸着積層した熱
可塑性合成樹脂フィルムの連続製造装置に関する。
従来の合成樹脂フイルムの表面に金属(以下非金属も含
んで意味する)等を真空蒸着する蒸着フイルムの製造装
置は、予め所定の長帯状の形状に製造されたフィルムを
ロール状に巻取り、これを真空槽内に収容し、真空槽を
所定の真空度に排気してから同一槽内に配置してある巻
取りロールに巻取りながら、その途中に配置された蒸気
源上を通過せしめてフイルム表面に真空蒸着を行い、蒸
着完了後に真空槽に大気を導入して蒸着フイルムを巻取
つた巻上りロールを取出するバツチ式装置により行つて
おり、非常に生産性の低い装置であり、よつて製品コス
トも高いものであつた。
ところで、大気中にあるフイルムをエアーシールを介し
て真空槽に導入し、かつ蒸着後の製品をエアーシールを
介して大気中に取出し、これらを連続的に行うことによ
り連続真空蒸着を実施することは理論的に可能であるこ
とは知られているが、エアーシールに大容量の真空ポン
プを必要とし、またエアーシール部において高速の空気
流を伴うので、薄く強度の小さい合成樹脂フイルムには
適さず、フィルム取出し時に蒸着膜がこわれ易い欠点が
ある。しかし、最近では特に断熱材、装飾材、包装材等
に低価格の蒸着フィルムが要求されており、高生産性を
有し、しかも薄く強度の小さいフイルムでも蒸着できる
製造装置が要請されている。
本発明はこのような従来装置の欠点と現在の要請に答え
るべく発明されたものである。すなわち、本発明の目的
は、フイルムの押出し、蒸着、巻取りを夫々所要の真空
度の中で連続して行い、厚いフィルムから薄く強度の小
さいフイルムまで広範囲のものを高速で蒸着できて生産
性が高く、密封保護した耐久性の優れているフイルムを
製造できる蒸着フイルムの製造装置を提供するにある。
本発明装置に使用できる熱可塑性合成樹脂材料は、例え
ばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニール、
ポリ塩化ビニリデン、ポリスチロール、ポリスチレン、
ポリエステル、ポリカーボネート、アセテート、サーリ
ンその他押出し成形ができしかもフイルム化が可能な熱
可塑性合成樹脂であり、押出成形による場合には1μか
ら100μ程度の厚さにする。
上記材料をベースとして共押出成形する場合は、1/1
0μから5μ程度の厚さのフイルムを形成する。
そのフイルムの材料としては、サーリンに対してナイロ
ン、ポリプロピレン等を、低密度ポリエチレンに対して
高密度ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポ
リプロピレン等を、高密度ポリエチレンに対してはエチ
レン酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン等を、ポリ塩
化ビニリデンに対してエチレン酢酸ビニル共重合体等を
夫夫組合せて使用する。尚、この他にアイオノマーエチ
レンアクリル酸エステル共重合体、等も使用可能である
。このような厚さに成形されているフイルムに蒸着され
る金属としては、アルミニウム、クローム、鉄、銅、亜
鉛、錫等が適用され、鉄においては1〜5μの厚さ、そ
の他の金属では50λ〜2000λ程度の厚さに蒸着さ
れる。
また、非金属としては、炭素、酸化珪素、二酸化珪素、
二酸化チタン、硫化亜鉛、フツ化マグネシウム等を使用
する。本発明において1層のフイルム層に金属(以下非
金属も含んで意味する)を蒸着する場合は、低真空(大
気圧以下から10−2T0rr)中で押出機から熱可塑
性合成樹脂フイルムを押出し、このフイルムを冷却ロー
ルにより冷却しながら多数の漸減圧室を経て高真空(約
10−4T0rr以上)中に導き、この高真空中におい
てフイルムの表面に金属真空蒸着を行い、その後少なく
とも一室以上の漸増圧室を経て後部処理室に導入する。
押出成形する室から蒸着室まで真空度を段階的に高めて
いるので、空気排出作用によるフイルムへの弊害は皆無
となり、真空ポンプは小型のものを高効率で使用できる
これは蒸着後方に配備した漸増圧室についても同様であ
る。2層のフイルム層間に蒸着金属を媒体として強固に
結合したフイルムを製造する場合は、フイルム面に蒸着
されている金属表面に更にフイルムを押出成形によりコ
ーテングするだけでよい。
フイルム層が1層の場合も2層の場合も同様に巻取りロ
ールに巻取られる。この巻取る機構も真空槽内に配置さ
れている。フイルムを巻取るロールもフイルムが巻取ら
れた巻上りロールもエアーロック弁を介して真空槽を出
入りさせるので、真空槽内をいちいち大気圧にした後、
巻取りロールを取出すという必要がないので、フイルム
製造は巻取りロール1個分に限ることなく連続製造され
る。尚、以下の説明では1台の押出機から押出成形され
るフイルムを1層というが共押出成形機を使用すれば2
層となり、よつて本発明方法では2層のフィルムから5
層のフイルムまで製造することができる。
次に本発明蒸着フイルムの製造方法を実施するための装
置を図面に基いて説明する。
1は真空槽2の外部に位置する第1押出機であり、所要
の樹脂材料を導入パイプ3をTダイ4へ送り、Tダイの
スリツトから冷却ロール5のロール面ヘフイルム状に押
出す。
この第1押出機1は公知のものであり、そのTダイ4は
真空槽2内に位置し、この部分は排気系によつて大気圧
以下から10−2T0rrの真空状態にされている。
真空槽2の内部は各工程に必要な真空度になるように多
数の真空ポンプ(図示せず)に連通する排気口を有する
排気系が形成されている。冷却ロール5の後方には2個
のロール6,7が配置されており、これらのロールと多
数のシール部材8・・・・・・によつて多数の漸減圧室
9A,9B,9C,9D,9Eが形成されている。
これらの漸減圧室には夫々別個に排気係が接続されてお
り、冷却ロール5からロール6,7を通つてコーテング
ロール11へ移送されるフイルム10ぱ漸次減圧されて
いる室を通つてコーテングロール11へ達する。
この漸減圧室は10−1〜10−2T0rrの真空度か
ら10−4T0rrの真空度にまで上げており、多数の
エアーシールされた室に区分されているので、空気排出
時に大きな気流を発生させることなく、かつ小型の真空
ポンプで効率よく真空にできる。前記シール部材8とロ
ール又はフイルム面との間隙は数百μであり、各漸減圧
室はほぼ完全に隔離している。
3個のロール5,6,7によつてコーテングロール11
へ送られかつ所定の厚さに形成されたフイルムにはコー
テングロール11の下方に位置する蒸気発生装置12か
ら蒸発してくる所要の金属が付着する。
前記蒸気発生装置12は公知のものであり、これを配置
してある蒸着室13は約10−4〜10−5T0rrの
高真空度に維持されている。金属蒸着中のフイルム10
はその裏面、すなわち蒸着裏面はコーテングロールによ
つて冷却されている。
コーテングロール11の後方には4個のロール15,1
6,17,18が配置されており、口ール15,16は
シール部材19・・・・・・と共に後部漸増圧室20・
・・・・・を形成し、ロール17,18は重層フイルム
冷却用のロールである。
後部漸増圧室20・・・・・・は蒸着室13の高真空中
から巻取り位置の低真空中へ移送するフイルム10に大
圧力差による弊害を与えないように漸次真空度を低下さ
せるために設けており、その目的は前部の漸減圧室9・
・・・・・と同様である。すなわち、真空槽2内部は大
気圧以下から10−2T0rr程度の真空度で良いが蒸
着室13は10−4〜10−5T0rrの高真空度にし
なければならず、しかもその蒸着室のみを高真空度にす
るのは大容量の真空ポンプを必要として装置が大型にな
りかつ効果が悪いので、蒸着室の両側から真空度を漸次
少しづつ上げて蒸着室で所要の真空度になるように構成
している。尚、前記シール部材8・・・・・・,19・
・・・・・のロール側端部はその詳細を図示していない
が、揺動可能又は進退自在に形成されており、フイルム
先端の導入を容易にしている。合成樹脂フイルム10の
片面に蒸着物質を蒸着するだけであれば、ロール16か
ら巻取り機構21ヘフイルムを送れば良いのであるが、
剥離し易い蒸着物質の場合、又ぱ必要に応じて蒸着物質
の上に更にフイルムをコーテングすることがある。
22は蒸着物質を挟んで2層の合成樹脂フイルムを積層
したサンドイツチ形状のフイルムを形成するために第3
層となるフイルムを押出す押出機であり、この押出機2
2のTダイ23のみが真空槽2内に配置されている。
Tダイ23のスリツトから押出されて蒸着後のフイルム
10に積層されたフイルムは冷却ロール17,18によ
つて冷却され、ガイドロール25,26を介して巻取り
機構21へ送られる。巻取り機構21は巻取りロール3
0を回転させてフイルム10を巻取る機構であり、巻取
りロール30はフィルムの走行速度と同期して回転し、
フイルム巻終りに近ずくと後方位置(新巻取りロール3
1の位置)へ移動する。
そして巻取りロール30に一定量のフイルムが巻取られ
るとカッタ32によつて切断されて巻上りロールとなる
。巻取りロールの後方移動とともに新巻取りロール31
は矢印34方向へ前方位置(巻取りロール30の位置)
に移動し、巻取りロール30と入れ替る。巻取りロール
30に巻取られていたフイルムがカツタ32によつて切
断されると、フイルムの先端はただちに新巻取りロール
31によつて巻取られる。これによつて、連続して蒸着
されてくるフイルムは連続的に新しい巻取りロールに巻
取られる。新巻取りロール31の位置へ移動して来た巻
上りロールは、真空槽2の下部に配置されている取出し
機構35のマジツクハンド36によつて取出され、更に
この取出し機構35の出口37から大気中へ取出される
38,39は夫々エアーロツク弁を示しており、真空槽
2内に配置されかつ大気に開放される取出し機構35の
気密を保つている。
前記巻上りロールが取出された後には、その位置に新巻
取りロール31がロール供給機構41によつて供給され
る。
ロール供給機構41はロール収納部42から落下して来
るロールをマジツクハンド43でつかんで、真空槽2内
へ新巻取りロール31として供給する機構であり、この
機構も真空槽2内に位置し、エァーロック弁44,45
によつて気密が保持されており、所定の真空度になつて
いる。51,52はフイルム押出成形によつて生じるフ
イルムの両側縁を切断して再使用するための再生機構で
あり、合成樹脂フイルム層を1層のみ形成する場合は機
構51のみ、任意に設けられる押出機22を設けて2層
のフイルム層を形成する場合は機構52のみ夫々設ける
機構51ぱスリツタ53、ピンチロール54T55、押
出機56とから成り、スリツタ53はロール6と共働し
てフィルムの両側縁を切断し、その切断された線状材は
ピンチロール54,55に案内されて押出機56へ送ら
れる。
前記線状材は押出機56によつて溶解されて再使用され
る。機構52は機構51と同一であり、そのスリツ夕は
ロール18と共働する。この再生機構によつて、フイル
ムが走行中であつてもその両側縁を切断でき、よつて装
置の連続運転が可能であり、切断した線状材を再使用す
るので経済的である。
本発明装置によれば、一の真空槽内でフィルム押出成形
から真空蒸着、巻取りまで連続して行なうことができ、
従来のバツチ式装置あるいはその他の連続真空蒸着装置
に比べて、画期的な連続高速製造が可能となり、生産性
を向上させることができる。
更に、厚いフイルムから薄いフイルムまで広範囲のフイ
ルムへの蒸着が可能となり、また蒸着層を挟んで2層の
フイルム層を形成したサンドイツチ形状に形成すること
もできる。また、金銀糸用、装飾用、ホイル用、ラベル
、包装材料の他に、コンデンサー等の電子・電気材料、
磁気記録テープ、虹彩膜材、感光材料等の多用途のフイ
ルムを製造できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明蒸着フイルムの製造方法を実施するための
蒸着フィルムの製造装置の全体説明図である。 1,22・・・・・・押出機、2・・・・・・真空槽、
4,23・・・・・・Tダイ、5,6,7,15,16
,17,18・・・・・・ロール、8,19・・・・・
・シール部材、9・・・・・・漸減圧室、10・・・・
・・フイルム、11・・・・・・コーテングロール、1
2・・・・・・蒸気発生装置、13・・・・・・蒸着室
、20・・・・・・漸増圧室、21・・・・・・巻取り
機構、30・・・・・・巻取りロール、35・・・・・
・取出し機構、41・・・・・・ロール供給機構、51
,52・・・・・・再生機構、53・・・・・・スリツ
タ、56・・・・・・押出機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a)低真空中で熱可塑性合成樹脂フィルムを押し
    出す押出機と(b)前記押出機から押し出された熱可塑
    性合成樹脂フィルムを冷却する少なくとも1つの冷却ロ
    ールと(c)前記冷却ロールを包囲し且つ前記押出機の
    真空度よりも高真空である少なくとも1つの漸減圧室と
    (d)前記漸減圧室の真空度よりも高真空であり且つ前
    記冷却ロールによつて冷却された熱可塑性合成樹脂フィ
    ルムの表面に対し金属または非金属の真空蒸着を行なう
    蒸気発生装置と(e)前記蒸気発生装置によつて真空蒸
    着中の前記熱可塑性合成樹脂フィルムの裏面を冷却する
    コーテングロールと(f)前記蒸気発生装置の真空度よ
    りも低真空であり且つ前記真空蒸着のされた熱可塑性合
    成樹脂フィルムの通過される少なくとも1つの漸増圧室
    と(g)前記漸増圧室の後部に配置され且つ真空蒸着後
    前記漸増圧室を通過せしめられた熱可塑性合成樹脂フィ
    ルムを巻き取り巻取終了時に熱可塑性合成樹脂フィルム
    を切断する巻取機構とを備えてなることを特徴とする蒸
    着フィルムの製造装置。 2 (a)低真空中で熱可塑性合成樹脂フィルムを押し
    出す第1の押出機と(b)前記第1の押出機から押し出
    された熱可塑性合成樹脂フィルムを冷却する少なくとも
    1つの冷却ロールと(c)前記冷却ロールを包囲し且つ
    前記第1の押出機の真空度よりも高真空である少なくと
    も1つの漸減圧室と(d)前記漸減圧室の真空度よりも
    高真空であり且つ前記冷却ロールによつて冷却された熱
    可塑性合成樹脂フィルムの表面に対し金属または非金属
    の真空蒸着を行なう蒸気発生装置と(e)前記蒸気発生
    装置によつて真空蒸着中の前記熱可塑性合成樹脂フィル
    ムの裏面を冷却するコーテングロールと(f)前記蒸気
    発生装置の真空度よりも低真空であり且つ前記真空蒸着
    のされた熱可塑性合成樹脂フィルムの通過される少なく
    とも1つの漸増圧室と(g)前記漸増圧室を通過した熱
    可塑性合成樹脂フィルムの蒸着面に熱可塑性合成樹脂を
    押し出してコーテングを行なう第2の押出機と(h)前
    記第2の押出機の後部に配置され且つ前記第2の押出機
    によりコーテングの行なわれた熱可塑性合成樹脂フィル
    ムを巻き取り巻取終了時に熱可塑性合成樹脂フィルムを
    切断する巻取機構とを備えてなることを特徴とする蒸着
    フィルムの製造装置。 3 (a)低真空中で熱可塑性合成樹脂フィルムを押し
    出す第1の押出機と(b)前記第1の押出機から押し出
    された熱可塑性合成樹脂フィルムを冷却する少なくとも
    1つの冷却ロールと(c)前記冷却ロールを包囲し且つ
    前記第1の押出機の真空度よりも高真空である少なくと
    も1つの漸減圧室と(d)前記漸減圧室の真空度よりも
    高真空であり且つ前記冷却ロールによつて冷却された熱
    可塑性合成樹脂フィルムの表面に対し金属または非金属
    の真空蒸着を行なう蒸気発生装置と(e)前記蒸気発生
    装置によつて真空蒸着中の前記熱可塑性合成樹脂フィル
    ムの裏面を冷却するコーテングロールと(f)前記蒸気
    発生装置の真空度よりも低真空であり且つ前記真空蒸着
    のされた熱可塑性合成樹脂フィルムの通過される少なく
    とも1つの漸増圧室と(g)前記漸増圧室を通過した熱
    可塑性合成樹脂フィルムの蒸着面に熱可塑性合成樹脂を
    押し出してコーテングを行なう第2の押出機と(h)前
    記第1の押出機もしくは第2の押出機に付設され熱可塑
    性合成樹脂フィルムの両側縁をスリツタで切断整形し且
    つ切断片を溶解して再使用する再生機構と(i)前記第
    2の押出機の後部に配置され且つ前記第2の押出機によ
    りコーテングの行なわれた熱可塑性合成樹脂フィルムを
    巻き取り巻取終了時に熱可塑性合成樹脂フィルムを切断
    する巻取機構とを備えてなることを特徴とする蒸着フィ
    ルムの製造装置。 4 (a)低真空中で熱可塑性合成樹脂フィルムを押し
    出す押出機と(b)前記押出機から押し出された熱可塑
    性合成樹脂フィルムを冷却する少なくとも1つの冷却ロ
    ールと(c)前記冷却ロールを包囲し且つ前記押出機の
    真空度よりも高真空である少なくとも1つの漸減圧室と
    (d)前記漸減圧室の真空度よりも高真空であり且つ前
    記冷却ロールによつて冷却された熱可塑性合成樹脂フィ
    ルムの表面に対し金属または非金属の真空蒸着を行なう
    蒸気発生装置と(e)前記蒸気発生装置によつて真空蒸
    着中の前記熱可塑性合成樹脂フィルムの裏面を冷却する
    コーテングロールと(f)前記蒸気発生装置の真空度よ
    りも低真空であり且つ前記真空蒸着のされた熱可塑性合
    成樹脂フィルムの通過される少なくとも1つの漸増圧室
    と(g)前記漸増圧室の後部に配置され且つ真空蒸着後
    前記漸増圧室を通過せしめられた熱可塑性合成樹脂フィ
    ルムをロールに巻き取り巻取終了時に熱可塑性合成樹脂
    フィルムを切断する巻取機構と(h)前記巻取機構に対
    し熱可塑性合成樹脂フィルムの巻回されていないロール
    を供給するロール供給機構と(i)前記巻取機構から熱
    可塑性合成樹脂フィルムの巻回されたロールを取り出す
    取出機構とを備えてなることを特徴とする蒸着フィルム
    の製造装置。 5 (a)低真空中で熱可塑性合成樹脂フィルムを押し
    出す第1の押出機と(b)前記第1の押出機から押し出
    された熱可塑性合成樹脂フィルムを冷却する少なくとも
    1つの冷却ロールと(c)前記冷却ロールを包囲し且つ
    前記第1の押出機の真空度よりも高真空である少なくと
    も1つの漸減圧室と(d)前記漸減圧室の真空度よりも
    高真空であり且つ前記冷却ロールによつて冷却された熱
    可塑性合成樹脂フィルムの表面に対し金属または非金属
    の真空蒸着を行なう蒸気発生装置と(e)前記蒸気発生
    装置によつて真空蒸着中の前記熱可塑性合成樹脂フィル
    ムの裏面を冷却するコーテングロールと(f)前記蒸気
    発生装置の真空度よりも低真空であり且つ前記真空蒸着
    のされた熱可塑性合成樹脂フィルムの通過される少なく
    とも1つの漸増圧室と(g)前記漸増圧室を通過した熱
    可塑性合成樹脂フィルムの蒸着面に熱可塑性合成樹脂を
    押し出してコーテングを行なう第2の押出機と(h)前
    記第2の押出機の後部に配置され且つ前記第2の押出機
    によりコーテングの行なわれた熱可塑性合成樹脂フィル
    ムをロールに巻き取り巻取終了時に熱可塑性合成樹脂フ
    ィルムを切断する巻取機構と(i)前記巻取機構に対し
    熱可塑性合成樹脂フィルムの巻回されていないロールを
    供給するロール供給機構と(j)前記巻取機構から熱可
    塑性合成樹脂フィルムの巻回されたロールを取り出す取
    出機構とを備えてなることを特徴とする蒸着フィルムの
    製造装置。 6 (a)低真空中で熱可塑性合成樹脂フィルムを押し
    出す第1の押出機と(b)前記第1の押出機から押し出
    された熱可塑性合成樹脂フィルムを冷却する少なくとも
    1つの冷却ロールと(c)前記冷却ロールを包囲し且つ
    前記第1の押出機の真空度よりも高真空である少なくと
    も1つの漸減圧室と(d)前記漸減圧室の真空度よりも
    高真空であり且つ前記冷却ロールによつて冷却された熱
    可塑性合成樹脂フィルムの表面に対し金属または非金属
    の真空蒸着を行なう蒸気発生装置と(e)前記蒸気発生
    装置によつて真空蒸着中の前記熱可塑性合成樹脂フィル
    ムの裏面を冷却するコーテングロールと(f)前記蒸気
    発生装置の真空度よりも低真空であり且つ前記真空蒸着
    のされた熱可塑性合成樹脂フィルムの通過される少なく
    とも1つの漸増圧室と(g)前記漸増圧室を通過した熱
    可塑性合成樹脂フィルムの蒸着面に熱可塑性合成樹脂を
    押し出してコーテングを行なう第2の押出機と(h)前
    記第1の押出機もしくは第2の押出機に付設され熱可塑
    性合成樹脂フィルムの両側縁をスリツタで切断整形し且
    つ切断片を溶解して再使用する再生機構と(i)前記第
    2の押出機の後部に配置され且つ前記第2の押出機によ
    りコーテングの行なわれた熱可塑性合成樹脂フィルムを
    ロールに巻き取り巻取終了時に熱可塑性合成樹脂フィル
    ムを切断する巻取機構と(j)前記巻取機構に対し熱可
    塑性合成樹脂フィルムの巻回されていないロールを供給
    するロール供給機構と(k)前記巻取機構から熱可塑性
    合成樹脂フィルムの巻回されたロールを取り出す取出機
    構とを備えてなることを特徴とする蒸着フィルムの製造
    装置。
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